1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:25:43.18 ID:0FdoSJKq0
~東京タワー展望台~

結衣「ちなつちゃん、下の様子はどう?」

ちなつ「もう真下まで達してるみたいですね」

あかり「じゃあ、次が来たら、もうここも?」

綾乃「そうね、もう私達も行く所がないし…」

京子「あ、それについてだけど」

京子「簡単に事態を解決する方法があるんだ」

結衣「……」

ちなつ「……」

あかり「……」

綾乃「……」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:26:41.24 ID:0FdoSJKq0
~28日前~

~娯楽部~


ちなつ「あれ、京子先輩、マスクなんかして、風邪ですか?」

京子「うん、朝から、ずっと鼻がムズムズするの…」ズビー

あかり「あわわ、京子ちゃん、大丈夫?」

結衣「ムズムズするけどクシャミは出ないらしいんだよな」

ちなつ「ティッシュでコヨリでも作ってくすぐってみればどうでしょ?」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:27:22.15 ID:0FdoSJKq0
京子「……ふぇ?」ズビー

結衣「ああ、それいいな、正直、ずっとズビーズビー言ってられると気が散るし」

ちなつ「ですね、クシャミすれば鼻も通るかもしれません」

あかり「あかり、ティッシュあるよ~」

京子「え、ちょっと待って、私、くすぐったいのとか苦手なんだけど」ズビー

結衣「よし、ちなつちゃん、ちょっとそっち抑えてて」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:27:54.43 ID:0FdoSJKq0
ちなつ「任せてください!」ガシッ

あかり「じゃあ、あかりが京子ちゃんの鼻に…入れてあげるね」

結衣「ああ、入れてやってくれ、あかり、京子の穴に…」

京子「ちょ、や、やめ…///」


クチューン




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:28:35.96 ID:0FdoSJKq0


キャーキャー


綾乃(また歳納京子たち、騒いでるわね…)

綾乃(まったく、ちょっと目を離すとすぐにこれなんだから…)

綾乃「としのーー!」

綾乃「きょーこーーーーーーーー!!」バーン

京子「あ、綾乃だー」

京子「ほんとだ、綾乃だー」

京子「綾乃が遊びに来てくれた~」

綾乃「 」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:29:24.96 ID:0FdoSJKq0
綾乃「え、え、歳納京子が、一人、二人、三人、四人…?」

結衣「あ、綾乃!扉閉めて!京子が逃げちゃう!」

綾乃「え、あ、うん、判ったわ」パタン

綾乃「ふ、船見さん!こ、これはいったい…!?」

京子「ごめんね、何か、私がクシャミすると、私が一人増えるみたいなんだ」ズビー

綾乃「は、は?意味が判らないのだけど…」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:31:18.83 ID:0FdoSJKq0
京子「だから、私がクシャ、シャ、ふぁっ、ふぁっ」

結衣「……京子!?」

ちなつ「京子先輩、こらえて!」

あかり「ま、また増えちゃう!」

京子「ふぁっくちょん!」


ポヨーン


京子「おはよ」

結衣「遅かったか…」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:32:10.90 ID:0FdoSJKq0
綾乃「あ、あはは、と、歳納京子が、増えた…あはは…」

結衣「綾乃、正気に戻って、お願い」ブンブン

綾乃「はっ…!意識が桃源郷に飛んでた…」

結衣「おかえり」

綾乃「というか、な、なんでこんな事に!?」

京子「わからん…」ズビー

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:33:38.68 ID:0FdoSJKq0
結衣「さっき、京子の鼻にコヨリ突っ込んだら、連発してクシャミしたんだけど…」

ちなつ「クシャミするたびに、こう、ポヨーンと京子先輩が出てきたんですよね」

あかり「奇跡も魔法もあるんだねえ」

綾乃「あ、貴女達、何を呑気な!」

綾乃「ど、どうするのよ!これ!」

京子「そのうち、消えるんじゃないかなあ?」ズビー

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:34:43.47 ID:0FdoSJKq0
結衣「今のところは、マスクを嵌めたオリジナル京子の他に5人の京子がいるな」

あかり「あ、みてみて、あの京子ちゃん達、喧嘩してる~」

京子「この座布団、私のなの!」

京子「私が先に取ったんだから私の!」

ちなつ「あ、あっちの京子先輩達は、何か、良い雰囲気になってるんですけど///」

京子「京子ちゃん、可愛いね///」

京子「京子のほうこそ…///」ナデナデ

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:35:46.34 ID:0FdoSJKq0
綾乃「歳納京子の間でも、個性の差があるという事かしら…」

