1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:12:11.322 ID:qq4PBIY+0
キョン「暇だな」
古泉「暇ですねぇ」
キョン「なんで今日はお前しかいないんだ?」
古泉「皆さん、用事があるんじゃないでしょう か」
キョン「そうかぁ…」
キョン「…」
キョン「…なぁ古泉」
古泉「暇ですねぇ」
キョン「なんで今日はお前しかいないんだ?」
古泉「皆さん、用事があるんじゃないでしょう か」
キョン「そうかぁ…」
キョン「…」
キョン「…なぁ古泉」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:12:48.787 ID:qq4PBIY+0
キョン「お前は彼女を作らないのか?」
古泉「はい?」
キョン「彼女だよ。俺たちは健全な男子高校生だ ぞ?」
古泉「そ、そうですね」
キョン「言いたかないが、お前は女子にもそれな りに人気があるだろう?それなりに、だが」
古泉「それなり、ではないと思いますよ?」
古泉「はい?」
キョン「彼女だよ。俺たちは健全な男子高校生だ ぞ?」
古泉「そ、そうですね」
キョン「言いたかないが、お前は女子にもそれな りに人気があるだろう?それなりに、だが」
古泉「それなり、ではないと思いますよ?」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:13:20.198 ID:qq4PBIY+0
キョン「…」
古泉「冗談です。そんなに睨まないで下さい」
キョン「…まぁいい。で、彼女は作らないのか?」
古泉「そうですね。作らないわけじゃないんです よ」
キョン「だよな。お前なら…」
古泉「作れないんです」
キョン「えっ」
古泉「僕は機関の人間であり、神人を倒すという 大きな使命がありますから」
キョン「そ、そうだったな。すまん」
古泉「いえ、いいんです」
古泉「冗談です。そんなに睨まないで下さい」
キョン「…まぁいい。で、彼女は作らないのか?」
古泉「そうですね。作らないわけじゃないんです よ」
キョン「だよな。お前なら…」
古泉「作れないんです」
キョン「えっ」
古泉「僕は機関の人間であり、神人を倒すという 大きな使命がありますから」
キョン「そ、そうだったな。すまん」
古泉「いえ、いいんです」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:14:04.795 ID:qq4PBIY+0
キョン「じゃあ、機関に所属している人間はみん な恋愛とかはしてないわけか?」
古泉「もちろんです。皆さん、そんな余裕なんて ないんでしょうね」
キョン「そうか…」
古泉「そう言うあなたはどうなんですか?」
キョン「え?」
古泉「彼女との距離は縮めなくてよろしいんです か?」
キョン「か、彼女って誰だ!?」
古泉「わかっていらっしゃるでしょう?ふふ」
キョン「さ、さぁな。さっぱりわからん」
古泉「ふふ」
古泉「もちろんです。皆さん、そんな余裕なんて ないんでしょうね」
キョン「そうか…」
古泉「そう言うあなたはどうなんですか?」
キョン「え?」
古泉「彼女との距離は縮めなくてよろしいんです か?」
キョン「か、彼女って誰だ!?」
古泉「わかっていらっしゃるでしょう?ふふ」
キョン「さ、さぁな。さっぱりわからん」
古泉「ふふ」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:15:33.307 ID:qq4PBIY+0
キョン「さて、することもないし、そろそろ帰る とするか」
古泉「そうですね。あ、鍵は僕に任せて先に帰っ ていただいても結構ですよ」
キョン「そうか?じゃあ任せた」
古泉「えぇ。また明日」
バタン!
古泉「ふぅ」
古泉「まさか彼女を作らないかどうか聞かれるな んて…」
古泉「口が裂けても『興味がないから作らない』 とは言えませんね」
古泉「えっと、i-podは…と」
古泉「今日はjumping!!でも聴きながら帰り ましょう。」
古泉「そうですね。あ、鍵は僕に任せて先に帰っ ていただいても結構ですよ」
キョン「そうか?じゃあ任せた」
古泉「えぇ。また明日」
バタン!
