1: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:28:07.76 ID:alD8FxV4.net
絵里「はい、じゃあいったん休憩!」
凛「はー疲れたぁ」ゴクゴク
花陽「ふぅ生き返るね……」ゴクゴク
穂乃果「ねえねえ二人とも、飲み物って何にしてる!?」
凛「えっ、凛は普通のスポーツドリンク!」
花陽「えっと……花陽も。あの……粉と水を混ぜる奴だよ」
穂乃果「そんなんじゃあダメだああああ!」
凛「えええ!?」
絵里「ちょっと、どうしたのよ穂乃果。……何がダメなの?」
穂乃果「あっ、絵里ちゃん!!聞いて聞いて!穂乃果ずっと思ってたことがあるの!」
絵里「何々?悩みとかならエリチカお姉さんがサクッと解決してあげるわよ♪」
穂乃果「みんなも聞いて聞いて!」
絵里「あれ、私信用ない……?」
穂乃果「あのね――――」
凛「はー疲れたぁ」ゴクゴク
花陽「ふぅ生き返るね……」ゴクゴク
穂乃果「ねえねえ二人とも、飲み物って何にしてる!?」
凛「えっ、凛は普通のスポーツドリンク!」
花陽「えっと……花陽も。あの……粉と水を混ぜる奴だよ」
穂乃果「そんなんじゃあダメだああああ!」
凛「えええ!?」
絵里「ちょっと、どうしたのよ穂乃果。……何がダメなの?」
穂乃果「あっ、絵里ちゃん!!聞いて聞いて!穂乃果ずっと思ってたことがあるの!」
絵里「何々?悩みとかならエリチカお姉さんがサクッと解決してあげるわよ♪」
穂乃果「みんなも聞いて聞いて!」
絵里「あれ、私信用ない……?」
穂乃果「あのね――――」
2: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:29:55.37 ID:alD8FxV4.net
「「「「「「「「特製ドリンク?」」」」」」」」
穂乃果「そう!ほら、漫画とかであるでしょ、高校の部活動でさ―――」
「合宿では練習メニューに合わせた栄養素が摂取できる……この特製ドリンクを飲んでもらう!」ドンッ
穂乃果「みたいなの!」
希「あるある!大体まずい!」
花陽「あ、あるかなぁ……?」
穂乃果「だからね、穂乃果たちも穂乃果たちの特製ドリンクが必要なんだよ!!」
海未「市販のスポーツ飲料で十分だと思いますが」
ことり「ことりも今のままでいいと思うなあ……」
穂乃果「えー絶対必要だと思うんだけどな……」
穂乃果「そう!ほら、漫画とかであるでしょ、高校の部活動でさ―――」
「合宿では練習メニューに合わせた栄養素が摂取できる……この特製ドリンクを飲んでもらう!」ドンッ
穂乃果「みたいなの!」
希「あるある!大体まずい!」
花陽「あ、あるかなぁ……?」
穂乃果「だからね、穂乃果たちも穂乃果たちの特製ドリンクが必要なんだよ!!」
海未「市販のスポーツ飲料で十分だと思いますが」
ことり「ことりも今のままでいいと思うなあ……」
穂乃果「えー絶対必要だと思うんだけどな……」
3: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:31:44.97 ID:alD8FxV4.net
にこ「はいはい!!ニコは賛成ニコ☆」
真姫「まーたニコちゃんろくでもないこと考えてるでしょ」
にこ「違うよぉ真姫ちゃん。ニコたち独特のちょっと変わったドリンク。これを作るとどうなるニコ?」
希「なんかものすごいまずい!」
花陽「まずいのはいやだょぉ……」
凛「なんかものすごいマッチョになる!」
花陽「え゛え゛え゛マッチョにナッチャウノォ!?……それはちょっと、花陽困る……」
真姫「イヤイヤなんないから!かよちん、なんないから!」
にこ「マジメに答えてほしいニコ……ライブとかの時に『私たちこんな特製ドリンク飲んでます!』って公表してみるでしょ?」
凛「うんうん!それでそれで?」
にこ「するとー!地元メディアが取り上げるわけよ!『μ'sの元気の秘密、それは飲み物にあった!』って」
海未「そんなにうまくいきますかね……」
真姫「まーたニコちゃんろくでもないこと考えてるでしょ」
