提督「入るぞー」ﾄﾝﾄﾝ

睦月「およ？提督、どうぞー」

ｶﾞﾁｬ

睦月「何か用なの？」

提督「あぁ、様子を見にちょっとな」

提督「睦月は何を作っているんだ？」

睦月「てるてる坊主だよ、私と如月ちゃんの」

睦月「この時期になるとたくさん雨が降るでしょ？」

提督「ほうほう、てるてる坊主」

提督「俺も作ってみるか」

ｶﾞﾁｬ

如月「ただいまー…ってあら」

提督 睦月「「おかえりー」」

如月「司令官、何してるの？」

提督「睦月と一緒にてるてる坊主を作ってるんだ」

睦月「そうだよー」

睦月「見て見て」

如月「あら～、可愛いわね」

睦月「ありがとう！それでね、それでね」

睦月「はい…どうぞ、如月ちゃんの分」ﾆｺﾆｺ

如月「私の…分」

如月「ありがとう睦月ちゃん、嬉しいわ」ｷﾞｭｯ

睦月「えっへへ～」ｷﾞｭ～

提督（あら＾～）

如月「それで…司令官のは」

提督「あ、あぁ！俺も如月の分を作ったんだ」

如月「え、私に…」

如月「ほんとに！？うれしい」

如月（司令官のプレゼント司令官のプレゼント司令官のプレゼント司令官のプレゼント司令官のプレゼント）

提督「おう、それがコレだ」


てるてる坊主（？）「ｳｨｰﾝｳｨｰﾝ」


如月「 」

如月（ちょ、何よコレェ！？）

提督（そりゃナニよ）

如月（こいつ直接脳内に！？）

如月（って、入ってこないで！）

如月（え？これってアレでしょ？）

如月（司令官が隠し持ってたビデオにあったやつ）

如月（入れたり出したりしてたアレ！）

如月（なんで平然と持っているのよ！）

睦月「およ？動かなくなっちゃった、どうしたんだろう」ﾂﾝﾂﾝ

提督「嬉しすぎて言葉が出ないんだろう」

如月「違うわよ！！」ｸﾜｯ

提督「うおっ」

如月「司令官！これは一体何！？」

提督「え？てるてる坊主だけど」

如月「そんなわけないじゃない！」

如月「これのどこがてるてる坊主だって言うのよ！！」


ｳｨｰﾝｳｨｰﾝ

睦月「えー？動くてるてる坊主だよ？面白いじゃん」

提督「そうだそうだ」

提督 睦月「「ねー」」

如月「ムキーーーッ」

提督「落ち着け落ち着け、どうどう」

如月「私は馬じゃない！」

睦月「如月ちゃん、おねんねする時間だよ」ﾖｼﾖｼ

如月「赤ん坊でもないわよ！」

如月「その、困った子ねーって顔をやめなさい！」

如月「ゼーハーゼーハー」

提督「そんな叫ぶから」

如月「あ、あんた達のせいよ…」ﾊｧﾊｧ

睦月「はい、このお茶飲んで落ち着いて」

如月「あ、ありがとう」

ｺﾞｸｯ

如月「ブーーーーー」

如月「醤油だこれー！！」

睦月「あ、間違えちゃった」

提督「も～睦月はドジっ娘だなぁー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

睦月「えへへ～」ﾃﾍﾍﾟﾛ

如月「ウガーーーーーッ」

如月「あっ…」ﾌﾗｯ

睦月「如月ちゃん！？」

提督「如月！？」

睦月「どどど、どうしよう」

提督「…」ﾋﾟﾄｯ

提督「大丈夫、ただの酸欠だ」

提督「叫びすぎたせいだろうな」

睦月「そ、そう？良かったぁ」ﾎｯ

提督「それじゃあ医務室に運んでくる」

睦月「うん、睦月も後からいくね」

―医務室―

提督「ふぅ…如月は軽いな」

如月「何よ…軽い女だって言いたいわけ？」

提督「そういうわけじゃ…」

如月「ふんっ、どうだか」

提督「機嫌直しておくれよ」

如月「…」ﾂｰﾝ

提督「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

如月「…」

提督「…」ｷﾞｭｰ

如月「買い物」

提督「うん？」

如月「今度買い物に付き合って」

提督「仰せのままに、お姫様」

如月「ふんっ」ｷﾞｭｰ

提督「そうそう」

如月「？？」

提督「如月が少し気を失ってる間、明石と夕張に会ってな」

提督「お見舞いの品を貰ったんだ」

如月「あらあら…」

如月「後でお礼言わなくちゃ」

提督「そうだな、はいこれ」

ｳｨｰﾝｳｨｰﾝ

如月「 」

提督「改良版らしいんだがな」

提督「微細な振動で肌を撫で」

提督「ほどよい刺激でじわじわ焦らすのに最適だとか」

提督「いやー、実にいい仕事をしてくれる」

提督「うん？どうした如月」

提督「嬉しいのか？」

如月「絶句してただけよ！！」

如月「こんなもの貰ってもぜんっぜん嬉しくないわ！」

如月「だいたい、私にあげて何の意図があるのよ！」

提督「そりゃ…ナニをするために」

如月「それはもういい！」

如月「はぁ…疲れた」

如月「もう好きにしてちょうだい」

提督「如月…」

如月「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

提督「安静にして、しっかり休め」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

如月「え…？」

提督「じゃあな、俺は戻る」



如月「ちょ、ちょっと待ってよ」

提督「どうした？」

如月「どうしたもこうしたも」

如月「え…何？」

如月「今、OKな流れだったでしょ？」

如月「本能の赴くままに襲ってもいい雰囲気出してたでしょ？」

提督「ありゃ、そうだったのか」

提督「疲れたって言ってたから、休ませようと思ったんだけどな」

如月「そういう無駄なところで空気読まないで！」

如月「まったくもう…ほんともう」ﾌﾟﾝｽｺ

提督「そうかそうか、実は期待していたのか」

如月「あ…」

如月「いや、ちが…」

提督「口ではああ言いつつも」

如月「ち、ちちち違うのよ」

提督「まったく…如月は可愛いなぁ」ｽﾀｽﾀ

提督「こいつらも喜んでるぞ」

ｳｨｰﾝｳｨｰﾝ

如月「い、嫌…近づかないで」

提督「如月の口は嘘つきだからな」

提督「心苦しいがお仕置きしなくてはいけない」

提督「いい声聞かせてくれよ」

如月「ひっ……」




♥♥♥

提督「ふぅ…最高のひとときだった」

提督「なぁ…如月」


如月「 」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ


提督「もう口もきけないか」

提督「ショーツがすっかりびしょ濡れだな」

提督「そんなんじゃ気持ち悪いだろ」

提督「風呂入りにいこう」ﾖｲｼｮ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

睦月「如月ちゃーん、調子どう？」

提督「お、睦月 いいところに」

睦月「提督？如月ちゃん抱きかかえてどうしたの？」

提督「あー…」

提督「汗がひどくてな」

提督「気持ち悪いだろうと思って風呂場に連れて行くところだ」

提督「睦月も一緒にどうだ？」

睦月「行くにゃし！」




提督「あ、そうそう」

提督「睦月もこのマッサージ器使ってみないか」

完