2: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:01:30.55 ID:HMFj5oCB0
響「えっ////」

美希「響はちっちゃいのにわがままボディだから抱き枕にピッタシなの!」

響「自分ちっちゃくないぞ! ……なんだ、抱き枕代わりか」

3: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:02:15.30 ID:HMFj5oCB0
美希「何、がっかりした?」ニマー

響「し、してないぞ! 美希もふざけてないで何が欲しいか教えてよ!」

美希「ふふー、響ったら照れちゃって可愛いの!」ガバッ

4: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:03:03.43 ID:HMFj5oCB0
響「こ、こら//放せよー!」ジタバタ

美希「はいなの」パッ

響「あっ……」

美希「ホントに放すと寂しそうな顔する響」ニヤニヤ

5: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:03:38.75 ID:HMFj5oCB0
響「うぎゃー! からかうなよぉ! プレゼント買ったげないぞ!」

美希「それは困るの。ミキ、どうしても欲しいものがあるの」

響「へぇ、どんなの? 自分が手に入れれるものなら良いんだけど」

6: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:04:41.05 ID:HMFj5oCB0
美希「えっとね……小さなもので」

響「うんうん。ちっちゃい物なら自分でも買ったげられるかも」

美希「可愛くって」

響「アクセサリか何か? ブランド物とかだと難しいかも……」

7: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:05:41.92 ID:HMFj5oCB0
美希「意外と恥ずかしがり屋で」

響「ん?」

美希「元気っこに見えて実はインドア派で女の子っぽい趣味してて、ミキより年上なのにいじった時の反応が純粋で、だけどミキがホントに困ってるとき、お姉さんっぽく優しく気を遣ってくれる……そんな人が欲しいの」

響「そ、それって////」

8: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:06:30.56 ID:HMFj5oCB0
美希「あれー、響顔赤いよ?」

響「み、美希のせいだろ!」

美希「えっ、ミキ何かやったっけ?」

響「だからその……ぁぅ」

10: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:07:31.76 ID:HMFj5oCB0
美希「んふー」ニヤニヤ

響「に、ニヤニヤするなー!」

美希「ま、その様子ならミキの気持ちは伝わったかな?」

響「あの、その……ぅぅ」

11: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:10:05.60 ID:HMFj5oCB0
美希「相変わらず響は解りやすいの!」

響「でも……自分」

美希「ううん。知ってるよ」

響「えっ!?」

美希「響の心の中には特別な人がいることも、それがミキじゃないってことも、ね」

12: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:10:47.26 ID:HMFj5oCB0
響「……ごめ」

美希「謝らないで! 代わりに、今日だけ……ううん、今だけで良いから……ミキのモノでいて」

響「……」コクン

美希「……ごめんね。響の優しさにつけこんじゃって」ギュッ

13: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:11:30.36 ID:HMFj5oCB0
響「っ!」ビクンッ

美希「大丈夫、何もしないの。ただ、こうやってぎゅっとするだけ」

美希「ふふっ、響の心臓、すっごくドキドキ言ってるの」

響「こんな状況で落ち着いてられる方が嫌だぞ……」

14: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:11:59.50 ID:HMFj5oCB0
美希「……ね、響」

響「ん?」

美希「ミキ、響のこと応援してるから」

響「……ありがとう」

15: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:13:49.30 ID:HMFj5oCB0
美希「もしふられちゃったら、こうやってぎゅーってして、いっぱい慰めてあげるの!」

響「ふふっ。それなら安心して告白できるさー」

美希「だから早くふられて来てね」

響「うぎゃー! 縁起でもないぞ!」

16: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:14:22.44 ID:HMFj5oCB0
美希「あはっ、冗談なの。だから……ね。響からも、ぎゅっとして欲しいな」

響「……うん」

美希「……あったかいね」

響「……そうだな」

17: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:15:01.26 ID:HMFj5oCB0
美希「ミキね、諦めたワケじゃないんだからね」

響「え?」

美希「響がミキのことを見てくれるように、これからいっぱいいーっぱいキラキラするの!」

響「ふふ、そりゃ大変だ。美希は可愛いもんな。誘惑されないようにしなきゃ」

18: ◆.xKc9zwqNY 2014/11/23(日) 23:15:42.11 ID:HMFj5oCB0
美希「……響のそういうとこ、ずるいって思うな」

響「ん、何が?」

美希「何でもないのー。ま、来年の今頃を楽しみにしてるの!」

美希「来年こそ、響を貰ってみせるから、ね!」ギュッ




おしりちん

引用元: 響「プレゼントは何が良い?」美希「うーん、響かな?」