古泉「ふぅ」
古泉「まさか彼女を作らないかどうか聞かれるな んて…」
古泉「口が裂けても『興味がないから作らない』 とは言えませんね」
古泉「えっと、i-podは…と」
古泉「今日はjumping!!でも聴きながら帰り ましょう。」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:16:41.802 ID:qq4PBIY+0
古泉「けっこーけっこーいけるもんね~♪」
古泉「…おっと、うっかり声に出して歌ってしまい ました」
古泉「正に名曲。再生回数が12万回とは、困ったものです」
古泉「邦楽にもこれくらい頑張って欲しいもので すねぇ」
古泉「彼女…。嫁にカレンがいるから必要ないですよ。 ふふ」
古泉「そうだ、今日は新しいアニメを買って帰り ますか」
古泉「…おっと、うっかり声に出して歌ってしまい ました」
古泉「正に名曲。再生回数が12万回とは、困ったものです」
古泉「邦楽にもこれくらい頑張って欲しいもので すねぇ」
古泉「彼女…。嫁にカレンがいるから必要ないですよ。 ふふ」
古泉「そうだ、今日は新しいアニメを買って帰り ますか」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:17:12.049 ID:qq4PBIY+0
翌日
ガチャ
古泉「遅くなりました。掃除当番がありまして」
みくる「あ、すぐにお茶を煎れますね」
古泉「ありがとうございます」
ハルヒ「あ~、もう。ぜんぜんホームページにア クセスがないわ」
キョン「そうか」
ハルヒ「あんたももっと憤りを感じなさいよ!S OS団の1員なのよ!?」
キョン「俺ならこんなサイトにアクセスしたいと 思わんしな」
ハルヒ「はぁ!?」
キョン「冗談だよ、冗談」
古泉「いつも通りですね」
ガチャ
古泉「遅くなりました。掃除当番がありまして」
みくる「あ、すぐにお茶を煎れますね」
古泉「ありがとうございます」
ハルヒ「あ~、もう。ぜんぜんホームページにア クセスがないわ」
キョン「そうか」
ハルヒ「あんたももっと憤りを感じなさいよ!S OS団の1員なのよ!?」
キョン「俺ならこんなサイトにアクセスしたいと 思わんしな」
ハルヒ「はぁ!?」
キョン「冗談だよ、冗談」
古泉「いつも通りですね」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:17:34.378 ID:qq4PBIY+0
ハルヒ「だいたい、なんでみんな不思議なことに もっと興味を示さないのよ!?」
キョン「そんなもん、人それぞれだろう」
ハルヒ「いいえ!それにしてもこれは酷すぎる わ!」
キョン「みんな、他に興味ものがあるんだろう な」
ハルヒ「そうよ、それだわ。みんな他のどうでも いいことに興味を抱いてるのよ!」
キョン「なんだ、わかってるんじゃないか。だ が、人の興味をどうでもいいことと片付けるのは どうかと思うぞ」
ハルヒ「だってどうでもいいことなんだもの!あたしはテレビを見ててそれを確信したわ!」
キョン「そんなもん、人それぞれだろう」
ハルヒ「いいえ!それにしてもこれは酷すぎる わ!」
キョン「みんな、他に興味ものがあるんだろう な」
ハルヒ「そうよ、それだわ。みんな他のどうでも いいことに興味を抱いてるのよ!」
キョン「なんだ、わかってるんじゃないか。だ が、人の興味をどうでもいいことと片付けるのは どうかと思うぞ」
ハルヒ「だってどうでもいいことなんだもの!あたしはテレビを見ててそれを確信したわ!」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:17:54.734 ID:qq4PBIY+0
キョン「テレビ?」
ハルヒ「そう、前にふと付けたテレビで音楽番組 がやってたのよ」
ハルヒ「特に見たい番組もないからチャンネルを そのままにして見てたの」
キョン「ほう」
ハルヒ「週の音楽ランキングがあったんだけど…あ たしは愕然としたわ」
キョン「なんでだ?」
ハルヒ「アニソンよ!ランキングの上位をアニソ ンが占めてたの!おかしいでしょ!?」
古泉(ピクッ…)
ハルヒ「そう、前にふと付けたテレビで音楽番組 がやってたのよ」
ハルヒ「特に見たい番組もないからチャンネルを そのままにして見てたの」
キョン「ほう」
ハルヒ「週の音楽ランキングがあったんだけど…あ たしは愕然としたわ」
キョン「なんでだ?」
ハルヒ「アニソンよ!ランキングの上位をアニソ ンが占めてたの!おかしいでしょ!?」
古泉(ピクッ…)
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:18:16.888 ID:qq4PBIY+0
キョン「アニソンねぇ」
ハルヒ「みんなそれを見て『萌え~』とかやって んのよ!?バッカみたい!」
キョン(朝比奈さんは萌え要因でSOS団に入れ たんじゃなかったのか?)
