1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 20:21:26.29 ID:WhATNrF60
由比ヶ浜「でさー、ヒッキー」
比企谷「ヒッキーって言うのやめてくれないか?引きこもりみたいだし」
由比ヶ浜「えー、可愛いのに……それに病室に引きこもってたじゃん」
比企谷「誰のせいだと思ってんだよ」
由比ヶ浜「あ、ごめん……」
比企谷「あ、いや、冗談だっつの」
由比ヶ浜「ふふっ、ヒッキー優しいから大好き」
比企谷「そういう事言うからお前はxxxなんだよ。私が男だったら勘違いしてるぞ」
由比ヶ浜「ヒッキーならいいよ私」
比企谷「うわぁ、xxかよ引くわー……毎日見舞いに来たのもそう言うことかよ」
比企谷「ヒッキーって言うのやめてくれないか?引きこもりみたいだし」
由比ヶ浜「えー、可愛いのに……それに病室に引きこもってたじゃん」
比企谷「誰のせいだと思ってんだよ」
由比ヶ浜「あ、ごめん……」
比企谷「あ、いや、冗談だっつの」
由比ヶ浜「ふふっ、ヒッキー優しいから大好き」
比企谷「そういう事言うからお前はxxxなんだよ。私が男だったら勘違いしてるぞ」
由比ヶ浜「ヒッキーならいいよ私」
比企谷「うわぁ、xxかよ引くわー……毎日見舞いに来たのもそう言うことかよ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 20:27:40.66 ID:sLLpMoQ70
由比ヶ浜「まぁ、冗談はこのへんにして部活にいこうよ」
比企谷「あ、うん」
雪ノ下「あら、今日は遅かったのね」
由比ヶ浜「ヒッキーとの会話が盛り上がっちゃって」
比企谷「あれ、盛り上がってたのか?正直楽しくなかったんだけど」
由比ヶ浜「あ、ヒッキーひどーい」
雪ノ下「相変わらず仲が良いのね」
比企谷「助けてくれよ雪ノ下」
雪ノ下「比企谷さんが少し素直になればいいだけの話でしょ」
比企谷「いーや、私はこの学校で一番裏表の無い女子だと思うぞ」
雪ノ下「ふふっ、そう思ってるのは貴女だけよ」
比企谷「あ、うん」
雪ノ下「あら、今日は遅かったのね」
由比ヶ浜「ヒッキーとの会話が盛り上がっちゃって」
比企谷「あれ、盛り上がってたのか?正直楽しくなかったんだけど」
由比ヶ浜「あ、ヒッキーひどーい」
雪ノ下「相変わらず仲が良いのね」
比企谷「助けてくれよ雪ノ下」
雪ノ下「比企谷さんが少し素直になればいいだけの話でしょ」
比企谷「いーや、私はこの学校で一番裏表の無い女子だと思うぞ」
雪ノ下「ふふっ、そう思ってるのは貴女だけよ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 20:34:58.71 ID:f1M09Zh60
比企谷「お前も随分丸くなったな」
雪ノ下「なにかしら?まるで昔は悪だったみたいなその言い方は」
比企谷「正直ここに初めて来たときは近寄りがたい存在だったぞ」
由比ヶ浜「ゆきのんは友達と接するのが不器用なだけだもん。別に変わってないと思うよ」
雪ノ下「そ、そうかしら?」
由比ヶ浜「変なこと言ってないでヒッキーもゆきのんももっと仲良くしなよ」グイッ
比企谷「おい、押すな」
雪ノ下「………」
ギュー
比企谷「雪ノ下もなんで無抵抗なんだよ。嫌なら離れろよ」
雪ノ下「これくらい、由比ヶ浜さんも毎日やっているレベルのことだから、わざわざ対処する必要はないと思うのだけれど」
雪ノ下「なにかしら?まるで昔は悪だったみたいなその言い方は」
比企谷「正直ここに初めて来たときは近寄りがたい存在だったぞ」
由比ヶ浜「ゆきのんは友達と接するのが不器用なだけだもん。別に変わってないと思うよ」
雪ノ下「そ、そうかしら?」
由比ヶ浜「変なこと言ってないでヒッキーもゆきのんももっと仲良くしなよ」グイッ
比企谷「おい、押すな」
雪ノ下「………」
ギュー
比企谷「雪ノ下もなんで無抵抗なんだよ。嫌なら離れろよ」
雪ノ下「これくらい、由比ヶ浜さんも毎日やっているレベルのことだから、わざわざ対処する必要はないと思うのだけれど」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 20:46:51.90 ID:f1M09Zh60
戸塚「比企谷さん」
比企谷「うわっ、戸塚。何の用だよ」
戸塚「特に理由は無いんだけど……比企谷さんに会いたくなっちゃって」
比企谷「ほんとに?ほんとのほんとに?」
由比ヶ浜「ゆきのん、ヒッキーと彩ちゃんってさ……」
雪ノ下「みなまで言わなくてもわかるわよ」
由比ヶ浜「私達で二人をくっつけてあげようよ」
雪ノ下「下手なことはしないほうがいいと思うのだけれど……」
