1: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 05:59:58.82 ID:7ZObay2o0
男「何の事?」
幼馴染み「と、と、惚けないで」
幼馴染み「わ、わ、私、見たんだから」
男「もしかしてバイトの話か?」
幼馴染み「!」コクン
男「ただのバイト仲間だよ」
幼馴染み「う、嘘・・・だって仲よさそうにしてた」
男「というか何でバイト中の事知ってるんだ?」
幼馴染み「そ、それは・・・その」
幼馴染み「と、と、惚けないで」
幼馴染み「わ、わ、私、見たんだから」
男「もしかしてバイトの話か?」
幼馴染み「!」コクン
男「ただのバイト仲間だよ」
幼馴染み「う、嘘・・・だって仲よさそうにしてた」
男「というか何でバイト中の事知ってるんだ?」
幼馴染み「そ、それは・・・その」
2: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:01:45.59 ID:7ZObay2o0
男「またついてきてたのか」
幼馴染み「だ、だって・・・し、心配、だし」
男「なんの心配さ」
幼馴染み「それは・・・」
幼馴染み「ん」
男「だまっててもわかんないよ」
幼馴染み「お、男君が仲良し作らないかなって」
男「俺に友達ができたら嫌なのか?」
幼馴染み「うん」
男「うんって・・・」
幼馴染み「だ、だって・・・し、心配、だし」
男「なんの心配さ」
幼馴染み「それは・・・」
幼馴染み「ん」
男「だまっててもわかんないよ」
幼馴染み「お、男君が仲良し作らないかなって」
男「俺に友達ができたら嫌なのか?」
幼馴染み「うん」
男「うんって・・・」
3: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:03:31.84 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「だって・・だってだって」
幼馴染み「男君・・・わ、私と遊んでくれなくなるし」
幼馴染み「わ、私そんなの嫌だから」
男「俺とお前はずっと友達だろ?」
男「それが変わることなんてないよ」
男「それにお前・・・」
男「・・・」
幼馴染み「な、何・・・かな」
男(殆どストーカーじゃんそれ)
幼馴染み「男君・・・わ、私と遊んでくれなくなるし」
幼馴染み「わ、私そんなの嫌だから」
男「俺とお前はずっと友達だろ?」
男「それが変わることなんてないよ」
男「それにお前・・・」
男「・・・」
幼馴染み「な、何・・・かな」
男(殆どストーカーじゃんそれ)
4: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:06:29.36 ID:7ZObay2o0
バイト
男「てな事があったんだけどさぁ」
バイト友「それを私に言ってどうするのさ」
男「いや相談乗ってくれよ。いつもみたいに」
バイト友「私はお前の相談係じゃない」
バイト友「お前はマネキンとでも喋ってな」
男「それでな」
バイト友「話を聞け」
男「なんだよ良いじゃんかお前同年代だろ?」
男「同年代の女の意見は重要なんだよ」
バイト友「私からアドバイス貰いたいなら金払いな」
男「うるせーなぁチビ助」
バイト友「なんだとー」ガー
店長「あのぉバイト中だよ?」
男「てな事があったんだけどさぁ」
バイト友「それを私に言ってどうするのさ」
男「いや相談乗ってくれよ。いつもみたいに」
バイト友「私はお前の相談係じゃない」
バイト友「お前はマネキンとでも喋ってな」
男「それでな」
バイト友「話を聞け」
男「なんだよ良いじゃんかお前同年代だろ?」
男「同年代の女の意見は重要なんだよ」
バイト友「私からアドバイス貰いたいなら金払いな」
男「うるせーなぁチビ助」
バイト友「なんだとー」ガー
店長「あのぉバイト中だよ?」
5: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:09:39.74 ID:7ZObay2o0
男「今日も終わったなぁ」
バイト友「・・・」
男「おい」
バイト友「ああ、私に話しかけてたんだ」
男「お前しかいないだろ」
バイト友「そこの植木鉢に話しかけてたのかなって」
男「辛辣な奴だなぁ」
男「お前この後暇?」
バイト友「なんでさ」
男「いや飯いかね?」
バイト友「な、何であんたと・・・私が」
幼馴染み「お、男君・・・む、迎えに来たよ」
バイト友「・・・」
男「おい」
バイト友「ああ、私に話しかけてたんだ」
男「お前しかいないだろ」
バイト友「そこの植木鉢に話しかけてたのかなって」
男「辛辣な奴だなぁ」
男「お前この後暇?」
バイト友「なんでさ」
男「いや飯いかね?」
バイト友「な、何であんたと・・・私が」
幼馴染み「お、男君・・・む、迎えに来たよ」
6: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:12:11.16 ID:7ZObay2o0
男「あ」
男「お、おー・・・そっか」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「やっぱりだ」
バイト友「?」
幼馴染み「あ、あの!」
バイト友「ほえ?私?」
幼馴染み「い、言いたい事が・・・あ、あります」
バイト友「私はないよ」
男「茶化すなよ」
バイト友「事実を言っただけ。初対面だし」
男「初対面だからこそ気を使えよ」
バイト友「そんな事したらこれからずっと気を遣わなくちゃいけないじゃん」
幼馴染み「や、やめてください!!」
男「お、おー・・・そっか」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「やっぱりだ」
バイト友「?」
幼馴染み「あ、あの!」
バイト友「ほえ?私?」
幼馴染み「い、言いたい事が・・・あ、あります」
バイト友「私はないよ」
男「茶化すなよ」
バイト友「事実を言っただけ。初対面だし」
男「初対面だからこそ気を使えよ」
バイト友「そんな事したらこれからずっと気を遣わなくちゃいけないじゃん」
幼馴染み「や、やめてください!!」
7: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:13:59.36 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「そ、そういうの・・・やめてください!」
男「きょ、急にどうした?」
バイト友「やめるもなにも、そういうの?」
幼馴染み「そ、そういう・・・・」
幼馴染み「お、男君と・・・仲よさそうにするの」
幼馴染み「お、男君と仲良く、し、しないで」
男「お、おい・・・」
男「きょ、急にどうした?」
バイト友「やめるもなにも、そういうの?」
幼馴染み「そ、そういう・・・・」
幼馴染み「お、男君と・・・仲よさそうにするの」
幼馴染み「お、男君と仲良く、し、しないで」
男「お、おい・・・」
8: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:18:08.83 ID:7ZObay2o0
バイト友「こいつと私が仲良く?」
バイト友「仲良いも何も世界で一番憎んでる人間をあげるならコイツだね」
男「何でだよ」
バイト友「今日のヘルプ遅れたから」
男「あれは元々お前の仕事じゃん」
バイト友「それでも大変そうだなって思ったら手伝いに来いや」
男「俺も俺で仕事あるんだよ」
幼馴染み「わ、私の話を聞いて下さい」
幼馴染み「な、何で仲よさそうにするんですか・・・そうやって」
バイト友「仲良いも何も世界で一番憎んでる人間をあげるならコイツだね」
男「何でだよ」
バイト友「今日のヘルプ遅れたから」
男「あれは元々お前の仕事じゃん」
バイト友「それでも大変そうだなって思ったら手伝いに来いや」
男「俺も俺で仕事あるんだよ」
幼馴染み「わ、私の話を聞いて下さい」
幼馴染み「な、何で仲よさそうにするんですか・・・そうやって」
9: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:20:28.43 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「ま、まさか・・・男君の事」
幼馴染み「す、好きなんですか」
バイト友「あっははは」
バイト友「500パーセントあり得ないって」
男「失礼な奴だな」
幼馴染み「じゃ、じゃあもう・・・話さないで下さい」
バイト友「んー」
バイト友「別に男とは話さなくても良いけど」
バイト友「でもそうやって言われると嫌」
幼馴染み「や、や、やっぱり好きなんですか」
幼馴染み「す、好きなんですか」
バイト友「あっははは」
バイト友「500パーセントあり得ないって」
男「失礼な奴だな」
幼馴染み「じゃ、じゃあもう・・・話さないで下さい」
バイト友「んー」
バイト友「別に男とは話さなくても良いけど」
バイト友「でもそうやって言われると嫌」
幼馴染み「や、や、やっぱり好きなんですか」
10: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:22:35.21 ID:7ZObay2o0
バイト友「こいつと私とじゃあ釣り合わないね」
男「ああ、お前がさつだもんな」
バイト友「お前が私に釣り合わないって言ってんの!」
幼馴染み「二人で話しないで!」
バイト友「・・・何様なん?」
幼馴染み「え」
バイト友「あんたこそ男のなんなのさ」
幼馴染み「え、えと・・・それは」
男「ああ、お前がさつだもんな」
バイト友「お前が私に釣り合わないって言ってんの!」
幼馴染み「二人で話しないで!」
バイト友「・・・何様なん?」
幼馴染み「え」
バイト友「あんたこそ男のなんなのさ」
幼馴染み「え、えと・・・それは」
11: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:25:43.44 ID:7ZObay2o0
バイト友「彼女なん?恋人?許嫁?婚約者?」
幼馴染み「う」チラ
男「べ、別に普通の友達だよ」
幼馴染み「う、うん」
バイト友「だったらアンタに私の行動を制限される覚えはないね」
バイト友「他人にお願いする前に自分で行動しな」
幼馴染み「わ、わ、わ、私は」
幼馴染み「私だって・・・が、が、頑張って」
バイト友「何よ?言いたい事でもあるの?」
幼馴染み「う」チラ
男「べ、別に普通の友達だよ」
幼馴染み「う、うん」
バイト友「だったらアンタに私の行動を制限される覚えはないね」
バイト友「他人にお願いする前に自分で行動しな」
幼馴染み「わ、わ、わ、私は」
幼馴染み「私だって・・・が、が、頑張って」
バイト友「何よ?言いたい事でもあるの?」
12: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:27:31.28 ID:7ZObay2o0
男「も、もうやめ」
男「ほら、迎えに来たんだろ?帰ろうぜ」
幼馴染み「うん」
バイト友「飯行くんじゃないの」
男「今度な」
バイト友「調子のいーやつ」
バイト友「まぁアンタとの飯なんて私は何とも思ってないけど」
男「お前なぁ」
幼馴染み「・・・」クイクイ
男「ん、ああ帰ろうか」
バイト友「・・・ふん」
男「ほら、迎えに来たんだろ?帰ろうぜ」
幼馴染み「うん」
バイト友「飯行くんじゃないの」
男「今度な」
バイト友「調子のいーやつ」
バイト友「まぁアンタとの飯なんて私は何とも思ってないけど」
男「お前なぁ」
幼馴染み「・・・」クイクイ
男「ん、ああ帰ろうか」
バイト友「・・・ふん」
13: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:28:50.53 ID:7ZObay2o0
