1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:01:27.78 ID:6MbgutJ/0
小鞠「蛍って恋人が出来たら何て呼ばれたい?」

蛍「え?えーと、例えば『蛍ちゃん』とかって意味ですか?」

小鞠「うん」

蛍「そうですね…私は『蛍』って呼び捨てにされたいかな…」

小鞠「じゃあ、今の呼び方のままでいいよね?」

蛍「えっ…それって…まさか//」

小鞠「えへへ」


夏海「∵」

れんげ「なっつん!何で死んだ目をしてるのん?死んだらダメなん!なっつん!」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:04:52.32 ID:6MbgutJ/0
小鞠「わかった!私に足りない物!」

蛍「え?」

小鞠「カリスマ!カリスマがあればきっと背が伸びる!」

蛍「え、えーと?」

小鞠「カリスマがある人って、背が高い人が多いでしょ?だからカリスマ!」

蛍(カリスマ…かっこいいセンパイ…そんなのセンパイじゃない!)


蛍「え、えーと。私は今のままのセンパイが好きかな~って…」

小鞠「えっ//」ボンッ

蛍「あっえっあっ、ち、違うんですよ!好きって言ってもそういう意味じゃ…」

蛍「なくて…いや、あの…違わないわけでも…はぅ//」カァー

小鞠「う、うん//」

蛍「す、すいません//」



夏海「うざうざうざうざうざうざ…ぅぁ……………………………………………………」

れんげ「なっつん!もう声が枯れて聞こえないん!もうこれ以上はやめるん!なっつん!」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:09:58.36 ID:6MbgutJ/0
小鞠「ほ、蛍!」

蛍「どうかしました?」

小鞠「え、えーと、その…あのね//」

蛍「?」


チュッ

蛍「えっ…」

小鞠「ひ、額の上のキスは友情の証って本で読んだの!」

小鞠「だ、だから…ご、ごめんなさいーーーー」ダダダダダダダ

蛍「せ、センパイ!?どこに行くんですか!?」

蛍「………行っちゃった」


蛍「…」

蛍「あぅぅ、こんなの卑怯です。センパイ//」」シュー


夏海「」ガンガンガンガン

れんげ「頭から!頭から血が出てるん!これ以上はやめるん!なっつん!」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:16:06.93 ID:6MbgutJ/0
小鞠「え?これで本当にうまく行くの?」

兄「」ウンウン

蛍「センパイ?用事があるって聞いたんですが?…って、ひゃぅ」

蛍(え?せ、センパイが私のホッペにカレーを少しだけ塗って…)

小鞠「え、えーとね。そのカレー作りに失敗したの。だからちょっと蛍に協力して………も、もう無理!いくよっ」

ペロッ

蛍「ひゃ、ひゃう」

小鞠「お、美味しい。ほ、蛍がいれば最高のか、カレーに…//」

小鞠「あっぁぁぁぁぁぁぅぅ。やっぱりごめんなさいーーーーーーーーーーーーー」ダダダダダダ

蛍「せ、センパイ!?どこに行くんですか!?」

蛍「……行っちゃった」

蛍「…」

蛍「も、もう…こんなの酷いです。センパイ//」シュー


夏海「」ガスガスガスガス

れんげ「やめるん!なっつん!もう兄にぃは…兄にぃは息をしてないん!なっつん!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:21:09.35 ID:6MbgutJ/0
小鞠「私…病気になっちゃったみたい…」

蛍「センパイ!顔が真っ赤ですよ!び、病院に!病院に行きましょう!」

小鞠「ごめん…実は不治の病なんだ…」

蛍「…え?そ、そんな…」

小鞠「私…恋の病にかかっちゃったみたい」

蛍「え…それって…」


小鞠「蛍のせいだよ//」プイッ

蛍「あ…あぅ//」


夏海「」バリバリバリバリ

れんげ「やめるん!なっつん!そんなに薬を食べたら危険なん!やめるん!なっつん!」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:26:15.13 ID:6MbgutJ/0
一穂(先生)「席替え終了~。じゃあ、今度からこの席でね~」

