1: 名無しさん@おーぷん 2015/07/11(土)23:48:24 ID:imr
雪乃「妄想も休み休み言いなさい創作谷君」
結衣「そうだよ!ヒッキーのこと好きな女の子なんてなかなかいないし!」

???「まったかしら、八幡」

八幡「大丈夫だ、俺も今来たばかりだよほむら」

雪乃「」
結衣「」

4: 名無しさん@おーぷん 2015/07/11(土)23:51:07 ID:imr
八幡「今日はどこへ行きたいんだ?ほむらは」
ほむら「八幡が行きたい所ならどこでもいいわ」

八幡(やばいこの子やっぱ天使だわ、悪魔とか言ってののしる奴全員消しちゃいたいんですけど)

雪乃「ちょっと待ちなさい…貴女、彼に脅されているの?それともお金か何かで」

ファサ

ほむら「ごめんなさい、別に私は貴方達と話す事なんて何も無いから…行きましょう八幡」ぎゅ

八幡「お、おう」

雪乃「」

6: 名無しさん@おーぷん 2015/07/11(土)23:55:13 ID:imr
雪乃「そうね、貴女の容姿、侮れないわ、正直私に匹敵するといっても過言ではないわ、でも、貴女はその目の腐った男を何も別ってないのよ?」

八幡「いや、俺しかディスってないですよね、悲しいというか俺の存在価値ってやっぱわからないわ」

ほむら「耳を傾ける必要なんてないわ、彼女は結局可愛そうな女、貴方に対して依存という感情しかない上に愛なんて無い…でも私は違うわ…」ちゅ

八幡「////」

雪乃「」

8: 名無しさん@おーぷん 2015/07/11(土)23:57:13 ID:imr
ほむら「彼はね、まどかと一緒なの、私という存在、まどかへの思い、それらに対して真っ向から向き合ってくれた…」

八幡「いやその、ぼっちでする事もなかったからな…」

ほむら「ふふ、そこが貴方の優しさよ…こんな彼を気づけば私は愛していた…そう、まどかと同等にね」

雪乃「ごめんなさい、貴女のいう事は理解できないわ…」

10: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:01:57 ID:NZp
ほむら「ええ、理解できないでしょうね、上っ面で相手を否定して弱い自分を隠そうとする貴女なんかに…八幡を愛する資格なんてないものね」

雪乃「貴女に…何がわかるのよ」

ほむら「あら、言葉を失った途端それ?やっぱり貴女って弱い女よ…そんなんだから相手にされないのよ…姉にも…八幡にも」

雪乃「…!?!?!?!?」

ガシ!

ほむら「あら、言葉で勝てなければ次は暴力?かわいそうね…でもやめなさい、貴女では私には勝てないわ…雪はね、溶ける運命にあるのよ」

雪乃「ひぐ…私は…」ポロポロ

八幡「ほむら、悪い…もうその辺にしてやってくれねーか?」

ほむら「八幡、貴方は何も気にしないで良いのよ…?結局彼女の涙は彼女自身の責任…貴方が気にすればするほど彼女は甘ったれるわ」

12: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:04:47 ID:NZp
雪乃「こほん、一応きいておくけれど…そこの暁美さん?のどこに惚れたのかしら…」

八幡「優しくて暖かかった…」

雪乃「そう、胸板は寒そうなのだけれどね」

ほむら「…私だってもう少し成長すれば貴女より大きくなるわよ、逆にその歳でその大きさしかないと言う事に疑問をもたないのかしら?」

雪乃「生意気ね貴女」

ほむら「そう言う貴女は可愛そうな女ね」

八幡「(お願い、仲良くして!)」

15: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:09:20 ID:NZp
最近は奉仕部の活動で遅くなるばかり、だ…
青春を満喫してるわけでもない、いつも通り奉仕部の依頼を受けて…
当たり前のように帰宅、由比ヶ浜と雪ノ下は二人仲良く下校
俺はいつも通り一人だ…

公園の通りにて

八幡「いつもここの公園の通りって、花園に明かりがともしてあるな…」

ユッサユッサ…と公園においてある椅子が動く

なんだこの雰囲気…風が吹いてきた…もしかして幽霊…ごめん俺こういう雰囲気マジだめだ
DQNが潜伏してるのか?それとも幽霊か
いやもうどっちも駄目…早く家に帰ろう怖い

ほむら「…」

あれ、可愛い女の子が椅子に座ってるんですけど幻覚ですかね
っていうか俺が声を書けたら事案まっしぐらですよね

八幡「帰ろう」

19: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:11:45 ID:NZp
 

ほむら「あら…私の事見えるの…?」

八幡「何も見えない、じゃあな」

ほむら「え?見えてるじゃない」

背後に立つの止めてもらえませんかね、怖いよロン毛の美少女ちゃん
でも可愛いよ、下手すりゃ雪ノ下以上か?



