2: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:05:19.10 ID:Twbw6KKz0
にこ「なによ!」
真姫「そっちこそ!」
にこ「ぐぬぬ…」
真姫「ふん!」
花陽「…け、喧嘩しないで…?」
真姫「ほら、花陽が怖がってるじゃない」
にこ「そりゃー真姫がこっわぁあい顔だからじゃなーい?」
真姫「に、にこちゃん…!!!」プチン
穂乃果「……にこちゃん…真姫ちゃん?そろそろ…」
- - - - - - - - - - - - - - -
真姫「そっちこそ!」
にこ「ぐぬぬ…」
真姫「ふん!」
花陽「…け、喧嘩しないで…?」
真姫「ほら、花陽が怖がってるじゃない」
にこ「そりゃー真姫がこっわぁあい顔だからじゃなーい?」
真姫「に、にこちゃん…!!!」プチン
穂乃果「……にこちゃん…真姫ちゃん?そろそろ…」
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3: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:06:21.37 ID:Twbw6KKz0
ポチッ…ポチッ
穂乃果「…『にこちゃんと真姫ちゃんは次の日には仲直りしてるから大丈夫だよ…』っと…」
穂乃果「…『花陽ちゃんは友達思いだね?』…送信っと…」
穂乃果「にしても…最近喧嘩が多いなぁ…」
穂乃果「仲が良いから仕方ないことなんだけど…」
穂乃果「最初から仲良くしてたほうが楽しいよ…」シュン
穂乃果「そう、アイドルは笑顔が一番だもん!」グッ
穂乃果「…『にこちゃんと真姫ちゃんは次の日には仲直りしてるから大丈夫だよ…』っと…」
穂乃果「…『花陽ちゃんは友達思いだね?』…送信っと…」
穂乃果「にしても…最近喧嘩が多いなぁ…」
穂乃果「仲が良いから仕方ないことなんだけど…」
穂乃果「最初から仲良くしてたほうが楽しいよ…」シュン
穂乃果「そう、アイドルは笑顔が一番だもん!」グッ
4: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:07:19.77 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「何か穂乃果が手伝えることがあればいいんだけど…」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
真姫「なんで穂乃果が入ってくるの!?」
にこ「今取り込み中なんだけど!」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
穂乃果「っていう落ちなんだよねぇ…」ショボン
穂乃果「あー…何か良い方法が無いかなぁ…」
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真姫「なんで穂乃果が入ってくるの!?」
にこ「今取り込み中なんだけど!」
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穂乃果「っていう落ちなんだよねぇ…」ショボン
穂乃果「あー…何か良い方法が無いかなぁ…」
5: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:08:35.58 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「……」
穂乃果「…おっと!」
穂乃果「…ん」
穂乃果「なんだろこれ…」
穂乃果「…?」
穂乃果「……音ノ木坂の生徒が落としていったのかなぁ…」
穂乃果「……」
穂乃果「…おっと!」
穂乃果「…ん」
穂乃果「なんだろこれ…」
穂乃果「…?」
穂乃果「……音ノ木坂の生徒が落としていったのかなぁ…」
穂乃果「……」
6: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:09:54.03 ID:Twbw6KKz0
- - - - - - - -
穂乃果「ふー…お風呂気持ちよかった♪」
穂乃果「……」
穂乃果「あ…そういえばこのノート…どうしよう」
穂乃果「そうだ!生徒会の落し物のコーナーに明日届けよう!」
穂乃果「……」
穂乃果「ピンク色…か…」
穂乃果「……」
穂乃果「見られたら嫌なものだったら…か、かわいそうだよね…」
穂乃果「ふー…お風呂気持ちよかった♪」
穂乃果「……」
穂乃果「あ…そういえばこのノート…どうしよう」
穂乃果「そうだ!生徒会の落し物のコーナーに明日届けよう!」
穂乃果「……」
穂乃果「ピンク色…か…」
穂乃果「……」
穂乃果「見られたら嫌なものだったら…か、かわいそうだよね…」
7: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:11:21.69 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「よ、よし…穂乃果が確認して大丈夫だったら届けよう…」
穂乃果「でも大丈夫じゃなかったら…」
穂乃果「……」
穂乃果「あ…後から考えようかな…」
穂乃果「…よし…」
ペラッ
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、近くの女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
あなたの恋が実りますように
穂乃果「でも大丈夫じゃなかったら…」
穂乃果「……」
穂乃果「あ…後から考えようかな…」
穂乃果「…よし…」
ペラッ
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、近くの女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
あなたの恋が実りますように
8: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:13:28.10 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「か、可愛い…」
穂乃果「へー…」ペラッ
穂乃果「今時の自由帳ってこんなにロマンチックなんだ♪」
穂乃果「昔よくことりちゃんが可愛い漫画書いてたなぁー…」
穂乃果「……ふふっ…」
穂乃果「海未ちゃんが恋愛小説書いてたっけ…」
穂乃果「懐かしいなぁ…」
穂乃果「へー…」ペラッ
穂乃果「今時の自由帳ってこんなにロマンチックなんだ♪」
穂乃果「昔よくことりちゃんが可愛い漫画書いてたなぁー…」
穂乃果「……ふふっ…」
穂乃果「海未ちゃんが恋愛小説書いてたっけ…」
穂乃果「懐かしいなぁ…」
9: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:14:53.38 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「うん…何も書かれて無いねー…」
穂乃果「……」
穂乃果「持ち主さんには悪いけど、あまり高そうじゃないし貰っちゃおうかな♪」
穂乃果「……」
穂乃果「大事に使わせていただきまする」パンッパンッ
穂乃果「何書こうかなぁ…」
穂乃果「……」
穂乃果「ちょ…ちょっとだけ…ためしちゃおうかな///」
穂乃果「……」
穂乃果「持ち主さんには悪いけど、あまり高そうじゃないし貰っちゃおうかな♪」
穂乃果「……」
穂乃果「大事に使わせていただきまする」パンッパンッ
穂乃果「何書こうかなぁ…」
穂乃果「……」
穂乃果「ちょ…ちょっとだけ…ためしちゃおうかな///」
11: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:16:45.47 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「嘘だって……わ、わかってるけど…」
穂乃果「そうだなぁ…近くにいるし雪穂でいっか!」
穂乃果「『高坂雪穂…』っと…」
……
穂乃果「残りあと…3…2…1…」
シーン
穂乃果「……」
穂乃果「だ…だよね…///」
穂乃果「そうだなぁ…近くにいるし雪穂でいっか!」
穂乃果「『高坂雪穂…』っと…」
……
穂乃果「残りあと…3…2…1…」
シーン
穂乃果「……」
穂乃果「だ…だよね…///」
12: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:18:37.36 ID:Twbw6KKz0
ガチャ
雪穂「お姉ちゃん、おやすみ…明日も練習頑張ってね」
穂乃果「お、おやすみー!」
穂乃果「……」
穂乃果「ふふっ…♪」
穂乃果「ありがとー雪穂」ボソッ
ナンカイッター?オネエチャン
穂乃果「なんでもないー!」
雪穂「お姉ちゃん、おやすみ…明日も練習頑張ってね」
穂乃果「お、おやすみー!」
穂乃果「……」
穂乃果「ふふっ…♪」
穂乃果「ありがとー雪穂」ボソッ
ナンカイッター?オネエチャン
穂乃果「なんでもないー!」
13: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:19:45.66 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「あ…今のってもしかして…」
穂乃果「うーん…全然実感わかないなぁ…」
穂乃果「たまたまだよね…たまたま」
穂乃果「うーん…まぁ今日はもう寝ようかな、明日またつかおっと…」
穂乃果「…」
穂乃果「なんとなく…絵里ちゃんの名前書いておこう…」
穂乃果「(人の名前書くのってなんだかドキドキする…)」
穂乃果「うーん…全然実感わかないなぁ…」
穂乃果「たまたまだよね…たまたま」
穂乃果「うーん…まぁ今日はもう寝ようかな、明日またつかおっと…」
穂乃果「…」
穂乃果「なんとなく…絵里ちゃんの名前書いておこう…」
穂乃果「(人の名前書くのってなんだかドキドキする…)」
14: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:20:38.71 ID:Twbw6KKz0
- - - - - - - - - - - -
ガチャ
穂乃果「おつかれさまでーす」
絵里「あら、早いわね穂乃果」
穂乃果「絵里ちゃんこそ!なんか良い事あった?」
絵里「うーん…特にはないけれど?」
穂乃果「うそだうそだー!いつも部室くるの一番後だもーん」
希「穂乃果ちゃんも元気ええなぁ♪」
絵里「穂乃果こそなにか良い事があったの?」
ガチャ
穂乃果「おつかれさまでーす」
絵里「あら、早いわね穂乃果」
穂乃果「絵里ちゃんこそ!なんか良い事あった?」
絵里「うーん…特にはないけれど?」
穂乃果「うそだうそだー!いつも部室くるの一番後だもーん」
希「穂乃果ちゃんも元気ええなぁ♪」
絵里「穂乃果こそなにか良い事があったの?」
15: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:22:06.37 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「うーん…内緒♪」
絵里「……」ムー
絵里「じゃあ私も内緒ね♪」
希「絵里ちはしっとるで?久しぶりにアリサちゃんと添い寝したんやって♪」
穂乃果「絵里ちゃんが?」
絵里「の、のぞみ!?なんで知ってるの!?///」
希「アリサちゃんが言ってたんやもん、怖いテレビでも見た?」
穂乃果「昨日は怖いテレビやってたかなぁー?」
絵里「ほ、穂乃果まで!…なんとなくよ!なんとなく///」
絵里「……」ムー
絵里「じゃあ私も内緒ね♪」
希「絵里ちはしっとるで?久しぶりにアリサちゃんと添い寝したんやって♪」
穂乃果「絵里ちゃんが?」
絵里「の、のぞみ!?なんで知ってるの!?///」
希「アリサちゃんが言ってたんやもん、怖いテレビでも見た?」
穂乃果「昨日は怖いテレビやってたかなぁー?」
絵里「ほ、穂乃果まで!…なんとなくよ!なんとなく///」
16: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:23:13.88 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「(絵里ちゃん可愛いなぁ)」ボーッ
希「意外とおちゃめなところあるんよ絵里ちは」
絵里「もうやめてよー//おこるわよー?」
希「堪忍してー」
穂乃果「ふふっ」
絵里「もう…!」
希「意外とおちゃめなところあるんよ絵里ちは」
絵里「もうやめてよー//おこるわよー?」
希「堪忍してー」
穂乃果「ふふっ」
絵里「もう…!」
17: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:24:31.68 ID:Twbw6KKz0
ガチャ
にこ「やっほー」
真姫「どうしたの?エリー」
希「それが…絵里ちが
絵里「やめて!///」ギュー
希「うぐぐ」
真姫「?」
絵里「なんでもないのよ…なんでも…」プルプル
にこ「やっほー」
真姫「どうしたの?エリー」
希「それが…絵里ちが
絵里「やめて!///」ギュー
希「うぐぐ」
真姫「?」
絵里「なんでもないのよ…なんでも…」プルプル
18: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:26:17.32 ID:Twbw6KKz0
にこ「仲良くていいわねぇ、どこかの誰かさんと違って♪」
真姫「誰のことよ!」
にこ「あーら、真姫ちゃんっていってないけどー?」
真姫「むー…むむむ…」
にこ「やだー真姫ちゃんこーわーいー」
真姫「今日という日はもうゆるさないんだから…!」
にこ「ふーん♪」
真姫「」ガタン
にこ「ひっ!」
真姫「……」プルプル
にこ「や…真姫ちゃん?冗談だよ?…せ、せまいし…」
真姫「……」ググ
真姫「誰のことよ!」
にこ「あーら、真姫ちゃんっていってないけどー?」
真姫「むー…むむむ…」
にこ「やだー真姫ちゃんこーわーいー」
真姫「今日という日はもうゆるさないんだから…!」
にこ「ふーん♪」
真姫「」ガタン
にこ「ひっ!」
真姫「……」プルプル
にこ「や…真姫ちゃん?冗談だよ?…せ、せまいし…」
真姫「……」ググ
19: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:28:04.87 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「(きょ、今日は大変だ…)」
絵里「真姫、やめなさい」
真姫「だってにこちゃんが!」
希「……」
穂乃果「そ、そうだ……」
穂乃果「(に…『西木野真姫』…)」
穂乃果「(お願い…!)」
真姫「言わせておけばいつもいつも!」
にこ「い、いつもって…なんのことー?」シラー
絵里「…の、希…止めなくていいの…?」
希「大丈夫やよ、いつものことだし…」
……
にこ「ま、真姫ちゃん…怖いよ?アイドルはえがおが…だい…じ」
真姫「……な、舐めてるの…?」プチン
穂乃果「(よ、40秒たった!)」
絵里「真姫、やめなさい」
真姫「だってにこちゃんが!」
希「……」
穂乃果「そ、そうだ……」
穂乃果「(に…『西木野真姫』…)」
穂乃果「(お願い…!)」
真姫「言わせておけばいつもいつも!」
にこ「い、いつもって…なんのことー?」シラー
絵里「…の、希…止めなくていいの…?」
希「大丈夫やよ、いつものことだし…」
……
にこ「ま、真姫ちゃん…怖いよ?アイドルはえがおが…だい…じ」
真姫「……な、舐めてるの…?」プチン
穂乃果「(よ、40秒たった!)」
20: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:30:01.94 ID:Twbw6KKz0
真姫「!…」ガタン
にこ「ひっ…ぼ、暴力は…!!」
真姫「あ…れ…///」
にこ「っ…?」
真姫「……//」
にこ「っ……。ま、まきちゃん…え・が・お…だよ?」
真姫「っ…(か、可愛い//)」
にこ「…(な、なんで照れてるの//)」
真姫「きょ、今日はこの辺にしておくから…///」
にこ「……」
真姫「次やったら許さないわよ//」
にこ「あ…ご、ごめん…//」
にこ「ひっ…ぼ、暴力は…!!」
真姫「あ…れ…///」
にこ「っ…?」
真姫「……//」
にこ「っ……。ま、まきちゃん…え・が・お…だよ?」
真姫「っ…(か、可愛い//)」
にこ「…(な、なんで照れてるの//)」
真姫「きょ、今日はこの辺にしておくから…///」
にこ「……」
真姫「次やったら許さないわよ//」
にこ「あ…ご、ごめん…//」
21: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:32:24.09 ID:Twbw6KKz0
希「ほら…ただの壁ドンやったろ?」
絵里「なるほど…あれが壁ドンっていうのね…」
穂乃果「おおおお!!!!」
穂乃果「(ノートの力は本当だったんだ…!)」
絵里「どうしたの?穂乃果」
穂乃果「あ…ええと…」
希「壁ドン始めて見るん?」
穂乃果「あ…うん…そうそう!」
希「穂乃果ちゃんは意外と乙女やからな♪」
穂乃果「そ、そうそう!憧れてて…って意外って何!?」
絵里「意外かしら?穂乃果は犬みたいで可愛いわよ?」
穂乃果「ぅ絵里ちゃんまで!?」
希「そこが穂乃果ちゃんの持ち味やよ♪」
絵里「なるほど…あれが壁ドンっていうのね…」
穂乃果「おおおお!!!!」
穂乃果「(ノートの力は本当だったんだ…!)」
絵里「どうしたの?穂乃果」
穂乃果「あ…ええと…」
希「壁ドン始めて見るん?」
穂乃果「あ…うん…そうそう!」
希「穂乃果ちゃんは意外と乙女やからな♪」
穂乃果「そ、そうそう!憧れてて…って意外って何!?」
絵里「意外かしら?穂乃果は犬みたいで可愛いわよ?」
穂乃果「ぅ絵里ちゃんまで!?」
希「そこが穂乃果ちゃんの持ち味やよ♪」
22: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:34:12.47 ID:Twbw6KKz0
- - - - - - - - - - - - -
穂乃果「最近みんな前みたいに仲良くなってきてる♪」
穂乃果「それもこのおまじないがかかったノートのおかげ…」
穂乃果「ふふっ♪」
穂乃果「……」
穂乃果「明日はもっと仲良くなれるといいな♪」
穂乃果「そして私がμ'sの…仲良しの神様になるよ!」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります。
あなたの恋が実りますように
穂乃果「最近みんな前みたいに仲良くなってきてる♪」
穂乃果「それもこのおまじないがかかったノートのおかげ…」
穂乃果「ふふっ♪」
穂乃果「……」
穂乃果「明日はもっと仲良くなれるといいな♪」
穂乃果「そして私がμ'sの…仲良しの神様になるよ!」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります。
あなたの恋が実りますように
24: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:35:52.63 ID:Twbw6KKz0
- - - - - - - - - - -
海未「どうしていつもことりはマイペースなんですか!」
ことり「うう…海未ちゃんごめんなさい…」
海未「こんなではダンスの切れもなくなってしまいますよ!」
ことり「……う、海未ちゃんだって休みの日…」
海未「休みの日は話が違います!」
穂乃果「ふふっ…(うみちゃん…っと♪)」
絵里「……」ジーッ
希「絵里ち?どうしたの?」
絵里「なんか最近穂乃果の様子がおかしい気がするの」
希「穂乃果ちゃんが?」
絵里「しーっ…」
希「あ…」
絵里「前まで穂乃果は誰かの喧嘩を見てたらシュン…て顔するじゃない」
希「…?」
絵里「最近なぜか穂乃果は楽しそうにしてるのよ」
希「い、いわれてみれば…」
海未「どうしていつもことりはマイペースなんですか!」
ことり「うう…海未ちゃんごめんなさい…」
海未「こんなではダンスの切れもなくなってしまいますよ!」
ことり「……う、海未ちゃんだって休みの日…」
海未「休みの日は話が違います!」
穂乃果「ふふっ…(うみちゃん…っと♪)」
絵里「……」ジーッ
希「絵里ち?どうしたの?」
絵里「なんか最近穂乃果の様子がおかしい気がするの」
希「穂乃果ちゃんが?」
絵里「しーっ…」
希「あ…」
絵里「前まで穂乃果は誰かの喧嘩を見てたらシュン…て顔するじゃない」
希「…?」
絵里「最近なぜか穂乃果は楽しそうにしてるのよ」
希「い、いわれてみれば…」
25: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:37:57.25 ID:Twbw6KKz0
絵里「穂乃果らしくないのよ」
希「……」
絵里「……」
希「よく見てるんやなぁ♪絵里ちは」
絵里「えぇ//」
希「たしかに穂乃果ちゃんは可愛いから…」
絵里「そ、そんなんじゃないわよ…ただ観察したくなるだけ…」
希「犬っぽいからやね」
絵里「そうね」
絵里「でね…その観察繋がりなんだけど…」
希「ん?」
絵里「たまたまかもしれないけど…」
希「言ってみて」
絵里「穂乃果がいるときに喧嘩が起きて、穂乃果がほほ笑むと…」
希「?」
絵里「ほら…」
希「……」
絵里「……」
希「よく見てるんやなぁ♪絵里ちは」
絵里「えぇ//」
希「たしかに穂乃果ちゃんは可愛いから…」
絵里「そ、そんなんじゃないわよ…ただ観察したくなるだけ…」
希「犬っぽいからやね」
絵里「そうね」
絵里「でね…その観察繋がりなんだけど…」
希「ん?」
絵里「たまたまかもしれないけど…」
希「言ってみて」
絵里「穂乃果がいるときに喧嘩が起きて、穂乃果がほほ笑むと…」
希「?」
絵里「ほら…」
26: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:40:12.44 ID:Twbw6KKz0
……
海未「もう…」
海未「…!!」
ことり「……」シュン
海未「っ…い、言いすぎましたね…//」
ことり「……え」
海未「その…一緒に直しますから…次は気を付けてくださいね//」
ことり「……!」
ことり「うん!海未ちゃんありがとう」ギュッ
海未「こ、ことり…苦しいです//」
……
絵里「ね?」
希「……?」
穂乃果「……♪」ニコッ
絵里「もしかしたら穂乃果は笑顔を持ってくる天使なのかも…!」
希「…女神様やね♪」
絵里「μ'sを支える笑顔の女神」
希「絵里ちは穂乃果ちゃんが大好きやね」
絵里「ええ、好きよ?」
穂乃果「ふふっ♪」
<1・仲良しの神様になるよ!>
海未「もう…」
海未「…!!」
ことり「……」シュン
海未「っ…い、言いすぎましたね…//」
ことり「……え」
海未「その…一緒に直しますから…次は気を付けてくださいね//」
ことり「……!」
ことり「うん!海未ちゃんありがとう」ギュッ
海未「こ、ことり…苦しいです//」
……
絵里「ね?」
希「……?」
穂乃果「……♪」ニコッ
絵里「もしかしたら穂乃果は笑顔を持ってくる天使なのかも…!」
希「…女神様やね♪」
絵里「μ'sを支える笑顔の女神」
希「絵里ちは穂乃果ちゃんが大好きやね」
絵里「ええ、好きよ?」
穂乃果「ふふっ♪」
<1・仲良しの神様になるよ!>
27: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:41:20.21 ID:Twbw6KKz0
<2・ユウワクとウタガイ!>
希「絵里ちも大胆やね」
絵里「なに?」
希「ウチもいるとはいえ穂乃果ちゃんを休日に呼び出すなんて」
絵里「そう?普通のことじゃない?」
希「そうかなぁ?」
絵里「同じ学校で先輩後輩、部活動の仲間…そして女子同士」
絵里「これ以上そこに存在していて不思議じゃない自然なグループが私達の他にいるかしら?」
希「ま、まぁ…たくさんいると思うんやけど…」
希「絵里ちも大胆やね」
絵里「なに?」
希「ウチもいるとはいえ穂乃果ちゃんを休日に呼び出すなんて」
絵里「そう?普通のことじゃない?」
希「そうかなぁ?」
絵里「同じ学校で先輩後輩、部活動の仲間…そして女子同士」
絵里「これ以上そこに存在していて不思議じゃない自然なグループが私達の他にいるかしら?」
希「ま、まぁ…たくさんいると思うんやけど…」
28: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:42:41.79 ID:Twbw6KKz0
希「まぁどちにしろええ事やん♪」
絵里「普通よ、普通」
希「普通…へぇ…♪」ジーッ
絵里「な、何よ?」
希「ふふっ」
絵里「…希…?」
希「新しい服買った?」
絵里「」ギクッ
希「似合ってるやん♪」
絵里「の、希ぃ
!」
コタエーナークーテイインダワーカールカラ~♪
希「あ、穂乃果ちゃんからや♪」
絵里「もう…」
……
絵里「普通よ、普通」
希「普通…へぇ…♪」ジーッ
絵里「な、何よ?」
希「ふふっ」
絵里「…希…?」
希「新しい服買った?」
絵里「」ギクッ
希「似合ってるやん♪」
絵里「の、希ぃ
!」
コタエーナークーテイインダワーカールカラ~♪
希「あ、穂乃果ちゃんからや♪」
絵里「もう…」
……
29: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:44:21.32 ID:Twbw6KKz0
絵里「……」トボトボ
希「絵里ち…元気だし?」
絵里「元気よ」
希「お店の手伝い、手が離せないとはいえ午後からくるって言ってるから…」
絵里「わ、わかってるわよ…」
希「仕方ないやろ?」
絵里「わかってるってばぁ…」
希「……」
希「それとも…ウチじゃ満足せーへん?☆」キラーン
絵里「ありがとー希…」
希「……」シュン
絵里「そうだ、希と行きたかったお店があるの」
希「おー♪」
絵里「いい?」
希「あたりまえやん♪」
……
希「絵里ち…元気だし?」
絵里「元気よ」
希「お店の手伝い、手が離せないとはいえ午後からくるって言ってるから…」
絵里「わ、わかってるわよ…」
希「仕方ないやろ?」
絵里「わかってるってばぁ…」
希「……」
希「それとも…ウチじゃ満足せーへん?☆」キラーン
絵里「ありがとー希…」
希「……」シュン
絵里「そうだ、希と行きたかったお店があるの」
希「おー♪」
絵里「いい?」
希「あたりまえやん♪」
……
30: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:46:10.06 ID:Twbw6KKz0
絵里「美味しいわね♪このお店」
希「そうやね♪…」
絵里「……」モグモグ
希「……」ボーッ
絵里「……希?どうかした?」
希「いや…ちょっとね…」
絵里「何よ、隠しごと?」
希「そういうわけじゃないんやけどね…大したことじゃないよ」
希「絵里ちとこうやって向かい合って座ること最近なかったなぁって」
絵里「そう?」
希「μ'sを結成してから、みんな仲良くなって9人といる時間が長くなったから」
希「ご飯だってにこっちと3人で食べるようになったやろ?」
絵里「言われてみれば」
希「なんだか懐かしくて寂しいけど…嬉しいことやなぁおもてな」
絵里「希って可愛いのね」
希「もう…ウチの魅力にやっと気づいてくれた?」
絵里「そういうところがもったいないわ」
希「そうやね♪…」
絵里「……」モグモグ
希「……」ボーッ
絵里「……希?どうかした?」
希「いや…ちょっとね…」
絵里「何よ、隠しごと?」
希「そういうわけじゃないんやけどね…大したことじゃないよ」
希「絵里ちとこうやって向かい合って座ること最近なかったなぁって」
絵里「そう?」
希「μ'sを結成してから、みんな仲良くなって9人といる時間が長くなったから」
希「ご飯だってにこっちと3人で食べるようになったやろ?」
絵里「言われてみれば」
希「なんだか懐かしくて寂しいけど…嬉しいことやなぁおもてな」
絵里「希って可愛いのね」
希「もう…ウチの魅力にやっと気づいてくれた?」
絵里「そういうところがもったいないわ」
31: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:48:41.83 ID:Twbw6KKz0
希「ウチだって可愛いところはあるんやよー?例えばー…」
コタエーナークーテイインダワーカールーカラ~♪
絵里「…はいはい」
希「今日のお洋服とか♪(穂乃果ちゃんからメール…)」
絵里「似合ってるわよー」
希「せやろーウチのスピリチュアルセンスにかか…
絵里「?」
希「!…ったら…」
絵里「の、希?」
希「にあってる…?///」
絵里「え…?えぇ…にあってるわよ?とっても可愛いわ?」
希「…///あ…ありが…とう…」
絵里「どうしたの?具合悪くなっちゃった?」
希「いや…違うんやけど…ね?//」
絵里「熱でも出て来たんじゃ」サワ
希「んっ///…だ、大丈夫やから…」
絵里「本当?」
希「大丈夫!そ、そそうだ!!今穂乃果ちゃんからメールきてたんやった…!!」
絵里「…??」
コタエーナークーテイインダワーカールーカラ~♪
絵里「…はいはい」
希「今日のお洋服とか♪(穂乃果ちゃんからメール…)」
絵里「似合ってるわよー」
希「せやろーウチのスピリチュアルセンスにかか…
絵里「?」
希「!…ったら…」
絵里「の、希?」
希「にあってる…?///」
絵里「え…?えぇ…にあってるわよ?とっても可愛いわ?」
希「…///あ…ありが…とう…」
絵里「どうしたの?具合悪くなっちゃった?」
希「いや…違うんやけど…ね?//」
絵里「熱でも出て来たんじゃ」サワ
希「んっ///…だ、大丈夫やから…」
絵里「本当?」
希「大丈夫!そ、そそうだ!!今穂乃果ちゃんからメールきてたんやった…!!」
絵里「…??」
32: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:50:12.37 ID:Twbw6KKz0
穂乃果:そろそろつくよ♪絵里ちゃん希ちゃんカップルの元へ!☆
希「穂乃果ちゃんったら…」
絵里「見せて?」グイッ
希「んっ///ほ、ほら…」
絵里「もう…穂乃果ったら」
希「……//」
希「(お、おかしい…)」
……
希「穂乃果ちゃんったら…」
絵里「見せて?」グイッ
希「んっ///ほ、ほら…」
絵里「もう…穂乃果ったら」
希「……//」
希「(お、おかしい…)」
……
33: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:51:22.12 ID:Twbw6KKz0
……
カランカラン・・・イラッシャイマセー
穂乃果「やっほー」
絵里「あ、穂乃果」
希「お、穂乃果ちゃんやっときた♪」
希「(やっと落ち着いてきた…)」
穂乃果「どうしたの?」
絵里「それがね穂乃果、さっきから希の様子がおかしいのよー」
希「も、もう大丈夫や♪」
絵里「顔も少し赤い気がするし」
穂乃果「へー♪」ニコッ
カランカラン・・・イラッシャイマセー
穂乃果「やっほー」
絵里「あ、穂乃果」
希「お、穂乃果ちゃんやっときた♪」
希「(やっと落ち着いてきた…)」
穂乃果「どうしたの?」
絵里「それがね穂乃果、さっきから希の様子がおかしいのよー」
希「も、もう大丈夫や♪」
絵里「顔も少し赤い気がするし」
穂乃果「へー♪」ニコッ
34: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:53:21.02 ID:Twbw6KKz0
希「え、絵里ちこそ!ウチがいないほういいんちゃうー?」
穂乃果「?」
絵里「の…のぞみ!」
希「あ!用事があったんやった!」ニヤー
穂乃果「え!穂乃果きたばかりなのにもう帰っちゃうの?」
希「用事やから…ごめんね穂乃果ちゃん…♪」
希「絵里ち」ニコッ
希「…グットラックや♪」ダッシュ
絵里「希ぃ!!!!!」
希「絵里ちとのデート代はそこにおいといたよ~♪」
穂乃果「えぇ!希ちゃああん!!!…」
絵里「いっちゃった…」
穂乃果「デート代?」
絵里「希はいつもそうやってお店のお代を置いてくの」
穂乃果「?」
絵里「の…のぞみ!」
希「あ!用事があったんやった!」ニヤー
穂乃果「え!穂乃果きたばかりなのにもう帰っちゃうの?」
希「用事やから…ごめんね穂乃果ちゃん…♪」
希「絵里ち」ニコッ
希「…グットラックや♪」ダッシュ
絵里「希ぃ!!!!!」
希「絵里ちとのデート代はそこにおいといたよ~♪」
穂乃果「えぇ!希ちゃああん!!!…」
絵里「いっちゃった…」
穂乃果「デート代?」
絵里「希はいつもそうやってお店のお代を置いてくの」
35: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:55:04.41 ID:Twbw6KKz0
……
希「や、やっと絵里ちの写真みてもいつも通りになった…」
希「これって…」
希「……」
希「ノート…」
希「…ううん…違う…学校に隠してあるはずやし…」
希「でも…ウチはいきなり絵里ちに…///」
希「いくら可愛いとはいえ親友やし…」
希「そういう目でみたことないし…」
希「なんか変やね…」
希「そうなるとやっぱりあのノート…?」
希「……」
希「…」
希「でももしノートを持ち出して使ってる人がいるんやとしたら…」
希「発動させたのはあの場にいた知り合いの誰か…」
希「…絵里ち?穂乃果ちゃん…?」
ピコーン
希「や、やっと絵里ちの写真みてもいつも通りになった…」
希「これって…」
希「……」
希「ノート…」
希「…ううん…違う…学校に隠してあるはずやし…」
希「でも…ウチはいきなり絵里ちに…///」
希「いくら可愛いとはいえ親友やし…」
希「そういう目でみたことないし…」
希「なんか変やね…」
希「そうなるとやっぱりあのノート…?」
希「……」
希「…」
希「でももしノートを持ち出して使ってる人がいるんやとしたら…」
希「発動させたのはあの場にいた知り合いの誰か…」
希「…絵里ち?穂乃果ちゃん…?」
ピコーン
36: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:56:07.51 ID:Twbw6KKz0
希「LINEの通知…えーっと…μ's…」
花陽:今日、希ちゃんと絵里ちゃん見たよ♪
凛:凛もみたにゃー♪
真姫:凛と花陽はどうせ一緒にいたんでしょー?
