1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:24:05.02 ID:FUaiEEDQ0.net
トレバー「……」Zzz…
トレバー「……む」
トレバー「クッ……あー……クソッタレ」
トレバー「ロン!ローン!どこだロン!」
ロン「はいはいはい……」
トレバー「グズグズしてんじゃねえこのノロマ!」
ロン「か、勘弁してくれよ……」
4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:27:52.04 ID:FUaiEEDQ0.net
ロン「それでなんだよ朝っぱらから?DJの仕事があるんだけど……」
トレバー「わけのわからねえ陰謀論喚いてるだけのクソ番組だろ。それよりこないだの取引はどうした?」
ロン「ま、まだ交渉中だよ……」
トレバー「何?人が苦労してヤクと武器を集めたってのにお前は商談すらまとめられねえのか!ケツにRPGぶちこんでやってもいいんだぞ!」
ロン「そそそそんなこといったって……」
トレバー「言い訳は聞かん!とっとと仕事に戻りやがれ!」
ロン「はいはいはい……」
バタン
トレバー「ったくどいつもこいつも……」
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:30:32.10 ID:FUaiEEDQ0.net
トレバー「チクショウイラつくぜ……また鹿でも撃ち殺しに行くか?」
トレバー「……獣を狙ってもつまらねえか」
トレバー「どれ、久々にロスサントスに足を伸ばしてみるかな。ストリッパーの姉ちゃんと一発するか……若いやつは好みじゃねえが」
ガチャ
トレバー「……ん?」
6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:34:02.79 ID:FUaiEEDQ0.net
トレバー「なんだこりゃ……こんなとこにヤクなんか置いてたか?」
トレバー「上物の草のようだが……うえ、あの眼鏡のトンチキ野郎を思い出しちまった」
トレバー「……まあたまには趣向を変えてみるってのもありな選択だ」カチッ
トレバー「スゥ……」
トレバー「!?」
トレバー「ゲホッ、ガハッ!?な、なんだこりゃあ……ク、クソみてえな味がしやがる……!」
トレバー「う、ぐ、……」
トレバー「……」
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:37:31.73 ID:FUaiEEDQ0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
トレバー(……)
トレバー(や、やめろ……やめてくれ……もうピエロはこりごりだ……)
トレバー(汚ねえ面を近づけんじゃねえxxxx野郎が!)
トレバー(ク、クソババアめ……精神患ってんのはお前の方だ!俺は天才なんだ!)
トレバー「失せろ気持ちの悪い豚野郎が!」
春香「きゃあ!?」
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:42:26.94 ID:FUaiEEDQ0.net
トレバー「ハ、ハァ……あぁ?」
春香「はわわ……」
トレバー(な、なんだここは……?)
千早「どうしたの春香!?」
春香「さ、さっき運んで来たおじさんがいきなりぃ……」
トレバー(み、見たところ事務所のようだが……どうなってんだ?さっきまで俺はアラモ海のトレーラーハウスにいたろ?)
トレバー(確か、見慣れねえヤクを吸って、それから……)
千早「きっとまだ混乱してるのよ……あー、オホン。あ、あーゆーおーらい?」
トレバー「あぁ!?」
「「ひい!?」」
10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:48:16.47 ID:FUaiEEDQ0.net
トレバー「……見てんじゃねえよガキ共」
春香「あ、あれ?日本語?」
千早「は、話せるようね……」
トレバー「日本語?何をワケのわからんことを……おい、そこの黒髪」
千早「は、はい」
トレバー「ここはどこだ?サンアンドレアスの僻地か?それともロスサントスのギャングストリートか」
千早「な、なんのことだかわかりませんが……日本の東京ですけど」
トレバー「ト……トーキョーだと?」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:54:41.73 ID:FUaiEEDQ0.net
トレバー「トーキョーっつーと……あれか、ネオンサインの中を忍者が飛び回ってテンチューとやらを下すとかいう……」
千早「いや、それどこで手に入れた知識なんですか……」
春香「えと……日本語お上手ですけど、この辺に住んでらっしゃるんですか?」
トレバー「はぁ?だから日本語ってなんのことだ!俺はアメリカ人だ!英語を喋るにきまってんだろうが!」
春香「ひー!すいませんすいません!」
トレバー「クソが……一体どうなってやがる?」
ガチャ