にこ「違うよぉ真姫ちゃん。ニコたち独特のちょっと変わったドリンク。これを作るとどうなるニコ?」
希「なんかものすごいまずい!」
花陽「まずいのはいやだょぉ……」
凛「なんかものすごいマッチョになる!」
花陽「え゛え゛え゛マッチョにナッチャウノォ!?……それはちょっと、花陽困る……」
真姫「イヤイヤなんないから!かよちん、なんないから!」
にこ「マジメに答えてほしいニコ……ライブとかの時に『私たちこんな特製ドリンク飲んでます!』って公表してみるでしょ?」
凛「うんうん!それでそれで?」
にこ「するとー!地元メディアが取り上げるわけよ!『μ'sの元気の秘密、それは飲み物にあった!』って」
海未「そんなにうまくいきますかね……」
6: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:33:47.39 ID:alD8FxV4.net
にこ「するとするとー!?μ'sの知名度がアップ♪更にはー?大手会社でドリンクが商品化!!ニコニーついにCMデビュー!!」
真姫「って、回りまわって結局目立ちたいだけじゃない!それにCMに出るならこの私でしょぉ?」
にこ「えー真姫ちゃんが出ると薬品臭そうなイメージが付きそう」
真姫「なんでよ!」
絵里「まぁとにかく、特製ドリンクはなしということね。さあ話はおしまい!始めましょう」
希「ウチはいいと思うけどなー 地元のパワーをいーっぱい受けた果物でラッキージュースを作るとか!」
絵里「ええ?ちょっと希……」
花陽「花陽も、その……みんなとの特別な飲み物があればいいな……と思います!」
凛「凛たちだけの特別な味……いいにニャいいニャ!」
穂乃果「だよねだよね!?おばあちゃんになっても飲んだら思い出すの!ああっ、あの青春の味!って」
絵里「えええ……なんか最初の話と変わってきてないかしら?……」
穂乃果「じゃあみんな!明後日の練習にそれぞれ特製ドリンクを考えて、持ってこよう!」
真姫「って、回りまわって結局目立ちたいだけじゃない!それにCMに出るならこの私でしょぉ?」
にこ「えー真姫ちゃんが出ると薬品臭そうなイメージが付きそう」
真姫「なんでよ!」
絵里「まぁとにかく、特製ドリンクはなしということね。さあ話はおしまい!始めましょう」
希「ウチはいいと思うけどなー 地元のパワーをいーっぱい受けた果物でラッキージュースを作るとか!」
絵里「ええ?ちょっと希……」
花陽「花陽も、その……みんなとの特別な飲み物があればいいな……と思います!」
凛「凛たちだけの特別な味……いいにニャいいニャ!」
穂乃果「だよねだよね!?おばあちゃんになっても飲んだら思い出すの!ああっ、あの青春の味!って」
絵里「えええ……なんか最初の話と変わってきてないかしら?……」
穂乃果「じゃあみんな!明後日の練習にそれぞれ特製ドリンクを考えて、持ってこよう!」
7: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:37:23.37 ID:alD8FxV4.net
―――――
――――
―――
絵里「はい、それじゃあ休憩にしましょう」
穂乃果「よしっ!みんなー!!特製ドリンクは持ってきたー!?」
凛「もっちろん!」
海未「ええ、しっかりと」
穂乃果「よーし!順番に行くよ、まずはー……絵里ちゃん!!」
絵里「私から?ええとわたしのはこれ」ゴト
絵里「ほら、みんなの分の紙コップ持ってきたから使って?」トクトク
穂乃果「うん、どれどれ」ゴクッ
ことり「これはっ!」
花陽「爽やかで程よい甘みに、かすかな塩気―――おいしいです!」
真姫「ハーブの香りがいいわね。やるじゃないエリー、美味しいわ」
絵里「ええハーブを煮詰めたものに、はちみつなどを加えて味を調えたの。ロシアのおばあ様が昔よく作ってくれたのよ」
――――
―――
絵里「はい、それじゃあ休憩にしましょう」
穂乃果「よしっ!みんなー!!特製ドリンクは持ってきたー!?」
凛「もっちろん!」
海未「ええ、しっかりと」
穂乃果「よーし!順番に行くよ、まずはー……絵里ちゃん!!」
