1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 20:53:02.81 ID:Y5C7Cfwj0
俺は立ち上がりハルヒにそう言い放った、そうこれはすべて計算したことなんだ。
顔を真赤にしてハルヒも立ち上がった。

ハルヒ「な、なんなのよ!あんたは雑用なのよ!雑用がそんな口聞いていいと思ってるの?
死刑よ死刑!」

多分そう来ると思ったよハルヒ。そして俺はこう切り返す。

キョン「何が死刑だよ、だったらやってみろよ!絞首刑か?斬首刑か?銃殺か?
早くお前の死刑とやらを実行しろよ!」

さらに顔を真赤にしたハルヒは机を拳で叩き。

ハルヒ「し、死刑なんて言葉のアヤじゃない!バカじゃないの!」

キョン「へっ!この口だけの馬鹿女が!」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 20:58:48.13 ID:Y5C7Cfwj0
ついにハルヒは爆発し俺に飛び掛ってきた。そうだよ、これなんだよ、これを待っていた。
俺はハルヒの髪の毛を掴み引っ張った。

ハルヒ「痛い!痛い!離せこの野郎!」

キョン「五月蝿い!俺が代わりにお前に死刑を執行してやる!」

ん?朝比奈さん、長門、古泉?もちろん周りにいるさ。
朝比奈さんは、腰を抜かしたのかその場にヘロヘロとへたり込んで今にも泣きそうになってる。
長門は目を大きく開きこちらを見てる。
古泉は口に手を当て何が起きたのかわからない様子。

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:07:57.27 ID:Y5C7Cfwj0
状況を理解した古泉が止めに入ろうとするが、俺は古泉の横っ腹に蹴りを入れた。
古泉は腹を抑え、前屈みに倒れる。そう、今日のために今日の上履きは安全靴に変えてある。
昔のヤンキーが安全靴は立派な凶器と言っていたのは正解だったぜ。
蹴った時の古泉の肋がが折れる感触がしたからなw

さてと、後はこのクソ女だけだな。

キョン「女が男に逆らったらどうなるか教えてやらねーとなw」

俺は制服のポケットに髪を掴んでる反対側の手を入れ    サックを着けた。

ハルヒ「離せーーーっ!このバカキョン!お前に殴られても痛くないんだよ!」

おやおや、そんな余裕をこいてられるのも今のうちですよw

キョン「だったら、殴ってやるよ!顔か?腹か?」

ハルヒ「五月蝿い!さっさと離せ!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:15:14.59 ID:Y5C7Cfwj0
俺はハルヒの鼻頭目掛けて    サックがついた手を振りぬいた。
【グシャ】と鼻骨が砕ける音が部室内に響いた。

ハルヒ「ぎゃーーーーっ!鼻が…鼻が…」

ハルヒの鼻からは大量に赤い液体が床に向けて吹き出した。

キョン「あーーー?俺に殴られても平気なんだよな?
なんか出てるけど平気だよなw?」

ハルヒ「は、離せ…バカキョン…」

おやおや、この期に及んでもバカ扱いですか?
俺は今度はハルヒの肋骨目掛けて拳を振るった。

ハルヒ「うげっ…」

ハルヒは口を大きく開き、人間が是程までに舌が出るのかと思えるぐらい
舌を出し嗚咽した。


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:23:05.99 ID:Y5C7Cfwj0
古泉が力のない手で俺の足を掴み何か話し始めた。

古泉「や、やめて下さい…涼宮さんを話しなさい…」

俺は足元に這い蹲り俺を下から見てる古泉に優越感を覚えた。
おやおや、健気ですね古泉よ。そんなになってまでこのキチガイ女ハルヒに
肩を持ちますかwそれは機関の命令ですか?

キョン「五月蝿い黙れよ!」

俺は古泉の顔面目掛け蹴りを入れた。その蹴りは古泉の口元にヒットし
そのまま蹴り上げた。

古泉「グギャ…」

声にもならない声を上げ後ろに倒れる古泉。
あーあ、前歯無くなったな。
古泉の前歯の何本化が俺の靴に刺さっているw

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:27:52.89 ID:Y5C7Cfwj0
さてと、そろそろハルヒに対してケジメをつけようかw

