1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:29:03.53 ID:qo2MhLiP0.net[1/12]
春香「しまいには私も答えられないような立ち入ったことまで聞くのです」

春香「私はめんどうだなぁと思いつつも、不思議の感に打たれました」

春香「以前、私の方から彼を問題にして話しかけた時の彼女を思い出すと」

春香「どう見ても彼女の調子が変わっていました」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:31:39.39 ID:qo2MhLiP0.net[2/12]
千早「春香!」

春香「どうしたの千早ちゃん?」

千早「プロデューサーはいま何処にいるのかしら?」

春香「え?さっき出ていったけど...」

千早「そういえば、プロデューサーは最近帰りが遅いわよね?」

春香「え?そうなの?え?」

千早「それに、いつもコンビニ弁当」

春香「待った」

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:34:23.44 ID:qo2MhLiP0.net[3/12]
春香「そんなこと聞かれても私、知らないよ?」

千早「あ、そうね」

千早「それじゃあ、プロデューサーの血液型は?」

春香「いや、知らないよ」

千早「Producer's blood type?」

春香「英語で同じこと聞かれても」

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:36:51.93 ID:qo2MhLiP0.net[4/12]
千早「じゃあ、プロデューサーの飼ってる犬の名前は?」

春香「余計知らないよ!!」

千早「バカね、ポチよ」

春香「知ってるんならなんで質問した!?」

千早「なんとなく」

春香「なんとなくかよ!」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:40:00.86 ID:qo2MhLiP0.net[5/12]
千早「じゃあ、プロデューサーが好きな場所は?」

春香「え?えーと...」

春香「志摩スペイン村?」

千早「違うわ、正解はディ○ニー」

春香「いろんな意味でヤバいよそれは」

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:43:27.40 ID:qo2MhLiP0.net[6/12]
春香「っていうか、千早ちゃん知ってるのになんで質問」

千早「なんとなく」

春香「......それじゃあ、わからないことを聞いてね?」

千早「わかった」

千早「...プロデューサーって、なんで頭がPなのかしら?」

春香「それは...」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:46:41.99 ID:qo2MhLiP0.net[7/12]
春香「確かに、そうだよね」

千早「ええ、更新世以来の謎だわ、これは」

春香「そんな昔!?」

千早「身体は人体、頭はPってどう考えても人体錬成レベルだわ」

千早「キメラよキメラ」

春香(否定したいのに否定できない自分がいる)

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:48:24.67 ID:qo2MhLiP0.net[8/12]
千早「まあ、それは置いといて」

春香「置いとくんかい」

千早「プロデューサーってイケメンなのかしら」

春香「えっ...?」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:51:13.12 ID:qo2MhLiP0.net[9/12]
千早「人外としてよ」

千早「実際、人面犬の上位互換としてイケメン犬がいるわ」

春香「いや、なんの話?」

千早「つまり、Pヘッド族のなかでイケメンかということよ!」

春香「そんな種族はじめて聞いたよ」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:53:17.54 ID:qo2MhLiP0.net[10/12]
千早「これはスカウターで計らないとね」

春香「んなもんどっから持ってきた」

千早「秘密経路よ、それ!」

千早「イケメン度......5か、ゴミめ!」

春香「いやいやいやいや」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:55:42.75 ID:qo2MhLiP0.net[11/12]
春香「イケメン度ってなに?戦闘力計るものじゃないのそれ?」

千早「確かに、普通のスカウターはそうね」

千早「でもこれは」

千早「イケメン度を測定できるスカウターなのよ!」

春香「へぇーうん、そうなんだ(棒)」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/23(日) 23:59:07.55 ID:qo2MhLiP0.net[12/12]
千早「でも、まさか5だなんて...」

春香「どのぐらいが標準値なの?」

千早「そうね...53万ぐらいで上の下ぐらいかしら?」

春香「標準値が高すぎるわ!」

千早「5なんていったら下の下の下の下の下の下の下の下の(ryの下よ」

春香「そんなこといったら可哀想だよ...」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:03:06.66 ID:QqmMQrgT0.net[1/15]
千早「でも、私は外見より中身をみるから大丈夫よ」

春香「ついでに聞いておきたいんだけど、やよいは?」

千早「高槻さんは250垓8584京8413億2525万8413よ!!」

春香(うわぁ...)