ことり:もしかしてレストランの近く、海未ちゃんと通ったら似た人みかけたけど絵里ちゃん達だった?
絵里:そうよー。近くにみんなきてたのね
ことり:声かければよかったー…
穂乃果:穂乃果もいたよー
にこ:あんたたちは暇ねー
凛:にこちゃんにいわれたくないにゃー♪
海未:みなさんいるようですから今のうちに書いておきます。明日の練習は「9時」からです。よろしくお願いします。
穂乃果:イエッサー♪
凛:イエッサー♪
花陽:今日、希ちゃんと絵里ちゃん見たよ♪
凛:凛もみたにゃー♪
真姫:凛と花陽はどうせ一緒にいたんでしょー?
ことり:もしかしてレストランの近く、海未ちゃんと通ったら似た人みかけたけど絵里ちゃん達だった?
絵里:そうよー。近くにみんなきてたのね
ことり:声かければよかったー…
穂乃果:穂乃果もいたよー
にこ:あんたたちは暇ねー
凛:にこちゃんにいわれたくないにゃー♪
海未:みなさんいるようですから今のうちに書いておきます。明日の練習は「9時」からです。よろしくお願いします。
穂乃果:イエッサー♪
凛:イエッサー♪
37: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:58:15.57 ID:Twbw6KKz0
希「……」
希「凛ちゃん、花陽ちゃん、海未ちゃん、ことりちゃん、穂乃果ちゃん、絵里ち」
希「…この6人の中の1人…」
希「……」
希「ないとはおもうんやけど…」
希「あのノートが悪用されたら…」
希「……」
希「ないとは思うけど使ってるのがμ'sメンバーである確立が高いなら良かった…」
希「悪さに使う子は1人もいない…」
希「あのノートの本質は…」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<2・ユウワクとウタガイ!>
希「凛ちゃん、花陽ちゃん、海未ちゃん、ことりちゃん、穂乃果ちゃん、絵里ち」
希「…この6人の中の1人…」
希「……」
希「ないとはおもうんやけど…」
希「あのノートが悪用されたら…」
希「……」
希「ないとは思うけど使ってるのがμ'sメンバーである確立が高いなら良かった…」
希「悪さに使う子は1人もいない…」
希「あのノートの本質は…」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<2・ユウワクとウタガイ!>
38: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 22:59:43.57 ID:Twbw6KKz0
<3・偽りの幸せの裏で>
アルパカ「……」
穂乃果「わぁ……」
花陽「よしよし♪」
アルパカ「……♪」
穂乃果「穂乃果も触ってみよ…っと」
アルパカ「……」ノソッ
穂乃果「わっ!ど、どうして逃げちゃうの?」
花陽「恥ずかしがり屋なの…」
ことり「うー♪もふもふ~♪」
穂乃果「隣でことりちゃんだけズルいよっ!」
花陽「少しずつ仲良くなれるよ♪」
穂乃果「……」
花陽「?」
穂乃果「仲良くなれる極意を教えてください!」
花陽「うーん…まず穂乃果ちゃん、名前を覚えてみたら?」
ことり「もふもふー♪」
穂乃果「名前…あったんだ、なんて言うの?」
花陽「それはね…」
アルパカ「……」
穂乃果「わぁ……」
花陽「よしよし♪」
アルパカ「……♪」
穂乃果「穂乃果も触ってみよ…っと」
アルパカ「……」ノソッ
穂乃果「わっ!ど、どうして逃げちゃうの?」
花陽「恥ずかしがり屋なの…」
ことり「うー♪もふもふ~♪」
穂乃果「隣でことりちゃんだけズルいよっ!」
花陽「少しずつ仲良くなれるよ♪」
穂乃果「……」
花陽「?」
穂乃果「仲良くなれる極意を教えてください!」
花陽「うーん…まず穂乃果ちゃん、名前を覚えてみたら?」
ことり「もふもふー♪」
穂乃果「名前…あったんだ、なんて言うの?」
花陽「それはね…」
39: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:01:26.06 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「なるほど」メモメモ
花陽「メモを取るとは…素晴らしい熱意…」
花陽「この際だからすぐ仲良くなれる水のあげかたを教えちゃいます」
穂乃果「おお!」
花陽「まずはここをこう持って…」
穂乃果「うんうん」メモメモ
花陽「角度をあまり付けないようにして…」
穂乃果「ほうほう」メモメモ
花陽「赤ちゃんにあげるように丁寧にあげるんですっ」
穂乃果「なるほどね…」
穂乃果「(そろそろ…かな)」
花陽「あげてみる?」
穂乃果「(よし…)」
穂乃果「やってみるよ♪」
穂乃果「こっちおいで!」
アルパカ「……」
花陽「メモを取るとは…素晴らしい熱意…」
花陽「この際だからすぐ仲良くなれる水のあげかたを教えちゃいます」
穂乃果「おお!」
花陽「まずはここをこう持って…」
穂乃果「うんうん」メモメモ
花陽「角度をあまり付けないようにして…」
穂乃果「ほうほう」メモメモ
花陽「赤ちゃんにあげるように丁寧にあげるんですっ」
穂乃果「なるほどね…」
穂乃果「(そろそろ…かな)」
花陽「あげてみる?」
穂乃果「(よし…)」
穂乃果「やってみるよ♪」
穂乃果「こっちおいで!」
アルパカ「……」
40: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:02:46.36 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「……あれ…」
花陽「そ、そっか…まず近くに寄ってきてもらえるようにならなきゃ…」
穂乃果「おかしいなぁ…」
花陽「?」
穂乃果「あ、いや…動物に好かれるおまじないかけてもらったから…ハハハ…」
花陽「おまじない…?」
穂乃果「ま、また今度にしよっかな…」シュン
花陽「ご、ごめんね…」
穂乃果「ううんいいよ、花陽ちゃんが謝ることじゃないよ」
ことり「もふもふ~♪」
穂乃果「ほら、ことりちゃん行くよ~?」
ことり「もうちょっと~♪」
穂乃果「始まっちゃうよ?授業」
……
花陽「そ、そっか…まず近くに寄ってきてもらえるようにならなきゃ…」
穂乃果「おかしいなぁ…」
花陽「?」
穂乃果「あ、いや…動物に好かれるおまじないかけてもらったから…ハハハ…」
花陽「おまじない…?」
穂乃果「ま、また今度にしよっかな…」シュン
花陽「ご、ごめんね…」
穂乃果「ううんいいよ、花陽ちゃんが謝ることじゃないよ」
ことり「もふもふ~♪」
穂乃果「ほら、ことりちゃん行くよ~?」
ことり「もうちょっと~♪」
穂乃果「始まっちゃうよ?授業」
……
41: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:04:04.15 ID:Twbw6KKz0
先生「ここの範囲は試験に出るぞ、覚えとけよー」
穂乃果「(動物にはきかないかー…)」
穂乃果「(触りたかったなぁ…)」
ことり「……」ジーッ
海未「……」ツンツン
ことり「うみちゃん?」
海未「どうしたんですか?ボーッとしてますけど」
ことり「ううん…ちょっとね…」
海未「……」
ことり「えへへ…」
海未「もう…」
海未「(試験範囲書いてないじゃないですか…)」
先生「南、園田…私語はしない」
海未&ことり「すみません…」
穂乃果「……ふふっ、海未ちゃん珍しい」
海未「ほ、穂乃果…」
ことり「……」
先生「高坂もかー?」
穂乃果「うわっ!…す、すみません!」
……
穂乃果「(動物にはきかないかー…)」
穂乃果「(触りたかったなぁ…)」
ことり「……」ジーッ
海未「……」ツンツン
ことり「うみちゃん?」
海未「どうしたんですか?ボーッとしてますけど」
ことり「ううん…ちょっとね…」
海未「……」
ことり「えへへ…」
海未「もう…」
海未「(試験範囲書いてないじゃないですか…)」
先生「南、園田…私語はしない」
海未&ことり「すみません…」
穂乃果「……ふふっ、海未ちゃん珍しい」
海未「ほ、穂乃果…」
ことり「……」
先生「高坂もかー?」
穂乃果「うわっ!…す、すみません!」
……
42: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:05:05.63 ID:Twbw6KKz0
海未「それでは今日も練習始めていきます」
穂乃果「待ちわびた!」
にこ「今日こそ完成させるわよ…秘伝奥義にっこにっこにースーパーラブリーバージョン!」
凛「気合いいれていくにゃー!」
穂乃果「今日は凛ちゃんより早く走るよ!」
凛「凛負けないよー!」
にこ「無視ー!?」
海未「ですがその前に」
穂乃果「どうしたの?」
海未「ことり!穂乃果!」
ことり「」ビクッ
穂乃果「な、何?」
海未「何か隠し事してませんか?」ジーッ
ことり「ええっ!?」
穂乃果「か、隠し事!?」
ことり「してないよ!?」
海未「いいえ、しています!」
穂乃果「待ちわびた!」
にこ「今日こそ完成させるわよ…秘伝奥義にっこにっこにースーパーラブリーバージョン!」
凛「気合いいれていくにゃー!」
穂乃果「今日は凛ちゃんより早く走るよ!」
凛「凛負けないよー!」
にこ「無視ー!?」
海未「ですがその前に」
穂乃果「どうしたの?」
海未「ことり!穂乃果!」
ことり「」ビクッ
穂乃果「な、何?」
海未「何か隠し事してませんか?」ジーッ
ことり「ええっ!?」
穂乃果「か、隠し事!?」
ことり「してないよ!?」
海未「いいえ、しています!」
43: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:06:09.09 ID:Twbw6KKz0
真姫「何?時間勿体ないんだけど…」
にこ「真姫ちゃんやる気満々♪」
海未「そうですね…、他のメンバーは先に始めていてください」
凛「むー」
穂乃果「凛ちゃんとの競争は明日だね」
凛「まぁそれでもいいにゃー」
海未「では…絵里」
絵里「?」
海未「メンバーのまとめ役をお願いします」
絵里「ええ、まかせて♪」
凛「出発進行にゃー♪」
……
にこ「真姫ちゃんやる気満々♪」
海未「そうですね…、他のメンバーは先に始めていてください」
凛「むー」
穂乃果「凛ちゃんとの競争は明日だね」
凛「まぁそれでもいいにゃー」
海未「では…絵里」
絵里「?」
海未「メンバーのまとめ役をお願いします」
絵里「ええ、まかせて♪」
凛「出発進行にゃー♪」
……
44: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:08:14.40 ID:Twbw6KKz0
……
海未「もう一度聞きます…隠し事がありますね?」
穂乃果「……」
ことり「……」
海未「早めに言ったほうが楽ですよ」
穂乃果「ほ、本当にないんだってばぁ!!」
ことり「本当にないよ?」
海未「そうですか…それでは」
海未「今日、授業の始まる前、ことりと穂乃果だけ遅れてきていましたね?」
穂乃果「あ…あれは…」
ことり「あ、アルパカを…」
海未「……」
穂乃果「そ、そう!アルパカを触ってたの…本当だよ!?」
ことり「花陽ちゃんも一緒だよ?」
海未「そうですか…それでは穂乃果は行っていいです…」
穂乃果「え?」
海未「ことりに聞くことにします」
ことり「えぇ!?…」
海未「穂乃果は気にせず合流してください、今なら追いつきますから」
穂乃果「え!…う、うん…わかったよ…」
海未「もう一度聞きます…隠し事がありますね?」
穂乃果「……」
ことり「……」
海未「早めに言ったほうが楽ですよ」
穂乃果「ほ、本当にないんだってばぁ!!」
ことり「本当にないよ?」
海未「そうですか…それでは」
海未「今日、授業の始まる前、ことりと穂乃果だけ遅れてきていましたね?」
穂乃果「あ…あれは…」
ことり「あ、アルパカを…」
海未「……」
穂乃果「そ、そう!アルパカを触ってたの…本当だよ!?」
ことり「花陽ちゃんも一緒だよ?」
海未「そうですか…それでは穂乃果は行っていいです…」
穂乃果「え?」
海未「ことりに聞くことにします」
ことり「えぇ!?…」
海未「穂乃果は気にせず合流してください、今なら追いつきますから」
穂乃果「え!…う、うん…わかったよ…」
45: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:09:50.02 ID:Twbw6KKz0
海未「……」
ことり「それで…聞くことって?」
海未「今日、ぼーっと穂乃果のこと見てましたね」
ことり「ぅ…海未ちゃん!?見てたの!?」
海未「……」ジーッ
ことり「……ぅ」
海未「何を穂乃果とたくらんでいるんですか?」
ことり「ち、違うよ…!」
海未「違いません!」
ことり「うぅ…」
海未「正直に話してください」
ことり「……ただ…」
海未「……」
ことり「ただ、穂乃果ちゃん…可愛いなって…」モジモジ
海未「……」
海未「………!」
ことり「ご、ごめんね…変だよ…ね……」
海未「す、すみません!…か、かかか勘違いをしていたようです…」
ことり「それで…聞くことって?」
海未「今日、ぼーっと穂乃果のこと見てましたね」
ことり「ぅ…海未ちゃん!?見てたの!?」
海未「……」ジーッ
ことり「……ぅ」
海未「何を穂乃果とたくらんでいるんですか?」
ことり「ち、違うよ…!」
海未「違いません!」
ことり「うぅ…」
海未「正直に話してください」
ことり「……ただ…」
海未「……」
ことり「ただ、穂乃果ちゃん…可愛いなって…」モジモジ
海未「……」
海未「………!」
ことり「ご、ごめんね…変だよ…ね……」
海未「す、すみません!…か、かかか勘違いをしていたようです…」
47: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:12:33.20 ID:Twbw6KKz0
ことり「ううんいいよ…でも、海未ちゃんがここまで気にしてたのってどうして?」
海未「それは…」
ことり「私答えたんだよ…?」
海未「うぅ…」
ことり「……」
海未「最近…部内の雰囲気がいつも通りのようでいつも通りじゃない気がして…」
ことり「?」
海未「何か……本当に私の感覚なんですが…」
ことり「そっか…」
海未「…女子高ですし…今の時代あってもおかしくないですからね…」
ことり「?」
海未「ですがそれを部室に持ち込むのはやはりいけないことだと思います」
ことり「な、なんのこと?」
海未「ことり達も気を付けてくださいね…」
ことり「う、海未ちゃん?だからなんのこと?」
海未「何って…ことりと穂乃果が付き合っているということです」
ことり「ええっ!?…つ、付き合ってないよ!?」
海未「つ、付き合ってないんですか!?」
ことり「付き合ってないよ!」
海未「それは…」
ことり「私答えたんだよ…?」
海未「うぅ…」
ことり「……」
海未「最近…部内の雰囲気がいつも通りのようでいつも通りじゃない気がして…」
ことり「?」
海未「何か……本当に私の感覚なんですが…」
ことり「そっか…」
海未「…女子高ですし…今の時代あってもおかしくないですからね…」
ことり「?」
海未「ですがそれを部室に持ち込むのはやはりいけないことだと思います」
ことり「な、なんのこと?」
海未「ことり達も気を付けてくださいね…」
ことり「う、海未ちゃん?だからなんのこと?」
海未「何って…ことりと穂乃果が付き合っているということです」
ことり「ええっ!?…つ、付き合ってないよ!?」
海未「つ、付き合ってないんですか!?」
ことり「付き合ってないよ!」
48: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:14:28.92 ID:Twbw6KKz0
海未「す、すみません!!…私は根から勘違いをしていたようです…!!」
ことり「そ、そうだね…」
海未「うぅ…」
ことり「でも…私も最近そう思うことあるよ…」
海未「ことりも?」
ことり「私も感覚なんだけどね…」ニコッ
海未「……//」ボーッ
ことり「……」
海未「……」
ことり「…みたいなのだよ…?」
海未「…?」
ことり「じゃあそろそろ、ことり達も練習いかなくちゃ」
海未「そ、そうですね」
ことり「ライブも近いし…ね?」
海未「気合い入れて頑張りましょう…の前に私は用事があるので少ししてから行きます」
ことり「?忙しいんだね」
海未「大した用事ではないのですぐ来ます…」
ことり「いってらっしゃい、私は先に走ってるね」
海未「あ…ことり」
ことり「?」
海未「これ…」
ことり「…(手紙?)」
海未「最近ぼーっとしすぎですよ…では、すぐに戻ります…」
ことり「あ、ありがとう…」
ことり「……」ペラッ
ことり「(あ、試験範囲…)」
…
ことり「そ、そうだね…」
海未「うぅ…」
ことり「でも…私も最近そう思うことあるよ…」
海未「ことりも?」
ことり「私も感覚なんだけどね…」ニコッ
海未「……//」ボーッ
ことり「……」
海未「……」
ことり「…みたいなのだよ…?」
海未「…?」
ことり「じゃあそろそろ、ことり達も練習いかなくちゃ」
海未「そ、そうですね」
ことり「ライブも近いし…ね?」
海未「気合い入れて頑張りましょう…の前に私は用事があるので少ししてから行きます」
ことり「?忙しいんだね」
海未「大した用事ではないのですぐ来ます…」
ことり「いってらっしゃい、私は先に走ってるね」
海未「あ…ことり」
ことり「?」
海未「これ…」
ことり「…(手紙?)」
海未「最近ぼーっとしすぎですよ…では、すぐに戻ります…」
ことり「あ、ありがとう…」
ことり「……」ペラッ
ことり「(あ、試験範囲…)」
…
49: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:16:16.60 ID:Twbw6KKz0
…
ガチャ
海未「……」
海未「いませんね…」
希「誰をお探し?」
海未「!!…の、希…。あなたを探していたんですよ」
希「いまから練習いこうとしてたんやけど…」
海未「ちょうど呼びにきたところです…探し物は見つかりましたか?」
希「ううん…無かった」
海未「大丈夫なのですか?」
希「少しだけ大事なものだったから…けど大丈夫♪」
海未「?」
希「あとでまた探すことにするわ」
海未「そうですか」
希「ほな練習、いこ?」
……
海未「!....っ……//」
希「?」
ガチャ
海未「……」
海未「いませんね…」
希「誰をお探し?」
海未「!!…の、希…。あなたを探していたんですよ」
希「いまから練習いこうとしてたんやけど…」
海未「ちょうど呼びにきたところです…探し物は見つかりましたか?」
希「ううん…無かった」
海未「大丈夫なのですか?」
希「少しだけ大事なものだったから…けど大丈夫♪」
海未「?」
希「あとでまた探すことにするわ」
海未「そうですか」
希「ほな練習、いこ?」
……
海未「!....っ……//」
希「?」
50: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:17:44.89 ID:Twbw6KKz0
希「海未ちゃん、どうかした?」
海未「い…いや…//いきなり…//」カーッ
希「…!」
海未「す、すみませ…
希「……」ギュッ
海未「うっ///の、希…?…//」ドキドキ
希「やっぱり…」
希「ここに来る前、何してたん?」
海未「え…//ええと…指示を出して…ことりと穂乃果と話をして…」
希「ことりちゃんと穂乃果ちゃんとどんな話?」
海未「何か隠し事があるみたいで説教するつもりだったのですが、私の勘違いだったみたいで…」
海未「その後にことりと話をしてからここに来ました…」
希「そっか…」
海未「?」
希「ありがと海未ちゃん☆」キラッ
海未「///」
海未「い…いや…//いきなり…//」カーッ
希「…!」
海未「す、すみませ…
希「……」ギュッ
海未「うっ///の、希…?…//」ドキドキ
希「やっぱり…」
希「ここに来る前、何してたん?」
海未「え…//ええと…指示を出して…ことりと穂乃果と話をして…」
希「ことりちゃんと穂乃果ちゃんとどんな話?」
海未「何か隠し事があるみたいで説教するつもりだったのですが、私の勘違いだったみたいで…」
海未「その後にことりと話をしてからここに来ました…」
希「そっか…」
海未「?」
希「ありがと海未ちゃん☆」キラッ
海未「///」
51: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:19:05.11 ID:Twbw6KKz0
希「(やっぱりノートを使っている人はμ'sの中にいる)」
希「(あの時あの場所にいなかった真姫ちゃん、にこっち)」
希「(それとたった今ノートを使われた海未ちゃんである確率はほぼゼロ…)」
希「(海未ちゃんはそもそも隠し事に向いてない子やからね…)」
希「(……)」
希「(もしかすると今、海未ちゃんにノートが使われたのはことりちゃんに長く説教をさせないため…?)」
希「(となると…)」
希「(花陽ちゃん、凛ちゃん、絵里ち…もしかしたら自分を守るためにことりちゃん自身が…」
希「(それから…穂乃果ちゃん…。この5人の内の誰かやね…)」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<3・偽りの幸せの裏で>
希「(あの時あの場所にいなかった真姫ちゃん、にこっち)」
希「(それとたった今ノートを使われた海未ちゃんである確率はほぼゼロ…)」
希「(海未ちゃんはそもそも隠し事に向いてない子やからね…)」
希「(……)」
希「(もしかすると今、海未ちゃんにノートが使われたのはことりちゃんに長く説教をさせないため…?)」
希「(となると…)」
希「(花陽ちゃん、凛ちゃん、絵里ち…もしかしたら自分を守るためにことりちゃん自身が…」
希「(それから…穂乃果ちゃん…。この5人の内の誰かやね…)」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<3・偽りの幸せの裏で>
52: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:20:43.77 ID:Twbw6KKz0
<4・トラワレ姫を奪還せよ!>
ドッカーン!!