比企谷「うわっ、戸塚。何の用だよ」
戸塚「特に理由は無いんだけど……比企谷さんに会いたくなっちゃって」
比企谷「ほんとに?ほんとのほんとに?」
由比ヶ浜「ゆきのん、ヒッキーと彩ちゃんってさ……」
雪ノ下「みなまで言わなくてもわかるわよ」
由比ヶ浜「私達で二人をくっつけてあげようよ」
雪ノ下「下手なことはしないほうがいいと思うのだけれど……」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 20:51:56.26 ID:W7LEulH00
由比ヶ浜「でもヒッキー引っ込み思案だから、このままじゃダメだよ絶対」
雪ノ下「確かにそうだけれど、恋愛にはその人なりの距離感があると思うのわ」
由比ヶ浜「彩ちゃんがあんなにアタックしてきてるんだから、絶対うまくいくよ。やるなら早いほうがいいし」
雪ノ下「相思相愛だからこそ、あえて手を加えないほうがいいと思うの。変に手を出して拗れてしまったら大変よ。それに……」
由比ヶ浜「それに?」
雪ノ下「私達にアドバイスできるだけの知識はないのだから」
由比ヶ浜「そ、そんなの関係ないじゃん!」
雪ノ下「確かにそうだけれど、恋愛にはその人なりの距離感があると思うのわ」
由比ヶ浜「彩ちゃんがあんなにアタックしてきてるんだから、絶対うまくいくよ。やるなら早いほうがいいし」
雪ノ下「相思相愛だからこそ、あえて手を加えないほうがいいと思うの。変に手を出して拗れてしまったら大変よ。それに……」
由比ヶ浜「それに?」
雪ノ下「私達にアドバイスできるだけの知識はないのだから」
由比ヶ浜「そ、そんなの関係ないじゃん!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 20:57:43.72 ID:qq8BMB2X0
戸塚「で、でさ今度の日曜日……」
比企谷「う、うん……」
ギャーギャー
比企谷「うん?」
戸塚「な、なんか騒がしいね?」
由比ヶ浜「ヒッキーも彩ちゃんのこと好きなんだよね?」
雪ノ下「ちょ、ちょっと、やめなさい」
比企谷「………」
戸塚「あ……」
比企谷「戸塚、ごめん体調悪いから帰るわ」
戸塚「え?まっ」
比企谷「じゃあまたな」
比企谷「う、うん……」
ギャーギャー
比企谷「うん?」
戸塚「な、なんか騒がしいね?」
由比ヶ浜「ヒッキーも彩ちゃんのこと好きなんだよね?」
雪ノ下「ちょ、ちょっと、やめなさい」
比企谷「………」
戸塚「あ……」
比企谷「戸塚、ごめん体調悪いから帰るわ」
戸塚「え?まっ」
比企谷「じゃあまたな」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 21:07:42.19 ID:WhATNrF60
比企谷「………」
タッタッタッタッ
雪ノ下「待ちなさい」ハァハァ
比企谷「お前が廊下を走るなんて珍しいこともあるもんだな」
雪ノ下「由比ヶ浜さんには、さっきのことキチンと叱っておいたわ」
比企谷「この短時間で完全論破するとは流石だな」
雪ノ下「確かに由比ヶ浜さんの行いは良いものじゃないけれど、あなたの行動もおかしいと思うの。あんな突っぱねかたはおかしいもの」
比企谷「………」
雪ノ下「確かに、私もああいう経験はないから……その、どうしたらいいかわからなくなるのだけれども……それでも」
比企谷「雪ノ下は美人でいいよな」
タッタッタッタッ
雪ノ下「待ちなさい」ハァハァ
比企谷「お前が廊下を走るなんて珍しいこともあるもんだな」
雪ノ下「由比ヶ浜さんには、さっきのことキチンと叱っておいたわ」
比企谷「この短時間で完全論破するとは流石だな」
雪ノ下「確かに由比ヶ浜さんの行いは良いものじゃないけれど、あなたの行動もおかしいと思うの。あんな突っぱねかたはおかしいもの」
比企谷「………」
雪ノ下「確かに、私もああいう経験はないから……その、どうしたらいいかわからなくなるのだけれども……それでも」
比企谷「雪ノ下は美人でいいよな」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 21:16:17.86 ID:7iMTK84M0
雪ノ下「……はい?」
比企谷「雪ノ下だけじゃない、由比ヶ浜も可愛いしさ。私だって自分のことはソコソコはいけてるほうだと思ってたが……」
雪ノ下「何を言っているのかしら?」
比企谷「自分に自信がもてないんだ。そして戸塚なんて男なのに私よりも可愛い始末だ」
雪ノ下「はぁ……心配して損したわ……」
比企谷「はっきり言って私は性格も悪いからな」
雪ノ下「自慢するようなことじゃないでしょうに、あなたは馬鹿なのね」
戸塚「比企谷さん……」