ハルヒ「このままのペースで行ったら日本の音楽 業界がアニソンに覆い尽くされる日は近いわ!」
ハルヒ「そう、やがて日本の音楽業界の終焉を迎 えるのよ!」
古泉(わかってない…。涼宮さんはまるでわかって ない!)
ハルヒ「みんなそれを見て『萌え~』とかやって んのよ!?バッカみたい!」
キョン(朝比奈さんは萌え要因でSOS団に入れ たんじゃなかったのか?)
ハルヒ「このままのペースで行ったら日本の音楽 業界がアニソンに覆い尽くされる日は近いわ!」
ハルヒ「そう、やがて日本の音楽業界の終焉を迎 えるのよ!」
古泉(わかってない…。涼宮さんはまるでわかって ない!)
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:18:32.572 ID:qq4PBIY+0
キョン「そんなに目くじらを立てることか?」
ハルヒ「何よ!?まさかあんたもアニソンを買っ てるわけ!?」
キョン「買うか、そんなもの」
古泉(ピクッ、ピクッ!)
キョン「だがな、人は自分がいいと思った物を買 うんだ。そういった意味じゃ今回はアニソンの方 がいいと思う人間がたくさんいたというだけだろ う」
ハルヒ「アニソンのどこがいいのよ!」
古泉(ピクッ!ピクピクッ!!)
古泉(堪えろ、堪えろ古泉一樹!)
ハルヒ「何よ!?まさかあんたもアニソンを買っ てるわけ!?」
キョン「買うか、そんなもの」
古泉(ピクッ、ピクッ!)
キョン「だがな、人は自分がいいと思った物を買 うんだ。そういった意味じゃ今回はアニソンの方 がいいと思う人間がたくさんいたというだけだろ う」
ハルヒ「アニソンのどこがいいのよ!」
古泉(ピクッ!ピクピクッ!!)
古泉(堪えろ、堪えろ古泉一樹!)
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:18:53.518 ID:qq4PBIY+0
ハルヒ「アニソン聴いてる暇があったら不思議の 1つでも探せばいいのよ!」
キョン(不思議を探す暇があったら音楽を聴いて たいがな)
ハルヒ「あぁ、もう!腐ってるわ!」
ハルヒ「大体深夜アニメってなによ!?もっとた めになるものを放送すればいいのに!」
ハルヒ「そう、音楽業界の前にテレビ業界が腐っ て行ったのよ!」
ハルヒ「多すぎる!わかってない奴が多すぎる わ!」
古泉「わかってないのはお前らだろうが!!」
ハルヒ「!?」
キョン(不思議を探す暇があったら音楽を聴いて たいがな)
ハルヒ「あぁ、もう!腐ってるわ!」
ハルヒ「大体深夜アニメってなによ!?もっとた めになるものを放送すればいいのに!」
ハルヒ「そう、音楽業界の前にテレビ業界が腐っ て行ったのよ!」
ハルヒ「多すぎる!わかってない奴が多すぎる わ!」
古泉「わかってないのはお前らだろうが!!」
ハルヒ「!?」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:19:48.819 ID:qq4PBIY+0
ハルヒ「あ…そ、そうよね!」
キョン「…」
みくる「私、びっくりしちゃいました~」
古泉「で、ですよね。すいません」
古泉(な…何をしてるんだ僕は)
長門「…」ペラッ
ハルヒ「えと…なんだっけ。そうそう、アニメ ね!」
ハルヒ「ちょっと前も『ハロー!きんいろモザイク』なんてやってたけど、
どこがいいのか全くわからなかった わ!」
古泉「きんモザ最高だろうが!!!」
キョン「…」
みくる「私、びっくりしちゃいました~」
古泉「で、ですよね。すいません」
古泉(な…何をしてるんだ僕は)
長門「…」ペラッ
ハルヒ「えと…なんだっけ。そうそう、アニメ ね!」
ハルヒ「ちょっと前も『ハロー!きんいろモザイク』なんてやってたけど、
どこがいいのか全くわからなかった わ!」