京子「あやのー、あやのー」

綾乃「え……」

京子「膝枕して?ね?」

綾乃「な、なにを言ってるの歳納京子///」

京子「だめ?」

綾乃「だ、駄目じゃないけど…その、み、みんなが見てるし///」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:38:04.44 ID:0FdoSJKq0
結衣「綾乃、京子の人数多いからさ、一人でも受け持ってもらえると嬉しい」

綾乃「ふ、船見さんがそういうなら…仕方ないわね///」

京子「わーい♪」ピョン

綾乃「ちょ、ちょっと、そんな乱暴な///」

京子「あ、ごめん、綾乃、痛かった?」ミアゲ

綾乃「あうあうあう///」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:39:43.28 ID:0FdoSJKq0
結衣「ほら、京子達、喧嘩しない」

京子「だってこいつがー!」

京子「なんだとー!」

結衣「うーん、何か普通の京子より幼い気がするなあ、この子達…」

結衣「ほら、そっちの京子、こっちに来て」

京子「わーい!結衣だー!」ダキッ

結衣「もう、京子は仕方ないな///」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:41:10.74 ID:0FdoSJKq0
京子「結衣結衣、一緒に座ろ?」

結衣「うん、座ろうっか」ペタン

京子「えへへへ♪」

結衣(うう、幼い感じの京子、可愛い///)

京子「ゆい、あったかーい♪」ベッタリ

結衣「あうあうあう///」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:44:47.49 ID:0FdoSJKq0
ちなつ「ぐぬぬ!京子先輩の癖に結衣先輩をぉぉ!」

京子「あ、ちなつちゃんだ、髪の毛もふもふー」

ちなつ「ちょ、京子先輩、触らないでください!」

京子「……!」ビクッ

京子「ご、ごめん…ちなつちゃん、怒らないで…」ウルッ

ちなつ「お、怒ってませんから、ね?」ドキドキ

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:45:20.63 ID:0FdoSJKq0
ちなつ(な、なんだろ、泣いてる京子先輩なんて初めて見るからドキドキする)

京子「ほ、ほんと?」グスン

ちなつ「は、はい、本当ですよ、ほら、髪、触っていいですから」

京子「……」サワサワ

京子「えへへ、ちなつちゃんの髪、やっぱり好きー!」

ちなつ「……!」ドキーン

ちなつ「あうあうあう///」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:46:58.94 ID:0FdoSJKq0
京子「すぴー…」zzz

あかり「あはは、京子ちゃん、あかりのお膝で寝ちゃった…」

京子「んむ、あかり、いいにおい…」zzz

あかり「きょ、京子ちゃん///」

あかり(可愛いなあ、子供のころの京子ちゃん思い出すなあ…)


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:48:10.39 ID:0FdoSJKq0
京子「ふあ…」パチッ

あかり「京子ちゃん、起きた?」

京子「うん……あかり、おはよ」ニコ

あかり「う、うん、おはよ///」

京子「おはようのチューしてー」ゴロンゴロン

あかり「あうあうあう///」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:49:42.99 ID:0FdoSJKq0
京子「京子ちゃん、髪サラサラで綺麗だよお…」

京子「きょ、京子の方こそ、肌がスベスベで可愛らしい…」

京子「京子ちゃん…」

京子「京子…」


チュ


京子「あわわわわわ///何やってんだよあの私達///」ズビー

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:50:39.12 ID:0FdoSJKq0
京子「というか、さっきより増えてない?」ズビー

綾乃「た、確かに、さっきはオリジナル合わせて6人だったはずなのに…」

結衣「え、あ、あそこで今…」

京子「へ、へ、へ、へっくちっ!」


ポヨーン


京子「おはよ」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:51:24.27 ID:0FdoSJKq0
ちなつ「え、増えた方の京子先輩がクシャミした場合もまた増えるんですか!?」

結衣「ややこしいな」

綾乃「もしそうだとしたら、ここに居る全員がクシャミすると…倍に増えるって事よね」

ちなつ「増えた方の京子先輩たちは風邪ひいてないようなのが幸いでしたね」

京子「けどさ…」ズビー

京子「風邪ってうつるよね」ズビー

一同「……!」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:52:41.60 ID:0FdoSJKq0
京子「身体の作りが似てる身内ほど、風邪はうつりやすいって言うけど…」ズビー

