2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:30:12.05 ID:8md24Wle0
放課後 学校の屋上
マミ「はぁ…」
マミ「もうすぐ卒業か…」
「…」ソー
マミ「ん?」
マミ「はぁ…」
マミ「もうすぐ卒業か…」
「…」ソー
マミ「ん?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:34:17.83 ID:8md24Wle0
さやか「こんなとこでなにしてるんですか~っと」
マミ「美樹さん…」
さやか「あはは、テストの訂正してたらまどか達と帰りそびれちゃって」テヘヘ
マミ「あらあら」クスクス
さやか「いや~にしてもここから見える夕日奇麗っすよね~あたしも好きなんですよ」
マミ「そうね…」
さやか「…どうしたんです?暗い顔して」
マミ「……卒業するのがちょっと寂しくてね」
マミ「美樹さん…」
さやか「あはは、テストの訂正してたらまどか達と帰りそびれちゃって」テヘヘ
マミ「あらあら」クスクス
さやか「いや~にしてもここから見える夕日奇麗っすよね~あたしも好きなんですよ」
マミ「そうね…」
さやか「…どうしたんです?暗い顔して」
マミ「……卒業するのがちょっと寂しくてね」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:39:53.28 ID:8md24Wle0
さやか「あはは大丈夫っすよ~マミさんならあっちの方でも友達できますって~」
マミ「みんなといれる時間が少なくなるのがちょっとな~…て」
さやか「…」
マミ「ごめんなさいね、なんか暗くしちゃって…」
さやか「あたし…いつになっても、マミさんとこ遊びに行きますから」
さやか「大人になったら……は分からないけど」
さやか「マミさんには杏子も同棲してることだし、慕ってくれるここに後輩もいるじゃないすか」
さやか「学年が違っても心の中ではいつでも一緒ですよ」
さやか「…的な?」
マミ「みんなといれる時間が少なくなるのがちょっとな~…て」
さやか「…」
マミ「ごめんなさいね、なんか暗くしちゃって…」
さやか「あたし…いつになっても、マミさんとこ遊びに行きますから」
さやか「大人になったら……は分からないけど」
さやか「マミさんには杏子も同棲してることだし、慕ってくれるここに後輩もいるじゃないすか」
さやか「学年が違っても心の中ではいつでも一緒ですよ」
さやか「…的な?」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:42:28.74 ID:8md24Wle0
マミ「ぷ…」クスクス
さやか「あれ?」
マミ「あははははは!」
マミ「あ~なんか笑ったらすがすがしくなったわありがとう」
さやか「むぅ…結構マジだったのに」
マミ「ふふ、お詫びに下の自動販売機でなんか奢るわ」
さやか「やりぃ!」
さやか「あれ?」
マミ「あははははは!」
マミ「あ~なんか笑ったらすがすがしくなったわありがとう」
さやか「むぅ…結構マジだったのに」
マミ「ふふ、お詫びに下の自動販売機でなんか奢るわ」
さやか「やりぃ!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:45:36.52 ID:8md24Wle0
階段
さやか「ふふふ~ん」トコトコ
マミ「先生たちはほとんど帰ったみたいね」トコトコ
マミ「ん?自動販売機に誰かいる…」
さやか「ふふふ~ん」トコトコ
マミ「先生たちはほとんど帰ったみたいね」トコトコ
マミ「ん?自動販売機に誰かいる…」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:49:14.32 ID:8md24Wle0
自動販売機
ほむら「さよならは悲しい言葉じゃない~それぞれの夢へと僕らをつなぐエール!…と」ガチャガチャ
ほむら「お釣りのレバーガチャガチャしても小銭出てこないわね…」ガチャガチャ
ほむら「ふん」キック
ほむら「……財布持ってくればよかった」
ほむら「ん?」プイッ
マミさや「」
ほむら「」
