1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:19:01 9qH.SYr6
友利(乙坂さんが帰ってきてから早数週間、相変わらず私のことも、歩未ちゃんのことすら思い出してくれません)
乙坂「友利さん、何か考え込んでるの?」
友利「いえ、大したことではありません。気にしないでください」
友利(大人しい乙坂さんにも慣れてきましたが、やはり以前みたいにケンカ腰な方が...)
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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:21:29 9qH.SYr6
乙坂「友利さん、やっぱり悲しそうに見える...僕が何かしましたか?」
友利「いえ、本当に大丈夫ですから!そういえば、あなたが出発する前に預かったMP3プレイヤー返しますね...」
乙坂「これは...」
友利「何か思い出しましたか?」
乙坂「いら、そう言うわけでは無いんだけど、これも凄く大切な物だったような...」
友利「ふふっ、元々は私があなたに差し上げた物なんですよ。今日はもう帰ります、また明日会いましょう」
乙坂「うん、気をつけて」
3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:22:25 9qH.SYr6
乙坂(これって音楽を聴くものだよね、少し聴いてみよう...)
~ズンチャッチャ
Come now heading to the oblivion~~
乙坂「!!!」
4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:23:16 9qH.SYr6
翌日
友利「乙坂さんこんちわっす~」
乙坂「友利!」
友利「へ?今日は元気ですねぇ」
乙坂「やっぱり僕は帰ってこれたんだな!」
友利「え...、もしかして記憶が戻ったんですか...?」
乙坂「記憶が戻った?僕は記憶喪失だったのか...」
友利「昨日までのこと、覚えてないんですか?」
乙坂「ああ、アラブ辺りで略奪してたハズなんだが、気づいたらここで寝てたんだ」
5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:36:45 9qH.SYr6
友利「......」
乙坂「俺は失敗したのか...?」
友利「......いえ、あなたは凄いです」
乙坂「友利、泣いてるのか?」
友利「2回も乙坂さんに泣かされるとは思ってません、でした...」
乙坂「友利...」
友利「乙坂有宇さん!本当にお帰りなさい!!」
乙坂「ああ、ただいま」
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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:38:25 9qH.SYr6
友利「グスッ...ふふっ、乙坂さんこっち向いてください」
乙坂「!!??」
友利「恋人なんですから、キスくらい普通ですよね?乙坂さん顔真っ赤っすよ~」
乙坂「お、お前もかなり顔赤いけどな!と言うか、心の準備とかあるだろ、初めてなんだぞ!」
友利「私も初めてですよ、てか乙女みたいなこと言わないでください...」
乙坂「...」
友利「...」
7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:39:10 9qH.SYr6
乙坂「...」
友利「...」
乙坂「友利、一ついいか?」
友利「なんでしょう」
乙坂「もう一回頼む」
友利「はい、いくらでもしてあげますよ」
乙坂「あと、 も頼めるか...?」
友利「.........引くな!!」
8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/01(木) 15:40:31 9qH.SYr6
凄く短いですが、終わりです。
友利と乙坂のイチャイチャが見たかっただけです。
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