男「・・・なぁ」トコトコ
幼馴染み「な、何かな」
男「何で今日も迎えに来たの?」
幼馴染み「心配・・・だから」
男「・・・」
男「そっか」
幼馴染み「ご飯、帰ったら作るから」
男「ええ、良いよ」
幼馴染み「どうして?」
幼馴染み「な、何かな」
男「何で今日も迎えに来たの?」
幼馴染み「心配・・・だから」
男「・・・」
男「そっか」
幼馴染み「ご飯、帰ったら作るから」
男「ええ、良いよ」
幼馴染み「どうして?」
14: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:30:23.88 ID:7ZObay2o0
男「だって夜遅いぜ」
幼馴染み「・・・」
男「どうした?」
幼馴染み「・・・さっきご飯行こうって約束したって」
男「あ」
幼馴染み「さっきの子とご飯行く予定だったのに」
幼馴染み「何で私のは」
男「わ、わかったよ」
男「作ってくれよな」
幼馴染み「うん・・・作る」
幼馴染み「・・・」
男「どうした?」
幼馴染み「・・・さっきご飯行こうって約束したって」
男「あ」
幼馴染み「さっきの子とご飯行く予定だったのに」
幼馴染み「何で私のは」
男「わ、わかったよ」
男「作ってくれよな」
幼馴染み「うん・・・作る」
16: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:36:38.52 ID:7ZObay2o0
男の家
男「もう結構遅いぞ」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「と、泊まりたい、な」
男「え、ええ」
幼馴染み「い、い、嫌?」
男「嫌って言うかさ・・・両親とか心配しないか?」
幼馴染み「・・・もう、両親には連絡した」
幼馴染み「だから・・・良いでしょ?」
男「う」
男(昔からお願いがあると甘えるように見つめてくな)
男(どうもこれには弱い)
男「もう結構遅いぞ」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「と、泊まりたい、な」
男「え、ええ」
幼馴染み「い、い、嫌?」
男「嫌って言うかさ・・・両親とか心配しないか?」
幼馴染み「・・・もう、両親には連絡した」
幼馴染み「だから・・・良いでしょ?」
男「う」
男(昔からお願いがあると甘えるように見つめてくな)
男(どうもこれには弱い)
17: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:38:09.14 ID:7ZObay2o0
男「お前ベッド使えよ」
幼馴染み「男君は?」
男「敷布があるので大丈夫」
幼馴染み「・・・一緒に寝ない?」
男「おばか」パコ
幼馴染み「痛い・・・」
幼馴染み「酷いよ、殴らなくても」
男「もうそういう歳じゃないんだぞ俺等」
幼馴染み「わ、私は、良いのに」
男「ん?」
幼馴染み「何でもないよ」
幼馴染み「男君は?」
男「敷布があるので大丈夫」
幼馴染み「・・・一緒に寝ない?」
男「おばか」パコ
幼馴染み「痛い・・・」
幼馴染み「酷いよ、殴らなくても」
男「もうそういう歳じゃないんだぞ俺等」
幼馴染み「わ、私は、良いのに」
男「ん?」
幼馴染み「何でもないよ」
18: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:41:14.81 ID:7ZObay2o0
男「なぁ起きてる?」
幼馴染み「・・・うん」
男「はは、昔から22時に寝てたもんな。もう眠いだろ」
幼馴染み「平気・・だよ。男君と一緒だし」
男「俺と一緒だと落ち着かない?」
幼馴染み「ううん・・・落ち着く」
幼馴染み「私の居場所なんだって」
男「なんだそら」
幼馴染み「・・・うん」
男「はは、昔から22時に寝てたもんな。もう眠いだろ」
幼馴染み「平気・・だよ。男君と一緒だし」
男「俺と一緒だと落ち着かない?」
幼馴染み「ううん・・・落ち着く」
幼馴染み「私の居場所なんだって」
男「なんだそら」
19: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:43:40.51 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「比喩じゃないよ」
幼馴染み「わ、私の居場所は男君と一緒の時しかないから」
幼馴染み「だからね・・・だから」
幼馴染み「ほ、他の人に・・・と、取られたくない」
幼馴染み「男君を・・・私の居場所を・・・」
男「・・・居場所なんて探せば幾らでもあるんじゃないの」
幼馴染み「ううん・・・ないよ・・・私の居場所はここにしかないの」
幼馴染み「だからね」モゾ
男「お、おい・・・入ってくるなよ」
幼馴染み「わ、私の居場所は男君と一緒の時しかないから」
幼馴染み「だからね・・・だから」
幼馴染み「ほ、他の人に・・・と、取られたくない」
幼馴染み「男君を・・・私の居場所を・・・」
男「・・・居場所なんて探せば幾らでもあるんじゃないの」
幼馴染み「ううん・・・ないよ・・・私の居場所はここにしかないの」
幼馴染み「だからね」モゾ
男「お、おい・・・入ってくるなよ」
20: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:45:25.98 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「い、良いじゃん・・・一緒に寝たって」
男「でもさ」
幼馴染み「ね、寝たいな・・・ここで」
男「う」
男「わかったよ。今日だけな」
幼馴染み「やったありがとう・・・男君」
男「おう」ナデナデ
幼馴染み「あ・・・ふふ」
男(こいつの笑った顔はやっぱり可愛いな)
男「でもさ」
幼馴染み「ね、寝たいな・・・ここで」
男「う」
男「わかったよ。今日だけな」
幼馴染み「やったありがとう・・・男君」
男「おう」ナデナデ
幼馴染み「あ・・・ふふ」
男(こいつの笑った顔はやっぱり可愛いな)
22: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:48:29.10 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「」zzz
男「おーい」
幼馴染み「ん・・・」
幼馴染み「ムニャムニャ」
幼馴染み「」zzz
男「はは、そういや起きるのは苦手だったな」
男「おーい。おきろー」グニー
幼馴染み「むがむが」
男「おーい」
幼馴染み「ん・・・」
幼馴染み「ムニャムニャ」
幼馴染み「」zzz
男「はは、そういや起きるのは苦手だったな」
男「おーい。おきろー」グニー
幼馴染み「むがむが」
23: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:50:36.93 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「ほっぺが痛い」
男「お前寝相悪いからな」
幼馴染み「あ・・・そうだ朝ご飯」
男「どした?パンじゃ不服か?」
幼馴染み「ううん」
幼馴染み「作って、あげようと思ったのにな」
幼馴染み「それなのに、私ったらのんきに寝ちゃって」
男「あはは。気にするなよ。じゃあ次は頼む」
幼馴染み「う、うん」
幼馴染み「や、や、やっぱり男君は凄いな」
男「?」
男「お前寝相悪いからな」
幼馴染み「あ・・・そうだ朝ご飯」
男「どした?パンじゃ不服か?」
幼馴染み「ううん」
幼馴染み「作って、あげようと思ったのにな」
幼馴染み「それなのに、私ったらのんきに寝ちゃって」
男「あはは。気にするなよ。じゃあ次は頼む」
幼馴染み「う、うん」
幼馴染み「や、や、やっぱり男君は凄いな」
男「?」
24: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:52:16.07 ID:7ZObay2o0
幼馴染み「男君といるとね・・・心がじわーって」
幼馴染み「暖かくなるんだ」
男「そうなんだ」
幼馴染み「うん」
男「あ、もうこんな時間だ」
男「着替えに家戻った方が良いんじゃない?」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「待っててね?私の事。すぐに来るから」
男「わかってるよ」
幼馴染み「暖かくなるんだ」
男「そうなんだ」
幼馴染み「うん」
男「あ、もうこんな時間だ」
男「着替えに家戻った方が良いんじゃない?」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「待っててね?私の事。すぐに来るから」
男「わかってるよ」
25: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:55:21.38 ID:7ZObay2o0
学校
男「はよー」
幼馴染み「お、おはよ」
女友「おっはよー」
男友「お前等デキてんの?」
男「何で?」
男友「だって毎日一緒じゃん」
男「別に家が近いからだよ」
男「な?ただの友達だよな?」
幼馴染み「・・・・」ムス
男「?」
男「はよー」
幼馴染み「お、おはよ」
女友「おっはよー」
男友「お前等デキてんの?」
男「何で?」
男友「だって毎日一緒じゃん」
男「別に家が近いからだよ」
男「な?ただの友達だよな?」
幼馴染み「・・・・」ムス
男「?」
26: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/10(金) 06:58:23.44 ID:7ZObay2o0
バイト
男「ってな事があったんだ」
男「何で不機嫌になったんだろ」
バイト友「そんなん知らん!」
男「怒ってんの?」
バイト友「何で一々私にきくんさ」
男「いやお前と喋ってたら面白いじゃん」
バイト友「私はこれっぽっちも楽しくない」
男「嘘つけよ本当はお前も楽しんでるだろ」
バイト友「アンタと話してる位なら金魚とでも話してた方が楽しいね」
店長「バイト中だぞお前等」
男「ってな事があったんだ」
男「何で不機嫌になったんだろ」
バイト友「そんなん知らん!」
男「怒ってんの?」
バイト友「何で一々私にきくんさ」
男「いやお前と喋ってたら面白いじゃん」
バイト友「私はこれっぽっちも楽しくない」
男「嘘つけよ本当はお前も楽しんでるだろ」
バイト友「アンタと話してる位なら金魚とでも話してた方が楽しいね」
店長「バイト中だぞお前等」
53: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 13:48:36.92 ID:N/51Siyr0
男「バイトおっわりー」
バイト友「む」
男「どうした?キョロキョロして」
バイト友「今日はアンタの付き人は来てないのかなって」
男「付き人って」
男「言っておいたからな。たぶん来ないよ」
バイト友「なんだ」
バイト友「今度あったらボコボコにしてやろうと思ったのに」
男「はは、お前ならしかねないな」
バイト友「む」
男「どうした?キョロキョロして」
バイト友「今日はアンタの付き人は来てないのかなって」
男「付き人って」
男「言っておいたからな。たぶん来ないよ」
バイト友「なんだ」
バイト友「今度あったらボコボコにしてやろうと思ったのに」
男「はは、お前ならしかねないな」
54: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 13:49:42.20 ID:N/51Siyr0
男「じゃあ飯いくか」
男「ラーメンでいいよな?こんな時間だし」
バイト友「一人で決めんなや」