ほむら「さよならは悲しい言葉じゃない~それぞれの夢へと僕らをつなぐエール!…と」ガチャガチャ
ほむら「お釣りのレバーガチャガチャしても小銭出てこないわね…」ガチャガチャ
ほむら「ふん」キック
ほむら「……財布持ってくればよかった」
ほむら「ん?」プイッ
マミさや「」
ほむら「」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:53:38.20 ID:8md24Wle0
ほむら「…」ゴクゴク
さやか「だ…誰だってするよね?他にも金入れてないけど自動販売機のボタン押したり」
マミ「そ…そうよ!だから落ち込まないで!ね?」
ほむら「なんか…ほんとごめんなさい、しかも奢ってもらっちゃって…」
マミ「どういたしまして」ニコッ
さやか「ほむらはどうして学校に?」
ほむら「筆箱を忘れてしまってね、家に帰った時気付いたわ」
マミ「意外とドジっこなのね」フフ
ほむら「むう……」ツンツン
さやか「だ…誰だってするよね?他にも金入れてないけど自動販売機のボタン押したり」
マミ「そ…そうよ!だから落ち込まないで!ね?」
ほむら「なんか…ほんとごめんなさい、しかも奢ってもらっちゃって…」
マミ「どういたしまして」ニコッ
さやか「ほむらはどうして学校に?」
ほむら「筆箱を忘れてしまってね、家に帰った時気付いたわ」
マミ「意外とドジっこなのね」フフ
ほむら「むう……」ツンツン
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:56:32.30 ID:8md24Wle0
ほむら「そういえば美樹さやかはテストの訂正終わったの?」
さやか「あったりまえよ~!」
ほむら「へえ…」ニヤニヤ
さやか「む、なんだその顔は!」
ほむら「いえ…特にはないのだけど」
ほむら「ただ一つ、まどかが残念そうにしていたわ」
さやか「と言うと?」
ほむら「さやかがいないと会話が弾まないってまどかが言ってたもの」
さやか「…」
マミ「そうそう美樹さんは私たちの間では佐倉さんと並んでムードメイカーみたいな役回りでしょ?」
さやか「そりゃ、どうも…」
さやか「あったりまえよ~!」
ほむら「へえ…」ニヤニヤ
さやか「む、なんだその顔は!」
ほむら「いえ…特にはないのだけど」
ほむら「ただ一つ、まどかが残念そうにしていたわ」
さやか「と言うと?」
ほむら「さやかがいないと会話が弾まないってまどかが言ってたもの」
さやか「…」
マミ「そうそう美樹さんは私たちの間では佐倉さんと並んでムードメイカーみたいな役回りでしょ?」
さやか「そりゃ、どうも…」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:00:51.35 ID:8md24Wle0
ほむら「なに照れてるのよバカ」
さやか「誰がバカですとー!」
ほむら「私とやる気かしらさやか?」
ギャーギャー ワーワー
マミ(…)
マミ(なんだかんだで…いい後輩をもったものね…)ヒュウウ
カコン←二人が持ってたカラの缶がマミさんの顔に当たる音
さやほむ「あ」
マミ「…」
マミ「二人とも…?」ニコッ
さやほむ「ギャー」
さやか「誰がバカですとー!」
ほむら「私とやる気かしらさやか?」
ギャーギャー ワーワー
マミ(…)
マミ(なんだかんだで…いい後輩をもったものね…)ヒュウウ
カコン←二人が持ってたカラの缶がマミさんの顔に当たる音
さやほむ「あ」
マミ「…」
マミ「二人とも…?」ニコッ
さやほむ「ギャー」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:03:51.41 ID:8md24Wle0
マミさんと帰り道別れた後
ほむら「二人とも何故一緒にいたの?」
さやか「あ~ちょっとね、かくかくしかじか」
ほむら「そう」
さやか「…、マミさんさもうすぐ中学校卒業しちゃうからさ」
さやか「その話してたつーかなんつーか」
ほむら「卒業…ね…」
さやか「…」
ほむら「…」
ほむら「……あなた進級できるの?」
さやか「知らん」
ほむら「二人とも何故一緒にいたの?」
さやか「あ~ちょっとね、かくかくしかじか」
ほむら「そう」
