1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 00:04:18.24 ID:2THIFGOw0

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 00:08:16.15 ID:2THIFGOw0

漣「綾波型駆逐艦、漣ですご主人さま。こう書いてさざなみと読みます。」

提督「」 ←大和建造失敗で落ち込んでいる

漣「えーと……ご主人様?」

時雨「今はそっとしてあげて欲しいかな……」

漣「はあ……」


――――― 建造二回目


提督「今度こそ大和建造を成功させるぞー!!」


………………。


漣「綾波型駆逐艦、漣ですご主人さま。こう書いてさざなみと読みます。」

提督「ダニィ!?」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 00:13:03.72 ID:2THIFGOw0

――――― 建造三回目


提督「次こそは……」


………………。


漣「綾波型駆逐艦、漣ですご主人さま。こう書いてさざなみと読みます。」

提督「OH! MY! GOD!」


――――― 建造四回目


提督「こ、今度こそ……」

時雨「駄目だよ!そろそろやめないと資源が……」

提督「あとワンターン……」


………………。


漣「綾波型駆逐艦、漣ですご主人さま。こう書いてさざなみと読みます。」

提督「ばかなっ!?奇跡を起こしたと言うのか!?」←顔芸しながら

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 00:19:59.12 ID:2THIFGOw0

――――― 建造五回目


提督「……ここで引くわけにはいかないんだ……負けるわけにはいかねぇんだ!」

時雨「もうやめなよ提督!次の大型建造で、資源がほぼゼロだよ!」

提督「HA☆NA☆SE!!」


………………。


漣「綾波型駆逐艦、漣ですご主人さま。こう書いてさざなみと読みます。」

提督「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」

時雨「雨は、いつか止むさ……」

提督「何故だ!何故だッ!?」

漣「どうしたの?ご主人様☆」

提督「何故、漣しか……出ない……」

漣「ご主人様?」

提督「……さざなみ……」

漣「ご主人様」

提督「……サザナミ……?」

漣「ご主人様☆ いい加減にしないと、ぶっとばしますよ♪」

提督「そうか……これは……」

漣「ごーしゅーじーんーさーま?」

提督「イザナミだ」

バッ!

漣「はうっ!」ビクッ

提督「こ、ここは……?」

漣「やっと起きたんですかー?ご主人様☆」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 00:25:12.04 ID:2THIFGOw0

提督「そうか……今日の演習でみんな入渠する事になって、
   それで一人でここ(執務室)で待ってたらいつの間にか寝てしまったか……」

(ゲームでは入渠は必要ありません)

提督「んで?漣はどうした?」

漣「特に用って訳では無いんですけど……遊びに来ちゃいました!」

提督「キタコレ!」←裏声

漣「全然似てないじゃないですか~!」

提督「せやな」

漣「ご主人様☆ぶっとばしますよ♪ 」ニコッ

提督「それは無理だな……」

漣「な、何故ですか!?」

提督「俺は……超(スーパー)シレーカンだからな!」ドヤァ

漣「超(スーパー)シレーカン……!?な、なんですかそれは……!?」

提督「いちいち説明するのもめんどうだ……漣は想像力あるから勝手に想像して」

漣「キタコレ!」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 18:12:42.36 ID:2THIFGOw0

コンコンコン ガチャ

曙「入るわよ」

提督&漣「キタコレ!!」

曙「……帰っていい?」

提督「まあまあ、そう言わずに……ぼのぼのちゃん」

曙「んなっ!?な、何よ!その呼び方!!///」

提督「ん?何ですかな?ぼのぼのちゃん」

曙「ふ、ふざけんじゃないわよ!!このクソ提督!!///」

提督「はいはい♪クソ提督と呼ぶ悪い子はどんどんしまっちゃおうね♪」

曙「はぁ!?何それ?バッカじゃないの?」

提督「……漣、ネタが通じないぞ!」

漣「それは困りましたね~」

ズイッ

曙「な、何よ?漣?」

漣「いじめる?」

曙「…………。」イラッ

ギュ~ ←漣のほっぺたをつねる音

漣「はうぅぅ~」

提督「まあまあ、落ち着けって曙」

曙「ふんっ!」

漣「うっっくぅ~」(ほっぺた痛くて、なんもいえねぇ~)

