1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/27(日) 16:17:15.271 ID:5CkbnH8Xd
月「ん?なんか落ちてるぞ。ノートか…。なんか書いてある、」

月「vegetable note…、直訳すると野菜ノートか、誰かの家庭菜園の記録とかかな?」ペラペラ

月「最後のページに何か書いてある、えーと『このノートに名前を書かれた人間はベジタリアンになる』?」



月「あははは、面白いな、これは僕が生粋の菜食主義者と知ってる誰かがいたずらで僕のところに落としたのかなぁ、まったく馬鹿馬鹿しい、そんな夢のようなノートがあってたまるかってんだ」



月「おっとこんなことをやってる場合ではなかった、はやく学食に行かないと僕のお気に入りのサンドイッチと野菜ジュースが売り切れてしまう」

~教室~

月「なんとか買えたな…、もぐもぐ、うんやっぱりこれだね」

?「ぐははは、このミートボール最高だぜぇ!!」

月「この声は…またあいつか…、そう俺の世界で一番嫌いな男、渋井丸拓男だ。」

渋井丸「やっぱ男は肉を食って筋肉つけねぇとなぁ!」

月「何が嫌いって脳味噌まで筋肉なのは別にいい、ただこいつはことあるごとに肉食をアピールしやがる。ベジタリアンの僕からすればまさに天敵ってわけさ。」

月「そういえばさっき拾ったノート…、いや何を考えてるんだ僕は…」

月「まぁでも試しに書いてみるか、渋井丸拓男と、さてどうなる?」



~40秒後~

渋井丸「ぐああああ!!」

友人A「おい、どうした!?」

渋井丸「や、野菜が食べたい…!!アボカドでもアスパラでもなんでもいいんだ…」

月「ほ、本物だ…僕はベジタリアンの神になる!!!」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/27(日) 16:19:34.494 ID:5CkbnH8Xd
数日後、自宅

月「ふふふふ、あはははは!!」

?「気に入ってるよーねぇ」

月「だ、誰だ!?」

リューク「あたしはリューク。野菜の死神でそのノートを落としたのはあたしってこと」月「な、なるほど!!」

リューク「なんなの?そのリアクション。まぁいいわ、ちょっとノートみせてもらうわよ。ペラペラ、あらあらこれは凄い。もうあなたの学校の生徒ほとんどベジタリアンになってるじゃない。普通の神経してたらここまで出来ないわよ。」

月「ふん、覚悟は出来てる。これから僕はこのノートを使った功罪で肉食系男子に変えられてしまうんだろう?」

リューク「ふふふ、馬鹿ね。そんなわけないでしょう?何もないわ。ただ一つ言えることは死んだとき野菜に包まれて死ねるとは思わないでちょうだい。」

月「マジか、割とどうでもいいわ」

リューク「ところであなたはこんなことをして世界をどうしたいの?」

月「決まってるだろ。簡単に言えば『1億総ベジタリアン化計画』だ。」

リューク「何なのそれは?」

月「考えてもみてくれ、世の中の人間はなぜみんなこんな暴力的なのか?それは肉を食べ過ぎてるからだ。草食系動物は皆穏やかだろう?だったら人間もそうなるべきだ。皆が皆シマウマやインパラのような弱々しい人間になれば世の中平和になるってわけさ!」

リューク「」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/27(日) 16:24:53.397 ID:5CkbnH8Xd
1ヶ月後

リューク「計画は順調のようね」

月「ああ、これまでに影響力のある芸能人、政治家、スポーツ選手などもベジタリアンに変えた。スポーツ選手は明らかにパフォーマンスが下がってるがまぁ大した問題じゃない。」

月「今じゃCMなどもこぞって菜食を進めている。日本中が菜食ブームってわけさ。名前を書かなくても勝手にベジタリアンになるんだからこんなに楽なことはない。さて、今日は誰を…」

TV「俺様はLだぜぇぇ!!」

月「なんだ?」

L「最近、菜食主義がブームみたいだけどよぉ、これは誰かの陰謀なんだよぉ!!肉食こそ正義!!」

月「ふん、馬鹿かこいつは」

L「俺様は世界最高の畜産業者。常に肉の売れ行きをチェックしてる。しかし1月前、急に肉の売れ行きが下がった地域が日本にあった。調べてみるとその地域のある高校の生徒全員がベジタリアンになっていることがわかった。」

月「なんだと…?」

L「ここから導き出される答えはこのブームを作り上げた首謀者はこの高校の生徒である可能性が高い。そいつを見つけ出してこのブームを終わらせる」

月「こ、こいつ…、どうする…?こいつをベジタリアンに変えようにも名前がわからない…」

リューク「なら死神の目の取引をする?」

月「なんだ?それは」

リューク「その目を手に入れると野菜をみただけで栄養価や産地が一発でわかるのよ、代わりにあなたの寿命の半分をいただくけど」

月「いらねーよ!!役に立たねーし!今言う必要ないし!!」リューク「ほんの死神ジョークよ」



ここから僕とLの世界の覇権をかけた戦いが始まった…

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/27(日) 16:33:12.985 ID:5CkbnH8Xd
大学入学式

月「やっぱLとかいうやつ最初だけで捜査もガバガバだし無能だったな…、しかしながらLに邪魔をされて計画はあまり順調じゃないな、まぁ大学に入ってしまえばもっと自由に動ける。」



アナウンス「入学生代表、夜神君、竜崎君」



月「おっと、呼ばれたな」



~~



月「無難にこなせたな、さて階段を降りて…」



竜崎「俺はLだ」



月「何…?」



竜崎「お前はあの高校で菜食ブームが始まるずっと前からベジタリアンだったようだな、唯一の」



月「何を言ってるんだい?僕もブームに乗っかっただけさ」



竜崎「嘘をつくな、食堂のおばちゃんの話じゃおまえは入学当時から常に同じサンドイッチと野菜ジュースを好んで買っていたそうだな、目撃証言も多数あるぞ」



月「(くっ…まずいぞ…)人違いじゃないかな?僕は肉が大好きさ。なんならこれから食堂に行ってビーフステーキを君の前で食べてもいい」



竜崎「ほう、ならそうしてもらおうか」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/27(日) 16:44:34.797 ID:5CkbnH8Xd
~~

食堂

竜崎「さて、では食べてもらおうか」



月「ああ、でもその前に…」





竜崎「ん?うっ…うあああああ!!」



月「どうしたんだい?」



竜崎「やっ、野菜スティックぅぅぅぅ!!」



月「野菜スティックがどうしたって?」



竜崎「た、たべたい…」



月「食べればいいじゃないか…、スッ」



竜崎「おおっ、セロリ!!今日から俺はセロリアンになる!!」



月「(くくっ、馬鹿め、お前の本名なんてネットで調べてとっくに知ってるんだよ。世界最高の畜産業者だったのが仇になったな。

そもそもお前はベジタリアンに変えるのに名前が必要だってことは知らない。俺はお前がのこのこと俺の前に現れるのを待っていただけさ。お前の無様な姿をこの目で見届けるためにな)」



月「計画通りニヤ」



リューク「」



おしまいです。雑な終わり方ですが、隠しカメラのエピソードとかも考えたのですがつまらないのでやめました。

読んでくれてありがとう。

引用元: 月「野菜ノート?」