1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:27:31.41 ID:z/28asry0.net[1/10]
ハルヒ「!?」

ガタッ
俺「玄界灘中出身、涼宮ひろし。ただの人間には興味はない」
 「この中に『組織』について有力な情報を持った奴がいたら俺のところに来てくれ・・・以上だ」

ハルヒ「」

~休み時間~

ハルヒ「ちょっとアンタ! さっきのどういうつもり!?」

俺「さっきの・・・俺の自己紹介のことか?」

ハルヒ「そうよ!組織がどうとか・・・説明しなさい!」

俺「アンタ、『組織』について何か知ってるのかい?」

ハルヒ「知らないから聞いてるんじゃないの!」

俺「(やれやれ・・・付き合ってられないな・・・)ほりゃっ」ブゥゥ~

ハルヒ「!? 屁!?」

シュゥゥゥゥ・・・

ハルヒ「ケホケホ・・・ちょ、ちょっとアンタ!一体どういう・・・」

ハルヒ「消えた!?」

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:30:31.75 ID:z/28asry0.net[2/10]
ハルヒ「涼宮ひろし・・・なんて不思議なヤツなの・・・っ」ドキドキ

~文芸部室~

ドア「ガチャッ」

俺「ククク・・・邪魔するぜ」

長門「・・・」

俺「クククク・・・」ニヤニヤ

長門「・・・?」

俺「・・・」ニヤニヤ

長門「・・・何?」

俺「・・・」バブウウウウウウ↑

長門「!?」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:32:45.35 ID:z/28asry0.net[3/10]
モワワワ~

長門「」

俺「ククク・・・こいつはほんの挨拶代わりだ」

俺「また来るぜ」バタン

長門「・・・」

モワァ~

長門「・・・臭い」ジワッ

長門「・・・換気を開始する」グスッ

ガララッ シャッ パタパタ

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:35:26.33 ID:rBFX+Rde0.net[1/2]
俺「お前もこの地に集められた涼宮の一人か」

ひろし「!」

俺「どうやらキサマは自分の意志でここへやって来たと思っているようだな・・・」

ひろし「違うのか・・・?」

俺「話にならんな・・・消えろ」

ひろし「グワァ・・・」

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:37:54.78 ID:z/28asry0.net[4/10]
~再び教室~

ハルヒ(涼宮ひろし・・・一体どこに消えたのかしら・・・)ムスッ

キョン「よぅ、さっきは災難だったな」

ハルヒ「・・・何が?」ムス

俺「」ガラッ

ハルヒ「!!」

キョン「いや、自己紹介んときヘンなやつに・・・」

ハルヒ「どいて邪魔!!」ドカッ

キョン「ぐぉ!?」バターン

ハルヒ「探したわよ!涼宮ひろしッ!!」ズカズカ

キョン「・・・」シュン

国木田「どんまい」

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:43:40.90 ID:z/28asry0.net[5/10]
俺「やれやれ・・・またお前か・・・」フゥー

ハルヒ「さっきのは一体どういうことなの!?説明しなさい!!」

俺「さっきの・・・ああ、〝アレ〟ね。 ククク・・・なぁに、あれは俺の【能力】さ」

ハルヒ「の、能力ですって!?」

俺「あの異能の名は【漏魔の休日(オードリーヒップバーン)】」

俺「オレは食物を摂取・消化することで体内にガスを発生させ、それを自在に体外に噴射することが出来るのさ」

ハルヒ「す、すごい・・・」ゴクッ

阪中(ただの放屁のメカニズムなのね・・・)

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:50:38.41 ID:z/28asry0.net[6/10]
ハルヒ「つ、つまりアンタは・・・超能力者ってわけ!?」

俺「そんなにいいもんじゃないさ」

俺「【漏魔の休日(オードリーヒップバーン)】はある程度は随意的に操作できるが、いかんせん聞き分けが悪くてな」

俺「その強大すぎる力が俺の制御を振り切っちまうことがままあるのさ」

ハルヒ「・・・ッ」ゴクッ

俺「特に抑え付けようとすると余計に・・・ホラ、聞こえだろ?野獣のうめき声が・・・」ギュロロロロロ


国木田(過敏性腸症候群か・・・アレ地味につらいんだよな・・・)

