1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:08:56.59 ID:hbnOyqJt0
佐天「うーいーはーるぅ!!」

初春「きゃぁぁああ!佐天さんいつもいつもいい加減にして下さい!!」

佐天「良いじゃん良いじゃん減るもんじゃあるまいし」

初春「私の心がすり減ります!!」

佐天「ハイハイごめんねごめんね、カルシウムが足りないぞっ」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:14:39.14 ID:hbnOyqJt0
佐天「今日システムスキャンがあったけど初春どうだったー?」

初春「またLEVEL1でしたよ・・・相変わらず役に立たなさそうです」

初春「・・・」

佐天「?」

初春「・・・」

佐天「何よその目!まさか私に気を使ってんの!?」

初春「べ、別に佐天さんがまたどうせLEVEL0だとか無能力者そういうことを考えてたわけじゃないですよ!!」

佐天「全部口から出てるぞ・・・傷付くわ・・・」

初春「ご、ごめんなさい!ただ佐天さんのことが心配で・・・」

佐天「まったく・・・本当だったら思いっきりスカートめくりやってる所だけど、私は心が広いから許してあげる」

佐天「なんたって私、カルシウムをコントロールできるんだから」

初春「・・・?」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:23:00.52 ID:hbnOyqJt0
初春「何ですかその能力・・・?珍しいですね」

佐天「初春の能力に言われたくなけけど・・・まぁ珍しい部類に入るかな」

佐天「今はカルシウム操作をして、他人よりやや頑丈な骨を作る程度だけど」

初春「でも良かったですね!やっと能力ができて・・・みんなでお祝いしましょう!!」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:28:57.14 ID:hbnOyqJt0
とあるレストラン

美琴「へぇー佐天さん能力者になったんだ!おめでとう!」

黒子「おめでとうございますの!」

佐天「いやいやそれほどでも・・・・あははは」

佐天「ここまで長い道のりでした・・・」

初春「佐天さんはやればできる子だと思ってました!(ふんすっ」

佐天「ウソだろ・・・」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:35:25.85 ID:hbnOyqJt0
美琴「でもこうやってみんなで一緒に集まるの久しぶりじゃない?」

黒子「最近風紀委員の仕事も多忙を極めますの・・・」

初春「ホント寒くなれば寒くなるほど変質者が出るというか・・・まぁ暑いときも多いんですけどね」

黒子「佐天さんも能力者になられましたらこちらで仕事してみません?」

佐天「私はそんな柄じゃないですよー!まだまだLEVEL低いですし・・・」

美琴「いや良いんじゃないかしら!佐天さん能力が出る前も強敵相手に、勇気出してたし!」

初春「私からもお願いします!でもそしたら御坂さん独りぼっちになっちゃいますね!!」

佐天「あっ」

美琴「ん?なんか言った?聞こえないー」

黒子「ちょっと口を慎みなさい初春!」バッ

初春「むごごごっ」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:39:23.01 ID:hbnOyqJt0
美琴「ねぇーねぇー初春さんさっき何言った?」

初春「」

黒子(これはヤバい雰囲気ですの・・・)

佐天(御坂さん!電気が漏れてますよっ!!)

美琴「さっきから黙ってて反応しろやゴラァァァッ!!」

初春(私はここで殺される・・・お終いだぁ・・・・)

佐天「店員さぁぁぁん!!牛乳持ってきて下さいっ!!」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:45:26.77 ID:hbnOyqJt0
美琴「かくなるうえはレールガンでそのお花畑の頭を・・・」

佐天(よぉーし、この牛乳のカルシウム濃度を力の限り上げて・・・)

佐天「御坂さん!?ちょっと被害妄想過ぎませんか!?初春は御坂さんの心配をしてたんですよ!!」

初春「そうですよ!!御坂さんは私たち3人以外友達がいm」

佐天「あぁそうだ!この牛乳飲んでください!この店のお勧めの飲み物なんですけど、ムサシノ牛乳の何倍も美味しいですよ!!」

佐天「さ、さ、これ飲んだら落ち着きますって!」

美琴「そ、そう?」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:52:53.41 ID:hbnOyqJt0
佐天「能力が発現されたばっかなのにフルで使ったから疲れちゃったなぁ・・・」

佐天「結局祝賀会も楽しめなかったし・・・御坂さんも初春も大丈夫かなぁ・・・」

佐天「ま、喧嘩するほど仲が良いって言うしそれほど心配することじゃ・・・」


??「おなかすいた・・・」


佐天「え?」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:51:41.08 ID:hbnOyqJt0
禁書「おなかすいたんだよ・・・」

佐天(この子日本人じゃないね・・・シスターさん?)

禁書「おなかいっぱい食べさせてくれるとうれしいな!」

佐天「直球過ぎる・・・誰か知り合いとかいないの?」

禁書「とうまは補修っていうやつに出て行ったんだよ!!」

禁書「お昼ご飯は忘れてるし、もう最悪なんだよ!」

佐天「あぁそう・・・それは残念だね、私は用事があるんでさいなr」

禁書「ちょっと待ってほしいんだよ!このままじゃ飢え死にしちゃうんだよ!!」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:57:23.82 ID:hbnOyqJt0
佐天「でも私お金ないし・・・」

禁書「そうやってこんなにか弱いシスターを見過ごすなんて、ホント紳士的じゃないんだね!」

佐天「いや、私女だもん・・・(なんかめんどくさいことになってきたなぁ・・・)」

佐天「じゃあ私の家くる?なんか作ってあげるから」

禁書「ほんと!?君、良い人だね!!」

佐天(今日は色々なトラブルが起こるなぁ・・・)

佐天「さ、ここで寝そべってないでさっさといこ!」スッ

禁書「わかったんだよ!・・・って」

佐天「ん?」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:05:08.09 ID:hbnOyqJt0
佐天「どうしたの?」

禁書「いや、なんか君の指の先からとげが出てるから危ないなぁと思って・・・」

佐天「はい?そんな差し伸ばした手にそんな凶器が・・・」


その時佐天は倒れ伏せてるインデックスに差し出した手を凝視した
手の人差し指の先に、白い尖頭器的なものが突き出ている
初めは爪が伸びたものだと思ったが、それは紛れもなく”骨”であった


佐天「な・・・何なの・・・・?」ポロッ


きづいた時、指先の骨は地面に落っこちた


佐天「ぎゃぁぁあぁああああああああ!!!」ダッ

禁書「ちょ!待ってほしいんだよ!!」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:08:49.85 ID:hbnOyqJt0
禁書「・・・」

禁書「せっかくの食糧源が・・・」

禁書「・・・」

禁書「あの長髪が落としてきたのって骨?」

禁書「・・・」

禁書「小さな骨・・・」

禁書「・・・」

禁書「軟骨なんだよ!酒のつまみに良いんだよ!立派な食糧かも!!」ガリガリ




めでたしめでたし