穂乃果「!?」ビクッ
希「!?」ビクッ
絵里「!?」ビクッ
花陽「大変です!!!!!!!!」
穂乃果「びびびびびっくりしたよ花陽ちゃん!」
絵里「ど、どうしたのよ花陽」
希「顔が真っ青やけど…」
花陽「さ、さささささわられました!!!」
穂乃果「な、何をさわられたの?」
花陽「じゃなくて…さらわれました!!!!!」
ドッカーン!!
穂乃果「!?」ビクッ
希「!?」ビクッ
絵里「!?」ビクッ
花陽「大変です!!!!!!!!」
穂乃果「びびびびびっくりしたよ花陽ちゃん!」
絵里「ど、どうしたのよ花陽」
希「顔が真っ青やけど…」
花陽「さ、さささささわられました!!!」
穂乃果「な、何をさわられたの?」
花陽「じゃなくて…さらわれました!!!!!」
53: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:22:32.65 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「な、何をさわられたの?」
花陽「じゃなくて…さらわれました!!!!!」
穂乃果「あー…お皿割っちゃったの?」
花陽「うぅ…」
絵里「部室の奥にあったやつならにこに確実に叱られるわね…」
希「ちゃんと謝れば許してくれるよ♪ウチからも言っとくから」
花陽「そうじゃなくて…」
絵里「?」
花陽「うぅ……真姫ちゃんがさらわれました!!!!」
メール:西木野真姫さんは誘拐しました~、バーカ♪返してほしかったら謝りにきなさーい^^
絵里「何?これ…」
希「ずいぶん幼稚な文面やけど…イタズラやない?」
花陽「そ、それが…画像もあるんです…」ピッ
花陽「じゃなくて…さらわれました!!!!!」
穂乃果「あー…お皿割っちゃったの?」
花陽「うぅ…」
絵里「部室の奥にあったやつならにこに確実に叱られるわね…」
希「ちゃんと謝れば許してくれるよ♪ウチからも言っとくから」
花陽「そうじゃなくて…」
絵里「?」
花陽「うぅ……真姫ちゃんがさらわれました!!!!」
メール:西木野真姫さんは誘拐しました~、バーカ♪返してほしかったら謝りにきなさーい^^
絵里「何?これ…」
希「ずいぶん幼稚な文面やけど…イタズラやない?」
花陽「そ、それが…画像もあるんです…」ピッ
54: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:24:25.01 ID:Twbw6KKz0
絵里「!」
希「ま、真姫ちゃん!?」
穂乃果「た…大変だ…!!」
花陽「見た感じでは暴力をされていないようですが…」
穂乃果「け、警察に…」
希「ちょっと待ち」
穂乃果「希ちゃん!?」
希「今ここで問題を起こしたら次のライブに関わるかもしれへん…」
穂乃果「で、でも真姫ちゃんが…」
希「メールを見るにウチらに喧嘩売ってるだけや…それに」
穂乃果「?」
希「心当たりあるんやろ?絵里ち」
絵里「ええ…確か…この隣に映ってるのは隣校の…」
穂乃果「え、絵里ちゃん?知ってるの?」
絵里「ええ…確か隣の女子校のマシロ ユキさん…問題児らしいわ…」
絵里「行事がある毎に気を付けるようにと他校生が言っていたわ」
希「ウチも名前しかしらんかった…となると…犯人グループは…」
絵里「3人組ね、顔と名前までしっかり覚えているわ」
穂乃果「で、でも」
絵里「暴力をふるったりするような悪さはしないと聞いているわ」
希「何について怒っているのかはっきりしないけど…行くしかない見たいやね…」
穂乃果「わ、わかった…」
絵里「行きましょう」
……
希「ま、真姫ちゃん!?」
穂乃果「た…大変だ…!!」
花陽「見た感じでは暴力をされていないようですが…」
穂乃果「け、警察に…」
希「ちょっと待ち」
穂乃果「希ちゃん!?」
希「今ここで問題を起こしたら次のライブに関わるかもしれへん…」
穂乃果「で、でも真姫ちゃんが…」
希「メールを見るにウチらに喧嘩売ってるだけや…それに」
穂乃果「?」
希「心当たりあるんやろ?絵里ち」
絵里「ええ…確か…この隣に映ってるのは隣校の…」
穂乃果「え、絵里ちゃん?知ってるの?」
絵里「ええ…確か隣の女子校のマシロ ユキさん…問題児らしいわ…」
絵里「行事がある毎に気を付けるようにと他校生が言っていたわ」
希「ウチも名前しかしらんかった…となると…犯人グループは…」
絵里「3人組ね、顔と名前までしっかり覚えているわ」
穂乃果「で、でも」
絵里「暴力をふるったりするような悪さはしないと聞いているわ」
希「何について怒っているのかはっきりしないけど…行くしかない見たいやね…」
穂乃果「わ、わかった…」
絵里「行きましょう」
……
55: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:26:00.77 ID:Twbw6KKz0
……
絵里「ここね…」
穂乃果「薄気味悪いね…」
花陽「……」プルプル
希「花陽ちゃんはここで誰もこないか見張っててな」
絵里「ええ、そうしたほうがいいわ」
花陽「ご、ごめんなさい…こんなことしかできなくて…」
穂乃果「任せて」
絵里「見張り役は重要よ。頼んだわよ、花陽」
花陽「は、はい…!」
希「3人組…真姫ちゃんは無事みたいや」
絵里「予想通りあの3人ね…」
穂乃果「……」
穂乃果「(そ、そっか…いざとなったらノートの切れ端を使えばいいんだ…!)」
希「……(lこんな時、ノートがあったらよかったんやけど…)」
絵里「覚悟はできてる?」
穂乃果「うん…」
希「大丈夫や」
絵里「…あ、あまり刺激しないようにね…穂乃果と希はいろんな意味でピュアすぎるんだから…」
穂乃果「?」
希「?」
絵里「…もう、それじゃあ…行くわよ」
…
絵里「ここね…」
穂乃果「薄気味悪いね…」
花陽「……」プルプル
希「花陽ちゃんはここで誰もこないか見張っててな」
絵里「ええ、そうしたほうがいいわ」
花陽「ご、ごめんなさい…こんなことしかできなくて…」
穂乃果「任せて」
絵里「見張り役は重要よ。頼んだわよ、花陽」
花陽「は、はい…!」
希「3人組…真姫ちゃんは無事みたいや」
絵里「予想通りあの3人ね…」
穂乃果「……」
穂乃果「(そ、そっか…いざとなったらノートの切れ端を使えばいいんだ…!)」
希「……(lこんな時、ノートがあったらよかったんやけど…)」
絵里「覚悟はできてる?」
穂乃果「うん…」
希「大丈夫や」
絵里「…あ、あまり刺激しないようにね…穂乃果と希はいろんな意味でピュアすぎるんだから…」
穂乃果「?」
希「?」
絵里「…もう、それじゃあ…行くわよ」
…
56: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:27:18.51 ID:Twbw6KKz0
…
絵里「真姫!」
真姫「ーーっ!!」モゴモゴ
隣校生徒A「やっときたわね」
穂乃果「あの…真姫ちゃんを返してください!」
隣校生徒B「ちょうど3人…数を合わせてきたってことは戦うってことかしら」
絵里「いえ、違います!…私達はただ真姫が心配で…たまたま同じ人数になっただけです…」
隣校生徒A「へぇ…そう……あなた音ノ木坂の生徒会長のアヤセ…さんでしたっけ?」
絵里「…ええ」
隣校生徒C「生徒会長が暴力沙汰」
絵里「!…ですから…話し合いでの解決にしてはいただけないでしょうか」
隣校生徒A「ふふっ…話が早いわ…」
隣校生徒A「私達はただ、貴方達に土下座してほしいだけなの」
隣校生徒C「証拠写真も、ね?」
絵里「写真って…そんな!ど、どうして…」
真姫「ぅ…」モゴモゴ
希「…その前に真姫ちゃんの口元のテープ…外してもらえる?」
隣校生徒A「えぇ?あんたたちが注文できる立場?」
希「っ……」
絵里「せ、せめてなぜあなた達が怒っているのか教えてくださらないことには…」
隣校生徒A「そうね」
絵里「真姫!」
真姫「ーーっ!!」モゴモゴ
隣校生徒A「やっときたわね」
穂乃果「あの…真姫ちゃんを返してください!」
隣校生徒B「ちょうど3人…数を合わせてきたってことは戦うってことかしら」
絵里「いえ、違います!…私達はただ真姫が心配で…たまたま同じ人数になっただけです…」
隣校生徒A「へぇ…そう……あなた音ノ木坂の生徒会長のアヤセ…さんでしたっけ?」
絵里「…ええ」
隣校生徒C「生徒会長が暴力沙汰」
絵里「!…ですから…話し合いでの解決にしてはいただけないでしょうか」
隣校生徒A「ふふっ…話が早いわ…」
隣校生徒A「私達はただ、貴方達に土下座してほしいだけなの」
隣校生徒C「証拠写真も、ね?」
絵里「写真って…そんな!ど、どうして…」
真姫「ぅ…」モゴモゴ
希「…その前に真姫ちゃんの口元のテープ…外してもらえる?」
隣校生徒A「えぇ?あんたたちが注文できる立場?」
希「っ……」
絵里「せ、せめてなぜあなた達が怒っているのか教えてくださらないことには…」
隣校生徒A「そうね」
57: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:28:29.37 ID:Twbw6KKz0
隣校生徒A「西木野さんが睨んできたから…かな?」
絵里「ま、真姫が?」
真姫「ぅぅー!!」フルフル
絵里「…な、何かの勘違いじゃないでしょうか…」
隣校生徒B「そもそもあんたら…μ's…」チラッ
穂乃果「…?」
隣校生徒A「調子乗ってない…?」
穂乃果「そ、そんな…」
隣校生徒A「乗ってる!!!」
隣校生徒B「結成して1年なのに運よく上位まで上り詰めたからって…」
絵里「そ、それは…私達も精一杯努力して…ファンの方の支持を…」
隣校生徒A「そうやって長年やっている他の人気が無いグループを馬鹿にしているんでしょ…」
隣校生徒A「こっちはあなた達以上に努力しているのよ!!!」
絵里「……(ここは刺激しないほうが…)」
穂乃果「………」
希「……」
隣校生徒A「ほら、そういう態度がムカつくっていってるんでしょ!!?」バシン!!
カラン..カラン...
穂乃果「!…(も、もうノートを使うしかない…)」
絵里「ま、真姫が?」
真姫「ぅぅー!!」フルフル
絵里「…な、何かの勘違いじゃないでしょうか…」
隣校生徒B「そもそもあんたら…μ's…」チラッ
穂乃果「…?」
隣校生徒A「調子乗ってない…?」
穂乃果「そ、そんな…」
隣校生徒A「乗ってる!!!」
隣校生徒B「結成して1年なのに運よく上位まで上り詰めたからって…」
絵里「そ、それは…私達も精一杯努力して…ファンの方の支持を…」
隣校生徒A「そうやって長年やっている他の人気が無いグループを馬鹿にしているんでしょ…」
隣校生徒A「こっちはあなた達以上に努力しているのよ!!!」
絵里「……(ここは刺激しないほうが…)」
穂乃果「………」
希「……」
隣校生徒A「ほら、そういう態度がムカつくっていってるんでしょ!!?」バシン!!
カラン..カラン...
穂乃果「!…(も、もうノートを使うしかない…)」
58: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:30:12.97 ID:Twbw6KKz0
絵里「すみませんでした…」
希「え…絵里ち?」
絵里「先輩である私が不甲斐ないばかりにμ'sのメンバーが非常識な事を…」
隣校生徒A「……」
絵里「マシロ ユキさん…ニシノ ユウナさん…そしてシノダ マリンさん…」
絵里「ご迷惑をおかけしました…本当にすみませんでした!!」
希「……」
隣校生徒B「…あんたらは…?」
希「……」
穂乃果「(うぅ…漢字がわからない…よ…)」
希「ウチからも…ごめんなさい…」
穂乃果「ごめんなさい…」
隣校生徒A「じゃ…土下座して?その惨めな姿で写真とるから」
穂乃果「(も…もう当てずっぽでも書くしかない…)」
穂乃果「(真城雪…西野優奈…篠田まりん…アイドル雑誌で見たような文字だけど……)」
穂乃果「(お願いします…神様…)」
隣校生徒A「はーい、生徒会長もだよー?」
絵里「……わ、わかったわ…」
「ちょっと待ちなさい!!!」
隣校生徒ABC「!?」ビクッ
穂乃果.希.絵里.真姫「!?」ビクッ
希「え…絵里ち?」
絵里「先輩である私が不甲斐ないばかりにμ'sのメンバーが非常識な事を…」
隣校生徒A「……」
絵里「マシロ ユキさん…ニシノ ユウナさん…そしてシノダ マリンさん…」
絵里「ご迷惑をおかけしました…本当にすみませんでした!!」
希「……」
隣校生徒B「…あんたらは…?」
希「……」
穂乃果「(うぅ…漢字がわからない…よ…)」
希「ウチからも…ごめんなさい…」
穂乃果「ごめんなさい…」
隣校生徒A「じゃ…土下座して?その惨めな姿で写真とるから」
穂乃果「(も…もう当てずっぽでも書くしかない…)」
穂乃果「(真城雪…西野優奈…篠田まりん…アイドル雑誌で見たような文字だけど……)」
穂乃果「(お願いします…神様…)」
隣校生徒A「はーい、生徒会長もだよー?」
絵里「……わ、わかったわ…」
「ちょっと待ちなさい!!!」
隣校生徒ABC「!?」ビクッ
穂乃果.希.絵里.真姫「!?」ビクッ
59: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:31:56.81 ID:Twbw6KKz0
花陽「にこちゃん!!危ないってば…!!」ギュー
にこ「…真姫達が遅いと思ったら…あんた達…」グイグイ
隣校生徒A「小泉花陽…矢澤にこ…まだ二人いたのね…」
絵里「あ…あの二人は違います…!!」
絵里「にこ!来ちゃダメ!」
にこ「あんた達だけ…」
穂乃果「え…?」
にこ「……」トコトコ
隣校生徒A「…な…なによ…」
にこ「隣校のスクールアイドルよねぇ!?」キラキラ
隣校生徒A「…え」
にこ「ふ、普段はこんな悪そうなことしてるんだ…まぁそれがアイドルとしてのギャップを引き立てるというか…」
絵里「にこ…?なにしてるの…?」
隣校生徒A「え……」
穂乃果「(この子達もスクールアイドルだったんだ…)」
穂乃果「(あ…と、ということは…もしかして名前当って…)」
隣校生徒A「とにかく…絢瀬絵里…早く土下座しなさい…!!」
絵里「……わ、わかったわ…」
隣校生徒B「あと、あなたも気にいらないのよ矢澤にこ!!」
にこ「ひっ…!な、なんで…?なんでにこが!?」
穂乃果「(も、もうすぐ…40秒…)」
にこ「…真姫達が遅いと思ったら…あんた達…」グイグイ
隣校生徒A「小泉花陽…矢澤にこ…まだ二人いたのね…」
絵里「あ…あの二人は違います…!!」
絵里「にこ!来ちゃダメ!」
にこ「あんた達だけ…」
穂乃果「え…?」
にこ「……」トコトコ
隣校生徒A「…な…なによ…」
にこ「隣校のスクールアイドルよねぇ!?」キラキラ
隣校生徒A「…え」
にこ「ふ、普段はこんな悪そうなことしてるんだ…まぁそれがアイドルとしてのギャップを引き立てるというか…」
絵里「にこ…?なにしてるの…?」
隣校生徒A「え……」
穂乃果「(この子達もスクールアイドルだったんだ…)」
穂乃果「(あ…と、ということは…もしかして名前当って…)」
隣校生徒A「とにかく…絢瀬絵里…早く土下座しなさい…!!」
絵里「……わ、わかったわ…」
隣校生徒B「あと、あなたも気にいらないのよ矢澤にこ!!」
にこ「ひっ…!な、なんで…?なんでにこが!?」
穂乃果「(も、もうすぐ…40秒…)」
60: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:33:00.31 ID:Twbw6KKz0
隣校生徒B「!…ぅ……!!」
にこ「…?」
隣校生徒B「…っ…。に…にこ…さん…///」
にこ「え?」
隣校生徒B「(間近で見ると…か、可愛い…///)」
絵里「……」
隣校生徒A「あ…絢瀬さ…ん//」
絵里「あ…ど、土下座なら今…」
隣校生徒A「はっ…///」
希「……(これって…)
希「……」チラッ
隣校生徒C「……///」
モジモジ
にこ「…?」
隣校生徒B「…っ…。に…にこ…さん…///」
にこ「え?」
隣校生徒B「(間近で見ると…か、可愛い…///)」
絵里「……」
隣校生徒A「あ…絢瀬さ…ん//」
絵里「あ…ど、土下座なら今…」
隣校生徒A「はっ…///」
希「……(これって…)
希「……」チラッ
隣校生徒C「……///」
モジモジ
61: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:34:21.84 ID:Twbw6KKz0
にこ「な…何?…なんなの?」
絵里「?」
にこ「そ、そもそもなんで真姫が縛られてるの?可愛そうじゃない」
隣校生徒B「ご、ごめんなさい!今…」ビリッ
真姫「っ!!!い…いったた…いきなり剥がさないでよ…」
にこ「何してんの?」
真姫「あの…この子達…にこちゃんが気に言ってるアイドルグループの子じゃないかと思って…」
隣校生徒B「え…」
真姫「本人か確かめるために二度見したら…睨んでると勘違いされたの…」
隣校生徒B「…ご、ごめんなさい!!!」
真姫「……助けにきてくれて…///ありが…」
にこ「大丈夫よ、真姫ちゃんは元々怖いから♪」
隣校生徒B「あ、ありがとうございます」
真姫「に…こちゃん………!」
穂乃果「ご、誤解がとけて…良かったね…」アワアワ
花陽「……い、一件落着…?」
隣校生徒A「あ…あの…///」
絵里「な、なに?」
隣校生徒A「……しゃ…写真…」
絵里「……」
隣校生徒A「そうじゃなくて…ツーショットを…//」
絵里「えぇ!?」
……
絵里「?」
にこ「そ、そもそもなんで真姫が縛られてるの?可愛そうじゃない」
隣校生徒B「ご、ごめんなさい!今…」ビリッ
真姫「っ!!!い…いったた…いきなり剥がさないでよ…」
にこ「何してんの?」
真姫「あの…この子達…にこちゃんが気に言ってるアイドルグループの子じゃないかと思って…」
隣校生徒B「え…」
真姫「本人か確かめるために二度見したら…睨んでると勘違いされたの…」
隣校生徒B「…ご、ごめんなさい!!!」
真姫「……助けにきてくれて…///ありが…」
にこ「大丈夫よ、真姫ちゃんは元々怖いから♪」
隣校生徒B「あ、ありがとうございます」
真姫「に…こちゃん………!」
穂乃果「ご、誤解がとけて…良かったね…」アワアワ
花陽「……い、一件落着…?」
隣校生徒A「あ…あの…///」
絵里「な、なに?」
隣校生徒A「……しゃ…写真…」
絵里「……」
隣校生徒A「そうじゃなくて…ツーショットを…//」
絵里「えぇ!?」
……
62: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:35:40.37 ID:Twbw6KKz0
……
希「……」
絵里「にこ、大活躍ね」
にこ「えっ!?…ま、まぁね!…」
にこ「囚われの身のお姫様を助けたって感じ?」エッヘン
真姫「本当、最後ので台無しなんだけど…?お・う・じ・さ・ま?」
にこ「あーら?まだ怒ってるのー?」
花陽「仲良しだね♪」
にこ「違う!」
穂乃果「ね?前言ったでしょ?にこちゃんと真姫ちゃんは仲いいんだって♪」
花陽「うん♪」
穂乃果「ふふっ…」
絵里「希?」
希「……」
絵里「どうしたの?」
希「(さっきのも…やっぱりノートの効果に違いなさそうやな…)」
絵里「希?」
希「(となると…数がだいぶ絞れそうなんやけど…)」
絵里「希!!」
希「わっ!!…絵里ち?…びっくりさせんといてー?」
絵里「何度も呼んだわよ…」
希「……」
絵里「にこ、大活躍ね」
にこ「えっ!?…ま、まぁね!…」
にこ「囚われの身のお姫様を助けたって感じ?」エッヘン
真姫「本当、最後ので台無しなんだけど…?お・う・じ・さ・ま?」
にこ「あーら?まだ怒ってるのー?」
花陽「仲良しだね♪」
にこ「違う!」
穂乃果「ね?前言ったでしょ?にこちゃんと真姫ちゃんは仲いいんだって♪」
花陽「うん♪」
穂乃果「ふふっ…」
絵里「希?」
希「……」
絵里「どうしたの?」
希「(さっきのも…やっぱりノートの効果に違いなさそうやな…)」
絵里「希?」
希「(となると…数がだいぶ絞れそうなんやけど…)」
絵里「希!!」
希「わっ!!…絵里ち?…びっくりさせんといてー?」
絵里「何度も呼んだわよ…」
64: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:37:13.48 ID:Twbw6KKz0
真姫「ふん!」
にこ「ふーんだ!」
穂乃果「……(今日はお姫様を救出した王子様にご褒美、あげちゃおっと…)」
にこ「何よ!」
真姫「何見てるの?穂乃果!」
穂乃果「ううん?」ニコッ
絵里「あ…また穂乃果が…」
希「もう、また穂乃果ちゃん?…絵里ちも好きや…
穂乃果「……(西木野真姫…と)」カキカキ
希「!!…(…穂乃果…ちゃん…?)」
絵里「希?どうかしたの?」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<4・トラワレ姫を奪還せよ!>
にこ「ふーんだ!」
穂乃果「……(今日はお姫様を救出した王子様にご褒美、あげちゃおっと…)」
にこ「何よ!」
真姫「何見てるの?穂乃果!」
穂乃果「ううん?」ニコッ
絵里「あ…また穂乃果が…」
希「もう、また穂乃果ちゃん?…絵里ちも好きや…
穂乃果「……(西木野真姫…と)」カキカキ
希「!!…(…穂乃果…ちゃん…?)」
絵里「希?どうかしたの?」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<4・トラワレ姫を奪還せよ!>
65: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:39:07.52 ID:Twbw6KKz0
<4.5・初恋、初雪。>
絵里「穂乃果~!」
穂乃果「……絵里ちゃん」ムッ
絵里「ご、ごめんなさい…遅くなって」
穂乃果「別に気にしてないよーだ」
絵里「……」
穂乃果「……?」
絵里「(怒った顔も可愛いわね)」プニッ
穂乃果「……」ムニュ
絵里「……」プニプニ
穂乃果「なんれほっぺさわってるの?…えりひゃん?」
絵里「穂乃果~!」
穂乃果「……絵里ちゃん」ムッ
絵里「ご、ごめんなさい…遅くなって」
穂乃果「別に気にしてないよーだ」
絵里「……」
穂乃果「……?」
絵里「(怒った顔も可愛いわね)」プニッ
穂乃果「……」ムニュ
絵里「……」プニプニ
穂乃果「なんれほっぺさわってるの?…えりひゃん?」
66: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:40:24.99 ID:Twbw6KKz0
絵里「……」ジーッ
穂乃果「……な…何?」
絵里「……」ナデナデ
穂乃果「んっ……//な…なんなの絵里ちゃん…//」
絵里「なんとなく♪」
穂乃果「うぅ…///…も、もう絵里ちゃん行くよ!?」
絵里「ええ」
穂乃果「……」ドキドキ
絵里「今日はずいぶん静かね」
穂乃果「そ、そうかな…」
絵里「ええ…」
穂乃果「……」
絵里「……」
穂乃果「…」
絵里「穂乃果」
穂乃果「んえ!?…」ビクッ
絵里「手を繋いで良い?」
穂乃果「い、いいけど…え、えりちゃん…?いいの?///」
穂乃果「……な…何?」
絵里「……」ナデナデ
穂乃果「んっ……//な…なんなの絵里ちゃん…//」
絵里「なんとなく♪」
穂乃果「うぅ…///…も、もう絵里ちゃん行くよ!?」
絵里「ええ」
穂乃果「……」ドキドキ
絵里「今日はずいぶん静かね」
穂乃果「そ、そうかな…」
絵里「ええ…」
穂乃果「……」
絵里「……」
穂乃果「…」
絵里「穂乃果」
穂乃果「んえ!?…」ビクッ
絵里「手を繋いで良い?」
穂乃果「い、いいけど…え、えりちゃん…?いいの?///」
67: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:41:37.88 ID:Twbw6KKz0
絵里「友達同士じゃない」
穂乃果「ぁ…うん…。そう…だね」シュン
絵里「…」ギュッ
穂乃果「……」
絵里「……」
穂乃果「(あったかい…//)」
絵里「もうこっちも少し寒くなって来たわね…」
穂乃果「うん…去年の初雪はもう今頃だった気がするし」
絵里「そうだったかしらー…去年の私は…生徒会ばかり気にしてたから…」
穂乃果「そ、そうだよね…」
絵里「ええ、でも今年はこうやって穂乃果と街を歩けて嬉しいわ」
穂乃果「ほ、穂乃果も…//」
絵里「ありがとう」
穂乃果「えへへ…どういたしまして」
穂乃果「ぁ…うん…。そう…だね」シュン
絵里「…」ギュッ
穂乃果「……」
絵里「……」
穂乃果「(あったかい…//)」
絵里「もうこっちも少し寒くなって来たわね…」
穂乃果「うん…去年の初雪はもう今頃だった気がするし」
絵里「そうだったかしらー…去年の私は…生徒会ばかり気にしてたから…」
穂乃果「そ、そうだよね…」
絵里「ええ、でも今年はこうやって穂乃果と街を歩けて嬉しいわ」
穂乃果「ほ、穂乃果も…//」
絵里「ありがとう」
穂乃果「えへへ…どういたしまして」
69: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:42:57.34 ID:Twbw6KKz0
絵里「去年のクリスマスはどうしてたの?…って…聞かなくてもことりと海未ね」
穂乃果「ど、どういう意味!?…」
絵里「ふふっ…」
穂乃果「ほ、穂乃果だって~!!」
絵里「穂乃果だって?」
穂乃果「む…むむむ…///」
絵里「ふふっ、ごめんなさい…少しからかっただけよ♪」
絵里「3人、仲良しだものね」
穂乃果「絵里ちゃんは?」
絵里「私は希と…」
穂乃果「二人きり?」
絵里「ええ」
穂乃果「ふぅん♪」
絵里「?」
穂乃果「そういえば、絵里ちゃんと希ちゃんってどんな関係なの?」
絵里「ど、どんなって…親友?」
穂乃果「…じゃあ、穂乃果は?」
穂乃果「ど、どういう意味!?…」
絵里「ふふっ…」
穂乃果「ほ、穂乃果だって~!!」
絵里「穂乃果だって?」
穂乃果「む…むむむ…///」
絵里「ふふっ、ごめんなさい…少しからかっただけよ♪」
絵里「3人、仲良しだものね」
穂乃果「絵里ちゃんは?」
絵里「私は希と…」
穂乃果「二人きり?」
絵里「ええ」
穂乃果「ふぅん♪」
絵里「?」
穂乃果「そういえば、絵里ちゃんと希ちゃんってどんな関係なの?」
絵里「ど、どんなって…親友?」
穂乃果「…じゃあ、穂乃果は?」
70: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:44:09.55 ID:Twbw6KKz0
絵里「親友よ」
穂乃果「うーん…」
絵里「みんな同じぐらいに好きだけど、希は少し違うの」
絵里「私の知らない私の気持ちを全て見透かしてくれる存在というか…」
穂乃果「?」
絵里「なんていうか…穂乃果も隠し事があったらきっと希にバレているわよ?
