1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:41:37.670 ID:imzUaIMO0
キョン「暇だな」
古泉「暇ですねぇ」
キョン「なんで今日はお前しかいないんだ?」
古泉「皆さん、用事があるんじゃないでしょう か」
キョン「そうかぁ…」
キョン「…」
キョン「…なぁ古泉」
古泉「暇ですねぇ」
キョン「なんで今日はお前しかいないんだ?」
古泉「皆さん、用事があるんじゃないでしょう か」
キョン「そうかぁ…」
キョン「…」
キョン「…なぁ古泉」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:42:11.202 ID:imzUaIMO0
キョン「お前は彼女を作らないのか?」
古泉「はい?」
キョン「彼女だよ。俺たちは健全な男子高校生だ ぞ?」
古泉「そ、そうですね」
キョン「言いたかないが、お前は女子にもそれな りに人気があるだろう?それなりに、だが」
古泉「それなり、ではないと思いますよ?」
古泉「はい?」
キョン「彼女だよ。俺たちは健全な男子高校生だ ぞ?」
古泉「そ、そうですね」
キョン「言いたかないが、お前は女子にもそれな りに人気があるだろう?それなりに、だが」
古泉「それなり、ではないと思いますよ?」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:42:40.461 ID:imzUaIMO0
キョン「…」
古泉「冗談です。そんなに睨まないで下さい」
キョン「…まぁいい。で、彼女は作らないのか?」
古泉「そうですね。作らないわけじゃないんです よ」
キョン「だよな。お前なら…」
古泉「作れないんです」
キョン「えっ」
古泉「僕は機関の人間であり、神人を倒すという 大きな使命がありますから」
キョン「そ、そうだったな。すまん」
古泉「いえ、いいんです」
古泉「冗談です。そんなに睨まないで下さい」
キョン「…まぁいい。で、彼女は作らないのか?」
古泉「そうですね。作らないわけじゃないんです よ」
キョン「だよな。お前なら…」
古泉「作れないんです」
キョン「えっ」
古泉「僕は機関の人間であり、神人を倒すという 大きな使命がありますから」
キョン「そ、そうだったな。すまん」
古泉「いえ、いいんです」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:43:05.495 ID:imzUaIMO0
キョン「じゃあ、機関に所属している人間はみん な恋愛とかはしてないわけか?」
古泉「もちろんです。皆さん、そんな余裕なんて ないんでしょうね」
キョン「そうか…」
古泉「そう言うあなたはどうなんですか?」
キョン「え?」
古泉「彼女との距離は縮めなくてよろしいんです か?」
キョン「か、彼女って誰だ!?」
古泉「わかっていらっしゃるでしょう?ふふ」
キョン「さ、さぁな。さっぱりわからん」
古泉「ふふ」
古泉「もちろんです。皆さん、そんな余裕なんて ないんでしょうね」
キョン「そうか…」
古泉「そう言うあなたはどうなんですか?」
キョン「え?」
古泉「彼女との距離は縮めなくてよろしいんです か?」
キョン「か、彼女って誰だ!?」
古泉「わかっていらっしゃるでしょう?ふふ」
キョン「さ、さぁな。さっぱりわからん」
古泉「ふふ」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:44:44.040 ID:imzUaIMO0
キョン「さて、することもないし、そろそろ帰る とするか」
古泉「そうですね。あ、鍵は僕に任せて先に帰っ ていただいても結構ですよ」
キョン「そうか?じゃあ任せた」
古泉「えぇ。また明日」
バタン!
古泉「ふぅ」
古泉「まさか彼女を作らないかどうか聞かれるな んて…」
古泉「口が裂けても『興味がないから作らない』 とは言えませんね」
古泉「えっと、i-podは…と」
古泉「今日はかくしん的めたまるふぉ~ぜ!っでも聴きながら帰り ましょう。」
古泉「そうですね。あ、鍵は僕に任せて先に帰っ ていただいても結構ですよ」
キョン「そうか?じゃあ任せた」
古泉「えぇ。また明日」
バタン!
