1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:30:35.46 ID:wIRhUmqK0
佐天「実際、可愛い人の眼球なら部屋に飾っておきたいよね」ウンウン

佐天「もちろんブサイクの眼球なんて要らないよ」

佐天「もし御坂さんみたいに可愛い人の眼球を自分の部屋に永久保存できるって考えたら…」

佐天「年齢を重ねない一番可愛い時の御坂さんの眼球を、その目は私だけを見ていて、私だけがその眼球を部屋に飾って独り占めできて…」ゾクゾク

佐天「…私が御坂さんの唯一の人になれるのかぁ」カァァ

佐天「苦しむ御坂さんも可愛いだろうし、生涯そのことに怯える御坂さんも可愛いだろうなぁ…」ワクワク

佐天「…うん!御坂さんの眼球を舐めてみたい!!」グッ

佐天「……」

佐天「……絶対犯罪だよね」

佐天「やめよ。…御坂さんは友達だし」

佐天「…なんで私こんな能力なんだろ…」

佐天「……」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:32:09.76 ID:wIRhUmqK0
佐天「…あ、初春からメール来てる」

佐天「ファミレスでパフェを食べていたら白井さんと御坂さんが偶然来たので、せっかくなので佐天さんも一緒に食べませんか?かぁ」

佐天「…御坂さんもいるんだ…」

佐天「なんか変な妄想したあとで罪悪感…」

佐天「……ま、暇だしいこっか」テクテク


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:32:48.25 ID:wIRhUmqK0
佐天「やっほー初春ー!」フリフリ

初春「あ、佐天さん!どうぞこちらに」

佐天「ありがとー!」

美琴「やっほー、佐天さん」フリフリ

黒子「や、やっほーですの」フリフリ

初春「ぷっ」

黒子「…くっ、なんなんですの初春」カァァ

佐天「みんな楽しそうだねー」ニコッ

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:33:55.53 ID:wIRhUmqK0
初春「……そういえば今日、身体検査があったんですよね」モグモグ

初春「佐天さんはどうでした?」モグモグ

美琴(……初春さん)

黒子(ちょ…初春……)

佐天「うん、能力者になってたよ」モグモグ

美琴「軽っ!?」

黒子「ちょ、なんで言ってくれませんの!?」

佐天「それも大能力者に近い強能力者だってさ」モグモグ

美琴「す、すごいじゃない佐天さん!」

黒子「ど、どういうことですの!?」

初春「へえ。すごいですね」モグモグ


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:36:24.02 ID:wIRhUmqK0
初春「なんて能力ですか?」モグモグ

佐天「……え、…その…」

初春「え?」

美琴「…ねぇ、教えて、佐天さん!」ワクワク

黒子「そうですのよ!それだけの実力者なら恥ずかしがることはありませんの!」ワクワク

佐天「……そ、そうですかね?」テヘヘ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:37:00.85 ID:wIRhUmqK0
佐天「私の能力は…」

美琴「うんうん!」

佐天「…眼球を綺麗に抉り取れる能力、レベル3です!」ドーン

美琴「 」

黒子「 」

初春「へえ。すごい能力ですね」モグモグ



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:41:13.29 ID:wIRhUmqK0
美琴「……」チラッ

黒子「……」チラッ

美琴「……」コクッ

黒子「……」コクッ

初春「……」モグモグ

美琴「……佐天さん、その能力の詳細はわかる?」

佐天「え、はい」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:41:44.32 ID:wIRhUmqK0
佐天「能力の有効範囲は私の手が届くとこまでです」

佐天「相手の顔に触れることができるなら、相手が気付くことすらできない早さで相手の眼窩に指を入れ」

佐天「眼球をとても綺麗な無傷で取り出すことができるんです!」

佐天「あくまで能力を使う方に意識するので、抉り取る意識はしません」

佐天「指に感触は残りますが気付くと綺麗な眼球は私の手のひらに乗っているそうですよ」

佐天「使ったことはないですけどね」ニコッ

美琴「……」ゴクッ

黒子「……」ゴクッ

初春「あ、ライチ(レイシ)をひとつ追加でお願いします。舌の上で転がしたい気分なんです」モグモグ


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:51:08.66 ID:wIRhUmqK0
「あれ。御坂さん?白井さん?」