古泉「きんモザ最高だろうが!!!」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:20:07.978 ID:qq4PBIY+0
ハルヒ「…」
キョン「…」
みくる「…」
長門「…」
古泉「…」
古泉「…っていうシーンがあるんですよ。今回の 劇」
キョン「いや、無理があるだろう。それは」
キョン「…」
みくる「…」
長門「…」
古泉「…」
古泉「…っていうシーンがあるんですよ。今回の 劇」
キョン「いや、無理があるだろう。それは」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:20:35.720 ID:qq4PBIY+0
ハルヒ「…古泉くん、もしかしてきんモザ見てた?」
古泉「…」
ハルヒ「ご、ごめん。身近に見てる人がいるなん て思わなかったからつい…」
古泉「見てません」
キョン(こ、こいつは…!)
古泉「あんなアニメ、見てませんよ」ニコッ
キョン(握り拳に爪が食い込んで血が出てるぞ古 泉…!)
古泉「…」
ハルヒ「ご、ごめん。身近に見てる人がいるなん て思わなかったからつい…」
古泉「見てません」
キョン(こ、こいつは…!)
古泉「あんなアニメ、見てませんよ」ニコッ
キョン(握り拳に爪が食い込んで血が出てるぞ古 泉…!)
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:20:51.399 ID:qq4PBIY+0
ハルヒ「…」
みくる「…」
キョン「…」
長門「…」
古泉「…」
ハルヒ「あ、きょ、今日はもう遅いから解散にし ましょう!また明日部室でね!」
長門「まだ4時」
みくる「あ、は~い!帰りますね!」
古泉「あ、鍵は…鍵は僕が閉めますんで!」
みくる「…」
キョン「…」
長門「…」
古泉「…」
ハルヒ「あ、きょ、今日はもう遅いから解散にし ましょう!また明日部室でね!」
長門「まだ4時」
みくる「あ、は~い!帰りますね!」
古泉「あ、鍵は…鍵は僕が閉めますんで!」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:21:18.191 ID:qq4PBIY+0
古泉「…」
古泉「…はぁ」
古泉「やってしまった」
古泉「感情を抑えきれないとは、僕もまだまだで すね」
古泉「僕がアニメ大好きで、抱き枕とか持って て、アニメのブルーレイ見るためにプロジェク ターまで買ったなんてこと涼宮さんたちにばれた ら…」
古泉「…もうボロは出しません。帰ってGF(仮)でもやりますか…」
キョン「…古泉」
古泉「!」
古泉「…はぁ」
古泉「やってしまった」
古泉「感情を抑えきれないとは、僕もまだまだで すね」
古泉「僕がアニメ大好きで、抱き枕とか持って て、アニメのブルーレイ見るためにプロジェク ターまで買ったなんてこと涼宮さんたちにばれた ら…」
古泉「…もうボロは出しません。帰ってGF(仮)でもやりますか…」
キョン「…古泉」
古泉「!」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:21:34.437 ID:qq4PBIY+0
古泉「き、聞いてらしたんですか。僕の独り言…」
キョン「…やっぱりアニメ大好きだったんだな、お前」
古泉「…」
キョン「そ、そんな顔をするな!」
古泉「軽蔑しましたよね」
キョン「そ、そんなことはないぞ!俺もドラゴン ボールとか見てたしな。はは…」
古泉「…」
キョン「…やっぱりアニメ大好きだったんだな、お前」
古泉「…」
キョン「そ、そんな顔をするな!」
古泉「軽蔑しましたよね」
キョン「そ、そんなことはないぞ!俺もドラゴン ボールとか見てたしな。はは…」
