2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 23:04:05.43 ID:I7VBO61SP
美希「死にたい……」

小鳥「え?あのプロデューサーさんが?」

美希「倦怠期ってやつなのかな……」

小鳥(4年たっても仲よすぎって言われてるのに?)

美希「ミキがお仕事で家に帰れなかったからかな……」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 23:09:01.62 ID:I7VBO61SP
小鳥「美希ちゃんの見間違えじゃなくて?」

美希「そんなことないの!ちゃんとこの目でみたんだから!」

小鳥「そ、そんな……それで相手の顔は見えたの?」

美希「うん……思いっきりキスしてた……」

小鳥「で、誰かわかったの?」

美希「……なの」

小鳥「うん?」

美希「pっていうの!」

小鳥「……そう、pちゃんね……へ?」

7: 急に電波が来たので無しです 2012/11/03(土) 23:14:42.85 ID:I7VBO61SP
小鳥「pちゃんって美希ちゃんのあの子?同じ名前じゃなくて?」

美希「ミキの子どもなの、さすがのハニーも他の子には興味がないっていってるの」

小鳥「え?惚気話だったのこれ?」

美希「ミキが帰ってくるたびに抱いて見せつけてくるの!」

小鳥「ただいまーって笑顔でいうのが目に浮かぶわ」

美希「お風呂はいる時もいっつも連れてくるの!」

小鳥「家族団欒の時ってやつね」

美希「ご飯の時ミキにあーんってしてこないの!」

小鳥「四年もしたらそんなことしないわよ」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 23:22:34.30 ID:I7VBO61SP
小鳥(普通に主夫やってて娘に掛かりっきりな元プロデューサーさんじゃない)

小鳥「美希ちゃん、それ浮気じゃないわよ」

美希「そ、そうだったの?!」

小鳥「常識的に考えて違うわよ!」

美希「そんなのってないの……小鳥も実際に見たらわかるの!」

小鳥(そういえばしばらく会って無いわねプロデューサーさん……)

美希「そんな訳で小鳥も今日家にくるの!浮気の現場を見届けてよ!」

小鳥(二人で説得したら勘違いも解けるわよね)

小鳥「ええ、いいわよ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 23:27:15.63 ID:I7VBO61SP
------
----
美希「ただいまー!」

P「おかえり美希……あ、音無さん?」

小鳥「お、お邪魔します……」

p「おじゃまー!」

小鳥(げ、玄関先で待ってるとは……新婚だったかしらこの二人?)

P「丁度夕食作るところだったんですけど、音無さんもどうですか?」

小鳥「あ、ありがとうございます……」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 23:36:04.99 ID:I7VBO61SP
P「音無さんは美希に誘われたんですか?」

小鳥「なんでもプロデューサーさんが浮気してるって……」

P「浮気って、するわけないじゃないですか!」

小鳥「ええ、すごくそう思いますよ」

美希「今日もちゃんといい子にしてた?」

p「うん!」

小鳥「別に嫉妬して虐待してる訳でも無いですしね」

P「アイドルですからね、そんな事するわけないじゃないですか」

P「とにかく、娘に手を出すようなロリコンではありませんよ俺は」



小鳥「……16歳のアイドルを孕ませた人が何言ってるんですか?」

P「ごめんなさいあれはその場のノリだったんです」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 23:46:17.15 ID:I7VBO61SP
小鳥(そんな訳で美希ちゃんに睨まれながら元プロデューサーさんとしばらく話をした後の事なんだけれども)

小鳥「お米は当然の如くおにぎりなんですね」

P「美希が喜びますしね」

小鳥(見せられるのは浮気どころかただのいちゃラブで)

P「ほら美希、あーん」

美希「あーん、はむっ」

小鳥(私のHPが徐々に削られて行くのでありました)

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 23:59:04.37 ID:I7VBO61SP
P美希p「「「ご馳走様(なの!)」」」

小鳥「おかしいわね、塩むすびと唐揚げってこんなに甘かったかしら?」

小鳥(なんなのよこれぇ……なんの虐めよぉ……)

小鳥「」

P(音無さんが燃え尽きてる……)

p「ことり?だいじょぶ?」

小鳥「だいじょばないわよ!」バン!

小鳥「これを浮気っていうなら地球がぶっ壊れるわよ!だいたい……」

美希「小鳥!pが怖がってるでしょ!」

小鳥「はい、ごめんなさい」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/04(日) 00:15:22.15 ID:AYEgeKcmP
小鳥「とにかく、浮気じゃないって言い切れますねこれは」

美希「浮気じゃなくてよかったの」

小鳥「なんで美希ちゃんは浮気を気にしてたの?」

美希「浮気がばれたら離婚しなきゃダメなんだよね?」

小鳥「そうする人も居るわね」

美希「ハニーと別れなきゃいけないのは嫌なの……」

小鳥「全く意味がわからないわ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/04(日) 00:19:53.11 ID:AYEgeKcmP
P「婿入りの時にそう言われたんですよ」

小鳥「ああそうなんですか」

P「なんか話し方ぶっきらぼうになってません?」

小鳥「甘ったるい空間に居すぎて中毒なんですよ」

美希「この部屋甘い匂いする?」

P「しないよな?」

小鳥「それですよぉぉぉ!」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/04(日) 00:34:15.04 ID:AYEgeKcmP
30分後

P「音無さん、ビールどうぞ」

小鳥「はい……なんだか気まずくしてすいません」

P「彼女達は元気にしてますか?」

小鳥「春香ちゃん達ならしっかり新しいプロデューサーさんと一緒に頑張ってますよ」

P「そうですか、それは良かった」

小鳥「あとそのプロデューサーさんはロリコンではないですよ」

P「それはもういいです……」

美希「小鳥は意地悪なの」

小鳥「あの時は敗戦処理大変だったんですから」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/04(日) 00:44:00.46 ID:AYEgeKcmP
小鳥「そのプロデューサーさんが浮気って聞いた時はびっくりしましたけど……」

小鳥「平常運転でむしろ安心しました」

P「平常運転って……」

小鳥「二人とも、なかよすぎるのもほどほどにね?」

美希「はーい」

P「へいへい……ところで美希、飲んで大丈夫なのか?」

美希「ノンアルコールだから大丈夫だよ?」

P「ノンアルコールでも悪いこと起きないよな?」スリスリ

美希「もう……ハニーは心配症なの」

小鳥「あなた達アイドルって自覚あるの?」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/04(日) 00:48:07.29 ID:AYEgeKcmP
P美希「あっ」

小鳥「……」

P「いや、そのあれだ、美希まだ20になったばかりだから、そのな?」

美希「そうなの、ミキお酒に弱くて……」

小鳥「……おめでとうございます」

P「あ、ありがとうございます……はっ!?」

美希「ありがとうございますなの……あっ」

小鳥「……言いたいことはそれだけか」

P美希「……ごめんなさい」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/04(日) 01:05:22.42 ID:AYEgeKcmP
------

小鳥「あれから何があったのかは私は覚えてないわ……」

小鳥「覚えているのは大量の缶ビールと介抱してくれた美希ちゃんのふともも……」

小鳥「あそこまでラブラブなのも考え物よね……そう思ったわ……」

小鳥「それなのに、それなのに!!」

P「最近美希が息子にかかりっきりで……」

小鳥「一年経っても同じこというのかこのバカ夫婦は!」

P「でも、なんだか心配で……」

美希「ハニーはヤキモチやきすぎなの」

小鳥「もう地球の果てまで爆発して飛んで行きなさいよ!」

終わり

引用元: 美希「ハニーに浮気されたの……」