1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/09(木) 21:51:11.74 ID:ra2HzpRr0
夏海「バカヤロウッ!!」
夏海が大きく拳を振りかぶり、渾身の一撃を小鞠の腹部に叩き込んだ
実の兄を凌駕する腕力をいきなり腹に受けた小鞠は床へと崩れ落ちた
小鞠「うげぇっ……」
夏海「親から貰った大切な体に傷をつけて、どういうつもりだよバカ!!」
小鞠「だ、だって、ピアスはお洒落だって雑誌にだって……」
夏海「黙れ!このっ!バカがっ!」
小鞠を床に転がし、馬乗りになって殴り続ける夏海
小鞠「や、やめて……痛い……」
夏海「私は、姉ちゃんが泣くまで殴るのをやめないっ!」
小鞠は最初の一撃で既に泣いていた
夏海が大きく拳を振りかぶり、渾身の一撃を小鞠の腹部に叩き込んだ
実の兄を凌駕する腕力をいきなり腹に受けた小鞠は床へと崩れ落ちた
小鞠「うげぇっ……」
夏海「親から貰った大切な体に傷をつけて、どういうつもりだよバカ!!」
小鞠「だ、だって、ピアスはお洒落だって雑誌にだって……」
夏海「黙れ!このっ!バカがっ!」
小鞠を床に転がし、馬乗りになって殴り続ける夏海
小鞠「や、やめて……痛い……」
夏海「私は、姉ちゃんが泣くまで殴るのをやめないっ!」
小鞠は最初の一撃で既に泣いていた
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/09(木) 21:57:44.89 ID:ra2HzpRr0
れんげ「なっつん、こまちゃんもう泣いてるのん……」
夏海「うるさいっ!私は姉ちゃんが反省するまでやめないんだ!」
既に夏海の拳の皮は剥げ、骨がむき出しになっていた
小鞠「……」
夏海「殴ってる私だって痛いんだ……」
蛍「夏海先輩、でも、こうこまセンパイ、気絶しちゃってます……。もうその辺りでやめた方が……」
夏海「……わかった」
れんげ「こまちゃん!しっかりするのん!」ユサユサ
蛍「とりあえず保健室に運びましょう!」
れんげ「わかったのん!」
夏海「チッ、そんな親知らずほっとけばいいのに」
夏海「うるさいっ!私は姉ちゃんが反省するまでやめないんだ!」
既に夏海の拳の皮は剥げ、骨がむき出しになっていた
小鞠「……」
夏海「殴ってる私だって痛いんだ……」
蛍「夏海先輩、でも、こうこまセンパイ、気絶しちゃってます……。もうその辺りでやめた方が……」
夏海「……わかった」
れんげ「こまちゃん!しっかりするのん!」ユサユサ
蛍「とりあえず保健室に運びましょう!」
れんげ「わかったのん!」
夏海「チッ、そんな親知らずほっとけばいいのに」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/09(木) 22:02:57.72 ID:ra2HzpRr0
卓「……」
夏海「何だよ兄ちゃん、文句でもあるの?言っておくけど、今のうちに止めないと酒やタバコにだって手を出しかねないんだよ?」
夏海「それだけじゃない。姉ちゃんはバカだからその辺の変な奴に騙されて望まない妊娠だってしちゃうかもしれないんだ!」
夏海「今が大事な時期なんだよ……」
卓「……」スッ
夏海「兄ちゃん……うちの手の心配を……?」
夏海「だ、大丈夫だよこんくらい!それより姉ちゃんのとこ行けよ!」
卓「……」
夏海「れんちょんや蛍がいるって言っても……。とにかくうちは一人でも平気だから行ってよ!」
卓「……」コク
夏海(姉ちゃん、大丈夫かな……)
夏海「何だよ兄ちゃん、文句でもあるの?言っておくけど、今のうちに止めないと酒やタバコにだって手を出しかねないんだよ?」
夏海「それだけじゃない。姉ちゃんはバカだからその辺の変な奴に騙されて望まない妊娠だってしちゃうかもしれないんだ!」
夏海「今が大事な時期なんだよ……」
卓「……」スッ
夏海「兄ちゃん……うちの手の心配を……?」
夏海「だ、大丈夫だよこんくらい!それより姉ちゃんのとこ行けよ!」
卓「……」