男「あ、別なのがよかった?」
バイト友「そうじゃない」
バイト友「何で私がおのれと飯なんぞ食わなきゃいけないのかって事」
男「昨日のお詫び」
バイト友「アンタには何もされてない」
バイト友「ああ、私の視界に入るたびに私をイライラさせてるお詫びか」
バイト友「それなら納得。毎日奢れや」
男「違うよ」
男「ラーメンでいいよな?こんな時間だし」
バイト友「一人で決めんなや」
男「あ、別なのがよかった?」
バイト友「そうじゃない」
バイト友「何で私がおのれと飯なんぞ食わなきゃいけないのかって事」
男「昨日のお詫び」
バイト友「アンタには何もされてない」
バイト友「ああ、私の視界に入るたびに私をイライラさせてるお詫びか」
バイト友「それなら納得。毎日奢れや」
男「違うよ」
55: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 13:50:51.89 ID:N/51Siyr0
男「ほら、昨日幼馴染が迷惑かけたでしょ?」
男「そのお詫び」
バイト友「お前が悪いわけじゃなかろうて」
男「でも、友達だしな」
バイト友「ふん」
バイト友「そやって一生あの女の尻拭いするつもりなん」
男「尻拭いって」
バイト友「まぁいい。連れて行っていかれてやる」
バイト友「もちろん奢りよな?」
男「うん」
男「そのお詫び」
バイト友「お前が悪いわけじゃなかろうて」
男「でも、友達だしな」
バイト友「ふん」
バイト友「そやって一生あの女の尻拭いするつもりなん」
男「尻拭いって」
バイト友「まぁいい。連れて行っていかれてやる」
バイト友「もちろん奢りよな?」
男「うん」
56: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 13:52:30.19 ID:N/51Siyr0
ラーメン屋
男「お前ギョーザまで頼みやがったな」
バイト友「おごりって言葉の響きはいいわ」
男「ちっくしょ~バイトの給料前って知ってるくせに」
バイト友「♪~」
バイト友「中々気前良いじゃんさ」
バイト友「ドリンクまでおごってくれるなんて」
男「・・・会計を洒落にならない値段にするのはやめろよ?」
男「お前ギョーザまで頼みやがったな」
バイト友「おごりって言葉の響きはいいわ」
男「ちっくしょ~バイトの給料前って知ってるくせに」
バイト友「♪~」
バイト友「中々気前良いじゃんさ」
バイト友「ドリンクまでおごってくれるなんて」
男「・・・会計を洒落にならない値段にするのはやめろよ?」
57: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 13:53:32.49 ID:N/51Siyr0
男「まぁいっか」
男「チャーハンも頼むか」
バイト友「何か気持ち悪い」
男「奢ってもらってなんだよ」
バイト友「裏がある気がする」
バイト友「もしかして私になんかする気?」
男「しねーよ」
男「誰がお前なんか自惚れるな」
バイト友「何だとー!」ガー
男「や、やめろラーメンがテーブルにあるんだぞ!」
男「チャーハンも頼むか」
バイト友「何か気持ち悪い」
男「奢ってもらってなんだよ」
バイト友「裏がある気がする」
バイト友「もしかして私になんかする気?」
男「しねーよ」
男「誰がお前なんか自惚れるな」
バイト友「何だとー!」ガー
男「や、やめろラーメンがテーブルにあるんだぞ!」
58: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 13:57:42.57 ID:N/51Siyr0
バイト友「フーフー」
男「落ち着いたか?」
バイト友「動物みたいに言うなや」
男「はは、お前可愛いからな」ナデナデ
バイト友「な、撫でるな・・・」
男「いやなの?」
男(何かいっつも幼馴染にしてるから癖になってるかも)
バイト友「あ、当たり前・・・さっさと手どけろや」
男「顔赤くね?」
バイト友「あ、有りもしない事いうなアホ」
男「落ち着いたか?」
バイト友「動物みたいに言うなや」
男「はは、お前可愛いからな」ナデナデ
バイト友「な、撫でるな・・・」
男「いやなの?」
男(何かいっつも幼馴染にしてるから癖になってるかも)
バイト友「あ、当たり前・・・さっさと手どけろや」
男「顔赤くね?」
バイト友「あ、有りもしない事いうなアホ」
59: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 13:59:25.72 ID:N/51Siyr0
男「なぁ」
バイト友「あん」ズルズル
男「お前さ、どう思った?」
バイト友「結構コクがあってまろやかなスープが麺に絡んでる」
バイト友「中々の一品」
男「幼馴染の話だよチビ」
バイト友「おー!表でろ!」
男「一々切れるなよ」
バイト友「一言多いお前が悪い」ズルズル
バイト友「あん」ズルズル
男「お前さ、どう思った?」
バイト友「結構コクがあってまろやかなスープが麺に絡んでる」
バイト友「中々の一品」
男「幼馴染の話だよチビ」
バイト友「おー!表でろ!」
男「一々切れるなよ」
バイト友「一言多いお前が悪い」ズルズル
60: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:00:22.07 ID:N/51Siyr0
男「で?」
バイト友「んー」
バイト友「知らん」
男「はぁ?」
バイト友「考えたくもない」
バイト友「何か女々しい奴だってのはわかったけど」
男「お前が雄々しいんだよ」
バイト友「おう。褒めろ」
男「何を勝ち誇ってんだ」
男「・・・」
男(女々しいか)
バイト友「んー」
バイト友「知らん」
男「はぁ?」
バイト友「考えたくもない」
バイト友「何か女々しい奴だってのはわかったけど」
男「お前が雄々しいんだよ」
バイト友「おう。褒めろ」
男「何を勝ち誇ってんだ」
男「・・・」
男(女々しいか)
61: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:01:46.28 ID:N/51Siyr0
男「はぁ」
バイト友「ため息つくな」
バイト友「せっかく飯食ってるのに辛気臭くなる」
男「・・・幼馴染みに、お前の雄々しさを分けてあげられないかな」
男「あいつ神経質なんだよなぁ」
バイト友「私に無神経って言ってる?」
男「いや可愛いって言った」
バイト友「あはは。気分良い」
男「そっかそっか」
バイト友「ため息つくな」
バイト友「せっかく飯食ってるのに辛気臭くなる」
男「・・・幼馴染みに、お前の雄々しさを分けてあげられないかな」
男「あいつ神経質なんだよなぁ」
バイト友「私に無神経って言ってる?」
男「いや可愛いって言った」
バイト友「あはは。気分良い」
男「そっかそっか」
62: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:02:58.83 ID:N/51Siyr0
男「あいつの友達になってくれない?」
バイト友「嫌だね」
男「何でだよ」
バイト友「私は私にしか従わない」
バイト友「友達になりたい奴は自分で決める」
男「駄目なの?幼馴染みじゃ」
バイト友「駄目だね」
男「まぁ・・・そりゃそっか」
男「あ」
バイト友「?」
バイト友「嫌だね」
男「何でだよ」
バイト友「私は私にしか従わない」
バイト友「友達になりたい奴は自分で決める」
男「駄目なの?幼馴染みじゃ」
バイト友「駄目だね」
男「まぁ・・・そりゃそっか」
男「あ」
バイト友「?」
63: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:04:10.10 ID:N/51Siyr0
男「お前のその友達の中には」
男「俺は入ってないの」
バイト友「あはは、自惚れるな」
男「なんだよ。一緒にラーメンだって食ってるぞ」
バイト友「お情けで来てやってるだけ」
男「こいつ・・・奢ってやってるのに」
バイト友「私と友達になりたいなら」
バイト友「まず石油でも掘り当ててから来な」
男「豪快だな」
男「俺は入ってないの」
バイト友「あはは、自惚れるな」
男「なんだよ。一緒にラーメンだって食ってるぞ」
バイト友「お情けで来てやってるだけ」
男「こいつ・・・奢ってやってるのに」
バイト友「私と友達になりたいなら」
バイト友「まず石油でも掘り当ててから来な」
男「豪快だな」
64: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:05:07.67 ID:N/51Siyr0
男「さては拗ねてるのか?」
バイト友「は?」
男「昨日俺が幼馴染の味方したから」
男「ごめんな。でもほら、あいつ気が弱いからさ」
バイト友「ありもしない事を前提に話を進めるな」
男「違うの?」
バイト友「当然でしょ」
男「でも少し寂しそうだったよ」
バイト友「んなわけあるかーー-!」ガー
ラーメン屋店主「お客さん・・・いい加減にしてもらえますかねぇ・・・」ニコニコ
バイト友「は?」
男「昨日俺が幼馴染の味方したから」
男「ごめんな。でもほら、あいつ気が弱いからさ」
バイト友「ありもしない事を前提に話を進めるな」
男「違うの?」
バイト友「当然でしょ」
男「でも少し寂しそうだったよ」
バイト友「んなわけあるかーー-!」ガー
ラーメン屋店主「お客さん・・・いい加減にしてもらえますかねぇ・・・」ニコニコ
65: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:06:07.01 ID:N/51Siyr0
男「お前のせいで怒られたぞ」
バイト友「私を怒らせたのはおのれじゃ」
男「怖かったな。声は荒げてないけど」
バイト友「確かに迫力あった」
男「次いく時は暴れるなよ」
バイト友「お前に次なんてあると思ってるの?」
男「ないのか?」
バイト友「んー」
バイト友「奢りなら考えてやらんでもない」
男「おう」
バイト友「私を怒らせたのはおのれじゃ」
男「怖かったな。声は荒げてないけど」
バイト友「確かに迫力あった」
男「次いく時は暴れるなよ」
バイト友「お前に次なんてあると思ってるの?」
男「ないのか?」
バイト友「んー」
バイト友「奢りなら考えてやらんでもない」
男「おう」
66: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:07:11.63 ID:N/51Siyr0
朝
幼馴染み「男君・・・男君・・・」ユサユサ
男「んむ」
男「あれ・・・なんで」
幼馴染み「え、えへへ」
幼馴染み「朝ごはん・・・つ、作ろうと思って」
幼馴染み「入っちゃった」
男「入っちゃったって」
男「不法侵入じゃろ」パコ
幼馴染み「い、痛い」
幼馴染み「男君・・・男君・・・」ユサユサ
男「んむ」
男「あれ・・・なんで」
幼馴染み「え、えへへ」
幼馴染み「朝ごはん・・・つ、作ろうと思って」
幼馴染み「入っちゃった」
男「入っちゃったって」
男「不法侵入じゃろ」パコ
幼馴染み「い、痛い」
67: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:08:18.27 ID:N/51Siyr0
幼馴染み「お、おいしい?」
男「うん。うまい」パクパク
幼馴染み「よかった・・・おかわりもあるからね」
男「おかわりまでは良いよ」
幼馴染み「何で?」
男「腹いっぱいだしな」
幼馴染み「・・・・な、なんでいっぱいなの?」
男「ん・・・」
男(空いてないって言うべきだったか)
男「うん。うまい」パクパク
幼馴染み「よかった・・・おかわりもあるからね」
男「おかわりまでは良いよ」
幼馴染み「何で?」
男「腹いっぱいだしな」
幼馴染み「・・・・な、なんでいっぱいなの?」
男「ん・・・」
