1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 07:26:11.09 ID:76gt6XYb0
女武道家「別にー、ただそういう事気にするんだと思ってびっくりしたよ」
女戦士「気にしちゃ悪いかよ!」
女武道家「でも今の鎧は脇なんて見えないのに処理する必要あるの?あ、だから休憩ごとに鎧脱ぐんだ。」
女戦士「この鎧暑いんだよ!」
女僧侶「別に女戦士が脇の毛を処理しててもいいでしょ、何かと理由見つけて女戦士につっかかるの止めなさい」
女武道家「だって誰の目を気にして脇の毛を処理してるかって考えると面白くない?」
勇者「お前らそろそろ出発するぞ、女戦士も早く鎧着ろ」
女武道家「ねぇ勇者、女戦士が脇の毛を処理してるの気づいてた?」
勇者「え、そうなの?でも女戦士は 毛も剃ってるから脇も剃っててもおかしくないだろ」
女武道家・女僧侶「え?」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 07:35:40.36 ID:76gt6XYb0
女戦士「おい勇者・・・」
勇者「どうした?」
女武道家(どうして女戦士の 毛の事を知ってるんだろ・・・勇者の部屋に泊まる時にやっぱりそういう事してるのかな)
女僧侶(勇者さんと女戦士はそういう関係なの?いや、女戦士がそういう事を勇者に言っただけかもしれないわ)
女戦士(よっよーし、早く鎧着て出発しないとなぁ、おい勇者手伝ってくれ)
女武道家(直接聞くのは怖いな、でも女僧侶なら今の発言を無視することないから女僧侶にまかせよう)
女僧侶(気になるけど、追及して下手すると私が悪者になるわね、女武道家がほっといても追及するから私は聞こえなかった事にしよう)
女武道家・女僧侶「・・・」
勇者「お前ら早く行くぞ」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 07:44:11.86 ID:76gt6XYb0
女戦士「あちー・・・あちー・・・」
勇者「その鎧暑そうだな、別の鎧に買い換えるか?」
女戦士「別にいいよ、いまんところこれが守備力一番高いし」
女武道家『ねぇ、女僧侶、さっきの勇者の発言ってどういう意味かな?』
女僧侶『さぁ私は聞こえませんでしたから』
女武道家『聞こえなかったわけないでしょ、やっぱりあの二人って同じ部屋になることおおいから・・・その・・・アレかな』
女僧侶『何の事かわかりませんし、アレと言われても意味不明です』
女武道家『とぼけないでよ、女僧侶も勇者の言った事気になるよね?確かめたいよね?』
女僧侶『さぁ、私は何も知りませんし気になりません』
女武道家(この全身タイツ女・・・聞こえなかった事にして通すつもりだな)
女僧侶(こいつ私を利用するつもりね、いつもみたいにさっさと本人に聞けばいいのに・・・)
勇者「お前らやけに無口だな、疲れがたまってきたのか?」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 07:49:53.79 ID:76gt6XYb0
女戦士「暑い・・・暑いよ・・・」
勇者「休憩中なのに鎧脱がなくていいのか?」
女戦士「このままでいい」(女武道家にまた何言われるかわかったもんじゃないしな)
女武道家「・・・」
女僧侶「・・・」
勇者(みんな疲れてるみたいだな、よし明日は休みにしてみんなに疲れを癒してもらおう)
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 08:00:52.72 ID:76gt6XYb0
勇者「今日も一日ご苦労様、このままルーラでアリアハンに戻ります」
女僧侶(こういう時の勇者って何故か敬語になるわね)
女戦士「パーティーの入れ替えをするのか?」
勇者「それもあるけど明日は一日お休みにしようと思います。みんなも疲れてるようだしね」
女戦士「そうか、よかったなみんな」
女武道家(明日一日休みを挟まれたらあの事を聞くタイミングが無くなる・・・)
女僧侶(勇者も誤魔化す気まんまんなわけね)
女武道家「僕は別に休みなんか必要ないよ」
女僧侶「私も別に疲れてないから休みいらないわ」
女戦士「おいおい、折角勇者が休みをくれるってのにお前ら嬉しくないのかよ」
勇者「そうか、どのみち女魔法使いをパーティーに入れるためにどのみちアリアハンに戻るけどいいよね?」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 08:10:15.69 ID:76gt6XYb0
女魔法使い「私の番?やったー!もう迎えに来ないんじゃないかと心配してたんだから・・・」
女戦士「お前迎えに来る時はいつも泣きそうな顔してるな」
女武道家「それで誰が外れるの?」
勇者「女戦士だよ」
女戦士「おいなんで俺なんだよ!女武道家にしろ!」
勇者「女戦士の方がレベル高くなったし、それにお前暑い暑い言ってただろ」
女戦士「あっあつくねーよ!」
勇者「無理するなって、涼しい場所を冒険するようになったら迎えに行くからさ」
女武道家(しめた、女戦士がいないのなら、勇者に例の件を聞きやすくなる)
女僧侶(しまった、女魔法使いがいるのなら、勇者に例の件を聞くどろこではなくなる)
女戦士「本当だな?今の糞暑い所じゃなくなったら真っ先に俺を迎えに来いよ?絶対だからな?」
女魔法使い「私、戦闘でメラミいっぱい唱えるよ、ルイーダの酒場ではメラミ唱える事できるの私だけだったんだから」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 08:19:07.55 ID:76gt6XYb0
