49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/27(水) 19:05:45.75 ID:TtGj+fk60

アスカ「アイツ、変に勘違いしなきゃいいけど」

アスカ「ていうかそういうイミで渡すワケじゃないし、あくまで義理よ義理! 
    えこひいきも渡すみたいだし、しょうがなくあげるんだから」

ミサト 「その割に手作りするのねー」

アスカ「うっ、うっさいわね!」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/27(水) 19:17:07.74 ID:TtGj+fk60

アスカ「それはそうと、どこでチョコ渡したらいいのかしら……」

アスカ「学校じゃ人目に付くし、ウチで渡すのも何か違うし、ネルフに持っていく
    わけにはいかないし……うぅ……」

アスカ「んあぁぁもう、何でこの私がバカシンジのために悩まなきゃいけないのよ!」

シンジ「ただいま」

アスカ「ふえぇっ!? あ、あんた今日は遅くなるんじゃないの!?」

シンジ「あぁ、思ったより早く実験が終わったんだ。 ? 何か作ってるの?」

アスカ「なっ、何でも無いわよ、バカシンジ!」
    
シンジ「な、何だよ、ただ聞いただけじゃないか」

アスカ「だからアンタは馬鹿だってぇの!」



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/27(水) 19:26:25.51 ID:TtGj+fk60
<バレンタイン当日>

アスカ「結局学校じゃ渡せなかったわね…… ?」

レ イ「……」

シンジ「……」

アスカ「バカシンジと、えこひいきじゃない! あっ……」

シンジ「あ、ありがとう……綾波。これ、綾波が作ったの?」

レ イ「そう。今日は、チョコレートを渡す日だって聞いたから」

シンジ「そっか」

レ イ「いいの。碇君に、食べてもらいたかったから」

アスカ「……」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/27(水) 19:48:45.00 ID:TtGj+fk60
<バレンタイン当日>

アスカ「……なーんか、バッカみたい。こんなの作っちゃって」

アスカ「何してんのかしらね、私。何を期待してんだか」

アスカ「期待……私、アイツに期待してたのかな……」

アスカ「…… ま、どうでもいい、か」

シンジ「アスカ?」

アスカ「ひゃぁっ! んなっ、何よいきなり!」

シンジ「さっきから呼んでるのに、来ないからさ」

アスカ「女の子の部屋に無断で入るんじゃないわよ、バカシンジ」

シンジ「あぁ、ご、ごめん……うわぁっ!?」

アスカ「!」

シンジ「いてててて……あぁごめん、何か踏ん……あれ? これって」

アスカ「……!」

シンジ「ちょっ、チョコ……!?」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/27(水) 20:02:45.77 ID:TtGj+fk60
シンジ「アスカ、これって……もしかして」

アスカ「……こ」

シンジ「こ?」

アスカ「くぉぉぉの、ぶぁかシンジ~~~!!」

    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)

シンジ「うぅ……」

アスカ「あんたにそれ、くれてやるわよ!」 バンッ!

シンジ「あっ、アスカ」

アスカ「……」

シンジ「……ありがとう。本当に、うれしいよ」

アスカ「……」



アスカ「……バカシンジ」


おわりwwww