男(空いてないって言うべきだったか)
68: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 14:09:03.53 ID:N/51Siyr0
男「いや、別に?」
男(変に言わないほうがいいよな)
幼馴染み「ね、ねぇ」
男「うん?」
幼馴染み「き、昨日・・・帰り遅かったでしょ」
男「な、何で?」
幼馴染み「部屋の電気・・・中々つかなかったから」
幼馴染み「な、な、何で遅かった・・・の?」
男「・・・・」
男(こいつ・・・初めからこれを聞くつもりで来たな)
男(変に言わないほうがいいよな)
幼馴染み「ね、ねぇ」
男「うん?」
幼馴染み「き、昨日・・・帰り遅かったでしょ」
男「な、何で?」
幼馴染み「部屋の電気・・・中々つかなかったから」
幼馴染み「な、な、何で遅かった・・・の?」
男「・・・・」
男(こいつ・・・初めからこれを聞くつもりで来たな)
72: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 21:19:30.75 ID:UtB9QcJE0
男「・・・」
男「友達と飯行ってた」
幼馴染み「・・・と、友達」
幼馴染み「あ、あの子?」
男「そうだよ」
幼馴染み「・・・やっぱりだ」
男「?」
幼馴染み「・・・男君、その子のこと、す、好きなんでしょ」
男「は?」
男「友達と飯行ってた」
幼馴染み「・・・と、友達」
幼馴染み「あ、あの子?」
男「そうだよ」
幼馴染み「・・・やっぱりだ」
男「?」
幼馴染み「・・・男君、その子のこと、す、好きなんでしょ」
男「は?」
73: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 21:20:39.99 ID:UtB9QcJE0
幼馴染み「き、きっと」
幼馴染み「う、ううん・・・絶対そうなん、でしょ」
幼馴染み「だから私に隠れて」
男「変な誤解するなよ」
幼馴染み「じゃ、じゃあなんで?」
幼馴染み「そうでしょ?そ、そうとしか・・・」
幼馴染み「か、考えられないよ」
幼馴染み「う・・・グス」
男「な、泣くなよ」
幼馴染み「う、ううん・・・絶対そうなん、でしょ」
幼馴染み「だから私に隠れて」
男「変な誤解するなよ」
幼馴染み「じゃ、じゃあなんで?」
幼馴染み「そうでしょ?そ、そうとしか・・・」
幼馴染み「か、考えられないよ」
幼馴染み「う・・・グス」
男「な、泣くなよ」
74: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 21:21:44.84 ID:UtB9QcJE0
男「そういうのじゃないから本当に」
幼馴染み「・・・」
男「俺が信じられないのか?」
幼馴染み「そ、そうじゃない・・・けど」
男「じゃあさ信じてくれよ」
幼馴染み「本当に違うの?」
男「ああ」
幼馴染み「そ、そう・・・なんだ」
幼馴染み「ごめんね」
男「良いよ、気にするな」
男(何で幼馴染みにこんな事言ってるんだろ。恋人でもないのに)
幼馴染み「・・・」
男「俺が信じられないのか?」
幼馴染み「そ、そうじゃない・・・けど」
男「じゃあさ信じてくれよ」
幼馴染み「本当に違うの?」
男「ああ」
幼馴染み「そ、そう・・・なんだ」
幼馴染み「ごめんね」
男「良いよ、気にするな」
男(何で幼馴染みにこんな事言ってるんだろ。恋人でもないのに)
75: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/11(土) 21:22:32.37 ID:UtB9QcJE0
昼休み
男「お昼だー」
男友「なぁバスケいかない?」
男「俺はパス」
男友2「なんだよ来ればいいのに」
男「休み明け汗だくなのがいやなの」
男友3(デブ)「たしかにそうだよね汗かくのは嫌だよね」
男友3(デブ)「おいどんもパスで」
男友「お、おおー・・・残念だなぁ」
男「お昼だー」
男友「なぁバスケいかない?」
男「俺はパス」
男友2「なんだよ来ればいいのに」
男「休み明け汗だくなのがいやなの」
男友3(デブ)「たしかにそうだよね汗かくのは嫌だよね」
男友3(デブ)「おいどんもパスで」
男友「お、おおー・・・残念だなぁ」
76: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 21:23:14.30 ID:UtB9QcJE0
幼馴染み「はい・・・これ」
男「いつもサンキュー」
幼馴染み「良いんだよ・・・お、男君のためだもん」
女友「男ってさ、いっつも幼馴染みちゃんにご飯作ってもらってるの?」
男「うん。そだよ」
女友「へー中々おいしそうじゃん」
男「ちょっと食べる?」
女友「いいの?」
男「いいいな?」
幼馴染み「え・・・う、うん」
男「いつもサンキュー」
幼馴染み「良いんだよ・・・お、男君のためだもん」
女友「男ってさ、いっつも幼馴染みちゃんにご飯作ってもらってるの?」
男「うん。そだよ」
女友「へー中々おいしそうじゃん」
男「ちょっと食べる?」
女友「いいの?」
男「いいいな?」
幼馴染み「え・・・う、うん」
77: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/11(土) 21:24:10.56 ID:UtB9QcJE0
女友「めっちゃおいしー」
男「だしょ」
女友「これいっつも手作りなのー?」
幼馴染み「そ、そう・・・だよ」
女友「やるじゃんモテ夫」
男「だれがじゃ」
女友「ねぇねぇ!ぶっちゃけさ付き合ってるんじゃないの?」
男「違うって言ってるだろ・・・」
男(デリケートな部分触れてくるなよ・・・)
男「だしょ」
女友「これいっつも手作りなのー?」
幼馴染み「そ、そう・・・だよ」
女友「やるじゃんモテ夫」
男「だれがじゃ」
女友「ねぇねぇ!ぶっちゃけさ付き合ってるんじゃないの?」
男「違うって言ってるだろ・・・」
男(デリケートな部分触れてくるなよ・・・)
129: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:24:29.18 ID:NFJOKjdC0
男「はは、女友デリカシーないよな」
男「旨かったよごちそうさま」
幼馴染み「・・・」
男「?」
男「はい、弁当箱」
幼馴染み「あ」
幼馴染み「う、うん・・・ありがとう」
男「ありがとうって、何だよ」
幼馴染み「お弁当・・・食べてくれてありがとう」
男「お、おう」
男「旨かったよごちそうさま」
幼馴染み「・・・」
男「?」
男「はい、弁当箱」
幼馴染み「あ」
幼馴染み「う、うん・・・ありがとう」
男「ありがとうって、何だよ」
幼馴染み「お弁当・・・食べてくれてありがとう」
男「お、おう」
130: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:25:19.40 ID:NFJOKjdC0
帰り道
男「今日さぁ女子の体育はバスケだったんだろー?」
男「いいなぁ俺なんて1500Mだぜ」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「わ、私体育苦手だから」
幼馴染み「だからバスケでも嫌、かな」
男「そ、そっか」
男(昼から全然元気ないな)
男「今日さぁ女子の体育はバスケだったんだろー?」
男「いいなぁ俺なんて1500Mだぜ」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「わ、私体育苦手だから」
幼馴染み「だからバスケでも嫌、かな」
男「そ、そっか」
男(昼から全然元気ないな)
131: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:26:51.01 ID:NFJOKjdC0
男「なぁ」
幼馴染み「なに?」
幼馴染み「どうかした?」
男「・・・」
男「ごめん。やっぱなんでもない」
幼馴染み「へ、変なの・・・」
男「あはは。悪いな」
男(そうだよ。何て言えば良いんだ)
男(元気出せなんて言えるわけない)
男(俺は幼馴染みとは恋人になりたいわけじゃないのに)
幼馴染み「なに?」
幼馴染み「どうかした?」
男「・・・」
男「ごめん。やっぱなんでもない」
幼馴染み「へ、変なの・・・」
男「あはは。悪いな」
男(そうだよ。何て言えば良いんだ)
男(元気出せなんて言えるわけない)
男(俺は幼馴染みとは恋人になりたいわけじゃないのに)
132: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:30:19.46 ID:NFJOKjdC0
幼馴染み「お、男君」
男「うん?」
幼馴染み「わ、私さ」
幼馴染み「・・・私ってさ」
幼馴染み「・・・」
幼馴染み「お、男君って・・・私の事、どう思ってる?」
男「どう?」
幼馴染み「・・・う、うん」
男「うん?」
幼馴染み「わ、私さ」
幼馴染み「・・・私ってさ」
幼馴染み「・・・」
幼馴染み「お、男君って・・・私の事、どう思ってる?」
男「どう?」
幼馴染み「・・・う、うん」
133: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:31:26.61 ID:NFJOKjdC0
男「そりゃあ、親友」
幼馴染「そ、それだけ?」
幼馴染み「それだけなの?」
男(そんな悲しそうな顔しないでくれよ)
男「い、いやもう殆ど妹みたいな物だな」
幼馴染み「妹・・・・」
幼馴染み「・・・・妹か」
幼馴染み「それって、変だね。同い年なのに」
男「はは、そうだな」
幼馴染み「・・・」
男「・・・」
幼馴染「そ、それだけ?」
幼馴染み「それだけなの?」
男(そんな悲しそうな顔しないでくれよ)
男「い、いやもう殆ど妹みたいな物だな」
幼馴染み「妹・・・・」
幼馴染み「・・・・妹か」
幼馴染み「それって、変だね。同い年なのに」
男「はは、そうだな」
幼馴染み「・・・」
男「・・・」
134: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:42:13.34 ID:ocA9LHOv0
男(言いたいことはわかる)
男(でもかけてやれる言葉なんてない)
幼馴染み「・・・」
幼馴染み「あの」
幼馴染み「お、怒ってる、のかな?」
幼馴染み「ご、ごめんなさい・・・私」
男「いや・・・怒ってはいないよ」
男「早く帰ろうぜ?」
幼馴染み「うん」
男(でもかけてやれる言葉なんてない)
幼馴染み「・・・」
幼馴染み「あの」
幼馴染み「お、怒ってる、のかな?」
幼馴染み「ご、ごめんなさい・・・私」
男「いや・・・怒ってはいないよ」
男「早く帰ろうぜ?」
幼馴染み「うん」
135: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:43:37.15 ID:ocA9LHOv0
男「それでさ~」
男「ん?どした立ち止まって」
幼馴染み「やっぱり・・・か、帰りたく・・・ないな」
男「え?」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「ご飯・・・」
男「ご飯って」
男「まだ飯の時間じゃ」
男「あ」
男(そうか、バイト友と行ったから)
男「ん?どした立ち止まって」
幼馴染み「やっぱり・・・か、帰りたく・・・ないな」
男「え?」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「ご飯・・・」
男「ご飯って」
男「まだ飯の時間じゃ」
男「あ」
男(そうか、バイト友と行ったから)
136: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:44:30.93 ID:ocA9LHOv0
