1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 22:56:31.828 ID:oi7nkzugr
凛「ただいま戻りました」ガチャ

PS2 ポツーン

凛「?」

凛「なんだろ?Pさんの机に置いてあるこの平べったいの?」

ガチャ

モバP「お、帰ってたのか。おかえり」

凛「うん、ただいま。ねぇ、プロデューサー」

モバP「なんだ?」

凛「これなに?」

モバP「それか?PS2だ」

凛「PS2?」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:00:25.291 ID:oi7nkzugr
モバP「えっ?PS2知らないのか?」

凛「えーっと……こないだPS4だっけ?が発売されたってテレビで見たけど、これは初めて見たかな」

モバP「そっか……もう4か。長いよなPSも」シミジミ

凛「?」

モバP「なにもかもみな懐かしい……」

凛「……ねぇ」

モバP「おっと」

凛「それでさ、なんのゲームやろうとしてたの?」

モバP「それはな……」

パカッ

凛「えっと……『Devil May Cry 3』?」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:06:07.378 ID:oi7nkzugr
モバP「おう、こないだ掃除したら見つかってな。久しぶりにやったらハマっちゃってさ」

モバP「それで、事務所で終わらせなきゃならない仕事がたまって遅くなりそうな時、息抜きする為に持ってきてたんだ」

凛「へぇ……」

モバP「あ、一応ちひろさんの許可はとってるぞ」

凛(Pさんが好きなゲームか……)

凛「……」

モバP「どうした?」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:12:07.939 ID:oi7nkzugr
凛「……ねえプロデューサー、これってどういうゲームなの?」

P「ん?そうだな、ジャンルは……まあアクションか。斬ったり撃ったりジャンプしたりして敵を倒して行くゲームだよ」

凛「ふーん」

P「なに?興味あるの?」

凛「ちょっとね」

P「じゃあやってみるか?」

凛「……いいの?」

P「まあ俺ももう今日はほとんど仕事ないし、少しくらいなら」

凛「じゃあ、やる」

P「オケ」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:17:47.796 ID:oi7nkzugr
モバP「じゃあセッティングしちゃうからちょっと待っててくれ」

凛「わかった」

凛(そうだ、ゲームだし紗南呼んでみよっと)

凛(今…事務所で…プロデューサーとゲームしてるから、紗南も来ない?……と)ポチポチ


  『行きます!すぐに行きます!』紗南
  
 凛『うん。先に始めてるけどいい?』

          『OKです!』紗南


P「準備出来たぞー」

凛「はーい」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:22:31.397 ID:oi7nkzugr
モバP「はい、コントローラー持って」

凛「うん」キュッ

モバP「それじゃ軽くこのゲームの説明するか」

凛「うん」コクリ

モバP「『デビルメイクライ』っていうゲームは、デビルハンターの主人公が剣や銃を駆使して悪魔を倒すゲームだ」

凛「デビルハンター?」

モバP「デビルハンターは、名前通り悪魔を狩る人達のことだな」

モバP「今やってもらう『DevilMayCry3』は、主人公「ダンテ」がデビルハンターとして店を始めた直後から話が始まる」

凛「ふーん……ねぇ、プロデューサー」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:29:18.895 ID:oi7nkzugr
モバP「なんだ?」

凛「このゲーム『3』ってことは三作目なんでしょ?いきなりそんなとこから始めても大丈夫なのかな?」

モバP「そうだな、もしかしたら分からない所はあるかもしれないけど、聞いてくれれば俺が説明するよ」

モバP「それに、『3』から始めるっていうのもある意味正解なんだ」

凛「?」

モバP「『DevilMayCry』シリーズは今まで4作出ているんだが、作品中の年代はナンバリング通りではないんだ」

モバP「作品中の時系列順に並べると『3→1→4→2』となる」

モバP「だから3から始めるのも『アリ』なんだ」

モバP「この『3』の中には、0を切り裂いて3にした後タイトルロゴを出すっていう演出もあるし、まあそもそも俺は3が好きだしな」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:32:36.035 ID:oi7nkzugr
凛「へぇ」

モバP「っと、説明はこれくらいにして始めよう。まずnew gameを選んでくれ」

凛「うん」ピン!

モバP「で、難易度選択だな。初心者だか『easy』でいいだろう」

凛「……」ピン!

モバP「するとムービーが始まる」

<――you've heard of it~

19: 裏技使わんと最初からDMD出来なかった記憶 2015/08/27(木) 23:37:28.028 ID:oi7nkzugr
凛「?」

モバP「最初のムービーの意味はよくわかんないかもしれないが、話の内容軽く覚えておくといいぞ」

凛「うん」

モバP「…スパーダっていうやつの息子が主人公『ダンテ』だ」

凛「青いほう?」

モバP「いや、赤いほうだ」

凛(赤いほうか……)

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:43:50.125 ID:oi7nkzugr
<――ジリリリリン……ジリリリリン……

モバP「でここからはストーリーにそったムービーだな」

凛「……椅子蹴ったりあんまり行儀はよくないみたいだね」

モバP「……んふっwwww」

凛「?」

<――ガシャァァンッッ!!
<ザシュザシュザシュッ!!(滅多刺しになるシーン)

凛「!!」ビクッ

凛「えっ?えっ?なんかいきなり刺されてるけど……!?」

モバP「大丈夫大丈夫」

凛「鎌みたいなの刺さったまま普通に動いてる……!?」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:50:09.530 ID:oi7nkzugr
モバP「ダンテは大悪魔スパーダと人間の間に生まれた半人半魔だから、これくらいじゃ死なないんだ」

凛「へ、へぇ~……」ドキドキ


<――let's rock!!

にわか「ハッ!?」

<デデッデデ デデッデッデーン デデッデデ デデッデッデーン

<――fooooh!!


