1: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 20:23:17.79 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「なんですって!」
ザーボン「バカな!」
ドドリア「ありえねぇ! 何かの間違いだぜ!」
ギニュー「そういえば、最近スペシャルファイティングポーズにも乱れが・・・」
ベジータ「ふん! バカめ・・・どうせ数え間違いだろう」
バータ「6、7、8、9・・・10!」
リクーム「おいおい、マジかよ・・・」
ジース「誰だ! 俺たちμ'sにちゃっかり隠れてる10人目は!」
グルド「お、俺じゃないぞ・・・」
希「一体これはどういうことなんや・・・」
ザーボン「バカな!」
ドドリア「ありえねぇ! 何かの間違いだぜ!」
ギニュー「そういえば、最近スペシャルファイティングポーズにも乱れが・・・」
ベジータ「ふん! バカめ・・・どうせ数え間違いだろう」
バータ「6、7、8、9・・・10!」
リクーム「おいおい、マジかよ・・・」
ジース「誰だ! 俺たちμ'sにちゃっかり隠れてる10人目は!」
グルド「お、俺じゃないぞ・・・」
希「一体これはどういうことなんや・・・」
2: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 20:28:36.16 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「みなさん、少し落ち着きましょう・・・まだ勘違いということも有り得ます」
フリーザ「ここは一つ、学年ごとに点呼をとって確かめてみる、というのはどうでしょう」
希「そうやね・・・まずは一年生!」
リクーム「はい」ジース「はい」グルド「はい」バータ「はい」
フリーザ「まず四名、次に二年生は?」
ベジータ「俺だ」ドドリア「俺もだ」ザーボン「私です」
希「3人やね、これで7人・・・そして、三年生が、ウチと」
フリーザ「私と」
ギニュー「俺だ」
希「3人、合計10人・・・おかしい! μ'sは9人のハズや!」
フリーザ「ここは一つ、学年ごとに点呼をとって確かめてみる、というのはどうでしょう」
希「そうやね・・・まずは一年生!」
リクーム「はい」ジース「はい」グルド「はい」バータ「はい」
フリーザ「まず四名、次に二年生は?」
ベジータ「俺だ」ドドリア「俺もだ」ザーボン「私です」
希「3人やね、これで7人・・・そして、三年生が、ウチと」
フリーザ「私と」
ギニュー「俺だ」
希「3人、合計10人・・・おかしい! μ'sは9人のハズや!」
8: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 20:36:13.53 ID:8HqYtJ9x
バータ「まったくフザケやがって・・・おい! 紛れ込んでるファンは名乗りやがれ!」
ジース「そうだ! サインが欲しいならくれてやるぞ!」
リクーム「バカバカしい、さっさと終わらせてパフェ食いに行こうぜ! なぁベジちゃんよぉ!」
ベジータ「っち! どうせまた奢らせる気だろう? その手には乗らんぞ!」
ドドリア「弱ったな・・・この後バイトがあるのに」
ザーボン「妙ですね、普通、部外者が紛れていたらわかるはずです」
希「全員に全く違和感がないなんて・・・スピリチュアルや」
グルド「なんでもスピリチュアルですますんじゃねぇよ!」
フリーザ「しかし、このままでは腑に落ちませんね、なんとかして10人目を突き止めないと・・・」
ジース「そうだ! サインが欲しいならくれてやるぞ!」
リクーム「バカバカしい、さっさと終わらせてパフェ食いに行こうぜ! なぁベジちゃんよぉ!」
ベジータ「っち! どうせまた奢らせる気だろう? その手には乗らんぞ!」
ドドリア「弱ったな・・・この後バイトがあるのに」
ザーボン「妙ですね、普通、部外者が紛れていたらわかるはずです」
希「全員に全く違和感がないなんて・・・スピリチュアルや」
グルド「なんでもスピリチュアルですますんじゃねぇよ!」
フリーザ「しかし、このままでは腑に落ちませんね、なんとかして10人目を突き止めないと・・・」
11: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 20:43:51.45 ID:8HqYtJ9x
希「そうや、最初から考えてみよう! μ'sの結成から振り返って見ればなにかわかるかもしれへん!」