男「め、飯に行くには変な時間帯じゃない?」
幼馴染み「・・・・・・」
幼馴染み「でも・・・」
幼馴染み「それでも・・・行きたい」
男「・・・」
男「はぁ」
男「わかったよ。行こうぜ」
幼馴染み「あ・・・うん」
幼馴染み「・・・・・・」
幼馴染み「でも・・・」
幼馴染み「それでも・・・行きたい」
男「・・・」
男「はぁ」
男「わかったよ。行こうぜ」
幼馴染み「あ・・・うん」
137: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:45:06.40 ID:ocA9LHOv0
ラーメン屋
幼馴染み「う」
男「どした?」
幼馴染み「も、もう食べられない・・・かも」
男「はは、お前小食なのに、こんな時間に食うからだよ」
幼馴染み「だ、だって」
幼馴染み「むー・・・・」
男「しょうがないな」
男「食ってやるから貸せよ」
幼馴染み「あ、ありがと」
幼馴染み「う」
男「どした?」
幼馴染み「も、もう食べられない・・・かも」
男「はは、お前小食なのに、こんな時間に食うからだよ」
幼馴染み「だ、だって」
幼馴染み「むー・・・・」
男「しょうがないな」
男「食ってやるから貸せよ」
幼馴染み「あ、ありがと」
138: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:45:41.25 ID:ocA9LHOv0
男「もう今日は帰れよ」
幼馴染み「ん」
幼馴染み「んー・・・」
幼馴染み「あ、あのね?」
男「今日は泊まるのは駄目」
幼馴染み「ど、どうして・・・?」
男「2日連続じゃ親が心配するだろ?」
幼馴染み「・・・と、泊まりたい」
幼馴染み「駄目?」
男「う」
幼馴染み「ん」
幼馴染み「んー・・・」
幼馴染み「あ、あのね?」
男「今日は泊まるのは駄目」
幼馴染み「ど、どうして・・・?」
男「2日連続じゃ親が心配するだろ?」
幼馴染み「・・・と、泊まりたい」
幼馴染み「駄目?」
男「う」
139: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:46:10.80 ID:ocA9LHOv0
男「そんな顔したって駄目」
幼馴染み「むー」
幼馴染み「良いじゃん・・・わ、私の親」
幼馴染み「別に、気にしないし」
男「そうやって言ってるだけで本当は心配してるんだよ」
幼馴染み「お、男君の所なら平気だよ」
幼馴染み「お、お願い」
男「駄目ったら駄目」
幼馴染み「うー」
幼馴染み「むー」
幼馴染み「良いじゃん・・・わ、私の親」
幼馴染み「別に、気にしないし」
男「そうやって言ってるだけで本当は心配してるんだよ」
幼馴染み「お、男君の所なら平気だよ」
幼馴染み「お、お願い」
男「駄目ったら駄目」
幼馴染み「うー」
140: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:46:40.65 ID:ocA9LHOv0
幼馴染み「わかった」
幼馴染み「じゃ、じゃあ・・・次は良い?」
男「次?まぁ次の機会があったら良いよ」
幼馴染み「・・・や、や、約束だよ?」
男「おう」
幼馴染み「指切りしよ?」
男「お前好きだよな」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「手、出して?」
幼馴染み「じゃ、じゃあ・・・次は良い?」
男「次?まぁ次の機会があったら良いよ」
幼馴染み「・・・や、や、約束だよ?」
男「おう」
幼馴染み「指切りしよ?」
男「お前好きだよな」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「手、出して?」
141: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:47:19.84 ID:ocA9LHOv0
男「何か照れくさいな」
男「別にしなくて良くないか?」
幼馴染み「な、な、何で、意地悪言うの?」
幼馴染み「わ、私は・・・約束守ってほしい、から」
男「じょ、冗談だよ泣きそうになるな」
幼馴染み「だ、だって」
男「ほらゆびきーりげんまん」
幼馴染み「うん」
男「別にしなくて良くないか?」
幼馴染み「な、な、何で、意地悪言うの?」
幼馴染み「わ、私は・・・約束守ってほしい、から」
男「じょ、冗談だよ泣きそうになるな」
幼馴染み「だ、だって」
男「ほらゆびきーりげんまん」
幼馴染み「うん」
142: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:48:21.92 ID:ocA9LHOv0
男「何とかしなきゃいけないなぁとは思ってるんだよな」
バイト友「そんなん知らん」
バイト友「いらっしゃいませー」
男「俺どうしたいんだろ」
男「なぁなぁ、俺どうすればいい?」
バイト友「知るか」
バイト友「ミジンコ同士カップルになったら?」
男「だからさぁ・・・それはその」
バイト友「嫌いなら振れや」
バイト友「そんなん知らん」
バイト友「いらっしゃいませー」
男「俺どうしたいんだろ」
男「なぁなぁ、俺どうすればいい?」
バイト友「知るか」
バイト友「ミジンコ同士カップルになったら?」
男「だからさぁ・・・それはその」
バイト友「嫌いなら振れや」
143: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:49:17.69 ID:ocA9LHOv0
男「嫌いではないんだよな」
バイト友「あーもう。ハッキリしろ」
男「できたら苦労しないっての」
男「ハッキリして壊れる物だってあるだろ」
バイト友「壊れようと自分は通せや」
バイト友「他人のために自分を壊すようになったら」
バイト友「そういう人間になっていくんだよ」
男「お前は良いよなぁ」
バイト友「あーもう。ハッキリしろ」
男「できたら苦労しないっての」
男「ハッキリして壊れる物だってあるだろ」
バイト友「壊れようと自分は通せや」
バイト友「他人のために自分を壊すようになったら」
バイト友「そういう人間になっていくんだよ」
男「お前は良いよなぁ」
144: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:50:22.78 ID:ocA9LHOv0
男「壊したとして、幼馴染みはどうなるんだよ」
バイト友「放って置けばいいでしょ」
男「可哀想でしょ」
バイト友「あんたがそんな調子なら、ああなるのもしょうがないわ」
男「は?」
バイト友「過保護にしてたって壊れる物があるっていってんのさ」
バイト友「刺激から守ってばかりじゃ耐性だってできない」
男「うーん」
バイト友「放って置けばいいでしょ」
男「可哀想でしょ」
バイト友「あんたがそんな調子なら、ああなるのもしょうがないわ」
男「は?」
バイト友「過保護にしてたって壊れる物があるっていってんのさ」
バイト友「刺激から守ってばかりじゃ耐性だってできない」
男「うーん」
145: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:51:22.97 ID:ocA9LHOv0
男「つまりいっその事俺があいつから離れれば言いって事?」
バイト友「私はそう思うけどね」
バイト友「あんなナヨナヨしたのを作った原因はアンタにもあるのさ」
男「ナヨナヨって」
男「まぁでも一理はあるかも」
男「でも困ってると助けたくなるんだよなぁ」
バイト友「私は助けてもらった覚えはないけど」
男「あはは。お前は良いんだよ」
バイト友「それどういう意味?」
バイト友「私はそう思うけどね」
バイト友「あんなナヨナヨしたのを作った原因はアンタにもあるのさ」
男「ナヨナヨって」
男「まぁでも一理はあるかも」
男「でも困ってると助けたくなるんだよなぁ」
バイト友「私は助けてもらった覚えはないけど」
男「あはは。お前は良いんだよ」
バイト友「それどういう意味?」
146: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:52:18.31 ID:ocA9LHOv0
男「具体的にどうすれば良いかな」
バイト友「私は知らん」
男「同じ女から見た意見を聞きたいの」
男「お前の女子力が試されてるんだよ」
バイト友「私は大人の女だからわからん」
男「お前俺と同い年だろ?」
バイト友「精神がってことさ」
男「こんなチビなのに?」
バイト友「おら」ゴス
男「うぐ・・・」
バイト友「私は知らん」
男「同じ女から見た意見を聞きたいの」
男「お前の女子力が試されてるんだよ」
バイト友「私は大人の女だからわからん」
男「お前俺と同い年だろ?」
バイト友「精神がってことさ」
男「こんなチビなのに?」
バイト友「おら」ゴス
男「うぐ・・・」
147: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:53:09.82 ID:ocA9LHOv0
男「みぞおちはやめろ」
バイト友「何もしなけちゃ何もしないって」
男「それでそれで」
バイト友「無視すれば良い」
バイト友「今日から話しかけてくるの禁止なって」
男「それって何か違くないか」
バイト友「じゃあ適当に突き放せ」
男「急に投げやりになるなよな」
バイト友「私の問題じゃないし」
バイト友「何もしなけちゃ何もしないって」
男「それでそれで」
バイト友「無視すれば良い」
バイト友「今日から話しかけてくるの禁止なって」
男「それって何か違くないか」
バイト友「じゃあ適当に突き放せ」
男「急に投げやりになるなよな」
バイト友「私の問題じゃないし」
148: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:54:54.73 ID:ocA9LHOv0
男「それ言われたら終わりじゃん」
男「恥を忍んで聞いてるんだよ」
バイト友「とてもそういう風には見えない」
バイト友「自分のしたいようにしろや女々しい奴」
男「俺はどうしたいかわからないから聞いてるの」
バイト友「アンタがわからないなら、私がわかるかボケ」
男「突き放すったってどう突き放せば良いのかなぁ・・・」
店長「恋人を作るとかどうかな」
男「恥を忍んで聞いてるんだよ」
バイト友「とてもそういう風には見えない」
バイト友「自分のしたいようにしろや女々しい奴」
男「俺はどうしたいかわからないから聞いてるの」
バイト友「アンタがわからないなら、私がわかるかボケ」
男「突き放すったってどう突き放せば良いのかなぁ・・・」
店長「恋人を作るとかどうかな」
149: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:55:30.21 ID:ocA9LHOv0
男「恋人・・・」
店長「そうすれば近寄ってこれなくなる状況になるんじゃ?」
男「なるほど」
男「さすが店長!」
男「やっぱ大人は違うな!バイト友!」
男「あれ?バイト友は?」
バイト友「いらっしゃいませー」
男「あ」
店長「・・・ところで今はバイト中ですよ?」
店長「」ニコリ
店長「そうすれば近寄ってこれなくなる状況になるんじゃ?」
男「なるほど」
男「さすが店長!」
男「やっぱ大人は違うな!バイト友!」
男「あれ?バイト友は?」
バイト友「いらっしゃいませー」
男「あ」
店長「・・・ところで今はバイト中ですよ?」
店長「」ニコリ
150: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:55:58.16 ID:ocA9LHOv0
男「てことで恋人作ってみようかな」
バイト友「お前と恋人になってくれる奴なんているの?」
男「辛らつなこと言うなよな」