21: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:14:17 ID:NZp
ほむら「歪んだ目をしてるのね…貴方…でも何故かしら…嫌いになれないわ…」

いや、目つきで言えばお前も悪魔みたいな目してるんですが?
というか濁り具合が俺の非じゃない気がするんですがねー
でも可愛いから許されてるよね
というか可愛いは正義、女の最大の武器だよね
卑怯だわ

ほむら「心の声、全部聞こえてるのだけれど?でも可愛いなんて異性に言われたのは初めてだわ、ありがとう」

八幡「!?///」

何この可愛い生き物

22: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:17:00 ID:NZp
八幡「中学生か?こんな所で夜遅く何してるんだ、家に帰らなきゃ親が心配すんぞ?」

ほむら「ごあいにく様、私一人暮らしだから…こうやって夜風に当たってるのよ」

八幡「あっそう…」

グイ

ほむら「簡単に私からは逃げられないわよ?」

八幡「ごめんなさい命だけは見逃してください」

ほむら「じゃあ、ちょっとだけ私とお話してくれるかしら」

24: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:22:42 ID:NZp
八幡「話?」

ほむら「ええ、比企谷八幡、貴方はこの世界が尊いと思う?」

八幡「いいや、別に、そんな事考える余裕なんて今までの学生生活にはなかったぞ…常にボッチで誰からも相手にされず、周りからは蔑まされ馬鹿にされ…そんな余裕こいた思想を持つなんて事はまずなかったからな」

ほむら「ごめんなさい…もっと優しくするわね」

八幡「いや普通に傷つく同情はいらないからね?」

ほむら「私はね、病気で中学まで友達なんて居なかったの…」

八幡「けど、『まで』って事は結局友達が居たってことだろ、お前は俺とは違うよ、見た目も可愛いし人生なんとでも…」

ほむら「私はそんな偽者は要らない…!」

八幡「!?」

25: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:25:09 ID:NZp
ほむら「私はね…まどかという大事な友達が居たわ…彼女が幸せなら世界が壊れようと構わなかった」

八幡「ヤンデレかよ、簡便してくれ」

ほむら「最後まで聞いて…」グス

八幡(女の十八番泣き落としキター!けどここで聞かないと何されるかわからないですし御寿司)

ほむら「貴方の心の声聞こえてるわ…」

ゲシ

八幡「叩くな最後まで聞くから」

26: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:29:13 ID:NZp
ほむら「結果的にね、まどかは守れたわ…でも私は…」

八幡「はぁ…結局お前は守れたという結果を望んでるわけじゃなくてそのまどかっていう子に自分を見て欲しかったんだろ?」

ほむら「…」

八幡「図星か、でもな、ほむら。そんな行動…どんなに頑張ったってそのまどかって子はお前に気づく筈もないし感謝だってしない…ソレでもお前は」

ほむら「…そうね…貴方の言うとおりね…でも、それでも私は…」

八幡「だから泣くなっての…少なくともお前の言い分は理解できたから」

ハンカチを差し出す八幡

ほむら「…どうして…?どうして私の想いを簡単に貴方は理解できるの?」

八幡「ボッチ同士通る物があるのかもな」

27: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:31:50 ID:NZp
ほむら「ふふ、貴方って面白いのね」

八幡「罵倒されてる気分だな」

ほむら「いいえ、貴方みたいな人、私は好きよ」

八幡「いや、誤解するからそう言う言い回しやめてほしいんだがな」

ほむら「誤解してくれたほうが嬉しいわね…」

八幡(何この素直で優しくて暖かい雪ノ下の上位互換みたいな子)

ほむら「…」

ぎゅいー

八幡「つねるな痛い」

ほむら「なんとなくむっときたのよ」

32: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:39:07 ID:NZp
八幡「っと…」
ゴソゴソ
八幡「ほれ」
ほむら「何かしら…?」

