1 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:08:28.72 ID:6PK6A26hO
クリリン「ここですよヤムチャさん」
ヤムチャ「ここか。うまいというお好み焼き屋は」ウィーン
ベジータ「いらっしゃいませー」
3 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:09:36.44 ID:6PK6A26hO
クリリン&ヤムチャ「えっ?」
ベジータ「なんだ貴様等か」
クリリン「えっ?ベジータか?」
ベジータ「二人か?いいから黙ってそこに座りやがれこのクソッタレ」
ヤムチャ「あ、あぁ」
6 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:11:15.59 ID:6PK6A26hO
ヤムチャ「おい、ベジータがいるなんて聞いてないぞ」
クリリン「俺だって聞いてませんよ」
ベジータ「貴様等決まったのか?」
クリリン&ヤムチャ「えっ?」
ベジータ「メニューだ、メニュー。さっさとしないとどうなってもしらんぞ」
クリリン「あ、あぁ。じゃあ俺はこの、関東風お好み焼きで」
ベジータ「…なんだと?もっぺん言ってみろ!」
クリリン「えっ?いや関東風お好み焼きを一つ…」
ベジータ「…そうか広島風お好み焼きだな」
クリリン「ええ!?」
ベジータ「貴様は?」
ヤムチャ「あ、じゃあ俺も広島風お好み焼きで」
ベジータ「ふん!まぁいい。そこで待ってろ。いいな?一歩も動くんじゃねぇぞ」
8 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:11:46.59 ID:6PK6A26hO
ベジータ「待たせたな」
ヤムチャ「これは…」
クリリン「材料…ですよね。」
ベジータ「そうだ。なにか文句あるのか?」
クリリン「えっ?いや、その」
ベジータ「…まさか貴様等作り方がわからないとかぬかすんじゃないだろうな?」
クリリン「えっ?いや、そんな」
ヤムチャ(おい!待てクリリン!)
クリリン(えっ?)
ヤムチャ「あぁすまないベジータ。実は俺達初めてでわからないんだ」
ベジータ「ふん!最初から素直にそういえばいいんだよ。そこでよく見てやがれ糞野郎共」
9 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:12:19.53 ID:6PK6A26hO
ヤムチャ「バカヤロー。死にたいのかクリリン」
クリリン「すいませんヤムチャさん」
ヤムチャ「ここは俺に任せとけ」
ベジータ「さっきからごちゃごちゃとうるさいぞ貴様等!」
クリリン&ヤムチャ「は、はい!」
11 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:13:43.88 ID:6PK6A26hO
クリリン「でもよくわかりましたねヤムチャさん」
ヤムチャ「当たり前だろ。俺達の注文を無視して広島風お好み焼きにしたんだぜ」
クリリン「そうか!なるほど」
ベジータ「喋ってないでさっさと食べやがれ貴様等!後がつかえてるんだぞ!」
クリリン&ヤムチャ「は、はい!」
12 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:14:07.93 ID:6PK6A26hO
ベジータ「ところでそこの元ハゲ野郎」
クリリン「えっ?俺?」
ベジータ「飲み物が欲しくないのか?」
クリリン「えっ?いや俺は別に…」
ベジータ「なんだと貴様!本当闘いはこれからだぞ!」バン!
クリリン「えっ?本当の…闘い?」
ヤムチャ「あ、あぁすまないベジータ、生二つ。それとおかわりな」
ベジータ「ふん!そっちのいけすかねぇ野郎は少しは頭がきれるようだな。少し待ってろ」
13 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:15:04.66 ID:6PK6A26hO
ベジータ「食べ終わったようだな。まぁ地球人にしては上出来だ」
クリリン「ど、ども」
ベジータ「ほらよ、おかわりと生だ」
クリリン「あ、あぁ」
ベジータ「もう作り方は覚えただろうな?」
クリリン「えっ?」
ベジータ「貴様まさかまだ覚えとらんのか?一回で覚えやがれクソッタレが!貴様は脳みそまでハゲてんのか?」
クリリン「………」
ベジータ「まぁいい。今回は特別だからな。次はないと思え」
ヤムチャ(め、めんどくせぇ…)
14 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:15:22.60 ID:6PK6A26hO
そして時は流れて数時間後
クリリン「も、もう食えねぇ」ゲプッ
ベジータ「なんだ貴様等、手が止まってるぞ」
クリリン「あの…お会計で…」
ベジータ「なんだと?…まぁいいだろう。今日のところはこれくらいで勘弁してやろうじゃないか」
ヤムチャ(二度と来るか!)
