…

カレン「今日穂乃花部活ないみたいデース！今からくるらしいデース！」

忍「 (…うまいこと嘘ついて帰りましょうか…でもいきなり用事を思い出すのもわざとらしいですし…)」

アリス「 (別に嫌いなわけじゃないけどこのグループに混ぜるのはなんかなあ…)」

陽子「そっかーじゃあ今日は6人だなー」

綾「穂乃花も来るのね…」

カレン「どうしたデース、みんな今日元気ないデース」

忍「 (出来るだけ居ないものとして考えて今日は楽しむしかないですね…うまいこと嘘ついて早めに帰りましょう)そ、そんなことないですよ、私はいつも元気です」

アリス「 (まあシノが帰らないなら帰っちゃうのもなあ…)そうだよ～別にテンション下がったりなんかしてないよ～」

陽子「だよなー別に人数増えても損することはないしなー」

綾「そうね、陽子の言う通りだわ(陽子がいいなら私もいいか)」

穂乃花「みんなお待たせ～」

カレン「オゥ！穂乃花！オッハヨウゴジャイマース！」

忍「 おはようございます穂乃花ちゃん(さーてどうやって切り上げましょうか)」

アリス「じゃあどこ行こっかー(ああ本当に来ちゃった…)」

陽子「私どっか広い公園とかがいいなー」

カレン「えーショッピングモールとかがいいデース」

穂乃花「私はカレンちゃんに賛成かなー」

綾「私は公園の方に賛成だわ」

アリス「 (あ、これチャンスだ)私も陽子に賛成かな」

忍「 (やむを得ません…穂乃花ちゃんを引きずるよりはカレンを切ります)それでは2つに分かれるというのはどうでしょう」

カレン「でもみんなでいた方が楽しいデース」

綾「でもそれぞれの意見を尊重するならシノの意見もアリだわ(シノグッジョブよ！)」

アリス「確かにその通りだね！さすがはシノだよ～(このまま分離するしかない！)」

陽子「そっかーそれもそうだなー」

忍「ではそうしましょう！私も公園に賛成です！(これならわざとらしくもありません！完璧です！)」

カレン「じゃあ私も公園にするデース！」

穂乃花「じゃあ私も」

その他4人「 (は？)」

忍「…(何てことでしょう…これではどうしようもありません)」

アリス「…(これはもう諦めるしかないかな)」

綾「…(しょうがないわね…穂乃花は居ないものと考えて…)」

陽子「じゃあ一旦帰ってボールとか外で遊べそうなもの持ってくるよー！」

綾「 (この手があったわ！)あ、私もバトミントンのラケットと羽がうちにあったから持ってくるわ！」

忍「私のうちにも何かあるかもしれません！アリス！一旦帰って見てきましょう！(一旦解散してしまえばこっちのものです！)」

アリス「そうだね！そうしよう！(こんどこそうまくいくはず！)」

カレン「ワカリマシタ！ではまた後で！」

穂乃花「じゃあ私も何か持ってくるよ」

他4人「 (キタァーーーーーー！)」

…

忍「アリス、どうしますか？この後」

アリス「うーんシノはどうしたい？」

忍「私はあんまり気が進みません」

アリス「私も気が進まないなー」

忍「じゃあ綾ちゃんと陽子ちゃんには悪いですけど今日は遊びに行くのやめて家で過ごしましょうか」

アリス「そうだね、家族で出かけることになったとか言えば何とかなるしね」

…

綾「さて、どうしようかしら…陽子もさりげなく避けてた気はするし陽子の本音が知りたいわ…」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

綾「！　陽子からだわ！もしもし！」

陽子「もしもし綾？この後どうする？」

綾「…正直あんまり気が進まないわ」

陽子「やっぱり？アリスとシノには悪いけどなんとか嘘ついて断っちゃう？」

綾「そうね…一旦帰った以上はどうとでもなるし…」

…
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

カレン「はいもしもし！シノ！どうしたデース！…ハイ…ハイ…それは残念デース、また今度遊びましょう」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

カレン「もしもし！オゥ！綾！なんですか？…ハイ……そうですか、ワカリマシタではまた別の機会に…」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

カレン「ハイ、陽子！何の用デース？………そうですか、それなら仕方ないデスね、バイバイデース」

穂乃花「みんなで遊ぶの楽しみだなー、テニスボールとラケットと…他には何持って行こうかな」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

穂乃花「カレンちゃんからだ！もしもし！」

カレン「穂乃花、他のみんな用事できてこれなくなっちゃったデース、どうしマス？2人だけで遊びに行きますか？」

穂乃花「 (カレンちゃんと二人きり…そんな！これってデート///キャー///)う、うん！行く行く！絶対行く！行こう！」

カレン「わかったデース、ではさっきのところでまた会いましょう(穂乃花なんだかさっきより嬉しそうデース、よかったデース)」



終わり