1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:25:13.30 ID:mJUFM/Tj0
貴音「あ」

P「うっぴょおおおおおお!!」

らぁめん「」ポタポタ

貴音「……」

P「いやはああああああ!!」

貴音「次からは気を付けてください」

P「はい、申し訳ありません」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:29:06.88 ID:mJUFM/Tj0
貴音「さて、そろそろ出来あがってる筈ですが」

P「うっま!!めっちゃうめえ!!」ズルズル

貴音「……」

P「最高!!」ズズー

貴音「あなた様」

P「いやぁおいしかった!!どこの誰か知らないが親切にありがとう」シーハー

貴音「そうですか」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:33:15.03 ID:mJUFM/Tj0
貴音「このようにらぁめんが出来上がるまで見張っておけば」

ピピピピ

貴音「それでは早速」

P「うっぴょおおおお!!うまそうな香り!!あっ、ラーメン!!もーらい!」サッ

貴音「それは私のらぁめんです」

P「うめぇえええええええええええ」ズルズル

貴音「なんということでしょう」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:37:10.08 ID:mJUFM/Tj0
貴音「こうなれば、らぁめん屋に行くしかありません」

ガラガラ

P「おっす」シーハー

貴音「何故あなた様が」

P「そりゃラーメンを食いたいからに決まってるだろ」

貴音「なるほど、いつものお願いします」

店長「悪いね、その人が店のラーメン全部食っちまったから今日は店じまいだ」

貴音「なんと」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:41:49.67 ID:mJUFM/Tj0
貴音「私の行きつけの店が全てあの方によって潰されてしまいました」

貴音「これではらぁめんを食べる事が出来ません」

貴音「やはり事務所で食べましょう」



P「うめええええええええええええええ!!!!」ズルズル

貴音「それは私が以前から大切に保管していたらぁめんです」

P「そうなのか。めっちゃうまかった!!」シーハー

貴音「なるほど。なるほど」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:45:39.41 ID:mJUFM/Tj0
貴音「これからは名前を書いておく事にしましょう」キュッキュッ

貴音「これで勝手に食べられる心配も無いはず」



P「んほおおおおお!!!おいちいいいいいい!!」ズルズル

貴音「あなた様、そのらぁめんには私の名前が書いてるはずなのですが」

P「あっ!四条貴音ってそういう意味だったのか!!なるほど、お前のラーメンだったのか!!」

貴音「名前だけでは意味が伝わりませんでしたか」

P「今度から気を付けろよ!!」

貴音「申し訳ありません」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:49:38.08 ID:mJUFM/Tj0
四条貴音のらぁめんです。勝手に食べないで下さい。お願いします。

貴音「これで大丈夫なはずです」



P「貴音のラーメンうめええええええええ!!!ほほほおおおおいい!!」ズルズル

貴音「それは私のらぁめんです。勝手に食べないで下さい」

P「貴音のラーメンだから食べたくなるんだよ!!」

貴音「ほう」
 

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:53:34.12 ID:mJUFM/Tj0
お願いです!!!食べないで下さい!!!
食べないで!!!厳禁!!!毒入り!!!食べたら危ない!!!

貴音「これで誰も食べないはずです」



P「うおおおおおおおおお!!!」ズルズル

貴音「何故注意書きを無視するのですか?」

P「こんな危ないのアイドルに食べさせるわけにはいかないだろ!!毒入りだぞ!?」ズルズル

貴音「言われてみればそうですね。ありがとうございます」

P「あー、やべぇ。中毒になる。間違いなく毒入りだわー」ズズー

貴音「さて」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 12:57:12.04 ID:mJUFM/Tj0
伊織「何?ラーメンが食べたい?何で私に頼むのよ」

貴音「お願いします。水瀬家のらぁめんと言う物を食してみたいのです」

伊織「しょうがないわね。来なさい」



新堂「お待たせいたしました。どうぞこちらです」

伊織「何で私の分だけなのよ。貴音のは?」

新堂「今しばらくお待ちを」

貴音「私に構わず先に食べて下さい」

伊織「……そう」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 13:01:05.62 ID:mJUFM/Tj0
伊織「私食べ終わっちゃったわよ」

新堂「申し訳ありません。お持ちしました」コトッ

貴音「ありがとうございます。ついに……らぁめんが」

伊織「良かったわね」

貴音「それではいただきます」

新堂「うっひょおおおおおおおおおおおおおお!!」バリバリ

伊織「!?」

P「残念!!俺でした!!貴音のらぁめんは俺のもんだああああああ!!!」ズルズル

貴音「よく無事に侵入できましたね」

P「うめええええええええええええええええ!!!最高だぜええええ」ズルズル

貴音「もうどうすればいいのでしょう」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 13:04:46.53 ID:mJUFM/Tj0
貴音「ならば我が故郷に」



貴音「久しぶりですね。ここに戻ってくるのも」

貴音「誰にも邪魔される事無く満足いくまで」

ガラガラ

P「うぴいいいいいいいい!!!おいちいいいいいい!!」ズルズル

ピシャッ

貴音「……」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/22(土) 13:09:33.09 ID:mJUFM/Tj0
貴音「どうすればやめていただけるのですか?」

P「俺と結婚してくれたら」

貴音「分かりました。結婚しましょう」

P「ああ!」



ENDAAAAAAAAA