ジース「流石! いい案です希隊長!」
希「確か、μ'sは結成された時、3人やったハズや!」
ザーボン「ええ、仰る通りです。そもそもμ'sは、フリーザ様のご提案で生まれたアイドルグループでした」
フリーザ「ザーボンさん、先輩禁止ですよ?」
ザーボン「す、すみませ……いえ、ごめん、フリーザさん」
フリーザ「いえいえ結構です・・・話を続けましょう」
フリーザ「この音の木坂学園の廃校を阻止したいがために、私はスクールアイドルを始めることにしました」
フリーザ「スーパー幼馴染である、ザーボンさん、ドドリアさんの二人と」
ザーボン「ええ・・・」
ドドリア「ああ・・・そうだったな」
ジース「流石! いい案です希隊長!」
希「確か、μ'sは結成された時、3人やったハズや!」
ザーボン「ええ、仰る通りです。そもそもμ'sは、フリーザ様のご提案で生まれたアイドルグループでした」
フリーザ「ザーボンさん、先輩禁止ですよ?」
ザーボン「す、すみませ……いえ、ごめん、フリーザさん」
フリーザ「いえいえ結構です・・・話を続けましょう」
フリーザ「この音の木坂学園の廃校を阻止したいがために、私はスクールアイドルを始めることにしました」
フリーザ「スーパー幼馴染である、ザーボンさん、ドドリアさんの二人と」
ザーボン「ええ・・・」
ドドリア「ああ・・・そうだったな」
16: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 20:49:59.55 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「最初の講堂ライブでは一人の観客もいませんでしたねぇ・・・」ウル
ドドリア「あんなに頑張ったのに・・・思い出すと今でも悔しいぜ」
ザーボン「しかし、あの敗北の記憶があるからこそ、今のμ'sがあるのです」
希「そうや、フリーザちゃんが始めてくれへんかったら、μ'sは有り得んかった・・・」
希「それに、ザーボンちゃんの作ったカワイイ衣装と、ドドリアちゃんのピュアな歌詞はμ'sにかかせないんよ」
リクーム「その通りだ! その三人がいなきゃμ'sは有り得ねぇぜ!」
ベジータ「ということは、フリーザ、ドドリア、ザーボンはまず10人目じゃないってことか・・・」
ドドリア「あんなに頑張ったのに・・・思い出すと今でも悔しいぜ」
ザーボン「しかし、あの敗北の記憶があるからこそ、今のμ'sがあるのです」
希「そうや、フリーザちゃんが始めてくれへんかったら、μ'sは有り得んかった・・・」
希「それに、ザーボンちゃんの作ったカワイイ衣装と、ドドリアちゃんのピュアな歌詞はμ'sにかかせないんよ」
リクーム「その通りだ! その三人がいなきゃμ'sは有り得ねぇぜ!」
ベジータ「ということは、フリーザ、ドドリア、ザーボンはまず10人目じゃないってことか・・・」
19: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 20:55:02.14 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「続けましょう・・・その後、μ'sに加入したのは、1年生組でしたね?」
リクーム「ああ! その通り!」
希「アイドルになりたいけど、一歩踏み出せないグルドちゃんを3人で後押ししてくれたんやね」
グルド「お、俺は別に・・・」
ジース「いい加減に自信を持てよグルド」
バータ「そうだ! お前の歌唱力は宇宙一だぜ! スピードは俺だけどな!」
グルド「お、お前ら・・・」
希「そして、μ'sは7人になった・・・次に入ったのは確か・・・」
ギニュー「俺だ!」
リクーム「ああ! その通り!」
希「アイドルになりたいけど、一歩踏み出せないグルドちゃんを3人で後押ししてくれたんやね」
グルド「お、俺は別に・・・」
ジース「いい加減に自信を持てよグルド」
バータ「そうだ! お前の歌唱力は宇宙一だぜ! スピードは俺だけどな!」
グルド「お、お前ら・・・」
希「そして、μ'sは7人になった・・・次に入ったのは確か・・・」
ギニュー「俺だ!」
22: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 20:58:42.74 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「そう、ギニューさんでした・・・」
