1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:03:46.64 ID:lNLG84PR0.net
東郷「な、ななな!? ゆ、友奈ちゃん?」
友奈「どうしたの、東郷さん。顔真っ赤だよ」
東郷「ピロートークって……その……知ってるの?」
友奈「うん、風先輩に聞いたんだ」
東郷「そ、そう……」
東郷(先輩、何てことを友奈ちゃんに……)
4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:09:02.96 ID:lNLG84PR0.net
友奈「仲良しさん同士が枕元で語り合うんだよね!」
東郷「えっ」
友奈「えっ」
東郷「そ、それだけ?」
友奈「うん、風先輩はそう言ってたけど。もしかして違ってた?」
東郷「ま、間違ってはいない、かな」
東郷(……後で先輩を問い詰めなければ)
友奈「ということで、今日の夜って東郷さん大丈夫?」
東郷「う、うん。それは大丈夫だけど……」
友奈「じゃあ今晩はわたしの家でお泊り会、決定!」
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:14:34.83 ID:lNLG84PR0.net
-その日の夜 友奈の部屋-
友奈「ベッドにイーン!」ボフッ
東郷「きゃっ! もう友奈ちゃんったら」
友奈「東郷さん、お待ちかねのぴろーとーくだよっ」
東郷「友奈ちゃん。ピロートークって単語の響き……気に入ったでしょう?」
友奈「えへへ、ばれた?」
東郷「他の人には絶対言っちゃダメだからね?」
友奈「えっ、どうして?」
東郷「そ、それは……その……」
友奈「……?」
東郷「ど、どうしても!」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:19:49.25 ID:lNLG84PR0.net
友奈「んー、東郷さんがそこまで言うなら……でも、気に入ってたのになぁ」
東郷「こほん……わ、私には言っても大丈夫だから。もう聞いてしまったし」
友奈「ほんと? やったぁ」
東郷(なんとかごまかせたかな……)
友奈「じゃあ、ぴろーとーく開始っ、何から話そっか」
東郷「えっと、友奈ちゃんにお任せしていい?」
友奈「はぁい、それじゃあね……もしもトークしよう!」
東郷「もしもトーク?」
友奈「もしなになにだったらどうする? っていうお題を出して答えていくの」
東郷「ふふっ……面白そう」
友奈「お題は順番に出していこうね」
東郷「うん、わかったよ」
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:25:09.31 ID:lNLG84PR0.net
友奈「じゃあ、まずわたしから。もしも宝くじの1等賞が当たったら、どうするー?」
東郷「ふふっ、定番だね」
友奈「東郷さんのお金の使い道、気になるー」
東郷「ごめんね、友奈ちゃん。面白くないかもしれないけど、私は貯金するかな」
友奈「えー、どうして?」
東郷「将来何があるかわからないし、使い時を見極めたくて」
友奈「おぉ……さすが東郷さん」
東郷「友奈ちゃんは?」
友奈「わたしはみんなでぱぁーっと使っちゃうかなぁ」
東郷「もう、だめよ友奈ちゃん」
東郷「お金っていうのは怖いものなの。持っているだけで色んな悪い人から狙われる」
東郷「最悪、命にかかわることだって……」
友奈「そ、そうなんだ……」
東郷「だから、もし当たってもまず他人には言っちゃだめ」
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:30:19.07 ID:lNLG84PR0.net
友奈「うん、わかったよ」
東郷「良かった……わかってくれて」
友奈「それじゃあ、もし当たったら東郷さんに管理してほしいなー」
東郷「ゆ、友奈ちゃん。今言ったばかりじゃない、他の人には――」
友奈「東郷さんは他人じゃないもん」
東郷「えっ」
友奈「わたし頭悪いからよくわからないけど……」
友奈「東郷さんなら絶対に絶対、みんなが幸せになるように使ってくれると思うから」
東郷「もう、買いかぶりすぎだよ」
友奈「それにね、当たったお金を元手にすごく増やしてくれそう!」
友奈「だから今のわたしのお小遣いも東郷さんに管理してもらってもいいくらい!」
東郷「ふふっ、友奈ちゃんったら。それじゃあ、友奈ちゃんの健康管理のためにお菓子代も節約だね」
友奈「ひ、ひえー」
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:35:46.68 ID:lNLG84PR0.net
友奈「次は東郷さんだよ」
東郷「それじゃあ……もし兄妹ができるとしたら誰がほしい?」
友奈「うーん、わたしはお姉ちゃんかな」
東郷「そ、即答なんだ。友奈ちゃん、幼稚園の子達ともすごく仲良しだから……てっきり弟か妹かと」
友奈「うん、弟もいいなぁとは思うけど、やっぱりお姉ちゃんかな」
