1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:10:56.30 ID:odEb3IyV0.net[1/12]
コナン「と言うと?」

阿笠「いやいくら小1のロリといえどもな」

阿笠「歩美君はギャーギャー騒ぐうるさいガキじゃし」

阿笠「哀君は何か暗い顔で黙ってるし何か生意気な感じに見えるし」

阿笠「あとアレじゃよ三次元のメスって考えるとどうしてもの」

コナン「なるほど」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:13:50.80 ID:odEb3IyV0.net[2/12]
阿笠「やはり女の子は二次元に限ると思うんじゃ」

コナン「なるほど」

阿笠「今の時代ネットを漁れば自分好みの外見の二次  画像なんてすぐ出てくるしの」

コナン「確かに」

阿笠「あー、せめて歩美君や哀君が二次元の存在じゃったらのー」

コナン「……じゃあ二次元の存在にすりゃ良くね?」

阿笠「?」

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:15:57.52 ID:odEb3IyV0.net[3/12]
 数日後

コナン「どうだ博士、描けたか」

阿笠「うむ、歩美君や哀君をモチーフに作ったキャラクターじゃ」

コナン「へえ、博士中々上手いじゃないか」

阿笠「昔漫画化になろうとか考えた時期があっての」

コナン「なるほど」

阿笠「いっそこのキャラクターたちを使って漫画でも描いて漫画化デビューでもするかの」

コナン「なるほど」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:18:23.22 ID:odEb3IyV0.net[4/12]
 数か月後

阿笠「うーん、あれから色々な所に投稿してはいるが当たらんのう」

コナン「絵は悪くないと思うんだけどな……」

阿笠「やはり内容がダメなんじゃろうか……」

コナン「そういえば内容に関して聞いてなかったけどどんな内容なんだ?」

阿笠「うむ、歩美君と哀君がチームを組んで町の困った人たちの相談を解決していくというお話じゃ」

コナン「うーん……何かそれほのぼのとし過ぎてて漫画というより絵本じゃね……?」

阿笠「そうなんじゃよな……」

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:20:34.14 ID:odEb3IyV0.net[5/12]
コナン「いっそのこと殺人事件とか解決させちまったらどうだ?」

阿笠「いやそれは無茶じゃろ……小学生が殺人事件を解決とかどんな頭しとるんじゃよ……」

コナン「でも灰原って何か頭良さそうな顔してるしさぁ」

阿笠「まあ確かに大人っぽいと言えばそうじゃがの……」

コナン「あ、じゃあいっそこの漫画の灰原は大人だったってことにしねぇ?」

阿笠「?」

コナン「だからさぁ、魔法とか何かで子供の姿になってしまって……みたいな」

阿笠「なるほど」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:23:49.11 ID:odEb3IyV0.net[6/12]
阿笠「しかし……殺人事件が起こる世界観で魔法ってどうなんじゃ……リアルなんだかファンタジーなんだかわからんぞ……」

コナン「じゃあ……薬とかどうだろ。幼児化しちゃう薬」

阿笠「あ、いいのうそれ。じゃあそうするか」

コナン「そんじゃ歩美も幼児化したってことにするか?」

阿笠「それはどうじゃろ……歩美君は見た目も挙動も完全に小学生じゃからのう……これが大人だったら痛すぎるぞ……」

コナン「うーん……でも薬を投薬されたのが一人だけってのも不自然じゃね?」

阿笠「まあこんな不思議な薬を1人だけに投与されたっていうのはおかしいのう」

コナン「新キャラ出すか」

阿笠「そうじゃな……そんでその新キャラも薬で幼児化してて……と」

コナン「新キャラはどんな奴にする?」

阿笠「そうじゃなぁ……思いつかんからとりあえず君をモチーフに一人作ろう」

コナン「マジかよ」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:28:11.06 ID:odEb3IyV0.net[7/12]
阿笠「で、元大人の君が子供になって……君と哀君と歩美君で三人組の探偵団」