凛「なんかマトリックスの凄いのみたいなのが始まってる」

モバP「スタイリッシュだろ?」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/27(木) 23:56:52.609 ID:oi7nkzugr
モバP「DMCの魅力の一つは、このムービーのみたいな爽快な操作ができることなんだ。全く同じ動きは無理だけどな」

凛「へぇー」

モバP「で、ムービーが終わったからまずは右のCustomizeを選んでくれ」

凛「うん」ピン!

モバP「そしてスタイルを選択」

凛「…」ピン!

モバP「そしたら最初だから……そうだな、トリックスターを選んでくれ」

凛「…」ボン!

24: ◆WNMt1HKKmmlU 2015/08/27(木) 23:58:17.774 ID:oi7nkzugr
てす

26: ◆WNMt1HKKmmlU 2015/08/28(金) 00:03:27.922 ID:e2p+VUbMr
モバP「じゃ、ミッションスタートしよう。初めは練習だ」

凛「うん!」ズォォォォォォォン


<――ギャギャギャギャッ

モバP「まずR1」

凛「…」カチッ

モバP「すると敵にマークがつくだろ?ダンテはそこに向かって攻撃する。敵をロックしてると移動スピードが遅くなるから注意だ。次は左スティックを押しこんでみてくれ」

凛「オシコム?」クイッ

<タッタッタッタッ

モバP「違う違う」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:09:48.441 ID:e2p+VUbMr
モバP「そのままボタンがある面に対して垂直に押し込むんだ」

凛「……」カチッ

モバP「そう。そしたらマークが他の敵に移動しただろ?狙いを換えたい時はこうする。まあR1を押し直してもいいけどさ」

モバP「で、次は□ボタンを連打」

<ダダダダダダダダ!!

モバP「銃がいっぱい撃てる。弾数制限はないから撃ち放題だぞ。次は×ボタン」

<ブワッ ダダダダダダダダ!!

モバP「ジャンプ出来る。それと今凛がやってるようにジャンプ中にも銃が撃てるし……」

<――ハッ!!……―フンッ!ハッ!!

モバP「うん、△で剣攻撃も出来る。地上で押せばコンボも出来るぞ」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:16:24.068 ID:e2p+VUbMr
モバP「基本はこんなとこかな。じゃあ敵を倒していこう」

凛「残していこうか、私達の足跡」カチャカチャッ

<――フンッ!ハッ!!―

凛「やった、倒したよPさ……」

<レッドオーブ『悪魔の血が結晶化した……』

凛「…なにこの赤いの。凄く気持ち悪い」

モバP「そのレッドオーブはちゃんと拾っておいたほうが良いぞ。色々使うからな」

凛「え~…」カチッカチッ

<――フンッ!ハッ!―

<グリーンオーブ『悪魔の体液が云々』

凛「……うぇっ」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:22:25.340 ID:e2p+VUbMr
<――フンッ!ハッ!―

凛「……ねぇ、プロデューサー。右上にあるDとかCとかいうのは何?」

モバP「スタイリッシュポイントか?……そうだな、もうちょっとしたら説明するよ」

凛「ふーん」カチャカチャ


ダダダダダダッ!!!!!!!


紗南「凛さんいる!?」バターンッ!!

モバP「紗南?どうしたんだ?」

凛「あっ、言い忘れてた。先刻紗南呼んだんだった。良いでしょ?」

モバP「いいけど……一応教えといてくれよ」

凛「ごめんね」カチャカチャ

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:27:52.715 ID:e2p+VUbMr
紗南「でさでさ!なんのゲームしてるのっ?」

モバP「ほら、あれ」

<――フンッ!ハッ!――

凛「……」カチャカチャ

紗南「DMCか!で、これは……3かな!」

凛「そうだよっ」カチャカチャ

モバP「俺が3好きだからだな」

紗南「なるほど、ありだよね!」

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:32:06.857 ID:e2p+VUbMr
※擬音多数だからやったことある人でないとわからないかもしれないの
とりあえずミッション2までやるつもりだけど色々挟むつもりなの
寝たらごめんなの

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:33:36.733 ID:e2p+VUbMr
<――フンッ!ハッ!――

<――ヒャッハッハッハァッーー!!

<――ザシュッ!――

凛「うっ……このっ」カチャカチャ

<――フンッ!ハッ!――

凛「よしっ」グッ

モバP「おっ、終わったか。どうだった?」

凛「まあまあかな。結構余裕だったよ。ピザでも食べたいくらい」

モバP「ハハッ、そうか」

<――ダダダダダダダダンッ!!…ガシャァン……

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:41:38.853 ID:e2p+VUbMr
凛「?」

モバP「これは今回のミッションの結果発表だな」

モバP「上から説明すると『time』はそのまま、どれだけ時間をかけたか。『Orbs』はさっきの気持ち悪いやつをどれだけ集められたか。一つ飛ばして『Damage』はどれだけダメージを受けたか。『Item Used』はどれだけアイテムを使ったかをそれぞれ評価してるんだ」

モバP「そしてそれぞれの評価を総合して『デビルハンターランク』が決まる」

モバP「今回の凛の評価は……『B』だな」

凛「……それってどうなの?いいの?」

モバP「う~ん……」チラッ

紗南「……普通、かな?」

35: ◆WNMt1HKKmmlU 2015/08/28(金) 00:45:31.341 ID:eF3c+s7IH
紗南「このランクもそれぞれの評価も、最高が『S』なんだけど、初めてやって『B』ならまあ上々かな」

凛「へぇ……」

凛(まだ上に二つあるのか)

