1 :名無し:14/09/11(木) 22:34:29 ID:lKNqVdq4V主 
佐々木「まだ少しだけ早いんじゃないかい」

キョン「そうか。いや、しかしなんだか無性に食べたくなってな」


佐々木「…それはつまり朝倉さんに会いたいということかな」

2: 名無し:14/09/11(木) 22:35:11 ID:eqUrZU3ad 
キョン「そんなわけないだろ、あいつは何度俺を殺そうとしたと…あれ?佐々木、おまえ朝倉と会ったことあったか?」

佐々木「いいや、でも今の僕は結構いろいろ知っているんだ」


キョン「?」

4: 名無し:14/09/11(木) 22:36:12 ID:eqUrZU3ad 
佐々木「そうだね、たとえば……君が涼宮さんにキスをしたこととか」

キョン「」

佐々木「くっくっくっ」

キョン「い、いや。あ、あれはだな、ほら、sleeping beautyとか言われて、皆に唆されてだな、決してしたくてしたというわけじゃ…」


佐々木「キョン、そんなに慌てなくてもいい。世界が懸かっていたんだ、僕にだってそれくらいの分別はあるつもりだよ」

5: 名無し:14/09/11(木) 22:37:41 ID:eqUrZU3ad 
キョン「…佐々木、おまえ本当に何でも知ってるんだな」

佐々木「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」



キョン「…え?」

6: 名無し:14/09/11(木) 22:38:22 ID:eqUrZU3ad 
佐々木「こほん。ところで、キョン、今日は泊まっていくんだろう?」


キョン「ああ、そのつもりだ。今日の授業の復習もしておきたいしな」


佐々木「君が勉強熱心になってくれて僕は嬉しいよ。君の御母堂もさぞお喜びだろう」

7: 名無し:14/09/11(木) 22:39:11 ID:eqUrZU3ad 
キョン「そうだな。最近は佐々木がお嫁に来てくれたらなんて、よく言っているよ」


佐々木「くっくっくっ。それは光栄だよ。あ、キョン。ちょっとスーパーに寄って行こう。おでんが食べたいんだろう?」

8: 名無し:14/09/11(木) 22:39:37 ID:eqUrZU3ad 
キョン「お、いいのか佐々木?」


佐々木「うん。ちょうど買わなければならないものもあるしね」


キョン「よし、じゃあ行くか。」


佐々木「ああ」
9: 名無し:14/09/11(木) 22:39:51 ID:eqUrZU3ad 
終わり。