古泉「ふぅ」
古泉「まさか彼女を作らないかどうか聞かれるな んて…」
古泉「口が裂けても『興味がないから作らない』 とは言えませんね」
古泉「えっと、i-podは…と」
古泉「今日はかくしん的めたまるふぉ~ぜ!っでも聴きながら帰り ましょう。」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:46:26.092 ID:imzUaIMO0
古泉「いつも食う!寝る!遊ぶの三連コンボ~♪」
古泉「…おっと、うっかり声に出して歌ってしまい ました」
古泉「正に名曲。再生回数が12万回とは、困ったものです」
古泉「邦楽にもこれくらい頑張って欲しいもので すねぇ」
古泉「彼女…。嫁にシルフィンがいるから必要ないですよ。 ふふ」
古泉「そうだ、今日は新しいアニメを買って帰り ますか」
古泉「…おっと、うっかり声に出して歌ってしまい ました」
古泉「正に名曲。再生回数が12万回とは、困ったものです」
古泉「邦楽にもこれくらい頑張って欲しいもので すねぇ」
古泉「彼女…。嫁にシルフィンがいるから必要ないですよ。 ふふ」
古泉「そうだ、今日は新しいアニメを買って帰り ますか」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:46:52.450 ID:imzUaIMO0
翌日
ガチャ
古泉「遅くなりました。掃除当番がありまして」
みくる「あ、すぐにお茶を煎れますね」
古泉「ありがとうございます」
ハルヒ「あ~、もう。ぜんぜんホームページにア クセスがないわ」
キョン「そうか」
ハルヒ「あんたももっと憤りを感じなさいよ!S OS団の1員なのよ!?」
キョン「俺ならこんなサイトにアクセスしたいと 思わんしな」
ハルヒ「はぁ!?」
キョン「冗談だよ、冗談」
古泉「いつも通りですね」
ガチャ
古泉「遅くなりました。掃除当番がありまして」
みくる「あ、すぐにお茶を煎れますね」
古泉「ありがとうございます」
ハルヒ「あ~、もう。ぜんぜんホームページにア クセスがないわ」
キョン「そうか」
ハルヒ「あんたももっと憤りを感じなさいよ!S OS団の1員なのよ!?」
キョン「俺ならこんなサイトにアクセスしたいと 思わんしな」
ハルヒ「はぁ!?」
キョン「冗談だよ、冗談」
古泉「いつも通りですね」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:47:23.984 ID:imzUaIMO0
ハルヒ「だいたい、なんでみんな不思議なことに もっと興味を示さないのよ!?」
キョン「そんなもん、人それぞれだろう」
ハルヒ「いいえ!それにしてもこれは酷すぎる わ!」
キョン「みんな、他に興味ものがあるんだろう な」
ハルヒ「そうよ、それだわ。みんな他のどうでも いいことに興味を抱いてるのよ!」
キョン「なんだ、わかってるんじゃないか。だ が、人の興味をどうでもいいことと片付けるのは どうかと思うぞ」
ハルヒ「だってどうでもいいことなんだもの!あたしはテレビを見ててそれを確信したわ!」
キョン「そんなもん、人それぞれだろう」
ハルヒ「いいえ!それにしてもこれは酷すぎる わ!」
キョン「みんな、他に興味ものがあるんだろう な」
ハルヒ「そうよ、それだわ。みんな他のどうでも いいことに興味を抱いてるのよ!」
キョン「なんだ、わかってるんじゃないか。だ が、人の興味をどうでもいいことと片付けるのは どうかと思うぞ」
ハルヒ「だってどうでもいいことなんだもの!あたしはテレビを見ててそれを確信したわ!」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:47:45.792 ID:imzUaIMO0
ョン「テレビ?」
ハルヒ「そう、前にふと付けたテレビで音楽番組 がやってたのよ」
ハルヒ「特に見たい番組もないからチャンネルを そのままにして見てたの」
キョン「ほう」
ハルヒ「週の音楽ランキングがあったんだけど…あ たしは愕然としたわ」
キョン「なんでだ?」
ハルヒ「アニソンよ!ランキングの上位をアニソ ンが占めてたの!おかしいでしょ!?」
古泉(ピクッ…)
ハルヒ「そう、前にふと付けたテレビで音楽番組 がやってたのよ」
ハルヒ「特に見たい番組もないからチャンネルを そのままにして見てたの」
キョン「ほう」
ハルヒ「週の音楽ランキングがあったんだけど…あ たしは愕然としたわ」
キョン「なんでだ?」
ハルヒ「アニソンよ!ランキングの上位をアニソ ンが占めてたの!おかしいでしょ!?」
古泉(ピクッ…)
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:48:27.633 ID:imzUaIMO0
キョン「アニソンねぇ」
ハルヒ「みんなそれを見て『萌え~』とかやって んのよ!?バッカみたい!」
キョン(朝比奈さんは萌え要因でSOS団に入れ たんじゃなかったのか?)