絵里「例えば穂乃果は実は特別な能力を持っている…!とか…?」
穂乃果「え?」
絵里「穂乃果の好きな人は…実は私!とか…!!」
穂乃果「っ……///」プッシュー
絵里「…え?…じょ、冗談よ?それとも本当に何か隠し事でもあったの?」
穂乃果「な、ないよ!!教えない!!///」
絵里「…まぁきっと穂乃果にもわかる時が来るわ」
……
穂乃果「うーん…」
絵里「みんな同じぐらいに好きだけど、希は少し違うの」
絵里「私の知らない私の気持ちを全て見透かしてくれる存在というか…」
穂乃果「?」
絵里「なんていうか…穂乃果も隠し事があったらきっと希にバレているわよ?
絵里「例えば穂乃果は実は特別な能力を持っている…!とか…?」
穂乃果「え?」
絵里「穂乃果の好きな人は…実は私!とか…!!」
穂乃果「っ……///」プッシュー
絵里「…え?…じょ、冗談よ?それとも本当に何か隠し事でもあったの?」
穂乃果「な、ないよ!!教えない!!///」
絵里「…まぁきっと穂乃果にもわかる時が来るわ」
……
71: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:46:01.00 ID:Twbw6KKz0
……
穂乃果「あー!今日も楽しかった!」
絵里「喜んでもらえて嬉しいわ」
穂乃果「絵里ちゃんこの辺に凄く詳しいんだね」
絵里「ま…まぁ…」
絵里「(希に教えてもらったものばかりだけど)」
穂乃果「うぅ…やっぱり外に出ると寒いね…」
絵里「そうね…」
穂乃果「でも絵里ちゃんの手はあったかいよ?」
絵里「穂乃果のほっぺたもあったかいわ」プニプニ
穂乃果「もー」
絵里「そうだ、穂乃果…最後にお店によってもいい?」
穂乃果「うん、穂乃果もついてく」
絵里「もうずいぶん暗いけど連絡しなくて大丈夫?」
穂乃果「だいじょうぶ…絵里ちゃんと遊ぶ時はお母さん帰る時間聞かないから…」
絵里「ど、どういうこと?」
穂乃果「たぶん絵里ちゃんだと頼りになるし安心ってことじゃないかな」
絵里「そ、そういうことね…」
穂乃果「?」
……
穂乃果「あー!今日も楽しかった!」
絵里「喜んでもらえて嬉しいわ」
穂乃果「絵里ちゃんこの辺に凄く詳しいんだね」
絵里「ま…まぁ…」
絵里「(希に教えてもらったものばかりだけど)」
穂乃果「うぅ…やっぱり外に出ると寒いね…」
絵里「そうね…」
穂乃果「でも絵里ちゃんの手はあったかいよ?」
絵里「穂乃果のほっぺたもあったかいわ」プニプニ
穂乃果「もー」
絵里「そうだ、穂乃果…最後にお店によってもいい?」
穂乃果「うん、穂乃果もついてく」
絵里「もうずいぶん暗いけど連絡しなくて大丈夫?」
穂乃果「だいじょうぶ…絵里ちゃんと遊ぶ時はお母さん帰る時間聞かないから…」
絵里「ど、どういうこと?」
穂乃果「たぶん絵里ちゃんだと頼りになるし安心ってことじゃないかな」
絵里「そ、そういうことね…」
穂乃果「?」
……
72: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:47:28.53 ID:Twbw6KKz0
……
店員「いらっしゃいませ」
絵里「ここよ」
穂乃果「服屋さん?」
絵里「ええ」
穂乃果「何選ぶの?」
絵里「ええとたしかこっちに…」
絵里「ほら」
穂乃果「おー…マフラー!」モフモフ
絵里「こら、あまり触らないほうがいいわよー、もしほつれちゃったりしたら…」
穂乃果「ま、まさか……」
絵里「ええ…」
穂乃果「そんなぁ…!穂乃果いったいどうしたら…!」
絵里「大丈夫よ、いざとなったら私が責任を持って穂乃果を穂むらに届けなければならないもの」
穂乃果「よ、よかった…!絵里ちゃんがいてくれて…!」
絵里「ふふっ」
穂乃果「(絵里ちゃんこういうノリ大好きだなぁ)」
店員「いらっしゃいませ」
絵里「ここよ」
穂乃果「服屋さん?」
絵里「ええ」
穂乃果「何選ぶの?」
絵里「ええとたしかこっちに…」
絵里「ほら」
穂乃果「おー…マフラー!」モフモフ
絵里「こら、あまり触らないほうがいいわよー、もしほつれちゃったりしたら…」
穂乃果「ま、まさか……」
絵里「ええ…」
穂乃果「そんなぁ…!穂乃果いったいどうしたら…!」
絵里「大丈夫よ、いざとなったら私が責任を持って穂乃果を穂むらに届けなければならないもの」
穂乃果「よ、よかった…!絵里ちゃんがいてくれて…!」
絵里「ふふっ」
穂乃果「(絵里ちゃんこういうノリ大好きだなぁ)」
73: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:48:42.00 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「絵里ちゃんおっしゃれー♪」
絵里「どうかしら、これ」
穂乃果「いかにも大人って感じ!」
絵里「ちょっとつけて見ても良い?」
穂乃果「うんつけてよ!」
絵里「よいしょ…」
穂乃果「何してるの?」
絵里「この結び方がいいかしら」
穂乃果「絵里ちゃん?」
絵里「完璧ね!…にあってるわ!」
穂乃果「え…絵里ちゃん?…これ…」
絵里「プレゼントよ♪」
穂乃果「そ、そんな!高いよ!?」
絵里「すみませーん、これお願いします」
店員「かしこまりました」
絵里「恥ずかしいから値段は気にしないで♪」
穂乃果「で、でも…」
絵里「じゃ…じゃぁ…今日のデート代ってことで...ね?☆」キラッ
……
絵里「どうかしら、これ」
穂乃果「いかにも大人って感じ!」
絵里「ちょっとつけて見ても良い?」
穂乃果「うんつけてよ!」
絵里「よいしょ…」
穂乃果「何してるの?」
絵里「この結び方がいいかしら」
穂乃果「絵里ちゃん?」
絵里「完璧ね!…にあってるわ!」
穂乃果「え…絵里ちゃん?…これ…」
絵里「プレゼントよ♪」
穂乃果「そ、そんな!高いよ!?」
絵里「すみませーん、これお願いします」
店員「かしこまりました」
絵里「恥ずかしいから値段は気にしないで♪」
穂乃果「で、でも…」
絵里「じゃ…じゃぁ…今日のデート代ってことで...ね?☆」キラッ
……
74: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:49:59.12 ID:Twbw6KKz0
……
穂乃果「着けるのもったいなくなっちゃうなぁ…」
絵里「も、もう…気にしないで…//…思い切ってプレゼントした私が恥ずかしくなってくるから…//」
穂乃果「……//」ガサゴソ
絵里「…着ける?…」
穂乃果「ど、どうやって…結べばいいかな…?」
絵里「まず、こうやって…ここを通して…はい、できあがり」
穂乃果「おぉ…穂乃果にあうかな…//」
絵里「ええ♪私の目に狂いはなかったわ」
穂乃果「絵里ちゃんのおかげであったかーい♪」
絵里「ふふっ、気に言ってくれてよかった」
穂乃果「毎日着けるね!」
絵里「毎日見れるなんて私はなんて幸せ者なのかしら」
穂乃果「へっくしゅん!」
絵里「あ!買ったばかりよ!?」
穂乃果「着けるのもったいなくなっちゃうなぁ…」
絵里「も、もう…気にしないで…//…思い切ってプレゼントした私が恥ずかしくなってくるから…//」
穂乃果「……//」ガサゴソ
絵里「…着ける?…」
穂乃果「ど、どうやって…結べばいいかな…?」
絵里「まず、こうやって…ここを通して…はい、できあがり」
穂乃果「おぉ…穂乃果にあうかな…//」
絵里「ええ♪私の目に狂いはなかったわ」
穂乃果「絵里ちゃんのおかげであったかーい♪」
絵里「ふふっ、気に言ってくれてよかった」
穂乃果「毎日着けるね!」
絵里「毎日見れるなんて私はなんて幸せ者なのかしら」
穂乃果「へっくしゅん!」
絵里「あ!買ったばかりよ!?」
75: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:51:12.95 ID:Twbw6KKz0
……
ガラガラ
穂乃果「ただいまー」
ほのママ「おかえりなさい。絢瀬さんいつもありがとう」
絵里「いえいえ、とんでもないです…穂乃果、また明日♪」
穂乃果「えー、絵里ちゃん休んでいきなよ!」
ほのママ「そうよー寒いでしょ?」
絵里「いえいえ、もう時間もおそいですから…あまりにも居心地がよくて長居してしまいそうですし…」
穂乃果「そんなー…」
絵里「じゃ、また明日ね」
穂乃果「う、うん…バイバイ絵里ちゃん♪また明日…」フリフリ
ほのママ「気を付けて帰ってね」
穂乃果「……」ズキズキ
ガラガラ
穂乃果「ただいまー」
ほのママ「おかえりなさい。絢瀬さんいつもありがとう」
絵里「いえいえ、とんでもないです…穂乃果、また明日♪」
穂乃果「えー、絵里ちゃん休んでいきなよ!」
ほのママ「そうよー寒いでしょ?」
絵里「いえいえ、もう時間もおそいですから…あまりにも居心地がよくて長居してしまいそうですし…」
穂乃果「そんなー…」
絵里「じゃ、また明日ね」
穂乃果「う、うん…バイバイ絵里ちゃん♪また明日…」フリフリ
ほのママ「気を付けて帰ってね」
穂乃果「……」ズキズキ
76: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:52:44.93 ID:Twbw6KKz0
雪穂「お姉ちゃんいつまで立ちつくしてるの?」
穂乃果「!…何分立った!?」
雪穂「30秒ぐらい…?」
穂乃果「なーんだ…」
雪穂「絵里さんのことが恋しいんだー」ニヤニヤ
穂乃果「な…//」
雪穂「?」
穂乃果「雪穂!///馬鹿ー!!」コチョコチョ
雪穂「あはははは!やめて!!…冗談だよおねーちゃん!!」
…
穂乃果「!…何分立った!?」
雪穂「30秒ぐらい…?」
穂乃果「なーんだ…」
雪穂「絵里さんのことが恋しいんだー」ニヤニヤ
穂乃果「な…//」
雪穂「?」
穂乃果「雪穂!///馬鹿ー!!」コチョコチョ
雪穂「あはははは!やめて!!…冗談だよおねーちゃん!!」
…
77: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:53:56.48 ID:Twbw6KKz0
…
絵里「ただいま」
ありさ「お姉ちゃんお帰り!あれ…ほっぺたピンクだよ!」
絵里「外は寒かったの」
ありさ「もう冬だね!」
絵里「ええ、もうあったかい服着てでかけないと…」
ありさ「あ!…はらっしょ…お姉ちゃんこっちきて…」
絵里「?」
ありさ「こっちこっち」
絵里「なぁに?……」
絵里「まぁ♪……ハラショー」
絵里「ただいま」
ありさ「お姉ちゃんお帰り!あれ…ほっぺたピンクだよ!」
絵里「外は寒かったの」
ありさ「もう冬だね!」
絵里「ええ、もうあったかい服着てでかけないと…」
ありさ「あ!…はらっしょ…お姉ちゃんこっちきて…」
絵里「?」
ありさ「こっちこっち」
絵里「なぁに?……」
絵里「まぁ♪……ハラショー」
78: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:55:02.35 ID:Twbw6KKz0
…
雪穂「お姉ちゃん、それどうしたの?」
穂乃果「これ?今日絵里ちゃんに貰ったんだ♪」
雪穂「へー…ってこれ結構高そうだけど…」モフモフ
雪穂「ってこれあのお店のやつじゃん!高いよ!?」
穂乃果「もー、触らないでー?穂乃果のなんだからー」
雪穂「はいはい…でもお姉ちゃん、お返ししなね」
穂乃果「うん…どうしよう…」
雪穂「まー…お姉ちゃんの事だし絵里さんはなんでも嬉しいと思うよ」
穂乃果「どういう意味!?」
穂乃果「あ…」
雪穂「何?」
穂乃果「見て」
雪穂「……うぅ…さむっ…よく窓開けるね…」
穂乃果「ほら…雪だよ…」
雪穂「ほんとだ」
雪穂「お姉ちゃん、それどうしたの?」
穂乃果「これ?今日絵里ちゃんに貰ったんだ♪」
雪穂「へー…ってこれ結構高そうだけど…」モフモフ
雪穂「ってこれあのお店のやつじゃん!高いよ!?」
穂乃果「もー、触らないでー?穂乃果のなんだからー」
雪穂「はいはい…でもお姉ちゃん、お返ししなね」
穂乃果「うん…どうしよう…」
雪穂「まー…お姉ちゃんの事だし絵里さんはなんでも嬉しいと思うよ」
穂乃果「どういう意味!?」
穂乃果「あ…」
雪穂「何?」
穂乃果「見て」
雪穂「……うぅ…さむっ…よく窓開けるね…」
穂乃果「ほら…雪だよ…」
雪穂「ほんとだ」
79: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:56:27.01 ID:Twbw6KKz0
穂乃果「(きっと、絵里ちゃんも雪を見てるかな?)」
雪穂「……?」
穂乃果「……//」
雪穂「見てるといいね」
穂乃果「え!?」
雪穂「ふふっ」
穂乃果「…///…もう雪穂!!!」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<4.5・初恋、初雪。>
雪穂「……?」
穂乃果「……//」
雪穂「見てるといいね」
穂乃果「え!?」
雪穂「ふふっ」
穂乃果「…///…もう雪穂!!!」
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<4.5・初恋、初雪。>
80: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:58:01.67 ID:Twbw6KKz0
<5・曇空、隠れる月と陽>
ことり「……」ナデナデ
にこ「っ……」
真姫「……」
ことり「ぁーんかわいい♪」ナデナデ
にこ「あ、あたりまえでしょ…」
真姫「ずいぶん懐かれたものね…」
にこ「ちょっとね」
にこ「この間、衣装の素材を買いに行った時にね」
真姫「あったわね」
ことり「」ナデナデ
にこ「」ペシッ
ことり「……」シュン
にこ「時間があったからコスプレショップに行ったのよ」
真姫「(随分手慣れてるわ…)」
にこ「そしたらことりが大ハマリで…」
真姫「良かったじゃない」
にこ「いや、私に着せるのよ…コスプレ」
真姫「へー」
にこ「それにはまってからいろいろ服やら小物を着けてはこんなことしてくるの」
真姫「へー…でもいんじゃない?ことりが海未と穂乃果以外に懐いてるところ、珍しいわ」
にこ「あんたは大変さを知らなすぎるのよ!!」
ことり「……」ナデナデ
にこ「っ……」
真姫「……」
ことり「ぁーんかわいい♪」ナデナデ
にこ「あ、あたりまえでしょ…」
真姫「ずいぶん懐かれたものね…」
にこ「ちょっとね」
にこ「この間、衣装の素材を買いに行った時にね」
真姫「あったわね」
ことり「」ナデナデ
にこ「」ペシッ
ことり「……」シュン
にこ「時間があったからコスプレショップに行ったのよ」
真姫「(随分手慣れてるわ…)」
にこ「そしたらことりが大ハマリで…」
真姫「良かったじゃない」
にこ「いや、私に着せるのよ…コスプレ」
真姫「へー」
にこ「それにはまってからいろいろ服やら小物を着けてはこんなことしてくるの」
真姫「へー…でもいんじゃない?ことりが海未と穂乃果以外に懐いてるところ、珍しいわ」
にこ「あんたは大変さを知らなすぎるのよ!!」
81: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/08(日) 23:59:10.29 ID:Twbw6KKz0
ガチャ
にこ「希」
希「どうしたん?大きな声だして…にこっち何その格好」
にこ「ちょっと…ことりがね…」
真姫「……」
ことり「……」
希「あー…なるほど…修羅場ってやつ?」
にこ「違うわよ!」
希「ところで、穂乃果ちゃん知らん?」
ことり「穂乃果ちゃんならまだきてないけど」
にこ「どうかしたの?」
希「ちょっと…そろそろ話さないといけないことがあって…」
にこ「へー」
希「……」
希「まぁ…いないなら行くわ…ほなあとでね」
にこ「ええ」
ガチャ…バタン
にこ「あんたらなんか知ってる?」
真姫「さぁ…」
ことり「『そろそろ』っていうのが何がひっかかるね…」
にこ「もしかして…ライブ!?」
真姫「そんな予定ないけど?」
にこ「もしかしたら絵里達が隠していたのかも…!」
真姫「そんなことある?」
にこ「希」
希「どうしたん?大きな声だして…にこっち何その格好」
にこ「ちょっと…ことりがね…」
真姫「……」
ことり「……」
希「あー…なるほど…修羅場ってやつ?」
にこ「違うわよ!」
希「ところで、穂乃果ちゃん知らん?」
ことり「穂乃果ちゃんならまだきてないけど」
にこ「どうかしたの?」
希「ちょっと…そろそろ話さないといけないことがあって…」
にこ「へー」
希「……」
希「まぁ…いないなら行くわ…ほなあとでね」
にこ「ええ」
ガチャ…バタン
にこ「あんたらなんか知ってる?」
真姫「さぁ…」
ことり「『そろそろ』っていうのが何がひっかかるね…」
にこ「もしかして…ライブ!?」
真姫「そんな予定ないけど?」
にこ「もしかしたら絵里達が隠していたのかも…!」
真姫「そんなことある?」
82: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:00:03.41 ID:ehf6wVXG0
ことり「季節的に今から練習するといえば冬ソング、クリスマスソングかな?」
にこ「何かと話題のスクールアイドル…冬イベントが開催されてもおかしくないわよね!?」
真姫「そうなってくると新しい曲も…」
にこ「作れるの!?」
ことり「で、でも衣装がちょっと間に合うか…」
にこ「あー…真姫ちゃんがテンション上げるからー」
真姫「にこちゃんが先に大声出したんでしょー!?」
にこ「なによー!」
ことり「」ナデナデ
にこ「ぬあああによー!!」
……
にこ「何かと話題のスクールアイドル…冬イベントが開催されてもおかしくないわよね!?」
真姫「そうなってくると新しい曲も…」
にこ「作れるの!?」
ことり「で、でも衣装がちょっと間に合うか…」
にこ「あー…真姫ちゃんがテンション上げるからー」
真姫「にこちゃんが先に大声出したんでしょー!?」
にこ「なによー!」
ことり「」ナデナデ
にこ「ぬあああによー!!」
……
83: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:01:06.41 ID:ehf6wVXG0
……
希「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「うわあああああ希ちゃん!?」
穂乃果「あ…あ…えと…」
希「生徒会室に何か用事?」
穂乃果「い、いやなんでも!」
希「ふーん?」
穂乃果「えへへ…」
希「そういえば穂乃果ちゃん…少し話があるんだけど…」
穂乃果「なに?」
希「ちょっと…ここじゃ…」
穂乃果「部室いく?」
希「にこっちと真姫ちゃんがいるから…」
穂乃果「うーん…穂乃果の家いく?」
希「大丈夫?」
穂乃果「大丈夫だよー♪」
……
希「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「うわあああああ希ちゃん!?」
穂乃果「あ…あ…えと…」
希「生徒会室に何か用事?」
穂乃果「い、いやなんでも!」
希「ふーん?」
穂乃果「えへへ…」
希「そういえば穂乃果ちゃん…少し話があるんだけど…」
穂乃果「なに?」
希「ちょっと…ここじゃ…」
穂乃果「部室いく?」
希「にこっちと真姫ちゃんがいるから…」
穂乃果「うーん…穂乃果の家いく?」
希「大丈夫?」
穂乃果「大丈夫だよー♪」
……
84: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:03:13.29 ID:ehf6wVXG0
……
穂乃果「ごめんね、和菓子ばっかりで」
希「美味しいよ♪」
穂乃果「たくさんあるからどんどん食べてね♪」
希「ありがとう」
穂乃果「…で、それで話って?」
希「あ…そう…大事な話し…」
穂乃果「うん…」
希「穂乃果ちゃん、最近何か隠し事してない?」
穂乃果「ええ!?」
希「…正直に答えてほしいんだけど…」
穂乃果「ええ…ほ、穂乃果には……秘密なんて…」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
絵里「なんていうか…穂乃果も隠し事があったらきっと希にバレているわよ?
絵里「例えば穂乃果は実は特別な能力を持っている…!とか…?」
穂乃果「え?」
絵里「穂乃果の好きな人は…実は私!とか…!!」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
穂乃果「え…え!?///」
希「……」
穂乃果「ごめんね、和菓子ばっかりで」
希「美味しいよ♪」
穂乃果「たくさんあるからどんどん食べてね♪」
希「ありがとう」
穂乃果「…で、それで話って?」
希「あ…そう…大事な話し…」
穂乃果「うん…」
希「穂乃果ちゃん、最近何か隠し事してない?」
穂乃果「ええ!?」
希「…正直に答えてほしいんだけど…」
穂乃果「ええ…ほ、穂乃果には……秘密なんて…」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
絵里「なんていうか…穂乃果も隠し事があったらきっと希にバレているわよ?
