1: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 21:42:06.19 ID:o++eNT/r0
華「・・・・・・」
沙織「どうしたの華?ぼんやりしちゃって」
華「え!?」
華「い、いえ、別になんでもないですよ?」
優花里「練習で疲れてしまったのではないですか?」
みほ「最近、練習厳しいもんね」
麻子「・・・疲れる」
沙織「どうしたの華?ぼんやりしちゃって」
華「え!?」
華「い、いえ、別になんでもないですよ?」
優花里「練習で疲れてしまったのではないですか?」
みほ「最近、練習厳しいもんね」
麻子「・・・疲れる」
2: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 21:43:27.82 ID:o++eNT/r0
沙織「体調悪いのなら、ちゃんと言いなよ?」
みほ「うん、無理は良くないと思う」
華「ありがとうございます」
華「でも、本当に大丈夫ですから」
沙織「砲手って集中するから疲れそうだよねー」
優花里「特にサンダース戦の集中力は、お見事でした!」
みほ「うん、無理は良くないと思う」
華「ありがとうございます」
華「でも、本当に大丈夫ですから」
沙織「砲手って集中するから疲れそうだよねー」
優花里「特にサンダース戦の集中力は、お見事でした!」
3: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 21:44:59.08 ID:o++eNT/r0
華「そんな、わたしなんて///」
みほ「あの時も言ったけど」
みほ「勝てたのはやっぱり、華さんのおかげだよ」にこっ
華「・・・///」
華(わたしこそ)
華(わたしこそ、その笑顔にずっと助けられてきたんです)
みほ「あの時も言ったけど」
みほ「勝てたのはやっぱり、華さんのおかげだよ」にこっ
華「・・・///」
華(わたしこそ)
華(わたしこそ、その笑顔にずっと助けられてきたんです)
5: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 21:51:40.77 ID:o++eNT/r0
沙織「じゃあ、元気づけに甘いもの食べてこっかー♪」
麻子「・・・なにが、じゃあなんだ」
優花里「もはや恒例ですねー」
沙織「女のコが甘いもの食べるのに、理由はいらないもん!」ぶーっ
沙織「ほら、いこいこー!」
ぎゅっ
みほ「う、腕を組むのはやめようよー」
麻子「・・・なにが、じゃあなんだ」
優花里「もはや恒例ですねー」
沙織「女のコが甘いもの食べるのに、理由はいらないもん!」ぶーっ
沙織「ほら、いこいこー!」
ぎゅっ
みほ「う、腕を組むのはやめようよー」
6: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 21:53:12.00 ID:o++eNT/r0
沙織「気にしない、気にしなーい♪」
みほ「あ、あぅ///」
華「・・・・・・」
ズキッ
華(え?)
華(なんでしょう、この心の乱れは)
華(なにか、胸が締めつけられるような)
麻子「・・・・・・」
みほ「あ、あぅ///」
華「・・・・・・」
ズキッ
華(え?)
華(なんでしょう、この心の乱れは)
華(なにか、胸が締めつけられるような)
麻子「・・・・・・」
7: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 21:59:05.99 ID:o++eNT/r0
~後日~
沙織「華、今日は調子悪かったね」
華「・・・すみません」
沙織「せ、責めてるわけじゃないよ!?」
優花里「そうですよ、誰だって調子の悪い時はあります!」
麻子「・・・うむ、わたしも朝は調子が良くない」
沙織「麻子はいつもでしょ?」
麻子「・・・ぐっ」
沙織「華、今日は調子悪かったね」
華「・・・すみません」
沙織「せ、責めてるわけじゃないよ!?」
優花里「そうですよ、誰だって調子の悪い時はあります!」
麻子「・・・うむ、わたしも朝は調子が良くない」
沙織「麻子はいつもでしょ?」
麻子「・・・ぐっ」
9: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:08:31.16 ID:o++eNT/r0
みほ「やっぱり疲れてるんじゃないかな」
みほ「少し練習を休んでみるとか・・・」
華「わたしがいらないってことですか!?」
みほ「え?」
沙織「お、落ち着こうよ」
沙織「みぽりんはそんなこと言ってないじゃん」
みほ「少し練習を休んでみるとか・・・」
華「わたしがいらないってことですか!?」
みほ「え?」
沙織「お、落ち着こうよ」
沙織「みぽりんはそんなこと言ってないじゃん」
10: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:14:01.47 ID:o++eNT/r0
華「!?」
華「ご、ごめんなさい!」
タタタッ
優花里「五十鈴殿ー!」
みほ「どうしたんだろ、華さん」
沙織「とりあえず、追いかけないと!」
みほ「う、うん」
華「ご、ごめんなさい!」
タタタッ
優花里「五十鈴殿ー!」
みほ「どうしたんだろ、華さん」
沙織「とりあえず、追いかけないと!」
みほ「う、うん」
11: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:20:03.09 ID:o++eNT/r0
