1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 21:39:49.93 ID:vpJSHYN0O
P「ごめんよ」

雪歩「うぅ…違います!悪いのはびっくりしちゃった私で…」

P「いやいや、いきなり手を繋ごうとした俺が悪かったよ」

雪歩「はうっ…私なんか…私なんか…」

P「こら、穴を掘らないの」

P(進展…全然ないんだよな)

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 21:45:18.63 ID:vpJSHYN0O
P「よし、今日も頑張ろう」

雪歩「は、はい!」

P「まずは指を絡め」

雪歩「はぅっ…」

P「きゅっと握りあう!」

雪歩「ひゃっ…」

P「駄目かー」

雪歩「早く恋人繋ぎ、したいですね…」

P(やってくれる気はあるんだよな)

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 21:53:16.75 ID:vpJSHYN0O
P「雪歩は何がだめなんだ?やっぱり俺のこと怖いか?」

雪歩「ち、違います!怖いとかじゃなくって…」

P「うん」

雪歩「プロデューサーに嫌われるんじゃないかって…思っちゃって…」

P「手の繋ぎ方で嫌いになったりしないよ」

雪歩「うぅ…すいません、私…相変わらず弱虫で…」

P「前に雪歩がリーダー辞めたいって言った時も言ったけどさ、ゆっくり行こう」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 21:58:55.65 ID:vpJSHYN0O
P「仕事の時は大丈夫なんだよなぁ」

雪歩「お仕事の時は…ちゃんとやらなきゃって他のことで頭がいっぱいになっちゃうんです」

P「まあ恋人っぽいこともあんまりやらないしな」

雪歩「はうっ…本当はいっぱいしたいです…」

P「そのうちいっぱいできるようになるよ」

雪歩「えへへ、そうですね」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:03:37.74 ID:vpJSHYN0O
P「今日の恋人レッスンは少しハードルを上げてみた」

小鳥「はあ?」

雪歩「え?」

P「誰かに見られてる中でイチャイチャすれば羞恥心も消えるんじゃないか作戦だ」

雪歩「む、ムリですーっ!!」

P「音無さん、見ててくださいね」

小鳥「え?何が始まるんですか?」

P「それじゃあまずはいつもの呼び合いからな」

雪歩「は、はい…」

P「ゆきぽ」

雪歩「ぴ…Pさん…」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:07:24.01 ID:vpJSHYN0O
P「ゆきぽ…」

雪歩「Pー…さんっ」

P「ゆーきぽっ」

雪歩「Pーさんっ…えへへ♪」

P(よし、今日もここまでは順調だぞ)

P「まずは指を絡めるぞ?」

雪歩「は、はい…んっ」

P「大丈夫か?」

雪歩「へ、へいきでひゅ…」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:12:39.56 ID:vpJSHYN0O
P「よし、もう少しだからな?頑張ろうな」

雪歩「は、はひ…がんばりまふ…」

P「後は…ゆっくりきゅっと…」

雪歩「ふあっ…んっ…」

P「つ、繋がった…俺たち繋がってるぞ!」

雪歩「あっ…ぐすっ…ふぇっ…」

P「うわあっゴメンな雪歩すぐ離すから!」

雪歩「ち、違いますぅ…やっと…ひとつになれたのがうれしくて…」

P「雪歩…」

小鳥「」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:19:32.98 ID:vpJSHYN0O
P「いいなぁ手を繋ぐって」

雪歩「はい!えへへ」

春香「みんなーお菓子食べよう!」ガチャ

P「俺たち今恋人同士に見えてるかもしれないぞ!」

雪歩「はうっ…恋人同士…です。みたいなんて言わないでください…」

P「そうだな雪歩、ごめん」

雪歩「プロデューサー…」

春香「」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:25:12.54 ID:vpJSHYN0O
春香「あ、あの…ごめんね雪歩、お茶入れてもらいたいなぁって…」

