3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:44:10.49 ID:+/ZDYdW20
麻子「という夢を見たんだ」
沙織「はいはい分かったから! 早く起きないとまた遅刻するよ!」
麻子「戦車道選択したから今までの遅刻はチャラになった……ならもう少しくらい遅刻しても余裕があるはすだ……」
沙織「そんな事言ってたらまた直ぐに出席日数足りなくなるんだから!」
麻子「人間には向き不向きというものがあるのだ……」
沙織「もう!いい加減にっ……」
\ぷっぷくぷっぷっぷー!/
沙織「はいはい分かったから! 早く起きないとまた遅刻するよ!」
麻子「戦車道選択したから今までの遅刻はチャラになった……ならもう少しくらい遅刻しても余裕があるはすだ……」
沙織「そんな事言ってたらまた直ぐに出席日数足りなくなるんだから!」
麻子「人間には向き不向きというものがあるのだ……」
沙織「もう!いい加減にっ……」
\ぷっぷくぷっぷっぷー!/
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:45:53.83 ID:+/ZDYdW20
優花里「おはようございます!冷泉殿!」
麻子「……」
優花里「おや、武部殿も冷泉殿のお迎えですか?」
沙織「え、あ、うん…」
麻子「なあ沙織。私はまだ夢の中にいるのか?」
沙織「もしかしたら麻子だけじゃなくて私も寝ぼけてるのかも……」
優花里「?」ブンブン
麻子・沙織「「優花里に犬耳と尻尾ついてる!!」」
麻子「……」
優花里「おや、武部殿も冷泉殿のお迎えですか?」
沙織「え、あ、うん…」
麻子「なあ沙織。私はまだ夢の中にいるのか?」
沙織「もしかしたら麻子だけじゃなくて私も寝ぼけてるのかも……」
優花里「?」ブンブン
麻子・沙織「「優花里に犬耳と尻尾ついてる!!」」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:47:50.45 ID:+/ZDYdW20
沙織「……とにかく華とみぽりんにも相談しよう。私が華に電話するから麻子はみぽりんにお願い!」
麻子「ん……」
麻子(しかし何と言って説明するべきか……)
麻子「仕方ない、百聞は一見に如かずだ。優花里こっちを向け」
優花里「武部殿も冷泉殿も急にどうしたんですか?」
麻子「みほに送る写メールを取るだけだ。ポーズを取れ」
優花里「西住殿に写メールですか!? エヘ、エヘヘ…何だか恥ずかしいですね」ブンブンブンブン!!
麻子(凄い勢いで尻尾振っているな……)
麻子「ん……」
麻子(しかし何と言って説明するべきか……)
麻子「仕方ない、百聞は一見に如かずだ。優花里こっちを向け」
優花里「武部殿も冷泉殿も急にどうしたんですか?」
麻子「みほに送る写メールを取るだけだ。ポーズを取れ」
優花里「西住殿に写メールですか!? エヘ、エヘヘ…何だか恥ずかしいですね」ブンブンブンブン!!
麻子(凄い勢いで尻尾振っているな……)
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:49:49.85 ID:+/ZDYdW20
沙織「華はこっちに来るって! みぽりんは何だって?」
麻子「ああ…今返事がきた」メルメル
みほ『可愛いコスプレだね! 秋山さんにとっても似合ってるよ! でも急がないと遅刻しちゃうよ』
麻子「だそうだ」
沙織「もう! 完全に信じてないじゃない!」
麻子「こんなものいきなり信じろと言うのが無理だ。それに…」
優花里「お二人とも何の話をしてるんですか。わたしだけ置いてけぼりは寂しいですよう」ペタン
麻子「本人も全く気づいていない」
沙織「…仕方ない。私達も華を拾いがてら学校行きましょ。説明は道なりにするから」
麻子「ああ…今返事がきた」メルメル
みほ『可愛いコスプレだね! 秋山さんにとっても似合ってるよ! でも急がないと遅刻しちゃうよ』
麻子「だそうだ」
沙織「もう! 完全に信じてないじゃない!」
麻子「こんなものいきなり信じろと言うのが無理だ。それに…」
優花里「お二人とも何の話をしてるんですか。わたしだけ置いてけぼりは寂しいですよう」ペタン
麻子「本人も全く気づいていない」
沙織「…仕方ない。私達も華を拾いがてら学校行きましょ。説明は道なりにするから」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:52:31.35 ID:+/ZDYdW20
華「話には聞きましたが、これは見事な耳と尻尾ですね。本当に生えているんでしょうか?」
優花里「うう……どおりでお尻はムズムズするし近所の人に注目されてると思いました。
てっきり今日は寝癖が酷かったからかと……」
沙織「朝支度の時には何ともなかったみたい。なんのキッカケで生えてきたんだろ……?」
麻子「これはこれでいいんじゃないか。もふもふだしな」
優花里「冷泉殿! 撫で回さないでください!