凛「……でさ、この『Stylish PTS』っていうのは?」

モバP「それが凛がプレイしている時気にしてた、右上のやつの評価だよ」

36: ◆WNMt1HKKmmlU 2015/08/28(金) 00:49:59.929 ID:eF3c+s7IH
モバP「さっき言ったようにこのゲームって『アクション』ゲームなんだけど、正確には『スタイリッシュクレイジーアクション』なんだ」

凛「???」

モバP「ん~…ただ敵を倒すんじゃなくて、如何に格好よく敵を倒すか!ってことかな」

凛「格好よく?」

モバP「格好よくとは言ったけどゲーム内のそれには色々な条件があるんだけどな」

38: ◆WNMt1HKKmmlU 2015/08/28(金) 00:53:32.010 ID:eF3c+s7IH
凛「条件って?」

モバP「『同じ攻撃ばかりしない』とか『一度に大勢の敵に攻撃する』とかだな」

紗南「あと『敵の攻撃を受けない』だね。ダメージ受けちゃうと一気にランクダウンしちゃうんだ」

凛「なるほどね」

紗南「それでね、凛さん」

凛「なに?」

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 00:58:21.280 ID:eF3c+s7IH
紗南「やっぱり凛さん、DMC初めてだよね?」

凛「そうだけど…あれ?言ったっけ?」

紗南「えへへ、コンボがあんまり出来てなかったみたいだからさ!ちょっとコントローラー借りていい?」

凛「うん、いいよ」つコントローラー

紗南「じゃあ今度はあたしがミッション1をやってみるね」

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:02:58.099 ID:eF3c+s7IH
紗南「とりあえずカスタマイズでスティンガーを取覚えて…」

<――ギャギャギャギャッ!!―

紗南「まず…」タンタンタン

<――フンッ!ハッ!――

紗南「これが凛さんのやってたコンボだね」

凛「そうなの?」

紗南「うん!それで今度は少しボタンの押し方を変えると……」タンッタンタン

<――フンッ!―ハッ!―

凛「あっ、少し攻撃が変わったね」

紗南「でしょ!他には…」

45: 取覚え→覚え 2015/08/28(金) 01:08:09.047 ID:eF3c+s7IH
紗南「こういうのとか」クイッタンッ

<――blast off!!―ha!!―

紗南「こういうのとか」クイッタンッ

<――yeeeeah!!―

紗南「こいうのもあるよ!」タンッタタタタタ

<――フンッ!―ハッ!―ハッハッハッハッハッハッ!―break down!!―

凛「…こんなにあるんだ」

紗南「うん!さっきPさんが言って様に、同じ攻撃ばかりにならないようにしないといけないからね!これくらい無いと!」 
 

51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:16:01.211 ID:eF3c+s7IH
紗南「この攻撃を繋げて自分なりのコンボを決めて、スタイリッシュランクを上げるんだけど」

凛「けど?」

紗南「実は他にも方法があってね。セレクトを押すと…」

<――come and get me!!―

凛「あ、凄い。一気にランクが上がった」

紗南「『挑発』でゲージが溜まるんだっ!」

紗南「敵の近くじゃないとあんまり上がらないけどね」


凛「…凄い離れたところから挑発するってカッコ悪いもんね」フフッ

紗南「だねっ」ヘヘッ

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:22:38.301 ID:eF3c+s7IH
紗南「まだ他にもあるんだけど……ねぇPさん?」

モバP「んっ?」

紗南「まだゲームしてても大丈夫だよね?」

モバP「うん。俺は最後ちょっと仕事あるけど全然オッケーだよ。俺が帰る時はやめなきゃだけど」

紗南「やった!じゃあさ凛さん!Pさん帰るまでやろっ!あたしアドバイスするからさ!」

凛「うんっ。そうして欲しくて呼んだとこもあったしね」

紗南「えへへっ、じゃあストーリー進める前にミッション1で操作の練習しよ!他にも教えたいことあるし!」

凛「練習大事だもんね。そうしよっか」

55: 自分も4やったことないの 2015/08/28(金) 01:28:50.970 ID:eF3c+s7IH
モバP「じゃ、俺は仕事してきますよっと」ガチャ

バタンッ

―マズハ コンボ ト『サイドロール』デ カイヒ ノ レンシュウ カナッ!

―トリックスターナラ マル デ『ダッシュ』モ ツカエルヨッ!

モバP「フフッ」

―エット…コウ? アト コウカナ?

―ソウッ! ウマイジャン! リンサン!

モバP「自分の息抜き用に持って来てたやつだけど、楽しそうでなによりだ」

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:35:11.672 ID:eF3c+s7IH
――1時間後――

モバP「おーい、そろそろ帰るぞ~…」ガチャ

紗南「Pさんお疲れ!」

凛「お疲れさまっ」カチャカチャッ

モバP「おう」

凛「ふうっ」

<――ダダダダダダダダンッ!!…ガシャァン……

<――ダンッ!! Rank『S』

モバP「お、Sじゃないか。すごいな」

凛「ふふんっ」ドヤァ

紗南「いい師匠もいるしね!」エヘヘッ

凛「そうだったね」フフッ

60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:39:49.010 ID:eF3c+s7IH
モバP「ランクSも獲れたことだし、片付けてそろそろ帰るぞ」

紗南「はーい」

凛「……」

モバP「どうした、凛?」

凛「それ、持ってっちゃうのPS2?」

モバP「ん?ああ、置いといて麗奈あたりにイタズラされても困るしな。俺が事務所にいない時置いとくのはちょっとな」

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:45:03.823 ID:eF3c+s7IH
凛「……」

モバP「もしかして、結構ハマったか?」

凛「うん」コクッ

凛「明日もやりたいなと思ってたんだけど…」

モバP「明日か…明日は俺ずっと外だしなぁ~…」ウーン

モバP「あっ、そうだ」ポンッ

モバP「今度のオフって三日後の○日だったよな。凛さえよければ俺の家に来ないか?」

凛「……」

凛「えっ?」

62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:51:21.847 ID:eF3c+s7IH
凛「Pさんの家に?」