P「おはようござい……うわクサっ!?」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/29(木) 23:58:19.88 ID:FUaiEEDQ0.net
P「な、なんだこれ……ドブ川とウンコの混じった匂いがするんだけど……」
千早「じょ、女性の前でなんてこと言うんですか!」
美希「ハニー臭いの……」
P「お、俺じゃないぞ!?」
春香「あ、美希」
P「偶然入り口でばったりな……ん?どちらさん?」
千早「あ、私と春香が来たとき入り口で倒れてて……」
P「が……外人さん?」
美希(ひどいハゲなの)
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:02:53.68 ID:Nu28i8oC0.net
P「お、俺英語できないよ……」
千早「その辺は大丈夫なようです。大分達者なようで……」
P「そ、そっか……あ、えーと、倒れてたって聞いたんですけど一体……?」
ガシッ
P「ぐえっ!?」
トレバー「おいこのモヤシ野郎」ギリギリ
P「ひ、ひい!?」
春香「プ、プロデューサーさん!」
トレバー「俺を拉致ったのはてめえか?どこの飼い犬だ!見たとこアジア系のようだが……ウェイ・チェンの敵討ちにでも来やがったか?」
P「く、首が……しま……」
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:06:01.40 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「さっさと言った方がいいんじゃねーか?このままねじ切っちまうこともできるんだぞ!」
P「し、知らない……知らないれす……」
トレバー「……フン」
P「がはっ」
美希「ハニー!」
トレバー「とんだ腑抜け野郎だ。ジミーとどっちがマシかな」
美希「ちょっとおじさん!私のハニーになにするの!」
トレバー「……ほう、これはこれは。随分気の強いお嬢さんだ」
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:09:45.45 ID:Nu28i8oC0.net
美希「ふん!あんたみたいなやつにビビるような私じゃないの!バカにしないで」
トレバー「ハッハッハ。いやいやすまない、貶したつもりはさらさら無いさ」
トレバー「よかったなとっちゃん坊や。そこの金髪のガキはお前よりよっぽど強い気骨の持ち主らしい。感謝しろよ」
美希「べー!だ!」
千早「み、美希……」
P「うえ……死ぬかと思った……」
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:15:26.76 ID:Nu28i8oC0.net
P「あ、あなたなんなんですか!いきなり初対面の人間の首しめるなんて……」
トレバー「俺か?俺はトレバー・フィリップス。TPIの創業者にしてグランドセノーラの全てを支配し、アメリカを危機から何度も救った英雄さ」
P「な、何をワケのわからないことを……」
トレバー「ワケのわからねえのはこっちだ!いきなりこんなとこに自分のしらぬ間に連れて来られておまけにお出迎えがガキ共ときた!ムカつくったらありゃしねえ」
千早「ガ、ガキじゃありません!」
ガチャ
律子「おはようござい……うわクッサ!?」
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:19:12.48 ID:Nu28i8oC0.net
律子「な、なんなんですかこの匂い……?」
律子「プロデューサー!またあなた何か……ん?」
トレバー「……」
律子「クンクン……あ!あなたですねこの匂い!どこのどちら様か知りませんが公衆衛生というものを考えてください!」
律子「で、プロデューサー!誰なんですか一体!」
P「い、いやそれが俺にもさっぱり……」
トレバー「ほう……ハッハッハ」
律子「?」
24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:23:27.62 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「いやいやこれは失礼した美人さん。悪気はないんだ許してくれ」
律子「びじ……っ!?」
トレバー「俺はトレバー・フィリップスと言ってね……その、ある企業の社長をやってるんだ」
美希(さっきと言い方が大分違うの)
律子「……それで?」
トレバー「アメリカのとある砂漠に住んでたんだがね。どういうわけか、こんなとこに連れて来られちまったんたわ」
トレバー「そんな状況でこっちも混乱しててね……いやすまなかった。謝ろう」
律子「……そ、それなら仕方ないですね」
P(美人さんに完全に食いついてるじゃねえか)
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:33:14.14 ID:Nu28i8oC0.net
P(律子)
律子(……なんですか?)
P(お前ほんとちょろいのな)
律子(んな!?違います!)
P(……それよりどう思う?)
律子(大分胡散臭いですけど……もしかして、出稼ぎ労働者の方かなにかじゃ?)