絵里「私から?ええとわたしのはこれ」ゴト
絵里「ほら、みんなの分の紙コップ持ってきたから使って?」トクトク
穂乃果「うん、どれどれ」ゴクッ
ことり「これはっ!」
花陽「爽やかで程よい甘みに、かすかな塩気―――おいしいです!」
真姫「ハーブの香りがいいわね。やるじゃないエリー、美味しいわ」
絵里「ええハーブを煮詰めたものに、はちみつなどを加えて味を調えたの。ロシアのおばあ様が昔よく作ってくれたのよ」
8: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:39:47.24 ID:alD8FxV4.net
希「へぇー……いやぁでもハーブでよかったよかった」
絵里「何がかしら?あ、わかった♪キャラメルティーでも出てくると思ったんでしょう?」
希「てっきりエリちはウォッカ持ってくると思ってたから」
にこ「ニコも絵里ちゃんならやってくれると思ってたのに……」
絵里「なっ、持ってくるわけないでしょう!」
穂乃果「じゃあ次は、海未ちゃん!」
海未「はい、私はやはりスポーツドリンクという『洋』の物に対し、『和』という独自性が必要と思ったので」ゴトン
海未「しょうがをベースにした……その名もしょうが汁です!」
にこ「そのまんまニコ」
花陽「そのまんまです……」
絵里「何がかしら?あ、わかった♪キャラメルティーでも出てくると思ったんでしょう?」
希「てっきりエリちはウォッカ持ってくると思ってたから」
にこ「ニコも絵里ちゃんならやってくれると思ってたのに……」
絵里「なっ、持ってくるわけないでしょう!」
穂乃果「じゃあ次は、海未ちゃん!」
海未「はい、私はやはりスポーツドリンクという『洋』の物に対し、『和』という独自性が必要と思ったので」ゴトン
海未「しょうがをベースにした……その名もしょうが汁です!」
にこ「そのまんまニコ」
花陽「そのまんまです……」
10: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:41:22.98 ID:alD8FxV4.net
ことり「これもおいしい!海未ちゃんすごーい♪」
花陽「ピリッとしたしょうがに甘いはちみつの融合―――おいしいです!」
海未「この飲み物、練習で失われた塩分と糖分が適切にとれるよう調整しました」
海未「更に、発汗による体温の低下をしょうがの保温効果で防ぎます!」ドヤ
穂乃果「すごい、すごいよ海未ちゃん!」
真姫「私もこれ好きよ、海未ちゃん。名前があれだけど」
希「ウチも好き。名前はちょっとパスかなあ」
海未「名前はほっといてください!」
花陽「ピリッとしたしょうがに甘いはちみつの融合―――おいしいです!」
海未「この飲み物、練習で失われた塩分と糖分が適切にとれるよう調整しました」
海未「更に、発汗による体温の低下をしょうがの保温効果で防ぎます!」ドヤ
穂乃果「すごい、すごいよ海未ちゃん!」
真姫「私もこれ好きよ、海未ちゃん。名前があれだけど」
希「ウチも好き。名前はちょっとパスかなあ」
海未「名前はほっといてください!」
11: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:43:39.20 ID:alD8FxV4.net
穂乃果「次は、ことりちゃん!」
ことり「ことりは大好きなチーズケーキを―――――――」コトン
希「ええ!?チーズケーキミキサーに入れちゃったん!?」
凛「入れちゃったのぉ!?……あのね、凛ね、そのままの方がいいと思うの」
ことり「入れてません!チーズケーキをイメージした冷やしチーズセーキです!」トクトク
絵里「なるほどね、チーズの風味がするけど飲みやすいわね」ゴクゴク
花陽「う、うーん……おいしいけど……」
真姫「練習中に飲むものじゃないわね……」
海未「家に帰ってから、あったかいのを頂きたい感じですね」
ことり「えーダメかなぁ……」
ことり「ことりは大好きなチーズケーキを―――――――」コトン
希「ええ!?チーズケーキミキサーに入れちゃったん!?」