ハルヒ「このままのペースで行ったら日本の音楽 業界がアニソンに覆い尽くされる日は近いわ!」
ハルヒ「そう、やがて日本の音楽業界の終焉を迎 えるのよ!」
古泉(わかってない…。涼宮さんはまるでわかって ない!)
ハルヒ「みんなそれを見て『萌え~』とかやって んのよ!?バッカみたい!」
キョン(朝比奈さんは萌え要因でSOS団に入れ たんじゃなかったのか?)
ハルヒ「このままのペースで行ったら日本の音楽 業界がアニソンに覆い尽くされる日は近いわ!」
ハルヒ「そう、やがて日本の音楽業界の終焉を迎 えるのよ!」
古泉(わかってない…。涼宮さんはまるでわかって ない!)
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:48:50.901 ID:imzUaIMO0
キョン「そんなに目くじらを立てることか?」
ハルヒ「何よ!?まさかあんたもアニソンを買っ てるわけ!?」
キョン「買うか、そんなもの」
古泉(ピクッ、ピクッ!)
キョン「だがな、人は自分がいいと思った物を買 うんだ。そういった意味じゃ今回はアニソンの方 がいいと思う人間がたくさんいたというだけだろ う」
ハルヒ「アニソンのどこがいいのよ!」
古泉(ピクッ!ピクピクッ!!)
古泉(堪えろ、堪えろ古泉一樹!)
ハルヒ「何よ!?まさかあんたもアニソンを買っ てるわけ!?」
キョン「買うか、そんなもの」
古泉(ピクッ、ピクッ!)
キョン「だがな、人は自分がいいと思った物を買 うんだ。そういった意味じゃ今回はアニソンの方 がいいと思う人間がたくさんいたというだけだろ う」
ハルヒ「アニソンのどこがいいのよ!」
古泉(ピクッ!ピクピクッ!!)
古泉(堪えろ、堪えろ古泉一樹!)
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:49:15.718 ID:imzUaIMO0
ハルヒ「アニソン聴いてる暇があったら不思議の 1つでも探せばいいのよ!」
キョン(不思議を探す暇があったら音楽を聴いて たいがな)
ハルヒ「あぁ、もう!腐ってるわ!」
ハルヒ「大体深夜アニメってなによ!?もっとた めになるものを放送すればいいのに!」
ハルヒ「そう、音楽業界の前にテレビ業界が腐っ て行ったのよ!」
ハルヒ「多すぎる!わかってない奴が多すぎる わ!」
古泉「わかってないのはお前らだろうが!!」
ハルヒ「!?」
キョン(不思議を探す暇があったら音楽を聴いて たいがな)
ハルヒ「あぁ、もう!腐ってるわ!」
ハルヒ「大体深夜アニメってなによ!?もっとた めになるものを放送すればいいのに!」
ハルヒ「そう、音楽業界の前にテレビ業界が腐っ て行ったのよ!」
ハルヒ「多すぎる!わかってない奴が多すぎる わ!」
古泉「わかってないのはお前らだろうが!!」
ハルヒ「!?」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:50:54.563 ID:imzUaIMO0
ハルヒ「…」
キョン「…」
みくる「…」
長門「…」
古泉「…」
古泉「…っていうシーンがあるんですよ。今回の 劇」
キョン「いや、無理があるだろう。それは」
キョン「…」
みくる「…」
長門「…」
古泉「…」
古泉「…っていうシーンがあるんですよ。今回の 劇」
キョン「いや、無理があるだろう。それは」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:51:30.307 ID:imzUaIMO0
ハルヒ「…古泉くん、もしかしてうまるちゃん見てた?」
古泉「…」
ハルヒ「ご、ごめん。身近に見てる人がいるなん て思わなかったからつい…」
古泉「見てません」
キョン(こ、こいつは…!)