古泉「…」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:22:16.913 ID:qq4PBIY+0
古泉「困っちゃいましたね~。どれをお貸ししましょう」
キョン「…」
古泉「喰霊は初心者には向いてないですかね。それなら…」
キョン「…」
古泉「これです!クラナド!是非見てくださ い!」
キョン「…面白いのか?」
古泉「クラナドは人生です」
キョン「…」
古泉「喰霊は初心者には向いてないですかね。それなら…」
キョン「…」
古泉「これです!クラナド!是非見てくださ い!」
キョン「…面白いのか?」
古泉「クラナドは人生です」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:22:35.783 ID:qq4PBIY+0
キョン家
キョン「結局全巻持って帰らされた…」
キョン「まぁ、話を合わせる為に少しくらい見と くか」
キョン妹「キョン君なにしてるの~」
キョン「あっちいってなさい!」
キョン妹「キョン君のケチ~」
キョン「ふぅ」
キョン「さて、見てみるか」
キョン「結局全巻持って帰らされた…」
キョン「まぁ、話を合わせる為に少しくらい見と くか」
キョン妹「キョン君なにしてるの~」
キョン「あっちいってなさい!」
キョン妹「キョン君のケチ~」
キョン「ふぅ」
キョン「さて、見てみるか」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:22:52.430 ID:qq4PBIY+0
翌日
キョン「よう、古泉」
古泉「おはいようございます。珍しいですね、部 活でもないのに話しかけるなんて」
キョン「あぁ」
古泉「そういえばお貸ししたアニメはいかがでし たか?」
キョン「見終わった。他の奴を貸してくれ」
古泉「え、一晩でですか?」
キョン「そうだ。別の奴を」
古泉「あ、はい!」
キョン「よう、古泉」
古泉「おはいようございます。珍しいですね、部 活でもないのに話しかけるなんて」
キョン「あぁ」
古泉「そういえばお貸ししたアニメはいかがでし たか?」
キョン「見終わった。他の奴を貸してくれ」
古泉「え、一晩でですか?」
キョン「そうだ。別の奴を」
古泉「あ、はい!」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:23:13.609 ID:qq4PBIY+0
部室
みくる「お茶どうぞ~」
ハルヒ「ありがと。今日も可愛いわみくるちゃ ん!…あれ、キョンが来ないわね」
古泉「用事があるので早く帰られましたよ」
ハルヒ「あ…。そ、そう」
古泉(ふふ、彼もはまっているみたいですね)
古泉(さて、ひぐらしの次は何を貸しましょうか)
古泉(コードギアスなんて彼にピッタリかもしれ ません。ふふふ)
みくる「お茶どうぞ~」
ハルヒ「ありがと。今日も可愛いわみくるちゃ ん!…あれ、キョンが来ないわね」
古泉「用事があるので早く帰られましたよ」
ハルヒ「あ…。そ、そう」
古泉(ふふ、彼もはまっているみたいですね)
古泉(さて、ひぐらしの次は何を貸しましょうか)
古泉(コードギアスなんて彼にピッタリかもしれ ません。ふふふ)
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:23:33.109 ID:qq4PBIY+0
夜
Prrrrr!
古泉「…こんな時間に誰でしょう」
ガチャ
キョン『古泉、俺だ』
古泉「どうも、どうしました?」
キョン『ひぐらし面白いな』
古泉「そうですか!喜んでいただけて何よりで す」
キョン『今からお前の家に行くから、ひぐらしの 解を貸してくれ!』
古泉「え、もう2時ですよ?さすがに明日の方 が…」
キョン『30分で行く!それじゃあな!』
ガチャ
古泉「…」
Prrrrr!