さやか「…、マミさんさもうすぐ中学校卒業しちゃうからさ」
さやか「その話してたつーかなんつーか」
ほむら「卒業…ね…」
さやか「…」
ほむら「…」
ほむら「……あなた進級できるの?」
さやか「知らん」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:06:37.27 ID:8md24Wle0
さやか「…」
ほむら「…」
さやか「ねぇ」
ほむら「ん?」
さやか「春休みはマミさんの家に遊びに行こうよ」
ほむら「そうね、まどかや仁美も誘って」
さやか「決まりだね」
ほむら「ええ」
さやか「…」
ほむら「…」
ほむら「……あなた春休みの宿題するの?」
さやか「知らん」
ほむら「…」
さやか「ねぇ」
ほむら「ん?」
さやか「春休みはマミさんの家に遊びに行こうよ」
ほむら「そうね、まどかや仁美も誘って」
さやか「決まりだね」
ほむら「ええ」
さやか「…」
ほむら「…」
ほむら「……あなた春休みの宿題するの?」
さやか「知らん」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:09:13.56 ID:8md24Wle0
マミホーム
杏子「そしたら中沢の奴がさ~」
マミ「あらあら」
杏子「……マミ」
マミ「どうしたの佐倉さん」
杏子「春休みの宿題代わりにやってくれ!」
マミ「やだ」
杏子「ガーン」
マミ「一緒に頑張りましょ?」ニコッ
杏子「へいへい…」
杏子(なんだかんだで優しいよな、マミって)
杏子「そしたら中沢の奴がさ~」
マミ「あらあら」
杏子「……マミ」
マミ「どうしたの佐倉さん」
杏子「春休みの宿題代わりにやってくれ!」
マミ「やだ」
杏子「ガーン」
マミ「一緒に頑張りましょ?」ニコッ
杏子「へいへい…」
杏子(なんだかんだで優しいよな、マミって)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:12:16.08 ID:8md24Wle0
まどホーム
まどか「ん~」
まどか「マミさんへの卒業祝い何にしようかなー」
まどか「ん~」
QB「そんなまどかにアドバイス」スッ
まどか「わっ!?」
QB「驚かないでくれよ…渡すものなら花束とかどうかな」
まどか「お~ナイスアイデア!」
まどか「……QBは?」
QB「僕は手渡すものが何もないから」
QB「せめて気持ちだけでもね」
まどか「えへへそっか~頑張って!」
QB「そっちもね」スタッ
まどか「花束…マミさん喜んでくれるかな?」エヘヘ
まどか「ん~」
まどか「マミさんへの卒業祝い何にしようかなー」
まどか「ん~」
QB「そんなまどかにアドバイス」スッ
まどか「わっ!?」
QB「驚かないでくれよ…渡すものなら花束とかどうかな」
まどか「お~ナイスアイデア!」
まどか「……QBは?」
QB「僕は手渡すものが何もないから」
QB「せめて気持ちだけでもね」
まどか「えへへそっか~頑張って!」
QB「そっちもね」スタッ
まどか「花束…マミさん喜んでくれるかな?」エヘヘ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:14:45.90 ID:8md24Wle0
QB「気持ちか…」
QB「決まった…!」
QB「僕からマミへ精一杯のありがとうと」
QB「心からのおめでとうをマミに」キリッ
QB「…」
QB「晩御飯なにかな~」テクテク
QB「決まった…!」
QB「僕からマミへ精一杯のありがとうと」
QB「心からのおめでとうをマミに」キリッ
QB「…」
QB「晩御飯なにかな~」テクテク
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:21:39.82 ID:8md24Wle0
卒業式
マミ「卒業しちゃった…」
まどか「マミさ~ん」
マミ「鹿目さん!」
まどか「卒業おめでとうございます!これ花束です!」
マミ「ありがとう…鹿目さん…」
杏子「マミィ!卒業おめでとう…ってまどかも花束なのか」
マミ「ふふ、佐倉さんもありがとう」
杏子「あ…うん…///」
まどか「えへへ」
マミ(そういえば美樹さんと暁美さんは…?)