凛「入れちゃったのぉ!?……あのね、凛ね、そのままの方がいいと思うの」
ことり「入れてません!チーズケーキをイメージした冷やしチーズセーキです!」トクトク
絵里「なるほどね、チーズの風味がするけど飲みやすいわね」ゴクゴク
花陽「う、うーん……おいしいけど……」
真姫「練習中に飲むものじゃないわね……」
海未「家に帰ってから、あったかいのを頂きたい感じですね」
ことり「えーダメかなぁ……」
12: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:47:33.94 ID:alD8FxV4.net
穂乃果「さてさてー次はニコちゃん!」
にこ「ニコはぁ……これ!にんじんジュースニコ☆」カタン
にこ「にんじんはね……ビタミンを大量に含んでいて、美容に効果大ニコ!」
にこ「そして、にんじん嫌いだったうちのチビちゃんたちがー?にんじんをゴクゴク飲めるようにしたー?この!ニコの!手腕!」
にこ「素敵素材とニコの素敵テクニックが合わさって、生み出される飲み物、それは―――まさに芸術!!」
真姫「御託はいいから早く飲ませてよニコちゃん」
にこ「もー真姫ちゃんてば短気なんだからー……はい、みんなどーぞ♪」
穂乃果「ありがとうニコちゃん」ゴクン
穂乃果「あれ……?」
ことり「これって……?」
真姫「ん?どうしたのよ」ゴクゴクゴクゴク
にこ「ニコはぁ……これ!にんじんジュースニコ☆」カタン
にこ「にんじんはね……ビタミンを大量に含んでいて、美容に効果大ニコ!」
にこ「そして、にんじん嫌いだったうちのチビちゃんたちがー?にんじんをゴクゴク飲めるようにしたー?この!ニコの!手腕!」
にこ「素敵素材とニコの素敵テクニックが合わさって、生み出される飲み物、それは―――まさに芸術!!」
真姫「御託はいいから早く飲ませてよニコちゃん」
にこ「もー真姫ちゃんてば短気なんだからー……はい、みんなどーぞ♪」
穂乃果「ありがとうニコちゃん」ゴクン
穂乃果「あれ……?」
ことり「これって……?」
真姫「ん?どうしたのよ」ゴクゴクゴクゴク
14: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:49:31.41 ID:alD8FxV4.net
真姫「んーーーー!!!」
にこ「あれれー真姫ちゃん、どうしたニコ?」
真姫「んはぁ……どうしたもこうしたもないわよ!これみかんジュースじゃない!!」
にこ「あれ?間違えちゃったニコ☆」テヘ
真姫「どうやったら間違えるのよ!!ああ、口の中にみかんがぁ……」
にこ「そんなときにはこれ!牛乳飲むとすっきりするんだよ!真姫ちゃん!」コトン
真姫「あ、ありがとう、ニコちゃん」ゴクン
ことり「あ……」
絵里「エリチカしーらない……」
「んーーーー!!!」
にこ「あれれー真姫ちゃん、どうしたニコ?」
真姫「んはぁ……どうしたもこうしたもないわよ!これみかんジュースじゃない!!」
にこ「あれ?間違えちゃったニコ☆」テヘ
真姫「どうやったら間違えるのよ!!ああ、口の中にみかんがぁ……」
にこ「そんなときにはこれ!牛乳飲むとすっきりするんだよ!真姫ちゃん!」コトン
真姫「あ、ありがとう、ニコちゃん」ゴクン
ことり「あ……」
絵里「エリチカしーらない……」
「んーーーー!!!」
15: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:52:04.11 ID:alD8FxV4.net
穂乃果「次は、花陽ちゃん!」
花陽「花陽は……よいしょっ…………」ドスンッ
ことり「なんかすごい大きいの来ちゃったよ!どれだけ飲むつもりなの、かよちゃん!」
花陽「こ、これです!えっと……お米を原料にした……甘酒です!」
絵里「なんかそんな気はしてたわ……」
海未「甘酒ですか、いいですね」
花陽「花陽は……よいしょっ…………」ドスンッ
ことり「なんかすごい大きいの来ちゃったよ!どれだけ飲むつもりなの、かよちゃん!」