モバP「うん」

凛「行っていいの…?」

モバP「?……あ、そうか。変な噂とか流れ…」

紗南「Pさんの家でゲーム!?ねえねえ!あたしも行きたい!」

モバP「……だな。二人で来てくれればそこんとこも大丈夫かな。よしっ!紗南来てくれ!…っと凛?」

凛「……」

凛「…うん、行く」

63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 01:57:33.513 ID:eF3c+s7IH
凛「絶対に……行くよっ」

モバP「そ、そうか」

モバP(凛のやつ、そんなに面白かったのか……)

モバP「じゃあ○日に△駅まで来てくれ。迎えにいくから」

凛「わかった。△駅だね」

紗南「了解!ねぇPさん、他に誰か誘ってもいいかな?」

凛「あ、Pさんあたしも」

モバP「あと2、3人なら大丈夫かな。……じゃあ決まったことだし帰るぞ」

凛・紗南「「はーい」」

―――――

―――


65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 02:05:03.016 ID:eF3c+s7IH
――○日 午前9時 △駅前――

モバP「……」キョロキョロ

モバP「そろそろ来てる筈なんだけど……」

ピトッ

モバP「ん?」
モバP(前が見えない)

?「えへへっ、だ~れだっ?」

モバP(この声は…)

モバP「…おはよう、紗南」

?「……せーかいっ!」

紗南「おはよっ、Pさん!」

67: DMC関係ないパートだけど長くなりそう 2015/08/28(金) 02:13:36.416 ID:eF3c+s7IH
モバP「そして」

杏「おっす。紗南に誘われたから来てみたよ」

小梅「お、おはようございます…」ペコゥ

モバP「杏と小梅も一緒か。二人ともおはよう」

杏「よし飴くれ」

モバP「いや今は持ってないけど?」

杏「えっ」

紗南「杏さん誘ったって言っておけばよかったね」

モバP「まあ家にあるからそこまで我慢してくれ」

68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 02:20:48.718 ID:eF3c+s7IH
モバP「で、話変わるが杏はともかく小梅にあんまりゲームのイメージないけど……大丈夫かな?」

杏「今日DMC3やるんでしょ?なら小梅好きそうじゃん」

紗南「小梅ちゃん好きそうだよね!」

モバP「おっ、確かにそうか。小梅も紗南がさそったのか?」

紗南「んーん」

モバP「じゃあもしかして…」

杏「小梅は私が誘ったのさ」

小梅「…さ、誘われました」

69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 02:30:16.468 ID:eF3c+s7IH
モバP「杏が他人を外出に誘うとは……そもそも外出自体珍しいのに」

杏「失敬な、私だって花の17歳なんだぞっ。外出くらいするわ」

モバP「……どこに?」

杏「……え?」

モバP「たとえばどこに?」

杏「………」ンー

モバP「………」

杏「……お風呂場とか?」

モバP「室内だなそれは」

小梅「…フフッ」

70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 02:36:41.163 ID:eF3c+s7IH
――三日前――

……プルルルッ……プルルルッ

杏「……むお?」パチッ

ゴソゴソ

杏「……ん、杏だよ」

紗南『あ!杏さん!あたし、紗南だけどさ、三日後の○日って何か予定あるかな?』

杏「おぉ、紗南かおっす。……三日後?ンー…特にないから寝てる予定だよ」

紗南『じゃあさ!Pさんの家に来ない?』

杏「プロデューサーの家?どしたの?」

紗南『今日Pさんが事務所にPS2持って来ててさ、凛さんがやってたらハマっちゃったんだけど、PさんPS2もって帰るらしくて』

71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 02:43:55.024 ID:eF3c+s7IH
紗南『だけど凛さんがまだやりたいなって言ったらさ、Pさんがじゃあ家に来ないかってことになったんだ』

杏「へぇ~」

紗南『それであたしも行くつもりなんだけど、誰か誘ってもいいって言ってたから、杏さんもどうかな?って』

杏「ンー…ちょっとめんど…」

杏「あ、そういやなんのソフトやったの?参考までに」

紗南『DMC3だよ!』

杏「ほーん……ん?」

72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 02:49:17.868 ID:eF3c+s7IH
杏「ねえねえ、その誘う人ってまだ増えても大丈夫かな?」

紗南『あと一人くらいなら大丈夫なんじゃないかな?どうしたの?』

杏「ちょっとね。あとでかけ直すから少し舞ってて」

紗南『うん、わかった!』

プツッ……ツー……ツー……

杏「ふぅ、疲れた。そいじゃかけるか」

 ポ パ ピ プ ペ

……プルルル……プルルル……

小梅『は、はい』

73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 02:55:15.061 ID:eF3c+s7IH
杏「お、小梅おっす」

小梅『……こ、こんばんわ』

杏「それでさ、○日って暇?」

小梅『……○日って三日後の?…特に予定ないよ?』

杏「じゃあ、プロデューサーの家行かない?」

小梅『……プロデューサーさんの家?』

杏「うん、なんかゲームやるらしいよ」

74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:01:25.566 ID:eF3c+s7IH
小梅『……ゲーム?』

杏「うん、tvゲーム」

小梅『……でも、私あんまりゲームやったことない……』

杏「見てるだけでも大丈夫だよ。小梅も好きそうなゲームだと思うしさ」

小梅『……だ、だったら行こうかな』

杏「うん、そうしようぜ」

75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:08:23.975 ID:eF3c+s7IH
杏「じゃあ……あ、小梅って紗南とはよく話す?」