雪歩「ふわぁっ!春香ちゃん!?」

春香「邪魔したら悪いかなーって思ったんだけどね」

P「おおっ!お菓子の時間かぁ~」パッ

雪歩「あっ…手…」

P「どうした雪歩?早く食べにいこう」

雪歩「あう…はい…」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:30:27.03 ID:vpJSHYN0O
P「いただきまーす」

雪歩「いただきます」

真美「兄ちゃんたち今日はなんか一段とくっついてるね→」

亜美「まあ雪ぴょんとの仲についてはもう周知のことだけどね→」

P「おおっ聞いてくれお前ら!ついに俺たちは大きなステップを踏んだんだ!」

真美「ええっ!それってやっぱりもしかして!」

亜美「つ、ついにヤッちゃったんだね兄ちゃん!」

P「ああ!ついに…手を繋いだんだ!」

真美亜美「へぇ」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:35:50.27 ID:vpJSHYN0O
P「信じられるか!あぁ…ちょっとひんやりしてたなぁ雪歩の手…」

真美「な→んだ…てっきりね→?」

亜美「だよね→?」

P「?」

雪歩「えへへ…」

真美「まあ雪ぴょんが兄ちゃんの手をがっちりホールドして幸せそうだしいっかぁ」

亜美「まだまだ2人にはハードルが高そうですな→」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:40:13.51 ID:vpJSHYN0O
P「雪歩…」

雪歩「…」にぎっ

P「雪歩、ごめんよ」

雪歩「んーっ」にぎーっ

P「雪歩ってば」

雪歩「んーっんーっ」にぎぎっ

P「おしっこ漏れちゃうから手離して…」

社長「ちょっとキミ達…トイレ入りたいんだが…」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:44:43.49 ID:vpJSHYN0O
千早「次のステップですか?」

P「ああ、手は繋げるようになったんだ」

千早「そうですね…じゃあ次は…ハグとかでしょうか」

P「それはつまり抱擁?」

千早「はい、身体の密着する範囲も増えますし」

P「千早…」

千早「す、すいません…」

P「お前天才だよ!」

千早「え…?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:48:34.96 ID:vpJSHYN0O
P「雪歩ー!次のレッスンが決まったぞ!」

雪歩「は、はい!がんばりますっ!」

P「次はお互いに抱き合おう」

雪歩「ええっ!?」

P「大丈夫…俺たちは手を繋げたんだ…何だってできる!」

雪歩「うぅ…そ、そうですよね」

P「ああ、できる!さあ、俺の胸に」

雪歩「はうっ…よ、よろしくお願いします!」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 22:53:25.41 ID:vpJSHYN0O
P「頑張れ雪歩…焦らなくていいぞ…」

雪歩「うぅ…はい…」

P「自分のペース、自分のペース」

雪歩「こ、こうですか?」

P「よ、よし…腕回すぞ?」

雪歩「は、はい!お願いしますぅ!」

律子「ちがーうっ!!」

P「うわあっ」

雪歩「ひゃあっ」

律子「なんですか!その自信無さ気な抱擁は!」

P「す、すいません」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:00:21.22 ID:vpJSHYN0O
律子「もうちょっとこう力強く!」

P「こ、こうか?」

雪歩「ふわっ!?」

P「うわごめん雪歩!」

雪歩「ら、らいじょうぶれふ…」もふもふ

P(腕の中に雪歩がすっぽり収まってる…ちっちゃいんだな女の子って)

律子「遠慮し過ぎなんですよ2人とも、恋人同士なんですから」

P「お、おう…そうかもな」

雪歩「はふーっ…」

P(雪歩も落ち着いてきたようだ、むしろリラックスしてるようにも見える)

P「ありがとうな律子」

律子「見ててくすぐったいですからね2人は」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:08:52.07 ID:vpJSHYN0O
P「はい雪歩あーん」