43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 22:58:19.08 ID:z/28asry0.net[7/10]
俺「じゃ、そういうわけで」ガタッ スタスタ

ハルヒ「ちょ、どこいくのよ・・・待ちなさいよっ!!」ガタッ

俺「・・・」ピタッ

ハルヒ(え、ホントに待った・・・)

俺「・・・・・・俺に関わらない方がいい」

ハルヒ「え?」

俺「オレの後ろを付け回すヤツは・・・みんな不幸になっちまうのさ・・・」フッ

ハルヒ「あ・・・」ドキッ

ハルヒ(辛そうな顔・・・)

ハルヒ(まるで・・・なにか苦しみに耐えてるみたいな・・・)ドキドキ

俺「・・・せろ」

ハルヒ「え?」

俺「バカ野郎!ふせろと言っているッ!!」ボッブウウウウウウウウウウ

ハルヒ「え・・・きゃあああああああああああああ!!!!」シュウウウウウウウウウウウ

49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 23:05:03.10 ID:z/28asry0.net[8/10]
ハルヒ「ゲホッゲホッ・・・ま、また消えた!? なによアイツ・・・オナラ我慢してただけじゃない!!」

ハルヒ「ドキドキして損したわ・・・ハァ」

もわわわ~ん

ハルヒ「うっ・・・相変わらずキョーレツね、しかし・・・」

ハルヒ「ん?」

生徒達「 ヒソヒソ・・・コノニオイ・・・オナラ・・・・・・スズミヤサン・・・・・・ヒソッ・・・ 」

ハルヒ「!? ち、違うわよ違うわよ違うわよ!!///」

生徒達「 ヒソヒソ・・・ムキニナッテ・・・・・・ギャクニアヤシイ・・・ヒソヒソ・・・ヤッパリ・・・ 」

ハルヒ「うぅ・・・」

ハルヒ(不幸だわ・・・)ズーン

51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 23:14:07.85 ID:z/28asry0.net[9/10]
~校庭~

俺「フン・・・これでヤツも懲りただろう」スタスタ

「・・・チナサーイ」

俺「ん?」

ハルヒ「コラアアア!!待ちなさーい!!」ドドドドド

俺「やれやれ・・・アンタもしつこいね」ハァ・・・

ハルヒ「どうしてくれんのよ! あ、アンタのせいで、アタシの・・・アタシが・・・ッ」グスッ

俺「ふぅ・・・こんなことくらいで泣くなよハルヒ」

ハルヒ「ばっ・・・ズズッ・・・な、なに勝手に名前で呼んでんのよっ!!///」グシグシ

俺「・・・? 同姓なんだから苗字で呼び合うのは不自然だろ?」

ハルヒ「うっ・・・わ、わかったわよ・・・そのかわりアタシも、あ、アンタのこと・・・ヒロシって呼ぶからねっ!!///」

俺「ククク・・・勝手にしな」

ハルヒ「特別なんだから・・・感謝しなさいよねっ!!」

俺「やれやれ」


第一部【完】

64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/31(金) 23:30:37.05 ID:z/28asry0.net[10/10]
~おまけ~

長門宅

朝倉「どう思う?」ムシャモシャ

長門「・・・何が?」ハムハム

朝倉「涼宮さんが気にかけてる・・・ズズッ・・・あの男子生徒のことよ」プハァ

長門「・・・」ズズズッ

朝倉「どーも臭うのよねぇ・・・彼」ムシャムシャ

朝倉「ねぇ、一度彼の身辺を洗ってみたほうがいいんじゃない?」

長門「・・・」

長門(たしかにあの臭いは常軌を逸している・・・)

長門「わかった。徹底的に洗浄しておく」モキュモキュ

朝倉「そう? そういうのは私の仕事だと思ったけど・・・じゃあヨロシクね」ハムッ

長門「まかせて」


おまけ【完】