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:23:31.54 ID:2THIFGOw0

提督「それよりどうした曙?お前が一人でここに来るなんて珍しいじゃないか」

曙「べ、別に深い意味は無いわよ!ただ暇だから、アンタが時雨にこき使われてる
  所を見に来ただけよ!」

提督「俺ってそう見られてたのか……」

漣「今頃気づいたんですか?ご主人様」

提督「くっ……」

漣「まあ、自業自得ですね~。書類仕事サボってるんですからね~」

提督「…………。」

曙「もっとシャキっとしなさいよ!クソ提督!」

提督「……はい……」

曙「本当にわかってるのかしら?」

提督「……それより時雨はまだ帰って来ないぞ。来るまで待つのか?」

曙「何でそうなるの?」

提督「だってお前、俺が時雨にこき使われてる所を見に来たんだろ?」

曙「そ、そうよ!じゃあ待つわ!」

提督「お、おう……」

………………。

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:09:41.93 ID:2THIFGOw0

提督「そういや潮と朧はどうしたんだ?」

曙「何?私達と居るのが不満なの?気に入らないなら帰るわ!」

提督「別にそんなんじゃねーって!いつもお前達四人で居るイメージがあったから
   あとの二人はどうしたのかなって思っただけだよ」

漣「朧はたぶん自分の装備のメンテでもしているんじゃないですかー?」

提督「さすが朧といったところだな!真面目でいい子だな!うん」

曙「アンタとは大違いよね、ほんっと!」

提督「俺、カワイソス」(´;ω;)

漣「まあまあ……」

提督「それで潮は?」

漣「さあ?何処かに出かけたみたいですけど、行き先まではわかりません」

提督「そっか……まあ潮の事だし、きっと一人で特訓とかしているんだろうなぁ」

漣「きっとそうですね」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 22:04:23.72 ID:2THIFGOw0

提督「それで俺達はこれから何する?一応テレビゲームはあるけど……
   三人で出来るものってあったかな……?」

曙「……言っとくけど私、テレビゲームとか全然出来ないから」

提督「なにっ!?……それは困ったなぁ……」

漣「じゃあババ抜きなんてどうですか?これなら曙も出来るハズです」

曙「まあ……それぐらいなら……」

漣「ただ、それだけでは面白くないので……負けたら罰ゲームってのはどうでしょう?」

提督「ほう。たしかにスリルがあって、グッド!」

曙「い、いいわ!でも、罰ゲームって何をするのよ?」

漣「それを今から考えましょ♪」

………………。

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 22:35:47.19 ID:2THIFGOw0

提督「曙、お前負けたら那珂ちゃんの真似しろ!」

曙「はぁ!?ふざけんな!このクソ提督!」

漣「うん、アリですね♪」

曙「ちょっと!?アンタまで何を!?」

提督「なーに、今日一日だけだからいいだろ?それに勝てばいいのだよ勝てばね!」

曙「……そういうクソ提督はどうするのよ?」

漣「そうですねぇ……ご主人様が負けたら金剛さんに、逆 Burning Love! (こっちから抱きつく)
  ってのはどうですかねぇ?」ニヤリ

提督「えっ!?」

曙「ちょっと!?」

漣「ん~?どうかしましたか~?ぼのぼのさ~ん?」ニヤニヤ

曙「べ、別に私にはカンケー無いし!!い、いいんじゃないの!?」

漣「なら決まりですね♪」

提督「……マジかよ……」

曙「勝てばいいって言ったのはアンタでしょ!?しっかりしなさいよ!」

提督「そ、そうだな!そうだよな!うん」

漣(仲がいいですね~)ニヤニヤ

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 23:16:11.99 ID:2THIFGOw0

提督「……漣、お前負けたら時雨に禁句を言え」

漣「!?」

曙「ちょっと……それ大丈夫なの!?」

漣「そ、そうですよ~……いくら何でも不味いですよ~」

提督「大丈夫だって!もし、何かヤバそうだったら俺も謝ってやるからさ」

漣「……それならいいですけど……」

曙「……それで禁句って何なの?」

提督「説明しよう!……まずこの写真を見てくれ」

曙「時雨じゃない」

提督「そう!無改造時の時雨、又は時雨改の姿だ!」

ハッ!

漣「ま、まさか……!?」

提督「そしてこの二枚の写真をみてくれ」

曙「これは……ポケモン?それと……ロボット?」

漣(……やっぱり)

提督「そう!ポケモンの方はカメックスと言って、ロボットの方はガンキャノンと言う!」

曙「これがどうしたのよ?」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 23:45:11.31 ID:2THIFGOw0

漣「……ぷっ……」(これは反則ですよ~)ピクピク

曙「漣?どうしたの?」

提督「いいか?この三枚の写真をよく見ろ。何か思い当たるところがあるはずだ」

曙「そんなこと言われても……」(!?)