小梅『……?…たまに話すよ?』

杏「なら紗南から連絡行くと思うから」

小梅『……う、うん。わかった』

杏「うん、そいじゃね。おやすみ」

小梅『……お、おやすみなさい』

プツッ

76: 自分もおやすみしたいの 2015/08/28(金) 03:13:05.698 ID:eF3c+s7IH
……プルルル……プルルル……

紗南『はい!』

杏「あ、紗南。小梅誘ったんだけど」

紗南『小梅ちゃん?うん!わかった!』

杏「じゃ、小梅に連絡しといて。んで一応杏も行くから当日迎えに来てくれると嬉し泣きする」

紗南『あはは、おっけー』

―――――

―――


77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:20:07.604 ID:eF3c+s7IH
―――――

―――



モバP「というか杏一人でフロ入んないんだろ?」

杏「うん、いつもきらりがやってくれる」

モバP「ダメじゃん」


凛「……」キョロキョロ

モバP「あ、凛。ここだここ」

凛「あっ」

79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:33:50.645 ID:eF3c+s7IH
タッタッタッタッ

凛「おはようプロデューサー」

モバP「おう、おはよう」

蘭子「煩わしい太陽ね!」

モバP「蘭子も来たのか。おはよう」

蘭子「蒼なる者に誘われ我が魔導書《グリモワール》に新たな調を!(凛ちゃんに私が好きそうなのがあるからって言われたので、スケッチブック持って来ちゃいました!)」

モバP「へぇ」

80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:38:25.008 ID:eF3c+s7IH
杏「……」

モバP「これで全員?」

紗南「うん!」

凛「だね」

モバP「じゃあ行くか。ついてきてくれ」

蘭子「いざ約束の地へ!」


杏「……ま、いっか」

モバP「杏、行くぞ?」

杏「うん、どうぞ」

モバP「よいしょっと」ヨイショ

紗南(担ぐんだ)

81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:44:35.969 ID:eF3c+s7IH
――P宅――

モバP「で、ここが俺の家。みんな入ってくれ」

紗南「お邪魔します!」

蘭子「ククク……邪魔するぞ」

凛「お邪魔します」

小梅「……お、お邪魔します」

杏「お邪魔しまーす」

モバP「おまえは俺に乗ったままでいいのか杏」

82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:51:07.411 ID:eF3c+s7IH
モバP「そぉいっ」

ポスンッ

杏「おお、これは『人をダメにするソファ』」モフッ

杏「杏をここに投げたということは、プロデューサーの『どうぞここに居てください』というメッセージ!」モフッモフッ

モバP「違うが」

モバP「…まぁいいか。皆、適当に座ってくれ。今お茶もって来るから」

83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 03:59:32.414 ID:eF3c+s7IH
紗南「じゃああたしは杏さんの隣」

凛「右側のここがテレビ見やすいかな」

蘭子「……」ンー

杏「あー…蘭子はプロデューサーの隣がいいんじゃないかな」

蘭子「理由を申せ(どうしてですか?)」

杏「まあいいから」

蘭子「?……ならば我が友の帰りをまとう(?……じゃあプロデューサーさんが来てからにします)」

小梅「?」

―オーイ オチャ トリニキテクレー ―

小梅「…あ、あたし行ってくる」

86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:07:19.885 ID:eF3c+s7IH
モバP「お、小梅ありがと」

小梅「……えへへ」



モバP「はい、皆お茶」

杏「わーい」

凛「ん、ありがとうプロデューサー。あ、小梅もね」

小梅「……ううん、いいよ」エヘヘ

88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:14:11.748 ID:eF3c+s7IH
小梅「……っ!」プルッ

小梅「……あ、あの」クイクイ

モバP「ん?……あっ、廊下の奥の右のドア」

小梅「……ありがとう」


トタトタトタトタ


蘭子「……」

モバP「……ん?」

蘭子「……」

モバP「……座んないの?」

89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:23:27.716 ID:eF3c+s7IH
蘭子「甘狂の妖精の助言により我が座すは友の隣よ!(杏さんがプロデューサーさんの隣に座ったらどうかって言ってたので待ってます!)」

モバP「?」

凛「プロデューサー、ここ」ポフポフ

モバP「ああ、ありがとう凛」ボスッ

蘭子「我が座場は自ずと決まる…!(じゃあ私はここで)」


トテトテトテトテ


小梅「……?」

モバP「あれ?小梅座れるか?」

90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:30:08.929 ID:eF3c+s7IH
小梅「……ちょっと無理かも」

杏「プロデューサーの上でいいんじゃない?」

小梅「……いいの?」

モバP「いや俺はいいけど、小梅は大丈夫なのか?」

小梅「……うん、全然OKだよ」ポスン

モバP「おっふ」

小梅「……?」

凛「……」

紗南(凛さんの顔が少し怖い)

91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:38:37.213 ID:eF3c+s7IH
紗南「ね、ねえ!そろそろ始めよ!」

モバP「そ、そうだな。電源いれるぞ」

カチッ

ファーン


<―このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。

凛(?)

小梅「……!」ピクッ


モバP「そうだ、こないだセーブしてなかったからまた始めからになるけど大丈夫か?」

92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:45:01.815 ID:eF3c+s7IH
凛「うん。大丈夫」

紗南「練習したしね!」

モバP「じゃ、また始めから」

凛「……」ピンッ

―――――――

<――you've heard of it~


蘭子「おお…」

モバP「この辺りは蘭子が好きそうな雰囲気だな」

小梅「……わ、わたしも結構好きかも」

94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:51:09.948 ID:eF3c+s7IH
凛「ねえプロデューサー、あたし以外は誰もプレイしないのかな?」

モバP「多分な」

凛(……ちょっと緊張するかも)

<――ジリリリリン……ジリリリリン……

杏「ああ、DMC3ってこんな感じだったっけ。ダァーイ」

紗南「あはは、似てる似てる」

<――ガシャァァンッッ!!
<ザシュザシュザシュッ!!(滅多刺しになるシーン)

蘭子「……!?」ビクッ

凛「……っ!」ビクッ

小梅「……あっ」

凛(……油断してた)

95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 04:58:55.474 ID:eF3c+s7IH
モバP「刺されても大丈夫な男に成りたい」

杏「今でもいけそうな気するけど」

モバP「流石にこの数は」

紗南(数の問題?)