東郷「どうして?」
友奈「樹ちゃん見てて思うんだ。風先輩みたいなしっかり者のお姉ちゃんがいるといいなぁって」
東郷「確かに……一理あるかも」
友奈「東郷さんは?」
東郷「私は……どちらかというと妹かな。年上というよりかは年下の方がしっくりくるかも」
友奈「あ、なんかわかる気がするー」
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:41:22.96 ID:lNLG84PR0.net
友奈「そだ、じゃあ東郷さんがわたしのお姉ちゃんになってくれれば解決だね」
東郷「わ、私が友奈ちゃんのお姉ちゃん……?」
友奈「うん、東郷お姉……はおかしいか。美森お姉ちゃんっ」
東郷「……ッ」カァァ
友奈「あっ、東郷さん照れてるー?」
東郷「ちょ、ちょっと恥ずかしいかも」
友奈「えへへー、お姉ちゃん。お姉ちゃーん」ギュー
東郷「う……」
東郷(か、可愛い……)
友奈「お姉ちゃん、勉強教えてー」
東郷「こほん……もう、ダメよ友奈。勉強は自分でやらないと身に付かないんだから」
友奈「わー、これじゃいつもと変わらないよ!」
東郷「ふふっ……そうね」
25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:46:44.36 ID:lNLG84PR0.net
友奈「じゃあ次はわたし! えっとね……そだ、お泊り会といえば、この話題だよっ」
友奈「ずばり! 付き合うとしたらどんな人が良い!?」
東郷「定番中の定番ね」
友奈「東郷さんの理想の人って聞きたいなー」
東郷「そうね……私は優柔不断なところがあるから……」
友奈「ふむふむ」
東郷「自分をぐいぐい引っ張ってくれて」
友奈「ほうほう」
東郷「いつも一緒にいてくれる人がいいかな」
友奈「なるほど……ってあれ、さっきの兄妹の時とはちょっと違うんだね」
東郷「えっと……それはその……」
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:51:55.00 ID:lNLG84PR0.net
東郷「ゆ、友奈ちゃんはどんな人がいいの!?」
友奈「わたし?」
東郷「……」コクコクッ
友奈「うーん、わたしはそうだなぁ……自分にはないものを持ってる人かな」
東郷「自分にないもの……」
友奈「そう。お互いの足りない所を補い合って、支え合っていくのって良いなぁって」
東郷「わっ……友奈ちゃんがすごく大人に見える」
友奈「えへへ、そう? 実は最近読んだ漫画の受け売りなんだけどね」
東郷「でも、そういう相互依存の関係って素敵だと思う」
友奈「大人になっても、お婆ちゃんになっても……」
友奈「お互いがお互いを尊敬しあって生きていきたいかな、わたしは」
東郷「そうだね、私もそう思う」
30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/03(土) 23:57:29.78 ID:lNLG84PR0.net
友奈「じゃあ、次! 東郷さん」
東郷「えっとじゃあ……もし自分に子供ができたら、どんな風に育てたい?」
友奈「こ、子供かー。全然イメージがつかないけど……」
友奈「わたしは一緒に遊んで楽しいような子供がいいかな」
東郷「ふふっ、友奈ちゃんらしい」
友奈「そ、そうかな」
東郷「うん。最初は遊んであげてたつもりが、途中から夢中になって遊んでそう」
友奈「う、そんなに子供っぽいかな、わたし」
東郷「相手の気持ちになって行動できるって立派な長所だと思う。だから幼稚園の子供たちにも大人気だし」
友奈「う、う? うまくごまかされたような?」
東郷「そんなことないよ。私も見習わなきゃって思うから」
35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:03:14.19 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「東郷さんは?」
東郷「私は……元気に育ってくれたらそれでいいかな」
友奈「うんうん、わたしもそう思う。でも東郷さん、なんか厳しそーなイメージ」
東郷「そんなことないわ。もし余所から見て厳しかったとしても、それは愛ゆえの厳しさだから」
東郷「自分の子供が将来困らないように、ちゃんと教育しなくちゃ」
友奈「わぁ……す、スパルタだー」
東郷「あとは四国中の色んな場所に連れて行ってあげたいかな」
友奈「どうして?」
東郷「色々な場所、人と出会って、この世界のこと知ってほしいから」
友奈「それいいね。その時はわたしも一緒に行こうかな!」
東郷「お互いの子供と一緒に?」
友奈「うん! あっ、そうだ。もし子供の性別が違ったら、結婚させちゃったりして」
東郷「ふふっ、友奈ちゃん、それ面白い」
友奈「でしょでしょー、そしたら東郷さんとわたし、本当の家族だね」
東郷「……そうだね」
