1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/30(月) 23:51:19.117 ID:sRPMgB9M0
ナッパ「フリーザ様はどんな褒美をくれるんだろうな…?」
べジータ「…」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/30(月) 23:53:32.517 ID:sRPMgB9M0
フリーザ「あんな小さな星を占領するのに一週間も…もういいです。下がってください」

ナッパ「な…なんだと…!?そ…それだけかよ!」

べジータ「よせナッパ!」



フリーザ「ザーボンさん。貴方ならあの星を占領するのに何日掛かります?」

ザーボン「三日もあれば十分でございます」


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/30(月) 23:55:19.254 ID:sRPMgB9M0
べジータ「いいから下がるぞナッパ!」

ラディッツ「くっ…」

ナッパ「くそっ…」

べジータ「失礼しました…フリーザ様…」



スタスタ



ザーボン「くくく、おい、どこへ行く?」

ナッパ「ぐっ…」

ドドリア「まだ俺達の言いたいことは終わってないんだぜ?」

ラディッツ「まだ俺達をあざ笑う気か…」


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/30(月) 23:58:04.617 ID:sRPMgB9M0
ザーボン「近くのバイキングレストランに予約を入れておいた」

ナッパ「な…何?!」

ドドリア「仕事帰りにザーボンと行こうと思ったんだけどよ。俺達は残業になっちまってな」

ラディッツ「…?」

べジータ「それは一体?」

フリーザ「察しの悪いお猿さんですね。キャンセル料を取られるのも尺なので貴方達が身代わりになりなさい。制圧に一週間もかかった罰ですよ!」


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:01:22.618 ID:ISPYruLr0
ナッパ「え…それって…」

ザーボン「フリーザ様はご覧のとおりお怒りだ。貴様たちが責任を持ってバイキングのディナーを食べつくして来い」

ドドリア「まったく。お前達にはぴったりの仕事だぜ」

フリーザ様「どうせ貴方達大食いは食事だけでは足らず酒もほしがるでしょう。金も持っていきなさい」

べジータ「は…はいフリーザ様…」

ザーボン「サル野郎にしては素直な奴だ。お前は将来出世するだろうぜ…」


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:05:00.005 ID:ISPYruLr0
ラディッツ「べジータとナッパはエリートです!俺は留守番で十分…」

フリーザ「ラディッツさん!自惚れないでください!」

ラディッツ「びく!」

フリーザ「エリートという差を気にして消極的になる暇があるのなら少しは努力して二人に追いつけるよう頑張りなさい!」

ドドリア「ラディッツ。てめぇは少し頭を冷やすためにここへ行って来い」

ラディッツ「え…この星はたしかフリーザ様が開発しているリゾート惑星の…」


16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:07:51.826 ID:ISPYruLr0
フリーザ「そうです。もうそろそろ完成なのですが客がきちんと来るような施設か貴方に実験してもらいたいのですよ」

ラディッツ「俺が…実験台!?」

フリーザ「そのとおり。食事は美味いか。ホテルの設備は完璧か。その他施設娯楽を貴方が責任をもって体験するのです!」

ザーボン「お前はただその惑星で豪遊してくればそれでいい。それだけで十分わが軍に貢献できるのだからな」

ドドリア「買いたいものもあるだろうから俺が少し小遣いもやるぜ」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:09:59.978 ID:ISPYruLr0
べジータ「ナッパよ。ラディッツの通信を聞いたんだが、地球にはドラゴンボールと言うなんでも願いが適う道具があるらしいぜ?」

ナッパ「なんだって…?それは見逃せない情報ですな」

べジータ「そのドラゴンボールって奴に永遠の命でももらおうじゃないか」

ナッパ「それはいい考えだじゃあ早速地球に」



『通信:フリーザより』


22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:13:35.812 ID:ISPYruLr0
フリーザ「べジータ…永遠なんてもの。手にするだけ悲しくなるだけです」

べジータ「フ…フリーザ様!?通信をお聞きに!?」

フリーザ「永遠の命を手に入れて。死ぬことも老いることも無くいき続け、いずれ貴方は一人ぼっちになってしまうのですよ?」

べジータ「フリーザ様。お言葉をお返ししますが俺は戦闘民族サイヤ人…永遠に行き続け強いものと戦うことができるのなら」

フリーザ「人生は戦いだけじゃないんですよ。一生懸命死ぬまで生きて笑って。そう、最後貴方が病室で最期を迎える時は大切な人たちが笑顔でそばにいてくれる。それが生きるものの幸せなのです」

べジータ「フリーザ様…」

フリーザ「終わらない永遠を無駄に生きるより、自分に与えられた人生を大事に生きなさい」

ナッパ「ぐす・・・ひぐ…はい…!」

べジータ「は・・・はい!」


24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:17:23.363 ID:ISPYruLr0
ネイル「最長老様に手は出させん…!」

フリーザ「貴方がそこまでして守りたい最長老とやら。ドラゴンボールの鍵を握る者のようですね」

ネイル「貴様には関係ない!」

フリーザ「ですがスカウターで予測した結果…あなたの長はもう…」

ネイル「それでもだ!私は最長老様を守る義務が!」



サッ(フリーザがその場を飛んで離れる)