<――let's rock!!

にわか「ハッ?」

<デデッデデ デデッデッデーン デデッデデ デデッデッデーン

<――fooooh!!


杏「テンション高いよねダンテ」

97: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 05:09:37.969 ID:eF3c+s7IH
モバP「ムービー終ったな。凛、スタイルはどうするんだ?」

凛「トリックスターのままでいくよ。他のより慣れてるしね」ボン

凛「さあ、残していこうか私達の足跡」ズォォォォォォオン


<――ギャギャギャ!!

<――フンッ!ハッ!――フンッ!―ハッ!――blast off!!―ハッ!!



<――レッドオーブ「悪魔の血が結晶化した…」


蘭子「ち、血が……?」ゾワァ
小梅「ち、血が……!」キラキラ


<――グリーンオーブ「悪魔の体液が……」


蘭子「体液……!?」ゾゾッ
小梅「体液……っ!」キラキラキラキラ

98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 05:16:35.998 ID:eF3c+s7IH
蘭子「……」ゲンナリ
小梅「……!」ニコニコ

<――フンッ!!―ハッ!!―ハッハッハッハッハッ!!―break down!!

モバP「おお、上手くなってる」

凛「フフン」ドヤァ


<――ヒャッハッハッハァッ!!

<――ブワッ―ha!!

『Sweet!』

<――フンッ!―ハッ!―

『SShow time!!』

<――ハッハッハッハッハッハッハッ!!―break down!!

『SSStylish!!!』

<――ダダダダダダダダンッ!!…ガシャァン……

101: 基本プロデューサー呼びで心の中とかテンションあがったらさんつけるようにこのSS内ではしてるつもりなの 2015/08/28(金) 05:23:17.209 ID:eF3c+s7IH
<――rank「S」!!

杏「Sじゃん」

紗南「もう慣れたもんだね!」

凛「それほどでもないよ」フフン

小梅「……すごいの?」

モバP「うん」

蘭子「……」ゲンナリ

102: 最大火力ベヨ姉で基本戦闘力ダンテ 2015/08/28(金) 05:29:57.782 ID:eF3c+s7IH
モバP「じゃあ次いくぞ。mission2だ」

凛「ねぇプロデューサー」

モバP「なに?」

凛「こないだ事務所でやったとき、ずっとmission1やってたからここからは初めてなんだけど……」

モバP「ん~…まあ大丈夫だろ。オレもアドバイスするし紗南もいるし」

紗南「うん!」

凛「そっか。うん、そうだね」

104: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 05:38:42.187 ID:eF3c+s7IH
紗南「じゃ、まずはスティンガーを覚えよ!」

凛「うん」ピン

紗南「で、スタートだね!」

凛「うん」ズオォォォォォン


<――Danm it…


凛「ボッロボロだね」

蘭子「滅びの時は近い(今にも崩れちゃいそうです)」


<――ブンッ……クルクルクルクル


杏「剣投げずに置けばいいのに。コート着るのになんでこんな手間かけるんだろう」

モバP「スタイリッシュだからな」


<――ヘァブシッ!!

<――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ッ!!

106: やべえ寝てた 2015/08/28(金) 06:10:39.882 ID:eF3c+s7IH
蘭子「?」


<――ガラガラガラガラガラガラ……ズズンッ――


小梅「……く、崩れちゃった」

杏「蘭子があんなこと言うから……」

蘭子「!?」

モバP「コラコラ嘘言わない」


<――I hope you all have enough to cover all of this!!

107: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 06:16:31.914 ID:eF3c+s7IH
<――デッデケデッデデッデン デッデケデッデデッデン

モバP「で、ここもさっきと同じで敵を倒しきったらクリアだ」

凛「プロデューサー、この光ってるのはなに?」

モバP「近づいて○押してみ」

凛「○?」カチッ


<――バイタルスターS「錬金術によって生み出された霊石。使用すると失われた体力が僅かに回復する」


蘭子「錬金術?」ピクリ

109: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 06:22:40.813 ID:eF3c+s7IH
モバP「所謂回復アイテムだな。左上にある体力ゲージを少し回復出来る」

凛「へえ」

モバP「でもまあ使わない方がいい」

凛「なんで?」

紗南「クリア後のランクが下がっちゃうからだね!item used のランクはアイテムを使わなければ絶対Sになるんだ!」

モバP「うん、一つでもSがあれば平均してCくらいにはなんとかなるしな」

凛「ふんふん」カチカチッ


<――フンッ!ハッ!――

110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 06:29:44.906 ID:eF3c+s7IH
<――blast off!!―ダダダダダダダダダダ

<――フンッ!ハッ!

<――ウッ……


モバP「囲まれた時はそっちじゃないほうがいいぞ」

凛「?」

モバP「ほら、もう1つのコンボだ」

凛「これ?」


<――フンッ!―ハッ!――


モバP「それそれ」

111: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 06:35:34.047 ID:eF3c+s7IH
モバP「こっちのコンボだと2撃目で周囲を攻撃出来るから、囲まれたときは便利だぞ」

紗南「あとはジャンプで逃げちゃうとか、スティンガーを遠くの敵に向かって放つとかもありだよ!」

凛「なるほど」クイッタン


<――yeeeeah!!―フンッ!ハッ!―yeeeeah!!