古泉「…こんな時間に誰でしょう」
ガチャ
キョン『古泉、俺だ』
古泉「どうも、どうしました?」
キョン『ひぐらし面白いな』
古泉「そうですか!喜んでいただけて何よりで す」
キョン『今からお前の家に行くから、ひぐらしの 解を貸してくれ!』
古泉「え、もう2時ですよ?さすがに明日の方 が…」
キョン『30分で行く!それじゃあな!』
ガチャ
古泉「…」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:24:13.524 ID:qq4PBIY+0
数日後
古泉「いやはや、まさかここまで彼がアニメには まってしまうとは」
古泉「大変喜ばしいことです」
古泉「勢いに任せて、彼にもGF(仮)を進めてみましょうか」
キョン「古泉」
古泉「ああ、お待ちしておりました」
キョン「約束のものは」
古泉「ええ、きんモザのブルーレイディスクです。おもしろいですよ」
キョン「これがきんモザか…」
古泉「いやはや、まさかここまで彼がアニメには まってしまうとは」
古泉「大変喜ばしいことです」
古泉「勢いに任せて、彼にもGF(仮)を進めてみましょうか」
キョン「古泉」
古泉「ああ、お待ちしておりました」
キョン「約束のものは」
古泉「ええ、きんモザのブルーレイディスクです。おもしろいですよ」
キョン「これがきんモザか…」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:25:03.922 ID:qq4PBIY+0
古泉「ついに彼もきんモザの世界に足を踏み入れましたか」
古泉「ふふ、そこははまるとなかなか抜け出せな いですよ?」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「おや、涼宮さん。どうかしましたか?」
ハルヒ「キョンのこと、なにか知らない?」
古泉「というと?」
ハルヒ「最近キョンの様子がおかしいのよ。毎日 目にクマを作って登校してくるし、ろくに部活も 参加しないで帰っちゃうし…」
古泉「確かに、疲れた感じがしましたねぇ」
ハルヒ「あ~もう!これ以上部活をサボるような ら死刑だから!古泉くんもキョンに会ったらそう 伝えといて!」
古泉「かしこまりました」
古泉(…さて、次は何を貸しましょうか)
古泉「ふふ、そこははまるとなかなか抜け出せな いですよ?」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「おや、涼宮さん。どうかしましたか?」
ハルヒ「キョンのこと、なにか知らない?」
古泉「というと?」
ハルヒ「最近キョンの様子がおかしいのよ。毎日 目にクマを作って登校してくるし、ろくに部活も 参加しないで帰っちゃうし…」
古泉「確かに、疲れた感じがしましたねぇ」
ハルヒ「あ~もう!これ以上部活をサボるような ら死刑だから!古泉くんもキョンに会ったらそう 伝えといて!」
古泉「かしこまりました」
古泉(…さて、次は何を貸しましょうか)
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:26:02.631 ID:qq4PBIY+0
翌日
古泉「どうも」
キョン「ん、まだお前しか来てないのか」
古泉「そのようですね」
キョン「ハルヒめ。『来なきゃ死刑』とか言っと きながらお前が遅れてどうするんだ」
古泉「ふふ。そういえばきんモザはどうでした?」
キョン「きんモザか。あれは素晴らしかった よ」
古泉「そうでしょう。貴方ならわかっていただけると思いましたよ」
古泉「貴方はどのキャラが一番良いと思いまし た?」
キョン「俺か?俺は綾ちゃんかなぁ」
古泉(…やっぱりそういう系のキャラが好きなんですね)
古泉「どうも」
キョン「ん、まだお前しか来てないのか」
古泉「そのようですね」
キョン「ハルヒめ。『来なきゃ死刑』とか言っと きながらお前が遅れてどうするんだ」
古泉「ふふ。そういえばきんモザはどうでした?」
キョン「きんモザか。あれは素晴らしかった よ」
古泉「そうでしょう。貴方ならわかっていただけると思いましたよ」
古泉「貴方はどのキャラが一番良いと思いまし た?」
キョン「俺か?俺は綾ちゃんかなぁ」
古泉(…やっぱりそういう系のキャラが好きなんですね)
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:26:26.945 ID:qq4PBIY+0
キョン「キャラもいいが、曲が最高じゃない か!」
古泉「でしょう!」
キョン「なぁ、あの曲はどっかで売ってたりするのか?」
古泉「ちゃんとCDショップに売っていますよ」
キョン「マジか!よし、今から買ってくる!」
古泉「えっ、部活は…」
キョン「どうでもいい!ハルヒには適当に言って おいてくれ!じゃあな!」
バタン!