華「・・・・・・」
麻子「・・・ここだったか」
華「冷泉さん・・・」
麻子「・・・みんな心配してる」
華「はい、申し訳ありません」
麻子「・・・え、えっと上手く言えないんだが」
麻子「心に迷いがあるように見える」
麻子「・・・ここだったか」
華「冷泉さん・・・」
麻子「・・・みんな心配してる」
華「はい、申し訳ありません」
麻子「・・・え、えっと上手く言えないんだが」
麻子「心に迷いがあるように見える」
13: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:32:36.22 ID:o++eNT/r0
麻子「・・・よ、良かったら話して欲しい」
麻子「その、嫌じゃなければ///」
華「冷泉さん・・・?」
麻子「・・・こここ、こういうのには慣れてない」
麻子「正直、どうしたらいいのかわからない///」
華「・・・あ」
華「・・・・・・」くすっ
麻子「・・・わ、笑うな!」
麻子「その、嫌じゃなければ///」
華「冷泉さん・・・?」
麻子「・・・こここ、こういうのには慣れてない」
麻子「正直、どうしたらいいのかわからない///」
華「・・・あ」
華「・・・・・・」くすっ
麻子「・・・わ、笑うな!」
15: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:37:55.29 ID:o++eNT/r0
華「ごめんなさい」
華「そうですね、話を聞いて頂けますか?」
麻子「・・・うん」
華「みほさんのことです」
麻子「・・・だろうとは思ってた」
華「気付かれていましたか」
華「そうですね、話を聞いて頂けますか?」
麻子「・・・うん」
華「みほさんのことです」
麻子「・・・だろうとは思ってた」
華「気付かれていましたか」
16: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:41:05.37 ID:o++eNT/r0
華「わたしが自分の生ける花に力強さを求めていること」
華「もう知っていると思います」
麻子「・・・実家にお邪魔した時の」
華「・・・・・・」こくっ
華「わたしは、みなさんと戦車道をやるうち」
華「みほさんの中に、その力強さを見るようになったんです」
華「もう知っていると思います」
麻子「・・・実家にお邪魔した時の」
華「・・・・・・」こくっ
華「わたしは、みなさんと戦車道をやるうち」
華「みほさんの中に、その力強さを見るようになったんです」
17: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:42:59.35 ID:o++eNT/r0
麻子「・・・確かに」
麻子「あの芯の強さは、どこから来るんだろうと思う」
華「最初は憧れだけだったんです」
華「でも」
華「自分ではどうしようもない感情があることに気付いて」
麻子「・・・なるほど」
麻子「あの芯の強さは、どこから来るんだろうと思う」
華「最初は憧れだけだったんです」
華「でも」
華「自分ではどうしようもない感情があることに気付いて」
麻子「・・・なるほど」
19: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:50:50.70 ID:o++eNT/r0
華「でも、こうやって心が揺れるのは弱い証拠ですね」
華「力強さなんて、まだまだのようです」
麻子「・・・・・・」
みほ『華さーん、どこですかー?』
華「みほさん」
麻子「・・・言ってみるとか」
華「え?」
麻子「・・・気持ちをぶつけてみたらどうだろう」
華「力強さなんて、まだまだのようです」
麻子「・・・・・・」
みほ『華さーん、どこですかー?』
華「みほさん」
麻子「・・・言ってみるとか」
華「え?」
麻子「・・・気持ちをぶつけてみたらどうだろう」
20: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:52:26.87 ID:o++eNT/r0
麻子「・・・正直、恋愛感情なんてわからないし」
麻子「女同士なんていうのも、わからない」
華「・・・・・・」
麻子「・・・でも、立ち止まるとか逃げるとか」
麻子「力強さとは対極なんじゃないか」
華「気持ちを・・・ぶつける?」
麻子「女同士なんていうのも、わからない」
華「・・・・・・」
麻子「・・・でも、立ち止まるとか逃げるとか」
麻子「力強さとは対極なんじゃないか」
華「気持ちを・・・ぶつける?」
21: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 22:56:01.30 ID:o++eNT/r0
華「みほさん」
みほ「・・・あ」
みほ「ここにいたんだー、探したよー」
華「すみません、ご迷惑をお掛けしました」
みほ「め、迷惑だなんて」
みほ「わたしこそ、なにか華さんを傷つけたんじゃないかって」
華「いいえ、そんなことはありません」
華「すべては、わたしの心の中の問題なんです」
みほ「・・・あ」
みほ「ここにいたんだー、探したよー」
華「すみません、ご迷惑をお掛けしました」
みほ「め、迷惑だなんて」
みほ「わたしこそ、なにか華さんを傷つけたんじゃないかって」
華「いいえ、そんなことはありません」
華「すべては、わたしの心の中の問題なんです」