<――フンッ!―ハッ!――


<――オォオォオォ……オォオォオォ……


凛「うわぁ……」

蘭子「ひっ」ギュッ

小梅「わあ」キラキラ

112: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 06:43:24.322 ID:eF3c+s7IH
凛「気持ち悪……」


<――キンッ!!―


凛「!?」

モバP「そいつに剣は効かないんだ。離れて銃で撃ってみてくれ」

凛「……」


<――ダダダダダダダダダダダダダ!!―

<――ドゴオォォォォォン!!――


凛・蘭子「!?」ビクッ

モバP「爆発する」

113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 06:52:16.751 ID:eF3c+s7IH
凛「さ、先に言ってよ!」

蘭子 コクコクコクコク

モバP「まあまあ、ちなみに爆発に敵を巻き込んだりも出来るぞ」

凛「……もうっ」


<――オォオォオォ……オォオォオォ……

<――ダダダダダダダダダダダダダ!!―

<――ドゴオォォォォォン!!


凛「…本当だ」

118: Wi-Fiの調子が悪くて繋がらないてす 2015/08/28(金) 07:34:17.682 ID:iyj3Olugr
モバP「だろ?さ、こいつが出てきたってことはもう少しだ。頑張れ」

凛「うん」スチャッ


<――フンッ!ハッ!―フンッ!―ハッ!―フンッ!―ハッ!―

<――yeeeeah!!―yeeeeah!!―ハッハッハッハッハッハッ!!―

<――break down!!―


凛「よし……ん?ムービー?」


<――アヒャア アヒャア……アハヒャヒャヒャハハハハヒャヒャ!!

119: ◆WNMt1HKKmmlU 2015/08/28(金) 07:35:15.456 ID:iyj3Olugr
凛「わっ!?」
蘭子「ヒッ」ゾワァ
小梅「おお」キラキラ

凛「ププププププロデューサー!?なんかおっきいのがっ!?」

モバP「そうだな」

杏「番長か」

モバP「大丈夫大丈夫」

凛「ほ、本当に…?」スチャッ


<――フンッ!ハッ!―

<――ギンッ!―

120: いけた 2015/08/28(金) 07:36:29.068 ID:iyj3OlugH
凛「このっ」カチャカチャ


<――ギンッ!―ギンッ!―


凛(剣が弾かれちゃう……離れて銃で!)


<タッタッタッタッ

<――ダダダダダダダダダダダダダ!!―


紗南「あっ……」

凛(……よし、当たる!)


<――ゴーン……


凛「?」

121: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 07:38:24.660 ID:iyj3Olugr
凛「なに?目が光っ……」


<――アヒャア!!…アヒャア!!―(ワープ&突進)


凛「きゃっ」ビクッ
蘭子「」

凛「こ、この!」カチャカチャ


<――フンッ!―ギンッ!―

<――ウッ……

<――ゴーン……


凛(また目が光っ…!)

123: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 07:43:26.469 ID:iyj3Olugr
<――アヒャア!!―アヒャア!!―

<――ウッ……

<――ズーン……


杏「やられちゃったか」

凛「……」

蘭子「」ギュウッ

小梅「……♪」パタパタ

124: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 07:49:44.170 ID:iyj3OlugH
凛「ねえ……」

モバP「ん、ワープがきついよな」

凛「いやそれもそうなんだけどさ、このゲーム……」

モバP「?」

凛「なんだか思ってたより……」

杏「ホラーだった?」

凛「うん」コクッ

125: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 07:57:40.238 ID:iyj3Olugr
杏「ねえプロデューサー」

モバP「ん?」

杏「事務所でやったとき、ちゃんと始めから凛に見せた?」

モバP「……あ~、見せてない。new game を選ばせるとこからだ」

杏「CEROの説明もしてないんじゃない?」

モバP「してないな、うん」

杏「やっぱりね」

127: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 08:04:47.998 ID:iyj3Olugr
杏「最初って暴力シーンに対する警告が有るのに、そこ見せなかったから、ホラ」

蘭子「」

杏「蘭子が無惨な姿に……」

蘭子「……ハッ!?」ピクッ

モバP「すまぬ」

杏「そして小梅が笑顔に」

小梅「?」ニコニコ

モバP「うん、かわいい」

128: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 08:13:14.498 ID:iyj3Olugr
モバP「あー…凛」オホンッ

凛「……」

モバP「言ってなかったけど、これ結構怖いしグロいのも多い」

凛「……もう知ってる」

モバP「そ、そうだったな。ハハッ」

凛「……」

モバP「……」

モバP「……ごめん」

130: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 08:20:38.500 ID:iyj3Olugr
凛「……私はもう大丈夫だからさ、蘭子に一緒に謝って」

モバP「……おう」

モバP「……蘭子、オレの説明不足のせいで怖い思いさせちゃったな。すまん」ペコッ

凛「知らなかったとはいえ、ごめん」ペコッ

蘭子「だ、大丈夫です(問題ない!)」

蘭子「皆と一緒にいて楽しいですから!(みなと共にいる。恐れるものなどなにもない!)」

モバP「……そうか、ありがとう」

蘭子「……でももうちょっとだけくっついてていいですか?」ギュウッ

131: ミッション2で終わるけども…… 2015/08/28(金) 08:30:18.104 ID:iyj3Olugr
凛「……」

モバP「……」

杏「じゃあプロデューサー、解説をどうぞ」

モバP「……えーと、このゲームはCERO『C』。15歳以上を対象とした表現が使われてる」

モバP「暴力シーンとかグロテスクなシーンとかな」

モバP「そしてDevil May Cryは、最初『バイオハザード』シリーズとして開発されたんだ」

モバP「その時のコンセプトは『全く新しいバイオハザードを』みたいなことだったから、開発者が色々新しいことに挑戦した結果……」

133: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 08:44:45.244 ID:iyj3Olugr
紗南「結果?」

