1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 17:44:31.74 ID:0r9DaS9A0.net
P「何の嫌がらせだこれは…」
春香「プロデューサーさん、杉原千畝という人物を知ってますか?」
P「うおっ、春香か…杉原千畝?名前は知っているが…」
春香「彼は第二次世界大戦中、リトアニア領事館にて、迫害を受け亡命を求めるユダヤ人に対し、夜通しビザを書き続け、多くのユダヤ人を救ったんですよ」
P「…それで?」
春香「書いて下さい」
P「は?」
春香「婚姻届に、サインして下さい。全員分」
P「は?」
6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 18:12:00.73 ID:gK3966Rb0.net
P「まぁ落ち着け春香。これって俺がサインしたら皆と俺が結婚するってことなんだぞ?」
春香「そうですね、幸せです」フフッ///
P「アイドルとプロデューサーが結婚って、あまりいいイメージもないだろ?」
P「それに日本は重婚が認められてないからサインしたところで全員とは結婚出来ないし、全員分あるみたいだけど結婚は16歳から…」
春香「あっ、プロデューサーさん。TV着けていいですか?」
P「ん?いいけど…」
TV<…本日国会で結婚年齢の引き下げ案が可決され、女性は12歳以上であれば婚姻が可能になりました。これにより…
P「………」
春香「うわーこれはーうちの事務所は皆結婚出来るってことですねー。やったー」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 18:20:36.25 ID:gK3966Rb0.net
TV<…さらに、少子化対策のために複数の女性との結婚。重婚が認められることとなりました。それにより女性の権利を主張する団体や同性愛者たちの…ブツン
春香「それに沢山の女の人と結婚出来るようになったんですってー。これはナイスタイミングですよナイスタイミングー」フフッ
P「あれ?夢かな?起きて仕事いかなきゃ」
春香「うふふ、現実ですよプロデューサーさん」
P「いやーリアルな夢だわ。目の前に本当に春香がいるみたいだ」
春香「プロデューサーさん!マジモンの春香ですよ!マジモンの!さあさあ!」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 18:25:47.62 ID:gK3966Rb0.net
P「…」
春香「…」
P「あ、俺ちょっとトイレに…」ガシッ
P「!?」クルリ
千早「ダメですよプロデューサー」ニッコリ
P「い、いたのか千早…」
千早「私はあなたの側にいつでもいます。一心同体ですから///」ポッ
P「うわ、かわいい」
千早「そんな、かわいいだなんて///」
P「あれ?俺の足首になんか鎖がついてるぞ?なんだこれ」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 18:34:28.57 ID:gK3966Rb0.net
千早「それは、ふ、二人を繋ぐ運命の糸です…」テレテレ
P「どうしよう。台詞だけはいいのに台詞だけは」
春香「プ、プロデューサーさん!いきなり私のまねしないでくださいよ…!恥ずかしいじゃないですか!もう…」
春香「……もっと私のことを知れば上手にまねもできますよ?」
P「いえ、別にいいです。それにしてもこの鎖凄いな全然壊れない」ガン!ガン!
春香「遠慮なんていらないですよ?私たちの仲じゃないですか!」
千早「フフっ春香ったらはしゃいじゃって」
P「仲って、アイドルとプロデ春香千早「夫婦」
P「ア春香千早「夫婦ですよ?」ニッコリ
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 18:42:21.18 ID:gK3966Rb0.net
―――??のお店―――
?「み、水瀬君!」ハアハア
伊織「きゃっ!」
?「あ、あのニュースはもしや…!」
伊織「は、はい。あのニュースは私が頼んで…」
?「やはりそうか!頼む水瀬君!どうか国内での同性婚も認めて貰うよう掛け合ってもらえないか!?」
伊織「ど、同性婚!?どうしてそんな…」
?「…」
伊織「…わかりました。お願いしてみます」
トゥルルル、トゥルルル、ピッ
伊織「あ、新堂?あのね…」
――――――――
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 18:48:33.17 ID:gK3966Rb0.net
――――――
伊織「…もう決まるみたいです。テレビを見て見ましょう」
?「おお!そうか!どれどれ…」
TV<…速報です。先刻国内の同性婚を認める法案が可決されました。町からは歓喜の声があがっており…
伊織「これでよろしいですか?」
?「ああ!ありがとう!本当に感謝している!これであいつと…」
?「こうしてはおれん。ありがとう!水瀬君!うおおおおお!待ってろよ黒井ーーーー!!!」
伊織「…なんだったのかしら?」
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 18:56:24.30 ID:gK3966Rb0.net
―――961プロ―――
黒井「あいつ…何をやっているのだのろまめ…」ソワソワ
黒井「やっと決まったというのに…」ソワソワ
ガチャリ
黒井「遅いぞ!い、いや一体何のようだ!」
冬馬「い!?なななんだよおっさん、オレはこの書類持ってきただけだ」
黒井「……そうか、すまなかったな。書類よこしてもういっていいぞ…」ショボン
冬馬「お、おう」
ガチャリ バタン
冬馬「…あのおっさんが素直に謝るなんて、どうしたんだ?」
24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 19:02:55.35 ID:gK3966Rb0.net
…ドドドドドドドドドドドド
<ウオオオオオオオ!クロイーイマイクゾー!!!!!
冬馬「?」
高木「黒井ーーーー!!!」
冬馬「な、765の社長!?」
高木「ここか!」
バタン!
黒井「…どうした冬馬、忘れ物か?」
高木「く、黒井…」ハアハア
黒井「高木!?」パアア
25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 19:10:43.09 ID:gK3966Rb0.net
黒井「…」ハッ
黒井「い、一体何のようだ高木。ここは私のセレブな社長室だぞ」
高木「あ、あの新法案は聞いたかね?」ハアハア
黒井「ああ、重婚がどうの年齢がどうのというやつか?ふん、私には関係無い上に何の興味も無い」
高木「違う…そっちじゃない。私たちにおおいに関係のあるもののほうだ」ハアハア
黒井「私たちに関係?はん!結婚出来る年齢が下がろうが人数が増えようが、私には一切関係無いと言ってるだろうが!」
高木「黒井…」フゥー…
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 19:17:33.67 ID:gK3966Rb0.net
黒井「年齢が下がれば コンどもが喜ぶかもな知れんな。それをプロデュースに利用する手も悪くない」
高木「…」ツカツカ
黒井「人数が増えれば、うちの北斗なんぞは喜ぶだろう。まあモテない奴等にとって住みにくくは成りそうだが…」
高木「黒井」ガシッ
黒井「…その手を離せ高木」
高木「…黒井、そうじゃない、とうとう出来るんだよ」
黒井「…」
高木「私が一緒になれるんだ。だから…」
高木「…私と結婚してくれ。黒井」
黒井「………馬鹿者め、こんなに待たせおって…」
31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/06(金) 19:22:20.32 ID:gK3966Rb0.net
高木「黒井!」ダキッ!
黒井「…ちゃんと私を幸せにするのだぞ、高木」
黒井「そしたら私が貴様を幸せにしてやらんでもない…」
高木「…当たり前だ」ニコリ
黒井「…高木」ンー
高木「…黒井」ンー
――――二人は幸せなキスをして終了――――
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