P(その可能性が一番大きいかなあ……)
律子(仕事がなくて、ご飯にもありつけなくてフラフラしてるうちに倒れたとか……)
P(かもしれないな)
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:41:56.96 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「おいモヤシ野郎」
P「いやモヤシ野郎って……ちゃんと名前があるんですけど」
トレバー「本名なんざ気にするほどのことでもねえ。大切なのは意思疎通だろうが」
トレバー「ところでここはなんなんだ?随分と女のガキがたくさんいるが……人身売買の仲介屋か何かか」
P「ちょっ、そんなわけないでしょうが!ここは765プロダクションといって、アイドルをプロデュースする場所ですよ」
トレバー「アイ……ドル……?こんな子供がか?」
トレバー「日本は変 の多い国だと聞いていたが……未成熟の体に欲 するような奴がわんさかいるみてえだな。恐ろしい国だぜ」
P「誤解を招く言い方はやめてください!」
30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:54:41.85 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
マイケル「ようアマンダ」
アマンダ「ハーイ、マイケル」
マイケル「ジミーのやつは?」
アマンダ「サイクリングですって。最近すっかり変わったわね」
マイケル「喜ばしいことさ。変化というものは良くも悪くも必要なことだ」
アマンダ「あら、そろそろ出かけなきゃ。友達とランチなのをうっかり忘れてたわ」
マイケル「送って行こうか?」
アマンダ「よしてよ。あなたのでっぷり膨れたビール腹を見られたくないわ」
マイケル「手厳しいな。まあ楽しんでおいで」
アマンダ「あなたも良い一日をね、マイケル。じゃーね♪」
31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 00:58:58.24 ID:Nu28i8oC0.net
~♪
マイケル「ん?」
ピッ
マイケル「ハロー?」
???「よう!偉大なる故マイケル・タウンリー様よ!ご機嫌いかがかな?」
マイケル「面白くないぞレスター」
レスター「ハッハッハ。相変わらず空気の読めんつまらん男だな」
マイケル「互いにな。何の用だ?」
レスター「おおそうだそうだ。実はトレバーのことなんだが……」
マイケル「トレバー?」
33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:05:40.02 ID:Nu28i8oC0.net
レスター「実はこのところ、TPIの業績がみるみる悪化の一途をたどっている」
マイケル「何?まさか、あの野心と向上心の塊みたいなやつが社長だぞ?」
レスター「俺もそう思って探りを入れてみたんだが……どうやらトレバーのやつ、アメリカから姿を消したらしい」
マイケル「おい……嘘だろ?飛行機でか?」
レスター「それもわからないんだ。航空機を利用すれば何かしらの記録が残る。だが、奴の場合近所のバーで飲んだ記録で最後だ。その後カードが使われた形跡はなく、携帯の電波も拾えない」
マイケル「……文字通り消えちまったわけか」
34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:10:43.21 ID:Nu28i8oC0.net
レスター「意味のわからないことだらけだ。とりあえずお前が何か知ってるかと思ったが……無駄足のようだな」
マイケル「サイバー空間を統べるお前に俺が勝てるわけないだろうが……それよりトレバーの件、妙だな」
レスター「ああ、俺は引き続き調査を進めるつもりだ」
マイケル「わかった、俺も少し探ってみよう。厄介ごとに巻き込まれてなきゃいいんだが」
レスター「俺たちにも火の粉が降りかかるからな」
マイケル「その通りだ」
36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:16:37.84 ID:Nu28i8oC0.net
マイケル「ふう……まったく」
~♪
マイケル「……フランクリンか」
マイケル「よう」
フランクリン「ようブラザー!突然で悪いんだがトレバーの居場所知らねえか?ラマーの野郎がまたあわせろってうるさくてよ。連絡とろうとしたらちっとも繋がらねえんだ」
マイケル「……そのことなんだがな、今から俺の家に来れないか?」
フランクリン「今からか?別に構わねえけど……」
マイケル「じゃあすぐ来てくれ、詳しくはそこで話す」
フランクリン「了解だ」
37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:20:31.33 ID:Nu28i8oC0.net
フランクリン「……失踪!?」
マイケル「ああ、俺も今さっき初めてレスターから聞いたんだ」
フランクリン「マジかよ……」
マイケル「レスターがネットワークを使って調べてる。俺も少し気になってな……かつての人脈を頼りに探ってみるつもりだろ」
フランクリン「なるほどな。そういうことなら俺も協力するぜブラザー」
マイケル「頼もしいぜフランクリン。お前も加わるのなら一度レスターを交えて相談するのがいいかもしれない。力は有効的に使わないとな」
フランクリン「そうだな、よし行こう」
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:23:10.44 ID:Nu28i8oC0.net
ガチャ
マイケル「レスターの家だ。俺が送って……ん?」
フランクリン「な、なんだよこりゃあ……」
猿「ギャア!ギャア!ギャア!」
猿「ギギギギャアギャア!」
猿「アギャギャギャ!」
フランクリン「猿!?」