クリリン「わ、悪いなベジータ」
15 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:17:07.41 ID:6PK6A26hO
>>11の前にこれ書くの忘れてた
数分後
ベジータ「待たせたな。こいつが広島風お好み焼きだ」
クリリン「あ、ありがとう」
ヤムチャ(すげぇ)ゴクリ
ベジータ「なにボサッとしてやがる!冷めないうちにさっさと食いやがれクソッタレ共が!」
クリリン&ヤムチャ「は、はい!」
17 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:18:28.12 ID:6PK6A26hO
ベジータ「貴様等これを持っていきやがれ」
クリリン「これは…」
ヤムチャ「割引券と招待券」
ベジータ「次来るときはカカロット達も連れて来るんだな」
クリリン「いいのかこんなの貰っちまって」
ベジータ「グズグズするなこの糞野郎共が!俺の気の変わらんうちにとっとと受け取りやがれ!」
クリリン「あ、あぁありがとな」
クリリン&ヤムチャ「ごちそうさまでした」
ベジータ「ありがとうございましたー」
終わり
23 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:35:12.80 ID:6PK6A26hO
じゃあもう少しだけ
数日後
悟空「ここか?ベジータが働いてるところは?」
クリリン「あぁ」
悟飯「早く入りましょうよ。僕お腹ペコペコですよ」
悟天(今日デートなのなぁ…)
ピッコロ「ふん。見物だな」
天津飯「すまない餃子は置いてきた。あいつはお好み焼き苦手でな」
26 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:38:00.88 ID:6PK6A26hO
ウィーン
ベジータ「いってらっしゃいませー。なんだ貴様等か」
悟空「よっ!来てやったぞ!」
ベジータ「いいからさっさとそこに座れ」
クリリン「あ。これこないだの」
ベジータ「わざわざ持ってきたのか。まぁいい。そのかわり今日はそう簡単には帰れんぞ」
悟天(帰りたい)
28 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:46:03.04 ID:6PK6A26hO
ベジータ「さぁさっさと注文しやがれ」
悟飯「じゃあ僕ry」
クリリン「あぁ広島風お好み焼きと生で」
ベジータ「ふん!学習能力はあるようだな。貴様等もそれでいいな?」
ピッコロ「俺は水だけでいい」
悟天(やべ、〇〇ちゃんにメールしとかなきゃ)
29 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:50:05.07 ID:6PK6A26hO
ベジータ「待たせたな。さっさと作りやがれクソッタレ共が」
悟空「わりぃベジータ。おめぇの作ったやつが食いてぇんだけどよ」
ベジータ「!?それを早くいいやがれこの野郎!」
悟飯「ベジータさんが作るんですか?楽しみですね」
悟天「もしもし〇〇ちゃん。ごめんって!うん」
ベジータ「貴様!食事中に電話するやつがあるか!」
悟天「へっ?ご、ごめんなさい…」
31 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:52:48.68 ID:6PK6A26hO
数分後
悟空「ウヒャー!こりゃうまそうだ!いいんか?」
ベジータ「当然だ。さっさと食いやがれ」
天津飯「ではいただくとしようか」
悟飯「うん!うまいですこれ」がつがつ
悟空「………おかわり」がつがつ
悟天(帰りたい…)
34 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 01:57:42.80 ID:6PK6A26hO
さらに数時間後
ベジータ「なに?材料がもうないだと?貴様!あれほど買いだめしとけと言っただろうが糞野郎!」
店長「す、すいません。これでも相当…」
ベジータ「能書きはいい!さっさと買ってきやがれ!」
店長「は、はい!」
悟空「まだかベジータ?」
クリリン「まだ食うのかよ…」
悟飯「当然ですよ。朝抜いてきたんですから」
ベジータ「もういい!俺様が直々に買ってきてやる」
店長「申し訳ありません」
35 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:01:10.26 ID:6PK6A26hO
ベジータ「そういうことだ。しばらくそこで待っていろ」
悟空「オラも行こうか?」
ベジータ「誰が貴様の手など借りるか」
悟天「………」カチカチカチカチ
悟空「でもよう………」
ベジータ「いいから貴様はここで待っていろ!邪魔をするな!」
ピッコロ「孫、ここはベジータに任せておけ」
悟空「仕方ねぇな。気ぃつけろよ」
36 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:06:28.48 ID:6PK6A26hO
さらに数時間後
ベジータ「クソッタレめ。てこづらせやがって」ズッシリ
クリリン「お、おい。大丈夫か?」
ベジータ「人の心配より貴様の腹の心配をするんだな」
クリリン「いや、もう俺は」
悟空「遠慮すんなってクリリン。一緒に食おうぜ」
クリリン「…わかった。少しだけな」
悟飯「でもさすがに他のメニューも食べたいですね」
ベジータ「なにか言ったか?悟飯」ギロ
悟飯「いえ。なにも」
37 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:09:59.47 ID:6PK6A26hO
悟空「いや、ホントうめぇなこれ」がつがつがつがつ
悟飯「クリリンさん、天津飯さん、もう食べないんですか?」
クリリン「あ、あぁ」
天津飯「すまないがここでギブアップさせてもらう」
悟天(もう飽きたよ…)がつがつがつがつ
ベジータ「ふん!地球人共は情けないな」
悟空「そう言うなって。オラ達とはちげぇんだ」
ベジータ「まぁいいさ。三人いれば十分だ。とっとと食いやがれ!」
39 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:15:52.81 ID:6PK6A26hO