比企谷「……戸塚」
由比ヶ浜「ヒッキー、さっきはごめんね……」
比企谷「由比ヶ浜……いや、別に」
戸塚「比企谷さんのこと、僕は素敵だと思うよ」
比企谷「え?」
比企谷「雪ノ下だけじゃない、由比ヶ浜も可愛いしさ。私だって自分のことはソコソコはいけてるほうだと思ってたが……」
雪ノ下「何を言っているのかしら?」
比企谷「自分に自信がもてないんだ。そして戸塚なんて男なのに私よりも可愛い始末だ」
雪ノ下「はぁ……心配して損したわ……」
比企谷「はっきり言って私は性格も悪いからな」
雪ノ下「自慢するようなことじゃないでしょうに、あなたは馬鹿なのね」
戸塚「比企谷さん……」
比企谷「……戸塚」
由比ヶ浜「ヒッキー、さっきはごめんね……」
比企谷「由比ヶ浜……いや、別に」
戸塚「比企谷さんのこと、僕は素敵だと思うよ」
比企谷「え?」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 21:23:38.04 ID:5pV9D+H50
戸塚「僕、比企谷さんのこと優しくて素敵な人だと思うな」
比企谷「あ、え?」
戸塚「いつも自分を犠牲にして皆のためになろうとしてるのは、ちょっと嫌だけど……」
比企谷「う、あばばばばば」
戸塚「それにね………比企谷さんのこと可愛いといつも思ってるよ」
比企谷「由比ヶ浜、私は変な夢をみているみたいだ。ちょっとぶん殴ってくれ」
由比ヶ浜「往生際が悪いなヒッキーは、ほらいってこーい」ドンッ
比企谷「うわっ」
ドンッ
比企谷「あ、ごめん戸塚」
ギュッ
戸塚「比企谷さん、僕はあなたのことが大好きです」
比企谷「」
比企谷「あ、え?」
戸塚「いつも自分を犠牲にして皆のためになろうとしてるのは、ちょっと嫌だけど……」
比企谷「う、あばばばばば」
戸塚「それにね………比企谷さんのこと可愛いといつも思ってるよ」
比企谷「由比ヶ浜、私は変な夢をみているみたいだ。ちょっとぶん殴ってくれ」
由比ヶ浜「往生際が悪いなヒッキーは、ほらいってこーい」ドンッ
比企谷「うわっ」
ドンッ
比企谷「あ、ごめん戸塚」
ギュッ
戸塚「比企谷さん、僕はあなたのことが大好きです」
比企谷「」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 21:29:13.93 ID:SThcnhIw0
小町「お二人ともありがとございます。おかげでお姉ちゃんにも彼氏ができました」
由比ヶ浜「あはは、結果オーライだね」
雪ノ下「本当に……上手くいったからよかったものを」
小町「お姉ちゃんに男の人の影が見当たらないので、小町もボーイフレンドを中々紹介できなかったんですよ」
由比ヶ浜「小町ちゃん、お姉ちゃん想いだね」
小町「いまの小町的にポイント高いんですよ」
雪ノ下「で、当の本人はどうしたのかしら?」
小町「ラブラブデート中です」
由比ヶ浜「あはは、結果オーライだね」
雪ノ下「本当に……上手くいったからよかったものを」
小町「お姉ちゃんに男の人の影が見当たらないので、小町もボーイフレンドを中々紹介できなかったんですよ」
由比ヶ浜「小町ちゃん、お姉ちゃん想いだね」
小町「いまの小町的にポイント高いんですよ」
雪ノ下「で、当の本人はどうしたのかしら?」
小町「ラブラブデート中です」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/14(日) 21:35:52.00 ID:UwGMPg2r0
戸塚「さっきの映画楽しかったね」
比企谷「ああ、うん」
戸塚「……つまらなかったかな?」
比企谷「い、いやいや、楽しかったぞ戸塚」
戸塚「あの、さ、そろそろ名前で呼びあってもいいんじゃないかな?僕たち」
比企谷「えっ、でもさ……小町と違って私はあまり女らしくない名前だしさ」
戸塚「そんなことないよ。僕は好きだな」
比企谷「そ、そうか?」
戸塚「素敵な名前だと思うよ」
比企谷「ならいいぞ、名前で読んでも」
戸塚「うん、じゃあ呼ぶね。これからもよろしく……」
おわり
比企谷「ああ、うん」
戸塚「……つまらなかったかな?」
比企谷「い、いやいや、楽しかったぞ戸塚」
戸塚「あの、さ、そろそろ名前で呼びあってもいいんじゃないかな?僕たち」
比企谷「えっ、でもさ……小町と違って私はあまり女らしくない名前だしさ」
戸塚「そんなことないよ。僕は好きだな」
比企谷「そ、そうか?」
戸塚「素敵な名前だと思うよ」
比企谷「ならいいぞ、名前で読んでも」
戸塚「うん、じゃあ呼ぶね。これからもよろしく……」
おわり
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