古泉「あんなアニメ、見てませんよ」ニコッ
キョン(握り拳に爪が食い込んで血が出てるぞ古 泉…!)
古泉「…」
ハルヒ「ご、ごめん。身近に見てる人がいるなん て思わなかったからつい…」
古泉「見てません」
キョン(こ、こいつは…!)
古泉「あんなアニメ、見てませんよ」ニコッ
キョン(握り拳に爪が食い込んで血が出てるぞ古 泉…!)
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:51:55.322 ID:imzUaIMO0
ハルヒ「…」
みくる「…」
キョン「…」
長門「…」
古泉「…」
ハルヒ「あ、きょ、今日はもう遅いから解散にし ましょう!また明日部室でね!」
長門「まだ4時」
みくる「あ、は~い!帰りますね!」
古泉「あ、鍵は…鍵は僕が閉めますんで!」
みくる「…」
キョン「…」
長門「…」
古泉「…」
ハルヒ「あ、きょ、今日はもう遅いから解散にし ましょう!また明日部室でね!」
長門「まだ4時」
みくる「あ、は~い!帰りますね!」
古泉「あ、鍵は…鍵は僕が閉めますんで!」
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:52:30.109 ID:imzUaIMO0
古泉「…」
古泉「…はぁ」
古泉「やってしまった」
古泉「感情を抑えきれないとは、僕もまだまだで すね」
古泉「僕がアニメ大好きで、抱き枕とか持って て、アニメのブルーレイ見るためにプロジェク ターまで買ったなんてこと涼宮さんたちにばれた ら…」
古泉「…もうボロは出しません。帰ってGF(仮)でもやりますか…」
キョン「…古泉」
古泉「!」
古泉「…はぁ」
古泉「やってしまった」
古泉「感情を抑えきれないとは、僕もまだまだで すね」
古泉「僕がアニメ大好きで、抱き枕とか持って て、アニメのブルーレイ見るためにプロジェク ターまで買ったなんてこと涼宮さんたちにばれた ら…」
古泉「…もうボロは出しません。帰ってGF(仮)でもやりますか…」
キョン「…古泉」
古泉「!」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:52:56.883 ID:imzUaIMO0
古泉「き、聞いてらしたんですか。僕の独り言…」
キョン「…やっぱりアニメ大好きだったんだな、お前」
古泉「…」
キョン「そ、そんな顔をするな!」
古泉「軽蔑しましたよね」
キョン「そ、そんなことはないぞ!俺もドラゴン ボールとか見てたしな。はは…」
古泉「…」
キョン「…やっぱりアニメ大好きだったんだな、お前」
古泉「…」
キョン「そ、そんな顔をするな!」
古泉「軽蔑しましたよね」
キョン「そ、そんなことはないぞ!俺もドラゴン ボールとか見てたしな。はは…」
古泉「…」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:53:26.014 ID:imzUaIMO0
古泉「困っちゃいましたね~。どれをお貸ししましょう」
キョン「…」
古泉「喰霊は初心者には向いてないですかね。それなら…」
キョン「…」
古泉「これです!クラナド!是非見てくださ い!」
キョン「…面白いのか?」
古泉「クラナドは人生です」
キョン「…」
古泉「喰霊は初心者には向いてないですかね。それなら…」