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:06:04.43 ID:QqmMQrgT0.net[2/15]
千早「話はかなりずれたけどプロデューサーの話に戻るわ」

春香「ちょっと待って?」

千早「なにかしら?」

春香「なんて、今日に限ってプロデューサーさんのことばかり質問するの?」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:10:31.01 ID:QqmMQrgT0.net[3/15]
千早「!......」プルプル

春香(そのとき、千早ちゃんは突然黙り込みました)

春香(しかし、私は、彼女の口元が震えるように動いているのを注視しました)

春香(彼女は元来無口でした)

春香(普段から何か言おうとすると、言う前によく考える癖がありました)

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:14:33.88 ID:QqmMQrgT0.net[4/15]
春香(それだけに、いったん声が口を破って出るとなると、その声には普通の人よりも倍の強い力がありました)

千早「......」プルプル

春香(...彼女の口元を見てると、私はまた何か出てくるn)

千早「プロデューサーと結婚したいからよ!」

春香「えぇ!?」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:19:00.83 ID:QqmMQrgT0.net[5/15]
千早「でも、高槻さんもかわいいわ...一体私はどっちを選べば...」

春香(え?なにこの展開)

千早「スカウター的には断然高槻さんだわ、でも...」

千早「でも、プロデューサーも捨てがたい」

千早「うーん...」

春香(え?なにこれ?夏目漱石も混乱するレベルだよこれ)

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:24:28.63 ID:QqmMQrgT0.net[6/15]
千早「春香、これはどっちを選ぶべきかしら?」

春香「え?そんなこと言われても...」

春香(本当の展開では私と千早ちゃんが恋敵になるはずだよね?)

春香(展開的にはやよいを勧めておいたほうがいいのかな?)

春香「......やよい、かな?」

千早「うーん、果たしてそうかしら?」

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:29:09.62 ID:QqmMQrgT0.net[7/15]
春香「...え?」

千早「確かに、私は高槻さんを愛してる」

千早「でも、それと同時にプロデューサーも愛してるわ」

千早「もし、重婚が出来たなら、こんなには悩まないのだけれど」

春香(それが出来てたら原作の方も昼ドラっぽくなんないよ!)

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:31:09.25 ID:QqmMQrgT0.net[8/15]
千早「うーん......」

春香(これは...ほっとくべき?)

春香(今のうちにプロデューサーさんに告白しちゃお)

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:33:50.30 ID:QqmMQrgT0.net[9/15]
春香(でも、その前に社長にも話を通しておこうかな?)

春香「社長」

高木「おお、天海くん」

高木「何か用かね?」

春香「プロデューサーと結婚」

高木「よござんす、差し上げましょう」

春香「早っ!!」

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:37:14.39 ID:QqmMQrgT0.net[10/15]
高木「差し上げるなんて威張った口の聞ける境遇ではないな、どうか、もらってやってくれ」

高木「知っての通り、彼は父親が潜在犯の哀れな子だ」

春香「いや、初耳ですよ!それに潜在犯って」

高木「それは......おっと、これは言ってはいけなかったな」

春香(......潜在犯?どっかで聞いたような...)

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:39:32.84 ID:QqmMQrgT0.net[11/15]
春香(でも...)

春香(私だけこんな抜け駆けするようなことして、良かったのかな?)

春香(......今度千早ちゃんに会ったら謝ろう)

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:42:06.44 ID:QqmMQrgT0.net[12/15]
千早「春香!」

千早「身体は大丈夫?風邪には気をつけてね」

春香(その刹那に、私は彼女の前に両手をついて謝りたくなったのです)

千早「春香、プロデューサーと、結婚するんでしょう?」

春香「!?!?」

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:45:02.14 ID:QqmMQrgT0.net[13/15]
春香「なんでそのことを」

千早「私はさっきから 社 長 室 に い た わ よ ?」

春香(あ、アハハ...壁と同化してたから気づかなかった...)

千早「でも、これで高槻さんを心置きなく娶ることができる」

千早「ある意味では春香のおかげね」

春香「そ、そうなのかな...?」

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/24(月) 00:46:26.95 ID:QqmMQrgT0.net[14/15]
春香♡プロデューサー
千早♡やよい