マミ「卒業しちゃった…」
まどか「マミさ~ん」
マミ「鹿目さん!」
まどか「卒業おめでとうございます!これ花束です!」
マミ「ありがとう…鹿目さん…」
杏子「マミィ!卒業おめでとう…ってまどかも花束なのか」
マミ「ふふ、佐倉さんもありがとう」
杏子「あ…うん…///」
まどか「えへへ」
マミ(そういえば美樹さんと暁美さんは…?)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:26:59.59 ID:8md24Wle0
自動販売機
さやか「…」ゴクゴク
ほむら「ふん…泣いてるじゃない」
さやか「今飲んでるサイダーが目から出てるだけ…」ゴクゴク
ほむら「ぷ……」クス
さやほむ「…」
さやか「…」ゴクゴク
ほむら「ふん…泣いてるじゃない」
さやか「今飲んでるサイダーが目から出てるだけ…」ゴクゴク
ほむら「ぷ……」クス
さやほむ「…」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:31:28.81 ID:8md24Wle0
マミ「…」
マミ(私の思い違いだったのかな…)ハァ
ピタッ
マミ(!?)
ほむら「前の貸し返したわよ、コーヒー」
さやか「これ、あたしとほむらの分の花束っす」サッ
マミ「美樹さん、暁美さん…」
まどか「さやかちゃん!ほむらちゃんも!」
杏子「たっく…どこ行ってたんだよ」
さやか「へへっちょっとね」
ほむら「さやかったらわんわん泣いちゃって…」
さやか「コラー!」
マミ(私の思い違いだったのかな…)ハァ
ピタッ
マミ(!?)
ほむら「前の貸し返したわよ、コーヒー」
さやか「これ、あたしとほむらの分の花束っす」サッ
マミ「美樹さん、暁美さん…」
まどか「さやかちゃん!ほむらちゃんも!」
杏子「たっく…どこ行ってたんだよ」
さやか「へへっちょっとね」
ほむら「さやかったらわんわん泣いちゃって…」
さやか「コラー!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:35:10.52 ID:8md24Wle0
ギャーギャー ワイワイ
マミ「…」
マミ(みんながくれた花束、そして暁美さんがくれたコーヒー…)ゴクッ
マミ(なんだか…幸せの味がするわ…)ポロポロ
杏子「あー!マミの奴泣いてる!」
まどか「二人がケンカするからだよ!」
さやほむ「「だってこいつが!」」
マミ「ふふ…」
マミ「みんな…ありがとう」
終わり
マミ「…」
マミ(みんながくれた花束、そして暁美さんがくれたコーヒー…)ゴクッ
マミ(なんだか…幸せの味がするわ…)ポロポロ
杏子「あー!マミの奴泣いてる!」
まどか「二人がケンカするからだよ!」
さやほむ「「だってこいつが!」」
マミ「ふふ…」
マミ「みんな…ありがとう」
終わり
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:37:24.65 ID:8md24Wle0
おまけ
QB「マミ!好きだ~!」ビシッ
仁美「いえ!もっとこう…ドカンとした感じで!」
QB「マミィ!好きどぅわああああ!」
仁美「もっと!」
中沢「なにやってんだ、志筑の奴…」
QB「マミ!好きだ~!」ビシッ
仁美「いえ!もっとこう…ドカンとした感じで!」
QB「マミィ!好きどぅわああああ!」
仁美「もっと!」
中沢「なにやってんだ、志筑の奴…」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:38:23.15 ID:8md24Wle0
さやかとほむらとマミさんのトリオが書きたかった
見てくれた人に感謝です
見てくれた人に感謝です
引用元: ・さやか「頼れる先輩とクールなあいつ」
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。