23: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:01:07.08 ID:o++eNT/r0
みほ「心の中・・・?」
華「お話したいことがあります」
みほ「う、うん」
華「・・・・・・」
みほ「・・・・・・」
ドクン ドクン
華「あなたが好きです」
みほ「・・・え?」
華「恋愛の対象として、みほさんが好きです」
華「お話したいことがあります」
みほ「う、うん」
華「・・・・・・」
みほ「・・・・・・」
ドクン ドクン
華「あなたが好きです」
みほ「・・・え?」
華「恋愛の対象として、みほさんが好きです」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 23:04:43.87 ID:o++eNT/r0
みほ「あの・・・え?」
華「そうですよね、混乱させてしまいますよね」
華「わたしだって、さき程やっと気持ちに整理をつけたくらいですから」
みほ「えっと、なんて言ったら・・・」
華「ごめんなさい、困らせることもわかってました」
みほ「・・・・・・」
華「でも、言わないといけなかったんです」
華「そうしないと前に進めないから」
みほ「・・・華さん」
華「そうですよね、混乱させてしまいますよね」
華「わたしだって、さき程やっと気持ちに整理をつけたくらいですから」
みほ「えっと、なんて言ったら・・・」
華「ごめんなさい、困らせることもわかってました」
みほ「・・・・・・」
華「でも、言わないといけなかったんです」
華「そうしないと前に進めないから」
みほ「・・・華さん」
25: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:06:48.29 ID:o++eNT/r0
みほ「でも、わたし」
みほ「・・・わたしは」
華「・・・・・・」
みほ「ご、ごめんなさいっ!」
タタタッ
華「・・・みほさん」
みほ「・・・わたしは」
華「・・・・・・」
みほ「ご、ごめんなさいっ!」
タタタッ
華「・・・みほさん」
27: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:14:13.69 ID:o++eNT/r0
華「・・・・・・」
ジャリッ
麻子「・・・すまない」
華「え?」
麻子「・・・わたしのせいだ」
華「違います」
華「さっき言った通り、わたしは前に進むことを選択したんです」
麻子「・・・前に」
華「きっかけはどうあれ、これはわたしの選択です」にこっ
ジャリッ
麻子「・・・すまない」
華「え?」
麻子「・・・わたしのせいだ」
華「違います」
華「さっき言った通り、わたしは前に進むことを選択したんです」
麻子「・・・前に」
華「きっかけはどうあれ、これはわたしの選択です」にこっ
28: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:16:13.09 ID:o++eNT/r0
~翌朝~
華「おはようございます」
みほ「・・・華さん」
華「昨日のことですけど・・・」
みほ「あ、わたし早く行って予習しないと」
みほ「ご、ごめんね、先に行くね」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「みほさん、お昼をご一緒しませんか?」
みほ「わ、わたし約束があって」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「あら、みほさんは?」
優花里「それがですねー」
沙織「みぽりん、体調悪くて練習休むってー」
華「そう・・・ですか」
麻子「・・・・・・」
華「おはようございます」
みほ「・・・華さん」
華「昨日のことですけど・・・」
みほ「あ、わたし早く行って予習しないと」
みほ「ご、ごめんね、先に行くね」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「みほさん、お昼をご一緒しませんか?」
みほ「わ、わたし約束があって」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「あら、みほさんは?」
優花里「それがですねー」
沙織「みぽりん、体調悪くて練習休むってー」
華「そう・・・ですか」
麻子「・・・・・・」
30: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:19:10.91 ID:o++eNT/r0
沙織「あー、やっと終わったよー」
沙織「やっぱ車長は、みぽりんじゃないと無理ー!」
優花里「いやいや、なかなかでした!」
麻子「・・・それなりにはなっていた」
沙織「それなりってなによ、それなりってー」ぶーっ
華「・・・・・・」
優花里「五十鈴殿、危ない!」
華「!?」
ドシャッ
沙織「やっぱ車長は、みぽりんじゃないと無理ー!」
優花里「いやいや、なかなかでした!」
麻子「・・・それなりにはなっていた」
沙織「それなりってなによ、それなりってー」ぶーっ
華「・・・・・・」
優花里「五十鈴殿、危ない!」
華「!?」
ドシャッ
31: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:22:27.59 ID:o++eNT/r0
ガララッ
みほ「はぁはぁ」
沙織「みぽりん?」
みほ「は、華さんが・・・ぜぇぜぇ・・・ケガしたって」
華「わ、わたしなら大丈夫です」