ザーボン「すでにアイドル研究会として活動していたギニューさんを部長として招き入れることで」
ドドリア「俺たちμ'sは、正式な部活動として認められることが出来た・・・」
希「生徒会の書類にも、部長はギニューっちで登録されてるんよ」
ジース「これでμ'sは8人になった・・・」
リクーム「10人目はギニュー副隊長でもないってことか」
フリーザ「そして、次に入ったのが・・・」
ベジータ「俺だ」
フリーザ「そう、ベジータさん、あなたでしたね?」
希「え?」
ザーボン「すでにアイドル研究会として活動していたギニューさんを部長として招き入れることで」
ドドリア「俺たちμ'sは、正式な部活動として認められることが出来た・・・」
希「生徒会の書類にも、部長はギニューっちで登録されてるんよ」
ジース「これでμ'sは8人になった・・・」
リクーム「10人目はギニュー副隊長でもないってことか」
フリーザ「そして、次に入ったのが・・・」
ベジータ「俺だ」
フリーザ「そう、ベジータさん、あなたでしたね?」
希「え?」
23: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:04:48.83 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「スクールアイドルとしての実力不足を痛感した私たちは、貴方を誘いました」
ドドリア「この音の木坂学園の生徒会長にして、ダンスの経験者」
ザーボン「ベジータの加入で我々の技術は飛躍的に向上しました」
ベジータ「ふ、ふん! 俺様のシゴキについてきたお前らの努力の結果だ!」
ジース「これで、μ'sは9人!」
希「ちょ、ちょ・・・」
リクーム「おいおい、ってことは・・・」
ギニュー「し、信じられん! こんなことは有り得ん!」
バータ「だが、まさか・・・」
グルド「10人目は・・・」
希「・・・ウチ?」
ドドリア「この音の木坂学園の生徒会長にして、ダンスの経験者」
ザーボン「ベジータの加入で我々の技術は飛躍的に向上しました」
ベジータ「ふ、ふん! 俺様のシゴキについてきたお前らの努力の結果だ!」
ジース「これで、μ'sは9人!」
希「ちょ、ちょ・・・」
リクーム「おいおい、ってことは・・・」
ギニュー「し、信じられん! こんなことは有り得ん!」
バータ「だが、まさか・・・」
グルド「10人目は・・・」
希「・・・ウチ?」
25: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:08:56.30 ID:8HqYtJ9x
ジース「の、希隊長が10人目だと!」
ギニュー「こ、これは何かの間違いだ! もう一度検討を!」
ザーボン「しかし、どう考えてもこれは・・・」
ドドリア「希隊長以外に考えられねぇ・・・」
グルド「・・・ッケ! 決まりだな」
バータ「いや、だが待てよ・・・」
リクーム「あ~ん? もう決まりでいいんじゃね?」
ベジータ「おい! さっさと白状したらどうだ! トリックを使いやがって!」
希「ち、ちがっ・・・う、ウチは! ウチはぁ!」
フリーザ「みなさん! お待ちなさい!」
ギニュー「こ、これは何かの間違いだ! もう一度検討を!」
ザーボン「しかし、どう考えてもこれは・・・」
ドドリア「希隊長以外に考えられねぇ・・・」
グルド「・・・ッケ! 決まりだな」
バータ「いや、だが待てよ・・・」
リクーム「あ~ん? もう決まりでいいんじゃね?」
ベジータ「おい! さっさと白状したらどうだ! トリックを使いやがって!」
希「ち、ちがっ・・・う、ウチは! ウチはぁ!」
フリーザ「みなさん! お待ちなさい!」
28: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:14:42.75 ID:8HqYtJ9x
希「ふ、フリーザちゃん・・・」
ベジータ「なんだフリーザ・・・もう10人目のファンは希で決定だろう?」
リクーム「そうだぜ! 俺たちは練習の後のパフェ食いに行きたいんだ!」
フリーザ「皆さん、落ち着いてよく思い出してください・・・このセリフに聞き覚えはありませんか?」
フリーザ「『ウチを入れて9人や』という、希さんのセリフを」
全員『!!!』
ザーボン「そ、そういえば覚えているぞ!!」
バータ「ああ、確かに聞いた覚えがある」
ジース「そう! そうだ! 俺も覚えているぞ! 希隊長は9人目だ!」
ドドリア「俺も確かに、耳に残っている・・・」
ベジータ「な、何故だ、全員がこれほど鮮明に記憶しているってことは・・・」