佐天さんは固まっている2人に声を掛けました。2人の表情はこわばっており数分間時が止まっているように見えました。
なにか恐ろしいものを見てしまったかのように。得体のしれないものに睨まれて動けないかのように。

「御坂さーん。」

不安そうな表情の佐天さんは御坂さんの方に手を延ばしました。その長く美しい指先は御坂さんの顔の方に延びていきました。御坂さんは動きませんでした。
御坂さんの頬をそっと撫でました。

御坂さんの目が少しだけ大きく見開いた気がしました。

佐天さんがほんの少しだけ微笑んだ気がしました。



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:53:09.80 ID:wIRhUmqK0
初春「佐天さんっ!!」

佐天「わっ!?急にどうしたの、初春」

初春「……」チラッ

美琴「……あ…」ドキドキ

初春「いえ、なんでもないですよ」モグモグ

美琴「…さ、佐天さん。とりあえず能力、本当におめでとう!」

黒子「お、おめでとうですの!あとでお祝いをぜひさせてくださいまし……」

佐天「えへへ…そんな…。…ありがとうございます」ニコッ


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 23:58:42.80 ID:wIRhUmqK0
初春「……佐天さんに質問なんですが」

佐天「うん、なに?」

初春「佐天さんはその能力を強化する気はありますか?」

佐天「…強化できるの?」キョトン

初春「何度も使用することによって能力を上げるってことです」

佐天「……だよね」

初春「反復することによって能力は強くなっていくんです。…佐天さんは、その能力を使うつもりなんですか?」

佐天「……」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:07:51.37 ID:jUjW3rXE0
佐天「……あはは、そうだね…。……私は…この能力は使わないつもりだよ」

初春「…そうですか」

佐天「……うん。そりゃ、私だって今日の身体検査でレベル3って言われた時は嬉しかったよ」

佐天「……けどね、危なすぎるもん」

佐天「……使いたくないもん」ニコッ

初春「……」

美琴「……」

黒子「……」

初春「…ごちそうさまでした。佐天さん、一緒に買い物に行きませんか?」

佐天「…今から?」

初春「はい、今からです。白井さん、ここにお代は置いておくのでよろしくお願いします」スクッ

美琴「え、私たちは…」

初春「またあとでお願いします。さて、佐天さん行きましょう!」グイッ

佐天「……うん」

黒子「…いってらっしゃいですの…」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:11:35.52 ID:jUjW3rXE0
美琴「…初春さん…どうしたのかな」

黒子「…わかりませんの」

美琴「……」

黒子「……」

美琴「……なんか怖かったね」

黒子「…はい。…ただ、初春にはきっと何か考えがありますの」

美琴「なんで分かるの?」

黒子「勘ですの」

美琴「…そっか」

黒子「……初春…」



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:22:37.95 ID:jUjW3rXE0
佐天「ちょっと、初春?急にどうしたの?」スタスタ

初春「……」テクテク

佐天「…ねぇ、初春ってば…」

初春「…佐天さん」ピタッ

佐天「ん?」

初春「……佐天さんは本当に、能力を使いたくないんですか?」

佐天「…うん」

初春「……本当に、使ってみたいって思ったことがないんですか?」

佐天「…初春怖いよ…あんまり睨まないで…」

初春「……佐天さん」

佐天「……使いたいって思ったことは…あるけど、使うわけにはいかないじゃん…」

初春「……」

佐天「……なによ…」


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:32:42.43 ID:jUjW3rXE0
初春「…ねぇ、佐天さん。一緒に暮らしませんか?」

佐天「……へ?」

初春「プロポーズですよ!」

佐天「ちょ、ちょっと!どうしたらそうなるの!?」カァァア

初春「…ダメですか?」

佐天「いや、ダメじゃないけど、なんでさ!?」アタフタ

初春「……監視下に置きたいからです」

佐天「え」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:33:42.74 ID:jUjW3rXE0
初春「佐天さんは今は不安定なんです。突然能力を持って、しかもレベル4に近いレベル3」

佐天「…そうだけどさ、私は大丈夫…」

初春「力があるって分かってから、何か考えが変わりませんでしたか?」

初春「その力を自分の欲望のために使いたい衝動にかられたことはありませんでしたか?」

初春「……お願いします。私と一緒に暮らしてください」ペコッ

佐天「…わけわかんないよ…」

初春「どうしてもやりたくなったら、いつでも私の目をくり抜いてください。…ですから、佐天さん。私が安心して見てられるようになるまでお願いします」

佐天「……」

佐天「…分かったよ。私が自制できる子だって証明するためにも」ショボーン

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:36:52.59 ID:jUjW3rXE0
初春「では荷物を纏めてきますね、私の部屋にくるわけにはいきませんから。佐天さんの家にいきます」

