劉「まあ。いい。固定砲台の準備をしろ！」

ジェット「はっ！」

テラフォーマー「じょうじ！じょ！」

劉「打て！」

ドドドドド！

テラフォーマー「」ﾊﾟﾝｯ!


ﾌﾞｳｳｳｳﾝ

劉「ん？」

劉「あー…」

劉「対空シールド担当の子怒らないから手を挙げなさい」

紅「はい…」

劉「ほら。やっぱり紅ちゃんだ」

紅「すみません…あれ？おかしいなぁ」

劉「最近のはボタンひとつで簡単だって」

紅「押したんですけど…。水が出るだけで…」

劉「水？」

ドルヂバーキ「あ、新鮮な水が飲めるように改造しておきました」

劉「は？」

劉「水？」

ドルヂバーキ「はい。火星の水は肌にあわないかもしれないので…」

劉(それだけで…)

劉「まあいい。固定砲台で狙っておけ」

ジェット「はい」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

テラフォーマー「」ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝｯ!

劉「こんなもんかな…」

劉「他に何か報告することはありますか？」

爆「赤外線を壊したので、赤い糸で代用しようと思います」

劉「おい。はい！次！」

ジェット「ミサイルは物騒だと思ったのでちくわに変えときました」

劉「またジェットか。ミサイルは物騒でも別にいいんだよ！」

ジェット「ついでに発射台の方は素手でさわると腐るようにしました」

劉「え？なにそれ？その機能いる？もう驚きだよ。そんな発想が出てくるの」

劉「他にない？」

西「はい」

劉「じゃあ西さん」

西「トイレ行ってきていいですか？」

劉「行けよ！」

劉「他は？」

ジェット「劉将軍の資料でベースはアナコンダって書いてあったので、ヒョウモンダコに変えておきました」

劉「何やってんの？」

ジェット「嘘はつきたくないんです」

劉「お、おう…」

ジェット「あと、1週間後内村 香緒里ちゃんのアルバム発売日なので本部に連絡とって、注文してもらってもいいですか？」

劉「だめだよ！そんなことしたらばれちゃうよ！」

劉「他は？」

西「ジェットの偽造死体にうんこって書いときました」

劉「はあ」

西「ちなみに油性です」

劉(これ大丈夫かなぁ…)

一方

アレックス「あ、あれ…本艦か？」

小吉「……」

小吉「慶次、ジャレット見てくれ」

慶次「はい」

小吉「どうだ？」

慶次「……何だ……人がもういる…。それにレーザーみたいな赤いものが張り巡らされています」

ジャレット「っ！」

慶次「なんですかね。アネックスにそんな機能が…？」

ジャレット「違うよ慶次…。艦長… 地中にも何かあります……多分……生ゴミです」

小吉「は？」

慶次「え？」

アレックス「な、生ゴミ？」

ジャレット「はい」

小吉「どういうことだ…？」



劉「気づいたか…」

劉(しかし、地雷をふむ前に気づくとは…。まあ生ゴミだけど)

劉「連絡とってみるかぁ。最悪肉弾戦になってもなんとかなるでしょう。彼甘いし」

劉「こちら劉です」

小吉「なんだこれは」

劉「まあ、手っ取り早く言うと今からそちらに向けてミサイルを打ちます。誤差1m以内のやつです。高かったです」

ドルヂバーキ(ちくわだけどな)

爆(ちくわだけど)

西(ちくわだけどな)

ジェット(4本で1ドル立ったやつだけどな)

劉「まず助かりません」

ジェット(助かるけどな…)

劉「それがいやなら燈君とミッシェルさんをこちらに丸腰で寄越しなさい」

燈「っ！」

小吉「まて。ここでいくな」

燈「でも！」




劉「揉めてるな」

劉「さあ…。どう来るか…」

劉「ん？」

ジェット「あっ。こっちに車ごと向かってきますね」

小吉「よく考えたら生ゴミ怖くないわ」

劉「ちっ！総員！戦闘用意！」

ﾊﾞｷｯ!

