1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:24:46 8oA2vO1U
ただの夢日記です
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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:25:21 8oA2vO1U
母「……。」スッ
母はカレーを差し出した。
目の前には、髪の毛やらホコリやらがをどっさり乗ったカレー。
それをスプーンですくい、そして口の中に入れた。
俺は何も疑問を感じない、
ほこりまみれのカレーをひたすら口に入れた。
3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:26:08 8oA2vO1U
父「ハァハァハァハァハァ」
妹「……」
男「……」
妹と父が している。それをじっと見つめていた。
4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:26:48 8oA2vO1U
委員長「……」
怯えた目で俺を見る。助けを求めているのがわかった。
男「……」
俺は無言だった。そして、何も考えていなかった。
そして、
ズブッ
包丁で刺した
委員長「」ゴポッ
血を吐く。
ズブッ ズブッ ズブッ
男「……。」
血濡れの包丁を見つめる
もう一度刺した。
5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:28:14 8oA2vO1U
母「――?」
母はハンマーを指差す
男「」コクリ
俺はうなずく
母が無表情でハンマーを振り上げてくる
母「……!!」ブンッ
ゴッ
視界が揺れる。血が床に飛び散る。
母「――?」
母はスパナを指差す
男「」コクリ
母「――」
母が無表情でスパナを振り上げる
………
……
…
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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:28:47 8oA2vO1U
父「……。」妹「……。」兄「……。」
電車に乗っている。
男「」
俺は駅のホームにいる。
電車の扉が閉まる。電車はそのまま出発し、やがて見えなくなった。
しばらく、電車の去ったほうを見ていた。
駅のホームに目をやる。線路に雑草が生えているだけ。
誰もいない、閑かなホーム。
男「……。」
そこに一人きり。ずっと一人きり。
床にポタポタと雫が落ちたので、それで自分が泣いていることに気づいた。
7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:29:35 8oA2vO1U
屋上だ。
誰かが屋上の端に立っている。
先生「……。」
あいつが無表情で俺を見る。
男「――!」
急いで駆け寄る。
先生「」フラッ
あいつが倒れこむ。その手をつかんで引き寄せる。助かったようだ。
そのまま先生の手を取って階段を降りようとする。
そこで、そのまま足を踏み外して
8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:30:36 8oA2vO1U
俺は下から見上げていた
俺は囲まれていた。その全員が俺のことを見下ろしていた。
その一人一人の顔を確認する。
父「……」
父が見下ろしていた。仕方ないと諦めた。
兄「……」
兄が見下ろしていた。無視した。
母「……」
母が見下ろしていた。屈辱だった。
妹「……」
妹が見下ろしていた。胸が張り裂けた。
9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:31:10 8oA2vO1U
先生「――」
あいつが親しげに何かを話してくる。笑顔だった。
男「~~!」
悔しくて仕方がなかった。
男「――――!」
言葉にならない何かをあいつに言った。
先生「――」ニコニコ
俺はあいつの笑顔を延々と見続けた。
10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:32:21 8oA2vO1U
教室。昼休み。
他の人はわいわいと遊んだり話したり、とにかく楽しそうだった。
誰も俺を見ていない。
男「……。」
目の前には、黄色のような緑のような、そんなもやもやした何かが浮いていた。
それを手で圧縮する。力をこめてどんどん圧縮する。
必死に圧縮しているんだけど、誰も俺を見ない。
圧縮して、圧縮して、されに圧縮して手のひらに収まるサイズになったとき。
ドカーン!
急にそれが爆発して、周りを弾け飛ばした。
周りには血みどろのクラスメイト。みんな死んだがそれでも、俺を見ていなかった。
11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:33:19 8oA2vO1U
兄「――!」ニコニコ
兄と握手する。
兄「――!」ニコニコ
兄と抱き合う。
兄「――!」ニコニコ
兄を脱がせる。
兄「――!」ニコニコ
再び抱き合う
妹「……。」
兄が妹にすり替わっていた
俺はぎょっとして妹をつきとばした。
12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:33:56 8oA2vO1U
夜の道路。周りは真っ暗だ。薄汚れたコンクリートの上に、仰向けで寝そべる。
男「~~。」ガタガタ
とにかく寒かった。
顔を横に向けて遠くを見ると、街灯に照らされた場所があるのを見つけた。
そこはなんとなく暖かそうだ。
しかし、動けない。
床から冷たい温度が伝わる。
寒い。寒い。寒い。
寒いのに、動けなかった。
13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:36:21 8oA2vO1U
――今日も目覚めが最悪だった。
でも、それはそれとして身支度を整え学校に行ったのだった。
14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 00:49:10 8oA2vO1U
おしまい。オチなんてない
転載元:男「寝て、覚める」
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