Ｐ「ほら、好きだ、愛してる。る、だぞ。」

加蓮「それでもしりとり続けるんだね…る？ルーレット。」

Ｐ「とにかく加蓮が可愛くて仕方ない。い。」

加蓮「……インド。」

Ｐ「どこにいても何をしていても加蓮を目で追ってしまう。う。」

加蓮「…ねえ、言ってて恥ずかしくならない？」

Ｐ「いや、全然。」

加蓮「聞かされるこっちの方が恥ずかしいんだけど…」

Ｐ「なら仕方ないな。単語で答えるか。」

加蓮「そうだよ、そもそもＰさん単語じゃないじゃん。」

Ｐ「すまんな。加蓮への思いは単語だけでは伝わらない気がしてな。」

加蓮「そういうのいいから…！」

Ｐ「加蓮の番だぞ、う。」

加蓮「う？馬。」

Ｐ「マウス。」

加蓮「す、スミレ。」

Ｐ「レース。」

加蓮「す、スカート。」

Ｐ「都バス。」

加蓮「…スケッチ。」

Ｐ「チェス。」

加蓮「……ねえ、さっきから、す、ばっかりだけどなんのつもり？」

Ｐ「そりゃ決まってるだろ、加蓮に『好き』って言わせるためだ。」

加蓮「はあ…また下らないことを…ぜっっったいに言わないからね。す、スズメ。」

Ｐ「ちぇっ、言ってくれないのか…め？メキシコ。」

加蓮「こ、コアラ。」

Ｐ「ラッコ。」

加蓮「…コロッケ。」

Ｐ「稽古。」

加蓮「……ねえ、今度は何言わせたいの？」

Ｐ「『子供が欲しいな♪』って。」

加蓮「うわぁ……」ｼﾞﾄｰｯ

Ｐ「いやいや冗談だから！『今夜は帰りたくない…』って言わせたかっただけだから！」

加蓮「うん、十分気持ち悪いからね？」

加蓮「はあ…で、こ、だっけ？じゃあ…コード。」

Ｐ「ドーハ。」

加蓮「ハム。」

Ｐ「無党派。」

加蓮「…はんこ。」

Ｐ「木の葉。」

加蓮「…今度は何言わせたいの？」

Ｐ「そりゃアタポンですよ、『はだかになっちゃおうかなー』って。」

加蓮「１万回、はで終わる言葉で繋がれても言わないと思うよ。」

Ｐ「ちゃんとその後『なっちゃえー♪』で返す準備まで出来ているというのに…！」

加蓮「なんでそんな無駄に準備いいの？」

Ｐ「まあ、さすがに今のは嘘だけどな？」

加蓮「今までのは嘘じゃなかったんだね。」

Ｐ「俺が加蓮を愛する気持ちに嘘なんかない。」ｷﾘｯ

加蓮「はいはい。で、何言わせたいの？」

Ｐ「は、から始まって加蓮が好きなアレだよ。」

加蓮「あー、薄荷？はい、Ｐさん、か、だよ。」

Ｐ「加蓮…」

加蓮「あー！ん、で終わった！やった、私の勝ち！」

Ｐ「待て、続きがあるから。」

加蓮「え？続き？」

Ｐ「か、だよな？」

加蓮「そうだけど？」

Ｐ「………」

加蓮「………」

Ｐ「………」

加蓮「……ねえ、早く言えば？」

Ｐ「お、おう、今から言うから。」

Ｐ「………」

Ｐ「よし…！」

Ｐ「…加蓮、結婚しよう。」

加蓮「……えっ？」

Ｐ「加蓮、結婚しよう。」

加蓮「え？いや、ちょ、え？は？」

加蓮「ま、またそんなこと言うでしょ？もう、そういう冗談女の子に言っちゃだめ…」

Ｐ「本気だ。」ｽｯ

加蓮「え？ゆ、指輪？え？」

Ｐ「加蓮、結婚しよう。」

加蓮「わ、分かったからっ！何回も言わなくていいって！///」

Ｐ「そうそう、しりとりまだ終わってないぞ。」

加蓮「え？しりとりなんて今さらどうでも…」

加蓮「！」

Ｐ「もう一回だけ言わせてくれ。」

Ｐ「加蓮、結婚しよう。」

加蓮「……うんっ！」

終わりです。
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