マイケル「xxxx!またこの悪夢かよ!どこの動物園から逃げ出してきやがった!失せろ畜生め!」
ゴウン…ゴウン…
フランクリン「……!?お、おい!あれ見ろ!」
マイケル「な……!」
45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:38:08.07 ID:Nu28i8oC0.net
フランクリン「なんなんだありゃあ!?」
マイケル「ユ、UFOだと!?なにからなにまでそっくりだ!俺はどうなっちまったんだ!?」
フランクリン「言ってる場合か!こっちに向かってくるぞ!」
マイケル「逃げよう!お前のバッファローの方が速い!」
フランクリン「よし来い!」
キュルルル…
フランクリン「おいおい勘弁してくれよ自慢のV8はお飾りか!?」
マイケル「ダメだ!もう頭の真上だぞ!」
フランクリン「クソ!」
ブワン…
フワッ
フランクリン「うおっ!?」
46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:39:32.25 ID:Nu28i8oC0.net
フランクリン「う……浮いてる!車ごと!」
マイケル「飲み込まれるぞ!」
フランクリン「助けてくれ!」
「「うわあああああああああああああ……」」
51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:50:11.48 ID:Nu28i8oC0.net
P(……あれから)
P(どうにかアメリカへ帰ろうとしたトレバーさんだったけど、財布どころか携帯すら持ち合わせていなかった。どうやって来たんだろう……)
P(金もなく、帰り方もわからないトレバーさんを俺はウチで雇うことにした)
P(旅費を働いて稼ぐという名目だったが、たまには人の下で働くのもいい機会だとかいわれてあっさり承諾してくれた)
P(あんな風貌だから、基本的にウチのアイドル達とは絡ませず雑用をしてもらおうと思ってたんだけど……)
亜美「ね→ね→おじさんが住んでたとこってどんなとこ?」
トレバー「聞きたいか?そう!グランドセノーラデザート!私利私欲が蠢く俺の愛した無法地帯だ!」
真美「おお→!」
トレバー「だが実際は、もっともシンプルな世界であるといえる。己に従い生きるのが正しい人間の姿だ!」
亜美真美「「かっくい→!!」」
P(……ガンガン絡んでる)
53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:54:59.38 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「俺はロスサントスにも住処を持ってるが……あそこはダメだ。みんな小綺麗に着飾ってウソと見栄を両手に抱えて生きてるようなもんだ」
トレバー「俺は違う!俺は下らん警察組織や腐れ連邦政府の言うことに大人しく従ったりしない!」
亜美「ひゅ→ひゅ→!」
トレバー「俺こそがアメリカだ!世界を引っ張る力、それがトレバー・フィリップス工業さ!」
真美「よっ、大統領!」
P(つかなんであいつらはめちゃくちゃなついてんだよ!どうみてもやべーおっさんだろ!雇っといてなんだけども!)
54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 01:59:09.97 ID:Nu28i8oC0.net
ガチャ
律子「あのー……トレバーさん、倉庫のゴミ、そろそろ溜まって来たんで捨てといて下さいね」
トレバー「oh!これは麗しのお嬢さん。会いたかったよハッハッハ!」
律子「は、はあ……」
P(そして何故か律子がお気に入りらしい)
トレバー「雑用だろうがなんでもやるぞ!さあどんどん仕事をもってこい!」
P(割と大人しく働いてくれるのは律子のおかげかもな……)
55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:05:54.67 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
トレバー「よーし乗ったか子供たち!」
亜美「はーい!」
真美「はーい!」
響「はいさー!」
やよい「うっうー!完了でーす!」
トレバー「本日はご乗車いただきクソありがとうございます!シートベルトは閉めとけよ!」
「「「「GO!」」」」
56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:09:52.88 ID:Nu28i8oC0.net
<Gabba gabba hey
「「「「がわがわがわへい!」」」」
<Gabba gabba hey
「「「「がわがわがわへい!」」」」
<Gabba gabba hey
「「「「がわがわがわへい!」」」」
伊織「ちょ、ちょっとちょっと!飛ばし過ぎよ!」
トレバー「何言ってる!アクセルは踏むためにあるんだぜお嬢ちゃん!」
伊織「いやああああああああああああ!」
58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:17:39.92 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
あずさ「どうもありがとうございます。わざわざ迎えに来ていただいて……」
トレバー「構わねえぜレディ。美人さんには優しくしねえとな?」
あずさ「あらあら~お上手だこと」
トレバー「男の嗜みってやつさ」
あずさ「うふふ。引っ張ってくれる男の方って魅力的ね」
トレバー「お褒めにあずかり光栄だぜ」
60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:23:04.78 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
伊織「いい加減にして!」バン!