みほ「え?」
優花里「軽い捻挫ですんだみたいです」
みほ「だ、だって、冷泉さんが」
麻子「・・・悪かった、ちょっと大袈裟だった」
みほ「はぁはぁ」
沙織「みぽりん?」
みほ「は、華さんが・・・ぜぇぜぇ・・・ケガしたって」
華「わ、わたしなら大丈夫です」
みほ「え?」
優花里「軽い捻挫ですんだみたいです」
みほ「だ、だって、冷泉さんが」
麻子「・・・悪かった、ちょっと大袈裟だった」
32: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:24:31.01 ID:o++eNT/r0
麻子「せっかく来たんだ」
麻子「西住さんが、五十鈴さんを送って行ったらいい」
沙織「え、わたしが送るよー」
優花里「西住殿も体調がすぐれないのでは?」
麻子「・・・わたしの方が疲れてる」
麻子「沙織は、わたしを送っていくべき」
沙織「えー?」
みほ「・・・・・・」
みほ「沙織さん、わたし大丈夫だから」
みほ「わたしが・・・送って行くから」
華「・・・みほさん」
麻子「西住さんが、五十鈴さんを送って行ったらいい」
沙織「え、わたしが送るよー」
優花里「西住殿も体調がすぐれないのでは?」
麻子「・・・わたしの方が疲れてる」
麻子「沙織は、わたしを送っていくべき」
沙織「えー?」
みほ「・・・・・・」
みほ「沙織さん、わたし大丈夫だから」
みほ「わたしが・・・送って行くから」
華「・・・みほさん」
34: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:30:16.20 ID:o++eNT/r0
華「すみません、こんなことになって」
みほ「んーん」
華「・・・・・・」
みほ「・・・・・・」
華「あ、あの・・・」
みほ「ごめんね、華さん」
華「え?」
みほ「避けるようなことして」
華「い、いえ」
華「それはわたしが、あんなことを言ったから」
みほ「んーん」
華「・・・・・・」
みほ「・・・・・・」
華「あ、あの・・・」
みほ「ごめんね、華さん」
華「え?」
みほ「避けるようなことして」
華「い、いえ」
華「それはわたしが、あんなことを言ったから」
35: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:32:23.24 ID:o++eNT/r0
みほ「違うよ、わたしはまた逃げたの」
みほ「結局わたし、なにも変わってないんだよ」
華「・・・・・・」
みほ「・・・・・・」
華「そんなことありません」
みほ「華さん?」
華「少なくともわたしは、みほさんの中に強さを見ました」
華「実際、その強さに救われてもいますし」
華「その・・・憧れているんです!」
みほ「・・・あ、ありがとう///」
華「あ、いえ///」
みほ「結局わたし、なにも変わってないんだよ」
華「・・・・・・」
みほ「・・・・・・」
華「そんなことありません」
みほ「華さん?」
華「少なくともわたしは、みほさんの中に強さを見ました」
華「実際、その強さに救われてもいますし」
華「その・・・憧れているんです!」
みほ「・・・あ、ありがとう///」
華「あ、いえ///」
36: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:38:45.34 ID:o++eNT/r0
華「あの、生意気なことを言ってしまって」
みほ「いや、そんな」
華「・・・・・・」
みほ「わたしこそ」
みほ「わたしこそ、華さんに憧れてるかも」
華「わたしにですか?」
みほ「華さんの家に寄った時ね」
みほ「お母さんに、ちゃんと気持ちを伝えたでしょ?」
華「・・・あ」
みほ「いや、そんな」
華「・・・・・・」
みほ「わたしこそ」
みほ「わたしこそ、華さんに憧れてるかも」
華「わたしにですか?」
みほ「華さんの家に寄った時ね」
みほ「お母さんに、ちゃんと気持ちを伝えたでしょ?」
華「・・・あ」
37: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:44:34.28 ID:o++eNT/r0
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華『わたくしは、もっと力強い花を生けたいんです!』
華『でもわたくし、戦車道は止めません』
みほ『五十鈴さん・・・わたしも頑張る』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「あの時・・・ですか?」
みほ「・・・・・・」こくん
みほ「わたしもね、もっと強くならなきゃって思った」
華『わたくしは、もっと力強い花を生けたいんです!』
華『でもわたくし、戦車道は止めません』
みほ『五十鈴さん・・・わたしも頑張る』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「あの時・・・ですか?」
みほ「・・・・・・」こくん
みほ「わたしもね、もっと強くならなきゃって思った」
39: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:50:25.46 ID:o++eNT/r0
みほ「だから、だからね」
華「は、はい」
ぐいっ
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ちゅっ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「!?」
