1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 22:22:28.14 ID:ziuUlRyw0
キョン「元気玉ってあの元気玉か長門」
長門「そう」
キョン「つまりその天に向かって突き出した手は元気を集めているというわけだな長門」
長門「そう」
キョン「どうして元気玉を出したいんだ長門」
長門「ブウを倒すにはこれしかない」
キョン「ブウ編の最後なんだな長門」
長門「そう」
キョン「どれくらい溜まったんだ長門」
長門「雀の涙」
キョン「じゃあ俺も協力してやろう」スッ
長門「助かる」
キョン「うっ・・・?」ガクッ
キョン「はぁっ・・・はぁ。なんだ?急に息切れなんて」
長門「元気が来た」
長門「そう」
キョン「つまりその天に向かって突き出した手は元気を集めているというわけだな長門」
長門「そう」
キョン「どうして元気玉を出したいんだ長門」
長門「ブウを倒すにはこれしかない」
キョン「ブウ編の最後なんだな長門」
長門「そう」
キョン「どれくらい溜まったんだ長門」
長門「雀の涙」
キョン「じゃあ俺も協力してやろう」スッ
長門「助かる」
キョン「うっ・・・?」ガクッ
キョン「はぁっ・・・はぁ。なんだ?急に息切れなんて」
長門「元気が来た」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 22:24:46.55 ID:ziuUlRyw0
キョン「まさか俺の元気を本当に吸ったのか長門」
長門「そう」
キョン「まさか・・・本当に元気玉を打つつもりなのか長門」
長門「そう」
キョン「部室がなくなってしまうぞ長門」
長門「今近くの星たちにも元気をわけてもらっている」
キョン「冗談だろ長門」
長門「冗談ではない」
キョン「やれやれこいつは困ったな古泉」
古泉「はい困りました」
長門「そう」
キョン「まさか・・・本当に元気玉を打つつもりなのか長門」
長門「そう」
キョン「部室がなくなってしまうぞ長門」
長門「今近くの星たちにも元気をわけてもらっている」
キョン「冗談だろ長門」
長門「冗談ではない」
キョン「やれやれこいつは困ったな古泉」
古泉「はい困りました」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 22:29:32.86 ID:ziuUlRyw0
キョン「なんとかして長門の元気玉を阻止する必要があるぞ古泉」
古泉「えぇ。地球の存亡がかかっています」
キョン「しかし俺は長門に元気を持っていかれてしまった」ガクッ
古泉「ではここは僕にまかせてください」
長門「きてる。きてる」
古泉「ふーん」ボッ
古泉「もっ」
キョン「おい古泉」
古泉「なんでしょう」
キョン「いつの間に操気弾なんて覚えたんだ古泉」
古泉「これは僕の超能力ボールです。普段は閉鎖空間でしか使えないのになぜか使えました」
キョン「その操気弾をどうするつもりなんだ古泉」
古泉「これは操気弾ではありません。これを長門さんにぶつけて阻止しようと思います」
キョン「そんなことをしたら長門が怪我をするんじゃないのか古泉」
長門「めっちゃきてる」
古泉「えぇ。地球の存亡がかかっています」
キョン「しかし俺は長門に元気を持っていかれてしまった」ガクッ
古泉「ではここは僕にまかせてください」
長門「きてる。きてる」
古泉「ふーん」ボッ
古泉「もっ」
キョン「おい古泉」
古泉「なんでしょう」
キョン「いつの間に操気弾なんて覚えたんだ古泉」
古泉「これは僕の超能力ボールです。普段は閉鎖空間でしか使えないのになぜか使えました」
キョン「その操気弾をどうするつもりなんだ古泉」
古泉「これは操気弾ではありません。これを長門さんにぶつけて阻止しようと思います」
キョン「そんなことをしたら長門が怪我をするんじゃないのか古泉」
長門「めっちゃきてる」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:19:42.56 ID:ziuUlRyw0
古泉「そうも言っていられないでしょう。地球の危機です」
古泉「ふんもっh」
キョン「足元が御留守だぞ古泉」バシッ
古泉「あぁんっ!」ドターン
キョン「そんなものを女性にぶつけようとは落ちたな古泉」
古泉「しかし・・・こうでもしなければ」
長門「・・・むっ」ボッ
キョン「あ、あれは!」
古泉「元気玉が!」
長門「もっとオラに力をわけてくれ」ググググ
キョン「まずいぞ古泉」
古泉「ふんもっh」
キョン「足元が御留守だぞ古泉」バシッ
古泉「あぁんっ!」ドターン
キョン「そんなものを女性にぶつけようとは落ちたな古泉」
古泉「しかし・・・こうでもしなければ」
長門「・・・むっ」ボッ
キョン「あ、あれは!」