花陽「こ、これです!えっと……お米を原料にした……甘酒です!」
絵里「なんかそんな気はしてたわ……」
海未「甘酒ですか、いいですね」
16: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:54:12.27 ID:alD8FxV4.net
穂乃果「うん、いい香りがして……」
ことり「甘くておいしくて……
絵里「いいんだけど……これはちょっと練習の合間には……ねぇ?」
花陽「……ダメ……ですか……」グスン
海未「いえ、ダメじゃないですよ。絵里、甘酒は確かに酒とついていますが、実はアルコールはほとんど入っていなくて――――――」
絵里「いやいや、それは知ってるわよ!そこじゃないでしょ、問題は!」
海未「むしろですね、甘酒には悪酔い防止の効果があって、酒を飲む前に甘酒を飲むことが武士のたしなみと――――――」
絵里「ストップストップ!私知ってる、甘酒で酔わないの知ってる。それよりもこの炎天下で……」
「何でこんなアツアツな甘酒飲まなくちゃいけないのよ!」
ことり「甘くておいしくて……
絵里「いいんだけど……これはちょっと練習の合間には……ねぇ?」
花陽「……ダメ……ですか……」グスン
海未「いえ、ダメじゃないですよ。絵里、甘酒は確かに酒とついていますが、実はアルコールはほとんど入っていなくて――――――」
絵里「いやいや、それは知ってるわよ!そこじゃないでしょ、問題は!」
海未「むしろですね、甘酒には悪酔い防止の効果があって、酒を飲む前に甘酒を飲むことが武士のたしなみと――――――」
絵里「ストップストップ!私知ってる、甘酒で酔わないの知ってる。それよりもこの炎天下で……」
「何でこんなアツアツな甘酒飲まなくちゃいけないのよ!」
17: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:55:49.28 ID:alD8FxV4.net
穂乃果「どんどんいくよ、お次は真姫ちゃん!」
真姫「やっと私の番ね。このまきちゃんの特製ドリンクは、なんと―――――――」
希「ちょっと待って!ウチが真姫ちゃんに憑いてる天狗様に、何もってきたか聞いてみるから!」
凛「じゃあ凛は、ほらあそこでこっちをちらちら覗いてる、カワイイネコちゃんいるでしょ?あのネコちゃんに聞いてみるにゃ!」
真姫「え、ちょっとちょっと何してるのよ。別に隠すつもりないんだけど。むしろ早く言いたいんだけど?」
希「ムムム……フムフム、よーし、わかった!」
凛「ニャニャニャ……あーあー、凛もね、わかった!」
希「じゃあせーのでいこか、凛ちゃん」
凛「うんせーのでいくよ、希ちゃん」
「「せーの!!――――――――トマトジュース!!!」」
真姫「えっ……」
「「正解!?」」
真姫「え、ええ正解だけど…………」
希「やった……ついにやったよ凛、ついに僕らは優勝したんだ!」ダキッ
凛「長かった、長い戦いだったわ希さん……でも今は、今は私!最っ高に幸せだわ!」ヒシッ
真姫「なにこれ」
真姫「やっと私の番ね。このまきちゃんの特製ドリンクは、なんと―――――――」
希「ちょっと待って!ウチが真姫ちゃんに憑いてる天狗様に、何もってきたか聞いてみるから!」
凛「じゃあ凛は、ほらあそこでこっちをちらちら覗いてる、カワイイネコちゃんいるでしょ?あのネコちゃんに聞いてみるにゃ!」
真姫「え、ちょっとちょっと何してるのよ。別に隠すつもりないんだけど。むしろ早く言いたいんだけど?」
希「ムムム……フムフム、よーし、わかった!」
凛「ニャニャニャ……あーあー、凛もね、わかった!」
希「じゃあせーのでいこか、凛ちゃん」
凛「うんせーのでいくよ、希ちゃん」
「「せーの!!――――――――トマトジュース!!!」」
真姫「えっ……」
「「正解!?」」
真姫「え、ええ正解だけど…………」
希「やった……ついにやったよ凛、ついに僕らは優勝したんだ!」ダキッ
凛「長かった、長い戦いだったわ希さん……でも今は、今は私!最っ高に幸せだわ!」ヒシッ
真姫「なにこれ」
