1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 23:09:53.71 ID:My1UK6j2i
小鳥「……急にどうしたんですか」

P「いや。そろそろ俺も結婚したいなと思って、アイドルの中から選ぶなら誰がいいかなって考えたら。響がいいかなって思ったんですよね」

小鳥「それまたどうして?」

P「可愛いじゃないですか。響」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 23:17:26.80 ID:My1UK6j2i
小鳥「他の子も可愛いと思いますけど」

P「それはそうですけど……響には個人的に一番惹かれますね。あの長い黒髪とか、他の子よりちょっと焼けた肌とか、背は低いのにスタイルがいいところとか、元気なところとか」

P「いつも一生懸命なところとか、笑顔が可愛いところとか、家事とか出来て意外としっかりしてるところとか。他にも沢山魅力はありますけど、言葉で表すのは難しいですね」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 23:26:18.43 ID:My1UK6j2i
小鳥「所々セクハラくさいですね……」

P「すみません。つい」

小鳥「いえ構いませんけど……どうせならプロデューサーが響ちゃんのどう言う所が好きなのか詳しく知りたいですね」

P「そうですね……響をぱっと見た時に最初に目が行くのってあの綺麗な黒髪だと思うんです。後ろに一つに結わえられて、動くと元気に跳ねるポニーテール。チラッと見える可愛いうなじ。運動の後に汗が流れる綺麗な首筋。耳にかかった髪をかき上げる動作。全部好きです」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 23:35:21.77 ID:My1UK6j2i
P「そして近付いて見るのは口元……特に八重歯ですかね。笑った時に見える八重歯が凄く可愛いんです。舐めたくなるくらい」

P「次に見てしまうのは恥ずかしながら胸ですね。男の性といいますか……春香とかだとそこまで意識しないんですけど、あの身長であの大きさだと……目立ちますよね」

小鳥「まぁ……そうですね。私も初めてあった時はびっくりしました。83……でしたっけ?凄いですよね身長は152しか無いのに」

P「昔は86あったらしいですよ。こっちに来てから痩せたとかなんとか」

小鳥「あれより大きかったんですか!?羨ましいなぁ」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 23:49:23.10 ID:My1UK6j2i
P「音無さんも十分じゃないですか」

小鳥「そうですか?ありがとうございます。それで、他には響ちゃんのどんなところが好きなんですか?」

P「そうですね……個人的に胸も凄く好きなんですけど、胸より腰回りが好きですね。特にお尻から太ももにかけてのラインが」

小鳥「お尻とか太もも好きとはまた違うんですか?」

P「うーん……自分は違うと思うんですよね。響のお尻と太ももってダンスとかのおかげで凄く綺麗なラインを描きながら引き締まってるんですよ。お尻から太ももまで全部じゃなくて、お尻から太ももにかけての間のライン……そこが好きなんです」

P「お尻単体で言えば貴音の方がこう……ぶっちゃけてしまえばエロいと思いますけど、自分はお尻よりそのラインに目が行ってしまうので、響の方がいいですね」



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 00:00:06.51 ID:My1UK6j2i
小鳥「はぁ……よくわからないですけどプロデューサーが響ちゃんが好きなのはよくわかりました」

P「あはは。お恥ずかしい。まぁここまでは身体的特徴、外面の話ですよね。内面も響は可愛いと思うんです」

小鳥「そうですね。性格の面から見ても響ちゃんはとてもいい子だと思いますよ」

P「えぇ。事務所の中でかなりの良識持ちですよね。別に他の子が良識が無いって訳じゃないんですけど」

小鳥「個性が強いですからね。皆」

P「そう言うことです」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 00:07:28.77 ID:Q5nBxoQ1i
P「響の前向きな姿勢を見ると、自分も頑張らなきゃいけないなって思いますね。いつも元気で、レッスンにも一生懸命だし、空回りする事もあるけど、周囲の人にちゃんと気を使うことが出来ますし。ちょっとの事じゃ落ち込まないけど、嬉しい事があったら凄く喜ぶ」

P「そういう響を見ているからこそ、少し落ち込んでたりする所を見ると、つい世話を焼きたくなりますし、なりより可愛く感じるんです」

小鳥「よく見てるんですね」

P「一応プロデューサーですからね。これでも」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 00:19:46.98 ID:Q5nBxoQ1i
P「あと、響って料理が上手なんですよね。何度か作ってもらった事ありますけど、凄く美味しかったんですよ」

小鳥「まさに完璧、ですね。そう言えば響ちゃん。色々ペット飼っている様ですけど、それはどう思ってるんですか?」

P「自分はいいと思いますよ。ペットって、身近に感じられる大切な命だと思います。それに責任の取り方を学ぶ事もできますから。響からはペットへの愛情もしっかり感じられますし」

P「何よりペット達と触れ合っていたり、ペットについて話してる響は本当に楽しそうで俺は大好きです」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 00:31:57.84 ID:Q5nBxoQ1i
P「っとまぁ長々と喋ってしまいましたけど。こう言う事を考えてたら、結婚するなら響かなぁ…って思ったんです」

