1: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:40:28.65 ID:noaWZo3m0
にこ「今日はポッキーの日なんですって」

穂乃果「ほえ~」

にこ「そういえば、ポッキーといえば…」

穂乃果「ん?なになに?」

にこ「………"ポッキーゲーム"っていうゲームがあるわよね?」

穂乃果「えっ?!何そのゲームっ!?おもしろそうっ!!」


にこ(よしっ!…くいついて来たわねっ!!)グッ

3: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:41:59.29 ID:noaWZo3m0
にこ(ふっふっふっ…)

にこ(最近、μ'sのみんなの私に対する態度がちょっと雑になってきて…)

にこ(さすがの大天使にこにーといえど…ちょ~~っと思う所があったのよね…)

にこ(まぁ…他のメンバーに比べれば穂乃果なんて微々たるレベルでだけど…)

にこ(にこに対する態度が雑になってるのは事実だと思うのよね…)

にこ(だから…手始めにまずは穂乃果っ!あなたからにこの偉大さを再認識させてみせるわっ!!)

にこ(そうね…予想としては…)

5: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:43:22.30 ID:noaWZo3m0
------
------------
------------------

にこ『…』ポリポリ

穂乃果『…///』ポリポリ

にこ『…』ポリポリ

穂乃果『…/////』ポリポリ

にこ『…』ポリポリ

穂乃果『…だ、だめっ!これ以上は恥ずかしいよっ!!////』パッ

にこ『…』スッ

にこ『ふふんっ…どうやらにこの勝ちのようねっ!!』ドヤッ

穂乃果『うう…///可愛いにこちゃんの顔が近づいてくるんだもん…耐えれるわけないよ~///』カァッ

にこ『まあ~にこが可愛いのは当然のことだし~?』

にこ『まあ…穂乃果も相手が悪かったわね…』

穂乃果『わあ~、さっすがにこちゃん!』

にこ『ふふん!まあねっ!!』

穂乃果『ただでさえ可愛いのに…ポッキーゲームにも負けないかっこよさも持ってるなんてスゴいっ!!』キラキラッ

にこ『まあ?なんてったって、宇宙No.1アイドルにこにーですものっ!!』フフンッ

穂乃果『だよねっ!!なんか改めて尊敬しちゃうよっ!!』

にこ『ふふ~ん、当然ねっ!』

にこ『穂乃果もせいぜい、にこを見習って立派なスクールアイドルになることねっ!』

穂乃果『うんっ!』


------------------
------------
------


にこ(うん!シミュレートも完璧ねっ!!)グッ

穂乃果「にーこーちゃーんっ!」

にこ「っ!?」

6: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:44:02.15 ID:noaWZo3m0
穂乃果「ねえねえ、それでポッキーゲームってどういうゲームなのっ!?」

にこ「ルールは簡単よ?」

穂乃果「それなら教えてほしいなっ!」

にこ「しょ~がないわね~」

にこ「いい?まずはポッキーの両端を2人でかったっぽずつ咥えるの」

穂乃果「ふむふむ…」

にこ「それでお互いに両端から食べていって…」

にこ「先に折っちゃった方が負けよ?」

穂乃果「んっと………それだけ?」

にこ「…っ!」

穂乃果「にこちゃん?」

7: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:45:34.41 ID:noaWZo3m0
にこ(いいことを思いついたわっ!!)

にこ(穂乃果のやつはポッキーゲームのルール自体を知らなかった…)

にこ(つまり…ちょっとくらいは嘘をまぎれこませてもばれないってことよね…)キシシッ

にこ(それに、この勝負…シミュレート通りに、にこが勝つに決まってるし…)

にこ(そうよっ!負けた方がバツゲームっていうことにして…)

にこ(バツゲームの内容は…)

にこ(………"負けた方は、勝った方の言うことをなんでも1つ聞く")

にこ(…よし、これでいきましょう!)キシシッ

にこ(…でも、それを穂乃果に伝える前に…)

8: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:46:50.00 ID:noaWZo3m0
にこ「ん、ゲーム自体の基本ルールはそれだけよ?」

穂乃果「ふ~ん、結構簡単なルールなんだね~」

にこ「そうよ~」

にこ「ためしにやってみる?」

穂乃果「ん~…どうしよっかな~…」

にこ「いちごポッキー…持ってきてるけど…」

穂乃果「っ!!」

穂乃果「やるったらやるっ!!」

にこ「お?やる気満々じゃないの?」

穂乃果「うん!今の穂乃果はポッキーゲームをやる気で満ちてるよっ!!」

にこ「ふふっ…それじゃ、はじめましょうか?」

穂乃果「うんっ!!」


にこ(ふぅ…ここまでは順調ね…)