古泉「…困ったものです」
古泉「でしょう!」
キョン「なぁ、あの曲はどっかで売ってたりするのか?」
古泉「ちゃんとCDショップに売っていますよ」
キョン「マジか!よし、今から買ってくる!」
古泉「えっ、部活は…」
キョン「どうでもいい!ハルヒには適当に言って おいてくれ!じゃあな!」
バタン!
古泉「…困ったものです」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:28:39.232 ID:qq4PBIY+0
翌日
古泉「どうも…って大丈夫ですか?その頬…」
キョン「あぁ、今日こそ部活に来いとハルヒに ひっぱ叩かれた」
古泉「大変ですね。あ、そういえばきんモザの 曲はどうでした?」
キョン「おう、買った!昨日からリピートしまく りだ!そういえば、キャラソンなんてのもあるん だな」
古泉「そうです!あれも素晴らしい出来ですよ」
キョン「見くびるなよ。もう全部買ったさ」
古泉「おぉ、全キャラ5人分買っていただけまし たか!」
キョン「もちろん!全キャラ5枚ずつしっかり 買ったぜ!」
古泉「5枚…ず…つ?」
古泉「どうも…って大丈夫ですか?その頬…」
キョン「あぁ、今日こそ部活に来いとハルヒに ひっぱ叩かれた」
古泉「大変ですね。あ、そういえばきんモザの 曲はどうでした?」
キョン「おう、買った!昨日からリピートしまく りだ!そういえば、キャラソンなんてのもあるん だな」
古泉「そうです!あれも素晴らしい出来ですよ」
キョン「見くびるなよ。もう全部買ったさ」
古泉「おぉ、全キャラ5人分買っていただけまし たか!」
キョン「もちろん!全キャラ5枚ずつしっかり 買ったぜ!」
古泉「5枚…ず…つ?」
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:29:03.907 ID:qq4PBIY+0
放課後
ハルヒ「キョンが帰ったぁ!?」
みくる「はい、駆け足で出て行くのを見ました」
ハルヒ「あのバカ!電話で呼びつけてやる わ!!」
古泉(困ったものです)
長門「…」ペラッ
ハルヒ「もしもし!ちょっとあんた今何処にいる のよ!?」
ハルヒ「ケーキ屋さん!?どうでもいいからさっ さと部室に来なさい!30秒以内!!」
ピッ
ハルヒ「まったく!あいつは!何を考えてるのか しら!」
ハルヒ「キョンが帰ったぁ!?」
みくる「はい、駆け足で出て行くのを見ました」
ハルヒ「あのバカ!電話で呼びつけてやる わ!!」
古泉(困ったものです)
長門「…」ペラッ
ハルヒ「もしもし!ちょっとあんた今何処にいる のよ!?」
ハルヒ「ケーキ屋さん!?どうでもいいからさっ さと部室に来なさい!30秒以内!!」
ピッ
ハルヒ「まったく!あいつは!何を考えてるのか しら!」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:29:51.138 ID:qq4PBIY+0
ガチャ
キョン「…」
ハルヒ「あ、来たわね!何考えてるの!あんた最 近サボり過ぎよ!百刑に値するわ!」
キョン「…」
ハルヒ「最近のあんたはたるんでるのよ!SOS 団としての自覚はあるの!?」
キョン「…」
古泉「あの、何をしてらしたんですか?」
キョン「誕生日の…」
キョン「シャロちゃんの9月の誕生日ケーキの予約 に行ってたんだ…」
古泉「…」
古泉(彼は…廃人になろうとしている…)
キョン「…」
ハルヒ「あ、来たわね!何考えてるの!あんた最 近サボり過ぎよ!百刑に値するわ!」
キョン「…」
ハルヒ「最近のあんたはたるんでるのよ!SOS 団としての自覚はあるの!?」
キョン「…」
古泉「あの、何をしてらしたんですか?」
キョン「誕生日の…」
キョン「シャロちゃんの9月の誕生日ケーキの予約 に行ってたんだ…」
古泉「…」
古泉(彼は…廃人になろうとしている…)
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:30:13.177 ID:qq4PBIY+0
ハルヒ「ちょっと聞いてるのキョン!?」
キョン「…」
ハルヒ「ケーキ屋さんにいってたなら、あたした ちへのお詫びの品くらい買ってきたんでしょう ね!?」