提督(気づいたか)

曙「こ、これはいくらな……んで……も……」ピクピク

提督「ん~?どうしたのかな?ぼのぼのちゃん?」

曙「う、うる……さ……」ピクピク

コンコンコン ガチャ

時雨「時雨、戻ったよ」

提督「」ピクッ!

漣「」ピクッ!

曙「」ピクッ!

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 19:43:49.04 ID:SA8ff5zO0

時雨「あ、漣と曙も居たんだ?三人で何をしているんだい?」

漣「あー、え~とですね~」アセアセ

時雨「?」

漣「し、失礼しましたー!」スタコラサッサー

バタン! ←ドアが閉まる音

曙「わ、私も帰るね!し、仕事の邪魔になるでしょ!」

ガチャ

時雨「別に居ても構わないのに……二人共どうしたんだろ?」

提督「さ、さあ……?何でだろう……?」(あいつ等逃げやがって……)

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 19:51:16.73 ID:SA8ff5zO0

提督「それより時雨!そのまま後ろ見たまま動くなよ?虫が付いてる」(このままこっそり写真を
   片付けて……)スッ

ペチ

提督「よし、取れたぞ」

時雨「ありがとう」

提督「どういたしまして!もう暑いもんな!虫なんてぽいぽいぽーい!
   なんちゃってな!」

時雨「それより聞きたい事があるんだけど……いいかな?」

提督「ん?何かな?」

時雨「……さっき提督が引き出しに閉まったものは何かな?何かの写真みたいだったけど」

提督「」

時雨「提督?」

提督「あ、ああ……その……何と言うか……」

時雨「僕もその写真見たいかな、いいよね?」

提督「いやぁ……見ない方がいいと思いますよー……」

時雨「見せて欲しいかな」

提督「いや、ほんと見ないほうがいいってマジ!なっ!なっ?」

時雨「……提督」

提督「わ、わかった……」(こうなったら……)

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 20:01:53.34 ID:SA8ff5zO0

スッ

提督「ほれ!これだよ」

時雨「これは……僕じゃないか」

提督「そうそう!久しぶりに前の艤装の時雨を見たくてな!」(嘘は言ってない)

時雨「そう……なんだ……///」

提督「べ、別に深い意味は無いからな!か、勘違いするなよ!」(見たまんまだし、嘘は言ってない)

時雨「う、うん……///」

提督(た、助かった……)

時雨「じゃあ、あと二枚ほどの写真も……僕の写真なんだね……? ///」

提督「」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 20:09:34.05 ID:SA8ff5zO0

時雨「提督?」

提督「も、もう止そう!何か恥ずかしいよ!うん」(ま、まずい!!)

時雨「僕は知りたいな……提督が僕のどこら辺に興味があるのか ///」

提督「」(何でこうなる!?)

時雨「恥ずかしいなら……僕が勝手に見るね? ///」

提督「それは駄目だ!!これを見られてしまったら俺は……
   お前に嫌われてしまう……」(嘘は言ってない)

時雨「大丈夫だよ!僕は……何があろうと提督の事を嫌わない……
   嫌うはずが無いじゃないか!!」

提督「時雨……」(罪悪感がMAX HEART!)

時雨「提督……」

提督「わ、わかった……そこまで言うなら……」(きっと……許してくれるよね?)

時雨「ありがとう、提督!……大好きだよ! ///」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 20:13:22.91 ID:SA8ff5zO0

スッ

提督「……これだ」

時雨「…………。」

提督「…………。」

………………。

提督「……やっぱり嫌ったよね……?」

時雨「……そんな訳、無いじゃないか……」

提督「そ、そうかぁ~良かった~」

時雨「でも……」

提督「えっ?」

時雨「お仕置きは……必要かな?」

提督「」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 20:23:18.58 ID:SA8ff5zO0

――――― 次の日

コンコンコン ガチャ

漣「お邪魔しまーす!」

提督「おお!漣に曙か!」

時雨「やあ、いらっしゃい」ニコッ

漣「ど、どうも~」

曙「提督!……昨日はその……ごめんなさい……」

提督「ん~?何の事かな?」

曙「…………。」

提督「……あれ?」(なによ!このクソ提督!って言わないのか!?)