キョン「おい、このクソ女!謝れよ!」

ハルヒ「謝るわけないじゃない…死ね!」

謝れば慈悲深い俺は許してやろうと思っていたが(ウソ)
これで死刑決定だな。どの道今日という日に俺はハルヒを
死刑にしなければならないんだが。

キョン「判決を言い渡すw涼宮ハルヒ、死刑!」w

そして俺はハルヒの頭部に    サックを突き立てるように何度も
振り翳した。

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:32:17.00 ID:Y5C7Cfwj0
ハルヒの頭蓋骨のゴツゴツとした感触が無くなった頃、
あんなに叫び声を上げていたハルヒは溜り、髪の毛を掴んでる手に
体重が重く載しかかってきた。どうやら、死刑執行完了のようだ。
俺は髪の毛を掴んでいた手を話した。するとハルヒは前屈みに倒れこんだ。

倒れこんだハルヒの頭部をみると既に原形は留めていなかった。
革の中に何か入ってるような状態になっている。

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:36:36.71 ID:Y5C7Cfwj0
後は古泉を残すだけだな。
俺はポケットからナイフを取り出した。
朝倉に刺された時の感触は今でも鮮明に覚えているが、
今度は俺が刺す側に回るとは。
まあ、俺は刺すんじゃなくてこうするだが。

俺は古泉に馬乗りになって、古泉の胸座を掴んだ。

キョン「悪いな、古泉。でも、お前んとこの機関が悪いんだぜ…」

そして、俺は古泉の喉元をナイフで切り裂いた。

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:42:58.57 ID:Y5C7Cfwj0
終わった、終わった。これで全部終わりだ。
そうですよね?朝比奈さん、長門?

長門は俺の心を読んでいたのか、スッと立ち上がると一言呟いた。

長門「そう、これで良かった…」

あらあら、朝比奈さんそれは演技ですか?
大丈夫ですか?立てますか?
俺は朝比奈さんに手を貸して、朝比奈さんを立たせてあげた。

みくる「ありがとう、キョン君。これで、すべて終わりましたね」

キョン「そうですね、で、どうします?ハルヒと古泉の死体」

長門「心配ない、私が始末する」

みくる「あっ、キョン君、涼宮さんと古泉君の血がいっぱい付いてます」

そう言って、ハンカチを取り出して拭いてくれる。
ハンカチで間に合いますかねw

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:48:01.09 ID:Y5C7Cfwj0
昨日の夜の事だった、俺は長門に呼び出され長殿マンションに行った。
そこには朝比奈さんもいて、なんだか二人共深刻な顔をしていた。

キョン「どうしたんですか?朝比奈さんまで」

この二人が一緒にいて深刻そうな顔をしてる…
どう考えたって何かあったんだろう。

長門「全てのバランスが崩れた」

みくる「あっ、私から説明します」

そう言って長門が話し出そうとしたところで朝比奈さんは長門を遮り
話し始めた。朝比奈さんは俺に気を使ってくれたんだろう。
長門の説明じゃあ俺が理解出来ないと思ったんだろう。

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:54:57.13 ID:Y5C7Cfwj0
朝比奈さんの説明を簡単に話すと俺が知ってる宇宙人、未来人、超能力者とまあいるわけだが
前に古泉が言っていたように、いろんな組織がハルヒを廻り暗逆していると。
その全ての組織がハルヒの件で手を引くことになったらしい、
古泉の所属している機関だけが断固として反対したが、先程ハルヒを殺すことで
全てを終結することになったらしい。
ハルヒを殺すことを古泉の機関にはナイショで。

キョン「それはマジですか?」

みくる「マジです」

長門「本当」

まあ、本当のことだろう。この二人がこんな冗談を言うはずがない。

キョン「それで、俺にどうしろと?」

みくる「言いにくいんですが、キョン君!キョン君に涼宮さんを殺して欲しいんです」

それは、なんと難儀な話なのか…

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 21:58:48.18 ID:Y5C7Cfwj0
Timelimitは明日の放課後まで。
放課後の下校時にハルヒを殺す暗殺部隊が動くそうだ。
考える時間はない。
はぁ…
いろんな組織が協力した暗殺部隊なら確実にハルヒを殺すだろう。
それなら、俺の手でハルヒを殺してやるのがせめてもの救いか…
そして俺は決心し、この部活の時間にハルヒの殺害を実行に移した。

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 22:03:12.50 ID:Y5C7Cfwj0
みくる「キョン君?泣いてるの?」

キョン「あれ?覚悟してたはずなのに?どうして涙が止まらないんだ?」

長門「問題ない、それが通常の人間の反応、アタナは正常」

キョン「そうか?それなら問題ないな…」

そして俺は膝から崩れ落ちて大声を上げ泣き続けた。
フニャフニャになったハルヒの頭を撫でながら…

~終わり~

引用元: キョン「いい加減にしろよ!このクソ女!」ハルヒ「な、なによ!」