佐天「…えっと…私は…」

初春「部屋の掃除でもしといてください!見られて恥ずかしいものがあっても知りませんよ?」

佐天「そ、そんなものないよ!」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:40:40.56 ID:jUjW3rXE0
黒子「初春は勘のいい子ですの」

美琴「…へぇ」

黒子「正義感は人一倍強く、誰かのためになら自分が犠牲になれる子ですの」

美琴「…ふーん…」

黒子「……たぶん、佐天さんから何かを感じたんですわ」

美琴「…確かに佐天さんはいつもと雰囲気が違ったけどさ…」

黒子「……初春は、佐天さんが道を踏み外さないためにはどんなことでもしますのよ。力を急に持った人がどうなるか、頭のいい彼女なら分かってますの」

美琴「…随分と信頼してるのね」

黒子「だって私のパートナーですもの」

美琴「……」

黒子「お姉様の望みとあれば、ぜひとも今晩にでもお姉様と夜のパートナーの契約を」サワサワ

美琴「要らん!!」ビリビリ

黒子「あふん」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:45:02.55 ID:jUjW3rXE0
初春「佐天さーん!」トントントン

佐天「初春早くない!?」ガチャッ

初春「最低限の荷物だけ持って来ました!」

佐天「……んー。どうぞ入ってー」

初春「はーい、お邪魔しまーす」

佐天「えっと…こっちが初春の」

初春「わぁ、佐天さんのいい匂いのするベッドです!!」モフッ

佐天「ちょ、こら!!」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:52:20.97 ID:jUjW3rXE0
数ヶ月後

初春「ただいまー」ガチャッ

佐天「おかえり初春。今日もジャッジメントお疲れ様ー」

初春「相変わらず大変ですよ…」

佐天「まだ夕飯作ってないけど、先にお風呂にする?」

初春「……!今日こそ佐天さんと一緒に入ります!」ハイッ

佐天「冗談はやめてよー…」

初春「…ねぇ、久しぶりに一回ダメですか?」

佐天「…うーん……」

初春「……」ジーーーー

佐天「…わかったよ。お風呂のスイッチ押してくる」スタスタ

初春「わーい!」




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 00:57:32.84 ID:jUjW3rXE0
初春「それまでテレビでも見て…」

佐天「初春、ちゃんと手洗いうがいしなさい!」

初春「…うー、分かってますよ…」

佐天「これでよし…。初春の洗濯物は…」

初春「ちょっと、佐天さん!面白い番組がやってますよー!」

佐天「え、どれ?」テクテク

初春「これです!あ、佐天さんの膝の上に座らせてください!」

佐天「…もう…。初春日に日に甘えん坊になってくるよ…」ストン

初春「…はいっ!」ストン

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:00:29.62 ID:jUjW3rXE0
佐天「……ねぇ、初春?」

初春「なんですか?」

佐天「…私たちが2人で暮らしてるのって、初春が私の監視をするためだったよね?」

初春「……そうですね」

佐天「…私のこと、まだ信用してないの?」

初春「いえ、信用してますよ?」

佐天「……初春帰っちゃうの?」

初春「…帰りませんよ?」

佐天「……」

初春「……」



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:08:49.65 ID:jUjW3rXE0
佐天「…そっか。いつも一緒にいてくれてありがと、初春」

初春「私も、佐天さんと一緒にいるのが大好きですよ?」

佐天「……もう、恥ずかしいなぁ!」フフッ

初春「…ねぇ、佐天さん…」

佐天「………あ!お風呂!!さ、初春入るよ!」

初春「 」

佐天「…どうしたの、初春」

初春「…なんでもないですよ」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:10:09.52 ID:jUjW3rXE0
私は能力を数ヶ月間一度も使用しなかった。
こんなに使用しないとどうなるかというと…能力はレベルが1つ下がってた。
まぁ使わない能力だし問題ないよね。能力の代わりに別の幸せを手に入れちゃったみたい。
初春には「佐天さんはお嫁さんレベル6ですよ!神の領域です!」って褒められちゃうし。