モバP「違いすぎた」

モバP「本当に違い過ぎたから、これはもう違うゲームとして作ったほうがいいんじゃ……?ってなったんだな」

モバP「そうしてDevil May Cryは作られたんだ」

モバP「そのせいかDevil May Cryの一作目ではバイオハザードと同じ音源が使われてたりするらしい」

モバP「元々がホラーゲームの『バイオハザード』だから、ホラー要素も強いわけだな。うん」

134: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 08:48:01.308 ID:iyj3Olugr
杏「へー」

モバP「解説はこんなとこにしといて、さっきmissionのアドバイスにしよう」

凛「うん」コクッ

モバP「あのデカイ死神みたいなやつの厄介なところは、ワープからの突進攻撃だ」

モバP「目が光って鐘のような音がした後、ワープして突進攻撃してくる」

凛「あと、剣が効かなかったんだけど」

モバP「いや、ちゃんと効くぞ」

136: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:00:13.745 ID:iyj3Olugr
モバP「普通に攻撃したら弾かれるし、斬りつけあったら押し負けちゃうけどな」

凛「じゃあどうするの?」

モバP「一旦相手の攻撃避ければいいんだ。攻撃した直後は隙だらけになる」

紗南「こないだ練習したサイドロールで避ければいいんだよっ」

紗南「それと、さっき凛さんは離れて銃撃してたけど、あれは駄目」

紗南「離れちゃうとワープを連発してくるし、あの突進ってすっごく避けにくいからさ」

137: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:08:06.875 ID:iyj3Olugr
凛「ん、わかった」

凛「それでさ、この後どこを選べばいいの?」

モバP「『RESTART…』か『continue』だな。RESTARTはmission最初から、continueはやられる少し前からだ」

凛「どっちがいいかな?」

紗南「高ランクをねらうならRESTARTだね!」

凛「ふむ」カチッ


→RESTART


杏(強気だねぇ)

138: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:18:52.093 ID:iyj3Olugr
<――デッデケデッデデッデン デッデケデッデデッデン

<――フンッ!―ハッ!―フンッ!―ハッ!―yeeeeah!!―

―――――

―――



<――アヒャア アヒャア……アハヒャヒャヒャハハハハヒャヒャ!!

凛「来たね…」スチャッ

紗南「サイドロールから攻撃だよ!」

140: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:28:27.550 ID:iyj3Olugr
<――ブンッ


モバP「今だ!」

凛「ふっ!」クイッ


<――バッ―


凛「よし、避け……」


<――ブンッ

<――ウッ……


紗南「連続で鎌を振ってくることもあるから気を付けて!」

141: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:35:22.353 ID:iyj3Olugr
<――ブンッ

<――バッ―yeeeeah!!


モバP「よし!そうだ!」

凛「……!」タタンッ


<――フンッ!―ハッ!―

<――ゴーン……


紗南「ああっ!」


<――アヒャア!!―アヒャア!!―


蘭子「……!」ビクッ

142: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:42:10.749 ID:iyj3Olugr
凛「くぅっ……」カチャカチャ


<――ブンッ

<――バッ―yeeeeah!!―yeeeeah!!―

<――フンッ!ハッ!―ブンッ―バッバッ―yeeeeah!!

<――フンッ!―ハッ!―


モバP「よし!」

紗南「やった!」

凛「……!」グッ


<――ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

143: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:51:39.826 ID:iyj3Olugr
蘭子「……円環か?(なんだか丸いのが……)」


<――ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


モバP「『テメンニグルの塔』だ。今後は大体あの塔がステージになる」


<――It's been nearly a year……


杏「あ、ダァーイ」

モバP「ハハッwww」


<――Right Vergil?


<――ダダダダダダダダンッ!!…ガシャァン……

144: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 09:59:20.848 ID:iyj3Olugr
<――rank「B」!!

凛「……むっ」

P「まあいいんじゃないか?」

紗南「初めてなら上々だよ!」

P「だな。俺なんて最初やったころクリアすら出来なかったもんこのミッション」

杏「いやそれは流石にないけど」

紗南「確かにそれはちょっと……」

P「……」

146: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 10:07:51.193 ID:iyj3Olugr
P「……エ゙フンッゴホンッン゙ン゙ッ」

P「え~……今チラッと出てきた青いやつがバージル。最初のムービーで言ってたダンテの兄弟だ」

P「DMCシリーズにおける最重要キャラの一人だな」

P「『1』にも登場するし『4』でも重要な立ち位置になる」

P「それに『3』のSEではファンからの『是非とも操作してみたい!』という要望に応えて見事操作可能キャラになる」

P「少々玄人好みだが高い攻撃力と見た目で絶賛されていたんだ」

P「そのかわり敵になるとマジで強い」

P「まあそこも魅力のひとつだけどなうん」

杏「急に饒舌になるのやめてよびっくりする」

147: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 10:14:23.040 ID:iyj3Olugr
P「……いいだろ、好きなんだよバージル。青いし」

凛「!」

P「まあそれは置いといてだ。時計をご覧ください」

時計 13時00分です

P「もうお昼だから皆でご飯食べに行こう」

杏「うわ~結構やったねえ」

紗南「ほんとだ」

P「ずっと握られてるもんだから袖が湿ってるもんね。何でとは言わないけど」

蘭子「!?」パッ

蘭子「/////」

148: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 10:17:51.410 ID:iyj3Olugr
P「どうだった小梅?」

小梅「……すっごく、良かった」キラキラ

P「フフッ、そうか」

P「じゃ、飯食いに行くぞ。続きはその後だ」

P「凛、行くぞー」

凛「う、うん」

トコトコ…バタン


おしまい

引用元: 渋谷凛「デビルメイクライ……3?」モバP「yeah!!」