美希「なの!」
千早「です!」
P「ど、どうしたんだお前たち……」
伊織「なんであんなハゲ親父いつまでも雇ってんのよ!」
千早「そうですよ!毎日毎日響達と大声で騒ぐからここで休まる場所がありません!」
美希「そんでなんかすごい馴れ馴れしいの!嫌っていうか怖いの!」
千早「雪歩もすっかり怯えてしまってるですよ!」
P「う、うーん……」
62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:26:06.04 ID:Nu28i8oC0.net
P「つっても仕事はちゃんとやってくれてるしなあ……いまのとこ俺としては文句はないんだけど」
伊織「私達の話をしてるの!」
千早「仕事ができてもアイドル達に悪い影響を与えてしまうならそれは看過できません!」
美希「なの!」
P「再三律子に注意してもらってはいるんだけど……」
P(子供連中と絡むとテンション上がっちゃうみたいなんだよな……)
63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:33:43.81 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
トレバー「……」
響「?……何見てんのー?」
トレバー「見るか?」
響「これ……おじさんと、この二人は?」
トレバー「俺の最低にして最高の親友さ。右のデカイのがフランクリン。左のデブがマイケルだ」
響「最低にして……最高?意味わかんないよー」
トレバー「ガキどもにはまだ早い話だ。たとえ銃弾の雨の中でも、砲弾が飛び交う戦場でも、己の命を投げ出すことになってもそいつのために戦える」
トレバー「そんなやつができたらわかるかもしれねえな」
響「……?」
トレバー「さあ店じまいだ!グズグズするなよ!」
響「はいさー!」
64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:36:25.36 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
やよい「がーわがーわへいがわがわがわへい♪」
やよい「……わあ、おっきな車ですー」
やよい「高そう……プロデューサーさんの?」
やよい「あれ……?」
やよい「……た、大変ですー!」
やよい「プ、プロデューサー!」
65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:39:40.24 ID:Nu28i8oC0.net
フランクリン(や、やめてくれ……来るな……もう猿は一生分見た……)
フランクリン(ハッパ……ハッパをくれ、そうすりゃこんな悪夢ともおさらばだ……)
フランクリン(ああダメだ……エイリアンだ……エイリアンが……こっちを覗いてやがる……)
フランクリン「あ……が……?」
トレバー「よう!起きたかクソッタレのブラザーさんよ。気分はどうだ?」
フランクリン「うわっ!?」
トレバー「ハッハッハ!お前の驚く顔はいつ見ても傑作だ!」
68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:43:36.83 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「おい、お前も起きろトロール野郎」ゲシッ
マイケル「うっ……」
フランクリン「な、なんだ……何がどうなって……?」
トレバー「車の中で衰弱してたみたいだな。話は後で聞こう。まずは、この小さなレディにお礼を言うんだな」
フランクリン「Um……?」
やよい「うー……」
フランクリン「……」
フランクリン「助かったぜレディ。この恩は一生忘れねえよ」
やよい「うっうー!無事でなによりですー!」
69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:47:28.24 ID:Nu28i8oC0.net
マイケル「あ……ああ、ダメだ。頭がガンガンする……」
トレバー「お前は年中二日酔いだろ。ピスワッサーでもぶっかけてやろうか?」
マイケル「殺す気か……」
響「その人たちが……言ってた親友?」
トレバー「ああいや、親友はちといいすぎたな。ま、とんでもない悪友ってとこさ」
マイケル「へっ、一番のイカレ野郎が何言ってやがる」
フランクリン「それについては全面的に同感だ」
トレバー「フン!口喧嘩の時に限って結託しやがって」
70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:52:07.70 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「さて……説明の前に自己紹介といこうじゃないか。まずそっちのうすらのっぽがフランクリンだ」
フランクリン「フランクリン・クリントンだ。そこの薄らハゲとはいろんな意味で腐れ縁だ」
トレバー「口の減らねえガキだ。で、そっちのデブトロールがマイケル」
