1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:00:57.38 ID:9FaD3Okf0.net[1/17]
カレン「あっちデス!」

綾「確かに何か騒いでる声が聞こえるわ!」

陽子「おいおい何があったんだよ!」



忍「私がアリスを好きな気持ちの方が大きいですよ!」

アリス「わたしがシノを好きな気持ちの方が大きいよ!!」

忍「いえ私の方が!」

アリス「わたしの方が!!」



陽子「痴話喧嘩じゃねーか!!」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:05:18.28 ID:9FaD3Okf0.net[2/17]
忍「三人ともいい所に!」

アリス「わたしとシノ、どっちがより相手のことを好きだと思ってると思う!?」

綾「……何だかモヤモヤするわ今の日本語」

陽子「どっちもどっちだろ……」

忍「そんなことありません私の方が!」

アリス「わたしの方が!」

カレン「まあシノの場合はアリスというより金髪が好きなので私のことも好きみたいデスが」



忍「……う……」

陽子「いやこの場ではなんとか否定しろよ!!」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:11:17.96 ID:9FaD3Okf0.net[3/17]
アリス「やっぱりわたしがシノを好きな気持ちの方が大きいよ!」

忍「そ、そんなことありません! 私だってアリスのことは大好きです!」

アリス「じゃあ毎晩ちゃんとわたしの夢見てる!?」

忍「見てますよ! アリスだってちゃんと枕の下に私の写真入れてますか!?」

アリス「入れてるよ! 毎晩5分以上眺めてから寝てるしお財布にも入れてるよ!」

陽子「別の意味で二人を止めた方が良さそうな気がして来たぞ」

カレン「多分二人にとってはあのくらいが標準デース」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:15:08.14 ID:9FaD3Okf0.net[4/17]
忍「私の場合はもうアレですよ!」



忍「一生アリスと一緒に暮らすことになっても構いませんよ!!」



アリス「!?」


陽子(何だそのプロポーズ)

綾(今のって一歩間違えればプロポーズになるんじゃ……)

カレン(その場合日本とイギリスどっちに住むことになるんデス……?)

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:18:59.46 ID:9FaD3Okf0.net[5/17]
忍「さあ! アリスは今の私の気持ちと同等以上の何が言えますか!?」

アリス「え、えっと……えっと……」


陽子(プロポーズ以上って何だろう……)

綾(プロポーズ以上……)

綾(……)

綾(……///)

カレン「アヤヤー、何で急に赤くなってるんデース?」

綾「な、何でもないわよ!!///」

カレン「?」

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:23:33.14 ID:9FaD3Okf0.net[6/17]
アリス「わ、わたしは……」



アリス「シ、シノにわたしのはじめて全部あげてもいいよ!!」



忍「!?」


陽子「!?」

綾「!?」

カレン「ほほう」

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:29:48.29 ID:9FaD3Okf0.net[7/17]
忍「えっ、あっ、あの……ア、アリス?」

アリス「あっ、ちが……違わないけど、その、あの……」

忍「き、気持ちは嬉しいんですが、わ、私たち高校生にはまだ早……」

アリス「ね、年齢の関係とか気にしなくなるレベルの気持ちだよ!?」

忍「!!」


カレン「ほうほうほう」

36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:37:23.53 ID:9FaD3Okf0.net[9/17]
綾「とりあえずふらつき始めた陽子を保健室に連れて行くわ……」

カレン「じゃあ私も手伝うデース」

綾(……あれ、結局あの二人を二人きりにすることに……)



忍「……そ、それじゃあ……アリス……」

アリス「な、何?」

忍「その……はじめてってことは……」



忍「私とファーストキスとか……してくれたり……」



アリス「……」

アリス「い……良いよ?///」

忍「!!」

39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:41:07.64 ID:9FaD3Okf0.net[10/17]
忍「じゃ、じゃあこの場で!! 今すぐ!!」

