1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 01:29:37.54 ID:BXzK4HXU0.net[1/20]
アムロ「キミ!νガンダムの格納庫に見たことないMSがあるんだが」

アナハイム技師「え?νガンダムですよね?」

アムロ「ああ、名前はそうなんだが…まるっきり別のMSなんだよ」

技師「きちんと送られてきた設計図を基に建造しましたよ?」

アムロ「そんなはずはないんだが…サイコミュを搭載したガンダムの面影が無い…」



アムロ「羽が生えてる」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 01:33:02.02 ID:BXzK4HXU0.net[2/20]
アムロ「しかたない、これで行くか。フィフスルナへ急がねばな」

アムロ「ん?なんだこのクソみたいなOSは…書き直そう」カタカタ

アムロ「色合いもイマイチ気に入らないが…まあいい、今はこのままだ」


アムロ「よし…!いきまぁす!」

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 01:42:02.03 ID:BXzK4HXU0.net[3/20]
アムロ「そこ!」

ギュネイ「ぐああ!」

シャア「まっていたぞアムr…なんだそのMSは!?」

アムロ「知らない!格納庫にあったんだ!」

シャア「なんだと!」

アムロ「なんでこんなものを地球に落とす!」

シャア「わ、私シャアアズナブルが地球を」

アムロ「やめてよね!!」ズオオオオオオォォォ

シャア「ぐあああああああ」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 01:48:44.59 ID:BXzK4HXU0.net[4/20]
アムロ「…」

技師「…やっちゃいましたね」

アムロ「ああ…まさか俺の攻撃のあおりでフィフスルナを後押ししてしまうとは…」

技師「あのMS…フリーダムでしたっけ。すごい火力でしたね…」

アムロ「だがどうも俺には合わない気がする。エゴの塊のような機体だ」

技師「そうですね。敵をダルマにしてまわってましたもんね、大尉」

アムロ「なぜだろう、あの時は良かれと思ったんだが…すごく残酷なことをしてしまった」

技師「改修作業を行いますか?」

アムロ「いや、いい。あれのパーツを溶かして一から建造してくれ。今度こそνガンダムを」

技師「わかりました。正規の設計図を送ってくださいね」

アムロ「たのんだぞ」

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:01:00.62 ID:BXzK4HXU0.net[5/20]
技師「できましたよ」ツカツカツカ

アムロ「しかし情けない…シャアと隕石が地球に落ちていくのを見ているだけだった。とどめも刺さずに」カツカツカツ

技師「やっちまったもんは仕方がありません」

アムロ「ああ、一度やってしまったものは仕方ない。このままアクシズも地球に落とそう」

技師「口封じですね。シャアのやったことにしないと我々が裁判にかけられますもんね」

アムロ「ああ、そのとき邪魔者が入らないようにもνガンダムが必要だ」

技師「わかっていますよ…さあこれです」カッ

アムロ「ああ…これが…」

技師「大尉のご希望通りですよ。新型のサイコミュ搭載型MS。これでシャアとも渡り合えます」

アムロ「よくやってくれた。これでアクシズを守れる。が…」



アムロ「νガンダムってあんなバッタみたいな頭だったか…?」

31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:06:45.38 ID:BXzK4HXU0.net[6/20]
シャア「…もう1か月か…地球の病院に入院して」

ギュネイ「…」

シャア「私は間違っていたのかもしれない」

ギュネイ「はい…隕石の落下がここまでの影響を地球に与えるとは…我々が浅はかでした」

シャア「しかも地球人は隕石を落とそうとした我々を懸命に看病してくれた」

ギュネイ「…」

シャア「…宇宙にあがるぞギュネイ。嫌な予感がする」

ギュネイ「了解です、大佐。アナハイムに新型の建造を打診しておきます」

37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:11:57.90 ID:BXzK4HXU0.net[7/20]
チェーン「アムロ大尉はフィフスルナを地球に落としたんですよ!!!」

ブライト「本当か?」

アムロ「勘弁してくれよ。それよりアクシズの所有権はどうか?」

ブライト「ああ、譲渡は順調だ。しかし…本当に必要なのか?対ネオジオン迎撃施設など」

アムロ「ああ、どうにもシャアが何か企んでいるらしい。備えはしておかないとな」

ブライト「わかった。航行用の推力も強化しておこう」

アムロ「恩に着るよ」スタスタスタ

ブライト「…」

44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:20:35.32 ID:BXzK4HXU0.net[8/20]
技師「できましたよ」

シャア「うむ。よくやってくれた」

技師「この短期間で仕上げるのは大変でしたよ」

シャア「無理を言ってすまなかったな」

技師「ハハハ。しかし装備の少なさのおかげで機体は万全にできました」

ギュネイ「強化しすぎでは?」

シャア「若いのさ」

技師「火器を一切装備しないとは…大佐の精神の現れですな」

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:26:08.08 ID:BXzK4HXU0.net[9/20]
アムロ「よし、火を入れろ」

技師「は!」

アクシズ「ボボボボボ」

アムロ「おらっ」ドゴ

技師「ぐあああああ」

ピッ

アムロ「まずいぞブライト!アクシズがネオジオンの急襲を受けている!」ザザ

ブライト「なんだと!?」

アムロ「このままではアクシズが地球の重力圏に入る!ギリギリまで追う!」

ブライト「わかった!」ブチ

アムロ「さてと…重力圏までアクシズを守らないとな」

52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:29:50.33 ID:BXzK4HXU0.net[10/20]
ネオジオン兵「アクシズを落とせ!」

ネイジオン兵「地球を守るんだ!」

アムロ「わが方で整備したままのアクシズが通るんだぞ…!」

アムロ「ジオンは!!宇宙にいればいいのだッッ!!!」

ネオジオン兵「ぐああああ!」

アムロ「地球がそんなに好きかあああああ!!!!」バキバキ

ネオジオン兵「うわああああ!!」ドゴォン


アムロ「!」キュピイン!