キョン「…」
古泉「これです!クラナド!是非見てくださ い!」
キョン「…面白いのか?」
古泉「クラナドは人生です」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:53:48.958 ID:imzUaIMO0
キョン家
キョン「結局全巻持って帰らされた…」
キョン「まぁ、話を合わせる為に少しくらい見と くか」
キョン妹「キョン君なにしてるの~」
キョン「あっちいってなさい!」
キョン妹「キョン君のケチ~」
キョン「ふぅ」
キョン「さて、見てみるか」
キョン「結局全巻持って帰らされた…」
キョン「まぁ、話を合わせる為に少しくらい見と くか」
キョン妹「キョン君なにしてるの~」
キョン「あっちいってなさい!」
キョン妹「キョン君のケチ~」
キョン「ふぅ」
キョン「さて、見てみるか」
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:54:08.957 ID:imzUaIMO0
翌日
キョン「よう、古泉」
古泉「おはいようございます。珍しいですね、部 活でもないのに話しかけるなんて」
キョン「あぁ」
古泉「そういえばお貸ししたアニメはいかがでし たか?」
キョン「見終わった。他の奴を貸してくれ」
古泉「え、一晩でですか?」
キョン「そうだ。別の奴を」
古泉「あ、はい!」
キョン「よう、古泉」
古泉「おはいようございます。珍しいですね、部 活でもないのに話しかけるなんて」
キョン「あぁ」
古泉「そういえばお貸ししたアニメはいかがでし たか?」
キョン「見終わった。他の奴を貸してくれ」
古泉「え、一晩でですか?」
キョン「そうだ。別の奴を」
古泉「あ、はい!」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:54:30.629 ID:imzUaIMO0
部室
みくる「お茶どうぞ~」
ハルヒ「ありがと。今日も可愛いわみくるちゃ ん!…あれ、キョンが来ないわね」
古泉「用事があるので早く帰られましたよ」
ハルヒ「あ…。そ、そう」
古泉(ふふ、彼もはまっているみたいですね)
古泉(さて、ひぐらしの次は何を貸しましょうか)
古泉(コードギアスなんて彼にピッタリかもしれ ません。ふふふ
みくる「お茶どうぞ~」
ハルヒ「ありがと。今日も可愛いわみくるちゃ ん!…あれ、キョンが来ないわね」
古泉「用事があるので早く帰られましたよ」
ハルヒ「あ…。そ、そう」
古泉(ふふ、彼もはまっているみたいですね)
古泉(さて、ひぐらしの次は何を貸しましょうか)
古泉(コードギアスなんて彼にピッタリかもしれ ません。ふふふ
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:54:53.561 ID:imzUaIMO0
夜
Prrrrr!
古泉「…こんな時間に誰でしょう」
ガチャ
キョン『古泉、俺だ』
古泉「どうも、どうしました?」
キョン『ひぐらし面白いな』
古泉「そうですか!喜んでいただけて何よりで す」
キョン『今からお前の家に行くから、ひぐらしの 解を貸してくれ!』
古泉「え、もう2時ですよ?さすがに明日の方 が…」
キョン『30分で行く!それじゃあな!』
ガチャ
古泉「…」
Prrrrr!