18: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:57:31.17 ID:alD8FxV4.net
穂乃果「のこり三人になりました、希ちゃん!」
希「ウチは西に東に奔走してやっと捕まえた――――――」
希「ツチノコの生血!」ドン
絵里「ええっと、変なものじゃないわよね?」
にこ「ニコはパス」
希「まぁまぁそういわずに、ほらニコっち、グイっと!こうグイッと!」
にこ「やーん♪そういうのはー芸人枠の真姫ちゃんにぃ、お願いしてほしいニコ」
真姫「だれが芸人枠よ!」
希「大丈夫だから、ニコっち、ウチを信じて!」グイグイ
にこ「はいはい!わかった、わかったから!押し付けないで!」
ゴクン
にこ「…………」
にこ「あれ、おいしい」
希「ウチは西に東に奔走してやっと捕まえた――――――」
希「ツチノコの生血!」ドン
絵里「ええっと、変なものじゃないわよね?」
にこ「ニコはパス」
希「まぁまぁそういわずに、ほらニコっち、グイっと!こうグイッと!」
にこ「やーん♪そういうのはー芸人枠の真姫ちゃんにぃ、お願いしてほしいニコ」
真姫「だれが芸人枠よ!」
希「大丈夫だから、ニコっち、ウチを信じて!」グイグイ
にこ「はいはい!わかった、わかったから!押し付けないで!」
ゴクン
にこ「…………」
にこ「あれ、おいしい」
19: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 01:59:35.14 ID:alD8FxV4.net
希「驚いた?驚いた!?そうなんよ、ツチノコの血は美味しいのだ!」
にこ「いやいや、これダシでしょ希ちゃん」
希「んー?まあそういう呼び方もされてないこともないかも……?」
にこ「いやいやいや!どう考えても、うどんダシよこれ」
希「まあ簡単に言うとうどんダシ。でもな、ただのダシじゃないんよ?関西風の黄金ダシ!」
絵里「うどんダシってあなた……ダメよそんなもの」
海未「そうですよ、うどんダシは関西風の薄い色のものでも、直で飲んだら塩分過剰です」
穂乃果「あとダシは……糖分が足りないよ!とーぶんが!!」
絵里「そこじゃないでしょ、もっと根本的におかしくない?ねえ花陽?」
花陽「黄金のダシにつるつるのおうどん…………」ジュルリ
絵里「あ、なんかこの子もうダメそう」
―――ぐううううぅぅぅぅぅ
にこ「いやいや、これダシでしょ希ちゃん」
希「んー?まあそういう呼び方もされてないこともないかも……?」
にこ「いやいやいや!どう考えても、うどんダシよこれ」
希「まあ簡単に言うとうどんダシ。でもな、ただのダシじゃないんよ?関西風の黄金ダシ!」
絵里「うどんダシってあなた……ダメよそんなもの」
海未「そうですよ、うどんダシは関西風の薄い色のものでも、直で飲んだら塩分過剰です」
穂乃果「あとダシは……糖分が足りないよ!とーぶんが!!」
絵里「そこじゃないでしょ、もっと根本的におかしくない?ねえ花陽?」
花陽「黄金のダシにつるつるのおうどん…………」ジュルリ
絵里「あ、なんかこの子もうダメそう」
―――ぐううううぅぅぅぅぅ
20: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 02:03:12.10 ID:alD8FxV4.net
希「ふふふ……腹ペコかよちん!これを見るがいい!」チラチラッ
絵里「どっからうどん取り出したのよ!何でちら見させてるの」
花陽「あ、ああ……」
凛「ふふふ……更に!」チラッチラ
絵里「凛!あなたも、その油揚げどうしたのよ!」
希「おっ!さすが凛ちゃん!わかってるぅ!!」
凛「おうどんさんには、おあげ、だよね?!」
「「いえーい!!」」ハイタッチ
絵里「もぅ……穂乃果、次に行きましょう?」
――――バンッ
ことり「かよちゃん……?」
花陽「行こう希ちゃん!凛ちゃん!こがねのheavenが私たちを……待ってます!!」
希「よし来た!おうどんさんパーティ始まるよ!」
凛「凛も凛もー!」
穂乃果「穂乃果も穂乃果もー!」