漣「漣も今日は真面目に謝罪をしに来ました!……ごめんなさい」

提督「……別に気にしてねーよ!それに元はと言えば俺自身の蒔いた種だからな!」

漣「ご主人様……」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 20:28:53.32 ID:SA8ff5zO0

提督「むしろ二人共居なくてよかったよ!とばっちり受けなくて」

曙「…………。」

提督「とにかく俺は気にして無いから、この話は終わりだ!」

曙「…………。」

提督「……さっきからどうした曙?お前らしくない」

曙「……ありがと」

提督「ああ」

時雨「…………。」ニコニコ

提督「まあ……なんだ?……ゆっくりしてけよな」

漣「そうするつもりです☆」

提督「切り替えはやっ!」

曙「……私もそうさせてもらうわ」

提督「よし、じゃあ軽くおやつの時間にするか!」

漣「キタコレ!」

提督「よし時雨、お茶四つ頼む!俺はお菓子を用意するぜ!」

時雨「うん」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 21:11:44.22 ID:SA8ff5zO0

――――― 数時間後

漣「ところでご主人様」

提督「なんだぁ……?」

漣「ご主人様って、ドラゴンボールでいうと誰ぐらい強いんですか?」

提督「何でいきなりそんな事聞くんだ?」

漣「だって昨日 俺は……超(スーパー)シレーカンだ! ……って言ってたじゃないですか」

提督「ああ、確かに言ったな」

漣「昨日からずっと気になって気になって眠れないんですよー!」

提督「いや、寝ろよ」

漣「無ー理ーでーすーよー!」

提督「……わかったよ……じゃあ外出よう。ここで真の力を出すのは危険だし、
   部屋が壊れる」

漣「本当ですか!?キタコレ!!」

曙(冗談でしょ……!?)

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 21:19:29.23 ID:SA8ff5zO0

――――― 鎮守府敷地内 広場

曙「アンタこんな所に連れてきて、何をしようって言うのよ?」

提督「何って……俺の変身を見せてやる!」

漣「キタコレ!!」

曙「はぁ!?バッカじゃないの!?そんな事出来るワケないじゃない!」

提督「まあそういうなよ。まずこれが普通の状態だろ。」

曙「ふん!」

ボウッ

提督「これが……スーパーシレイ人だ」

曙「……嘘……」

漣「キタコレ!!」

ボウッ バチバチッ

提督「そして、これがさっき見せたスーパーシレイ人を超えたスーパーシレイ人……
   スーパーシレイ人2ってとこかな?外見の特徴は金色のオーラに少しスパークが
   掛かって、髪も前の変身より若干逆立つところだ」

漣「その変身ならセルぐらい余裕で倒せますね♪」

提督「そして……」ニヤ

曙「…………。」

提督「これが……さ……さらにそれを超えた……ぐ……ぐががが……がああああ……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

漣「す、すごい……ど、どんどん気が上がって……」

曙「ちょっとぉ!!」(嘘でしょ!?地球全体が揺れてるみたい……!?)

カッ!

漣「!?」

曙「!?」

バチバチッ

提督「……これがスーパーシレイ人3だ。時間が掛かってすまなかったな。
   まだこの変化に慣れてないんだ……」

曙「……嘘……よね……」

漣「キタキターーーコレ!!」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 21:22:19.51 ID:SA8ff5zO0

――――― おやつの時間から数分後

漣「……という夢を今朝見ました☆」

提督「…………。」

曙「…………。」

二人でギュ~

漣「はうぅぅ~」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 21:58:15.98 ID:SA8ff5zO0

――――― おまけ

提督「ふう、書類仕事終わりっと」

時雨「提督、お疲れ様」

提督「時雨もお疲れな!」

コンコンコン ガチャ

天龍「よお!」

提督「ああ、天龍か。どうした?」

天龍「暇だから遊びに来たんだよ」

提督「珍しいな。まあいい、ゆっくりしていけよ」

天龍「ああ、そうさせてもらうよ」

………………。

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 22:06:14.79 ID:SA8ff5zO0

天龍「ところでよぉ、お前ジャックジャック言われてるみたいだけど、何だ?ジャックって?」

提督「」

天龍「えっ?どうした?」

時雨「ああ、ジャックって言うのはね、遊戯王の登場人物で提督と同じでニートキャラなんだ」

提督「」

天龍「ふぅ~ん……」(弱み握ったぜ)ニヤニヤ

提督「」

天龍「まあ、気にすんなよ!お前はもうニートじゃないんだろ?」

時雨「そうだよ!今日の書類仕事だって終わらせたじゃないか!」

提督「……うん……」

天龍「だったら胸を張って、堂々とすればいいじゃねーか!
   それで、お前はジャックじゃない所をみんなに見せてやればいい!そうだろ?」

提督「……そう……だな……そうだよな……」

時雨「そうだよ!それに辛くなったら僕達が居る!出来る事は少ないけど……
   話を聞く事は出来る!側に居る事は出来るよ!」

提督「時雨……」ホロリ

天龍「まあ、そういう事だからあまり気にするなよな!」

提督「天龍……時雨……ありがとう……」(いい仲間を持てて幸せだ……)