古泉「…こんな時間に誰でしょう」
ガチャ
キョン『古泉、俺だ』
古泉「どうも、どうしました?」
キョン『ひぐらし面白いな』
古泉「そうですか!喜んでいただけて何よりで す」
キョン『今からお前の家に行くから、ひぐらしの 解を貸してくれ!』
古泉「え、もう2時ですよ?さすがに明日の方 が…」
キョン『30分で行く!それじゃあな!』
ガチャ
古泉「…」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:55:26.415 ID:imzUaIMO0
数日後
古泉「いやはや、まさかここまで彼がアニメには まってしまうとは」
古泉「大変喜ばしいことです」
古泉「勢いに任せて、彼にもGF(仮)を進めてみましょうか」
キョン「古泉」
古泉「ああ、お待ちしておりました」
キョン「約束のものは」
古泉「ええ、うまるちゃんのブルーレイディスクです。おもしろいですよ」
キョン「これがうまるちゃんか…」
古泉「いやはや、まさかここまで彼がアニメには まってしまうとは」
古泉「大変喜ばしいことです」
古泉「勢いに任せて、彼にもGF(仮)を進めてみましょうか」
キョン「古泉」
古泉「ああ、お待ちしておりました」
キョン「約束のものは」
古泉「ええ、うまるちゃんのブルーレイディスクです。おもしろいですよ」
キョン「これがうまるちゃんか…」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:55:59.399 ID:imzUaIMO0
古泉「ついに彼もうまるちゃんの世界に足を踏み入れましたか」
古泉「ふふ、そこははまるとなかなか抜け出せな いですよ?」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「おや、涼宮さん。どうかしましたか?」
ハルヒ「キョンのこと、なにか知らない?」
古泉「というと?」
ハルヒ「最近キョンの様子がおかしいのよ。毎日 目にクマを作って登校してくるし、ろくに部活も 参加しないで帰っちゃうし…」
古泉「確かに、疲れた感じがしましたねぇ」
ハルヒ「あ~もう!これ以上部活をサボるような ら死刑だから!古泉くんもキョンに会ったらそう 伝えといて!」
古泉「かしこまりました」
古泉(…さて、次は何を貸しましょうか)
古泉「ふふ、そこははまるとなかなか抜け出せな いですよ?」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「おや、涼宮さん。どうかしましたか?」
ハルヒ「キョンのこと、なにか知らない?」
古泉「というと?」
ハルヒ「最近キョンの様子がおかしいのよ。毎日 目にクマを作って登校してくるし、ろくに部活も 参加しないで帰っちゃうし…」
古泉「確かに、疲れた感じがしましたねぇ」
ハルヒ「あ~もう!これ以上部活をサボるような ら死刑だから!古泉くんもキョンに会ったらそう 伝えといて!」
古泉「かしこまりました」
古泉(…さて、次は何を貸しましょうか)
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:56:41.674 ID:imzUaIMO0
翌日
古泉「どうも」
キョン「ん、まだお前しか来てないのか」
古泉「そのようですね」
キョン「ハルヒめ。『来なきゃ死刑』とか言っと きながらお前が遅れてどうするんだ」
古泉「ふふ。そういえばうまるちゃんはどうでした?」
キョン「うまるちゃんか。あれは素晴らしかった よ」
古泉「そうでしょう。貴方ならわかっていただけると思いましたよ」
古泉「貴方はどのキャラが一番良いと思いまし た?」
キョン「俺か?俺はきりえちゃんかなぁ」
古泉(…やっぱりそういう系のキャラが好きなんですね)
古泉「どうも」
キョン「ん、まだお前しか来てないのか」
古泉「そのようですね」
キョン「ハルヒめ。『来なきゃ死刑』とか言っと きながらお前が遅れてどうするんだ」
古泉「ふふ。そういえばうまるちゃんはどうでした?」
キョン「うまるちゃんか。あれは素晴らしかった よ」
古泉「そうでしょう。貴方ならわかっていただけると思いましたよ」
古泉「貴方はどのキャラが一番良いと思いまし た?」
キョン「俺か?俺はきりえちゃんかなぁ」
古泉(…やっぱりそういう系のキャラが好きなんですね)
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:57:05.638 ID:imzUaIMO0
キョン「キャラもいいが、曲が最高じゃない か!」
古泉「でしょう!」
キョン「なぁ、あの曲はどっかで売ってたりするのか?」
古泉「ちゃんとCDショップに売っていますよ」
キョン「マジか!よし、今から買ってくる!」
古泉「えっ、部活は…」
キョン「どうでもいい!ハルヒには適当に言って おいてくれ!じゃあな!」
バタン!