絵里「待ちなさい!まだ練習の休憩時間で―――って行っちゃったじゃない……」
絵里「どっからうどん取り出したのよ!何でちら見させてるの」
花陽「あ、ああ……」
凛「ふふふ……更に!」チラッチラ
絵里「凛!あなたも、その油揚げどうしたのよ!」
希「おっ!さすが凛ちゃん!わかってるぅ!!」
凛「おうどんさんには、おあげ、だよね?!」
「「いえーい!!」」ハイタッチ
絵里「もぅ……穂乃果、次に行きましょう?」
――――バンッ
ことり「かよちゃん……?」
花陽「行こう希ちゃん!凛ちゃん!こがねのheavenが私たちを……待ってます!!」
希「よし来た!おうどんさんパーティ始まるよ!」
凛「凛も凛もー!」
穂乃果「穂乃果も穂乃果もー!」
絵里「待ちなさい!まだ練習の休憩時間で―――って行っちゃったじゃない……」
21: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 02:07:32.67 ID:alD8FxV4.net
穂乃果「ふぅ……御馳走様でした、次、凛ちゃん!」
凛「やっと凛の番だね!凛はラーメン!」
真姫「ラーメンってもはや飲み物じゃないじゃない……」
凛「あ、麺は入ってないよ?それでね、今日はスタンダートなとんこつスープ!」
海未「ダメです!塩分過剰摂取です!」
穂乃果「糖分がたりないよ!」
ことり「ことりは……ニンニク入ってそうだし、ちょっと無理かなぁ……」
真姫「汗で服が湿ってるから、においがつきそうでちょっとイヤね。着替えた後の帰りならいいけど
絵里「ねぇ?もっと手前に引っかかるところない!?あれ、もしかして私がおかしいの!?」
凛「やっと凛の番だね!凛はラーメン!」
真姫「ラーメンってもはや飲み物じゃないじゃない……」
凛「あ、麺は入ってないよ?それでね、今日はスタンダートなとんこつスープ!」
海未「ダメです!塩分過剰摂取です!」
穂乃果「糖分がたりないよ!」
ことり「ことりは……ニンニク入ってそうだし、ちょっと無理かなぁ……」
真姫「汗で服が湿ってるから、においがつきそうでちょっとイヤね。着替えた後の帰りならいいけど
絵里「ねぇ?もっと手前に引っかかるところない!?あれ、もしかして私がおかしいの!?」
23: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 02:10:44.61 ID:alD8FxV4.net
花陽「凛ちゃん!」
凛「うん、もちろん」ガサッ
絵里「あ、麺も持ってきてるのね。もう食べる気満々ね」
希「ウチも!」コトッ
絵里「メンマね、瓶詰メンマ」
凛「おっ!さすが希ちゃん!わかってるニャ!!」
希「ラーメンには、メンマ、だよね?!」
「「いえーい!!」」ハイタッチ
凛「いやーこれだけ通じ合ってると、運命感じちゃうね」
希「私に見えるよ……凛と私の間に赤い赤い―――それは!糸!」
凛「希、結婚しよう!」
希「ハイ、喜んで!」
絵里「よかったわねーおめでとー」
海未「甘酒としょうが、その相性は昔から抜群です。私たちも運命感じますね、花陽」
花陽「え……エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!!……ちょっと……無理があるような……」
にこ「ニコとぉ真姫ちゃんも、同じ野菜同士だよね。運命感じちゃうニコ♪」
真姫「ニコちゃんみかんジュースだったじゃない!」
凛「うん、もちろん」ガサッ
絵里「あ、麺も持ってきてるのね。もう食べる気満々ね」
希「ウチも!」コトッ
絵里「メンマね、瓶詰メンマ」
凛「おっ!さすが希ちゃん!わかってるニャ!!」
希「ラーメンには、メンマ、だよね?!」
「「いえーい!!」」ハイタッチ
凛「いやーこれだけ通じ合ってると、運命感じちゃうね」
希「私に見えるよ……凛と私の間に赤い赤い―――それは!糸!」
凛「希、結婚しよう!」
希「ハイ、喜んで!」
絵里「よかったわねーおめでとー」
海未「甘酒としょうが、その相性は昔から抜群です。私たちも運命感じますね、花陽」