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:34:02.28 ID:BXzK4HXU0.net[11/20]
アムロ「来たかい!」

シャア「やめろアムロ!」

アムロ「フハハハハ…貴様の生体反応のデータをとりながら…神の国への引導を渡してやるァ!!!」

シャア「生体反応!?うっ!」ガキィン

シャア「ぐあああああああああ」

ギュネイ「…!」ジジジジジ

アムロ「!?」

アムロ「なんだ!?機体制御が…」

アムロ「何が不調なのだ!!!」

シャア「ギュネイか!」

ギュネイ「ガンダムアクエリアスの建造、間に合いましたね」

58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:41:02.97 ID:BXzK4HXU0.net[12/20]
アムロ「貴様らになぁ…アクシズの落下阻止など…」

アムロ「できるわきゃねぇだろォォォ!!!」ズボォォォォ

ギュネイ「ぐあああああ」ジュッ

シャア「ギュネイ!」

ズッ… ボッ…

アムロ「戦うと元気になるなあ!シャア!死を意識するから、生きていることを実感できる」ニコニコ

シャア「…アムロッ…!くそ、このままではアクシズが…」

ピッ

クェス「いきますよ」

シャア「クェス!?」

クェス「ニュータイプの実力、知りたいんじゃないの?もちろん大佐の希望通りに…」

クェス「新型で行きます」

62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:46:09.65 ID:BXzK4HXU0.net[13/20]
ナナイ「大佐!」ピピッ

シャア「ナナイ!もしやクェスに…」

ナナイ「はい、与えました。もうすぐ戦闘中域に到着します」

アムロ「…なんだ?このプレッシャーは…」

シャア「…この機体に乗って勝者になってはならない…!」ズバ゙ッ

アムロ「くっ」

シャア「アムロ!悪いが一緒に来てもらうぞ!」

アムロ「もう一度封印できるか!?このオレを!」

ドゴォン!

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:50:23.65 ID:BXzK4HXU0.net[14/20]
クェス「サイコミュ波同調…GNファング射出をする」

アムロ「クェスならやめろ!」

クェス「でも大佐はあたしにやらせてくれるって」

アムロ「邪気が…!」

クェス「…ギュネイをやったの!?」

クェス「…」

クェス「あたしがアクシズとアムロを追い出すんだから!」

クェス「GNファング144機!アクシズを刻んでやる!」

ボボボボボ

68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:52:39.24 ID:BXzK4HXU0.net[15/20]
アムロ「…シャア!貴様がいなければ!」ボォ

シャア「情けない奴め!」ボゴォン

アムロ「クッ」バシュ

シャア「頭部だけで脱出!?逃がさん!」ガッ

アムロ「捕まった!?」

71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 02:54:46.15 ID:BXzK4HXU0.net[16/20]
クェス「大佐!細分化したアクシズの破片が!」

シャア「なに!?これは…燃え尽きずに地表に落下する!?」

アムロ「もう無理だシャア!離れよう!無理だよ!みんな下がろう!」

シャア「貴様は黙っていろ!」

75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 03:01:12.92 ID:BXzK4HXU0.net[17/20]
シャア「こうなったら大気圏に突入しながらすべて砕くしか…!」ガキィン

アムロ「変形しただと!?」

シャア「…む!?ロンドベルか!」

ピッ

ブライト「すまない…こんな結果になってしまって」

シャア「ブライト!」

ロンド兵「ネオジオンだけにいい思いはさせませんよ!」

シャア「しかし…その機体では!」

ロンド兵「地球が駄目になるかって話だ…やってみねえと!」

シャア「リ・ガズィまで…無理だ…下がれ!」

アムロ「そうだ下がろう!こんなことに(俺が)付き合う必要はない!」

アムロ「摩擦熱とオーバーロードで自爆するだけだぞ!」

79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 03:08:19.15 ID:BXzK4HXU0.net[18/20]
クェス「GNブラスターを使おうにもこの位置では…!大佐!」

シャア「離れろ!…ガンダムの力は!」

アムロ「これは…すさまじい性能だ…エレガントさの欠片もない変形だがッ…」

シャア「黙っていろ!」

シャア「おおおおおおおおおお」ゾゾゾゾゾゾゾゾ

アクシズが次々と細分化されていきます!

   この大きさならば地表に激突する前に燃え尽きます!

 そんな…バカな…!!!


you bolong to me サヨナラ言えなくて…


END
80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 03:11:36.30 ID:BXzK4HXU0.net[19/20]
わかりにくくてごめんな

アムロ フリーダム→ターンX
シャア サザビー→エピオン
ギュネイ ヤクトドーガ→アクエリアス
クェス ガデラーザ

アムロが他のMSに乗るSS書きたくなってやってしまった
こんな時間までやって本当にバカだと思う
すみませんでした
反省しているのでどうかMGターンX買ってください

84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/24(水) 03:20:34.85 ID:BXzK4HXU0.net[20/20]
ギュネイ「…ここは」

???「おや?気が付かれましたか」

ギュネイ「たしか俺はアクシズを止めるために…」

???「ええ、あなたがたのおかげで地球は助かりました。ありがとう」

ギュネイ「いや、こちらこそ…」

???「ところで、あなたのことを見込んでお願いが」

ギュネイ「なんでしょうか?」

???「実は…平和のために機体の強奪をお願いしたいのです」

マルキオ「SEEDを持つ者よ」



THE END