にこ(そして…穂乃果がポッキーゲームをやると決意した直後のこのタイミングで…)

9: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:48:15.49 ID:noaWZo3m0
にこ「あ、そうそう…大事なルールがもう1つあってね…」

穂乃果「ふぇ?」

にこ「負けたらバツゲームとして…勝った方の言うことをなんでも1つ聞かないといけないのよっ!!」

穂乃果「ええっ!?そうなのっ!?」

にこ「そうよ~」

穂乃果「勝った方の言うことをなんでも1つ…」ゴクリ

にこ「ん?どうしたの、穂乃果?負けるのが怖くてやめたくなっちゃった?」ニヤニヤ

穂乃果「むむむっ!そんなことないよっ!」プンスカ

穂乃果「穂乃果、いちごポッキー好きだし!にこちゃんにだって負けないんだからっ!」

にこ「ふふん、望むところよっ!!」


にこ(よっしっ!これで勝ちはもらったわっ!!)フッフッフッ

10: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:49:05.19 ID:noaWZo3m0
にこ「それじゃあ、はじめましょ?」

穂乃果「うん!」

にこ「ん~…実際にポッキーを咥えちゃってからだと、しゃべりにくくなるから…」

にこ「にこが机をドンッって叩いたら、ゲーム開始にしましょ?」

穂乃果「うん、わかった!」

にこ「それじゃ咥えるわよ?」パクッ

穂乃果「うん!」パクッ

にこ「ひゅんひふぁひひ?」

穂乃果「ふん!」

にこ「ひょへひゃあ…」

穂乃果「…」


  ドンッ

にこ「…」ポリポリ

穂乃果「…」ポリポリ

11: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:49:48.25 ID:noaWZo3m0
にこ「…///」ポリポリ

穂乃果「…♪」ポリポリ


にこ(む…実際にやってみると…意外と顔が近いわね…///)

にこ(それに…意外と穂乃果が余裕そうにしてるのがなんか腹立つわね…)グヌヌ

にこ(よし…ここは勝利を確実にするために…)

にこ(ちょっと…ペースをあげて…一気に距離を詰めて、穂乃果にプレッシャーをかけるわ…)

13: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:50:34.22 ID:noaWZo3m0
にこ「…!」ポリポリポリポリッ

穂乃果「…♪」ポリポリ


にこ(ど、どうよっ!だいぶ近づいたわっ!!)ドヤァ

にこ(結構ギリギリまで進めたつもりだし…もうそろそろ穂乃果も…)チラッ


穂乃果「…♪」ポリポリ


にこ(全然…恥ずかしがって…ない…ですって?…)ガーン

15: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:52:25.75 ID:noaWZo3m0
にこ「………///」ポリポリ

穂乃果「…♪」ポリポリ


にこ(ちょ、ちょっとぉっ!?ななななな、なに考えてるのよっ?!穂乃果のヤツっ!?///)

にこ(いや…落ち着け…落ち着くのよ…矢澤にこ…)

にこ(これは…そ、そう!そうやって焦らそうとする穂乃果の作戦ねっ!!)

にこ(ふぅ…あぶなかったわ…あやうく騙されそうに…)

にこ(そうやってギリギリまで譲らないつもりなんて…穂乃果のくせにやるじゃない…)

にこ(あとちょっとでくちびるがつきそうだけど…)

にこ(ここで怖気ついて負けるわけにはいかないわ…)

にこ(ふっふっふっ…穂乃果にしては頑張った方だとは思うけど…)

にこ(残念ながら、この勝負は私の勝ち…)



チュッ



ほのにこ「「……………ふぇっ!?」」ポロッ




にこ「えっ!?いま…/////」プルプル

穂乃果「へ?………あ、あれ?」


ほのにこ「「…っ!?っ!?/////」」ボフッ

16: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:53:14.33 ID:noaWZo3m0
にこ(ままままま待ってよっ?!)