天龍「おう!」

時雨「どういたしまして」ニコッ

………………。

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 22:29:54.95 ID:SA8ff5zO0

提督「なあ、天龍」

天龍「何だよ?」

提督「最近提督達の間で、  毛を剃る事がブームらしい」

天龍「何だそりゃ!?」

提督「俺もよくはわからんが……  毛の事で悩んでいる提督が多いみたいなんだ……」

天龍「……おい、ところで何でそんな話を俺にするんだ?」

提督「だってお前……男だろ?」

天龍「はぁ!?テメェー目が腐ってるのか!?俺は正真正銘、女だ!」

提督「冗談だよ。まあ……俺は目は正常だが、頭はイカレてるかもな」

天龍「何だよ、よくわかってるじゃねーか」

提督「話を戻すが、俺も  の毛を剃ろうと思うのだが……手鏡持ちながらやる事に
   なりそうだし……何か剃り辛そうだよね?どうしたらいいと思う?天龍君?」

天龍「……知るか!」

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 22:35:23.94 ID:SA8ff5zO0

提督「ふむ……やはり脱毛クリームを使うしかないのか……しかし、前に脱毛クリームで
   スネ毛を除去しようと思ったが、失敗したからなぁ……あまり信用出来ない……」

天龍「…………。」

提督「ここはやはり、カミソリで剃るしか無いか……」

時雨「…………。」

提督「こんな事になるなら高校の時のダチの話をよく聞くべきだったか!?」

天龍「はぁ!?」

提督「いやー居たんだよ~、自分の彼女に  を隅々まで舐めてもらおうと  毛を剃るヤツがよ!」

天龍「随分いいお友達だな!おい!」

提督「しかもそいつ、彼女居るくせに別の女(年上)から、車あげるからしてくださいって言われたり
   とかしてさぁ……別に羨ましくなんかないんだからね!!」

天龍「お、落ち着けよ……てか、お前ちょっといつもとキャラ違くないか?」

提督「……ああ、スマン……取り乱してしまったな……」

天龍「じゃあその高校のダチに連絡すればいいじゃねーか?それでいい剃り方を教えてもらえよ」

提督「そうしたいのは山々だが、間違えて連絡先消してしまったんだ……他のダチに教えて
   もらおうとしたが、古い連絡先しか知らないみたいでな……アイツ今頃どうしているんだか」

天龍「…………。」

提督「こうなったら地道に手鏡持って、剃るしか無さそうだ」

時雨「提督、その必要は無いよ!」

提督「……と、言いますと?」

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/22(金) 22:43:29.98 ID:SA8ff5zO0

時雨「僕が……提督のを綺麗に剃ってあげるよ! ///」

提督「!?」

天龍「!?」

提督「えーと……ごめん、よく聞こえなかったかな?」

時雨「……僕が剃ってあげる!僕が提督のお尻を綺麗にしてあげるよ! ///」

提督「…………。」

天龍「…………。」

提督「れれれ冷静なれ!時雨!そんな事しちゃいけない!!」(それに女の子にそんなカッコ悪い事
   してもらうなんて……人によってはご褒美かもしれんが、俺は嫌なのだ……なにより
   俺のプライドが許さん!)

時雨「……僕は別に無理なんかしてないよ?ただ……提督の役に立ちたいんだ! ///」

提督「……天龍……お前も何か言ってやってくれ……」

天龍「わ、悪かったな!気ぃ使えなくて! ///」

提督「な、何を言っている?」

天龍「俺、お邪魔みたいだからー、もう帰るわ!じゃあな!楽しめよ! ///」

ガチャ

提督「ちょっ、おまっ……天龍、MA☆TTE!」(勘違い乙☆)

時雨「天龍もああ言ってくれている事だし……始めようか? ///」

提督「え、えーと……ほら!時間が時間だし……それに誰かが入って来たら……」

カチッ 

時雨「これで鍵はかかったよ?これで心配いらないね? ///」

提督「」





終わリーです……

引用元: 提督「なにっ!?漣だとぉー!?」時雨「そうみたいだね」