1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:37:48.047 ID:vp4rUBfX0
陽子「4センチか……身長で4センチって結構あるぞ」

綾「もう高校生って考えるとちょっと難しいわね……」

アリス「そんな……!」

忍「アリスは今のままでも十分可愛らしいので大丈夫ですよ?」

アリス「でも……でもあと4センチ……!」

陽子「いや何でそんな4センチに拘るんだよ」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:39:46.098 ID:vp4rUBfX0
アリス「い、いや別に拘ってるわけじゃないけど……」

アリス「できれば……4センチ伸びたいかなって……」

陽子「いや5センチの方がキリ良くない?」

アリス「5センチだと高すぎるんだよ!」

陽子「たかが1センチの差で!?」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:42:54.502 ID:vp4rUBfX0
カレン「何の話デース?」

忍「それが、アリスが今より4センチ身長を伸ばしたいと……」

綾「4ってアリスの好きな数字だったりするの?」

カレン「いやそんなことは無いと思いマース」

アリス「べ、別にいいでしょ理由なんて! なんとなく4センチ伸ばしたいの!」

陽子「うーん……何か隠してそうな気がするなぁ……」

アリス「な、何も隠してなんかいないよ!?///」

陽子「そんで何で顔赤くするんだ?」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:45:12.881 ID:vp4rUBfX0
綾「えーと……アリスの身長って今いくつだったかしら……」

忍「139センチですよ」

綾「ってことは143センチになりたいのね」

陽子「143……もしかしてイギリス人にとって143って何か神聖な意味を持つ数字とか!?」

忍「うーん、聞いたことありませんが……」

カレン「私もそういう話は……」

カレン「……ン?」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:46:40.238 ID:vp4rUBfX0
カレン「ちょっと確認したいことがあるデース」

陽子「お? 何か気付いたのか?」

カレン「アリスの身長は一旦横に置いといてデスね」

綾「うん」



カレン「シノの身ちょ」

アリス「カレン!!!!!///」カバッ

カレン「おごふ!?」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:48:31.487 ID:vp4rUBfX0
陽子「おおう!? 何だ!?」

アリス「何でもないから!!! シノの身長とは何の関係もないから!!!///」

忍「私の身長ですか? 155センチですよ?」

アリス「ああああああ!!!///」

綾「えっ? 何? 何なの?」

カレン「あー……やっぱりそういうことデース」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:51:50.165 ID:vp4rUBfX0
陽子「何だ!? 一体アリスとしのの身長に一体何の意味があるんだ!?」

アリス「意味なんてかいから! 何でもないんだってば!///」

カレン「フフフ……まあヨーコにはちょっとわからなさそうなアレデース」

陽子「え? 何で私にはわかんないの!?」

カレン「こういうことはアヤヤの方が詳しいんじゃないかと思いマース」

綾「え……私?」

陽子「143と155って数字に何か……ラブロマンス的な意味合いでもあるのか?」

綾「いや、何で私が詳しいとラブロマンスになるの!?///」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:54:28.985 ID:vp4rUBfX0
綾「ちょっと待って……143と155……?」

綾(そんな中途半端な数字に何か意味があるとは思えないし……)

綾(どっちも奇数ってことぐらいしか共通点は無いし……)

綾(足したら298……うーん、この数字も特に何かあるわけじゃなさそう……)

綾(引いたら……)

綾(……ん?)

忍「……アリスが143センチになったら」



忍「私とアリスの身長差が12センチになりますね」



アリス「ひぁああああああ!!!!!!///」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/07(木) 23:56:39.365 ID:vp4rUBfX0
忍「えっ? な、何ですか!? 私何かマズいこと言いましたか!?」

アリス「えっ? あ、や、違っ……///」

綾「……あー……///」

カレン「アヤヤもようやく気付いたようデース」

陽子「だから何なんだよ! その身長差12センチがなんだってんだよ! 何に丁度いい身長差なんだよ!」

アリス「ちょ、丁度いいとか言わないでよヨーコぉ!///」

陽子「ええええ!? 何で私怒られたの!?」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/08(金) 00:00:21.825 ID:wpI4zzDk0
綾「えっと……その……アリス?」

アリス「ふぇっ!?」

綾「……お、応援してるわ! 頑張って身長4センチ伸ばしましょう!」

アリス「う、うん!///」

カレン「まあどちらかと言うと1センチ伸ばして身長差15センチを目指した方が現実的デース」

アリス「そ、そっちも魅力的だけど12センチ差がいいの!///」

カレン「おふぅ、大胆な発言デース」

陽子「……なんかよくわかんないけどすげー盛り上がってんな」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/08(金) 00:04:30.118 ID:wpI4zzDk0
忍「私も結局何故12センチ差を目指しているのかよくわからないのですが……」

アリス「そ、その……///」

カレン「身長差が12センチになることでアリスは今よりずっとシノを愛せる、ということデース」

忍「?」

陽子「何だそれ……わけわからん……」

綾「……///」

陽子(……綾が赤くなってるってことはとりあえずラブロマンスが発生してはいるんだろう……)

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/08(金) 00:08:45.426 ID:wpI4zzDk0
忍「とりあえず……」

忍「アリスが私のことをすごく大切に思ってるってことは伝わりました」

忍「私のことが好きだから4センチ伸ばして身長差12センチになりたいんですね」

アリス「……うん……」

忍「だったら理由はよくわからなくてもすっごく嬉しいです」

アリス「シノ……!」



綾「……」カチカチ

陽子「ん? 携帯で何してんの?」

綾「えっ? な、何も!?」

陽子「電卓使ってんの? 159+12-163? えーと……8か」

カレン「8デスかー……陽子は今後8センチ伸びることは無いデース?」

陽子「流石に8センチはキツいかなぁ……」

綾「……まあ……そうよね……」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/08(金) 00:11:23.596 ID:wpI4zzDk0
忍「……でも」

忍「身長差といえば最近思ってたことがあるんです」

アリス「?」



忍「アリスの身長があと6センチくらい低かったらもっと可愛いんじゃないかなと」




アリス「えええええええ!?///」

カレン「Wow!」

綾「ちょっとしの本気で言ってるの!?///」

陽子「おいだから何の話だよ!」


 おわり

引用元: アリス「せめてあと4センチ身長を伸ばしたい……」