古泉「…困ったものです」
古泉「でしょう!」
キョン「なぁ、あの曲はどっかで売ってたりするのか?」
古泉「ちゃんとCDショップに売っていますよ」
キョン「マジか!よし、今から買ってくる!」
古泉「えっ、部活は…」
キョン「どうでもいい!ハルヒには適当に言って おいてくれ!じゃあな!」
バタン!
古泉「…困ったものです」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:57:29.902 ID:imzUaIMO0
翌日
古泉「どうも…って大丈夫ですか?その頬…」
キョン「あぁ、今日こそ部活に来いとハルヒに ひっぱ叩かれた」
古泉「大変ですね。あ、そういえばきんモザの 曲はどうでした?」
キョン「おう、買った!昨日からリピートしまく りだ!そういえば、キャラソンなんてのもあるん だな」
古泉「そうです!あれも素晴らしい出来ですよ」
キョン「見くびるなよ。もう全部買ったさ」
古泉「おぉ、全キャラ5人分買っていただけまし たか!」
キョン「もちろん!全キャラ5枚ずつしっかり 買ったぜ!」
古泉「5枚…ず…つ?」
古泉「どうも…って大丈夫ですか?その頬…」
キョン「あぁ、今日こそ部活に来いとハルヒに ひっぱ叩かれた」
古泉「大変ですね。あ、そういえばきんモザの 曲はどうでした?」
キョン「おう、買った!昨日からリピートしまく りだ!そういえば、キャラソンなんてのもあるん だな」
古泉「そうです!あれも素晴らしい出来ですよ」
キョン「見くびるなよ。もう全部買ったさ」
古泉「おぉ、全キャラ5人分買っていただけまし たか!」
キョン「もちろん!全キャラ5枚ずつしっかり 買ったぜ!」
古泉「5枚…ず…つ?」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:57:57.452 ID:imzUaIMO0
放課後
ハルヒ「キョンが帰ったぁ!?」
みくる「はい、駆け足で出て行くのを見ました」
ハルヒ「あのバカ!電話で呼びつけてやる わ!!」
古泉(困ったものです)
長門「…」ペラッ
ハルヒ「もしもし!ちょっとあんた今何処にいる のよ!?」
ハルヒ「ケーキ屋さん!?どうでもいいからさっ さと部室に来なさい!30秒以内!!」
ピッ
ハルヒ「まったく!あいつは!何を考えてるのか しら!」
ハルヒ「キョンが帰ったぁ!?」
みくる「はい、駆け足で出て行くのを見ました」
ハルヒ「あのバカ!電話で呼びつけてやる わ!!」
古泉(困ったものです)
長門「…」ペラッ
ハルヒ「もしもし!ちょっとあんた今何処にいる のよ!?」
ハルヒ「ケーキ屋さん!?どうでもいいからさっ さと部室に来なさい!30秒以内!!」
ピッ
ハルヒ「まったく!あいつは!何を考えてるのか しら!」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:58:45.425 ID:imzUaIMO0
ガチャ
キョン「…」
ハルヒ「あ、来たわね!何考えてるの!あんた最 近サボり過ぎよ!百刑に値するわ!」
キョン「…」
ハルヒ「最近のあんたはたるんでるのよ!SOS 団としての自覚はあるの!?」
キョン「…」
古泉「あの、何をしてらしたんですか?」
キョン「誕生日の…」
キョン「きりえちゃんの3月の誕生日ケーキの予約に行ってたんだ…」
古泉「…」
古泉(彼は…廃人になろうとしている…)
キョン「…」
ハルヒ「あ、来たわね!何考えてるの!あんた最 近サボり過ぎよ!百刑に値するわ!」
キョン「…」
ハルヒ「最近のあんたはたるんでるのよ!SOS 団としての自覚はあるの!?」
キョン「…」
古泉「あの、何をしてらしたんですか?」
キョン「誕生日の…」
キョン「きりえちゃんの3月の誕生日ケーキの予約に行ってたんだ…」
古泉「…」
古泉(彼は…廃人になろうとしている…)
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 08:59:07.062 ID:imzUaIMO0
ハルヒ「ちょっと聞いてるのキョン!?」
キョン「…」
ハルヒ「ケーキ屋さんにいってたなら、あたした ちへのお詫びの品くらい買ってきたんでしょう ね!?」
キョン「うるさい!!」
ハルヒ「!」
古泉「!」
ハルヒ「な、何よ!?」
キョン「…」
ハルヒ「ケーキ屋さんにいってたなら、あたした ちへのお詫びの品くらい買ってきたんでしょう ね!?」
キョン「うるさい!!」
ハルヒ「!」
古泉「!」
ハルヒ「な、何よ!?」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 09:00:41.842 ID:imzUaIMO0
キョン「さっきからやかましいんだよお前は!ガミガミガミガミと!! お前のような奴よりきりえちゃんの方が100倍可愛いんだよ!!」
ハルヒ「!」
ハルヒ「き、きりえちゃんて誰よ!?」
キョン「そんなことも知らんのかお前は!」
みくる「あの、二人とも…」
携帯『いつも食う、寝る、遊ぶの三連コンボ~~♪』
古泉(僕の携帯が!閉鎖空間が発生しましたね!)