京子「あの子達が私と完全におんなじ存在なら、もっとうつりやすいって事かな?」ズビー

綾乃「やばいわ、船見さん、ちょっと歳納京子を外に連れ出しましょう…!」

結衣「え、ど、どの京子を?」

綾乃「風邪ひいてる方!」

結衣「わ、わかったわ!」

綾乃「みんなも来て!」

京子「「「「わーい」」」

綾乃「と、歳納京子達はちょっと残ってて!」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:53:35.59 ID:0FdoSJKq0
~娯楽部外~

京子「ううう、外は寒いよう、綾乃…」ズビー

綾乃「ま、間に合ったならいいけど…」

ちなつ「いったい、どうしたんです?」

綾乃「と、取りあえず、歳納京子を生徒会室に…」


『『『『『ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ』』』』』


結衣「あ、やばい…」

ちなつ「部室内の京子先輩たちが一斉に…!?」


『『『『『ふぁっくちょん!』』』』』


ポヨーン
ポヨーン
ポヨーン
ポヨーン



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:56:03.43 ID:0FdoSJKq0
~数時間後~

『『『『『ふぁっくちょん!』』』』』


ポヨーン
ポヨーン
ポヨーン
ポヨーン


結衣「また増えた…ちょっと、これ、もう洒落になってないんだけど…」

京子「結衣~、吉報が一つあるよ~」

結衣「何だよ、オリジナルの方の京子」

京子「私の風邪治ったみたい!」

結衣「そうか」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 11:56:49.36 ID:0FdoSJKq0
~一週間後~

綾乃「これ、もっと高い所に登らないと駄目ね…歳納京子の堆積水位が上がってきたし」

ちなつ「ですねえ、けど、これ以上高い場所となると…」

京子「東京タワーとかどう?」

結衣「どうやって行くんだよ…」

ちなつ「にしても、不思議ですよね」

京子「ん?ちなつちゃん何が?」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:09:55.05 ID:0FdoSJKq0
ちなつ「ほら、あの京子先輩達、自重で潰されたりする事ないみたいなんですよ」

ちなつ「あれだけの数が堆積してるのに、鼻歌うたってたりしてましたし」

綾乃「多分、あの子達が歳納京子の分身だからだと思うわ」

綾乃「歳納京子本人が傷つかない限り、何をしてもあの子達は平気なんだと思う」

結衣「なんて都合のよい存在だ…」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:11:06.01 ID:0FdoSJKq0
『『『『『ふぁっくちょん!』』』』』


ポヨーン
ポヨーン
ポヨーン
ポヨーン


綾乃「あ、また増えた…」

京子「おーい、分裂した私達がバケツリレーの要領で東京タワーまで送ってくれるって~」

ちなつ「え、けど、途中で京子先輩達の一斉クシャミに巻き込まれたら…」

ちなつ「私達、京子先輩たちに埋まっちゃいますよ!?」

綾乃(それもいいんじゃないかしら///)

結衣(それもありだよな///)

京子「けど、ここに居ても結果は同じだよ?」

ちなつ「うー、仕方ないか…」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:20:16.97 ID:0FdoSJKq0
~28日後~

~東京タワー展望台~

結衣「ちなつちゃん、下の様子はどう?」

ちなつ「もう真下まで達してるみたいですね」

あかり「じゃあ、次が来たら、もうここも?」

結衣「そうだな、もう私達も行く所がないし…」

京子「あ、それについてだけど」

京子「簡単に事態を解決する方法があるんだ」

結衣「……」

ちなつ「……」

あかり「……」

綾乃「……」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:21:01.89 ID:0FdoSJKq0
京子「これって、私が死ねば全部解決じゃない?」

京子「多分、私が死ねばあの子達も全部消えるなり死ぬなりすると思うし」

結衣「ちなつちゃん、お茶が欲しいな」

ちなつ「はい、残りは少ないですけど、温存してても意味ないので飲んじゃいましょう」

あかり「あかり、お菓子持ってるよ~」

京子「おーい」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:21:37.89 ID:0FdoSJKq0
綾乃「あのね、歳納京子」