ネイル「何のまねだ!」

フリーザ「貴方のような男を育てたその最長老。素晴らしい方なのでしょう…」

ネイル「!?」

フリーザ「体をいたわる様お伝えください」



去るフリーザ


28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:21:04.672 ID:ISPYruLr0
悟空「おめぇがフリーザか。思ったより子供っぽいな」

フリーザ「子供か…たしかにそのとおりかもしれないね」

悟空「何?」

フリーザ「僕は今まで一人で宇宙を支配してきたつもりでいた。でもそれは違ったんだ」

悟空「何を…」

フリーザ「僕の下には数え切れないほどの部下がいる。彼らに支えられて僕は数々の功績をあげてこられたんだ」

フリーザ「必死に僕に抗おうとして、仲間同士差さえあって頑張った君達を見て目が冷めたのさ」

悟空「だけど…おめぇは今までに沢山のナメック星人を!」



べジータ「やめろ!カカロット!!!フリーザは…もうお前達の敵ではない!」


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:23:00.259 ID:ISPYruLr0
バータック「フリーザ…てめぇの野望も…これで終わりだぁぁぁ!」



バーダック捨て身のエネルギー派をフリーザに放つ



フリーザ「にたぁ!」



フリーザ巨大なエネルギー派をバーダックにお見舞い!



バーダック「な・・・何…!?」



バーダックはエネルギー派を受け消滅…



つづく


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:26:00.250 ID:ISPYruLr0
フリーザ「ドドリアさん。彼は気を失っているだけです。医務室へ運び治療させなさい!」

ドドリア「え…!?でも奴はフリーザ様に反旗を!」

フリーザ「それも私の責任です!私の至らなさが彼をここまで追い詰めてしまった」

ドドリア「やはり俺があいつの仲間を傷つけてしまったことが原因で…」

ザーボン「あの後すぐにお前が全員回収してメディカルルームに連れ込んだくせによく言うぜ…」

フリーザ「バーダックが目を覚ましたら素直にその事を詫びるのです。上司の間違いで部下に頭を下げる。それは当然のことなのですよ」

ザーボン&フリーザ「はい!」


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:30:26.107 ID:ISPYruLr0
フリーザ「どうにかドラゴンボールを渡してくれないでしょうか?」

ナメック星人「だめだ…邪悪な心を持つお前にはドラゴンボールは渡せん…」

ドドリア「なんだと…!?フリーザ様はなぁ!お前らの星を救うために…」

フリーザ「ドドリアさん!!!」

ドドリア「ぐっ…」

フリーザ「私はどう言われ様とかまいません。ただこの星で生まれ、将来を背負う小さな子供達の未来のために…今一度信じてもらえませんか?」

デンデ「…」

ナメック星人「信じてもいいのだな?」

ザーボン「信用できなければいつでも後ろから私たちを撃てばいい」


34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:32:03.377 ID:ISPYruLr0
メカフリーザ「地球に先回りするんだよパパ!」

コルド大王「そうあわてるなフリーザよ…」

メカフリーザ「先回りして地球人や孫悟空に謝罪しなきゃいけないんだよ!」

コルド大王「そ・・・そうなのか…」


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:35:49.457 ID:ISPYruLr0
ガーリックジュニア「くくく、貴様達に復讐するために復活してやったぞ…!」

ピッコロ「悟飯!クリリン!気をつけろ!復活したガーリックジュニアはとんでもない化け物になりやがった!」

???「ほーっほっほっほ!なら彼の相手は私に任せてもらいましょうかナメック星人!」

悟飯「あ・・・・あ・・・まさ・・か」

クリリン「ガーリックジュニアどころの騒ぎじゃない…まさか…」

ガーリックジュニア「ななな・・・なんだこのおぞましいパワーは…貴様なにものだ!?」

フリーザ「一応宇宙の帝王を名乗っております。フリーザと言うものです。彼らには世話になってね、傷をつけることは許しませんよ?」


38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:41:19.390 ID:ISPYruLr0
トランクス「フリーザ…貴様を殺す」

フリーザ「私に戦う意思がないとしてもですか?」

トランクス「何…?どういうことだ?」

フリーザ「貴方、スーパーサイヤ人ですね…?」

トランクス「なぜそのことを!?」

フリーザ「貴方の眼を見ればわかりますよそんなこと。私では貴方に勝てない」

トランクス「わかってるならなぜ地球に来た…!」

フリーザ「話してもらえませんか?この地球でなにかとてつもない事が起こるような気がするのです」

コルド「フリーザよ。私たちを見ている彼らに食事でも振舞いながら話すとしようか」

フリーザ「そうだねパパ。べジータには酷いことをしたし、改めて謝罪したいから」


39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/03/31(火) 00:44:42.044 ID:ISPYruLr0
Z戦士全員「みんなフリーザが大好きだった!」



閻魔大王「天国行き」



フリーザ「私みたいなものが天国行きなんてね…ふふ…ありがとう皆!」





引用元: ナッパ「へへ、星の制圧なんとか完了したぜw」ラディッツ「もう俺はくたくただぜ…」