にこ(いま…穂乃果とその…キスを…////)

にこ(…///)カァッ


にこ「っていうことは…にこのファーストキスは…穂乃果に…///」ボソッ

穂乃果「え、えっと…その…ほ、穂乃果もはじめてだったんだけど…///」カァッ

にこ「っ?!///」

にこ「そ、そう…///」

穂乃果「う、うん…///」


ほのにこ「「…………//////」」

17: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:54:56.28 ID:noaWZo3m0
穂乃果「え、えっと…それでさ?//」

にこ「な、なにっ!?///」

穂乃果「ぽ、ポッキーゲームの勝敗ってどうなったのかなぁ~?…って」

にこ「あ~…」


にこ(う~ん…穂乃果のやつが…さ、最後まで食べるなんて予想外の行動をしてくれたせいで…///)

にこ(な、なんか、とんでもないことになっちゃったけど…///)

にこ(ポッキーゲーム的には…)

にこ(引き分け?になるのかしら?)

にこ(むぅ~…にこのファーストキスが犠牲になって、勝敗結果が引き分けなのはなんか割に合わないわね…)

にこ(くっ…こうなったら…勝つまで続けるしかないわね…)

にこ(それに…1回キスしちゃったんなら、もう2回も3回も変わらないわっ!!)

にこ(っていうよりも…そ、そう!女同士だし!ゲーム内だし!このキスは無効よっ!無効っ!!!)

にこ(…)

にこ(よしっ!これで冷静になれた私の方が有利のハズね…)

18: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:55:38.61 ID:noaWZo3m0
にこ「しょ、勝敗の結果は引き分けよっ!!」

穂乃果「む~…引き分けかぁ~…」

にこ「ちなみに…引き分けの場合は、勝敗が決まるまでゲームを続けないといけないルールよ?」

穂乃果「しょ、勝敗が決まるまで…///」ゴクリ

にこ「ちなみにそれがいやなら辞退してもいいのよ~?」

にこ「まあ、その場合はにこの不戦勝だけどね~♪」フフン

穂乃果「むぅ…やるったらやるっ!!」

にこ「ふふん、かかってきなさいっ!!」

19: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:56:08.05 ID:noaWZo3m0
にこ「それじゃ…2回戦…はじめるわよ?」パクッ

穂乃果「うん!」パクッ

にこ「ひふふぁひょ…」

穂乃果「…」


  ドンッ

にこ「…」ポリポリ

穂乃果「…」ポリポリ

20: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:57:44.73 ID:noaWZo3m0
にこ「…」ポリポリ

穂乃果「…♪」ポリポリ


にこ(んっと…1回戦目は序盤にハイペースで進めてみたけど…失敗したのよね…)


にこ「…」ポリポリ

穂乃果「…♪」ポリポリ


にこ(それなら…2回戦目は…)

にこ(後半にペースをあげてプレッシャーをかける…)

にこ(この作戦で行くわ…) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

21: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 00:59:01.27 ID:noaWZo3m0
にこ「…」ポリポリ

穂乃果「…♪」ポリポリ


にこ(よしっ!半分を超えたわねっ!!)

にこ(いまよっ!!)


にこ「…!」ポリポリポリポリッ

穂乃果「…っ?!」ポリッ


にこ(っ!?はじめて穂乃果が動揺したっ!?)

にこ(作戦成功ねっ!!)ニヤリ

にこ(ふっふっふっ…そうよ…その感じで…折ってしまいなさい…穂乃果…)フフッ

22: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:01:09.20 ID:noaWZo3m0
にこ「…!」ポリポリポリポリッ

穂乃果「…!」ポリポリポリポリッ


にこ(………へ?)

にこ(ペ…ペースを…あげた…ですってっ!?)サーッ

にこ(ちょっ!?ほ、穂乃果のヤツどういうつもりよっ?!)アセアセ

にこ(こ、これって、寸止めするわよねっ!?)タラー

にこ(さすがの穂乃果も1回目の結果を学んでるわよねっ!?ねっ!?)アワアワ

にこ(ま、待ってっ!!このあたりで止めないとっ!!こ、このままじゃっ!!!)

にこ(あ…)


チュッ


にこ(あ~……………)



モゴモゴ

にこ(…ん?)