男「実際そこが一番の問題だわ」
バイト友「ふん」
男「お前恋人にならない?」
バイト友「ブーーーー!!」
男「うわわコーラを吐くな」
バイト友「お前と恋人になってくれる奴なんているの?」
男「辛らつなこと言うなよな」
男「実際そこが一番の問題だわ」
バイト友「ふん」
男「お前恋人にならない?」
バイト友「ブーーーー!!」
男「うわわコーラを吐くな」
151: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:56:57.63 ID:ocA9LHOv0
バイト友「おのれが調子が良すぎる事言うからじゃ」パコ
男「あいた」
バイト友「そ、相談の次は恋人って」
男「まぁ確かにそうだよな」
男「そんな怒るなよ言ってみただけだって」
バイト友「ふん」プイ
男「恋人恋人・・・」
バイト友「・・・・」
バイト友「・・・・・・・・・・」
男「あいた」
バイト友「そ、相談の次は恋人って」
男「まぁ確かにそうだよな」
男「そんな怒るなよ言ってみただけだって」
バイト友「ふん」プイ
男「恋人恋人・・・」
バイト友「・・・・」
バイト友「・・・・・・・・・・」
152: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 08:58:17.57 ID:ocA9LHOv0
バイト友「・・・」クイクイ
男「あん?」
バイト友「ラ、ラーメン」
男「ラーメン?」
バイト友「い、3日分奢ってくれるなら考えてやらんでもない」
男「へ?」
男「それは恋人役を引き受けてくれるって事?」
バイト友「ハ、ハッキリ言うな」
男「ご、ごめん」
男「あん?」
バイト友「ラ、ラーメン」
男「ラーメン?」
バイト友「い、3日分奢ってくれるなら考えてやらんでもない」
男「へ?」
男「それは恋人役を引き受けてくれるって事?」
バイト友「ハ、ハッキリ言うな」
男「ご、ごめん」
153: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 09:01:19.08 ID:ocA9LHOv0
男「俺は願ったり叶ったりなんだけど」
男「お前は、それで良いの?」
バイト友「恋人なんて死んでもごめんだね」
バイト友「で、でも、ラ、ラーメン奢ってくれるならやらんでもない」
男「マジでそんなんで引き受けてくれるのか?」
バイト友「・・・」
バイト友「毎日・・・う、うるさいから」
バイト友「また聞いてこられても迷惑だしうざったいから・・・」
バイト友「だから・・・やってやる」
男「・・・・?」
男「お前は、それで良いの?」
バイト友「恋人なんて死んでもごめんだね」
バイト友「で、でも、ラ、ラーメン奢ってくれるならやらんでもない」
男「マジでそんなんで引き受けてくれるのか?」
バイト友「・・・」
バイト友「毎日・・・う、うるさいから」
バイト友「また聞いてこられても迷惑だしうざったいから・・・」
バイト友「だから・・・やってやる」
男「・・・・?」
154: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 09:02:15.79 ID:ocA9LHOv0
男「まぁわかった。ラーメンな」
バイト友「うん」
バイト友「・・・・」
男「何黙ってんだよ」
バイト友「黙ってない」パコ
男「い、いてぇな」
バイト友「あ」
バイト友「ん・・・」モジモジ
男(どうしたんだコイツうつむいて)
バイト友「うん」
バイト友「・・・・」
男「何黙ってんだよ」
バイト友「黙ってない」パコ
男「い、いてぇな」
バイト友「あ」
バイト友「ん・・・」モジモジ
男(どうしたんだコイツうつむいて)
155: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 09:03:27.88 ID:ocA9LHOv0
男「せっかくだから、明日遊びに行くか?」
バイト友「あ、遊び?何でお前と」
男「それだよ」
男「お前がその調子だったら嘘がバレるでしょ」
バイト友「な、仲良くしろって言ってるのか」
男「そうそう。フリでもね」
バイト友「フリ・・・」
男「?」
バイト友「明日はちょうど暇だし・・・付き合ってやってもいい」
男「おっし、じゃあ明日駅前に集合な」
バイト友「あ、遊び?何でお前と」
男「それだよ」
男「お前がその調子だったら嘘がバレるでしょ」
バイト友「な、仲良くしろって言ってるのか」
男「そうそう。フリでもね」
バイト友「フリ・・・」
男「?」
バイト友「明日はちょうど暇だし・・・付き合ってやってもいい」
男「おっし、じゃあ明日駅前に集合な」
156: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 09:04:54.09 ID:ocA9LHOv0
次の日
男「よしよし」
男(10分前についた。待たせるのはマズイからな)
バイト友「おい」
男「?」
男「あれ」
バイト友「おはよ」
男「・・・」
男(俺より早く来るとは)
男(というか、服装メッチャ気合い入ってるな)
バイト友「何さ、ジロジロと変 か」
男「違うって」
男「よしよし」
男(10分前についた。待たせるのはマズイからな)
バイト友「おい」
男「?」
男「あれ」
バイト友「おはよ」
男「・・・」
男(俺より早く来るとは)
男(というか、服装メッチャ気合い入ってるな)
バイト友「何さ、ジロジロと変 か」
男「違うって」
157: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/18(土) 09:06:35.41 ID:ocA9LHOv0
男「いや似合ってるなって」
バイト友「!」
男「結構可愛い」
バイト友「そ、そうか」
バイト友「な、なら」
バイト友「ならよ、良かった」
男「??」
男「妙に挙動不審じゃない?」
バイト友「はぁ?ビビってない!」
男「だ、誰がビビるビビってないの話をしたんだよ」
バイト友「!」
男「結構可愛い」
バイト友「そ、そうか」
バイト友「な、なら」
バイト友「ならよ、良かった」
男「??」
男「妙に挙動不審じゃない?」
バイト友「はぁ?ビビってない!」
男「だ、誰がビビるビビってないの話をしたんだよ」
179: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:00:00.13 ID:xvNk4R/g0
男「ほんじゃあ行こうぜ」
バイト友「お、おう・・・」
男「手でもつなぐか」
バイト友「な!」バ
男「あはは冗談だよ・・・体守る位嫌がるなよな」
バイト友「・・・う」カァ
男(にしても)
男(こいつ背が小さいから私服だと中学生にも見えるな)
バイト友「・・・」テクテク
男(待てよ?)
男(そしたら俺とバイト友ってどういう風に見えてるんだろ)
男「兄と妹なのかな」
バイト友「お、おう・・・」
男「手でもつなぐか」
バイト友「な!」バ
男「あはは冗談だよ・・・体守る位嫌がるなよな」
バイト友「・・・う」カァ
男(にしても)
男(こいつ背が小さいから私服だと中学生にも見えるな)
バイト友「・・・」テクテク
男(待てよ?)
男(そしたら俺とバイト友ってどういう風に見えてるんだろ)
男「兄と妹なのかな」
180: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:01:44.04 ID:xvNk4R/g0
バイト友「何を悶々としてるんさ」
男「いや・・・」
男(そのまま言うのはさすがに失礼か)
男「バイト友とデートできて光栄だなって思ってさ」
バイト友「・・・」
男(少し白々しいな)
男(下手したら怒鳴られるかも)
バイト友「・・・・あ、あっそ」
バイト友「・・・」プイ
男「あれ?」
男「いや・・・」
男(そのまま言うのはさすがに失礼か)
男「バイト友とデートできて光栄だなって思ってさ」
バイト友「・・・」
男(少し白々しいな)
男(下手したら怒鳴られるかも)
バイト友「・・・・あ、あっそ」
バイト友「・・・」プイ
男「あれ?」
181: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:03:20.97 ID:xvNk4R/g0
男「どの映画見る?」
バイト友「別に、何でも良い」
男「何でもって」
男「てかお前って映画とか普段見るの」
バイト友「どういう意味さ?」
男「お前でも映画で感動するのかなって思ってさ」
バイト友「し、失礼な事言ってんじゃ無いわよ」
男「いやお前らしくないなって」
バイト友「私だって女」
バイト友「そういう所もちゃんとある」
男「そっか、そうだよな」
男(想像できないけど)
バイト友「別に、何でも良い」
男「何でもって」
男「てかお前って映画とか普段見るの」
バイト友「どういう意味さ?」
男「お前でも映画で感動するのかなって思ってさ」
バイト友「し、失礼な事言ってんじゃ無いわよ」
男「いやお前らしくないなって」
バイト友「私だって女」
バイト友「そういう所もちゃんとある」
男「そっか、そうだよな」
男(想像できないけど)
182: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:04:31.37 ID:xvNk4R/g0
男「恋愛映画とハリウッド映画どっちにしようか」
バイト友「どっちが見たいの?」
男「お前は?」
バイト友「お、お前が決めろや」
バイト友「お前の見たい方で良い」
男「それで良いの?」
バイト友「そっちの方が良い」
男「?変なの」
男「俺が一人で見るならハリウッドなんだけど」
男「でも恋人と恋愛映画見るっていうのも憧れる」
バイト友「こ、恋人・・・」
男「あ、そっかフリなフリ」
バイト友「どっちが見たいの?」
男「お前は?」
バイト友「お、お前が決めろや」
バイト友「お前の見たい方で良い」
男「それで良いの?」
バイト友「そっちの方が良い」
男「?変なの」
男「俺が一人で見るならハリウッドなんだけど」
男「でも恋人と恋愛映画見るっていうのも憧れる」
バイト友「こ、恋人・・・」
男「あ、そっかフリなフリ」
183: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:05:48.17 ID:xvNk4R/g0
バイト友「・・・あ、うん」
バイト友「ん・・・」
男「?」
男「おい」ポン
バイト友「な、なななな、な!」
バイト友「さ、触んな」ポカ
男「何だよ乙女みたいに」
バイト友「私が乙女じゃないみたいに言うな」
男「まさか緊張してんのかお前」
バイト友「緊張?げ、幻覚でも見えてるんか」
バイト友「見に来てるのは幻覚じゃなくて映画!」
男「わかってるよ」
男(絶対緊張してるよな。変なやつ)
バイト友「ん・・・」
男「?」
男「おい」ポン
バイト友「な、なななな、な!」
バイト友「さ、触んな」ポカ
男「何だよ乙女みたいに」
バイト友「私が乙女じゃないみたいに言うな」
男「まさか緊張してんのかお前」
バイト友「緊張?げ、幻覚でも見えてるんか」
バイト友「見に来てるのは幻覚じゃなくて映画!」
男「わかってるよ」
男(絶対緊張してるよな。変なやつ)
184: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:06:40.67 ID:xvNk4R/g0
上映中
男(結局恋愛映画にしたけど)
男(アイツちゃんと集中してみてるのかな?)
男「・・・」チラ
バイト友「・・・」
男(集中して見てる意外だ)
男(良く見たら少しいつもと表情が違うな)
バイト友「・・・」
男(・・・きちんと感動してるみたいだ)
男(結局恋愛映画にしたけど)
男(アイツちゃんと集中してみてるのかな?)