古泉「元気玉が!」
長門「もっとオラに力をわけてくれ」ググググ
キョン「まずいぞ古泉」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:23:48.31 ID:ziuUlRyw0
古泉「今はまだバスケットボール大ですが、このままではやがてアドバルーン、気球、フジテレビのあれサイズになり地球がまずいです」
キョン「俺の元気をわけちまったばっかりに」
古泉「あなたの元気はそれほどでもないと思いますが」
長門「そう」
キョン「少しショックだぞ古泉」
古泉「ところでなぜ長門さんは元気玉を打とうとしているのでしょう」
長門「ブウを倒すにはこれしかない」
キョン「だそうだぞ古泉」
古泉「しかしブウはここにはいません」
長門「今は朝比奈みくると買い出しにでかけている」
キョン「おいまさか長門」
古泉「涼宮さんの正体がブウだったなんて・・・薄々人間じゃあないんだろうなとは思っていましたけど」
キョン「どうしてそうなるんだ古泉」
キョン「俺の元気をわけちまったばっかりに」
古泉「あなたの元気はそれほどでもないと思いますが」
長門「そう」
キョン「少しショックだぞ古泉」
古泉「ところでなぜ長門さんは元気玉を打とうとしているのでしょう」
長門「ブウを倒すにはこれしかない」
キョン「だそうだぞ古泉」
古泉「しかしブウはここにはいません」
長門「今は朝比奈みくると買い出しにでかけている」
キョン「おいまさか長門」
古泉「涼宮さんの正体がブウだったなんて・・・薄々人間じゃあないんだろうなとは思っていましたけど」
キョン「どうしてそうなるんだ古泉」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:27:37.31 ID:ziuUlRyw0
キョン「ハルヒと喧嘩でもしたのか長門」
長門「貸していたドラゴンボールの3巻にコーヒーの染みをつけられた」
キョン「それならおれが買ってやるから」
長門「あれは初版。手に入らない」
古泉「新しいほうがいいじゃないですか」
長門「どどん波」ボッ!
古泉「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ドシュウウウウ
キョン「古泉が溶けたことは別に構わないがハルヒに元気玉を打つのはやめないか長門」
長門「もう太陽のエネルギーも借りてしまった。わたしにも止められない」
キョン「やれやれまいったぜ」
長門「貸していたドラゴンボールの3巻にコーヒーの染みをつけられた」
キョン「それならおれが買ってやるから」
長門「あれは初版。手に入らない」
古泉「新しいほうがいいじゃないですか」
長門「どどん波」ボッ!
古泉「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ドシュウウウウ
キョン「古泉が溶けたことは別に構わないがハルヒに元気玉を打つのはやめないか長門」
長門「もう太陽のエネルギーも借りてしまった。わたしにも止められない」
キョン「やれやれまいったぜ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:35:57.15 ID:ziuUlRyw0
古泉「涼宮さんが死んでしまったらこの世界も消えてしまう可能性があるんですよ」
キョン「生きてたのか古泉」
古泉「残像拳です」
長門「ブウは倒す」ゴゴゴゴゴ
キョン「まずい、あまりのエネルギーに屋根が吹き飛んだぞ古泉」
古泉「どうしたら怒りを納めてくれるのでしょう」
長門「穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた戦士。それがわたし」
古泉「ではスーパーサイヤ人にならないといけませんね」
長門「なれないと思ったら大間違い」ボッ シュインシュインシュイン
キョン「長門!」
キョン「生きてたのか古泉」
古泉「残像拳です」
長門「ブウは倒す」ゴゴゴゴゴ
キョン「まずい、あまりのエネルギーに屋根が吹き飛んだぞ古泉」
古泉「どうしたら怒りを納めてくれるのでしょう」
長門「穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた戦士。それがわたし」
古泉「ではスーパーサイヤ人にならないといけませんね」
長門「なれないと思ったら大間違い」ボッ シュインシュインシュイン
キョン「長門!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:41:39.27 ID:ziuUlRyw0
シュウウウ……
長門「・・・・・・元気玉が消えてしまった」