マイケル「マイケル・デサンタだ」
トレバー「おいおいおい……名前も満足に言えないのか?」
マイケル「いちいちうるせえな……本名マイケル・タウンリーだ。訳あってデサンタの姓を名乗ってる。そこのウスラトンカチとはガキの頃からの付き合いだ……生涯唯一の失敗だな」
トレバー「下り坂を永遠に転がり続けてるお前のほうがよっぽどだぜ」
71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 02:57:33.70 ID:Nu28i8oC0.net
マイケル「もういいだろ、そろそろ状況について教えてくれ」
トレバー「ああそうだな。律子!奥の部屋借りるぜ」
律子「はいはい」
フランクリン「ri、ritsu……?妙な名前だな」
トレバー「まあロスサントスじゃあ日本人は見かけねえからな」
マイケル「日本……ここ日本か!?」
トレバー「あーそうそうご名答。冴えてるじゃねえかマイケル、ええ?」
73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:04:15.12 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
マイケル「……状況はわかった。としか言えないな」
フランクリン「話が飛躍しすぎてて許容範囲越えちまってるよ」
トレバー「ハッハッハ!まあそうだろう。脳みそとめて受け入れるしかねえのさ」
フランクリン「アイドルのプロデュースね……あんたとは正反対どころか異次元の世界だな」
トレバー「異次元が自分にとって異質とは限らねえぞ。開拓こそ成長の一歩だ」
フランクリン「なんだそりゃ、ご先祖様の名言か?」
マイケル「とにかくこれからどうするか決めよう。いきなり着の身着のままで異国に飛ばされちまったんだ」
74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:08:34.35 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
伊織「私辞めさせろって言ったのよ!?なんで増やすのそれも二人!」
P「しょ、しょーがないだろ……二人ともトレバーさんと同じ境遇みたいだし」
伊織「だからって……ねえ二人とも!」
美希「私別にどうでもよくなったの」
伊織「は!?」
美希「あのマイケルさんてとってもいい人なの!悩みとか、愚痴とか聞いてくれるし」
伊織「な……ね、ねえ千早?」
千早「私も別に……フランクリンさんのお陰でトレーニングの質も上がりましたし」
伊織「はいいい!?」
千早「やはりアスリート派の方の意見も重要ですね!」
伊織「しょ、しょんな……」
76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:15:13.48 ID:Nu28i8oC0.net
ダダダダダ!
伊織「雪歩!雪歩はもちろん反対よね!?」
マイケル「男が苦手か……」
雪歩「はい、コンプレックスなんですけど……どうしても治らなくて。マイケルさんくらいの歳の方なら大丈夫なんですけど……って、あ、すいません!」
マイケル「ハッハッハ、いやいや俺も世間じゃ立派なおじさんさ」
マイケル「治そうと無理に努力する必要はない、俺のいたところじゃもっと複雑な連中がうじゃうじゃいたが、それでもなに不自由なく生きてたよ」
マイケル「理解してもらう必要も理解される自分に変わる必要もない。理解してくれるやつがここにはいるんだろ?」
雪歩「……はい!」
伊織「ゆ、雪歩……」
77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:18:34.05 ID:Nu28i8oC0.net
伊織「た、貴音……」
フランクリン「これがRamenてやつか……リトル・ソウルでにたようなのを食ったことがあるが比べものにならないぜ」
貴音「所詮客寄せのために取り繕ったまがい物」
貴音「真の旨さとはその道を極めし者のみが生み出せるものなのです」
フランクリン「なるほど……深いな」
伊織「貴音ぇ……」
81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:22:14.84 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「いいか?外ヅラを着飾った所で何になる?お前はそんな仮初めの魅力で満足なのか?」
真「か、仮初め……」
トレバー「自分のありのままをさらけだせ!それが人として最高の生き方だろ!」
真「はい!」
トレバー「もっと利己的に、自己中心的だ!」
真「はい師匠!自分、一生ついていきます!」
伊織「なんだあんたらそんなあっさりうけいれてるのよお!?」
85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:29:05.04 ID:Nu28i8oC0.net
伊織(最後の頼み……小鳥、お願い!)