絵里「例えば穂乃果は実は特別な能力を持っている…!とか…?」
穂乃果「え?」
絵里「穂乃果の好きな人は…実は私!とか…!!」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
穂乃果「え…え!?///」
希「……」
85: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:04:40.57 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「の、希ちゃん気付いてたの!?」
希「とっくに気付いてたよ…」
穂乃果「うぅ…///」
希「物はどこにあるの?」
穂乃果「え!?物まで…///で、でも隠してても仕方ないよね…」
希「……」
穂乃果「ちょっとまってね」
穂乃果「はいっ」
希「?…これは…?」
穂乃果「毛糸と…編むやつ?」
希「?」
穂乃果「絵里ちゃんにプレゼントしたくて…買ったんだけど…希ちゃんに見られてるとは…」
希「ええ!?」
穂乃果「で、でも…なんで希ちゃん穂乃果が絵里ちゃんのこと好きってわかったの!?」
希「え、え!?…」
穂乃果「?」
希「ま、まぁ…スピリチュアルパワーで…」
穂乃果「うう///…そ、そっかそうだよね…見透かされてたんだ」
希「あの…ほのかちゃ…」
穂乃果「ねぇ…希ちゃん…相談があるんだ…」
希「?」
穂乃果「絵里ちゃんってどんなものが好きかな…」
希「とっくに気付いてたよ…」
穂乃果「うぅ…///」
希「物はどこにあるの?」
穂乃果「え!?物まで…///で、でも隠してても仕方ないよね…」
希「……」
穂乃果「ちょっとまってね」
穂乃果「はいっ」
希「?…これは…?」
穂乃果「毛糸と…編むやつ?」
希「?」
穂乃果「絵里ちゃんにプレゼントしたくて…買ったんだけど…希ちゃんに見られてるとは…」
希「ええ!?」
穂乃果「で、でも…なんで希ちゃん穂乃果が絵里ちゃんのこと好きってわかったの!?」
希「え、え!?…」
穂乃果「?」
希「ま、まぁ…スピリチュアルパワーで…」
穂乃果「うう///…そ、そっかそうだよね…見透かされてたんだ」
希「あの…ほのかちゃ…」
穂乃果「ねぇ…希ちゃん…相談があるんだ…」
希「?」
穂乃果「絵里ちゃんってどんなものが好きかな…」
86: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:06:27.67 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「絵里ちゃんに高くてお洒落なマフラー買ってもらったんだ…」
穂乃果「それでね…お返しがしたくても穂乃果全然お金持ってなくて…」
希「……」
穂乃果「マフラーをね…編もうとおもったんだけど…やっぱりできなくて…」
希「なるほど」
穂乃果「希ちゃんなら絵里ちゃんといつも一緒にいるし…何かわかるかなって…」
希「……」
穂乃果「でもよかったな…元々希ちゃんに相談しようと思ってたんだけど…希ちゃんが気付いててくれたなんて…」
希「……」
穂乃果「絵里ちゃんの好きな食べ物とかならわかるんだけど…形に残るようなものがいいなって」
希「そうやなぁ…」
穂乃果「何がいいかな…あまり高くないもので…予算は恥ずかしながら5000円…ぐらいで…えへへ…」
希「それだけあったら十分良いもの買えるよ?」
穂乃果「そ、そうかな…」
希「でも…」
穂乃果「?」
希「穂乃果ちゃんからのプレゼントなら、一番気持ちがこもってるもの。」
穂乃果「それでね…お返しがしたくても穂乃果全然お金持ってなくて…」
希「……」
穂乃果「マフラーをね…編もうとおもったんだけど…やっぱりできなくて…」
希「なるほど」
穂乃果「希ちゃんなら絵里ちゃんといつも一緒にいるし…何かわかるかなって…」
希「……」
穂乃果「でもよかったな…元々希ちゃんに相談しようと思ってたんだけど…希ちゃんが気付いててくれたなんて…」
希「……」
穂乃果「絵里ちゃんの好きな食べ物とかならわかるんだけど…形に残るようなものがいいなって」
希「そうやなぁ…」
穂乃果「何がいいかな…あまり高くないもので…予算は恥ずかしながら5000円…ぐらいで…えへへ…」
希「それだけあったら十分良いもの買えるよ?」
穂乃果「そ、そうかな…」
希「でも…」
穂乃果「?」
希「穂乃果ちゃんからのプレゼントなら、一番気持ちがこもってるもの。」
87: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:07:45.65 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「雪穂も同じこと言ってたんだよー…もうー」
希「だから、作ろう?」
穂乃果「あーもうどーしよー!!…って…作る?作るって?」
希「マフラー」
穂乃果「マフラー?だからマフラーは…」
希「ウチも手伝うから」
穂乃果「希ちゃんが!?…でも…」
希「?」
穂乃果「手伝わせるわけには…」
希「ウチは大丈夫やよ、ウチに負けないぐらい穂乃果ちゃんが精いっぱいマフラーを編めばええんよ」
穂乃果「でも…」
希「『希が手伝ってくれたの?ハラショー』」パチパチ
穂乃果「?」
希「『いや?ウチはほんの少し教えただけや…穂乃果ちゃんが絵里ちにプレゼントしたいって気持ちが強かったから♪』」フリッ
希「『ハラショーよ穂乃果♪ハラショーハラショー』ギュッ」
希「…」
穂乃果「……」ポカーン
希「みたいな…」
希「ハラショーハラショー!ナイスアイデア!」パチパチ
穂乃果「…うん…。わかった!希ちゃん!」
希「…」ニコッ
穂乃果「よろしくお願いします!穂乃果頑張るよ!!」
希「ウチに任せて♪」
穂乃果「…でもね希ちゃん」
希「?」
穂乃果「絵里ちゃんはハラショーばっかりいわないよーだ!」コチョコチョ
希「あはは!やめて穂乃果ちゃん!冗談!」
……
希「だから、作ろう?」
穂乃果「あーもうどーしよー!!…って…作る?作るって?」
希「マフラー」
穂乃果「マフラー?だからマフラーは…」
希「ウチも手伝うから」
穂乃果「希ちゃんが!?…でも…」
希「?」
穂乃果「手伝わせるわけには…」
希「ウチは大丈夫やよ、ウチに負けないぐらい穂乃果ちゃんが精いっぱいマフラーを編めばええんよ」
穂乃果「でも…」
希「『希が手伝ってくれたの?ハラショー』」パチパチ
穂乃果「?」
希「『いや?ウチはほんの少し教えただけや…穂乃果ちゃんが絵里ちにプレゼントしたいって気持ちが強かったから♪』」フリッ
希「『ハラショーよ穂乃果♪ハラショーハラショー』ギュッ」
希「…」
穂乃果「……」ポカーン
希「みたいな…」
希「ハラショーハラショー!ナイスアイデア!」パチパチ
穂乃果「…うん…。わかった!希ちゃん!」
希「…」ニコッ
穂乃果「よろしくお願いします!穂乃果頑張るよ!!」
希「ウチに任せて♪」
穂乃果「…でもね希ちゃん」
希「?」
穂乃果「絵里ちゃんはハラショーばっかりいわないよーだ!」コチョコチョ
希「あはは!やめて穂乃果ちゃん!冗談!」
……
88: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:09:41.14 ID:ehf6wVXG0
……
希「そうそう…このパターンを覚えればあとは繰り返すだけ」
穂乃果「なるほど…」モジモジ
希「……そう…そう」
穂乃果「……」モジモジ
希「?」
穂乃果「ちょ、ちょっとトイレいってきていいかな?」
希「うん」
穂乃果「じゃ、待ってて…あ、暇だよね…ついでにパソコンも持ってくるね」
希「……」アミアミ
希「……」
希「はっ…!」
希「(ウチは穂乃果ちゃんの恋愛相談に乗りにきたんじゃなかった…)」
希「(すっかり穂乃果ちゃんのペースに飲まれてた…)」
希「(……でも)」
希「(穂乃果ちゃんにとってノートはあまり重要なことじゃなさそうやね…)」
希「(すぐに取り返せそうやね…)」
希「(あ…穂乃果ちゃんの…日記帳?…)」
希「(……)」
希「(………)」ペラッ
希「(高坂雪穂…雪穂ちゃん…。それから…絵里ちの名前…)」
希「(……)」
希「(それから…次のページからはμ'sのメンバーばかり…)」
希「(……)」
希「(これって…あのノートを日記帳と入れ替えたってことやろか…)」
希「そうそう…このパターンを覚えればあとは繰り返すだけ」
穂乃果「なるほど…」モジモジ
希「……そう…そう」
穂乃果「……」モジモジ
希「?」
穂乃果「ちょ、ちょっとトイレいってきていいかな?」
希「うん」
穂乃果「じゃ、待ってて…あ、暇だよね…ついでにパソコンも持ってくるね」
希「……」アミアミ
希「……」
希「はっ…!」
希「(ウチは穂乃果ちゃんの恋愛相談に乗りにきたんじゃなかった…)」
希「(すっかり穂乃果ちゃんのペースに飲まれてた…)」
希「(……でも)」
希「(穂乃果ちゃんにとってノートはあまり重要なことじゃなさそうやね…)」
希「(すぐに取り返せそうやね…)」
希「(あ…穂乃果ちゃんの…日記帳?…)」
希「(……)」
希「(………)」ペラッ
希「(高坂雪穂…雪穂ちゃん…。それから…絵里ちの名前…)」
希「(……)」
希「(それから…次のページからはμ'sのメンバーばかり…)」
希「(……)」
希「(これって…あのノートを日記帳と入れ替えたってことやろか…)」
89: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:10:45.95 ID:ehf6wVXG0
希「(……)」
希「(『東條希 次に高坂穂乃果と合った時に友達として真剣に相談に乗る』)」
希「……!」
希「…こんなこと…書かなくても…」
希「(…穂乃果ちゃんは勘違いしすぎや…)」
希「(友達なら…当たり前のことやろ?)」
希「(…例えば…喧嘩することなんて…)」
希「(本気でぶつかってくれればウチらだって…)」
希「(…他にもたくさん…)」ペラペラ
希「(……)」
希「…あ…そうや…」
希「……この辺を…っと」
希「(………)」ビリビリ
希「……」
希「……」
ガチャ
希「うわあ!」
穂乃果「ただいま…パソコンは雪穂が使ってたみたいで…。?」
希「そ、そうなんや…!漫画読んでもええ?」
穂乃果「?…あ、うん!…よいっしょと」
希「……」ソワソワ
穂乃果「……?」
希「えへへ…」
穂乃果「……」
希「……」
穂乃果「……」アミアミ
……
希「(『東條希 次に高坂穂乃果と合った時に友達として真剣に相談に乗る』)」
希「……!」
希「…こんなこと…書かなくても…」
希「(…穂乃果ちゃんは勘違いしすぎや…)」
希「(友達なら…当たり前のことやろ?)」
希「(…例えば…喧嘩することなんて…)」
希「(本気でぶつかってくれればウチらだって…)」
希「(…他にもたくさん…)」ペラペラ
希「(……)」
希「…あ…そうや…」
希「……この辺を…っと」
希「(………)」ビリビリ
希「……」
希「……」
ガチャ
希「うわあ!」
穂乃果「ただいま…パソコンは雪穂が使ってたみたいで…。?」
希「そ、そうなんや…!漫画読んでもええ?」
穂乃果「?…あ、うん!…よいっしょと」
希「……」ソワソワ
穂乃果「……?」
希「えへへ…」
穂乃果「……」
希「……」
穂乃果「……」アミアミ
……
90: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:11:54.48 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「ねえ、希ちゃん」
希「!…ど、どうしたの?穂乃果ちゃん」
穂乃果「あのね…最近、みんな仲良くて」
希「…?」
穂乃果「みんな仲良くて、練習も上手くいってる…ライブも成功してる…」
希「……」
穂乃果「ライブ。たくさん頑張って成功して、終わって。」
穂乃果「そしたらまた放課後まで普通の学校生活で、友達でいて」
穂乃果「変わらない日常が穂乃果は本当に本当に幸せなんだ…でもねたまに思うんだ」
希「…?」
穂乃果「私達にとって、時間が足りないなって」
希「!…ど、どうしたの?穂乃果ちゃん」
穂乃果「あのね…最近、みんな仲良くて」
希「…?」
穂乃果「みんな仲良くて、練習も上手くいってる…ライブも成功してる…」
希「……」
穂乃果「ライブ。たくさん頑張って成功して、終わって。」
穂乃果「そしたらまた放課後まで普通の学校生活で、友達でいて」
穂乃果「変わらない日常が穂乃果は本当に本当に幸せなんだ…でもねたまに思うんだ」
希「…?」
穂乃果「私達にとって、時間が足りないなって」
91: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:13:06.84 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「私達の活動でいきつく先の答えはたくさんあってもいい…」
穂乃果「例えば凛ちゃんなら自分も認める可愛い女の子になれたこと…」
穂乃果「真姫ちゃんなら大好きな音楽を続けられたこと」
穂乃果「…でね、最終的に行きつくところは全員一緒であってほしいし、一緒だと思うんだ…」
希「うん…?」
穂乃果「でもね…穂乃果はみんな、同じように感じてほしいって思い始めたんだ」
穂乃果「学年も、性格も、立場もみんな違う人たちが集まった奇跡のグループだから」
希「…」
穂乃果「だからこそ…お互いをもっと深め合えばいろんな立場からいろんな思いが結べると思うんだ」
希「そう…やね…」
穂乃果「穂乃果はね…毎日祈ってるよ」
穂乃果「そう…おまじないでも…なんでも…願って…」
希「……。」
穂乃果「例えば凛ちゃんなら自分も認める可愛い女の子になれたこと…」
穂乃果「真姫ちゃんなら大好きな音楽を続けられたこと」
穂乃果「…でね、最終的に行きつくところは全員一緒であってほしいし、一緒だと思うんだ…」
希「うん…?」
穂乃果「でもね…穂乃果はみんな、同じように感じてほしいって思い始めたんだ」
穂乃果「学年も、性格も、立場もみんな違う人たちが集まった奇跡のグループだから」
希「…」
穂乃果「だからこそ…お互いをもっと深め合えばいろんな立場からいろんな思いが結べると思うんだ」
希「そう…やね…」
穂乃果「穂乃果はね…毎日祈ってるよ」
穂乃果「そう…おまじないでも…なんでも…願って…」
希「……。」
92: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:14:12.59 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「ねぇ、希ちゃん。協力してくれない?」
希「え?」
穂乃果「私達にとって大事なことで、簡単なこと」
希「協力って…」
穂乃果「すること自体は単純なことなんだ…。あ、いや…もっと簡単に言うと」」
穂乃果「私達はお互いを知って、分かり合う。そのためには…やっぱり時間が足りない。」
穂乃果「希ちゃんはどう思う?」
希「…ウチもそう思う……でも…」
穂乃果「例えばね…希ちゃん」
希「…?」
穂乃果「何か願いを叶えてくれるもの…魔法があったら…短い時間の中で無駄なこと、全部無くせる。そう思わない?」
希「……ねぇ、穂乃果ちゃん。」
希「穂乃果ちゃんが言ってる無駄なことって…?」
穂乃果「……」
希「……」
希「え?」
穂乃果「私達にとって大事なことで、簡単なこと」
希「協力って…」
穂乃果「すること自体は単純なことなんだ…。あ、いや…もっと簡単に言うと」」
穂乃果「私達はお互いを知って、分かり合う。そのためには…やっぱり時間が足りない。」
穂乃果「希ちゃんはどう思う?」
希「…ウチもそう思う……でも…」
穂乃果「例えばね…希ちゃん」
希「…?」
穂乃果「何か願いを叶えてくれるもの…魔法があったら…短い時間の中で無駄なこと、全部無くせる。そう思わない?」
希「……ねぇ、穂乃果ちゃん。」
希「穂乃果ちゃんが言ってる無駄なことって…?」
穂乃果「……」
希「……」
93: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:15:08.91 ID:ehf6wVXG0
希「穂乃果ちゃん…この際だからもうウチいうね」
穂乃果「……」
希「ノート…知らない?」
穂乃果「!…ノート?」
希「…わかってるんやろ?」
穂乃果「希…ちゃん?なんのこと?」
希「ウチにウソつくん?……持ってるやろ?」
穂乃果「……知ってたの」
希「……」
穂乃果「…希ちゃんの…物なの?」
希「ううん…違う」
穂乃果「そ、そうなんだ…じゃあ…」
希「いつまで続けるん?」
穂乃果「え…?」
希「ずっと気付いてたよ…穂乃果ちゃんのこと」
穂乃果「…希ちゃん?」
希「……」
穂乃果「……」
希「ノート…知らない?」
穂乃果「!…ノート?」
希「…わかってるんやろ?」
穂乃果「希…ちゃん?なんのこと?」
希「ウチにウソつくん?……持ってるやろ?」
穂乃果「……知ってたの」
希「……」
穂乃果「…希ちゃんの…物なの?」
希「ううん…違う」
穂乃果「そ、そうなんだ…じゃあ…」
希「いつまで続けるん?」
穂乃果「え…?」
希「ずっと気付いてたよ…穂乃果ちゃんのこと」
穂乃果「…希ちゃん?」
希「……」
94: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:16:18.97 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「……」
希「穂乃果ちゃん…先に謝っておくけど……」
穂乃果「…え?」
希「(ごめんね…穂乃果ちゃん)」
穂乃果「……」
希「今の穂乃果ちゃんには絵里ちは渡さへん…」
穂乃果「……」
穂乃果「……どういうこと…」
希「穂乃果ちゃん、人の気持ち考えたことある?」
穂乃果「!!…考えてるからこうやって…」
希「気付かないのは仕方ない事や…こんなノートがあったら…誰だって…」
穂乃果「……」
希「だから…穂乃果ちゃん…もうやめよ…?」
穂乃果「……」
希「ね…?ノートはもう…捨てて」
穂乃果「ごめん…ほ、本当に何言ってるかわからない…」
希「穂乃果ちゃん…先に謝っておくけど……」
穂乃果「…え?」
希「(ごめんね…穂乃果ちゃん)」
穂乃果「……」
希「今の穂乃果ちゃんには絵里ちは渡さへん…」
穂乃果「……」
穂乃果「……どういうこと…」
希「穂乃果ちゃん、人の気持ち考えたことある?」
穂乃果「!!…考えてるからこうやって…」
希「気付かないのは仕方ない事や…こんなノートがあったら…誰だって…」
穂乃果「……」
希「だから…穂乃果ちゃん…もうやめよ…?」
穂乃果「……」
希「ね…?ノートはもう…捨てて」
穂乃果「ごめん…ほ、本当に何言ってるかわからない…」
95: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:16:59.64 ID:ehf6wVXG0
希「穂乃果ちゃんがそこまで抱え込む必要ない…。」
穂乃果「ねえ…希ちゃん…」
希「ウチ……穂乃果ちゃんがここまでノートに依存してるとは思わなかった」
希「ウチがしっかりしてれば穂乃果ちゃんを早く助けることができた…」
穂乃果「え…!…な、泣かないで?希ちゃん…?」
希「ねぇ…穂乃果ちゃん。本当は…ノート…イタズラで使ってたんやろ…?そう言って…?」
穂乃果「ね、希ちゃん…イタズラなんかじゃないんだよ…」ポンポン
希「……ノート、捨てる気は…ないん?」グスン
穂乃果「穂乃果は…間違ってるって思わないし…希ちゃんが怒ってる意味が理解できないよ…」
希「……」
穂乃果「ごめんね…本当にわかってあげたいけど…」
穂乃果「これは幸せになれるノートなんだよ…」
穂乃果「ねえ…希ちゃん…」
希「ウチ……穂乃果ちゃんがここまでノートに依存してるとは思わなかった」
希「ウチがしっかりしてれば穂乃果ちゃんを早く助けることができた…」
穂乃果「え…!…な、泣かないで?希ちゃん…?」
希「ねぇ…穂乃果ちゃん。本当は…ノート…イタズラで使ってたんやろ…?そう言って…?」
穂乃果「ね、希ちゃん…イタズラなんかじゃないんだよ…」ポンポン
希「……ノート、捨てる気は…ないん?」グスン
穂乃果「穂乃果は…間違ってるって思わないし…希ちゃんが怒ってる意味が理解できないよ…」
希「……」
穂乃果「ごめんね…本当にわかってあげたいけど…」
穂乃果「これは幸せになれるノートなんだよ…」
96: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:17:33.05 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「みんな…幸せでしょ…?それじゃいけないのかな…」
希「……」
穂乃果「……」
希「μ'sに…無駄なことなんて…ないんよ。」
穂乃果「希ちゃ…」
希「ウチがわからせる…。」
穂乃果「…?」
希「穂乃果ちゃんが本当は正しいかもしれない…だからウチは他言しないし邪魔しない…」
穂乃果「……」
希「だからそのかわり、もうウチの名前は書かんといてくれる?」
穂乃果「……」
希「あと…あまり穂乃果ちゃんには会いたくない…」
希「……」
穂乃果「……」
希「μ'sに…無駄なことなんて…ないんよ。」
穂乃果「希ちゃ…」
希「ウチがわからせる…。」
穂乃果「…?」
希「穂乃果ちゃんが本当は正しいかもしれない…だからウチは他言しないし邪魔しない…」
穂乃果「……」
希「だからそのかわり、もうウチの名前は書かんといてくれる?」
穂乃果「……」
希「あと…あまり穂乃果ちゃんには会いたくない…」
97: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 00:17:55.53 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「え…」
希「…次話す時は穂乃果ちゃんを助ける時や」
穂乃果「……」
希「穂乃果ちゃんだって、わかってるはずやよ。かけがえの無い時間に無駄なことなんて。」
穂乃果「うん…?」
希「……」
希「穂乃果ちゃんのやってることは、μ'sのためになんかじゃないって」
ガチャ…バタン
穂乃果「……絶交って…ことかな…」
穂乃果「……」
穂乃果「……」
穂乃果「いきなりすぎて…何がなんだか…わからないや…」
<5・曇空、隠れる月と陽>
希「…次話す時は穂乃果ちゃんを助ける時や」
穂乃果「……」
希「穂乃果ちゃんだって、わかってるはずやよ。かけがえの無い時間に無駄なことなんて。」
穂乃果「うん…?」
希「……」
希「穂乃果ちゃんのやってることは、μ'sのためになんかじゃないって」
ガチャ…バタン
穂乃果「……絶交って…ことかな…」
穂乃果「……」
穂乃果「……」
穂乃果「いきなりすぎて…何がなんだか…わからないや…」
<5・曇空、隠れる月と陽>
105: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:48:40.67 ID:ehf6wVXG0
<6・依存>
海未「穂乃果、最近何か変わりましたか?」
穂乃果「海未ちゃん?…穂乃果は別に?」
海未「時間や予定をしっかり守るようになりましたね」
穂乃果「ふふん♪いいことでしょ?」
海未「はい…。でも、どうしたんですか?」
穂乃果「?…特に?」
海未「……」
穂乃果「変な海未ちゃん」
海未「……」
穂乃果「穂乃果、ジュース買ってくるね」
海未「集まり次第ミーティングをすぐするつもりですから遅くならないようにしてください」
穂乃果「はーい…お財布お財布っと…」ガサガサ
穂乃果「よしっ…と、いってきまーす」
ガチャ、バタン
海未「穂乃果、最近何か変わりましたか?」
穂乃果「海未ちゃん?…穂乃果は別に?」
海未「時間や予定をしっかり守るようになりましたね」
穂乃果「ふふん♪いいことでしょ?」
海未「はい…。でも、どうしたんですか?」
穂乃果「?…特に?」
海未「……」
穂乃果「変な海未ちゃん」
海未「……」
穂乃果「穂乃果、ジュース買ってくるね」
海未「集まり次第ミーティングをすぐするつもりですから遅くならないようにしてください」
穂乃果「はーい…お財布お財布っと…」ガサガサ
穂乃果「よしっ…と、いってきまーす」
ガチャ、バタン
106: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:49:54.78 ID:ehf6wVXG0
海未「……ん」
海未「……これは」
海未「……日記帳…でしょうか?」
海未「穂乃果が日記なんて、意外です」
海未「……」ソワソワ
……
海未「……これは」
海未「……日記帳…でしょうか?」
海未「穂乃果が日記なんて、意外です」
海未「……」ソワソワ
……
107: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:50:52.30 ID:ehf6wVXG0
……
絵里「あ、あら!穂乃果」
穂乃果「あ、絵里ちゃん・・・と……希ちゃん」
希「…穂乃果ちゃん」
絵里「ほ、穂乃果…どこへ行くの?」
穂乃果「…ちょっとね…ジュースを買いに…」
絵里「あ、私もついてくわよ?」
穂乃果「大丈夫!…ご、ごめんね…ありがとう…じゃ…」
絵里「え?…ええ…」
絵里「……」
……
絵里「あ、あら!穂乃果」
穂乃果「あ、絵里ちゃん・・・と……希ちゃん」
希「…穂乃果ちゃん」
絵里「ほ、穂乃果…どこへ行くの?」
穂乃果「…ちょっとね…ジュースを買いに…」
絵里「あ、私もついてくわよ?」
穂乃果「大丈夫!…ご、ごめんね…ありがとう…じゃ…」
絵里「え?…ええ…」
絵里「……」
……
108: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:52:15.40 ID:ehf6wVXG0
……
希「絵里ち。」
絵里「?…どうしたの?」
希「……」
絵里「珍しく真剣な顔して…どうしたの?」
希「…最近、穂乃果ちゃんのことで何かあった?」
絵里「…!」
希「……」
絵里「……」
希「……」
希「ねえ、絵里ち…話変わるけどちょっとええやろか?」
絵里「…?どうしたの?」
希「もしもだけど…」
絵里「ええ」
希「ウチが何かを守るために間違いをわざとしてるんだったら」
絵里「え?」
希「…許してくれるかな」
希「絵里ち。」
絵里「?…どうしたの?」
希「……」
絵里「珍しく真剣な顔して…どうしたの?」
希「…最近、穂乃果ちゃんのことで何かあった?」
絵里「…!」
希「……」
絵里「……」
希「……」
希「ねえ、絵里ち…話変わるけどちょっとええやろか?」
絵里「…?どうしたの?」
希「もしもだけど…」
絵里「ええ」
希「ウチが何かを守るために間違いをわざとしてるんだったら」
絵里「え?」
希「…許してくれるかな」
109: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:52:53.65 ID:ehf6wVXG0
絵里「何を言ってるの…?希」
希「……」
絵里「……希?。」
希「……」
絵里「……」
絵里「…希が間違っているとわかっていても、何かを守るために考えてしていることなら…信じるわ」
絵里「それが私にだとしたら…少しは怒るだろうけど、許すわ。私のためにしてくれたことだもの。」
希「……」
絵里「最善策なんでしょ?…人を観察するのが上手な希がした事だし…私にはできることじゃないわ。」
希「……絵里ち」
絵里「それに…『親友』…でしょ?どんな悪いことでも心から謝るのなら、許すわよ。」
絵里「それぐらいじゃなければ…親友なんていう世界一重い目に見えない責任。…背負えないわよ。」
希「……」
絵里「……」
絵里「ねぇ、話してみて?」
希「……」
絵里「……希?。」
希「……」
絵里「……」
絵里「…希が間違っているとわかっていても、何かを守るために考えてしていることなら…信じるわ」
絵里「それが私にだとしたら…少しは怒るだろうけど、許すわ。私のためにしてくれたことだもの。」
希「……」
絵里「最善策なんでしょ?…人を観察するのが上手な希がした事だし…私にはできることじゃないわ。」
希「……絵里ち」
絵里「それに…『親友』…でしょ?どんな悪いことでも心から謝るのなら、許すわよ。」
絵里「それぐらいじゃなければ…親友なんていう世界一重い目に見えない責任。…背負えないわよ。」
希「……」
絵里「……」
絵里「ねぇ、話してみて?」
110: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:53:34.44 ID:ehf6wVXG0
希「ありがと…絵里ち…」
絵里「……」
希「でも…まだ言えんことなんや」
絵里「…そう」
希「終わるまで絵里ちには言えないこと…だから…」
絵里「…まぁいいわ。でも、」
希「…」
絵里「そういうことって、内緒ですることでしょ?」
希「……」
絵里「そういうところ、希はまだまだ可愛いわ。」ナデナデ
希「…!」
絵里「だから信用してあげたくなるの。…けど、無理はしないで。」
……
絵里「……」
希「でも…まだ言えんことなんや」
絵里「…そう」
希「終わるまで絵里ちには言えないこと…だから…」
絵里「…まぁいいわ。でも、」
希「…」
絵里「そういうことって、内緒ですることでしょ?」
希「……」
絵里「そういうところ、希はまだまだ可愛いわ。」ナデナデ
希「…!」
絵里「だから信用してあげたくなるの。…けど、無理はしないで。」
……
111: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:54:10.54 ID:ehf6wVXG0
……
穂乃果「海未ちゃんたっだいまー!」ガチャ
海未「っ…!!ほ、ほのか!!」ガタッ
穂乃果「?…どうしたの?」
海未「な、な、なんでもないです…す、すこしぼーっとしていたので…驚きました!」
穂乃果「そうなんだ。珍しいね」
海未「す、すみません…!」
穂乃果「な、なんで謝るの?」
海未「あ…」
穂乃果「もしかして」
海未「……っ」
穂乃果「コレ…見ちゃった?」
海未「そ…それは…な、なんですか?」ピクッ
穂乃果「……」
海未「……」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「は、はい!?」ビクッ
穂乃果「海未ちゃんたっだいまー!」ガチャ
海未「っ…!!ほ、ほのか!!」ガタッ
穂乃果「?…どうしたの?」
海未「な、な、なんでもないです…す、すこしぼーっとしていたので…驚きました!」
穂乃果「そうなんだ。珍しいね」
海未「す、すみません…!」
穂乃果「な、なんで謝るの?」
海未「あ…」
穂乃果「もしかして」
海未「……っ」
穂乃果「コレ…見ちゃった?」
海未「そ…それは…な、なんですか?」ピクッ
穂乃果「……」
海未「……」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「は、はい!?」ビクッ
112: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:54:38.22 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「……」カキカキ
海未「…?」
穂乃果「……よし…と。」
海未「な、なんですか?」
穂乃果「穂乃果がジュース買いにいってる間に…何してたの?」
海未「何もしていません…」
穂乃果「どうして…嘘つくの?」
海未「……ついてなんか…いません…」
穂乃果「この日記帳…見たでしょ?」
海未「っ……」
穂乃果「ねぇ…本当のこと言ってよ」
海未「……」
穂乃果「怒るよ?」
海未「……っ」
海未「すいません…!興味が湧いてしまって…触ってしまいました…!」
海未「…?」
穂乃果「……よし…と。」
海未「な、なんですか?」
穂乃果「穂乃果がジュース買いにいってる間に…何してたの?」
海未「何もしていません…」
穂乃果「どうして…嘘つくの?」
海未「……ついてなんか…いません…」
穂乃果「この日記帳…見たでしょ?」
海未「っ……」
穂乃果「ねぇ…本当のこと言ってよ」
海未「……」
穂乃果「怒るよ?」
海未「……っ」
海未「すいません…!興味が湧いてしまって…触ってしまいました…!」
113: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:55:15.97 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「…やっぱり、そうなんだ」
海未「で、でも中身はまだ見ていません…たぶん…」
穂乃果「……そうだよね、見ちゃったら言えないよね」