八幡「MAXコーヒーだ、帰る途中で飲もうと思ってたんだが、寒くなってきたし、良かったら飲めよ」

ほむら「…毒とか入ってない?」

八幡「いや、雪ノ下みたいなディスり方やめてくんない?善意なんですけどね」

ほむら「ふふ、冗談よ、いただきます」プシュ

ほむら「…甘ったるい…けどおいし…」

八幡「コーヒーつったらマッ缶だろ、人生で苦い思いしかしないんならコーヒーだけでも甘くってな」

ほむら「そうね…貴方の思考…私はとても好きよ」

34: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:41:57 ID:NZp
ほむら「私、いつもこの時間にここに居るわ、何か用事があったらいつでも着なさい」

八幡「いや、深夜徘徊平気でしてる女子○学生目当てで来る高校生ってどうなんだよ」

ほむら「私は別に構わないわ、貴方をそんな風に思ってないから…」

八幡「いや、こんな時に優しくされてもですね」

ぎゅ

ほむら「貴方は…何か他の人と違うのよ…まどかとも…」

八幡「!?」

36: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:49:39 ID:NZp
八幡「と、いうわけで俺は毎日のようにほむらと公園でおしゃべりして…気づけば恋人になっていた」

雪乃「ごめんなさい比企谷君、今から警察に電話するわ」

八幡「いや、合意の上だから」

雪乃「し、信じられるわけ無いでしょうそんなこと」

ほむら「八幡も合意って言ってるでしょ…携帯電話を離しなさい…」

雪乃「年下なのにずいぶんと上から目線で物を言うじゃない…貴女一体…」

ほむら「私…?私は魔なる物、貴女と八幡の行く末を見守らなきゃいけないものよ…」

八幡「おいおいほむら、厨二病発令かよ、お前一体なn」

ほむら「雪ノ下雪乃…」

雪乃「な、何よ…」

ほむら「彼を尊いと思うのなら…どこまでも彼についていきなさい」

雪乃「!?…貴女…貴女は一体…」

ほむら「比企谷八幡…」

八幡「なんだよほむら…」

ほむら「私の理想の男性は、きっと貴方よ…いつかめぐり合う世界で、私の友達と…貴方と…巡り合って…ふふ」

37: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:50:40 ID:NZp
ほむら「またね、次会う未来では…三人一緒に…」

………

……



38: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)00:54:53 ID:NZp
奉仕部

八幡「あれ…なんか期末テストで疲れてたのかな…ずっと寝てたような」

雪乃「ええ…私も日ごろの疲れが蓄積されてたみたい…寝ちゃってたわ…」

八幡「なんかさ、悲しい夢をみてたようなそうでないような」

雪乃「似合わな過ぎるわ自惚れ谷君」

八幡「いや割とまじめに話してたんだからいきなりディスらないでね」

雪乃「ええ…私もなんかその…不思議な夢をみてたわ」

39: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)01:00:02 ID:NZp
そして月日はたち
病院にて

タッタッタッ

八幡「雪乃は!?赤ちゃんは!?ぜぇぜぇ」

看護師「ふふ、旦那さん、安心してください、無事生まれましたよ」

雪乃「八幡…こっちにきて…生まれたよ…?私と貴方の子供…」

赤ちゃん「おぎゃーおぎゃー」

八幡「雪乃…」

看護師「元気な女の子です」

雪乃「八幡…女の子なら、私の考えた名前って約束よね…?」

八幡「お、おう…!」

雪乃「…ほむら…どんな辛い状況でも炎のように輝いて前へと進めるように…」

八幡「ほむら…か…きっと俺、将来嫁にやりたくなくなって頑固な親父になりそうだ…グス」

雪乃「ふふ、私と貴方の子…もし目元が貴方に似たとしてもきっと美人になるわ…」

41: 名無しさん@おーぷん 2015/07/12(日)01:03:53 ID:NZp

………
……


ダークオーブをしまい花壇を去るほむら

ほむら「悪魔…か…私にぴったりね」

ヴィーヴィー(携帯音)

ほむら「ん…携帯…」ピ

件名:母さんより

ほむら、早く帰ってきなさい、お父さんも心配しているわよ
今日はほむらの大好きなシチューを作ったわ




ほむら「ええ、父さん、母さん、すぐ帰る」

比企谷ほむら



ごめん焼酎一瓶あけて書いたSSなので色々多めにみて
それじゃあ

引用元: 八幡「彼女ができた」雪乃「」結衣「」