蛍「しょ、しょんな…」

小鞠「し、仕方ないよ…今度は、今度こそは頑張ろう…ね?蛍!」

ギュウウウ

蛍「う、うわぁぁぁぁぁぁん」

小鞠「…泣かないでよ。泣かないで!蛍…私も…ぐす…」

【新しい席】
    蛍    夏海 
後ろ れんげ 小鞠  前
    兄
----------------------
    廊下


夏海「斜めじゃねーか斜めじゃねーか斜めじゃねーか」バンバンバンバン

れんげ「やめるん!なっつん!机を叩いている右手から血が!もうやめるん!なっつん!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:31:26.47 ID:6MbgutJ/0
一穂「えーと、先日の席替えで問題があったので…元に戻すね…」


ギュウウウ

小鞠「やった!これで今まで通り一緒だね!」

蛍「はい!センパイ嬉しいです!」



夏海「」バンバンバンバン

れんげ「やめるん!なっつん!今度は左手から血が!左手も使えなくなったらどうするん!?やめるん!なっつん!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:36:31.48 ID:6MbgutJ/0
このみ「え?あの二人をどうにかしてくれ?」

れんげ「そうなん。このままじゃ…なっつんが死んでしまうん」

このみ「う~ん…あっ、そうだっ!」

れんげ「何かいい案があるん?」

このみ「うん、バーンと私に任せて」


………


このみ「今日二人を呼び出したのは他ではありません」

蛍「はい?」

小鞠「え?」

このみ「ポッキーゲーム!やるよ!」

蛍「え?」

小鞠「んに?」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:40:16.32 ID:6MbgutJ/0
このみ「ほらほら、蛍ちゃんと小鞠ちゃんがお互い食べ合いながら…こうやって…ね?」

蛍「なぁ//」

小鞠「っ//」


このみ「え?やらないの?」

小鞠「す、する?//」

蛍「こ、このみさんの提案ですし…//」



このみ(ふふふふ。これで二人の仲がさらに進展して恋人同士になれば…)

このみ(今までの行為も恋人としては普通だから、なっちゃんも発狂しなくて済むよね)

夏海「sldfじゃklxfjだskfjlsかjfーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

れんげ「やめるん!なっつん!このみ姉はきっとなっつんを心配して!だから、発狂はやめるん!なっつん!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:44:11.80 ID:6MbgutJ/0
ひかげ「え?あの二人をどうにかしてくれ?」

れんげ「そうなん。このままじゃ…なっつんが死んでしまうん」

ひかげ「はぁ~。せっかく帰って来たばかりで面倒だけど、妹の頼みだし…」

れんげ「ありがとうなん!ひか姉!」

………

蛍「セ~ンパイっ♪」

小鞠「え?なに?」

チュッ

小鞠「え?おでこに…えぇ!?」

蛍「えへへ。これはこの前のお返しです。友情のキスです」

小鞠「も、もぅ…不意打ちはやめてよね//」

蛍「えへへ//」


ひかげ「」ドンドンドンドンドンドンドン
夏海「」ドンドンドンドンドンドンドンドン

れんげ「やめるん!なっつん!ひか姉!もう壁を叩くのはやめるん!二人の手から血が…やめるん!なっつん!ひか姉!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/31(火) 21:48:25.78 ID:6MbgutJ/0
小鞠「蛍のお味噌汁!美味しい!」

蛍「ありがとうござます」

小鞠「こんなに美味しいなら、いつでもお嫁に行けるねっ♪」

蛍「じゃあ、貰ってくれます?…………………な、な、なんちゃって//」シュー

小鞠「っ//」ボンッ

蛍「あははは。じ、冗談ですよー//」

小鞠「だ、だよねー//」



夏海「うわあああああああああああああああああああああ」ゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーン

れんげ「やめるん!なっつん!除夜の鐘を叩くのはやめるん!もうすでに108回を超えてるん!なっつん!」

夏海「絶対に来年は絶対にウチも恋人を作ってイチャイチャしてやるうううう!覚えてろおおおお!!!」ゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーン







       終わり

引用元: れんげ「何で死んだ目をしてるのん?死んだらダメなん!なっつん!」