男「・・・」チラ
バイト友「・・・」
男(集中して見てる意外だ)
男(良く見たら少しいつもと表情が違うな)
バイト友「・・・」
男(・・・きちんと感動してるみたいだ)
185: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:08:50.27 ID:xvNk4R/g0
男「結構面白かったな」
バイト友「・・・」
男「何だ泣いてるのか」
バイト友「私は泣いてる姿は誰にも見せない」
男「雄々しいな」
男(少し顔に涙の後がある)
男「飯は早いし、まだ遊ぼうぜ」
バイト友「おう。それで良い」
バイト友「・・・」
男「何だ泣いてるのか」
バイト友「私は泣いてる姿は誰にも見せない」
男「雄々しいな」
男(少し顔に涙の後がある)
男「飯は早いし、まだ遊ぼうぜ」
バイト友「おう。それで良い」
186: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:09:45.55 ID:xvNk4R/g0
男「水族館の雰囲気って良いよね」
男「何か落ち着くって言うか」
男「水の音が好きなんだ」
バイト友「前世は魚だったんじゃない」
バイト友「あそこにいるサンマとか」
バイト友「群れていたがって人にすぐ影響されるし」
男「俺は協調性があるの」
バイト友「ふふ、言葉というのは便利ですことね」
男「お前とは違うって事だよ」
バイト友「?」
男「何か落ち着くって言うか」
男「水の音が好きなんだ」
バイト友「前世は魚だったんじゃない」
バイト友「あそこにいるサンマとか」
バイト友「群れていたがって人にすぐ影響されるし」
男「俺は協調性があるの」
バイト友「ふふ、言葉というのは便利ですことね」
男「お前とは違うって事だよ」
バイト友「?」
187: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:12:12.01 ID:xvNk4R/g0
バイト友「それって私に協調性がないって事?」
男「うん」
バイト友「なんだとーー」ガー
男「うわわ、飛びかかってくるなよ」
バイト友「フーフー」
男「水族館だぞ。魚がビックリするだろ」
男「それに人の目だってあるんだ」
バイト友「は!」
バイト友「・・・私に恥かかせるな」
男(いつもの調子に戻ったみたいだ)
男「はは」
バイト友「はは。じゃない」ポカ
男「うん」
バイト友「なんだとーー」ガー
男「うわわ、飛びかかってくるなよ」
バイト友「フーフー」
男「水族館だぞ。魚がビックリするだろ」
男「それに人の目だってあるんだ」
バイト友「は!」
バイト友「・・・私に恥かかせるな」
男(いつもの調子に戻ったみたいだ)
男「はは」
バイト友「はは。じゃない」ポカ
188: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:15:14.07 ID:xvNk4R/g0
男「おお・・・デカいなこの水槽」
バイト友「あそこの魚おいしそう」
男「魚見てそういう感想わくか?普通」
バイト友「生き物なんだから別に不思議じゃない」
バイト友「スーパーの切り身だって元は生きてる魚を加工した物だし」
男「まぁそりゃあそうだけどさ」
バイト友「生き物を食べてるっていうのが」
バイト友「上手いこと隠された社会で生きてるのさ私達は」
男「そこまで話を発展させなくても」
バイト友「あそこの魚おいしそう」
男「魚見てそういう感想わくか?普通」
バイト友「生き物なんだから別に不思議じゃない」
バイト友「スーパーの切り身だって元は生きてる魚を加工した物だし」
男「まぁそりゃあそうだけどさ」
バイト友「生き物を食べてるっていうのが」
バイト友「上手いこと隠された社会で生きてるのさ私達は」
男「そこまで話を発展させなくても」
189: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:17:06.47 ID:xvNk4R/g0
男「見ろよ、魚とふれあえるコーナーだって」
バイト友「ひゃー」サワサワ
男「おお」
バイト友「何よ」
男「女の子って普通怖ーいとかってなるんじゃないの」
バイト友「ふん。悪かったわね可愛くなくて」
男「別にそんな事は言ってないよ」
バイト友「あーん怖ーい」
男「触ってる方が似合うな」
バイト友「ふん」サワサワ
バイト友「ひゃー」サワサワ
男「おお」
バイト友「何よ」
男「女の子って普通怖ーいとかってなるんじゃないの」
バイト友「ふん。悪かったわね可愛くなくて」
男「別にそんな事は言ってないよ」
バイト友「あーん怖ーい」
男「触ってる方が似合うな」
バイト友「ふん」サワサワ
190: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:17:55.97 ID:xvNk4R/g0
男「売店で何かお土産でも買っていこうぜ」
バイト友「おー・・・」
男「どした?」
バイト友「まんじゅうだって。おいしそう」
男「あはは」
バイト友「またバカな顔して笑ってる・・・」
男「いや、食い物に直行するのかってさ」
男「普通ストラップとかじゃね・」
バイト友「むむむ・・・」
バイト友「す、ストラップとかだって目に入ってたわ!バカにすんな」
男「わかってるわかってる」
バイト友「おー・・・」
男「どした?」
バイト友「まんじゅうだって。おいしそう」
男「あはは」
バイト友「またバカな顔して笑ってる・・・」
男「いや、食い物に直行するのかってさ」
男「普通ストラップとかじゃね・」
バイト友「むむむ・・・」
バイト友「す、ストラップとかだって目に入ってたわ!バカにすんな」
男「わかってるわかってる」
191: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:20:36.96 ID:xvNk4R/g0
男「食欲があるのは元気な証拠だよ」
バイト友「何かまだバカにされてる気がする」
男「んな事ない」
バイト友「そうか。ならいいや」
男「このストラップとかどう?」
バイト友「んーまぁ良いんじゃない」
男「じゃあこれ」
バイト友「ピンク?」
バイト友「何かまだバカにされてる気がする」
男「んな事ない」
バイト友「そうか。ならいいや」
男「このストラップとかどう?」
バイト友「んーまぁ良いんじゃない」
男「じゃあこれ」
バイト友「ピンク?」
192: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:22:00.41 ID:xvNk4R/g0
バイト友「おかま?」
男「違うわ」
男「これも買うの」ヒョイ
バイト友「二つも」
男「お前のと俺のだよ」
バイト友「はへ?」
男「これとこれ下さい」
店員「はーい」
男「違うわ」
男「これも買うの」ヒョイ
バイト友「二つも」
男「お前のと俺のだよ」
バイト友「はへ?」
男「これとこれ下さい」
店員「はーい」
193: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:23:12.87 ID:xvNk4R/g0
男「ほら、どうぞ」
バイト友「・・・」ジ
男「なぜ微動だに動かない」
バイト友「裏があるのではと・・・」
男「ないわ」
男「ただ、きっとこういう物なんだろデートって」
男「ほら」
バイト友「・・・」
バイト友「・・・ありがと」
バイト友「・・・」ジ
男「なぜ微動だに動かない」
バイト友「裏があるのではと・・・」
男「ないわ」
男「ただ、きっとこういう物なんだろデートって」
男「ほら」
バイト友「・・・」
バイト友「・・・ありがと」
194: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:24:19.40 ID:xvNk4R/g0
男「今日楽しかったなぁ」
バイト友「・・・」
男「楽しかったか?」
バイト友「・・・」
バイト友「ふん、私はこんなんじゃ満足しない」
男「あっそ」
バイト友「嘘」
男「ん?」
バイト友「楽しかった・・・ちょっと」
男「そっか。俺も楽しかったよ」
バイト友「私はちょこっとだけ」
バイト友「・・・」
男「楽しかったか?」
バイト友「・・・」
バイト友「ふん、私はこんなんじゃ満足しない」
男「あっそ」
バイト友「嘘」
男「ん?」
バイト友「楽しかった・・・ちょっと」
男「そっか。俺も楽しかったよ」
バイト友「私はちょこっとだけ」
195: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:25:35.47 ID:xvNk4R/g0
男の家
男「ただーいま」
幼馴染み「お、おかえり」
男「あれ?何で家の中に」
幼馴染み「う、うん」
幼馴染み「何で・・・家にいちゃ駄目なの」
男「そりゃあ、普通はそう・・・」
幼馴染み「あ、あの子なら良いの」
男「は?」
男「ただーいま」
幼馴染み「お、おかえり」
男「あれ?何で家の中に」
幼馴染み「う、うん」
幼馴染み「何で・・・家にいちゃ駄目なの」
男「そりゃあ、普通はそう・・・」
幼馴染み「あ、あの子なら良いの」
男「は?」
196: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:27:16.93 ID:xvNk4R/g0
幼馴染み「わ、私が、し、知らないと思ってる?」
幼馴染み「知ってるんだよ、知ってるんだから」
幼馴染み「あの子と、二人で」
幼馴染「そう・・・あの子と男君が二人で遊んでたの知ってるんだから」
男「う、うん」
男(さぁいよいよ言う時が来たか)
幼馴染み「何で・・・嘘ついたの」
男「嘘?」
幼馴染み「知ってるんだよ、知ってるんだから」
幼馴染み「あの子と、二人で」
幼馴染「そう・・・あの子と男君が二人で遊んでたの知ってるんだから」
男「う、うん」
男(さぁいよいよ言う時が来たか)
幼馴染み「何で・・・嘘ついたの」
男「嘘?」
197: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/21(火) 21:28:58.73 ID:xvNk4R/g0
幼馴染み「だって、あの時は二人は何でもないって」
幼馴染み「私、男君がそういうから信じてたんだよ」
男「あの時は本当にさ・・・」
幼馴染み「で、でも」
幼馴染み「でも良いから」
男「は?」
幼馴染み「戻ってきてくれるなら全部良いから」
幼馴染み「男君が戻ってきてくれるなら私全部許す」
幼馴染「男君が、こっちに戻るなら気にしないから」
幼馴染「だから・・・だから・・・」
幼馴染み「私、男君がそういうから信じてたんだよ」
男「あの時は本当にさ・・・」
幼馴染み「で、でも」
幼馴染み「でも良いから」
男「は?」
幼馴染み「戻ってきてくれるなら全部良いから」
幼馴染み「男君が戻ってきてくれるなら私全部許す」
幼馴染「男君が、こっちに戻るなら気にしないから」
幼馴染「だから・・・だから・・・」
243: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:19:22.98 ID:kKo1uVV60
幼馴染み「」zzz
男「寝たか」
男「・・・」
男「俺の何が良いんだよ」
男「俺なんて惰性から気持ちに気づいていながら」
男「お前を躱していただけなのに」
男「・・・」
幼馴染み「」zzz
男「寝たか」
男「・・・」
男「俺の何が良いんだよ」
男「俺なんて惰性から気持ちに気づいていながら」
男「お前を躱していただけなのに」
男「・・・」
幼馴染み「」zzz
244: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:24:06.68 ID:kKo1uVV60
バイト友「よ、よう」
男「・・・・」
バイト友「?」
バイト友「ボケッとすんなや」ポン
男「あ、おうバイト友か」
バイト友「・・・」
バイト友「惚けた顔して。何かあったん?」
男「んー・・・」
男「・・・・」
バイト友「?」
バイト友「ボケッとすんなや」ポン
男「あ、おうバイト友か」
バイト友「・・・」
バイト友「惚けた顔して。何かあったん?」
男「んー・・・」
245: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:35:34.95 ID:kKo1uVV60
男「・・・」
男「何でもない」
バイト友「・・・何でもないね」
バイト友「そうかそうか。わっはっはっは」
バイト友「キック」バキ
男「あいた」
男「暴力反対だ。やめろ」
バイト友「ふん」スタスタ
男「・・・」
男「何でもない」
バイト友「・・・何でもないね」
バイト友「そうかそうか。わっはっはっは」
バイト友「キック」バキ
男「あいた」
男「暴力反対だ。やめろ」
バイト友「ふん」スタスタ
男「・・・」
246: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:37:25.91 ID:kKo1uVV60
男「いたた」サスサス
男(結構強く蹴ったな・・・まぁ当然なのかな)
男(怒ったのか)
男(それとも気を遣われたのか)
男「・・・」
男「両方だ」
男「あいつに協力して貰ってるのに言えないよな」
男「結局付き合う事になったって」
男(結構強く蹴ったな・・・まぁ当然なのかな)
男(怒ったのか)
男(それとも気を遣われたのか)
男「・・・」
男「両方だ」
男「あいつに協力して貰ってるのに言えないよな」
男「結局付き合う事になったって」
247: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:39:03.27 ID:kKo1uVV60
幼馴染み「い、嫌・・・嫌嫌」
男「お、落ち着いてくれよ」
幼馴染み「わ、私・・嫌だよ」
幼馴染み「お、男君が一緒じゃないと」
幼馴染み「一緒にいてくれないと・・・嫌・・・全部嫌」
男「何言ってるんだよ」
幼馴染み「い、今・・・初めて言われたみたいに言わないで」
幼馴染み「私は・・・ずっと、ずっと言ってた」
男「お、落ち着いてくれよ」
幼馴染み「わ、私・・嫌だよ」
幼馴染み「お、男君が一緒じゃないと」
幼馴染み「一緒にいてくれないと・・・嫌・・・全部嫌」
男「何言ってるんだよ」
幼馴染み「い、今・・・初めて言われたみたいに言わないで」
幼馴染み「私は・・・ずっと、ずっと言ってた」
248: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:41:28.20 ID:kKo1uVV60
幼馴染み「お、男君がいなくなったら前に進めないよ」
幼馴染み「暗くて・・・さ、寂しくなる。だから進めない」
幼馴染み「何でも言うこときくから」
幼馴染み「お、男君がしたいって言うことなんでもさせてあげるし」
幼馴染み「してほしい事があったら何でも言うこと聞く」
幼馴染み「私を側に置いて私を想ってくれてさえいれば幸せだから」
幼馴染み「そうして・・・そうしてよ!」
男「・・・」
幼馴染み「暗くて・・・さ、寂しくなる。だから進めない」
幼馴染み「何でも言うこときくから」
幼馴染み「お、男君がしたいって言うことなんでもさせてあげるし」
幼馴染み「してほしい事があったら何でも言うこと聞く」
幼馴染み「私を側に置いて私を想ってくれてさえいれば幸せだから」
幼馴染み「そうして・・・そうしてよ!」
男「・・・」
249: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:42:46.07 ID:kKo1uVV60
男「お、俺さ」
幼馴染み「・・・私の質問への答えは?」
男「そ、その前に言うことがあるんだ」
男「そう・・・言うことが」
幼馴染み「ま、前?その前って・・・な、なにかな」
幼馴染み「何で私の質問の前に言うことがあるの」
男「お前の質問の答えに影響する事だからだよ」
幼馴染み「どういう意味?」
男「・・・」
男(言うべきなのか・・・?)