リクーム「希隊長は10人目じゃないってこと?」
希「み、みんなぁ・・・」ウル
ベジータ「なんだフリーザ・・・もう10人目のファンは希で決定だろう?」
リクーム「そうだぜ! 俺たちは練習の後のパフェ食いに行きたいんだ!」
フリーザ「皆さん、落ち着いてよく思い出してください・・・このセリフに聞き覚えはありませんか?」
フリーザ「『ウチを入れて9人や』という、希さんのセリフを」
全員『!!!』
ザーボン「そ、そういえば覚えているぞ!!」
バータ「ああ、確かに聞いた覚えがある」
ジース「そう! そうだ! 俺も覚えているぞ! 希隊長は9人目だ!」
ドドリア「俺も確かに、耳に残っている・・・」
ベジータ「な、何故だ、全員がこれほど鮮明に記憶しているってことは・・・」
リクーム「希隊長は10人目じゃないってこと?」
希「み、みんなぁ・・・」ウル
29: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:20:38.20 ID:8HqYtJ9x
リクーム「しかし困ったことになったぜ! じゃぁ10人目は誰なんだ!」
グルド「っち、頭がこんがらがってきやがった・・・」
ギニュー「むぅ、なんと不可解な・・・」
ジース「おいベジータ、お前じゃないのか?」
ベジータ「ち、違うぞ! 俺が入った時は、確かにμ'sは9人だった! 俺を含めてだ!」
バータ「だが、ここまで来たら希隊長かベジータ、どっちかってことだな」
希「う、ウチは10人目やないで! そやったら自分で言う訳ないやん!」
ドドリア「た、確かに! ということはベジータか!」
ベジータ「バカめ! 違うと言っているだろ! 誰のおかげでダンスが上手くなったと思ってやがる!」
グルド「っち、頭がこんがらがってきやがった・・・」
ギニュー「むぅ、なんと不可解な・・・」
ジース「おいベジータ、お前じゃないのか?」
ベジータ「ち、違うぞ! 俺が入った時は、確かにμ'sは9人だった! 俺を含めてだ!」
バータ「だが、ここまで来たら希隊長かベジータ、どっちかってことだな」
希「う、ウチは10人目やないで! そやったら自分で言う訳ないやん!」
ドドリア「た、確かに! ということはベジータか!」
ベジータ「バカめ! 違うと言っているだろ! 誰のおかげでダンスが上手くなったと思ってやがる!」
31: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:24:00.90 ID:8HqYtJ9x
ザーボン「フリーザさ・・・ん、どう思いますか?」
フリーザ「・・・」
フリーザ「みなさん、聞いて下さい。ひとまず今日は解散にしましょう」
ベジータ「なんだと!!」
グルド「おいおい、いいのか?」
フリーザ「ええ、もう今日はやめにしましょう。下校時間も迫っていることです」
ドドリア「ふ、フリーザさん、だけどよ・・・」
フリーザ「皆、練習で疲れているだけかもしれません」
フリーザ「明日になって、改めて数えてみれば、以外と9人に戻っているかもしれませんよ」
リクーム「またフリーザさんはムチャクチャなことを・・・」
フリーザ「・・・」
フリーザ「みなさん、聞いて下さい。ひとまず今日は解散にしましょう」
ベジータ「なんだと!!」
グルド「おいおい、いいのか?」
フリーザ「ええ、もう今日はやめにしましょう。下校時間も迫っていることです」
ドドリア「ふ、フリーザさん、だけどよ・・・」
フリーザ「皆、練習で疲れているだけかもしれません」
フリーザ「明日になって、改めて数えてみれば、以外と9人に戻っているかもしれませんよ」
リクーム「またフリーザさんはムチャクチャなことを・・・」
33: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:30:04.80 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「私からのお願いです、皆さん・・・どうかお願いします」
ザーボン「フリーザさんがそう言うなら・・・」
ドドリア「仕方ねぇな・・・気持ち悪いが、バイトもあるし」
リクーム「ベジちゃん! パフェ食って帰ろうぜ!」
ベジータ「っち、貴様はそればっかりだな」
ギニュー「パフェか・・・俺もお前らに付き合うとしよう」
ジース「俺たちは、ドドリアのバイト先に寄って帰るか」
バータ「げ、またメイド喫茶行くのかよ・・・」
グルド「あの変なストローは二度と使わねぇからな」
希「・・・」
