例その1

杏「えー。寝ちゃダメなの？」

「寝ずに24時間耐えられたら一週間お休み！？」

「よーし、杏がんばるよ！」



「……」

「…………ねぇ、ゲームやスマホもいじれないの？」

「…………」

――6時間経過

「zzz……」

例その2

ゆかり「ベッドに横に……ですか？」

「いえ……パジャマ姿の撮影はちょっと……」

「制服でしたら……はい」

「えっと寝なかったら……」

「はい、では一緒にお出かけということで」

「有香ちゃんに教えて貰った精神統一でがんばります」

――スタートから5分後



「すやぁ……」

例その3

美穂「え、ええええーっ！」

「そ、そんな、寝ている所なんて恥ずかしすぎます！」

「それは……寝なければ大丈夫ですが……」

「えっ、本当ですか！？」

「なら、熊本県民としてがんばります！」



――開始30分後

「んー……ねてませんよぉー……」ｸｰｸｰ

P「その4はこずえ、その5は桃華で」

ちひろ「撮影する前から結果が分かりきってます！」

P「なら、逆に誰が一番早く寝られるか……にしときますか」

ちひろ「それならまだ……」

P「でも、もじゃむーとか、湿布貼ったままの菜々さんとか許可がでるかな？」

ちひろ「他に候補はいないんですか？」

P「さっき加奈に聞いたけど、顔を真っ赤にして断られまして」

ちひろ「顔を真っ赤？……何かしたんですか？」

P「してませんよ！したのはちとせと共謀して、千夜が寝ている間に、服を全部プリプリピンクのに(ｶﾞｼｯ)





千夜@ピンクハウス系「ちょっと話があるんですが」

「ダ･ン･ナ･様？」

P「」



ちひろ「30分で返してくださいね」

ｽﾞﾘｽﾞﾘ

ﾊﾞﾀﾝ





ちひろ「……やれやれ」

「ところで、加奈ちゃんは何かあったのかしら？」

ｺﾞｿｺﾞｿ

「ねぇ、みんなは何か知らないかしら？」

乃々「いえ、もりくぼは恋のおまじないの本なんか知りませんので、以後は机の下の置物として扱ってください」

まゆ「そういえば、昨日でしたが、誕生日なのに自分担当のプロデューサーさんが来ないとしょんぼりしてましたね」

輝子「ﾌﾋ……小梅ちゃんが何か探していたのは知ってる……」





ちひろ「プロデューサーが来なくて、恋のおまじない……で、小梅ちゃんか」

「失敗して変な幽霊でも憑かれたのかしら？」

――その頃

加奈「うぅ……」

「乃々ちゃんに貸して貰った本にあったおまじない……」

「今朝の夢の中で、プロデューサーさんとらぶらぶになれたけど……」

「夢から覚めても、今の今まででもプロデューサーさんと一緒になってるみたいで……(///)」

「ど、どうしたらいいんだろ……」

「おかしくなっちゃいそうだよ……(///)」



おしまい