京子「は、はい」

綾乃「そんな事ははじめっから判ってたの」

結衣「そうだぞ、今さら何言ってんだ」

ちなつ「それで解決なら、最初からやってますって」

あかり「え?え?なにが?」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:22:35.88 ID:0FdoSJKq0
綾乃「私達はね、歳納京子、貴女と一緒にいたいの」

綾乃「だから、貴女と一緒に、ここまで逃げてきたの」

結衣「お前とは長い付き合いだからな、殺して、はい解決、なんてするくらいなら」

結衣「ここでお前に埋もれて果てた方がマシだ」

ちなつ「まあ、迫ってきてる京子先輩たちに危機感がないからっていうのも理由ではあるんですけどね」

ちなつ「このまま京子先輩に呑まれても、何とかなりそうな気はしてます」

あかり「良く判らないけど、あかりは京子ちゃん好きだよぉ」ニコ

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:23:19.19 ID:0FdoSJKq0
京子「み、みんな…」

結衣「あ、振動が始まった」

綾乃「おっきなクシャミが来るわね…」

ちなつ「結衣先輩♪怖いですぅ♪」ガシッ

あかり「あわわ、お菓子まだ食べてないのに!」



『『『『『ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ』』』』』




『『『『『ふぁっくちょん!』』』』』



ポヨーーーーーーーーーーン


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:28:32.63 ID:0FdoSJKq0
結衣「むにゃむにゃ…」zzz

京子「おーい、おきろー、結衣、朝だぞー」

結衣「ふご…」

結衣「う、ううん…夢見てた」ノビー

京子「おはよう、結衣ー」

結衣「ん、おはよう、京子…」ゴシゴシ

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:28:58.09 ID:0FdoSJKq0
京子「ご飯出来てるよ~」

結衣「うん、いつもありがとうね…」モグモグ

京子「えへへ、お仕事ですから♪」

結衣「ごちそうさま、じゃ、学校行って来るね」

京子「ん、行ってらっしゃーい!」

結衣「行ってきます」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:29:41.30 ID:0FdoSJKq0
あかり「結衣ちゃん、おはよー!」

ちなつ「結衣先輩!おはようございます!」

結衣「あかり、ちなつちゃん、おはよ」

あかり「それにしても、なかなか慣れないよねえ…」

結衣「ああ、京子達に?」

あかり「う、うん、何時も京子ちゃんたちに見られてる感じが、その、恥ずかしくて///」

ちなつ「家も道も壁も、何もかも京子先輩達ですしね…」

結衣「目覚まし時計とかもね」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:32:38.37 ID:0FdoSJKq0
結衣「私はもう慣れたなあ」

ちなつ「私は絶対に慣れそうにありません…」

ちなつ「だって、時計役の京子先輩、アバウトすぎるんですよ!?」

ちなつ「『多分、6時くらい』とか言って来るし、時計の意味ないじゃないですか…」

京子「そんな事言わないでよ、ちなちゅ」

ちなつ「ちなちゅ言うな!」

結衣「そういえば、京子、オリジナリの京子は、今日どうしたの?」

京子「あー、オリ京なら綾乃と一緒に京子達の指導をしてるよ~」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:33:16.90 ID:0FdoSJKq0
結衣「ああ、もうはじめてるんだ、私も手伝うって言ってたのに…」

結衣「じゃあ、あかり、ちなつちゃん、ちょっと急ごうか」

ちなつ「はーい、面倒くさいけど、仕方ないですね」

あかり「あかりも頑張るよ~!」

京子「じゃあ、バケツリレーの要領で送ってあげるね」

京子「みんな、いくよ~」

京子達「「「「「おー!」」」」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:36:54.97 ID:0FdoSJKq0
『はやいぞー♪凄いぞー♪京子ちゃんズ~♪』


ちなつ「京子先輩達、変な歌歌わないでください」

京子「テーマソングなのに~」

結衣「まあまあ、ちなつちゃん、これから長い付き合いになるんだし」

あかり「そうだよ、そろそろ慣れていかないとね」

ちなつ「ううう、分裂したのが結衣先輩だったら誰よりも早く慣れてたんですけど…」

結衣「あ、ありがとう」

あかり「あ、京子ちゃんだー」

あかり「京子ちゃーーーん!」ブンブン

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/04(金) 12:37:12.33 ID:0FdoSJKq0
結衣(そう、世界の全てが京子に埋まっても、私達の日常は続いていく)

結衣(京子の優しさに包まれて…)

結衣(これはこれで、悪くない…)