嫌ですようこんなの! ふとした拍子にパンツ見えそうですし……」
華「というか、見えていますよ秋山さんのp」
優花里「うがー! もしかして近所の人が見てきたのって!」
麻子「心配するな優花里。パンツァーは戦車の意味で下着ではない。 チラも厳禁だから見える心配はない」
沙織「意味わかんないわよ、そのフォロー……」
優花里「うう……どおりでお尻はムズムズするし近所の人に注目されてると思いました。
てっきり今日は寝癖が酷かったからかと……」
沙織「朝支度の時には何ともなかったみたい。なんのキッカケで生えてきたんだろ……?」
麻子「これはこれでいいんじゃないか。もふもふだしな」
優花里「冷泉殿! 撫で回さないでください!
嫌ですようこんなの! ふとした拍子にパンツ見えそうですし……」
華「というか、見えていますよ秋山さんのp」
優花里「うがー! もしかして近所の人が見てきたのって!」
麻子「心配するな優花里。パンツァーは戦車の意味で下着ではない。 チラも厳禁だから見える心配はない」
沙織「意味わかんないわよ、そのフォロー……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:54:02.99 ID:+/ZDYdW20
華「でもこのまま人目のある学校に行くのは不味くないでしょうか?」
沙織「確かにそうだけど、みぽりんの誤解も解いておきたいし……」
麻子「車庫で落ち合うのはどうだ? この時間なら他の戦車道のメンツもいないだろう」
沙織「そうするのがよさそうね。この際遅刻が何だとか言ってられないし」
優花里「お手数おかけします……」シュン
沙織「確かにそうだけど、みぽりんの誤解も解いておきたいし……」
麻子「車庫で落ち合うのはどうだ? この時間なら他の戦車道のメンツもいないだろう」
沙織「そうするのがよさそうね。この際遅刻が何だとか言ってられないし」
優花里「お手数おかけします……」シュン
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:55:22.05 ID:+/ZDYdW20
みほ「あ、みんなおはよう! いきなり車庫に来てって言うからびっくりしちゃった。でも予令も鳴ったしもうすぐ授業始まっちゃうよ?」フリフリ
沙織「……」
麻子「……」
華「……」
優花里「……」ブンブンブンブンブンブンブンブン!
みほ「みんなどうかしたの? あっ、秋山さん犬耳付けたままなんだ。とっても似合ってるよ!」フリフリ
沙織「あのーみぽりん? 一つ聞きたいんだけど、さっき電話した時って何処にいた?」
みほ「? 教室だよ?」フリフリ
沙織「……」
麻子「……」
華「……」
優花里「……」ブンブンブンブンブンブンブンブン!
みほ「みんなどうかしたの? あっ、秋山さん犬耳付けたままなんだ。とっても似合ってるよ!」フリフリ
沙織「あのーみぽりん? 一つ聞きたいんだけど、さっき電話した時って何処にいた?」
みほ「? 教室だよ?」フリフリ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:57:02.71 ID:+/ZDYdW20
華「……その格好でですか?」
みほ「ふぇ!? やっぱり何か変なのかな!? 今日学校に来てからずっと皆から見られてる気がして」
麻子「……他に変わったところはないか? 尻がムズムズするとか」
みほ「そう言えば確かに……い?」ワシ
優花里「西住殿の犬耳もとっても似合っていますよ!!」ブンブンブンブンブンブン!
みほ「!?!?!?!?」
みほ「ふぇ!? やっぱり何か変なのかな!? 今日学校に来てからずっと皆から見られてる気がして」
麻子「……他に変わったところはないか? 尻がムズムズするとか」
みほ「そう言えば確かに……い?」ワシ
優花里「西住殿の犬耳もとっても似合っていますよ!!」ブンブンブンブンブンブン!
みほ「!?!?!?!?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 19:58:24.42 ID:+/ZDYdW20
みほ「恥ずかしい……こんな姿で大洗の町を歩いてたなんて、しかもパンツ見えてたかもしれないなんて……」シュン…
麻子「大丈夫だ。パンツァーというのは」
沙織「そのフォローは良いから!」
優花里「心配ご無用ですよ西住殿! とっても可愛いです!」ブンブン!
華「そういう問題でもないような……」
\おーい!/
麻子「大丈夫だ。パンツァーというのは」
沙織「そのフォローは良いから!」
優花里「心配ご無用ですよ西住殿! とっても可愛いです!」ブンブン!