お母さん、私は毎日楽しく過ごしてます。



初春と同棲ED



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:16:24.85 ID:jUjW3rXE0
>>42

佐天「……あはは、そうだね…。……私は…この能力は使わないつもりだよ」

初春「…そうですか」

佐天「……うん。そりゃ、私だって今日の身体検査でレベル3って言われた時は嬉しかったよ」

佐天「……けどね、危なすぎるもん」

佐天「……使いたくないもん」ニコッ

初春「……」

美琴「……」

黒子「……」

佐天「…ごめん、変な空気にしちゃったね…」

初春「いえ、使わないって聞いて安心しました」

佐天「……あ、そういえば今日アケミたちと遊ぶ約束してたんだった!」スクッ

佐天「ごめんね、また会おうね!みんな今日はありがと!」ダッ

初春「あっ…佐天さん…」



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:23:13.89 ID:jUjW3rXE0
佐天「……そりゃ…私の能力は危険だけどさ…」テクテク

佐天「……怯えたり…その上使わないって聞いて安心する必要ないじゃん…」グスッ

佐天「…私だって……この学園都市にきて…能力開発受けて…でもずっと無能力者だったけど……頑張ってきたんだよ……」グスッ

佐天「……どうしよ…」トボトボ

ドンッ

「いてッ!」

佐天「いたっ」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:27:25.61 ID:jUjW3rXE0
スキルアウト「……どこ見て歩いてんだ!」

佐天「ひっ!ご、ごめんなさい!!」

スキルアウト「……あぁいてぇ!どうやって落とし前つけてくれるんだよ!!」

佐天「ごめんなさいごめんなさい!!あの、お金なら…」

スキルアウト「……お金はいらねぇよ」グイッ

佐天「ひっ…!!」

スキルアウト「…代わりに楽しませてくれよ」

佐天「嫌…嫌っ!!!」フルフル



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:31:31.07 ID:jUjW3rXE0
スキルアウト「なにが嫌だぁ!?黙って俺に…」

佐天(なんで…なんで私ってダメな子なんだろ…)

佐天(努力しても…頑張っても…ただ道を歩いててもダメ…)

スキルアウト「聞いてんのか!?」

佐天「……うっさい」

スキルアウト「…あぁ?」

佐天「……左目」グリッ

スキルアウト「……あ?」

スキルアウト「……え?……ぁ…ぃでぇぇええええええ!!!!」


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:38:15.04 ID:jUjW3rXE0
佐天「………汚っ」

佐天「…ほら、返してあげる」ポイッ

スキルアウト「ぁ゛ぁぁぁあ!?な、なに…許さねぇ!!許さねええええ!!」ブンッ

佐天「無能力者風情が私に何の用なの?」グリッ

スキルアウト「…あっ!?…ああ…」

スキルアウト「…見えねぇ……見えねぇ…」

佐天「こっちも返すね」ポイッ

佐天(……私、今強いんだ)

佐天(今まで暴力の前では何もできなかったけど…。今の私は自由だ)テクテク


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:42:43.95 ID:jUjW3rXE0
初春「……佐天さん!佐天さん!」ハァハァ

佐天「…あ、初春だ。どうしたの?」

初春「…佐天さん…探しました…」ハァハァ

佐天「何の用?」

初春「……さっきの…ファミレスの続きなんです。飛び出していったので…」

佐天「……何の用?」

初春「不安なんです。…佐天さんは本当に、能力を使いたくないんですか?」

佐天「……」

初春「……本当に、使ってみたいって思ったことがないんですか?」

佐天「…初春怖いよ…あんまり睨まないで…」

初春「……佐天さん」

佐天「……ううん、頭ん中ごちゃごちゃしててよくわかんない…」

初春「……」

佐天「……なによ…」



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:50:17.89 ID:jUjW3rXE0
初春「…佐天さん。私は佐天さんを心配してるんです」

佐天「……」

初春「…やめてくださいね、犯罪をするのは。私もジャッジメントですし佐天を捕まえたくなんかありません」

佐天「……」

初春「…佐天さん、聞いてるんですか!?どこ見てるんですか!!」ガシッ

佐天「…初春…」

佐天「…説教やめて…」

初春「やめませんよ。約束してください、危ないことはしないって!」

佐天「………………」

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:53:15.35 ID:jUjW3rXE0
佐天「……初春」