海未「…ほ、穂乃果?」
穂乃果「でも、もう大丈夫…海未ちゃんが正直になる時間…40秒、経っちゃったから。」
海未「え…?」
海未「!……っ////」
穂乃果「不思議な感じでしょ?」ギュッ
海未「っ///…ほ、穂乃果っ」
穂乃果「この感覚…今までに何度も味わったことない?」
海未「…な…なんのことですか//」
穂乃果「海未ちゃんは真面目だもん…効いてない時もあるかも」
海未「な、何を言ってるんですか?」
穂乃果「良かった…日記帳に改造しておいて…」
穂乃果「ねぇ…海未ちゃん…中…読んだんでしょ?」
海未「よ…よんでなんか…//」
穂乃果「正直に話してくれないの…?穂乃果、いつもの海未ちゃん…好きだよ?」
海未「っっ////」
穂乃果「ね?…それとも…穂乃果のこと…嫌い?」
海未「……////」
穂乃果「そんなわけないよねっ…ね、正直に言って?」ギュッ
海未「…っ///」
海未「で、でも中身はまだ見ていません…たぶん…」
穂乃果「……そうだよね、見ちゃったら言えないよね」
海未「…ほ、穂乃果?」
穂乃果「でも、もう大丈夫…海未ちゃんが正直になる時間…40秒、経っちゃったから。」
海未「え…?」
海未「!……っ////」
穂乃果「不思議な感じでしょ?」ギュッ
海未「っ///…ほ、穂乃果っ」
穂乃果「この感覚…今までに何度も味わったことない?」
海未「…な…なんのことですか//」
穂乃果「海未ちゃんは真面目だもん…効いてない時もあるかも」
海未「な、何を言ってるんですか?」
穂乃果「良かった…日記帳に改造しておいて…」
穂乃果「ねぇ…海未ちゃん…中…読んだんでしょ?」
海未「よ…よんでなんか…//」
穂乃果「正直に話してくれないの…?穂乃果、いつもの海未ちゃん…好きだよ?」
海未「っっ////」
穂乃果「ね?…それとも…穂乃果のこと…嫌い?」
海未「……////」
穂乃果「そんなわけないよねっ…ね、正直に言って?」ギュッ
海未「…っ///」
114: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:56:19.23 ID:ehf6wVXG0
海未「よ、読みました…///」
穂乃果「……どこまで?」
海未「…最初の数ページ…です//」
穂乃果「何が書いてあった?」
海未「メンバーの名前…//」
穂乃果「それ以外は?」
海未「何も…//」
穂乃果「そっか…良かった!その先は本当に見てない?」
海未「はいっ…//」
穂乃果「わかった!もう見ちゃだめだよ?海未ちゃん」ナデナデ
海未「うぅっ//…」
穂乃果「あと…この事は誰にも言っちゃダメ」
海未「わ、わかりました//」
穂乃果「約束だよ」
海未「は、はい…///」
穂乃果「海未ちゃん大好きっ」ギューッ
海未「////」メロメロ
……
穂乃果「……どこまで?」
海未「…最初の数ページ…です//」
穂乃果「何が書いてあった?」
海未「メンバーの名前…//」
穂乃果「それ以外は?」
海未「何も…//」
穂乃果「そっか…良かった!その先は本当に見てない?」
海未「はいっ…//」
穂乃果「わかった!もう見ちゃだめだよ?海未ちゃん」ナデナデ
海未「うぅっ//…」
穂乃果「あと…この事は誰にも言っちゃダメ」
海未「わ、わかりました//」
穂乃果「約束だよ」
海未「は、はい…///」
穂乃果「海未ちゃん大好きっ」ギューッ
海未「////」メロメロ
……
115: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:57:16.99 ID:ehf6wVXG0
……
希「絵里ち…穂乃果ちゃん…。それからメンバー」
希「ウチがノートを処分しなかったから…今もたくさんの人に迷惑をかけてる…」
希「穂乃果ちゃんには、早く手放して貰わないといけない…」
希「そのために今は少し…」
希「…穂乃果ちゃん…絵里ち。待ってて。」
希「……決着は…」
希「……クリスマス」
……
穂乃果「これからは海未ちゃんが日記帳のこと、誰にも喋らないように組まないとね」
穂乃果「……」
穂乃果「希ちゃんは…知ってるけどきっと喋らないだろうから…」
穂乃果「……」
穂乃果「希ちゃん…どうしてるかな…」
穂乃果「…絵里ちゃんとも…最近喋ってないな…」
穂乃果「……」
気付けば見ているのはノートと、私自身の…
<6・依存>
希「絵里ち…穂乃果ちゃん…。それからメンバー」
希「ウチがノートを処分しなかったから…今もたくさんの人に迷惑をかけてる…」
希「穂乃果ちゃんには、早く手放して貰わないといけない…」
希「そのために今は少し…」
希「…穂乃果ちゃん…絵里ち。待ってて。」
希「……決着は…」
希「……クリスマス」
……
穂乃果「これからは海未ちゃんが日記帳のこと、誰にも喋らないように組まないとね」
穂乃果「……」
穂乃果「希ちゃんは…知ってるけどきっと喋らないだろうから…」
穂乃果「……」
穂乃果「希ちゃん…どうしてるかな…」
穂乃果「…絵里ちゃんとも…最近喋ってないな…」
穂乃果「……」
気付けば見ているのはノートと、私自身の…
<6・依存>
116: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:58:06.41 ID:ehf6wVXG0
<6.5・ワン・クッション>
にこ「……」ペラッ
真姫「……」
凛「……にゃー…」
にこ「……」ペラッ
真姫「にこちゃん、何読んでるの」
にこ「……えー?」
凛「……にゃー」
にこ「次のクリスマスソングの案を…」
真姫「どうみても冬季バイト募集の紙なんだけど…」
凛「……」グテー
にこ「見て」
真姫「…何?」
にこ「サンタクロースのコスプレ、着れるみたい」
真姫「嫌よ?」
にこ「……」ペラッ
真姫「……」
凛「……にゃー…」
にこ「……」ペラッ
真姫「にこちゃん、何読んでるの」
にこ「……えー?」
凛「……にゃー」
にこ「次のクリスマスソングの案を…」
真姫「どうみても冬季バイト募集の紙なんだけど…」
凛「……」グテー
にこ「見て」
真姫「…何?」
にこ「サンタクロースのコスプレ、着れるみたい」
真姫「嫌よ?」
117: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:58:43.32 ID:ehf6wVXG0
にこ「ええ!?次のクリスマスソングにぴったりじゃない?」
真姫「全然合わないし…にこちゃんがただバイトしたいだけでしょ…また高いグッズ、買ってたの見たわよ」
にこ「な、何みてんのよ!…」
真姫「にこちゃんが部室のパソコンで注文するから、つい見ちゃうでしょ?」
にこ「…ぐぬぬ…」
凛「……にゃー」グータラ
真姫「……」グッタリ
にこ「もう…二人してダラダラして…」
にこ「どうせ、あんたら二人、クリスマスの予定…入ってないんでしょ?付き合いなさいよ」
真姫「」ピクッ
凛「」ピクッ
にこ「一緒にサンタのバイト…」
真姫「あ、あるわよ!!予定ぐらい!!」
凛「た、たまたま今年はかよちんが今年のクリスマスは家族と旅行に行くから!」
にこ「真姫も凛も無いじゃない」
真姫「私はあるってば!!!」
真姫「全然合わないし…にこちゃんがただバイトしたいだけでしょ…また高いグッズ、買ってたの見たわよ」
にこ「な、何みてんのよ!…」
真姫「にこちゃんが部室のパソコンで注文するから、つい見ちゃうでしょ?」
にこ「…ぐぬぬ…」
凛「……にゃー」グータラ
真姫「……」グッタリ
にこ「もう…二人してダラダラして…」
にこ「どうせ、あんたら二人、クリスマスの予定…入ってないんでしょ?付き合いなさいよ」
真姫「」ピクッ
凛「」ピクッ
にこ「一緒にサンタのバイト…」
真姫「あ、あるわよ!!予定ぐらい!!」
凛「た、たまたま今年はかよちんが今年のクリスマスは家族と旅行に行くから!」
にこ「真姫も凛も無いじゃない」
真姫「私はあるってば!!!」
118: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 18:59:21.26 ID:ehf6wVXG0
にこ「そっか…真姫はママと一緒に過ごすもんね」
真姫「そう、家族と過ごすと決めてるもの!」
にこ「でも…いいの?」
真姫「?」
にこ「友達と過ごすクリスマスを経験しないで…」プププ
真姫「っ!!私だって友達と過ごしたクリスマスぐらい…」
にこ「んー?」ニヤー
真姫「ぐらい……」
にこ「…よしよし」ナデナデ
真姫「く…///ば、馬鹿にしないで!」
にこ「ふふーん」
真姫「わ、わかったわよ!クリスマス、開けておけばいいんでしょ?」
凛「真姫ちゃんいくの!?」
真姫「にこちゃんがそこまで私と過ごしたいって言うから…それに」
にこ「?」
真姫「…と、友達と遊ぶ予定を言うと…ママも嬉しそうにするから…たまには…ね//」
凛「……(真姫ちゃん可愛い)」
にこ「……(可愛い)」
真姫「そう、家族と過ごすと決めてるもの!」
にこ「でも…いいの?」
真姫「?」
にこ「友達と過ごすクリスマスを経験しないで…」プププ
真姫「っ!!私だって友達と過ごしたクリスマスぐらい…」
にこ「んー?」ニヤー
真姫「ぐらい……」
にこ「…よしよし」ナデナデ
真姫「く…///ば、馬鹿にしないで!」
にこ「ふふーん」
真姫「わ、わかったわよ!クリスマス、開けておけばいいんでしょ?」
凛「真姫ちゃんいくの!?」
真姫「にこちゃんがそこまで私と過ごしたいって言うから…それに」
にこ「?」
真姫「…と、友達と遊ぶ予定を言うと…ママも嬉しそうにするから…たまには…ね//」
凛「……(真姫ちゃん可愛い)」
にこ「……(可愛い)」
119: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:00:12.95 ID:ehf6wVXG0
にこ「で、凛はどうするのよ」
凛「真姫ちゃんが来るなら行ってもいいにゃー」
にこ「決まりね」
真姫「……」ダラー
凛「」ダラー
にこ「あんたら最近どうしたのよ」
真姫「疲れてるのよ」
にこ「まだ若いじゃない」
にこ「ところで、あんたらって彼氏いたことあるの?」
真姫「!?」ビクッ
凛「!?」ビクッ
にこ「凛?」
凛「か、か、かーれーしー?…//」プシュー
にこ「?」
凛「……//」プッシュー
にこ「ないのね」
凛「真姫ちゃんが来るなら行ってもいいにゃー」
にこ「決まりね」
真姫「……」ダラー
凛「」ダラー
にこ「あんたら最近どうしたのよ」
真姫「疲れてるのよ」
にこ「まだ若いじゃない」
にこ「ところで、あんたらって彼氏いたことあるの?」
真姫「!?」ビクッ
凛「!?」ビクッ
にこ「凛?」
凛「か、か、かーれーしー?…//」プシュー
にこ「?」
凛「……//」プッシュー
にこ「ないのね」
120: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:02:14.58 ID:ehf6wVXG0
にこ「あんたはなんでそんな驚いてんのよ」
真姫「い、いや!にこちゃんがそういうの聞くとは思わなかったから…」
にこ「なんでよ!」
真姫「アイドルは恋愛禁止だって前にこちゃん怒ってたじゃない…だから禁句だと」
にこ「そ、そういうことね…で、いたの?」
真姫「作ったことなんてないわ」
にこ「できないんでしょ」ププ
真姫「できるわよ!!」ガタッ
凛「にこちゃんこそ、できないのに偉そうだにゃ」
にこ「馬鹿いいなさい!できないんじゃなくて、しないの!」
凛「真姫ちゃんと言ってること同じにゃ」
真姫「一緒にしないで!」
にこ「わかった!わかったわ!」
真姫「何がわかったのよ!」
にこ「このアルバイト、せっかくクリスマスなんだから」
真姫「?」
にこ「誰かに告白されたり、口説かれたら勝ち。それでいいでしょ?」
凛「なにそれ…」
真姫「意味わかんない!大体無理でしょ」
にこ「『可愛い』というオーラがある人が勝つの。それとも真姫には無理なのー?」
真姫「う、受けて立つわよ!!」
真姫「い、いや!にこちゃんがそういうの聞くとは思わなかったから…」
にこ「なんでよ!」
真姫「アイドルは恋愛禁止だって前にこちゃん怒ってたじゃない…だから禁句だと」
にこ「そ、そういうことね…で、いたの?」
真姫「作ったことなんてないわ」
にこ「できないんでしょ」ププ
真姫「できるわよ!!」ガタッ
凛「にこちゃんこそ、できないのに偉そうだにゃ」
にこ「馬鹿いいなさい!できないんじゃなくて、しないの!」
凛「真姫ちゃんと言ってること同じにゃ」
真姫「一緒にしないで!」
にこ「わかった!わかったわ!」
真姫「何がわかったのよ!」
にこ「このアルバイト、せっかくクリスマスなんだから」
真姫「?」
にこ「誰かに告白されたり、口説かれたら勝ち。それでいいでしょ?」
凛「なにそれ…」
真姫「意味わかんない!大体無理でしょ」
にこ「『可愛い』というオーラがある人が勝つの。それとも真姫には無理なのー?」
真姫「う、受けて立つわよ!!」
121: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:02:48.56 ID:ehf6wVXG0
ガチャ
理事長「矢澤さん、いるかしら」
にこ「は、はい!」
理事長「急に決まった大事な話なんですが…」
真姫「外しますか?」
理事長「いいえ、アイドル研究部に関係することだから二人も聞いてくれる?」
真姫「わかりました」
凛「……」
……
理事長「矢澤さん、いるかしら」
にこ「は、はい!」
理事長「急に決まった大事な話なんですが…」
真姫「外しますか?」
理事長「いいえ、アイドル研究部に関係することだから二人も聞いてくれる?」
真姫「わかりました」
凛「……」
……
122: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:03:15.59 ID:ehf6wVXG0
……
にこ「ど、どういうことー!!!!」
真姫「……」
にこ「地域のクリスマスイベントの手伝いの依頼なんて…」
凛「……」
にこ「しかも…飾り付けとか雑用ばっかり…もはやアイドル全然関係ないじゃない…」
真姫「……いいじゃないにこちゃんの大好きなダンスもできるし」
にこ「全身ぬいぐるみ着てパフォーマンスとかもはやアイドルじゃないわよ!」
凛「……」
にこ「あんたらもなんか文句無いの!?」
真姫「うだうだいっても仕方ないでしょ、そもそも音ノ木坂が毎年手伝っている行事…今年はたまたまアイドル研究部が抽選で選ばれただけ」
真姫「アイドルとか関係無しに、選ばれたのよ」
にこ「……ぐぬぬ」
真姫「スクールアイドル以前に、音ノ木坂の生徒なのよ私達は」
にこ「そ、そうだけど…。絵里みたいなこと言わないで」
凛「あれ!?たくさんお菓子を貰えるみたいだよ!」
にこ「凛…あ、あんたは幸せそうでいいわ…」
にこ「ど、どういうことー!!!!」
真姫「……」
にこ「地域のクリスマスイベントの手伝いの依頼なんて…」
凛「……」
にこ「しかも…飾り付けとか雑用ばっかり…もはやアイドル全然関係ないじゃない…」
真姫「……いいじゃないにこちゃんの大好きなダンスもできるし」
にこ「全身ぬいぐるみ着てパフォーマンスとかもはやアイドルじゃないわよ!」
凛「……」
にこ「あんたらもなんか文句無いの!?」
真姫「うだうだいっても仕方ないでしょ、そもそも音ノ木坂が毎年手伝っている行事…今年はたまたまアイドル研究部が抽選で選ばれただけ」
真姫「アイドルとか関係無しに、選ばれたのよ」
にこ「……ぐぬぬ」
真姫「スクールアイドル以前に、音ノ木坂の生徒なのよ私達は」
にこ「そ、そうだけど…。絵里みたいなこと言わないで」
凛「あれ!?たくさんお菓子を貰えるみたいだよ!」
にこ「凛…あ、あんたは幸せそうでいいわ…」
123: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:03:48.40 ID:ehf6wVXG0
真姫「いつからなの?」
にこ「ええと…予定表は…っと」ガサガサ
にこ「あ…」
凛「?」
にこ「明日から…」
真姫「そ、」クルクル
にこ「な、なんで嬉しそうなのよ」
真姫「嬉しくなんてないわよ、面倒くさいわ」
にこ「……」
凛「装飾用の飾りの準備、だって」
にこ「こういうのはことりが得意なのに」
真姫「2年生は年末、生徒会忙しいんじゃない?」
にこ「…絵里と希も補助とかするだろうから…」
真姫「結局ほぼ私達3人じゃない」
にこ「」グッタリ
にこ「」グッタリ
真姫「にこちゃん、手伝い楽しみにしてたんじゃないの?」
凛「いきなりテンションさがってるにゃー」
にこ「アルバイトとボランティアじゃ結構な差があるでしょうが…」
真姫「……」
にこ「…断らない?」
真姫「無理でしょ…」
にこ「ええと…予定表は…っと」ガサガサ
にこ「あ…」
凛「?」
にこ「明日から…」
真姫「そ、」クルクル
にこ「な、なんで嬉しそうなのよ」
真姫「嬉しくなんてないわよ、面倒くさいわ」
にこ「……」
凛「装飾用の飾りの準備、だって」
にこ「こういうのはことりが得意なのに」
真姫「2年生は年末、生徒会忙しいんじゃない?」
にこ「…絵里と希も補助とかするだろうから…」
真姫「結局ほぼ私達3人じゃない」
にこ「」グッタリ
にこ「」グッタリ
真姫「にこちゃん、手伝い楽しみにしてたんじゃないの?」
凛「いきなりテンションさがってるにゃー」
にこ「アルバイトとボランティアじゃ結構な差があるでしょうが…」
真姫「……」
にこ「…断らない?」
真姫「無理でしょ…」
124: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:05:45.85 ID:ehf6wVXG0
にこ「あー…」バタバタ
真姫「……良い子にしてないとサンタさん、こないわよ?」
凛「……」ポカーン
にこ「……」ポカーン
にこ「……ぷぷっ…」プルプル
真姫「笑い事じゃ無いわよー?」
にこ「そ…そうねっ!…っ…ぷ…くくく」プルプル
真姫「……」
凛「……にこちゃん」ペチペチ
にこ「わかってる…わかってるけどっ…」
真姫「もう…にこちゃん?」
真姫「(本当ににこちゃんにサンタさん来なかったらどうするのかしら)」
にこ「?」
真姫「(そんなの可愛そう)」
にこ「…何ぽかーんと見てんの?」
真姫「ねえ、にこちゃん」
にこ「何?」
真姫「アルバイトしてたら何を買うところだったの?」
<6.5・ワン・クッション>
真姫「……良い子にしてないとサンタさん、こないわよ?」
凛「……」ポカーン
にこ「……」ポカーン
にこ「……ぷぷっ…」プルプル
真姫「笑い事じゃ無いわよー?」
にこ「そ…そうねっ!…っ…ぷ…くくく」プルプル
真姫「……」
凛「……にこちゃん」ペチペチ
にこ「わかってる…わかってるけどっ…」
真姫「もう…にこちゃん?」
真姫「(本当ににこちゃんにサンタさん来なかったらどうするのかしら)」
にこ「?」
真姫「(そんなの可愛そう)」
にこ「…何ぽかーんと見てんの?」
真姫「ねえ、にこちゃん」
にこ「何?」
真姫「アルバイトしてたら何を買うところだったの?」
<6.5・ワン・クッション>
125: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:07:32.72 ID:ehf6wVXG0
<7・突破口は>
ことり「うーん…」
花陽「うーん…」
店員「……」ニコニコ
ことり「こっちが似合うかな」
花陽「こっちだと思うよ」
ことり「……うーん」
花陽「うーん…」
店員「お決まりになりましたらカウンターか近くの店員にお申し付けください」
ことり「はい」
花陽「わかりました」
ことり「……」
花陽「……」
ことり「あの!これ!」
店員「はい」
ことり「うーん……」
店員「……」
ことり「うーん…」
花陽「うーん…」
店員「……」ニコニコ
ことり「こっちが似合うかな」
花陽「こっちだと思うよ」
ことり「……うーん」
花陽「うーん…」
店員「お決まりになりましたらカウンターか近くの店員にお申し付けください」
ことり「はい」
花陽「わかりました」
ことり「……」
花陽「……」
ことり「あの!これ!」
店員「はい」
ことり「うーん……」
店員「……」
126: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:08:28.52 ID:ehf6wVXG0
ことり「……」
花陽「……」
希「す、すみません、気にしないでください」
店員「は、はい…」
ことり「……」
花陽「……」
ことり「わっ!」
花陽「わっ!」
希「……」
ことり「希ちゃんいたの?」
花陽「び、びっくりしちゃった…」
ことり「どうしてここに?」
希「たまたま通りかかったら、店員を困らせてる子がおったから…」
花陽「ご、ごめんなさい…」
ことり「うぅ…ごめんなさい…」
花陽「……」
希「す、すみません、気にしないでください」
店員「は、はい…」
ことり「……」
花陽「……」
ことり「わっ!」
花陽「わっ!」
希「……」
ことり「希ちゃんいたの?」
花陽「び、びっくりしちゃった…」
ことり「どうしてここに?」
希「たまたま通りかかったら、店員を困らせてる子がおったから…」
花陽「ご、ごめんなさい…」
ことり「うぅ…ごめんなさい…」
128: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:10:13.68 ID:ehf6wVXG0
希「二人して、何を選んでたん?」
ことり「プレゼント選んでたの」
花陽「うん」
希「プレゼント?…ああ、クリスマスの?」
ことり「うん。海未ちゃんと穂乃果ちゃんに」
花陽「私は凛ちゃんに…今年は家族との旅行で凛ちゃんとクリスマスできないんだ」
希「そっか、二人とも良い子やね。真姫ちゃんが言ってたよ」
ことり「?」
希「良い子にしてればウチらにもサンタさんがくるって」
花陽「……」ポワー
ことり「……」ポワー
希「……」ポワー
希「おっと…危ない危ない…真姫ちゃんに飲まれるとこやった」
ことり「ふふっ」
花陽「希ちゃんも、楽しみにしててね」
希「え?ウチにもくれるん?」
ことり「イイコニシテタラクルワヨー」
ことり「プレゼント選んでたの」
花陽「うん」
希「プレゼント?…ああ、クリスマスの?」
ことり「うん。海未ちゃんと穂乃果ちゃんに」
花陽「私は凛ちゃんに…今年は家族との旅行で凛ちゃんとクリスマスできないんだ」
希「そっか、二人とも良い子やね。真姫ちゃんが言ってたよ」
ことり「?」
希「良い子にしてればウチらにもサンタさんがくるって」
花陽「……」ポワー
ことり「……」ポワー
希「……」ポワー
希「おっと…危ない危ない…真姫ちゃんに飲まれるとこやった」
ことり「ふふっ」
花陽「希ちゃんも、楽しみにしててね」
希「え?ウチにもくれるん?」
ことり「イイコニシテタラクルワヨー」
129: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:10:41.60 ID:ehf6wVXG0
ことり「そういえば希ちゃん、たまたま通りかかったってどこか行く予定だったの?」
希「うん、そろそろいかなきゃ遅れちゃう」
花陽「気を付けてね」
希「花陽ちゃんありがとう♪ほないくね♪」
……
希「うん、そろそろいかなきゃ遅れちゃう」
花陽「気を付けてね」
希「花陽ちゃんありがとう♪ほないくね♪」
……
130: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:11:18.34 ID:ehf6wVXG0
……
真姫「……」ワシャワシャ
にこ「……」
真姫「巻き付けないで!」
にこ「真姫付けないでって?」
真姫「もう!!」ワシャワシャ
にこ「抜け出してみなさーい」
凛「もう真姫ちゃん遊ばないでよー」
真姫「な、なんで私なのよー!!」ワシャワシャ
大人「あのー、時間ないので急いでもらってもいいですか?」
真姫「す、すみません!!」ワシャワシャ
にこ「……ぷぷっ」
真姫「もう!」
にこ「ごめんってばマッキー」
凛「真姫ちゃん楽しそうだにゃー」
真姫「凛まで…」
真姫「……」ワシャワシャ
にこ「……」
真姫「巻き付けないで!」
にこ「真姫付けないでって?」
真姫「もう!!」ワシャワシャ
にこ「抜け出してみなさーい」
凛「もう真姫ちゃん遊ばないでよー」
真姫「な、なんで私なのよー!!」ワシャワシャ
大人「あのー、時間ないので急いでもらってもいいですか?」
真姫「す、すみません!!」ワシャワシャ
にこ「……ぷぷっ」
真姫「もう!」
にこ「ごめんってばマッキー」
凛「真姫ちゃん楽しそうだにゃー」
真姫「凛まで…」
131: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:11:56.35 ID:ehf6wVXG0
希「にこっち、真姫ちゃん凛ちゃん。」
凛「希ちゃん」
真姫「希?どうしてここに?」ワシャワシャ
希「真姫ちゃんこそ、クリスマスツリーのコスプレ?」
にこ「……くく」プルプル
真姫「……」イライラ
にこ「ご、ごめんってばー」
凛「……」ナデナデ
真姫「……っ」
希「ちょっと3人に用事があって」
にこ「用事?」
希「3人はクリスマス当日もここのお手伝いするんやろ?」
真姫「当日は本当は無い話になったんだけど、どうせ3人暇だから…」
希「そっか」
にこ「それで、何?」
希「ちょっとお願いがあるんやけど…3人にしかできんことや…」
凛「凛達にしかできないこと?」
希「あまり難しいことじゃないんだけど…今時間大丈夫かな?」
真姫「すぐ終わらせるわ、待ってて?」
希「ウチも手伝うよ」
……
凛「希ちゃん」
真姫「希?どうしてここに?」ワシャワシャ
希「真姫ちゃんこそ、クリスマスツリーのコスプレ?」
にこ「……くく」プルプル
真姫「……」イライラ
にこ「ご、ごめんってばー」
凛「……」ナデナデ
真姫「……っ」
希「ちょっと3人に用事があって」
にこ「用事?」
希「3人はクリスマス当日もここのお手伝いするんやろ?」
真姫「当日は本当は無い話になったんだけど、どうせ3人暇だから…」
希「そっか」
にこ「それで、何?」
希「ちょっとお願いがあるんやけど…3人にしかできんことや…」
凛「凛達にしかできないこと?」
希「あまり難しいことじゃないんだけど…今時間大丈夫かな?」
真姫「すぐ終わらせるわ、待ってて?」
希「ウチも手伝うよ」
……
132: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:13:10.12 ID:ehf6wVXG0
……
海未「絵里」
絵里「!…う、海未!?…いたの?」
海未「いたのもなにも…ここは弓道部の練習場前ですよ?」
絵里「そ、そうね…」
海未「……」ジーッ
絵里「な、何?」
海未「絵里のことですから、何か用事でも?」
絵里「う、海未ってエスパー?」
海未「その様子を見てれば誰でもわかります…」
絵里「……」
海未「どうしたんですか?…場所移しましょうか?」
絵里「え、ええ…中庭に行きましょう」
海未「はい」
…
海未「絵里」
絵里「!…う、海未!?…いたの?」
海未「いたのもなにも…ここは弓道部の練習場前ですよ?」
絵里「そ、そうね…」
海未「……」ジーッ
絵里「な、何?」
海未「絵里のことですから、何か用事でも?」
絵里「う、海未ってエスパー?」
海未「その様子を見てれば誰でもわかります…」
絵里「……」
海未「どうしたんですか?…場所移しましょうか?」
絵里「え、ええ…中庭に行きましょう」
海未「はい」
…
133: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:14:00.73 ID:ehf6wVXG0
…
海未「はぁ…」
絵里「……」
海未「私がこんな相談乗るなんて…思いもしませんでした」
絵里「うぅ…そんな海未…」
海未「まさか、穂乃果のことを恋愛的に好きという人が現れるとは」
絵里「海未!///」
海未「しかもそれが絵里のような…」
絵里「ど、どういう意味なのよ?」
海未「…でも大体気付いてはいましたよ」
絵里「え?」
海未「まさかそれが絵里と穂乃果だったとは思いませんでしたが」
絵里「穂乃果は…わからないけど…」
海未「部内の雰囲気に出ているんです…何か変わったような」
絵里「そ、そんな迷惑をかけていたなんて…」
海未「いえ、何か変わっただけで迷惑だとは思っていませんでした…ですが絵里の話を聞いたら迷惑な気も…」
絵里「海未の意地悪…」
海未「はぁ…」
絵里「……」
海未「私がこんな相談乗るなんて…思いもしませんでした」
絵里「うぅ…そんな海未…」
海未「まさか、穂乃果のことを恋愛的に好きという人が現れるとは」
絵里「海未!///」
海未「しかもそれが絵里のような…」
絵里「ど、どういう意味なのよ?」
海未「…でも大体気付いてはいましたよ」
絵里「え?」
海未「まさかそれが絵里と穂乃果だったとは思いませんでしたが」
絵里「穂乃果は…わからないけど…」
海未「部内の雰囲気に出ているんです…何か変わったような」
絵里「そ、そんな迷惑をかけていたなんて…」
海未「いえ、何か変わっただけで迷惑だとは思っていませんでした…ですが絵里の話を聞いたら迷惑な気も…」
絵里「海未の意地悪…」
134: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:14:48.78 ID:ehf6wVXG0
海未「それは別に置いておいて…絵里」
絵里「?」
海未「穂乃果が意味も無く絵里を避けることなんてありませんよ」
絵里「……」
海未「絵里にμ'sに誘おうと決めたのも穂乃果で、絵里に一番懐いていたのも穂乃果です」
絵里「そ、そうかしら…」
海未「こんなことを言ったら失礼ですが…絵里の事ですから、うっかり何かしてしまったのではないですか?」
海未「例えばどんな時に避けられるか…考えてみてください」
海未「私はもう行きますね、あとは絵里が自分で解決してください」
絵里「う、海未」
海未「絵里ならできますよ。穂乃果は良い意味でも、悪い意味でも純粋すぎますから」
絵里「……」
海未「意外と突破口は簡単で、返って私と絵里のような人には難しいかもしれませんね。穂乃果は。」
絵里「私と海未?」
海未「ですから、私もアドバイスぐらいしかできません…頑張ってください」
絵里「…ありがとう」
……
絵里「?」
海未「穂乃果が意味も無く絵里を避けることなんてありませんよ」
絵里「……」
海未「絵里にμ'sに誘おうと決めたのも穂乃果で、絵里に一番懐いていたのも穂乃果です」
絵里「そ、そうかしら…」
海未「こんなことを言ったら失礼ですが…絵里の事ですから、うっかり何かしてしまったのではないですか?」
海未「例えばどんな時に避けられるか…考えてみてください」
海未「私はもう行きますね、あとは絵里が自分で解決してください」
絵里「う、海未」
海未「絵里ならできますよ。穂乃果は良い意味でも、悪い意味でも純粋すぎますから」
絵里「……」
海未「意外と突破口は簡単で、返って私と絵里のような人には難しいかもしれませんね。穂乃果は。」
絵里「私と海未?」
海未「ですから、私もアドバイスぐらいしかできません…頑張ってください」
絵里「…ありがとう」
……
135: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:15:24.01 ID:ehf6wVXG0
……
穂乃果「(寒いなー…)」
穂乃果「(あ…マフラー…)」
穂乃果「……」ガサガサ
穂乃果「……」
穂乃果「(忘れてきちゃった…)」
穂乃果「……」
ピピッ
穂乃果「…!」
穂乃果「メール…」
穂乃果「(絵里ちゃんから…)」
穂乃果「……」
穂乃果「(寒いなー…)」
穂乃果「(あ…マフラー…)」
穂乃果「……」ガサガサ
穂乃果「……」
穂乃果「(忘れてきちゃった…)」
穂乃果「……」
ピピッ
穂乃果「…!」
穂乃果「メール…」
穂乃果「(絵里ちゃんから…)」
穂乃果「……」
136: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:16:31.15 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「(最近絵里ちゃんと話したっけ…)」
穂乃果「……」
穂乃果「(絵里ちゃんはほとんど一緒に希ちゃんといるから…)」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
希「今の穂乃果ちゃんには絵里ちは渡さへん…」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
穂乃果「……」
穂乃果「(どうして…)」
穂乃果「(…穂乃果はみんなが仲良くなれるために頑張ってるのに)」
メール:穂乃果、久しぶりに一緒に帰りましょう?
