1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 13:56:26.37 ID:N0Ga6A6t0
さやか「あんたいつもこんなの飲んでんの?」

ほむら「嫌なら飲まないでちょうだい」ホム

さやか「…へいへい」ズズズ

さやか(にげぇ…)

ほむら「だいたい卒業文集作りの為に私の家に来たのでしょう?」

さやか「ま~ねあんたとあたしはその作成係だし」

ほむら「……貴重な休日が…」ボソッ

さやか「こっちが言いたいわい」ボソッ

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:00:00.47 ID:N0Ga6A6t0
ほむら「だいたいあなたが出しゃばって作成係に手を挙げたのが」

さやか「あたしは最初から決めてたんだも―んそっちこそなんで」

ほむら「ぬぐぐぐぐ」ヒッパリ

さやか「痛い痛い!あたしの貴重なショートヘアがっ」

ほむら「いっそ坊主にしたら?」

さやか「しないわ!」ピシッ

ピンポーン

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:04:09.50 ID:N0Ga6A6t0
まどか「シツレイシマース」

さやか「あんたのロングヘアーも全部抜いてやるわ!」

ほむら「ぐ…顔近い顔近いってば!」

まどか(卒業文集作成に来たら親友二人がプロレスごっこしていたでござる)

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:10:06.17 ID:N0Ga6A6t0
まどか「名前順に並べて…と」

さやか「ウチのクラス分だけでも結構多いな~」ホエー

ほむら「ふ~ん」ニヤニヤ

まどか「何見てるのほむらちゃん」

さやか「げっ…」

ほむら「ふふふ…こんなの書いてたのね美樹さやか」

・一番の思い出は休みの日は必ず恭介のヴァイオリン演奏に行ったことです!
・将来の私はきっといいお嫁さんになれたらと思います!

さやか「う、うわー!」

ほむら「ふふふ」ニヤニヤ

まどか「あはは…あれ最後になんか書いてあるよほむらちゃん」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:14:24.58 ID:N0Ga6A6t0
このクラスに一言
・一年間ありがとう!
まどかは嫁になるのだ!
ほむらも二年の時は仲悪かったけど今は仲良しでさやかちゃん感激です!

さやか「えへへ…」テレテレ

ほむら「…」

ほむら「さっさと作っちゃいましょう」ホム

さやか「お、おう」

まどか(一瞬ほむらちゃんの頬が赤くなったような…)

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:22:21.92 ID:N0Ga6A6t0
数分後

さやか「終わった~」

ほむら「ふ…」ファサッ

まどか「お疲れ~あとは当日他のクラスのと合わせるだけだね」

さやか「だね~にしてもみんな色々書いてたな~」

さやか「ほむらのにはなんて書いてあったのかなっと~?」

ほむら「やめなさい」ガシッ

さやか「へへ~んあたしの勝手に見たお返しだよっと」ペラッ

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:29:58.33 ID:N0Ga6A6t0
・一番の思い出は体育祭のリレーで青髪(仮)にバトンパスをしたことです
その青髪(仮)のおかげてクラスがビリから一位になれたのでとても嬉しかったです
・将来の私は今の友人を大切にできる人になれたらいいと思います

このクラスに一言
二年生で転校してきたときから優しくしてくれた鹿目さんがいてくれて楽しかったクラスでした
青髪(仮)も仲良くしてくれてありがとう

さやか「青髪って…あんたねぇ」

ほむら「ふん」プイッ

さやか「ま、さんきゅー」

まどか「ほむらちゃんて友達思いなんだね」ウェヒヒ

ほむら「……そういってもらえるとうれしいわ」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:41:49.20 ID:N0Ga6A6t0
さやか「ほんじゃバイバイ!」

まどか「文集は私が持っとくね、それじゃまた学校で!」

ほむら「さようなら」

まどか(そういえば、二人とも私の見なかったのかな…?)

・一番の思い出は二人の大切な親友といっしょのクラスなったことです
・将来の私はママみたいな人になれたらと思います

このクラスに一言
一年間ありがとうございました
一緒の高校の人も違う人もみんなそれそれ頑張ってください!

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:43:39.62 ID:N0Ga6A6t0
数日後

さやか「文集忘れた!?」

まどか「ご、ごめん…」

ほむら「取りに行くわよ美樹さやか」グッ

さやか「だおー!?ひっぱんなああああ!」

まどか「わ…わたしも!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:45:32.22 ID:N0Ga6A6t0
―――

先生「文集と一緒に卒業アルバムも配りまーす」

中沢「卒業アルバムと言えば白いページだよな~」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:50:17.53 ID:N0Ga6A6t0
さやか「まどか書いていい?」

ほむら「私も」

まどか「うぇひひ、喜んで」

カキカキ

―高校でもあたしの嫁になるのだ!
―高校でもよろしくお願いね

さやほむ「…」

さやか「次…あんたのに書いていい?」

ほむら「どうぞ私も書くから」

カキカキ

―高校でも仲良くしてね!

―いつもニコニコしていて楽しかったわ。

まどか「私も!」

カキカキ

―いつまでたっても最高の親友!

終わり

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 14:56:53.58 ID:N0Ga6A6t0
おまけ

さやか「恭介は音楽専門校に行っちゃうし」

さやか「仁美は私立か~」

中沢「でもまどかやほむらさんと一緒だからいいだろ?」

さやか「まあね」ニコッ

中沢「で…高校から合格祝いに出された宿題どうすんの?」

さやか「中沢、あんたんちシュレッダーない?」

中沢「ねえよ」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/16(金) 15:00:51.24 ID:N0Ga6A6t0
高校生になって

ほむら「まどか、リボン似合ってるわね」

まどか「えへへ」

さやか「ふぁぁ~ねむっ」

「よう!」

「おはようみんな」

さやか「お!おはようっす!」

さやか「杏子先輩とマミ先輩」

終わり

引用元: さやか「コーヒー苦い」