雪歩「えへへ♪あーん」



真「大分それっぽくなってきたね」

伊織「むしろ人目を気にしなくなってきたとも言えるわね」

春香「みんなの前で普通にお膝だっこあーんだもんね」

やよい「らぶらぶですー」

小鳥「バカップル被害者の会を設立する必要があるぴよ」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:15:00.15 ID:vpJSHYN0O
雪歩「あの、プロデューサー」

P「どうした雪歩…?」

雪歩「あ、あの…あ、あーん!」

P「あーん…ありがとな雪歩」

雪歩「も、もっといりますか?」

P「ああ、もっと欲しい」

雪歩「えへへ…じゃあ」ぱくっ

P「雪歩!?」

雪歩「んーっ」



真美「あ、ああっ!?あれは!?」

響「ポッキーを口にくわえて目を瞑ったぞ」

春香「あわわ」

やよい「春香さん見えないですー!」わたわた

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:23:03.17 ID:vpJSHYN0O
律子「ち、縮んでく…お菓子が…」

千早「こ、これこのままいったらくっついちゃうんじゃ…」

小鳥「ぴよ…く、くっつく…くっつくぴよ…」

やよい「見えないですー!」

伊織「どうなるの!どうなるのよ!!」



P「あっ…折れちゃったな」

雪歩「はうっ…ごめんなさいぃ」

P「いや、俺が力みすぎたんだよ」


一同「ああー…」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:32:14.97 ID:vpJSHYN0O
P「よし、今日のフェスも快勝だったな!」

雪歩「えへへ♪はい!」

スタッフ女「いいライブでしたね!私たちスタッフも楽しんじゃいました!」

P「ありがとうございます!またよろしくお願いします!」

スタッフ女「いやーそれにしても765プロさんはー」

P「いやいやそちらこそ!」

雪歩「…っ」ぎゅうっ

P「雪歩…?」

雪歩「…………」ぎゅうーっ

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:42:34.90 ID:vpJSHYN0O
雪歩「…っ」ぐいぐい

P「どうした雪歩?」

雪歩「プロデューサー…あの人と話してすごく楽しそうでした…」

P「うん、スタッフまで楽しんでくれるなんて嬉しいじゃないか」

雪歩「私と…話してる時よりですか…?」

P「雪歩…ひょっとしてやきもち妬いちゃったのか?」

雪歩「……」

P(涙目で俯いてる…ちょっと無神経だったかな)

P「ごめん雪歩、俺が嬉しかったのは雪歩が誉められてると思ったからなんだよ」

P「でも勘違いさせちゃったよな、ごめん」

雪歩「ぐすっ…」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:50:54.64 ID:vpJSHYN0O
P「さて、雪歩と恋人スキンシップができるようになって大分経つけど」

雪歩「えへへ♪プロデューサー」すりすり

P(タガが外れてしまったのか今度は甘えん坊に拍車がかかってしまった)

雪歩「プロデューサー…お腹空いちゃいましたぁ♪」

P「はいあーん」

雪歩「…」

P「あれ…雪歩、あーんは?」

雪歩「お口…」

P「口?」

雪歩「お口で食べさせて欲しいです」

P(これはいかん、なんとかしなければ)

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/12(月) 23:57:12.07 ID:vpJSHYN0O
P「ということで」

春香「雪歩の甘えん坊を一段階もどしたいと?」

P「ああ、そうなんだ」

小鳥「しねぴよ」

P「このままでは雪歩に甘えころがされてしまう」

真美「甘えころがされればいいじゃん」

亜美「全然問題なさそうだよね→」

P「ばかを言うな」

雪歩「…」じっ

P「少し離れて誰かと話してるだけであれだぞ」

真「ああ…」

律子「それは少し困りますね」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:04:45.25 ID:HsCVDgGWO
雪歩「んーっ」すりすり

P「雪歩、今お仕事だろ?」

雪歩「プロデューサー分が足りなくなっちゃったんですぅ♪」べたべた

P「ゆーきーぽ」

雪歩「うぅ…プロデューサー分まだ足りないです…」

P「そう言ってくっつかせるとずーっとやめないじゃないか」

雪歩「えへへ、プロデューサー分は無限に摂取できちゃいますぅ!」

P(ちくしょうかわいいなもう!)