華「そういう問題でもないような……」
\おーい!/
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:00:00.27 ID:+/ZDYdW20
杏「珍しいねーこんな時間にいるなんて。
ん? 西住ちゃんと秋山ちゃんはどったの頭抑えて?」
沙織「いや! 会長達こそどうしてこんなところにいるんですか? はははははは…」
桃「先日の練習試合で戦車の破損状況が酷くてな。徹夜で整備している自動車部に会長自ら差入れに行ったのだ」
柚子「干し芋ですけどね」
麻子「いつも通りのチョイスだな」
杏「いーじゃんいーじゃん。美味いし」
桃「差入れで 欲しいも のだけが手に入るとはかぎらん」
柚子「桃ちゃんそれはちょっと……」
ん? 西住ちゃんと秋山ちゃんはどったの頭抑えて?」
沙織「いや! 会長達こそどうしてこんなところにいるんですか? はははははは…」
桃「先日の練習試合で戦車の破損状況が酷くてな。徹夜で整備している自動車部に会長自ら差入れに行ったのだ」
柚子「干し芋ですけどね」
麻子「いつも通りのチョイスだな」
杏「いーじゃんいーじゃん。美味いし」
桃「差入れで 欲しいも のだけが手に入るとはかぎらん」
柚子「桃ちゃんそれはちょっと……」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:01:12.46 ID:+/ZDYdW20
杏「でさーさっきから気になってんだけど。西住ちゃんと秋山ちゃんのお尻で揺れてる尻尾はどしたの?」
優花里「ぎゃふん!」
みほ「えっと……」
杏「いやー頭隠して尻隠さずってやつ?」
柚子「コスプレ? 仮装?」
桃「時期外れのハロウィンパーティーでもしているのか?」
杏「干し芋食べる?」
優花里「ぎゃふん!」
みほ「えっと……」
杏「いやー頭隠して尻隠さずってやつ?」
柚子「コスプレ? 仮装?」
桃「時期外れのハロウィンパーティーでもしているのか?」
杏「干し芋食べる?」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:02:15.33 ID:+/ZDYdW20
桃「いずれにしても我々生徒会の前でそんな格好で登校してくるとは良い度胸だな」
沙織「えっとー……これには深いワケが有りまして……」
麻子「その深いワケは私達にも良く分からんがな」
桃「我々に言い訳をされても校則で『過度のアクセサリー類を禁ず』と定められている。即刻風紀委員に報告させてもらうワン!」
沙織「えっとー……これには深いワケが有りまして……」
麻子「その深いワケは私達にも良く分からんがな」
桃「我々に言い訳をされても校則で『過度のアクセサリー類を禁ず』と定められている。即刻風紀委員に報告させてもらうワン!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:03:20.36 ID:+/ZDYdW20
あんこうチーム一同「あ…」
柚子「桃ちゃん……頭のそれ……」フリフリ
杏「あっはっは! 河嶋も小山も犬耳と尻尾生えてんじゃん。しかもワン!って」ブンブン!
華「会長もですよ!? 引き千切れそうなくらい揺れてます!」ワサッ
みほ「五十鈴さん達にも犬耳と尻尾が!?」
沙織「いやー! パンツのゴムのびちゃう!」
麻子「心配するな。パンツァーというのは」
沙織「もういいから!!」
優花里「にしずみどのー!にしずみどのー!」ブンブンブンブンブンブンブンブン!!
柚子「桃ちゃん……頭のそれ……」フリフリ
杏「あっはっは! 河嶋も小山も犬耳と尻尾生えてんじゃん。しかもワン!って」ブンブン!
華「会長もですよ!? 引き千切れそうなくらい揺れてます!」ワサッ
みほ「五十鈴さん達にも犬耳と尻尾が!?」
沙織「いやー! パンツのゴムのびちゃう!」
麻子「心配するな。パンツァーというのは」
沙織「もういいから!!」
優花里「にしずみどのー!にしずみどのー!」ブンブンブンブンブンブンブンブン!!
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:04:33.37 ID:+/ZDYdW20
……………………
…………
……
沙織「いい加減に…おきなさーーーーい!!」
麻子「ふが!?」
沙織「もう! やっと反応した! どんだけ私が大声あげたと思ってるのよ!」フシャー!!
麻子「いやすまん……変な夢を見、て……っ」
沙織「ニャ?」
麻子「なんだまた夢か」バタリ
沙織「二・度・寝をすんニャー!」フシャー!!
終わり
…………
……
沙織「いい加減に…おきなさーーーーい!!」
麻子「ふが!?」
沙織「もう! やっと反応した! どんだけ私が大声あげたと思ってるのよ!」フシャー!!
麻子「いやすまん……変な夢を見、て……っ」
沙織「ニャ?」
麻子「なんだまた夢か」バタリ
沙織「二・度・寝をすんニャー!」フシャー!!
終わり
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