アリス「この場で!? ここ学校の空き教室だよ!?///」

忍「わ、私は場所を気にせずアリスとキスしたくなるくらいアリスのことが好きですよ!?」

アリス「うぇっ!? あ、わ、私だって同じくらい好きだよ!!」

忍「じゃ、じゃあ……して……くれ、ますか?」

アリス「……///」

忍「……///」

アリス「……シ、シノ」

忍「は、はい……」

アリス「……ちょ、ちょっとかがんでくれないと無理……」

忍「あっ」

43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:46:20.79 ID:9FaD3Okf0.net[11/17]
忍「じゃ、じゃあアリスに私が近付く感じで……」

アリス「う、うん……」

忍「……一応、最後に確認しますけど……ほ、本当にいいんですか?」

アリス「うん……シ、シノが相手だったら……」

忍「……///」

アリス「……///」

忍「アリス……」

アリス「っ!」


 チュ

45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:50:43.35 ID:9FaD3Okf0.net[12/17]
忍「ん……」

 ス

アリス「え」

忍「……し、しちゃいましたね……キス……///」

アリス「う、うん……」

忍「……///」

アリス「……」

忍「? どうしましたか?」

アリス「……も、もっと」

忍「え?」

アリス「い、一瞬でよくわからなかったから……もっと!」

忍「えぇっ!?///」

48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:54:45.51 ID:9FaD3Okf0.net[13/17]
アリス「……ダメ……?」

忍「ダ、ダメじゃありませんけど……じ、実はまださっきのキスのドキドキが止まらなくて気持ちの整理が……」

アリス「じゃ、じゃあ今度はわたしの方からするから!!」

忍「えっ、やっ、そういう問題じゃ……」

アリス「はいしゃがんで!」

忍「は、はい!」

51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 22:58:35.14 ID:9FaD3Okf0.net[14/17]
アリス「……っ」ずいっ

忍「ア……アリス……」

アリス「……す、するよ?///」

忍「……///」コク

アリス「……ん」

 チュ

忍「んんっ……」

アリス「んぅ……」

 チロ

忍「!?」

53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 23:04:14.63 ID:9FaD3Okf0.net[15/17]
アリス「んっ……ちゅっ……」

忍(ちょ、ちょっとアリス……これって……!)

 チロ レロ

忍(ア、アリスの……、っ……!?)

アリス「んん……ぅ……」

忍(アリスって舌も小さくて可愛……じゃなくて!)

忍(い、いけませんアリス! こんなのホントに私たちには早っ……!)

アリス「んぁ……シノ……っ……」

 ちゅっ ちゅぅ

忍「……ぁ……んぅ……」

54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 23:08:05.28 ID:9FaD3Okf0.net[16/17]
アリス「ぷぁ……」

忍「っあ……」

アリス「ふぅ……」

忍「はぁ……はぁ……」

アリス「……あ」

アリス「あ、あああああ!」

アリス「ご、ごめんシノ! わ、わたし今なんてことを!!」

忍「えっ、い、いや平気です!! 全然なんとも思ってませんから!!」

アリス「で、でもでもでも今何かシノにすっごいことを!!」

忍「だから大丈夫です!! ちょっと私たちには早いような気はしましたけど!!」

アリス「ああああそう思ったってことはやっぱり!!」

忍「いえですから!!」

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/12/04(木) 23:11:34.73 ID:9FaD3Okf0.net[17/17]
陽子「しのとアリスの痴話喧嘩の途中からの記憶が無い……」

綾「と、とりあえず二人の所に戻りましょう!」

カレン「二人っきりにしておいた間にどうなったか楽しみデース」

 \ワイワイ/

綾「な、何だか騒がしいわね……」

陽子「何だ? また痴話喧嘩が再発か?」




アリス「わたしの方が申し訳ないと思ってるよ!!」

忍「いえそもそも私が変なことを提案しなければ!!」

アリス「私が!!」

忍「私が!!」




陽子「ああホントに再発してた」