幼馴染み「・・・私の質問への答えは?」
男「そ、その前に言うことがあるんだ」
男「そう・・・言うことが」
幼馴染み「ま、前?その前って・・・な、なにかな」
幼馴染み「何で私の質問の前に言うことがあるの」
男「お前の質問の答えに影響する事だからだよ」
幼馴染み「どういう意味?」
男「・・・」
男(言うべきなのか・・・?)
251: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:46:11.78 ID:kKo1uVV60
男(明らかに今の幼馴染みは冷静じゃないのに)
男(今彼女がいるなんて言っていいのか?)
男(・・・それに彼女ができたって言っても)
男(元々間接的で、自分にとって楽に諦めさせようとする方法なのに)
男(直接幼馴染みに言われているのに間接的なこの方法に意味なんて)
幼馴染み「黙ってないでよ」
幼馴染み「ふ、不安なの!」
幼馴染み「私のわからない男君が不安なの・・・だから黙らないで」
男(今彼女がいるなんて言っていいのか?)
男(・・・それに彼女ができたって言っても)
男(元々間接的で、自分にとって楽に諦めさせようとする方法なのに)
男(直接幼馴染みに言われているのに間接的なこの方法に意味なんて)
幼馴染み「黙ってないでよ」
幼馴染み「ふ、不安なの!」
幼馴染み「私のわからない男君が不安なの・・・だから黙らないで」
252: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:48:29.58 ID:kKo1uVV60
幼馴染み「男君は男君でいてよ・・・」
幼馴染み「私の知ってる男君で・・・ずっとずっと」
幼馴染み「だから黙ってないで?喋って」
幼馴染み「わ、私の知らない男君でいないで」
男(元々俺の考えなんて都合が良いだけの考えだったんだ)
男(幼馴染みの想いは真剣なのに)
男(嘘の恋人を作って諦めさせるなんて)
男(言うべきじゃ無い)
幼馴染み「私の知ってる男君で・・・ずっとずっと」
幼馴染み「だから黙ってないで?喋って」
幼馴染み「わ、私の知らない男君でいないで」
男(元々俺の考えなんて都合が良いだけの考えだったんだ)
男(幼馴染みの想いは真剣なのに)
男(嘘の恋人を作って諦めさせるなんて)
男(言うべきじゃ無い)
253: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:50:00.04 ID:kKo1uVV60
男「・・・な」
幼馴染み「何かな?」
幼馴染み「は、早く喋って欲しいかな」
男「何でもない」
幼馴染み「え?」
男「何でもないんだ・・・」
男「何でも・・・なかった」
幼馴染み「・・・」
幼馴染み「何かな?」
幼馴染み「は、早く喋って欲しいかな」
男「何でもない」
幼馴染み「え?」
男「何でもないんだ・・・」
男「何でも・・・なかった」
幼馴染み「・・・」
254: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:51:11.30 ID:kKo1uVV60
幼馴染み「・・・」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「・・・・・・」
幼馴染み「・・・・・・・そう」
幼馴染み「そ、そっか・・・」
幼馴染み「そっかそっか」
幼馴染み「なら・・・ならいいよ」
男「うん」
幼馴染み「・・・・」
幼馴染み「・・・・・・」
幼馴染み「・・・・・・・そう」
幼馴染み「そ、そっか・・・」
幼馴染み「そっかそっか」
幼馴染み「なら・・・ならいいよ」
男「うん」
255: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/27(月) 00:52:25.96 ID:kKo1uVV60
男「泊まっていくの?」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「そ、そうしたいな」チラ
幼馴染み「良い・・・かな?」
男「ん」
幼馴染み「良いよね?」
幼馴染み「男君、次は良いっていったもん」
男「そうだな」
男「良いよ」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「そ、そうしたいな」チラ
幼馴染み「良い・・・かな?」
男「ん」
幼馴染み「良いよね?」
幼馴染み「男君、次は良いっていったもん」
男「そうだな」
男「良いよ」
256: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:00:05.75 ID:F0nVXzUO0
男(勘違いしてた)
男(幼馴染みの想いはずっと深くて真剣で)
男(それを楽をして避けようとして)
男(でも幼馴染みの好意からの行動には甘えに甘えて)
男(甘えに甘えて、なお幼馴染みからの好意を無かったことになんて)
男(そんな事できる訳ないんだ)
男(俺には否定する言葉を言う資格さえも無いのかもしれない)
幼馴染み「や、やったー嬉しいな」
男「そっか。良かった」
男(幼馴染みの想いはずっと深くて真剣で)
男(それを楽をして避けようとして)
男(でも幼馴染みの好意からの行動には甘えに甘えて)
男(甘えに甘えて、なお幼馴染みからの好意を無かったことになんて)
男(そんな事できる訳ないんだ)
男(俺には否定する言葉を言う資格さえも無いのかもしれない)
幼馴染み「や、やったー嬉しいな」
男「そっか。良かった」
257: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:01:34.79 ID:F0nVXzUO0
幼馴染み「ん」
男「入れるぞ・・・?」
幼馴染み「い。良いよ」
幼馴染み「ん!・・・」
幼馴染み「んん・・・・ふぅ」
男「痛いか?」
幼馴染み「・・・ううん平気だよ」
幼馴染み「したいようにして良いよ」
男「うん」
男「入れるぞ・・・?」
幼馴染み「い。良いよ」
幼馴染み「ん!・・・」
幼馴染み「んん・・・・ふぅ」
男「痛いか?」
幼馴染み「・・・ううん平気だよ」
幼馴染み「したいようにして良いよ」
男「うん」
258: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:03:25.12 ID:F0nVXzUO0
幼馴染み「もう一回キスして欲しいな」
幼馴染み「ねぇキスして」
男「うん」
チュ
幼馴染み「ふふ・・・嬉しい」
男「お前が嬉しいなら良かった」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「男君とこのままくっつかないかな」ギュウ
男「・・・・」
幼馴染み「ねぇキスして」
男「うん」
チュ
幼馴染み「ふふ・・・嬉しい」
男「お前が嬉しいなら良かった」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「男君とこのままくっつかないかな」ギュウ
男「・・・・」
259: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:04:19.52 ID:F0nVXzUO0
バイト友「おい」
男「あ」
バイト友「何してるのさ。バイト終わったわよ」
男「そ、そうだな・・・そうだそうだ」
バイト友「はぁ。元々おかしいのに」
バイト友「さらにおかしくなってる」
バイト友「ポンコツの次はスクラップ?」
男「・・・」
バイト友「あん?」
男「あ」
バイト友「何してるのさ。バイト終わったわよ」
男「そ、そうだな・・・そうだそうだ」
バイト友「はぁ。元々おかしいのに」
バイト友「さらにおかしくなってる」
バイト友「ポンコツの次はスクラップ?」
男「・・・」
バイト友「あん?」
260: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:05:31.69 ID:F0nVXzUO0
バイト友「なぁ」
男「何だ」
バイト友「・・・終わるの結構早かったね。今日」
男「そうだな・・・そういえば」
バイト友「私お、お腹減ったな」
バイト友「ん・・・」カァ
男「・・・」
男「飯か」
男「何だ」
バイト友「・・・終わるの結構早かったね。今日」
男「そうだな・・・そういえば」
バイト友「私お、お腹減ったな」
バイト友「ん・・・」カァ
男「・・・」
男「飯か」
261: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:07:48.50 ID:F0nVXzUO0
バイト友「うん」
男「はは」
男「・・・お前って優しいな」
バイト友「気持ち悪い事言うな」
バイト友「私は優しいけど」
男「聞かないんだなって」
バイト友「ん」
男「・・・」
男「はは」
男「・・・お前って優しいな」
バイト友「気持ち悪い事言うな」
バイト友「私は優しいけど」
男「聞かないんだなって」
バイト友「ん」
男「・・・」
262: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:10:19.47 ID:axjfuAQH0
男「今日は俺腹減ってなから飯はいいや」
バイト友「・・・へ」
男「・・・飯は良い」
男「あ、約束だったよな」ガサガサ
男「これ」
男「ちょうど約束通りの分が食える金」
男「ラーメン行ってこい」
バイト友「・・・あっそ」
バイト友「・・・へ」
男「・・・飯は良い」
男「あ、約束だったよな」ガサガサ
男「これ」
男「ちょうど約束通りの分が食える金」
男「ラーメン行ってこい」
バイト友「・・・あっそ」
263: ◆PiqUzW26Xw @\(^o^)/ 2015/04/27(月) 01:11:23.71 ID:axjfuAQH0
幼馴染み「今日・・・早かったね終わるの」
男「うん。早く終わったから」
幼馴染み「そっか」
幼馴染み「ふふ」ピト
男「どうした?」
幼馴染み「ううん・・・良いなって」
男「良い?」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「とっても良い」
男「変な奴だな」
end
男「うん。早く終わったから」
幼馴染み「そっか」
幼馴染み「ふふ」ピト
男「どうした?」
幼馴染み「ううん・・・良いなって」
男「良い?」
幼馴染み「うん」
幼馴染み「とっても良い」
男「変な奴だな」
end
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