劉「え？」

小吉「全員武器を持ったままで構わん。武器を捨てろ」

西「は？」

ジェット「え？」

小吉「さあ、早くおろせ」

西「すみません。トイレ行ってきていいですか？」

劉「まだいってなかったのかよ！」

小吉「いいだろう」

劉「許可するのかよ！」

ジェット「俺もいいですか？」

ドルヂバーキ「俺も」

爆「僕も」

小吉「ああ」

劉「じゃ、じゃあ僕も」

小吉「ダメだ」

劉(ええええええ)

劉「なんだ？何かようか？」

小吉「ああ。マルコス！アレックス！慶次！他のやつらは頼んだぞ！」

慶次「はい！」

小吉「マルコスとアレックスは？」

慶次「あっちです」

マルコス「おお！これ内村香緒里の写真じゃねーか！」

アレックス「すげぇな」

燈「ああ」

小吉「燈何やってんだよ！早く逃げろよ！」

劉(写真役に立った…)

小吉「というわけで、俺と一対一だ」

劉「いいだろう」(まあ、こっちのベースの生物もわからないだろうし、大丈夫だ！)

小吉「たしか、あんたはヒョウモンダコだったな」

劉「ああ」(ばれてるしぃぃ！ジェットのバカ！)

小吉「いざ」

ﾌﾞｽｯ

劉「ぐふっ」

小吉「勝負あったな」

劉(いや、まだだ…。他のみんながどこかに隠れて助けに来てくれるはず…
)

ｼｰﾝ

劉「……」

劉「あいつらほんとにトイレいきやがったな！」

小吉「さて、最後のチャンスをやろう。おれの専用武器は解毒薬だ。おとなしく降伏しろ」

劉「」ｶﾞｼｯ

劉「紅ちゃん！僕ごと打って！」

紅「え？は、はい！」ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝｯ!

ジェット「ふう」

西「あっ。終わったー？」

劉「うるさい！黙れ！」


ジェット「あっ！セカンドが逃げてます！」

劉「セカンドだけ？」

燈「おお！この写真レアなやつだ！」

小吉「何やってんだよ…」

爆「」ﾊﾟﾝｯ!

小吉「ぐふっ」ｶﾞｸｯ

劉「マジ爆くん。判断早いよね」

アシモフ「そいつは幻影だ」

劉「マジアシモフさん来るよ早いよね」

アシモフ「」ｶﾞｼｯ

劉「マジアシモフさん。組むの早いよね」

劉「毒流し込んじゃえ」

アシモフ「ふーふー」

劉「なっ、いや、効いている！もっと毒を流し込めば…」

劉(はっ！息が…息が吸えない！おい！ひけよ！軍人だろ！それじゃよくて相討ちだろ！)

アレキサンダー「みんな武器を下ろしなさーい」

劉「なっ」

アレキサンダー「でない食っちゃうよ！拾ったちくわ！」

アシモフ「…」

劉「食ってもいいぞ」

アレキサンダー「ほんと？あざーす！」

アシモフ「」ﾊﾞｷﾊﾞｷ

劉「ぐっ」

アシモフ「おい。ミサイルはどこだ」

劉「あれ」

アシモフ「は？」

劉「あのちくわ」

アシモフ「ふざけてんのか？」

劉「僕はまじめ」

ジェット「将軍！これを！」

劉「なんだ？」

ﾁｸﾜ×2

劉「は？」

ジェット「一個はアシモフさんにあげてください。美味しいですよ」

劉「いや…何でちくわ？」

ジェット「4ほんいりだったので」

劉「ちくわが役に立つわけないだろうが！」

ジェット「え？でもほら」

テラフォーマー「じょうじ！じょうじ！ﾁｸﾜじょうじ！」

ジェット「ちくわありったけつかって10000匹ほど奴隷にしました」

西「交渉してちくわ100トン持ってきてくれればウィルスについて教えてやるだってさ」

劉「あ、そ、そう…」

アシモフ「え？」

劉「うーん。じゃあ帰るか」

ジェット「しゃあ！」

西「帰れる！」

ドルヂバーキ「キターー」

劉「じゃあ帰るかー。他の班のみんなも呼んできて」

中国班「はーい！」

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セルゲイ「なあ、イワン。どんな夢見てるよ思う？」

イワン「さあ、見た感じ幸せそうな夢ですね。劉はさっきまで苦しそうでしたけど…」

イワン「悪夢なら…これから見ることになるでしょう」


完