女僧侶「忘れないでね、明日の朝勇者の家の前に集合だから」
女魔法使い「それくらいわかるよ、馬鹿にしないで」
女僧侶(あなたが馬鹿だから念を押してるのよ)
女武道家「女戦士っていつも勇者の家に泊まるよね、パーティーから外れてるあいだもずっと勇者の家にいるし」
女僧侶「宿屋代節約のためよ」
女武道家「でもそれって冒険初期の話じゃない?今ならアリアハンの宿代くらいわけないはずよ」
女僧侶「そういえばそうよね・・・」
女武道家「それに女戦士だけで私たちはどうして泊めてくれないの?」
女僧侶「四人で泊まるの流石に迷惑よ、それにあなたの家はアリアハンにあるじゃない」
女武道家「でもずるいよ、今日は僕も泊めてもらうから」
女僧侶「ちょっと今日は遅いし、勇者のお母様にも迷惑がかかるわよ」
女武道家「でも・・・」
女魔法使い「私、女戦士と一緒に勇者の家に泊まったことあるよ」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 08:28:10.33 ID:76gt6XYb0
女武道家「それ本当?」
女魔法使い「うん、この前夜中に泊めてってお願いしたら泊めてくれた」
女僧侶「あなた人の迷惑まったく考えないのね、宿屋に泊まりなさいよ宿屋に」
女魔法使い「部屋が空いてなかったのよ、ロマリアの実家に泊まる予定だったのに家族が旅行に言っててしょうがなくアリアハンに来たの」
女僧侶「アリアハンの宿屋が空いてなかったらロマリアの宿屋にとまりなさいよ、ルーラで他の町の宿屋でもいいじゃない」
女魔法使い「1人で泊まるのは怖いじゃん・・・」
女武道家「寝る時はどうしたの?三人同じ部屋で寝たの?」
女魔法使い「同じ部屋だったけど、流石にベッドに三人は無理だし、勇者が『今日は俺は床で寝るから』といって床で寝てたよ、男だねぇ」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 08:34:19.20 ID:76gt6XYb0
女武道家「ってことはいつも二人同じベッドで寝てるって事?」
女僧侶「女魔法使い、今の話は本当なの?普段は二人一緒に寝てるってことなのね?」
女魔法使い「え、そうなの?」
女僧侶「私たちがあなたに聞いてるのよ、勇者が今日は俺は床で寝るからって言ったって」
女魔法使い「そう言ったよ」
女武道家「なら普段は一緒に寝てるって事になるじゃないか」
女魔法使い「え?どうしてそういう事になるの?」
女僧侶「なるでしょ、少しは頭を働かせなさい、馬鹿!」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 08:44:05.61 ID:76gt6XYb0
女魔法使い「馬鹿って言うな!酷い・・・」
女僧侶「ごめんなさい、そんなに落ち込まなくてもいいじゃない…」
女武道家(女僧侶も女魔法使いの事をやっぱり馬鹿って思ってたんだな)
女僧侶「でっでも、二人が一緒に寝てるからって、そういう事をしているとはかぎらないわよね?、ねぇ?」
女魔法使い「そういう事ってどういうこと?」
女武道家「それは流石にどうだろ、二人とも16歳だし」
女僧侶「16の頃かぁ、どうなんだろ。あなたは16歳の頃どうだったの?」
女魔法使い「そういう事って何よ、教えてよ」
女武道家「私も今16歳よ、勇者と幼馴染って言ったでしょ」
女僧侶「あらそうなの、私より三つも下だったのね」
女魔法使い「そういう事ってどういう事なのさ!」
女武道家「あーうるさいな、しずかにしてよ!」
女魔法使い「お前らこそ私を無視するなよ!」
女僧侶(この馬鹿が22って事は私しか知らないのかしら・・・)
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 09:00:42.56 ID:76gt6XYb0
女魔法使い「お風呂も一緒に入ったよ」
女武道家「勇者と?」
女魔法使い「いや女戦士と」
女僧侶「私たちが聞きたいのはそんな話じゃないのよ、わかる?」
女魔法使い「女戦士がお湯が温いって騒ぎだしたのよね」
女武道家「女戦士の話はもういいよ」
女魔法使い「だから私がメラミ唱えてお湯を暖かくしたんだよ、ふふふっ」
女僧侶「あー凄い凄い、女魔法使いさんのメラミは凄い」
女魔法使い「でしょ?」
女武道家(この人がもっと強力な魔法を覚えたらどうなるんだろうか・・・)
女魔法使い「でもメラミが強力すぎて女戦士の 毛をチリチリに焦がしちゃったんだ、どぅふふふ」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 09:07:40.17 ID:76gt6XYb0
女魔法使い「その後、勇者は石けん水作らされたり、カミソリや軟膏持ってこさせられたり大変だったのよ」
女武道家「・・・ってことは」
女僧侶「全部こいつのせいだったってわけね」
女武道家「僕は最初から勇者の事信じてたよ」
女僧侶「はいはい、もうツッコム気にもならないわ、そろそろ宿屋に戻りましょう」
女魔法使い「1人じゃ剃れないっていうんで私ががんばってカミソリ使ったんだけど、勇者のスネで練習したら勇者のスネ血まみれ、どぅふふふ」
女武道家「僕も家に帰るよ、おやすみー」
女僧侶「お休みなさい」
女魔法使い「そしたら女戦士が怯えだしたから、結局は刃物の扱いになれてる勇者・・・あれ、みんなどこいったんだよ!もぅ・・・」
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