小鳥「……」ジーッ
伊織「……小鳥?」
トレバー「おいおいなにやってんだ?」
マイケル「は?」
トレバー「タバコは身体に悪いと言っただろうがもう忘れたのか?ほらよこせ」
マイケル「ヘッ、常日頃からキメてるお前に言われたくないぜ」
トレバー「ハッパなんざもうこりごりだよ。それに俺はアップ系が好みなんだ」
マイケル「知るかよ」
小鳥「」クワッ
伊織(あ、ダメだこいつ)
律子「こらーっ!ここは禁煙って何度も言ってるでしょ!」
87 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:36:30.96 ID:Nu28i8oC0.net
<Hit the block and sell drugs
<That's exactly how it was
美希「カッコいいねこれ」
フランクリン「わかるか?俺のお気に入りだ」
美希「美希こういう仕事だからこういうジャンル全然知らないけど、なんとなく」
フランクリン「音楽なんてのはハマるかハマらねえかだ。自分の本能にまかせんのさ」
美希「あはっ、なんかいいかもそういうの」
89 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:42:06.34 ID:Nu28i8oC0.net
マイケル「いよっ!と……さあどうだ?」
やよい「わあー……プロデューサーさんより大っきいです!」
マイケル「ハッハッハ。ああ、こうしてると昔トレイシーと遊んだのを思い出すよ」
春香「トレイシー?」
マイケル「娘の名前さ、あとジミーって息子がいる。昔は可愛かったがな、今は親のことなんてなんとも思ってない生意気なガキさ」
千早「お子さんとは……一緒に?」
マイケル「ああ、同じ屋根の下さ。ジミーはまだ少しマシになってきてるがトレイシーは相変わらず……」
千早「なら心配いりませんよ」
マイケル「……なんだって?」
90 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:46:26.29 ID:Nu28i8oC0.net
千早「父親が本当に嫌いなら同じ屋根の下で暮らしません、生意気な口だって叩きません。それはきっと、あなたのことを信頼している証拠でしょう」
マイケル「信頼……」
千早「世間から見るとずれているかもしれません、でも、それがあなたの家族なんです」
マイケル「……俺の家族は、一度離れ離れになりかけたことがあってね」
マイケル「でもトレイシーは稀にメールをくれたし、ジミーは心配して俺に会いに来てくれた」
マイケル「妻ももどってきてくれた、その時言われたよ。私達は何者にも理解されないってね」
マイケル「これが、俺たち。今ならさらに胸を張って言える気がするよ」
マイケル「ありがとう千早」
千早「いえ……」
97 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 03:55:44.92 ID:Nu28i8oC0.net
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トレバー「ライブ?」
P「ええ、えーっと……コンサート!コンサートをやるんです」
フランクリン「アイドル達にとっちゃ大舞台ってわけだな」
P「ええ、ファン感謝祭ですからね。そこで、あなた達に警備をお願いしたいんです」
P「この間、別のアイドルのコンサートで事件があって……それでセキュリティ面ではかなり敏感になってるんです」
トレバー「まかしとけ!俺とフランクリンは腕っ節はたつからな。そこの中年は知らねえが」
マイケル「うるせえぞカマ野郎。俺は慎重派なだけだ」
P「ま、まああなた達がいればとても心強いので、是非お願いします」
98 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:00:22.85 ID:Nu28i8oC0.net
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亜美「すごーい!」
真美「リムジン!?リムジン乗れんの!?」
P「社長に無理言って借りてもらったんだよ。運転手はウチの社員だけど」
フランクリン「トレバーおじさんは荒っぽいからやめときな。せっかくのリムジンが台無しだ」
トレバー「普段からバッファロー乗り回してるお前だって似たようなもんだろこの野郎!」
マイケル「いいから乗った乗った!時間は有限だ!」
P「俺達も後から行くからなー!」
99 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:04:10.72 ID:Nu28i8oC0.net
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フランクリン「すげー報道陣の数だったな」
マイケル「ああ、ありゃラズロウもションベンちびっちまうだろうよ!」
トレバー「ハッハッハ!違いねえ!あのオカマはパンツ一丁でおどるしか能がねえのさ!」
マイケル「さ、今度は会場の警備だ。さっさと動けよ!」
トレバー「一番鈍重なお前に言われたくねえよ!」
101 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:08:02.87 ID:Nu28i8oC0.net
ワァァァァァ…
マイケル(始まったか……)
マイケル(まあ何事もないだろう。ここは日本だ。ロスサントスとじゃ治安の良さが違う)
マイケル(それよりトレバーが問題起こすほうが心配だぜ!)
ピー ザザ
マイケル「あーこちらマイケル。変わりないか?」
フランクリン「こちらフランクリン。問題ない」
トレバー「こちらトレバー。退屈すぎて寝ちまいそうだ!」
マイケル「目覚まし代わりに爆弾しかけたりするなよ!気は抜くな!」
102 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:10:57.12 ID:Nu28i8oC0.net
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ーーー
フランクリン(そろそろフィナーレか。このまま終わりそうだな)
フランクリン(ベースボールスタジアム並みの警備だったが、そこまで厚くする必要があったのか?その事件とやらが影響してるのか……)
フランクリン(……っと、不吉なことを考えるのはやめだやめ)
オラァ!ウゴクンジャネェ!