阿笠「三人で殺人事件を解決していく……ふむふむ、中々面白そうではないか」

コナン「しかし男1人に女2人か……俺こういう両手に花というかハーレム臭のする一枚絵はちょっとな……」

阿笠「そうか……じゃあ男を増やすかの」

コナン「2人ぐらい増やして合計5人って感じだと丁度良くね? 戦隊モノのメンバーも5人だし」

阿笠「そうじゃな。戦隊モノじゃとパワータイプが一人は欲しいからそんな感じの男子を一人……」

コナン「あとブレインっていうの? 頭が良い男子も入れておこう。パワータイプと対照的になってバランスが良くなる」

阿笠「そうじゃな」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:31:06.91 ID:odEb3IyV0.net[8/12]
コナン「ん? ちょっと待って俺はどんなキャラクターになるん?」

阿笠「ええ……? えーと……大人から子供になったんじゃから頭は良いじゃろ」

阿笠「あと君サッカー得意だからスポーツもできるようにして……」

コナン「おいおい待てよ、そんなステータスじゃパワータイプとブレインタイプが残念な感じになっちまう」

阿笠「うーん、しかしぶっちゃけこの新男子二人は全体を整えるためのパーツなだけじゃしのう」

コナン「じゃあいいか適当で。そこそこパワー系とそこそこ頭良い系程度にしよう」

阿笠「じゃな。そんな顔もイケメンじゃなくていいじゃろブサイクで。あと体もデブとガリで」

コナン「そんなでいいならガリの方に気持ち悪いソバカス付けとこうぜwwwwwwwwww」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:35:12.76 ID:odEb3IyV0.net[9/12]
阿笠「よーし、できたぞ!」

阿笠「この5人で事件を解決するわけじゃから……」

阿笠「少年探偵団とかいうチーム名どうじゃろう」

コナン「悪くないな」

阿笠「じゃあ仮タイトルは『少年探偵団』と……」

コナン「あ、あと小学生チームなら保護者的存在も必要だろ」

阿笠「それもそうじゃな」

コナン「それは阿笠博士でいいよな」

阿笠「うむ、ワシをモチーフに保護者キャラを作って……よし、こんな感じか」

コナン「あと灰原と俺のキャラの住んでる場所とかどうするよ?」

阿笠「保護者キャラのワシの家で構わんのではないか?」

コナン「ええ……俺博士と暮らすの……?」

阿笠「嫌か?」

コナン「嫌だよ……」

阿笠「」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:37:59.28 ID:odEb3IyV0.net[10/12]
コナン「アレだ、新キャラ追加しよう」

コナン「スポーツやってるお姉さん系の女の子と俺一緒に暮らしたい」

阿笠「贅沢言ってくれるのう……まあ小学生5人と保護者キャラ一人じゃちょっとキャラが少なすぎるからいいか……」

コナン「でもその女の子が母親ってのは違うな……あくまでお姉さん的ポジション」

コナン「そんで母親は居ない方がいいな……離婚とか別居とかしてる感じで」

阿笠「何でじゃ?」

コナン「するとその女の子と手料理が食えるというシチュになるやん?」

阿笠「なるほど。じゃあその女の子は母親は別居して父親と二人暮らし中……と」

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:40:45.23 ID:odEb3IyV0.net[11/12]
コナン「ライバルキャラも欲しいな」

阿笠「ライバルか。関西弁とか喋ってたら面白いんじゃないかの」

コナン「そうだ、事件が起こるなら警察も必要だろ」

阿笠「よしよし、まず女刑事と……他同僚とか上司を男女適当に」

コナン「あ、少年探偵団が小学生なら担任の先生とかどうする? 女の先生がいいなぁ女教師は萌える」

阿笠「むむ……何か面倒になってきたからさっきの女刑事のキャラデザを流用して……」

コナン「っていうか俺と灰原モチーフのキャラは元の体に戻りたくないん?」

阿笠「じゃあ物語の目的を元の体に戻ることにして……」

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/05(水) 15:43:24.03 ID:odEb3IyV0.net[12/12]
 数か月後

阿笠「ほっほっほ、ついにワシの漫画の連載が決まったぞ」

コナン「良かったな博士!」

阿笠「まあ当初考えていた内容やタイトル、主人公さえ大幅に変わってしまったがの」

コナン「仕方ねぇだろ、最初は対象となる読者に合わせた内容にして」

コナン「徐々に自分の好きな物語に移していくしかない」

阿笠「そうじゃな……さて、ではサンデーを開こう」

コナン「えーと、今回から連載開始の『名探偵コナン』はっと……」