フリーザ「それでは皆さん、また明日、よろしくお願いします」
ザーボン「フリーザさんがそう言うなら・・・」
ドドリア「仕方ねぇな・・・気持ち悪いが、バイトもあるし」
リクーム「ベジちゃん! パフェ食って帰ろうぜ!」
ベジータ「っち、貴様はそればっかりだな」
ギニュー「パフェか・・・俺もお前らに付き合うとしよう」
ジース「俺たちは、ドドリアのバイト先に寄って帰るか」
バータ「げ、またメイド喫茶行くのかよ・・・」
グルド「あの変なストローは二度と使わねぇからな」
希「・・・」
フリーザ「それでは皆さん、また明日、よろしくお願いします」
34: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:35:38.67 ID:8HqYtJ9x
~~ その夜 ~~
希「どういうことなんや・・・μ'sは9人のハズやのに・・・」
希「・・・ん? 電話? フリーザちゃん?」
フリーザ『もしもし? こんばんは、希さん。まだ起きていましたか』
希「うん、どないしたん? やっぱり、10人目のこと?」
フリーザ『ええ、実は思うところがありまして・・・今からお会いできませんか?』
希「もちろんええよ、ほな、どこで会お? いつものハンバーガー屋さん?」
フリーザ『いいですね。では、そこで・・・お待ちしております。道中、お気を付けて』
希「どういうことなんや・・・μ'sは9人のハズやのに・・・」
希「・・・ん? 電話? フリーザちゃん?」
フリーザ『もしもし? こんばんは、希さん。まだ起きていましたか』
希「うん、どないしたん? やっぱり、10人目のこと?」
フリーザ『ええ、実は思うところがありまして・・・今からお会いできませんか?』
希「もちろんええよ、ほな、どこで会お? いつものハンバーガー屋さん?」
フリーザ『いいですね。では、そこで・・・お待ちしております。道中、お気を付けて』
35: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:40:12.45 ID:8HqYtJ9x
~~ ファーストフード店 ~~
希「どういうことなんや・・・10人目なんて」
フリーザ「そうですね・・・全員に違和感がないなんて、おかしいですねぇ」
希「μ'sは9人やないとアカンねん・・・なんとかせんと」
フリーザ「・・・」
フリーザ「以前から思っていたのですが、貴方が9人という数字にこだわるのは何故なんですか?」
フリーザ「10人ではダメなんですか?」
希「もちろんや! μ'sって名前は9人の女神のコトなんやで! 10人いたらおかしいやん!」
フリーザ「それは、そうですが・・・」
希「『μ's』は、ウチがカードのお告げに従ってつけた名前や・・・」
希「μ'sは9人やないとアカンねん・・・カードがそうゆうてる」
フリーザ「・・・カードが、そうですか」
希「どういうことなんや・・・10人目なんて」
フリーザ「そうですね・・・全員に違和感がないなんて、おかしいですねぇ」
希「μ'sは9人やないとアカンねん・・・なんとかせんと」
フリーザ「・・・」
フリーザ「以前から思っていたのですが、貴方が9人という数字にこだわるのは何故なんですか?」
フリーザ「10人ではダメなんですか?」
希「もちろんや! μ'sって名前は9人の女神のコトなんやで! 10人いたらおかしいやん!」
フリーザ「それは、そうですが・・・」
希「『μ's』は、ウチがカードのお告げに従ってつけた名前や・・・」
希「μ'sは9人やないとアカンねん・・・カードがそうゆうてる」
フリーザ「・・・カードが、そうですか」
39: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:44:45.53 ID:8HqYtJ9x
希「フリーザちゃんは、誰が怪しいと思ってる? やっぱりベジっち?」
フリーザ「・・・」
フリーザ「希さん、私は、今後一切、10人目探しをしたくないんです」
希「!!」
フリーザ「明らかな部外者がいるわけではありません・・・皆仲良しなんです」
フリーザ「10人目がチームの輪を乱している訳でも、足を引っ張っているわけでもありません」
フリーザ「なら、いいじゃないですか。10人目探しでギスギスするくらいなら、もう探さない方が・・・」
希「で、でもカードが・・・」
フリーザ「希さん、あなた、自分の友達とカード、どちらを信じるんですか?」
希「・・・」
フリーザ「私は自分の友達を、仲間を信じます」
フリーザ「・・・」