キャアアアアアア
フランクリン「!?」
106 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:13:18.61 ID:Nu28i8oC0.net
フランクリン「なんだ!?クソッタレ!」
ザザ
フランクリン「こちらフランクリン!何があった!?」
マイケル「こちらマイケル!会場スタッフの一人がステージに乱入したらしい!俺達も向かうぞ!」
トレバー「ヒャッハー!どうやら俺の出番のようだな!」
マイケル「ドンパチは無いぞトレバー!とにかく今は急ぐんだ!」
108 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:17:51.89 ID:Nu28i8oC0.net
スタッフ「オラァァァァ!近づくんじゃねえぇぇぇ!」
やよい「ふぇ……ふえぇ……」
伊織「やよいーっ!」
真「通報は!?」
千早「プ、プロデューサーが多分……!」
スタッフ「クソが!どいつもこいつも俺をなめくさりおって……ぶっ壊したやんよぉ!」
春香「やよいを離して!」
スタッフ「うるせえ!それ以上こっち来たらマジぶっ殺すぞ!」
やよい「た……助けて……やだ……やだぁ!」
109 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:20:48.50 ID:Nu28i8oC0.net
「Fetch the ball Chop!」
ヒュッ!
スタッフ「!?」
ガン!
スタッフ「ぐほあ!」
やよい「きゃあ!?」
110 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:24:36.06 ID:Nu28i8oC0.net
スタッフ「あが……」
やよい「え、え?」
真「な、何!?」
春香「か、懐中電灯がものすごいスピードで……」
ドタドタ
トレバー「どけどけ!トレバー保安官のお通りだ!邪魔なんだよこの野郎!」
マイケル「トレバー問題を増やすな!大丈夫か?」
やよい「は、はい!ありがとうございます!」
マイケル「お礼ならあいつに言うんだな」
フランクリン「……チョップと遊んでたおかげだな」
やよい「フ……フランクリンさん!」
フランクリン「受けた恩は返さねえとな、レディ?」
111 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:29:04.92 ID:Nu28i8oC0.net
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
P「ありがとう本当に!もし君たちがいなかったらどうなってたことか……」
フランクリン「警備員なんだ、仕事のうちさ」
トレバー「あの警備会社はダメダメだな。結局取り押さえたのも俺達だったし」
マイケル「お前がほかの警備員を殴り倒してすすまなけりゃそうはならなかったろうよ」
トレバー「ボーッとつったってるのが悪いんだよ!」
P(わかってたけどトラブルメーカーすぎるこの人……)
114 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:32:49.38 ID:Nu28i8oC0.net
やよい「あの……本当に、ありがとうございました!」
フランクリン「さっきも言ったが、仕事をしただけさ。それに、助けられた恩もあったし」
トレバー「この程度ロスサントスじゃ日常茶飯事だからな!どうってことねえさ!」
マイケル「ブレイン群側じゃその大半にお前が関わってるけどな」
フランクリン「ハッハッハ!違いねえ!」
115 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:37:19.80 ID:Nu28i8oC0.net
P「さて、ライブは中途半端な幕切れになっちゃったけど、帰ってうちのボディーガード達の慰労パーティーでも開くか!」
「「「「わーい!」」」」
マイケル「おい聞いたか?俺たちが主役だとさ」
フランクリン「いいのか?」
トレバー「なんだって構わねえさ!飲んで歌って騒ごうぜ!向こうでも仕事仕事でそんな暇なかったからな!」
トレバー「さあ行くぞ子供たち!」
「待ちな、トレバー」
トレバー「!?」
116 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:38:34.74 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「あ、あ、ああ……!」
「本当にあんたは使えない子だねえ?」
トレバー「そ、そんな……なんでこんなとこに!?」
「ねえトレバー」
「私のヤクはどこだい?」
117 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:40:13.91 ID:Nu28i8oC0.net
…レバー…ト…バー…トレバー…
ウェイド「トレバー?」
トレバー「うわああああ!?」
ウェイド「うわお!?」
トレバー「ハァ……ハァ……ハァ」
ウェイド「だ……大丈夫?」
トレバー「こ……ここは?」
119 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:46:13.64 ID:Nu28i8oC0.net
ウェイド「トレバー?大丈夫?ブレイン群のトレーラーハウスにきまってるじゃん」
トレバー「え、な……確かに俺は」
ウェイド「外でぶったおれてたけど何かあったの?このヤク?」
トレバー「…….」
トレバー「……夢さ」
ウェイド「へ?」
トレバー「夢を見てたんだ」
ウェイド「へー……珍しいね。どんな夢?」
トレバー「……さあな」
120 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/30(金) 04:48:30.77 ID:Nu28i8oC0.net
トレバー「そうだ!金ができたら海外旅行でもいくか」
ウェイド「え!?ほんとに!?どこどこ!?」
トレバー「日本、なんかどうだ?」
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