さらに時は流れ、数時間後
悟空「いやぁ。食った食った!」ゲプッ
悟飯「はい。ごちそうさまでした」
ベジータ「けっ。材料が底を尽きやがったか。まぁいい。で、お会計は?」
悟空「へっ?これベジータのおごりじゃねぇのか?」
ベジータ「なっ!?誰がおごると言った!さっさと金をよこしやがれ!」
悟飯「でもこんなに持ってませんよ僕ら」
ベジータ「なんだと?それを早く言いやがれよな」
店長「あのぅ…」
ベジータ「仕方ない。貴様等当分ここで皿洗いでもしやがれ!それでいいな?」ギロ
店長「ひっ!か、構いません」
悟空「わりぃベジータ。恩に着るぜ」
悟天「えっ?僕もですかぁ?トホホ」
49 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:29:10.21 ID:6PK6A26hO
じゃあもうちょっとだけ
ブルマ「ここがベジータが働いてるところね」
トランクス「あの父さんがお好み焼きを作るなんて…想像できない」ウィーン
ベジータ「いらっしゃい………ブルマ!?それにトランクスまで!」
ブルマ「ヤッホー。来ちゃった」
トランクス「どうも」
52 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:32:49.37 ID:6PK6A26hO
ベジータ「ちっ!そこに座りやがれ」
ブルマ「なによその態度。それが客に向かって言う態度なの?」
トランクス「まあまあ母さん落ち着いて」
ベジータ「ふん!さっさと注文しやがれ」
トランクス「じゃあこの広島風お好み焼きで。母さんは?」
ブルマ「私もそれでいいわ」
ベジータ「ふん!ちょっと待っていろ」
54 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:36:38.95 ID:6PK6A26hO
18号「なんであたしに黙って外食したのさ!」
クリリン「いや、その…はいすいません」
マロン「わーい。お好み焼きー」ウィーン
ベジータ「いらっしゃいませー」
18号「お前は!ベジータじゃないか」
ベジータ「けっ!カラクリ人形かよ。飯食えるのか?」
18号「あたしゃ人間だよ!」
クリリン「だから嫌だったんだ」
56 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:41:20.43 ID:6PK6A26hO
ブルマ「まだー?」
ベジータ「うるさいぞ貴様!少しは待てんのか!」
ブルマ「またそんなこと言う!」
サタン「ここですよブウさん」
ブウ「うまいもの食えるのか?」ウィーン
ベジータ「いらっしゃいませー」
57 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:47:44.21 ID:6PK6A26hO
ベジータ「貴様は!」
ブウ「?」
サタン「お、お前はあの時の…」
ベジータ(そうか記憶がないのか)
18号「ちょっといちまで待たせるき?」
ベジータ「ちょっと待ってろ!…そこに座れ」
クリリン「ブ、ブルマさん!」
ブルマ「あらクリリン君いたの?」
クリリン「どうも」
58 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:53:30.20 ID:6PK6A26hO
ベジータ「で、貴様はなにを頼むんだ?いつものでいいな?」
クリリン「あ、あぁ」
18号「あんた何回も来てるのかい!」
クリリン「そんなに来てないって」
マロン「いつものー」
59 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 02:58:22.60 ID:6PK6A26hO
ベジータ「ちっ!待たせたな」
ブルマ「なに?レディに作らせようって言うの?」
トランクス「僕が作りますよ」
ベジータ「貴様は黙ってそこで見ていろ!」
ブルマ「あら?ベジータが作るの?楽しみね」
ベジータ「ちっ!いちいちうるさいやつだ」
60 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 03:01:37.23 ID:6PK6A26hO
ベジータ「ほらよ。貴様等は勝手に作りやがれ。あいにく俺は今忙しいんだ」
ブウ「どうするんだ?これ?」
サタン「まあまあブウさんは見ていて下さい」
18号「なかなかうまいじゃないのさ」
62 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 03:09:17.18 ID:6PK6A26hO
ブルマ「あら?おいしいじゃない」
トランクス「ホントだ。とてもおいしいです」
ベジータ「ちっ!黙って食べれんのか」
ブルマ「もう照れちゃって」
ブウ「サタン、これまずいぞ」
サタン「おかしいですね。どこで間違えたのか」
ベジータ「貴様、お好み焼きも作れんのか。どいてろ」
サタン「すいません」
64 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 03:13:07.37 ID:6PK6A26hO
ベジータ「こうやってやるんだ」
サタン「………凄い」
ブルマ「おかわり頂こうかしら」
トランクス「あ、僕もお願いします」
ベジータ「ちっ!順番だ待っていろ」
18号「こっちも追加だよ」
ベジータ「次から次へと…」
65 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 03:16:31.40 ID:6PK6A26hO
ブウ「サタン、これうまいぞ」
サタン「本当だ。こんなもの食べたことない」
ベジータ「喋っている暇があるならとっとと食いやがれクソッタレが」
サタン「ひっ!すいません」
ブルマ「私生頂こうかしら」
ベジータ「ちっ!相変わらず下品なやろうだ」
66 :名も無き被検体774号+:2010/05/20(木) 03:22:36.54 ID:6PK6A26hO
ベジータ「今日は店じまいだ。とっとと帰りやがれ」
もうゴールしていいよね?
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