38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:08:37.91 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「じゃあ、次はわたしの番!」
東郷「はい、結城友奈選手、どうぞ」
友奈「もしも他の誰かと入れ替われるとしたら誰!」
東郷「体が入れ替わるってこと?」
友奈「うん……あっ、良い事思いついた。これ、同時に答えてみよっか」
友奈「せーのでいくからね」
東郷「うん、もう決まったよ」
友奈「じゃあ、せーのっ」
友奈「東郷さん」 東郷「友奈ちゃん」
友奈「えへへ」
東郷「ふふっ」
44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:14:26.41 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「じゃあまず東郷さんから……どうして?」
東郷「友奈ちゃんの体になって、どうしてあんな風に綺麗に動くのか解析したいかな」
友奈「か、解析って、そんな複雑な構造してないかなーって」
東郷「特に友奈ちゃんの回し蹴りとか素晴らしいと思うの。一度やってみたい!」キラキラ
友奈「そ、そっかー」
東郷「友奈ちゃんは?」
友奈「わたしは……その……どんな感じなのか、一度体験してみたいからかな」チラッ
東郷「うっ……」
友奈「あはは……」
東郷「……」
友奈「……」
東郷「……えっと、友奈ちゃん……もしかして……興味あるのかな」
友奈「えっ……な、ないと言ったら嘘になる、かも?」
東郷「じゃあ……その……ちょっと触ってみる?」
52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:20:36.98 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「いいの?」
東郷「……」コクッ
友奈「そ、それじゃあ……」ツンツン
東郷「……ッ」
友奈「お、おぉ……」ツンツン
東郷「……ど、どうかな」
友奈「す、すごい弾力。さすが、東郷さん……」ツンツン
東郷「さすがというのがよくわからないけど……あ、ありがとう?」
友奈「でも……なんかこれじゃあ不公平だから、わたしのも触っていいよ」
東郷「そ、そう? じゃ、じゃあ……お言葉に甘えて……」ツンツン
友奈「……」ツンツン
東郷「……」ツンツン
友奈「えへへ、なんか恥ずかしいね」
東郷「う、うん」
56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:26:20.76 ID:UEqM2Vx20.net
東郷「じゃあ、次は私かな。えっと……好きな動物になれるとしたら何になりたい?」
友奈「動物かー、うーん……猫かなぁ?」
東郷「ネコ……? ど、どうして?」
友奈「なんか自由気ままって感じでいいかなって!」
東郷「ネコ……友奈ちゃんがネコ……」
友奈「東郷さん?」
東郷「そうね……それもありだわ」
友奈「えっ? な、何が?」
東郷「うん、新しい友奈ちゃんを見つけられた気がする」
友奈「えっ……えっ?」
東郷「ネコ、かわいくていいと思うわ」ニコッ
友奈「そうだよね、猫かわいいよねー」
61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:31:32.85 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「東郷さんは?」
東郷「私は鳥になりたいかしら」
友奈「やっぱり空を自由に飛んでみたいとか?」
東郷「それもあるけど……風を感じながら空からの景色を眺めたい、かな」
友奈「なんかいいね、それ。すごく気持ちがよさそう」
東郷「そうでしょう?」
友奈「でも独り占めはずるいなぁ」
東郷「じゃあ、一緒に飛ぶ?」
友奈「わたし猫だよ!?」
東郷「空飛ぶ猫……なんだか魔女の使い魔みたい」
友奈「ということは、ご主人様の魔女は東郷さん?」
東郷「そう、鳥の姿は仮の姿。本当はわるーいわるーい魔女だったのです」
友奈「そして……わたしはご主人様の使い魔1号なのだ、がおー!」
東郷「あははっ。ゆ、友奈ちゃん、がおーって……ずいぶん大きな猫ちゃんね」
友奈「がおー!」
64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:37:15.31 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「次は、がおー繋がりで。もし自分が怪獣になったらどうする?」
友奈「はい、東郷の魔女の美森お姉ちゃん」
東郷「今日の集大成だね……。えっと、怪獣になったら?」
友奈「うんうん」
東郷「えっと、怪獣になっても、特にすることはないかも」
友奈「えぇー、どうして? 怪獣といったら火を吹いたり、街を破壊したりしない?」
東郷「だって、理由がないから」
友奈「……えっ」
東郷「火を吹いたり、街を破壊するのだって、何か理由があるからしてると思うの」