キョン「うるさい!!」
ハルヒ「!」
古泉「!」
ハルヒ「な、何よ!?」
キョン「…」
ハルヒ「ケーキ屋さんにいってたなら、あたした ちへのお詫びの品くらい買ってきたんでしょう ね!?」
キョン「うるさい!!」
ハルヒ「!」
古泉「!」
ハルヒ「な、何よ!?」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:31:18.883 ID:qq4PBIY+0
キョン「さっきからやかましいんだよお前は!ガミガミガミガミと!! お前のような奴より綾ちゃんの方が100倍可愛いんだよ!!」
ハルヒ「!」
ハルヒ「あ、綾ちゃんて誰よ!?」
キョン「そんなことも知らんのかお前は!」
みくる「あの、二人とも…」
携帯『いぇいいぇいきっとだいじょぶさ♪』
古泉(僕の携帯が!閉鎖空間が発生しましたね!)
古泉(このままではまずい!世界が終わってしま う!)
ハルヒ「!」
ハルヒ「あ、綾ちゃんて誰よ!?」
キョン「そんなことも知らんのかお前は!」
みくる「あの、二人とも…」
携帯『いぇいいぇいきっとだいじょぶさ♪』
古泉(僕の携帯が!閉鎖空間が発生しましたね!)
古泉(このままではまずい!世界が終わってしま う!)
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:31:48.244 ID:qq4PBIY+0
キョン「お前は可愛い可愛いなんて言われてるけ どな。2次元の世界の!綾ちゃんには!沙都子には!絶対に勝てないんだよ!」
ハルヒ「な、何言ってるの!?」
古泉(これは僕の責任です。…僕が解決しなければ!)
キョン「もういい!俺は帰るぞ!」
古泉「待ってください!」
キョン「何だ!?」
ハルヒ「な、何言ってるの!?」
古泉(これは僕の責任です。…僕が解決しなければ!)
キョン「もういい!俺は帰るぞ!」
古泉「待ってください!」
キョン「何だ!?」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:32:10.019 ID:qq4PBIY+0
古泉(…完全な禁じ手ですが、仕方ありません!)
古泉「貴方は勘違いしてます。涼宮さんをよく見てください」
古泉「…彼女も2次元です」
キョン「…」
ハルヒ「…」
古泉「…」
キョン「oh…」
古泉「貴方は勘違いしてます。涼宮さんをよく見てください」
古泉「…彼女も2次元です」
キョン「…」
ハルヒ「…」
古泉「…」
キョン「oh…」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:32:25.661 ID:qq4PBIY+0
キョン「そうか…」
ハルヒ「…」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「お前も、なかなかいいぞ」
ハルヒ「は…はぁ!?」
キョン「気づけなかった…お前の放つ素晴らしさ に」
ハルヒ「な、なな、何言ってるのよ!?」
キョン「いいよな、god knowsとか。最高だよ な!な!」
ハルヒ「…」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「お前も、なかなかいいぞ」
ハルヒ「は…はぁ!?」
キョン「気づけなかった…お前の放つ素晴らしさ に」
ハルヒ「な、なな、何言ってるのよ!?」
キョン「いいよな、god knowsとか。最高だよ な!な!」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/03(金) 08:32:45.198 ID:qq4PBIY+0
古泉「…これで良かったのかわかりませんが…大丈 夫でしょう」
長門「極端すぎる」
古泉「確かに…」
長門「強引過ぎる」
古泉「確かに…」
長門「私にも貸すべき」
古泉「確か…え?」
おしまい
長門「極端すぎる」
古泉「確かに…」
長門「強引過ぎる」
古泉「確かに…」
長門「私にも貸すべき」
古泉「確か…え?」
おしまい
引用元: ・古泉「きんモザいいですねぇ」
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