穂乃果「……」
穂乃果「……」
今日は予定があるから先に帰るね
絵里ちゃん、ごめんね。
……
絵里「……」ピッピッ
絵里「……」プルルルル
絵里「……」
ガチャッ
絵里「希…ちょっと良い?」
うん。ウチもちょっと絵里ちに用があったところ。
きっと一緒のこと
<7・突破口は>
穂乃果「……」
穂乃果「(絵里ちゃんはほとんど一緒に希ちゃんといるから…)」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
希「今の穂乃果ちゃんには絵里ちは渡さへん…」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
穂乃果「……」
穂乃果「(どうして…)」
穂乃果「(…穂乃果はみんなが仲良くなれるために頑張ってるのに)」
メール:穂乃果、久しぶりに一緒に帰りましょう?
穂乃果「……」
穂乃果「……」
今日は予定があるから先に帰るね
絵里ちゃん、ごめんね。
……
絵里「……」ピッピッ
絵里「……」プルルルル
絵里「……」
ガチャッ
絵里「希…ちょっと良い?」
うん。ウチもちょっと絵里ちに用があったところ。
きっと一緒のこと
<7・突破口は>
137: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:17:47.37 ID:ehf6wVXG0
<8・雪降る街と月明かり>
ありさ「お姉ちゃんお姉ちゃん。雪、降ってるよ」
絵里「ええ」
ありさ「ホワイトクリスマスだね」
絵里「そうね…」
ありさ「夜は、サイテイキオンだって」
絵里「本当?」
ありさ「うん!」
……
ありさ「お姉ちゃんお姉ちゃん。雪、降ってるよ」
絵里「ええ」
ありさ「ホワイトクリスマスだね」
絵里「そうね…」
ありさ「夜は、サイテイキオンだって」
絵里「本当?」
ありさ「うん!」
……
138: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:19:21.60 ID:ehf6wVXG0
……
ありさ「あれ?お姉ちゃん、19時から穂乃果さんと予定があるんでしょ?」
絵里「……」
ありさ「そろそろいかなくていいの?」
絵里「そうね…少し…」
ありさ「?」
絵里「寒そうだから…」
ありさ「お姉ちゃん…」
ありさ「あれ?お姉ちゃん、19時から穂乃果さんと予定があるんでしょ?」
絵里「……」
ありさ「そろそろいかなくていいの?」
絵里「そうね…少し…」
ありさ「?」
絵里「寒そうだから…」
ありさ「お姉ちゃん…」
139: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:20:30.05 ID:ehf6wVXG0
ありさ「ありさは寂しくないよ?雪穂が遊びにくるから。お姉ちゃん気にしないで?」
絵里「……」
ありさ「……」
絵里「……ふふっ」
ありさ「?」
絵里「ありがと…ありさ」ギュッ
ありさ「うん」
絵里「行ってきます」
ありさ「行ってらっしゃい♪」
……
絵里「……」
ありさ「……」
絵里「……ふふっ」
ありさ「?」
絵里「ありがと…ありさ」ギュッ
ありさ「うん」
絵里「行ってきます」
ありさ「行ってらっしゃい♪」
……
140: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:21:15.66 ID:ehf6wVXG0
……
絵里「うぅ…寒い...」
絵里「……」
絵里「素敵…」
絵里「(気付かない内にすっかりこの街も…)」
絵里「(もし、穂乃果がアイドルをしていなかったら...なんて考えると)」
絵里「(今年も気付いたらクリスマスがやってきて…そして)」
絵里「(……)」
絵里「(こんな素敵な街に気づくこともなかったのかしらね)」
絵里「うぅ…寒い...」
絵里「……」
絵里「素敵…」
絵里「(気付かない内にすっかりこの街も…)」
絵里「(もし、穂乃果がアイドルをしていなかったら...なんて考えると)」
絵里「(今年も気付いたらクリスマスがやってきて…そして)」
絵里「(……)」
絵里「(こんな素敵な街に気づくこともなかったのかしらね)」
141: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:21:58.97 ID:ehf6wVXG0
絵里「(…本当に、飲みこまれてしまいそう)」
絵里「(気を抜いたらこの景色に立ちすくんでしまいそうなぐらい…)」
絵里「(……)」
絵里「(もし…本当に今日、来てくれたら…)」
絵里「……」
絵里「(もし、来てくれなかったら、私)」
絵里「……」
絵里「…きっと」
トントン
絵里「(気を抜いたらこの景色に立ちすくんでしまいそうなぐらい…)」
絵里「(……)」
絵里「(もし…本当に今日、来てくれたら…)」
絵里「……」
絵里「(もし、来てくれなかったら、私)」
絵里「……」
絵里「…きっと」
トントン
142: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:22:47.45 ID:ehf6wVXG0
絵里「…な、なんですか…?」
トナカイ「メリークリスマス!」
絵里「え?…」
トナカイ「ぷ、プレゼント…フォー…ユー?」
絵里「あ、ありがとう…ございます…」
トナカイ「バイバイ!」フリフリ
絵里「……」フリフリ
……
トナカイ「メリークリスマス!」
絵里「え?…」
トナカイ「ぷ、プレゼント…フォー…ユー?」
絵里「あ、ありがとう…ございます…」
トナカイ「バイバイ!」フリフリ
絵里「……」フリフリ
……
143: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:23:24.65 ID:ehf6wVXG0
……
絵里「(ホッカイロね…暖かい。)」
絵里「(去年は野生のちんすこうを配っているトナカイがいたって希が言ってたわね)」
絵里「……ふふっ…」
絵里「(絶対嘘なのに…)」
絵里「(笑っちゃった。…こんなに気分は緊張と…恐怖でたくさんなのに…。)」
絵里「(いつも希に助けてもらってばかり…)」
絵里「……」
絵里「(希…いつもありがとう。そして…今日も…)」
……
絵里「(ホッカイロね…暖かい。)」
絵里「(去年は野生のちんすこうを配っているトナカイがいたって希が言ってたわね)」
絵里「……ふふっ…」
絵里「(絶対嘘なのに…)」
絵里「(笑っちゃった。…こんなに気分は緊張と…恐怖でたくさんなのに…。)」
絵里「(いつも希に助けてもらってばかり…)」
絵里「……」
絵里「(希…いつもありがとう。そして…今日も…)」
……
144: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:23:55.55 ID:ehf6wVXG0
……
希「……」
……
穂乃果「…ま、待った?」
希「穂乃果ちゃん」
穂乃果「ごめんね…遅くなって。」
希「うん、大丈夫。ウチも今来たところ。」
穂乃果「そっか。良かった。」
穂乃果「……」
希「……」
穂乃果「久しぶり…だね。」
希「…そうやね」
穂乃果「うん…。」
希「……」
……
穂乃果「…ま、待った?」
希「穂乃果ちゃん」
穂乃果「ごめんね…遅くなって。」
希「うん、大丈夫。ウチも今来たところ。」
穂乃果「そっか。良かった。」
穂乃果「……」
希「……」
穂乃果「久しぶり…だね。」
希「…そうやね」
穂乃果「うん…。」
145: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:24:49.19 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「……」
希「……」
穂乃果「(気まずい…)」
穂乃果「ね、ねぇ…希ちゃん…話って…何?」
希「……」
穂乃果「……」
希「……ちょっと…落ち着かせて…。」
穂乃果「う、うん…」
希「……」
穂乃果「(気まずい…)」
穂乃果「ね、ねぇ…希ちゃん…話って…何?」
希「……」
穂乃果「……」
希「……ちょっと…落ち着かせて…。」
穂乃果「う、うん…」
146: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:25:31.62 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「きょ、今日実は…絵里ちゃんと約束が合って」
希「……」
穂乃果「ごめんね…急かすわけじゃないんだ…」
希「わかってる…。けど時間なら気にせんでええよ」
穂乃果「…え?」
希「絵里ちなら…今日来ないから」
希「……」
穂乃果「ごめんね…急かすわけじゃないんだ…」
希「わかってる…。けど時間なら気にせんでええよ」
穂乃果「…え?」
希「絵里ちなら…今日来ないから」
147: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:26:03.58 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「の、希ちゃん…何言ってるの?」
希「……」
穂乃果「ど、どういう…こと?」
希「ウチ…言わんかった?」
穂乃果「い、言ってないよ絵里ちゃんがこないなんて…」
希「『今の穂乃果ちゃんには絵里ちは渡さへん』…って」
希「……」
穂乃果「ど、どういう…こと?」
希「ウチ…言わんかった?」
穂乃果「い、言ってないよ絵里ちゃんがこないなんて…」
希「『今の穂乃果ちゃんには絵里ちは渡さへん』…って」
148: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:26:42.79 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「…!そ、そんな…」
希「……」
穂乃果「な…何して…るか…わかってる…?」
希「……」
穂乃果「絵里ちゃんと…穂乃果の大切な約束を…」
希「穂乃果ちゃんにとっては大事や思う」
穂乃果「だったら…」
希「けど、絵里ちはどうかな?」
希「……」
穂乃果「な…何して…るか…わかってる…?」
希「……」
穂乃果「絵里ちゃんと…穂乃果の大切な約束を…」
希「穂乃果ちゃんにとっては大事や思う」
穂乃果「だったら…」
希「けど、絵里ちはどうかな?」
149: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:27:38.19 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「…え?」
希「話したんよ」
穂乃果「話したって…?」
希「ノートのこと」
穂乃果「…!」
穂乃果「ば、ばらしちゃったんだ…。でもそれがどうして」
希「『穂乃果ちゃんがノートを使って、絵里ちと結ばれようとしてるって』」
穂乃果「!!」
穂乃果「な…。馬鹿!!!!!!!!!!!!!!」
希「……」
穂乃果「ど…どうして嘘まで付いて……!!!!」
希「だから、言ったやろ?『今の穂乃果ちゃんには…
ゴスッ!
穂乃果「………っ」
希「っ……」
穂乃果「次ふざけたら…絶対許さないよ…」
希「話したんよ」
穂乃果「話したって…?」
希「ノートのこと」
穂乃果「…!」
穂乃果「ば、ばらしちゃったんだ…。でもそれがどうして」
希「『穂乃果ちゃんがノートを使って、絵里ちと結ばれようとしてるって』」
穂乃果「!!」
穂乃果「な…。馬鹿!!!!!!!!!!!!!!」
希「……」
穂乃果「ど…どうして嘘まで付いて……!!!!」
希「だから、言ったやろ?『今の穂乃果ちゃんには…
ゴスッ!
穂乃果「………っ」
希「っ……」
穂乃果「次ふざけたら…絶対許さないよ…」
150: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:28:11.67 ID:ehf6wVXG0
希「っ…でも…同じ...こと...やろ?」
穂乃果「
……」
希「穂乃果ちゃんの...勝手な判断で、人の友情に『無駄』ってケチをつけたり」
穂乃果「……」
希「時には気分次第でノートで遊んでたんやろ」
穂乃果「……」
穂乃果「希ちゃんはμ'sを知らなすぎるんだよ!!!」
希「っ…」
穂乃果「それに私は…」
穂乃果「
……」
希「穂乃果ちゃんの...勝手な判断で、人の友情に『無駄』ってケチをつけたり」
穂乃果「……」
希「時には気分次第でノートで遊んでたんやろ」
穂乃果「……」
穂乃果「希ちゃんはμ'sを知らなすぎるんだよ!!!」
希「っ…」
穂乃果「それに私は…」
151: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:29:06.01 ID:ehf6wVXG0
希「また…『μ'sのため』…やろ?」
穂乃果「……」
希「全然ためになってない。」
穂乃果「……」
希「穂乃果ちゃんがやってることは…良い事に見えて」
希「ただの穂乃果ちゃんの自己満足のためなんやないの?」
穂乃果「……」
希「全然ためになってない。」
穂乃果「……」
希「穂乃果ちゃんがやってることは…良い事に見えて」
希「ただの穂乃果ちゃんの自己満足のためなんやないの?」
152: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:30:04.04 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「希ちゃんは話してても無駄…なの?」
希「…穂乃果ちゃんにとっての『無駄』って何?」
穂乃果「……」
希「……喧嘩や、言い合い…のことやない…?」
穂乃果「……」
希「正解…でしょ?」
穂乃果「だから、その話は前…」
希「ウチはそこのところは別に…むしろ穂乃果ちゃんらしいって思ったんよ?」
穂乃果「……だったら」
希「…穂乃果ちゃんにとっての『無駄』って何?」
穂乃果「……」
希「……喧嘩や、言い合い…のことやない…?」
穂乃果「……」
希「正解…でしょ?」
穂乃果「だから、その話は前…」
希「ウチはそこのところは別に…むしろ穂乃果ちゃんらしいって思ったんよ?」
穂乃果「……だったら」
153: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:30:52.16 ID:ehf6wVXG0
希「いつも喧嘩ばっかりだった。にこっち、真姫ちゃん。」
穂乃果「…」
希「喧嘩が少なくなって、仲良くなることはいいことやと思う…けど」
穂乃果「……」
希「ウチらは目標を持って集まってそれぞれの学年…めぐり合うことがなかった仲間」
希「だからこそ…喧嘩や言い合いでお互いの距離を知る…ということを蹴り飛ばしてええんやろか」
穂乃果「……」
希「それぞれが…1人1人が成長して1人1人の視点からお互いを知り合う…かけがえのない少ない時間の中で」
穂乃果「…」
希「喧嘩が少なくなって、仲良くなることはいいことやと思う…けど」
穂乃果「……」
希「ウチらは目標を持って集まってそれぞれの学年…めぐり合うことがなかった仲間」
希「だからこそ…喧嘩や言い合いでお互いの距離を知る…ということを蹴り飛ばしてええんやろか」
穂乃果「……」
希「それぞれが…1人1人が成長して1人1人の視点からお互いを知り合う…かけがえのない少ない時間の中で」
154: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:31:40.77 ID:ehf6wVXG0
希「…それがμ's。」
希「それを穂乃果ちゃんは無駄だって言った。…それってμ'sへの侮辱なんやない?」
穂乃果「……」
希「穂乃果ちゃん1人の視点から…μ'sのかけがえのない時間を....決めていいものやろか?」
穂乃果「さっきから…うるさい…!!」
希「……」
穂乃果「じゃあ…穂乃果が何か悪い事したの??何か悪いことが生まれたの??」
希「……」
穂乃果「にこちゃんと真姫ちゃんは仲良くなったし、他の子達もみんな…喧嘩も少なくなって仲良くなった」
穂乃果「幸せじゃない!今の何に不満なの!?」
希「…そっか」
希「それを穂乃果ちゃんは無駄だって言った。…それってμ'sへの侮辱なんやない?」
穂乃果「……」
希「穂乃果ちゃん1人の視点から…μ'sのかけがえのない時間を....決めていいものやろか?」
穂乃果「さっきから…うるさい…!!」
希「……」
穂乃果「じゃあ…穂乃果が何か悪い事したの??何か悪いことが生まれたの??」
希「……」
穂乃果「にこちゃんと真姫ちゃんは仲良くなったし、他の子達もみんな…喧嘩も少なくなって仲良くなった」
穂乃果「幸せじゃない!今の何に不満なの!?」
希「…そっか」
155: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:32:22.46 ID:ehf6wVXG0
希「この紙切れ…見てくれる?」
穂乃果「…なに…これ」
希「……」
穂乃果「私と絵里ちゃんの名前…ばかり」
希「……」
穂乃果「?…」
希「……」
穂乃果「…!!!」
穂乃果「…なに…これ」
希「……」
穂乃果「私と絵里ちゃんの名前…ばかり」
希「……」
穂乃果「?…」
希「……」
穂乃果「…!!!」
156: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:32:58.82 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「これ……何?」
希「……言わなくてもわかるやろ?」
穂乃果「くっ……っ…」
希「……」
穂乃果「うぅ…っ……」
希「……」
穂乃果「……うぅ…」
希「……」
穂乃果「っ…ぐすっ…そん…な…っ」
ごめん…絵里ち…ウチまで…泣きそう…
希「……言わなくてもわかるやろ?」
穂乃果「くっ……っ…」
希「……」
穂乃果「うぅ…っ……」
希「……」
穂乃果「……うぅ…」
希「……」
穂乃果「っ…ぐすっ…そん…な…っ」
ごめん…絵里ち…ウチまで…泣きそう…
157: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:33:45.41 ID:ehf6wVXG0
希「気付いたと思うけど…ノートの切れ端。」
穂乃果「嘘だ…」
希「その日記帳のページに、同じ破り目…無い?」
穂乃果「……嘘だ…嘘だ…」ペラペラ
希「……ほら…あったやろ。」
穂乃果「うぅ…うう……」
穂乃果「嘘だ…嘘だ…よ…」
希「本当のノート」
穂乃果「嘘だ…」
希「その日記帳のページに、同じ破り目…無い?」
穂乃果「……嘘だ…嘘だ…」ペラペラ
希「……ほら…あったやろ。」
穂乃果「うぅ…うう……」
穂乃果「嘘だ…嘘だ…よ…」
希「本当のノート」
158: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:34:22.52 ID:ehf6wVXG0
希「ずっと、穂乃果ちゃんと絵里ちはノートの力で好きあってただけ。」
穂乃果「……っ!!!のぞ…」
希「穂乃果ちゃんはこれでどう思った?」
穂乃果「…は…」
希「同じことをμ'sにしてきて…どう思ったん?」
穂乃果「…っ…」
希「……」
穂乃果「っ…うっ……うっ…」
希「……穂乃果ちゃん」
穂乃果「…うぅ…」
希「……」ギュッ
穂乃果「っ…」
穂乃果「……っ!!!のぞ…」
希「穂乃果ちゃんはこれでどう思った?」
穂乃果「…は…」
希「同じことをμ'sにしてきて…どう思ったん?」
穂乃果「…っ…」
希「……」
穂乃果「っ…うっ……うっ…」
希「……穂乃果ちゃん」
穂乃果「…うぅ…」
希「……」ギュッ
穂乃果「っ…」
159: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:35:07.86 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「ごめんな…さい…穂乃果…気付かなかった…」
希「……」
穂乃果「穂乃果のしてたことが…間違いだって…ずっと…」
希「……」
穂乃果「謝って許してもらえるとは…思わないけど…」
希「……」
穂乃果「ごめんなさい……」
希「……」
穂乃果「穂乃果のしてたことが…間違いだって…ずっと…」
希「……」
穂乃果「謝って許してもらえるとは…思わないけど…」
希「……」
穂乃果「ごめんなさい……」
160: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:36:02.08 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「今ならわかる…みんなの辛さが…。嘘だってわかってるのに…まだ絵里ちゃんの事考えると胸が痛くなってきて…」
穂乃果「本当に…ごめんなさい!!」
希「……」
穂乃果「ごめんなさい…」
希「……」
希「ウチもごめんね…穂乃果ちゃん」
穂乃果「…うっ…うぅ…」
希「あのノートをウチがそもそも無くさないで処分しておけばよかった…これでおあいこで…」
穂乃果「そんな…そんなんじゃ穂乃果は」
希「それとな…ウチいわんかった?」
希「『次話す時は穂乃果ちゃんを助ける時や』って…」
穂乃果「本当に…ごめんなさい!!」
希「……」
穂乃果「ごめんなさい…」
希「……」
希「ウチもごめんね…穂乃果ちゃん」
穂乃果「…うっ…うぅ…」
希「あのノートをウチがそもそも無くさないで処分しておけばよかった…これでおあいこで…」
穂乃果「そんな…そんなんじゃ穂乃果は」
希「それとな…ウチいわんかった?」
希「『次話す時は穂乃果ちゃんを助ける時や』って…」
161: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:36:38.13 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「え…」
希「穂乃果ちゃんはずっと、ノートにとり付かれていただけ…」
希「どんなスピリチュアルな幸せな魔法でも…時に悪い魔法になってしまう。」
穂乃果「……」
希「気付かないうちに、魔法使いまで魔法に乗り移られることもあるんよ」
希「でも…」
穂乃果「?」
希「結果的に穂乃果ちゃんは…。・・・いやなんでもない」
希「穂乃果ちゃんはずっと、ノートにとり付かれていただけ…」
希「どんなスピリチュアルな幸せな魔法でも…時に悪い魔法になってしまう。」
穂乃果「……」
希「気付かないうちに、魔法使いまで魔法に乗り移られることもあるんよ」
希「でも…」
穂乃果「?」
希「結果的に穂乃果ちゃんは…。・・・いやなんでもない」
162: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:37:16.78 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「……希ちゃん…」
希「穂乃果ちゃん…そろそろ絵里ちのところ…行ったほうがええんと違う?」
希「この切れ端は作り物」
穂乃果「!…の、希ちゃん…嘘だったの…?」
希「穂乃果ちゃんをノートから取り返すため…絵里ちと約束したことだから…ごめんね」
穂乃果「そ、そうだったんだ……私を…ノートから…」
希「だから早く行き」
希「穂乃果ちゃん…そろそろ絵里ちのところ…行ったほうがええんと違う?」
希「この切れ端は作り物」
穂乃果「!…の、希ちゃん…嘘だったの…?」
希「穂乃果ちゃんをノートから取り返すため…絵里ちと約束したことだから…ごめんね」
穂乃果「そ、そうだったんだ……私を…ノートから…」
希「だから早く行き」
163: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:37:57.58 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「でも絵里ちゃんは今日はもうこないんじゃ?…もしかしれそれも…」
希「絵里ちなら、もう着いてるよ」
穂乃果「約束の時間は……!!絵里ちゃん怒って帰っちゃったかも…!!」
希「大丈夫や…協力してくれてる子がいるから…」
穂乃果「協力してくれてる子…?」
希「いいから、穂乃果ちゃんは行って!遅れてるんだから!」
穂乃果「えぇ!」