友奈「り、理由って?」
東郷「そうね……例えば、自分の子供を守るため、とか?」
友奈「……」
66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:42:30.64 ID:UEqM2Vx20.net
東郷「友奈ちゃん?」
友奈「えっ、な、なにかな東郷さん」
東郷「私、何か変なこと言ったかな」
友奈「ううん。ただ、なるほどなーって。正義の味方に倒される怪獣たちにも、戦う理由があるんだって」
東郷「私としてはそうだといいなっていう願望……かしら」
東郷「ただ理由もなく破壊を繰り返してるなんて、むなしいから」
友奈「そうだね……その通りだと思う」
東郷「友奈ちゃんは?」
友奈「わ、わたしは……えっと、やっぱり火を吹いてみたいかな、ごぉぉって!」
東郷「用法用量を守って、正しく吹かないとダメよ友奈ちゃん」
友奈「はぁい、海沿いで迷惑がかからない所で吹くね」
東郷「ふふっ、よろしい」
友奈「……」
東郷「……?」
69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:47:58.29 ID:UEqM2Vx20.net
東郷「……じゃあ、私の番だね。これで最後にしようか」
友奈「あっ、もうこんな時間になってたんだ……そうだね」
東郷「それじゃあ、最後のお題は……」
友奈「……」
東郷「もし、自分のことを生かすために――」
友奈「……えっ」
東郷「誰かが犠牲にならなきゃいけないとしたらどうする?」
友奈「なに……それ……」
東郷「友奈ちゃん、答えて」
友奈「東郷さん……や、やめよう? そんなお題」
東郷「ごめんね、友奈ちゃん。私……真剣だから」
72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 00:53:46.40 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「……犠牲を出さない方法はないの?」
東郷「うん」
友奈「誰かが犠牲になるくらいなら、わたしが……」
東郷「……」フルフル
友奈「……」
東郷「……」
友奈「……だったら」
友奈「犠牲になったその人の分まで……強く生きていかないといけないと思う」
友奈「その人の命を背負って、最後の最後まで一生懸命に生きていかなきゃいけないと思う」
東郷「……犠牲になってしまった人も、それを望んでいるはずだよ」
東郷「だって……大事な人には生きていてほしいから」
友奈「……そうだね」
74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 01:00:57.41 ID:UEqM2Vx20.net
友奈「……がお」
東郷「友奈ちゃん?」
友奈「がおー!」ガバッ
東郷「きゃっ!」
友奈「えへへ、意地悪言っちゃう、東郷さんは食べちゃうぞー!」カプッ
東郷「あははっ……友奈ちゃん、くすぐったい」
友奈「がおー! がおー!」カプッカプッ
東郷「ふふっ、だめっ……友奈ちゃ……あははっ」
友奈「がおー……がおー……」
東郷「……?」
友奈「……」
東郷「……友奈ちゃん?」
友奈「ごめん……少しだけでいいから」ギュッ
東郷「友奈ちゃん……」
78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 01:06:26.79 ID:UEqM2Vx20.net
東郷「友奈ちゃん、寝ちゃった?」
友奈「すぅ……すぅ……」
東郷「ふふっ、可愛い寝顔」スッ
友奈「ん……東郷さぁん」
東郷「友奈ちゃん? 起きて――」
友奈「……すぅ……すぅ……」
東郷「寝言? 私のこと、夢に見てくれてるのかな」
東郷「だとしたら……嬉しい、かも」
東郷「……」
東郷「こうして友奈ちゃんの寝顔を眺めながら1日が終わって」
東郷「友奈ちゃんの寝顔とおはようから1日が始まっていく」
東郷「友奈ちゃん。私ね、今すごく幸せだよ」
81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 01:11:41.28 ID:UEqM2Vx20.net
東郷「最後の問いだけど……」
東郷「もしも私を生かすために大切な人が犠牲になって」
東郷「悲しみで押しつぶされそうになってもね」
東郷「こうした一つ一つの大切な思い出で心をいっぱいにしていけば」
東郷「友奈ちゃんのように強く生きていけるようになるのかな」
友奈「すぅ……すぅ……」
東郷「でも今の私じゃ耐えられそうにないから……」
東郷「もっともっと、たくさんの思い出で私をいっぱいにしてね、友奈ちゃん」
友奈「ん……んー、まかせてー……すぅ……」
東郷「ふふっ……友奈ちゃんったら」
東郷「友奈ちゃんありがとうね。今日もとても楽しかった」
東郷「それじゃあ、おやすみなさい。またぴろーとーくしようね」
おしまい
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