夏海「れんちょんや蛍がいるって言っても……。とにかくうちは一人でも平気だから行ってよ!」
卓「……」コク
夏海(姉ちゃん、大丈夫かな……)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/09(木) 22:12:06.05 ID:ra2HzpRr0
蛍「大丈夫ですか、センパイ!?」
小鞠「痛っ……。あれ、ここ……保健室……?」
れんげ「こまちゃん、なっつんに殴られて気を失ったのん!もう平気なん?」
小鞠の顔面はあらゆる部分が腫れ上がり、歯は複数個所折れ、既に人の顔の原型を留めていなかった
蛍「酷いです……。いくらなんでもこんなになるまで殴るなんて……」
小鞠「大丈夫だから心配しないで、蛍。こんなの一晩寝れば治るから」
蛍「嘘です!本来なら救急車を呼ばないといけない重症なんですよ!?」
れんげ「嘘じゃないん。うちらは田舎育ちだから死に直結しない限りどんな怪我でも一晩で治るん」
蛍「そんな、まさか…」
小鞠「れんげの言った事はほんとだよ。ほら、折れた歯だってもう新しいのが生えてきてる」
蛍「あわわ……。田舎育ちってすごい……」
小鞠「痛っ……。あれ、ここ……保健室……?」
れんげ「こまちゃん、なっつんに殴られて気を失ったのん!もう平気なん?」
小鞠の顔面はあらゆる部分が腫れ上がり、歯は複数個所折れ、既に人の顔の原型を留めていなかった
蛍「酷いです……。いくらなんでもこんなになるまで殴るなんて……」
小鞠「大丈夫だから心配しないで、蛍。こんなの一晩寝れば治るから」
蛍「嘘です!本来なら救急車を呼ばないといけない重症なんですよ!?」
れんげ「嘘じゃないん。うちらは田舎育ちだから死に直結しない限りどんな怪我でも一晩で治るん」
蛍「そんな、まさか…」
小鞠「れんげの言った事はほんとだよ。ほら、折れた歯だってもう新しいのが生えてきてる」
蛍「あわわ……。田舎育ちってすごい……」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/09(木) 22:14:22.25 ID:ra2HzpRr0
れんげ「あれっ?こまちゃんの耳の穴……」
小鞠「あ、もう塞がっちゃったか……。でも、これでいいんだよね……」
蛍「そうですよ、センパイ……。これからはもっと自分の体を大切にして下さい……」
小鞠「わかった……。夏海に謝ってくる」
れんげ「それがいいのん」
小鞠「あ、もう塞がっちゃったか……。でも、これでいいんだよね……」
蛍「そうですよ、センパイ……。これからはもっと自分の体を大切にして下さい……」
小鞠「わかった……。夏海に謝ってくる」
れんげ「それがいいのん」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/09(木) 22:18:36.25 ID:ra2HzpRr0
小鞠「夏海、さっきはごめん……。私、反省したからさ……」
夏海「姉ちゃん……。いや、うちも悪かったよ。さっきはついカッとなって……」
小鞠「あっ」ズルッ
小鞠は先程殴られた場所の血溜まりで足を滑らせ転倒した
夏海「ね、姉ちゃん……何だよ、そのパンツは……!」
小鞠のスカートから覗く下着の色は黒だった
小鞠「あ、これ?通販で買ったんだけど、セクシーでしょ?さすがに中二にもなると、色っぽい下着の一枚や二枚……」
夏海「うちは!姉ちゃんが泣くまで!殴るのを!やめない!」
小鞠「ひ、ひぃ~」
完
夏海「姉ちゃん……。いや、うちも悪かったよ。さっきはついカッとなって……」
小鞠「あっ」ズルッ
小鞠は先程殴られた場所の血溜まりで足を滑らせ転倒した
夏海「ね、姉ちゃん……何だよ、そのパンツは……!」
小鞠のスカートから覗く下着の色は黒だった
小鞠「あ、これ?通販で買ったんだけど、セクシーでしょ?さすがに中二にもなると、色っぽい下着の一枚や二枚……」
夏海「うちは!姉ちゃんが泣くまで!殴るのを!やめない!」
小鞠「ひ、ひぃ~」
完
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