みほ「・・・・・・」
華「み、みほさん!?」
みほ「これは、わたしの決意表明」
華「決意・・・表明?」
みほ「わたし、華さんとちゃんと向き合うよ」
みほ「華さんと一緒なら、強い自分になれる気がするから」
華「はいっ」にこっ
華「は、はい」
ぐいっ
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ちゅっ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
華「!?」
みほ「・・・・・・」
華「み、みほさん!?」
みほ「これは、わたしの決意表明」
華「決意・・・表明?」
みほ「わたし、華さんとちゃんと向き合うよ」
みほ「華さんと一緒なら、強い自分になれる気がするから」
華「はいっ」にこっ
40: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:52:46.43 ID:o++eNT/r0
~後日~
沙織「もうちょっと急ごうよ!」
沙織「限定スイーツ、売りきれちゃう!」
華「そんなに急ぐと危ないですよ」
麻子「・・・また転ぶぞ」
沙織「転ばないもーん」
沙織「ほら、みぽりんも早く!」
にぎっ
みほ「わ、わかったから手を引っ張らないでー」
沙織「もうちょっと急ごうよ!」
沙織「限定スイーツ、売りきれちゃう!」
華「そんなに急ぐと危ないですよ」
麻子「・・・また転ぶぞ」
沙織「転ばないもーん」
沙織「ほら、みぽりんも早く!」
にぎっ
みほ「わ、わかったから手を引っ張らないでー」
42: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/28(水) 23:56:53.07 ID:o++eNT/r0
麻子「・・・いいのか?」
華「冷静に考えたら」
華「沙織さんは、そういうのではないってわかってますから」
麻子「・・・なるほど」
華「でも、そうですね」
麻子「・・・?」
タタタッ
にぎっ
華「ほら、こっちの手がお留守です」
みほ「華さんまで!」
華「冷静に考えたら」
華「沙織さんは、そういうのではないってわかってますから」
麻子「・・・なるほど」
華「でも、そうですね」
麻子「・・・?」
タタタッ
にぎっ
華「ほら、こっちの手がお留守です」
みほ「華さんまで!」
44: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/29(木) 00:01:37.84 ID:mpCwFbDK0
華「さあ、急ぎますよ」
みほ「わわっ!?」
沙織「さっき、自分で危ないって言ったばっかじゃん!」
華「売り切れてもいいんですか?」
沙織「絶対やだもん!」
優花里「みなさんばかり、西住殿とずるいです!」
優花里「わたしも負けていられません!」
みほ「すそは掴まないでー!」
麻子「・・・はぁ、これは大変だな」
沙織「麻子も早くー!」
麻子「・・・はいはい」
みほ「わわっ!?」
沙織「さっき、自分で危ないって言ったばっかじゃん!」
華「売り切れてもいいんですか?」
沙織「絶対やだもん!」
優花里「みなさんばかり、西住殿とずるいです!」
優花里「わたしも負けていられません!」
みほ「すそは掴まないでー!」
麻子「・・・はぁ、これは大変だな」
沙織「麻子も早くー!」
麻子「・・・はいはい」
45: ◆1BrjSSUSHI 2012/11/29(木) 00:05:50.97 ID:mpCwFbDK0
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│::::人::::乂_, , ノ イi/:::::|
| ::::::::::\< 从|:|::::::::::| いつか力強い花を生けられる気がします
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| : :::::::::::::|l:::::::||:川 |_|__ ::|l:::::::::::::::::|
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|:│ 人  ̄_入__人 ̄ 人 〉
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/⌒i:::::くfr代'r┘ └ ' 外:::::::::::∧| みほさんと一緒なら
│::::人::::乂_, , ノ イi/:::::|
| ::::::::::\< 从|:|::::::::::| いつか力強い花を生けられる気がします
| :::::::::::::::|iーヘ. ` ´ /|i:::|:|::::::::::|
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| : :::::::::::::|l:::::::||:川 |_|__ ::|l:::::::::::::::::|
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|:│ 人  ̄_入__人 ̄ 人 〉
END
引用元: ・華「これは、わたしの選択です」
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