1: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:13:29.57 ID:APuXNiCx
栞子「せつ菜さん、粗茶ですがどうぞ」

せつ菜「ありがとうございます!今日は寒いですから、お茶があったかくておいしいですねぇ 特に栞子さんの淹れてくださるお茶は絶品です!」

栞子「そんな...恐縮です」

せつ菜「ところで栞子さん!」

栞子「はい?なんでしょうか」

せつ菜「今日はですね、面白い遊びを考えてきたんですよ!その名も、ハイテンションジャンケンです!」

栞子「ハイテンションジャンケン...ですか?」

せつ菜「はい!」

2: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:16:06.77 ID:APuXNiCx
栞子「それって、あれですか?テンションを上げてジャンケンをする遊びでしょうか」

せつ菜『いきますよー!じゃーんけん!うおおおおおおおおおお!!!!』

栞子「みたいな」

せつ菜「いやいや...」

せつ菜「ジャンケンに負けた人が、1段階ずつテンションを上げていくんですよ!」

栞子「なんですかそれ」

4: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:18:25.04 ID:APuXNiCx
せつ菜「行きますよ!じゃーんけーん!」

栞子「えっ、いきなりですか!?」

せつ菜「グー!」

栞子「チョキ!」

栞子「あっ...負けてしまいました」

せつ菜「では栞子さん、いつもよりテンションを1段階高くしてくださいね!」ワクワク

栞子「ええ!?ど、どうしましょう...」

5: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:21:30.31 ID:APuXNiCx
栞子「...ウェ、ウェ~~~イ せつ菜さん、盛り上がってますかァ———?」

栞子「ッフォーウ!はやく次やりましょう!ジャーンケン!ジャーンケン!」

せつ菜(結構上げましたね...)

せつ菜「では2回戦です!じゃーんけーん」

せつ菜「パー!」

栞子「グー!」

せつ菜「また栞子さんが負けちゃいましたね!」

9: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:27:26.70 ID:APuXNiCx
栞子「スウウウウ っけません!マジやらかしちまいましたワ——ッ!」バアアアン

栞子「せつ菜さ~ん?次行っちゃいます~?」

栞子「ジャ♡ン♡ケ♡ン♡したいですよね———っ!?」

せつ菜「し....した~い...」

栞子「そうですよね———ッ!私もですね!同じ気持ちですよぉ!!!」

栞子「次は私から行きますよぉ!!ジャジャジャジャ———ンケ———ンポオオオオオオオンんあああああああんんん!!!」パー

せつ菜「」チョキ

11: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:30:40.05 ID:APuXNiCx
栞子「っっっヒュ———♪な~~~んで私ばっかり、負けちゃうんですっかね★」

せつ菜「な、なんででしょうね...まあ連敗することってありますし...」

栞子「私はですねっ!テンションの高いせつ菜さんも・・・見た~~~~~い!いつもテンション高いですけどね!!!」

栞子「んんっ!次・・・いっちゃいますか!?」

せつ菜「はい...」

14: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:33:17.34 ID:APuXNiCx
栞子「あれれれれれれれれ!!なんかせつ菜さん、露骨にテンション下がってませんか!!?」

せつ菜「あっ、そうですか...?私はいつもこんな感じのテンションですよ...?」

栞子「せつ菜さんは負けていませんし、テンションを上げる必要はありませんけどぉ、勝手に下げてしまうのは~っ許可してませんよっ★」

栞子「それ...メッです♪」

せつ菜「あっ...はい...ごめんなさい...」

21: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:38:02.36 ID:APuXNiCx
栞子「さ———せつ菜さんッ!次いっちゃいましょおおおおおおお!ヒャ———!」

せつ菜「栞子さん、も、もうこの辺りでやめておいた方が...」

栞子「ジャ———ンケ———ンポオオオオオオオンンンンンンン負けるのたんのしいいいいいいいいいですうううううう」グー

せつ菜「ごめんなさい...ごめんなさい...」パー

栞子「こんなの踊りだしちゃいますよおおおおお私の舞踊見せちゃいましょうか★フッフ———ウ」

栞子「さてさて次やりましょうかッもーいっかい!もーいっかぁいッ」

22: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭) 2023/01/29(日) 11:40:49.93 ID:APuXNiCx
薫子「栞子のやつ、せつ菜さんに出すお茶菓子出し忘れてんじゃん...全く、浮かれちゃって...しゃーない、私が持っててあげますかー」

薫子「二人ともごめーん 入るよー?」

栞子「かおルルルルルァこネェさん せつ菜さんと二人きりの時に入ってくるなんてレアレアレアのレアじゃないですか!ねっ!一体どしたんですか!!!」

薫子「こっちのセリフだよね」

おしまい

引用元: せつ菜「栞子さん!ハイテンションジャンケンをしましょう!!」