小鳥「成る程……しかしまぁ。プロデューサーまるで恋してるみたいですね。響ちゃんに」

P「恋……なんですかねぇ?そう考えると少し恥ずかしいですね。所詮片思いでしょうけど」

小鳥「いやいや……響ちゃんもプロデューサーのこと好きだと思いますよ」

P「嫌われてないとは思いますけど……どっちかと言うとラブよりライクなんじゃないかな。年も離れていますから。あの年頃は同年齢くらいのかっこいい人を好きになるもんでしょう」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 00:43:25.83 ID:Q5nBxoQ1i
小鳥「相変わらず鈍感ですね。プロデューサーは……所で噂の響ちゃんはどうしたんですか?朝から見ませんけど」

P「今日は現場直行で、終わったら事務所に顔を見せるとか言ってましたよ。そろそろ時間だと思いますけど……」

響(割りと最初の方からいたけど入るタイミングを逃したぞ……どうしよう)

千早「あら。何をしてるの我那覇さん」

響「うぎゃー!?ちちち千早!?びっくりさせないで欲しいさー!」



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 00:49:34.85 ID:Q5nBxoQ1i
千早「ご、ごめんなさい。驚かすつもりは無かったのだけれど」

響「あ、いやこっちこそごめん。ちょっとびっくりしただけさー」

千早「そう?ならいいのだけれど……何もないなら早く事務所に入りましょう。少し暑いわ」

響「あ、ああ。そうだな!」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 00:56:29.22 ID:Q5nBxoQ1i
P「」

千早「……プロデューサーが死んだ魚の目をしているけれど、何かあったの?」

響「……」

小鳥「私は何もしらないピヨ」

P「……響」

響「な、なんだ?」

P「もしかして……聞いてた?」

響「えっと……はい」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 01:04:49.53 ID:Q5nBxoQ1i
千早「えぇと……何があったのか話について行けないのだけれど……」

小鳥「千早ちゃーん?ちょっと今から買い物に行くんだけど手伝ってくれないかしら?プロデューサー達忙しいみたいで千早ちゃんしか頼れないの」

千早「えっ?あっはい。わかりました」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 01:09:53.87 ID:Q5nBxoQ1i
響「……」

P「……響」

響「は、はい!?」

P「結婚しよう」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 01:13:29.63 ID:Q5nBxoQ1i
響「はい!…………はぃい!?」

P「アイドルとプロデューサーでこんなこと言うのはあれだと思うし、お前が俺の事好きかどうかはわからないけど、俺はお前が好きだ。もし俺で良かったら結婚して欲しい」

響「えと……その、自分もプロデューサーのこと好きっていうか別にアイドルとプロデューサーの恋愛もありだと思うしプロデューサーかっこいいしあの……よろしくお願いします?」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 01:16:14.40 ID:Q5nBxoQ1i
P「……ふぅ」

響「うわ!どうしたんだプロデューサー!急に倒れこんで!」

P「いや……なんか、プロポーズ成功したと思ったら力が抜けた」

響「そんな大袈裟だぞ。全くプロデューサーはダメダメだな」

P「……あぁ。俺はダメダメなプロデューサーだから、これから俺の支えになってくれ。響」

響「……うんっ!」



おわり



110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 02:50:53.33 ID:Q5nBxoQ1i
P「……」カタカタ

響「……なぁにぃに……」

P「…………」カタカタカタカタガタッ

響「あっ……」

P「『にぃに』?」

響「ななななな何のことだ!?急にどうしたんだプロデューサー!まだお仕事終わってないんだろお茶なら自分が入れてくるぞ!?」



115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 02:56:18.61 ID:Q5nBxoQ1i
P「いや、にぃにもう少しで仕事終わるからちょっと休憩入ろうと思って。響、お茶お願いできる?」

響「あっ、うん!……ってに、にぃにって何のことだ!自分のにぃにはにぃ……プロデューサーじゃないぞ!」

P「そうだなーにぃには本当のにぃにじゃないなー」ナデナデ

響「ウガー!にぃにはにぃにじゃなくて!ええっと……プロデューサーなんだぞ!それに哀愁の漂った目で見ないで欲しいさー!」



117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 03:00:53.62 ID:Q5nBxoQ1i
P「ごめんなー響。お茶菓子はにぃにが用意しておくからお茶頼めるな?」

響「お菓子もあるのかっ!?すぐ準備してくるからちょっと待ってて!」


響「うん?なんか変だぞ?……まぁいっか」

響「に……プロデューサー。お茶いれてきたぞー!」


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 03:09:30.94 ID:Q5nBxoQ1i
P「ありがとな響。ほら座って。お菓子持ってきたから」

響「へへっ。自分完璧だからな!これくらい簡単さー!」

P「そっか。響が出来る娘でにぃに嬉しいぞ」ナデナデ

響「プロデューサーはにぃにじゃないだろっ!全く……」

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 03:14:43.05 ID:Q5nBxoQ1i
P「そっか……じゃあ頭撫でるのもやめた方がいいかな。にぃにじゃなくてプロデューサーだからな」

響「あっ…………えっと、い、今だけ!今だけ自分のにぃにになって頭撫でてもいいぞ!」

P「今だけ、なのか?」

響「えっと……じゃあプロデューサーは好きな時に頭撫でてもいいぞ!その代わり」

P「その代わり?」

響「今はにぃにとして撫でてて欲しいな」

P「……おう」ナデナデ



おわり