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:13:19.62 ID:HsCVDgGWO
雪歩「もぐもぐ…ちゅっ」

P「ちゅっ…もぐもぐ」

雪歩「えへへ、美味しいですか?プロデューサー」

P「うん…雪歩が柔らかくしてくれるからな」

雪歩「えへへ…プロデューサーのご飯、これから三食毎日作りますね!」

P「ありがとうな雪歩」

雪歩「はい!プロデューサーのためなら…」ぎゅうっ

P「苦しい苦しい」

雪歩「はうっ…すみません!」

P「大丈夫大丈夫…でも食べ方は普通にしないか?」

雪歩「ふぇ?普通に食べてるじゃないですか…もぐもぐちゅっ」

P「雪歩…口移しは普通の食べ方じゃnちゅうっ…もういいや」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:21:46.87 ID:HsCVDgGWO
美希「じー」

P「どうした美希?」

雪歩「すぅすぅ」

美希「んー、雪歩いつもプロデューサーの膝で寝てるよね。寝心地いいのかな?」

P「よくないよ、男だからゴツゴツしてるだろうし」

美希「でもスッゴく気持ちよさそうに寝てるの」

雪歩「すぅすぅ…えへへ」すりすり

美希「ねーねー!ミキにも試させて!」

P「わっおいダメだったら!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:31:11.24 ID:HsCVDgGWO
雪歩「んーっ…?」

美希「うーん…あんまり寝心地よくないの」

P「だあもう言わんこっちゃない」

雪歩「ふわぁっ!?だめですぅっ!!」ぐいぐい

美希「えー?どうして?」

雪歩「プロデューサーのお膝は私のだから、美希ちゃんはだめっ!」

P「いや俺の膝は俺の…」

美希「むー、雪歩があんまり気持ちよさそうに寝てるからきっといい枕になると思ったのにぃ」

雪歩「うぅー…だめなものはだめだもんっ」ぎゅうっ

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:41:21.25 ID:HsCVDgGWO
P「はあ…」

真美「どったの兄ちゃん?」

亜美「やつれてんね→」

貴音「あまり無理をなさってはいけませんよ?」

P「いや、それがさ…雪歩と遂にそういうことをしたんだけどさ」

やよい「そういうことってどういうことですか春香さん?」

春香「あわわ」

やよい「うー、聞こえないですー!」

P「初めての痛みもなんのその、もうすっかり俺の赤ちゃんが欲しくなってしまったらしくて…」

千早「連日求められ、終いにはゴムに穴を開ける細工まで始めたと」

P「嬉しいんだが困っているんだ…」

小鳥「しねぴよ」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:46:36.92 ID:HsCVDgGWO
あずさ「女の子にそこまでさせている以上はもう仕方ないですね」

真美亜美「うんうん」

真「良かったですねプロデューサー、妻帯者になれますよ」

P「え?みんな助けてくれないのか?」

小鳥「助けて欲しいんですか?」

P「はい」

小鳥「しねぴよ」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:52:10.00 ID:HsCVDgGWO
雪歩「えへへ♪」さすさす

P「おっ、大分大きくなったんだな」

雪歩「はいっ!プロデューサー…Pさんと私の…」

P「パパだぞー」

雪歩「えへへ、お腹蹴ってます」

P「やっぱりわかるのかな?」

雪歩「はい、きっと」

P「まあなんだ、俺は業界とは縁のない仕事に、雪歩は引退することになってしまったけど」

P「幸せだからいいか」

雪歩「えへへ、はいっ♪」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 00:53:15.23 ID:HsCVDgGWO
お手軽雪歩イチャが書きたかった
おしまい

引用元: P「雪歩と恋人になって大分経つけど」