希「頑張って!!」
穂乃果「そ、そんなー!」
穂乃果「(絵里ちゃん待っててくれてるかな…)」
……
希「ちょっと強引やったけど…間にあってよかった…」
希「……ふふっ…」
希「……」
希「足…がくがく震えて…あと少しで…」
希「もう…泣いちゃいそうやった…な…」ボロボロ
希「絵里ちなら、もう着いてるよ」
穂乃果「約束の時間は……!!絵里ちゃん怒って帰っちゃったかも…!!」
希「大丈夫や…協力してくれてる子がいるから…」
穂乃果「協力してくれてる子…?」
希「いいから、穂乃果ちゃんは行って!遅れてるんだから!」
穂乃果「えぇ!」
希「頑張って!!」
穂乃果「そ、そんなー!」
穂乃果「(絵里ちゃん待っててくれてるかな…)」
……
希「ちょっと強引やったけど…間にあってよかった…」
希「……ふふっ…」
希「……」
希「足…がくがく震えて…あと少しで…」
希「もう…泣いちゃいそうやった…な…」ボロボロ
164: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:38:50.24 ID:ehf6wVXG0
………
絵里「(……もう20分。)」
絵里「(・・・暖かい…あのトナカイさんには感謝しなきゃね)」
絵里「(……)」
絵里「(きっと穂乃果はいつものように遅れて来てくれるの…)」
絵里「(なのに…私…)」
絵里「(…穂乃果)」
…
「はぁっ…はぁっ…絵里ちゃん…!!絵里ちゃん!!」
……
絵里「(……もう20分。)」
絵里「(・・・暖かい…あのトナカイさんには感謝しなきゃね)」
絵里「(……)」
絵里「(きっと穂乃果はいつものように遅れて来てくれるの…)」
絵里「(なのに…私…)」
絵里「(…穂乃果)」
…
「はぁっ…はぁっ…絵里ちゃん…!!絵里ちゃん!!」
……
165: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:39:23.77 ID:ehf6wVXG0
……
穂乃果「はぁっ…はぁっ…ご、ごめん…遅れちゃった…」
絵里「穂乃果…!…来て…くれたのね」
穂乃果「ごめんね…」
絵里「…うん…いいわよ。私も…今来たところ。」
穂乃果「絵里ちゃん…嘘でしょ…赤いよ…?」
絵里「……バレた?」
穂乃果「…待っててくれて、ありがとう」
穂乃果「遅れて本当にごめんなさい。絵里ちゃん。」
絵里「うっ…謝る気が...あるなら…落ち込んでないでエスコートしなさい…それで…」
穂乃果「絵里ちゃん…」
穂乃果「はぁっ…はぁっ…ご、ごめん…遅れちゃった…」
絵里「穂乃果…!…来て…くれたのね」
穂乃果「ごめんね…」
絵里「…うん…いいわよ。私も…今来たところ。」
穂乃果「絵里ちゃん…嘘でしょ…赤いよ…?」
絵里「……バレた?」
穂乃果「…待っててくれて、ありがとう」
穂乃果「遅れて本当にごめんなさい。絵里ちゃん。」
絵里「うっ…謝る気が...あるなら…落ち込んでないでエスコートしなさい…それで…」
穂乃果「絵里ちゃん…」
166: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:40:01.24 ID:ehf6wVXG0
絵里「あ…そんなつもりないのに…ご、ごめんなさい…少し涙が…」
穂乃果「……だ、大丈夫?」
絵里「大丈夫…。穂乃果が来てくれて…嬉しくて」
穂乃果「……」
絵里「あまりにも、この景色に穂乃果が来てくれたことが…うっ…幸せで…奇麗で…」
穂乃果「絵里ちゃん!…まだ泣かないで…。あ!そうだ!」
穂乃果「はいっ」
穂乃果「……だ、大丈夫?」
絵里「大丈夫…。穂乃果が来てくれて…嬉しくて」
穂乃果「……」
絵里「あまりにも、この景色に穂乃果が来てくれたことが…うっ…幸せで…奇麗で…」
穂乃果「絵里ちゃん!…まだ泣かないで…。あ!そうだ!」
穂乃果「はいっ」
167: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:40:36.28 ID:ehf6wVXG0
絵里「…これは?」
穂乃果「メリークリスマス!プレゼント…。」
絵里「開けてみてもいい?」
穂乃果「もちろん!…でも…あまり上手じゃないかも…」
絵里「?」
絵里「…マフラー?」
穂乃果「うん!…希ちゃんに教えてもらいながら…作ったんだ…」
絵里「ありがとう。穂乃果…早速付けるわ♪」
穂乃果「ありがと…でも…変じゃないかな?」
絵里「暖かい。穂乃果が私のために作ってくれたんでしょ?世界一似合うわよ」
穂乃果「ふふっ」
絵里「穂乃果も、私が上げたマフラー。似合ってるわよ」
穂乃果「あ、ありがとう♪」
絵里「大切にするわね」
穂乃果「メリークリスマス!プレゼント…。」
絵里「開けてみてもいい?」
穂乃果「もちろん!…でも…あまり上手じゃないかも…」
絵里「?」
絵里「…マフラー?」
穂乃果「うん!…希ちゃんに教えてもらいながら…作ったんだ…」
絵里「ありがとう。穂乃果…早速付けるわ♪」
穂乃果「ありがと…でも…変じゃないかな?」
絵里「暖かい。穂乃果が私のために作ってくれたんでしょ?世界一似合うわよ」
穂乃果「ふふっ」
絵里「穂乃果も、私が上げたマフラー。似合ってるわよ」
穂乃果「あ、ありがとう♪」
絵里「大切にするわね」
168: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:41:21.31 ID:ehf6wVXG0
……
穂乃果「ねぇ…絵里ちゃん…。きいてほしいことがあるんだ」
絵里「どうしたの?」
穂乃果「……っ…」
絵里「……」
穂乃果「ふーっ…はーっ…」
絵里「…あ…」
穂乃果「改まると逆に…緊張するな…こういうの…」
絵里「……」
穂乃果「よしっ…!」
絵里「……」
穂乃果「ねぇ…絵里ちゃん…。きいてほしいことがあるんだ」
絵里「どうしたの?」
穂乃果「……っ…」
絵里「……」
穂乃果「ふーっ…はーっ…」
絵里「…あ…」
穂乃果「改まると逆に…緊張するな…こういうの…」
絵里「……」
穂乃果「よしっ…!」
絵里「……」
169: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:42:07.49 ID:ehf6wVXG0
穂乃果「穂乃果は…不器用だから…こんなことしか言えないんだけど…聞いてください」
絵里「・・・はい。」
穂乃果「穂乃果は…μ'sのみんなといて…とっても楽しいし、嬉しいし…ずっと一緒にいたいって思ってる」
穂乃果「けど…それとは違って。絵里ちゃんと一緒にいると…ドキドキしたり…寂しくなったり…胸が痛くなるんだ…」
絵里「っ……」
穂乃果「これって…絵里ちゃんの事、好きっていうことだと思うんだ…」
絵里「……うぅ…」
穂乃果「それは…友達としてじゃなくて…恋人として…。」
穂乃果「穂乃果は不器用で、まわりが見えなくなったりしてみんなに迷惑をかけるから絵里ちゃんにももっと迷惑をかけちゃう…」
穂乃果「けど…絶対絵里ちゃんの力になるから…だから…」
絵里「はい…。っ…」
穂乃果「私と…!
・・・
絵里「・・・はい。」
穂乃果「穂乃果は…μ'sのみんなといて…とっても楽しいし、嬉しいし…ずっと一緒にいたいって思ってる」
穂乃果「けど…それとは違って。絵里ちゃんと一緒にいると…ドキドキしたり…寂しくなったり…胸が痛くなるんだ…」
絵里「っ……」
穂乃果「これって…絵里ちゃんの事、好きっていうことだと思うんだ…」
絵里「……うぅ…」
穂乃果「それは…友達としてじゃなくて…恋人として…。」
穂乃果「穂乃果は不器用で、まわりが見えなくなったりしてみんなに迷惑をかけるから絵里ちゃんにももっと迷惑をかけちゃう…」
穂乃果「けど…絶対絵里ちゃんの力になるから…だから…」
絵里「はい…。っ…」
穂乃果「私と…!
・・・
170: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:42:32.98 ID:ehf6wVXG0
今にも吸い込まれてしまいそうな街並みの中で告げた言葉は
突然、タイミング良く光り出したイルミネーションに照らされて
自分より少し背が高い彼女を見上げて少し見えた月明かりは
都会の街波に薄汚れて見えて。
たった一つ。
ずっと前から二人の祝福をしてくれているように見えた。
あなたの恋が実りますように…と。
その月と、街が私達を。
<8・雪降る街と月明かり>
突然、タイミング良く光り出したイルミネーションに照らされて
自分より少し背が高い彼女を見上げて少し見えた月明かりは
都会の街波に薄汚れて見えて。
たった一つ。
ずっと前から二人の祝福をしてくれているように見えた。
あなたの恋が実りますように…と。
その月と、街が私達を。
<8・雪降る街と月明かり>
171: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:43:16.93 ID:ehf6wVXG0
<9・プレゼントサイド>
トナカイ「メリークリスマース!」
トナカイ「……」
トナカイ「あ…いたいた。」
トナカイ「……」
トナカイ「(アイツにはお菓子じゃなくて、これを渡すだけでいいんでしょ)」
トントン
トナカイ「メリークリスマース!」
トナカイ「……」
トナカイ「あ…いたいた。」
トナカイ「……」
トナカイ「(アイツにはお菓子じゃなくて、これを渡すだけでいいんでしょ)」
トントン
172: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:43:53.81 ID:ehf6wVXG0
「…な、なんですか…?」
トナカイ「メリークリスマス!」
「え?…」
トナカイ「ぷ、プレゼント…フォー…ユー?」
「あ、ありがとう…ございます…」
トナカイ「バイバイ!」フリフリ
「……」フリフリ
トナカイ「…お仕事完了っと…」
トナカイ「」ヌギッ
……
にこ「せっかくのクリスマスデートなのになんつー顔してるのよ…。」
にこ「まったく…絵里は」
にこ「
……」
真姫「にこちゃん」
トナカイ「メリークリスマス!」
「え?…」
トナカイ「ぷ、プレゼント…フォー…ユー?」
「あ、ありがとう…ございます…」
トナカイ「バイバイ!」フリフリ
「……」フリフリ
トナカイ「…お仕事完了っと…」
トナカイ「」ヌギッ
……
にこ「せっかくのクリスマスデートなのになんつー顔してるのよ…。」
にこ「まったく…絵里は」
にこ「
……」
真姫「にこちゃん」
173: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:44:42.99 ID:ehf6wVXG0
にこ「わあっ!…びっくりした…」
真姫「こんなところで脱いだらだめじゃない」
にこ「終わったんだからいいでしょ…冬なのに少し暑い…」
にこ「うぅ!さむっ!!」
真姫「もう…はい、このパーカー着て」
にこ「え…いいの?」
真姫「トナカイさんの中身がにこちゃんみたいな人だと思われたら可愛そうでしょ」
にこ「……あんた…」
真姫「なに?」ニヤ
にこ「ぐぬぬ…」
真姫「まぁ、私は引いたりしないけどね」
にこ「うるさい」
真姫「そういえば…凛は?」
にこ「仕事も一段落したし休憩してるんじゃない?」
真姫「そう」
にこ「……」
真姫「こんなところで脱いだらだめじゃない」
にこ「終わったんだからいいでしょ…冬なのに少し暑い…」
にこ「うぅ!さむっ!!」
真姫「もう…はい、このパーカー着て」
にこ「え…いいの?」
真姫「トナカイさんの中身がにこちゃんみたいな人だと思われたら可愛そうでしょ」
にこ「……あんた…」
真姫「なに?」ニヤ
にこ「ぐぬぬ…」
真姫「まぁ、私は引いたりしないけどね」
にこ「うるさい」
真姫「そういえば…凛は?」
にこ「仕事も一段落したし休憩してるんじゃない?」
真姫「そう」
にこ「……」
174: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:45:15.78 ID:ehf6wVXG0
真姫「……」
にこ「……さむーさむー」
真姫「……っ//」
にこ「?」
真姫「……」
にこ「な、何?」
真姫「べ、べつに…」
にこ「言いなさいよっ」
真姫「ただ…二人きりだな…って思っただけよ」
にこ「……さむーさむー」
真姫「……っ//」
にこ「?」
真姫「……」
にこ「な、何?」
真姫「べ、べつに…」
にこ「言いなさいよっ」
真姫「ただ…二人きりだな…って思っただけよ」
175: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 19:45:42.35 ID:ehf6wVXG0
にこ「あ、あぁ……」
真姫「……」
にこ「……//」
真姫「……」
にこ「ま、真姫ちゃんも幸せものニコね~。私と一緒にクリスマス二人きりになれるって☆」
真姫「うん」
にこ「えっ……//なっ…」
真姫「何?」
にこ「べ、別に…あんたのせいで調子狂っただけ///…ずいぶん素直だから…」
真姫「ちょっと飲み物買ってくるから待ってて、コーヒーでいいでしょ?」
にこ「え!?あ…うん」
……
にこ「なんなの……」
真姫「……」
にこ「……//」
真姫「……」
にこ「ま、真姫ちゃんも幸せものニコね~。私と一緒にクリスマス二人きりになれるって☆」
真姫「うん」
にこ「えっ……//なっ…」
真姫「何?」
にこ「べ、別に…あんたのせいで調子狂っただけ///…ずいぶん素直だから…」
真姫「ちょっと飲み物買ってくるから待ってて、コーヒーでいいでしょ?」
にこ「え!?あ…うん」
……
にこ「なんなの……」
182: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:30:30.33 ID:ehf6wVXG0
…
真姫「に、にこちゃん!大変!」
にこ「わぁっ!…な、なに!?」
真姫「こ、これ…!」アタフタ
にこ「何その袋?」
真姫「さっき、サンタクロースに会ったの!」アタフタ
にこ「……」
真姫「に、にこちゃんにだって!…よ、よかったわね!!」アタフタ
にこ「……」
真姫「に、にこちゃん!大変!」
にこ「わぁっ!…な、なに!?」
真姫「こ、これ…!」アタフタ
にこ「何その袋?」
真姫「さっき、サンタクロースに会ったの!」アタフタ
にこ「……」
真姫「に、にこちゃんにだって!…よ、よかったわね!!」アタフタ
にこ「……」
183: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:31:37.27 ID:ehf6wVXG0
にこ「開けていい?」
真姫「いいわ・・・いいじゃない?…せっかくサンタに貰ったんだから開けなさいよ」クルクル
にこ「……」ガサガサ
真姫「……」
にこ「こ、これは伝伝伝winter ver初回限定版!!」
真姫「……//」クルクル
にこ「ま、マッキーこれ買ってくれたの!?」
真姫「ち、違うわよ!サンタさんに感謝しなさい?」アタフタ
真姫「いいわ・・・いいじゃない?…せっかくサンタに貰ったんだから開けなさいよ」クルクル
にこ「……」ガサガサ
真姫「……」
にこ「こ、これは伝伝伝winter ver初回限定版!!」
真姫「……//」クルクル
にこ「ま、マッキーこれ買ってくれたの!?」
真姫「ち、違うわよ!サンタさんに感謝しなさい?」アタフタ
184: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:32:49.53 ID:ehf6wVXG0
にこ「うぅ……」ボロボロ
真姫「え!?」
にこ「うぅぅ……」ボロボロ
真姫「も、もしかしてもう持ってたの…?」
にこ「ううぅぅ……」ボロボロ
真姫「返品して違うのに変えてくるから貸して!」
にこ「ほらやっぱりマッキーじゃない」
真姫「っ!…///」
にこ「真姫ありがと!!!」ギュッ
真姫「…ど、どういたしまして!///」
……
真姫「え!?」
にこ「うぅぅ……」ボロボロ
真姫「も、もしかしてもう持ってたの…?」
にこ「ううぅぅ……」ボロボロ
真姫「返品して違うのに変えてくるから貸して!」
にこ「ほらやっぱりマッキーじゃない」
真姫「っ!…///」
にこ「真姫ありがと!!!」ギュッ
真姫「…ど、どういたしまして!///」
……
185: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:33:27.62 ID:ehf6wVXG0
……
凛「もしもし…かよちん?」
凛「うん…ちょっぴり寂しくて電話しちゃった…えへへ」
凛「……」
凛「大丈夫だよ!真姫ちゃんとにこちゃんもいるし♪」
凛「うん…うん」
凛「そう!頑張って飾り付けしたんだ!」
凛「かよちんにもあとで写真で見せてあげる」
凛「もしもし…かよちん?」
凛「うん…ちょっぴり寂しくて電話しちゃった…えへへ」
凛「……」
凛「大丈夫だよ!真姫ちゃんとにこちゃんもいるし♪」
凛「うん…うん」
凛「そう!頑張って飾り付けしたんだ!」
凛「かよちんにもあとで写真で見せてあげる」
186: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:34:23.76 ID:ehf6wVXG0
凛「来年は一緒に…9人で過ごしたいな」
凛「……」
凛「そ、そうだよね!3年生は…」
凛「……卒業だもんね」
凛「……」
凛「ごめんね!そういうつもりで言ったんじゃなくて…」
凛「え?」
凛「……」
凛「そ、そうだよね!3年生は…」
凛「……卒業だもんね」
凛「……」
凛「ごめんね!そういうつもりで言ったんじゃなくて…」
凛「え?」
187: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:35:13.40 ID:ehf6wVXG0
凛「寂しくならないように凛のために…?」
凛「カバンの中?」
凛「……」
凛「……」ガサガサ
凛「…あった!」
凛「くれるの…?」
凛「ありがとう、かよちん!!大事にするね!!」
凛「でも、寂しがり屋なのはかよちんもだよ」
凛「ふふっ」
凛「……」
凛「そうだよね…不思議だよね」
凛「たった1日会えないだけなのに」
凛「すっごく寂しいんだ」
凛「一緒だね」
……
凛「カバンの中?」
凛「……」
凛「……」ガサガサ
凛「…あった!」
凛「くれるの…?」
凛「ありがとう、かよちん!!大事にするね!!」
凛「でも、寂しがり屋なのはかよちんもだよ」
凛「ふふっ」
凛「……」
凛「そうだよね…不思議だよね」
凛「たった1日会えないだけなのに」
凛「すっごく寂しいんだ」
凛「一緒だね」
……
188: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:35:36.18 ID:ehf6wVXG0
……
ことり「ねぇ、海未ちゃん」
海未「どうしたんです?ことり」
ことり「穂乃果ちゃんがいないクリスマスって不思議だよね」
海未「そうですね、まさか絵里が穂乃果と、なんて」
ことり「……海未ちゃん」
海未「?」
ことり「ことりも、好きな人。いるんだ」
海未「もう、ことりまでですか」
ことり「ふふ」
海未「ではことりもクリスマス、誘えばよかったじゃないですか」
ことり「その必要がないんだ」
海未「?」
ことり「毎年一緒に過ごしてるから」
ことり「ねぇ、海未ちゃん」
海未「どうしたんです?ことり」
ことり「穂乃果ちゃんがいないクリスマスって不思議だよね」
海未「そうですね、まさか絵里が穂乃果と、なんて」
ことり「……海未ちゃん」
海未「?」
ことり「ことりも、好きな人。いるんだ」
海未「もう、ことりまでですか」
ことり「ふふ」
海未「ではことりもクリスマス、誘えばよかったじゃないですか」
ことり「その必要がないんだ」
海未「?」
ことり「毎年一緒に過ごしてるから」
189: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:36:10.16 ID:ehf6wVXG0
海未「…?」
海未「ことり…もしかして…穂乃果のこと…」
ことり「違うよ…全然気づいてくれないんだから…」
海未「・・・?」
ことり「あ、そうだ♪海未ちゃん」
海未「なんですか?」
ことり「プレゼント、あげる」
海未「あ、ありがとうございます!…」
ことり「♪」
海未「す、すいません…私は用意するの忘れていました…」
ことり「いいよ♪もう貰ってるから」
海未「?」
ことり「……」ニコッ
海未「こ…こと…り?//」
……
海未「ことり…もしかして…穂乃果のこと…」
ことり「違うよ…全然気づいてくれないんだから…」
海未「・・・?」
ことり「あ、そうだ♪海未ちゃん」
海未「なんですか?」
ことり「プレゼント、あげる」
海未「あ、ありがとうございます!…」
ことり「♪」
海未「す、すいません…私は用意するの忘れていました…」
ことり「いいよ♪もう貰ってるから」
海未「?」
ことり「……」ニコッ
海未「こ…こと…り?//」
……
190: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:36:48.46 ID:ehf6wVXG0
……
穂乃果「おはよっ!希ちゃん!」
希「おはよう」
穂乃果「ふふっ」
希「どうしたの?穂乃果ちゃん」
穂乃果「また、いつもみたいに…希ちゃんと話せるなって…」
希「……」ニコッ
穂乃果「……//」
希「あらあら…ウチにデレデレしてたら絵里ち嫉妬してしまうんやない?」
穂乃果「あぁっ!で、デレデレなんてしてない!し、しかも絵里ちゃんはそれぐらいじゃ」
絵里「どうしたの?」
穂乃果「わぁっ!!出た!!!」バタバタ
絵里「え!?な、何!?待ってよ穂乃果!」
希「ふふっ」
絵里「希、おはよ!!先に行くわね!」
希「はいはい」
穂乃果「おはよっ!希ちゃん!」
希「おはよう」
穂乃果「ふふっ」
希「どうしたの?穂乃果ちゃん」
穂乃果「また、いつもみたいに…希ちゃんと話せるなって…」
希「……」ニコッ
穂乃果「……//」
希「あらあら…ウチにデレデレしてたら絵里ち嫉妬してしまうんやない?」
穂乃果「あぁっ!で、デレデレなんてしてない!し、しかも絵里ちゃんはそれぐらいじゃ」
絵里「どうしたの?」
穂乃果「わぁっ!!出た!!!」バタバタ
絵里「え!?な、何!?待ってよ穂乃果!」
希「ふふっ」
絵里「希、おはよ!!先に行くわね!」
希「はいはい」
191: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/(ワッチョイ 5b84-UPOa) 2015/11/09(月) 20:37:54.27 ID:ehf6wVXG0
誰かが幸せになる代わりに…誰かのために、誰かの仲を引き裂いてしまう。
このノートの本質はそんな恐ろしいものであるのなら
拾った本人が穂乃果ちゃんで本当に良かったと思う。
自身が、良い心の持ち主なだけに空回りしてしまったけど
μ'sのために傷ついたのはμ'sで、結果的に良い方向へ向けてくれた。
恵まれた仲間にめぐり合うことができて、恵まれた悩みを持つ穂乃果ちゃんだけができたこと。
だって、まさか純粋無垢で正反対の仲良しの神様がこの世界にいるなんて
悪魔も想像つかなかっただろうから。
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<9・プレゼントサイド>
終わり
このノートの本質はそんな恐ろしいものであるのなら
拾った本人が穂乃果ちゃんで本当に良かったと思う。
自身が、良い心の持ち主なだけに空回りしてしまったけど
μ'sのために傷ついたのはμ'sで、結果的に良い方向へ向けてくれた。
恵まれた仲間にめぐり合うことができて、恵まれた悩みを持つ穂乃果ちゃんだけができたこと。
だって、まさか純粋無垢で正反対の仲良しの神様がこの世界にいるなんて
悪魔も想像つかなかっただろうから。
《このノートに名前を書かれた人は40秒後、一番最初に視界に入った女の子に好意を抱いてしまいます。》
・名前を書いた後、40秒以内に『好意』に関する詳しい状況を書こうとすると秒数が追加され更に続けて書くことができます。
・詳しい状況を書かなければ自動的にその時に一番自然なアクションが起こります
・このノートの効力は時間が経つと失われてしまいます。与えられるのはきっかけでしかありません。
あなたの恋が実りますように
<9・プレゼントサイド>
終わり
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