フリーザ「希さん、私は、今後一切、10人目探しをしたくないんです」
希「!!」
フリーザ「明らかな部外者がいるわけではありません・・・皆仲良しなんです」
フリーザ「10人目がチームの輪を乱している訳でも、足を引っ張っているわけでもありません」
フリーザ「なら、いいじゃないですか。10人目探しでギスギスするくらいなら、もう探さない方が・・・」
希「で、でもカードが・・・」
フリーザ「希さん、あなた、自分の友達とカード、どちらを信じるんですか?」
希「・・・」
フリーザ「私は自分の友達を、仲間を信じます」
46: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:51:10.60 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「ドドリアさんとザーボンさんは、常に私を、そしてμ'sを前へ前へと引っ張ってくれています」
フリーザ「グルドさんの歌唱力、ベジータさんのダンス技術、どちらもμ'sに欠かせません」
フリーザ「リクームさんはお調子者ですが、誰とも仲良くできる良い子です」
フリーザ「ジースさんはよく気が回り、影でみんなを支えてくれています」
フリーザ「バータさんのスピードにはいつも助けられています」
フリーザ「そして、ギニューさんの心の強さが、いつもみんなの背を押してくれるのです」
希「・・・」
フリーザ「誰ひとりとして、欠けていい人などいません。もちろん、貴方もです」
フリーザ「グルドさんの歌唱力、ベジータさんのダンス技術、どちらもμ'sに欠かせません」
フリーザ「リクームさんはお調子者ですが、誰とも仲良くできる良い子です」
フリーザ「ジースさんはよく気が回り、影でみんなを支えてくれています」
フリーザ「バータさんのスピードにはいつも助けられています」
フリーザ「そして、ギニューさんの心の強さが、いつもみんなの背を押してくれるのです」
希「・・・」
フリーザ「誰ひとりとして、欠けていい人などいません。もちろん、貴方もです」
48: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 21:55:31.33 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「いいではありませんか・、10人でも、μ'sはこのまま10人で活動を続けます」
フリーザ「皆さんには明日、私から伝えることにします。きっと分かってくれますよ」ニコッ
希「で、でも・・・カードが・・・」
フリーザ「希さん」
フリーザ「これ以上、私の仲間を悪く言うつもりなら、いくらあなたでも容赦しませんよ?」
希「・・・」
希「わ、分かった。フリーザちゃんがそこまで言うなら、ウチももう、何も言わへんよ」
希「もともと、フリーザちゃんが始めたμ'sや。ウチにはどうこうする権限はない」
フリーザ「・・・わかって頂いて、ありがとうございます」
フリーザ「皆さんには明日、私から伝えることにします。きっと分かってくれますよ」ニコッ
希「で、でも・・・カードが・・・」
フリーザ「希さん」
フリーザ「これ以上、私の仲間を悪く言うつもりなら、いくらあなたでも容赦しませんよ?」
希「・・・」
希「わ、分かった。フリーザちゃんがそこまで言うなら、ウチももう、何も言わへんよ」
希「もともと、フリーザちゃんが始めたμ'sや。ウチにはどうこうする権限はない」
フリーザ「・・・わかって頂いて、ありがとうございます」
50: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 22:00:05.57 ID:8HqYtJ9x
希「でもフリーザちゃん、いっこだけ聞いていい?」
フリーザ「はい、なんでしょうか?」
希「どうしてウチだけは、こうして先に説得することにしたん?」
フリーザ「貴方が一番、10人という状況になっとくしかねているようでしたから」
フリーザ「それに・・・」
希「それに?」
フリーザ「・・・いえ、ただ、夜中にこっそり、希さんに会いたかっただけですよ」ニコッ
希「な、なに言うてるんッ///」
フリーザ「はい、なんでしょうか?」
希「どうしてウチだけは、こうして先に説得することにしたん?」
フリーザ「貴方が一番、10人という状況になっとくしかねているようでしたから」
フリーザ「それに・・・」
希「それに?」
フリーザ「・・・いえ、ただ、夜中にこっそり、希さんに会いたかっただけですよ」ニコッ