古泉「んふふ。元気玉は正しい心を持っていないと使えないのですよ。スーパーサイヤ人になって好戦的になってしまった長門さんには扱えないということです」
長門「悟空はブウに使っていた」
キョン「あれは精神と時の部屋で心を落ち着けたままスーパーサイヤ人になれるよう修業したからな」
古泉「映画の人造人間13号と戦った時はなぜか元気玉のエネルギーを吸収して戦っていましたが、あれは悟空の戦闘センスがあってこそ」
長門「・・・映画版は見ていない」ムスッ
キョン「むすっとしても消えちまったもんは仕方ない」
長門「消えたならもう一度作ればいい」スッ
キョン「俺の元気はもうないんだぞ?」
長門「あなたの元気はそもそもあってもなくても変わらない」
キョン「・・・」シュン
古泉「元気出して下さい」
長門「・・・・・・元気玉が消えてしまった」
古泉「んふふ。元気玉は正しい心を持っていないと使えないのですよ。スーパーサイヤ人になって好戦的になってしまった長門さんには扱えないということです」
長門「悟空はブウに使っていた」
キョン「あれは精神と時の部屋で心を落ち着けたままスーパーサイヤ人になれるよう修業したからな」
古泉「映画の人造人間13号と戦った時はなぜか元気玉のエネルギーを吸収して戦っていましたが、あれは悟空の戦闘センスがあってこそ」
長門「・・・映画版は見ていない」ムスッ
キョン「むすっとしても消えちまったもんは仕方ない」
長門「消えたならもう一度作ればいい」スッ
キョン「俺の元気はもうないんだぞ?」
長門「あなたの元気はそもそもあってもなくても変わらない」
キョン「・・・」シュン
古泉「元気出して下さい」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:46:37.50 ID:ziuUlRyw0
ハルヒ「ただいまーってなんで屋根なくなってるの!?宇宙人の攻撃!?」
長門「まだ攻撃していない」
ハルヒ「え?」
キョン「避けろハルヒ!!」
長門「どどん波」ボッ!
古泉「危ない涼宮さぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
ハルヒ「こ、古泉くん・・・古泉くん!!」
古泉「みなさんと過ごしたこの一年間・・・悪くありませんでしたよ・・・」ガクッ
キョン「お、俺の元気さえ残っていたらこんなことには・・・!」
みくる「お茶煎れますね~」
長門「そもそも元気玉をつかわなくても人一人消すことなんてたやすい」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:50:31.22 ID:ziuUlRyw0
ハルヒ「・・・・・・っ!!」ボッ! シュインシュインシュインシュイン
キョン「おぉ、ハルヒが怒りに目覚めてスーパーサイヤ人に。髪が長いから3みたいでかっちょいいな」
長門「3は目の上が出っ張っていて怖いから好きじゃない」
ハルヒ「有希ぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」ドコッ!
長門「痛い」
ハルヒ「反省した?」
長門「・・・・・・」
ハルヒ「有希!」
長門「・・・3巻」
ハルヒ「あっ」
長門「・・・」
ハルヒ「・・・ごめんね」
長門「・・・」
キョン「おぉ、ハルヒが怒りに目覚めてスーパーサイヤ人に。髪が長いから3みたいでかっちょいいな」
長門「3は目の上が出っ張っていて怖いから好きじゃない」
ハルヒ「有希ぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」ドコッ!
長門「痛い」
ハルヒ「反省した?」
長門「・・・・・・」
ハルヒ「有希!」
長門「・・・3巻」
ハルヒ「あっ」
長門「・・・」
ハルヒ「・・・ごめんね」
長門「・・・」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 23:53:05.72 ID:ziuUlRyw0
ハルヒ「これ、古本屋さん回って探してたの。初版の3巻」スッ
長門「・・・・・・」
ハルヒ「有希の3巻じゃないけど、ごめんね」
長門「・・・許す」
みくる「じゃあお茶にしましょう。お菓子も買ってきたんですよ~」
キョン「一件落着ってやつだな」
長門「そう」
ハルヒ「じゃあ今日も頑張っていきまっしょい!」
終わり
長門「・・・・・・」
ハルヒ「有希の3巻じゃないけど、ごめんね」
長門「・・・許す」
みくる「じゃあお茶にしましょう。お菓子も買ってきたんですよ~」
キョン「一件落着ってやつだな」
長門「そう」
ハルヒ「じゃあ今日も頑張っていきまっしょい!」
終わり
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