花陽「え……エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!!……ちょっと……無理があるような……」
にこ「ニコとぉ真姫ちゃんも、同じ野菜同士だよね。運命感じちゃうニコ♪」
真姫「ニコちゃんみかんジュースだったじゃない!」
24: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 02:14:57.77 ID:alD8FxV4.net
ことり「最後は穂乃果ちゃんだね」
穂乃果「穂乃果はーこれ!」コトン トクトク
絵里「どれどれ……」
真姫「……あれ、これ普通のスポーツドリンクじゃない」
穂乃果「そうだよ!いつも通りの」
海未「穂乃果、あなたまさか忘れて……」
穂乃果「違う違う、別のはちゃんと持ってきてたよ。でもね、穂乃果ね、みんなが飲んでる姿を見て思ったの」
「何を飲むかよりも、誰とどんな状況で飲むかが重要だって!」
海未「つまり……どういうことですか?」
穂乃果「つまりね、μ'sのみんなと練習の時に、この屋上で飲んだスポーツ飲料は――――――」
「私たちにとって特別で……最高な……特製ドリンクなんだよ!!」
絵里「えー…………」
「「「「「「「おおおーー!!!」」」」」」」
絵里「ちょっ、ちょっと!それで納得していいの!?みんな!?」
花陽「ところで、穂乃果ちゃんは本当は何を持ってきたの?」
穂乃果「ほむら特製、おしるこだよ!」
海未「!……いただきましょう」
穂乃果「穂乃果はーこれ!」コトン トクトク
絵里「どれどれ……」
真姫「……あれ、これ普通のスポーツドリンクじゃない」
穂乃果「そうだよ!いつも通りの」
海未「穂乃果、あなたまさか忘れて……」
穂乃果「違う違う、別のはちゃんと持ってきてたよ。でもね、穂乃果ね、みんなが飲んでる姿を見て思ったの」
「何を飲むかよりも、誰とどんな状況で飲むかが重要だって!」
海未「つまり……どういうことですか?」
穂乃果「つまりね、μ'sのみんなと練習の時に、この屋上で飲んだスポーツ飲料は――――――」
「私たちにとって特別で……最高な……特製ドリンクなんだよ!!」
絵里「えー…………」
「「「「「「「おおおーー!!!」」」」」」」
絵里「ちょっ、ちょっと!それで納得していいの!?みんな!?」
花陽「ところで、穂乃果ちゃんは本当は何を持ってきたの?」
穂乃果「ほむら特製、おしるこだよ!」
海未「!……いただきましょう」
27: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/03/19(木) 02:19:51.01 ID:alD8FxV4.net
絵里「ハーイ、じゃあ片づけ終わったことだし、ちょっと遅くなっちゃったけど練習再開するわよ!」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
絵里「あれ、みんなどうしたの?練習するわよ?」
真姫「ま、待ってエリー…………」
ことり「あのね…………」
海未「それが…………」
凛「いろいろ食べたり…………」
希「飲んだりしたから…………」
にこ「お腹が…………」
花陽「たぷたぷで………………」
穂乃果「動けないよぉ………………うう……」
絵里「えぇぇぇ!なんなのよぉ、もう!…………」グスン
おわり
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
絵里「あれ、みんなどうしたの?練習するわよ?」
真姫「ま、待ってエリー…………」
ことり「あのね…………」
海未「それが…………」
凛「いろいろ食べたり…………」
希「飲んだりしたから…………」
にこ「お腹が…………」
花陽「たぷたぷで………………」
穂乃果「動けないよぉ………………うう……」
絵里「えぇぇぇ!なんなのよぉ、もう!…………」グスン
おわり
引用元: ・穂乃果「穂乃果たちの特製ドリンク」
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