希「な、なに言うてるんッ///」
52: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 22:04:22.02 ID:8HqYtJ9x
フリーザ「オーホッホッホ! 赤くなっていますよ希さん」
希「こ、ココア飲んで火照っただけやん!」
フリーザ「おや、こんな時間にココアですか? 太ってしまいますよ?」
希「もぉ! うるさい! 余計なこと言う子はこうや! ワシワシぃ!!」ワシワシ
フリーザ「ぁひゃん! こ、こら希さん! お店でふざけては他の方に迷惑が!」ビクビク
希「えぇい! ごまかそうとしてもムダや! ウチがなんやってぇ?///」ワシワシ
フリーザ「お、おやめなさい! 怒りますよ! あひゃん!」
希「こ、ココア飲んで火照っただけやん!」
フリーザ「おや、こんな時間にココアですか? 太ってしまいますよ?」
希「もぉ! うるさい! 余計なこと言う子はこうや! ワシワシぃ!!」ワシワシ
フリーザ「ぁひゃん! こ、こら希さん! お店でふざけては他の方に迷惑が!」ビクビク
希「えぇい! ごまかそうとしてもムダや! ウチがなんやってぇ?///」ワシワシ
フリーザ「お、おやめなさい! 怒りますよ! あひゃん!」
55: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 22:09:54.65 ID:8HqYtJ9x
~~ 翌朝 ~~
フリーザ「そういう訳で、今後ともμ'sは10人で活動します。10人目は探しません」
ドドリア「まぁ、フリーザさんがそう言うなら・・・」
ザーボン「私はフリーザさんについてどこまでも」
リクーム「俺もかまわないぜ! 今更一人減っても寂しいしな!」
ギニュー「しかし、スペシャルファイティングポーズが改良せねば・・・」
ジース「希隊長! 疑いをかけられたときはどうなることかと・・・」
希「うん! 安心したまえジース隊員!」
カカロット「いや~オラもハラハラしちまったぞ!」
バータ「まぁ、これで一件落着か」
グルド「ッケ! ムダに騒いだだけじゃねぇか・・・」
ベジータ「ふん、いつものことだ」
フリーザ「それでは皆さん! 練習を始めましょう!」
フリーザ「そういう訳で、今後ともμ'sは10人で活動します。10人目は探しません」
ドドリア「まぁ、フリーザさんがそう言うなら・・・」
ザーボン「私はフリーザさんについてどこまでも」
リクーム「俺もかまわないぜ! 今更一人減っても寂しいしな!」
ギニュー「しかし、スペシャルファイティングポーズが改良せねば・・・」
ジース「希隊長! 疑いをかけられたときはどうなることかと・・・」
希「うん! 安心したまえジース隊員!」
カカロット「いや~オラもハラハラしちまったぞ!」
バータ「まぁ、これで一件落着か」
グルド「ッケ! ムダに騒いだだけじゃねぇか・・・」
ベジータ「ふん、いつものことだ」
フリーザ「それでは皆さん! 練習を始めましょう!」
61: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/05/25(月) 22:16:17.60 ID:8HqYtJ9x
希「!! ま、待って!」
フリーザ「? どうしましたか?」
ドドリア「今度はなんだ?」
ザーボン「早く練習を始めましょう、大会も近いんです」
ギニュー「いや、違うぞ! 先にファイティングポーズを・・・」
ベジータ「お前は黙っていろうっとうしい!」
ジース「どうしたんですか希隊長?」
グルド「おい、とっとと始めようぜ」
カカロット「オラもウズウズして仕方ねぇぞ!」
リクーム「なんだ、ひょっとして か?」
バータ「一体なんなんだ・・・」
希「・・・」
希「・・・じゅ、『11人』、いる!!!」ドン!
終わる
フリーザ「? どうしましたか?」
ドドリア「今度はなんだ?」
ザーボン「早く練習を始めましょう、大会も近いんです」
ギニュー「いや、違うぞ! 先にファイティングポーズを・・・」
ベジータ「お前は黙っていろうっとうしい!」
ジース「どうしたんですか希隊長?」
グルド「おい、とっとと始めようぜ」
カカロット「オラもウズウズして仕方ねぇぞ!」
リクーム「なんだ、ひょっとして か?」
バータ「一体なんなんだ・・・」
希「・・・」
希「・・・じゅ、『11人』、いる!!!」ドン!
終わる
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