初春「はい」

佐天「…初春って可愛いよね」

初春「…なにいってるんですか」

佐天「…怒ってる時の初春の目つきも好きだよ」

佐天「真摯に、私だけを見ててくれる、いつもと違う真面目な目つき」

初春「……ちょっと…佐天さん……?」

佐天「可愛くて大好きだよ」グリッ

初春「…っ!?」



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 01:56:54.50 ID:jUjW3rXE0
初春「……あ゛ぁぁあ!?目が…ッ!!ぃだぃ………」ヘタッ

佐天「わーい、初春の眼球だ」

佐天「かわいいなぁ。早く家に帰って保存しとこっと」

初春「ざでんざん!!!まっでください!!!!!」

佐天「ころころ。かわいいなぁ」テクテク

佐天「えへへ」

初春「ざでんざん!!!!」



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 02:00:34.62 ID:jUjW3rXE0
佐天「このビーカーに入れて…ラベルは、初春…と」

佐天「……うん、素晴らしい出来だ」

佐天「…これが初春の目かぁ…」

佐天「……うふふ」

佐天「……」

佐天「……物足りないなぁ」

佐天「…もっと取りにいこっと」



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 02:09:57.66 ID:jUjW3rXE0
佐天「…弱いくせに私に説教するのが悪いんだよ…」フラフラ

佐天「……可愛い子いないかなぁ…」

佐天「……御坂さんのが欲しいなぁ」

佐天「…御坂さんは強いから……」

小萌「あの…」

佐天「……ん?」

小萌「…大丈夫ですか?…なにか、思い詰めてる目をしてますよ?私が相談に乗りましょうか?」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 02:13:14.62 ID:jUjW3rXE0
佐天「は…ははっ!相談…ですか?」

小萌「はい」

佐天「こんな道路で幼女に相談するなんて参ったねぇ…」ハハハ

小萌「…今のあなたは…普通じゃないですよ。相当危ない目をしてます」

佐天「……へぇ」

小萌「…何か、あったんですか?」


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 02:23:27.75 ID:jUjW3rXE0
佐天「…そうだね。まず私はレベル3の能力者、佐天涙子だよ」

小萌「そうですか。私は月詠小萌です」

佐天「小萌ちゃんかぁ、かわいいなぁ」ナデナデ

小萌「……それで、どうかしたんですか?」

佐天「…いやぁ、私ね、頑張って能力者になったの」

小萌「はい、レベル3なんていっぱい努力したんですね」

佐天「でしょ?それなのに、レベル1の友人が私に説教してくるんだよ。私に能力使うなって」

小萌「……う、うーん…」

佐天「私だって頑張ったのに、みんな怖がるし説教するし、わけわかんないよね」

佐天「なんかさ、嫌んなっちゃってさ…」

小萌「……あの、友人さんにわけがわからないって…。…これだけの情報じゃなんとも言えませんが…佐天ちゃんは大変だとは思いますが…本当にそれは友人さんだけが問題あるんですか?」

佐天「…え」


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 02:35:48.01 ID:jUjW3rXE0
小萌「…友人に対してレベル1とか、言っちゃダメだと思うんです。レベルなんて関係ない」

佐天「……」

小萌「…友人の言葉にも耳を傾けてくださいね」

佐天「……そっか。ありがと、小萌ちゃん」

小萌「いえいえ、あとは何か…」

佐天「……」グリッ

小萌「……へっ」

佐天「説教は私より偉かったり年上になってからしようね」ニコッ

小萌「…ぃぃ゛ぃいいい」

佐天「なんか可愛い子の目って特別な感じするよね…」




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 02:47:28.95 ID:jUjW3rXE0
佐天「……」テクテク

佐天「ふふふっ」

佐天「…私強いなぁ…」

佐天「努力もしない低レベルはクズってのは本当だったんだなぁ」

佐天「……もういいや」



107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/29(水) 02:57:57.30 ID:jUjW3rXE0
学園都市の無能力者低能力者の眼球だけが奪われる事件が多発した。
監視カメラによってすぐに犯人は佐天涙子と断定。佐天涙子の自宅に多くのアンチスキルが到着。

呼び出しに対して佐天涙子は抵抗の様子もなく玄関から出てきて、何かを咀嚼していた。

「…初春、美味しいよ…」


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