古泉(このままではまずい!世界が終わってしま う!)
ハルヒ「!」
ハルヒ「き、きりえちゃんて誰よ!?」
キョン「そんなことも知らんのかお前は!」
みくる「あの、二人とも…」
携帯『いつも食う、寝る、遊ぶの三連コンボ~~♪』
古泉(僕の携帯が!閉鎖空間が発生しましたね!)
古泉(このままではまずい!世界が終わってしま う!)
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 09:01:09.179 ID:imzUaIMO0
キョン「お前は可愛い可愛いなんて言われてるけ どな。2次元の世界の!きりえちゃんには!沙都子には!絶対に勝てないんだよ!」
ハルヒ「な、何言ってるの!?」
古泉(これは僕の責任です。…僕が解決しなければ!)
キョン「もういい!俺は帰るぞ!」
古泉「待ってください!」
キョン「何だ!?」
ハルヒ「な、何言ってるの!?」
古泉(これは僕の責任です。…僕が解決しなければ!)
キョン「もういい!俺は帰るぞ!」
古泉「待ってください!」
キョン「何だ!?」
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 09:01:31.139 ID:imzUaIMO0
古泉(…完全な禁じ手ですが、仕方ありません!)
古泉「貴方は勘違いしてます。涼宮さんをよく見てください」
古泉「…彼女も2次元です」
キョン「…」
ハルヒ「…」
古泉「…」
キョン「oh…」
古泉「貴方は勘違いしてます。涼宮さんをよく見てください」
古泉「…彼女も2次元です」
キョン「…」
ハルヒ「…」
古泉「…」
キョン「oh…」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 09:02:08.125 ID:imzUaIMO0
キョン「そうか…」
ハルヒ「…」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「お前も、なかなかいいぞ」
ハルヒ「は…はぁ!?」
キョン「気づけなかった…お前の放つ素晴らしさ に」
ハルヒ「な、なな、何言ってるのよ!?」
キョン「いいよな、super driverとか。最高だよ な!な!」
ハルヒ「…」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「お前も、なかなかいいぞ」
ハルヒ「は…はぁ!?」
キョン「気づけなかった…お前の放つ素晴らしさ に」
ハルヒ「な、なな、何言ってるのよ!?」
キョン「いいよな、super driverとか。最高だよ な!な!」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/09(金) 09:02:29.067 ID:imzUaIMO0
古泉「…これで良かったのかわかりませんが…大丈 夫でしょう」
長門「極端すぎる」
古泉「確かに…」
長門「強引過ぎる」
古泉「確かに…」
長門「私にも貸すべき」
古泉「確か…え?」
おしまい
長門「極端すぎる」
古泉「確かに…」
長門「強引過ぎる」
古泉「確かに…」
長門「私にも貸すべき」
古泉「確か…え?」
おしまい
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