チュパッ

にこ(っ?!っ!?///)

23: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:02:59.09 ID:noaWZo3m0
にこ(ななななななっ…////)プルプル

にこ(なんで穂乃果のヤツは舌をいれてきたのよっ!?///)

にこ(ふぁ、ファーストキスの件は妥協したけど…こ、ここまでされるのを許した覚えわないわよっ!!///)プルプル

にこ(くっ…///こうなったら、こっちも舌で押し返すしか…)

レロッ

にこ(なっ!?///なんでにこの舌に絡めてくるのよ~~~~///)

にこ(いや…///そんな…///穂乃果の舌が…お、奥の方まで…///)

にこ(うう…///な、なんか…だんだん…へ、変な気分に…////ん…////)ハァハァ



この後、しばらくにこの口の中でのポッキーゲームが続いた

26: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:07:47.18 ID:noaWZo3m0
* * *


穂乃果「…ぷはぁっ//」ツツー

にこ「に、にこぉ…////」ポタッ

穂乃果「こ、今度は1回目と違って、いちごポッキーを落とさずに完食したよっ!!///」フンスッ

にこ「………ふぇ?///」ポー

穂乃果「だ、だから…にこちゃんの口の中に残ってたポッキーまで完食したよっ!」ドヤァ

にこ「…」ポー

にこ「っ?!」ハッ

にこ「え、えっと…だ、だから舌までいれてきたの?//」

穂乃果「ふぇ?そ、そうだよ?」

穂乃果「な、なんかすっごく恥ずかしかったけど…////」モジモジ

にこ「そ、その割には長い間…そ、その…にこの口の中を好き勝手にしてくれたじゃないの…///」ジトー

穂乃果「えっ!?えっと…そ、それは…///」アセアセ

28: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:08:49.76 ID:noaWZo3m0
穂乃果「にこちゃんの口の中がこう…なんか全体的にいちごっぽい味がしたから…つい…///」

にこ「あ~…多分…にこがポッキーゲームをはじめるまえから、いちごポッキー食べてたからかしらね?」

穂乃果「そ、それに…なんだか途中からちょっと気持ちよく…///」ボソッ

にこ「へ?いまなんか言った?」

穂乃果「ふぇっ?!///」

穂乃果「な、何も言ってないよっ?!///」カァッ

にこ「そ、そう?な、ならいいんだけど…」

穂乃果「う、うん…///」

31: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:10:55.77 ID:noaWZo3m0
穂乃果「そ、それよりっ!!」

にこ「なっ、なにっ?!」

穂乃果「に、にこちゃんの口の中に残ってたポッキーまで穂乃果は完食したんだよっ!?」

穂乃果「これは穂乃果の勝ちってことでいいのかなっ!?」ドウナノカナッ

にこ「………ダメよ…」

穂乃果「な、なんでーっ!?」ガーン

にこ「言ったでしょ…先に折った方が負けだって…」

にこ「穂乃果がにこのく…口の中のポッキーまで完食したとしても、折れたわけじゃないもの」

にこ「引き分けよ?」

穂乃果「…」

にこ「ほ、穂乃果?」

穂乃果「…つまり…それはもう一勝負するってことだよね?」ニコッ

にこ「っ?!」ビクゥッ

にこ「そ…そうよっ!!」

穂乃果「…だよね!」キラン

にこ「っ!?っ!?」ゾクッ

32: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:11:36.24 ID:noaWZo3m0
穂乃果「それじゃあ、3回戦目いくよっ!にこちゃんっ!!」

にこ「の、のぞむところよっ!!」

穂乃果「じゃあ…次は穂乃果が始まりの合図するね…」パクッ

にこ「わ、わかったわ…」パクッ

穂乃果「…」

にこ「…」


   ドンッ

穂乃果「…」ポリッ

にこ「…」ポリポリ


にこ(な、なんか穂乃果に変なスイッチはいっちゃったんだけどぉっ!?)ガーン

33: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:13:13.44 ID:noaWZo3m0
穂乃果「…!」ポリポリポリポリッ

にこ「っ?!」ビクゥッ


にこ(ななななな、なんで最初っから全力だしてくるのよーーーーっ!?)アワアワ

にこ(くっ…このままじゃさっきみたいな展開にっ…)ダラダラ

にこ(え?)

にこ(…さっきみたいな…展開?)

にこ(………)

にこ(っ!///)カァッ

にこ(ムリよっ!!ムリムリムリムリムリっ!!///)

にこ(あ、あんな激しいキスを…も、もう1度されるなんて…///)カァッ


穂乃果「…!」ポリポリポリポリッ

にこ「…」プルプル


ポキッ


にこ「あっ………」

穂乃果「っ!!」パァッ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

36: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:14:53.24 ID:noaWZo3m0
穂乃果「やったーっ!穂乃果のかっちーーーーっ!!」イェイッ

にこ「ま…負けたわ…」ガーン

穂乃果「穂乃果が勝ちってことは~…」

穂乃果「にこちゃんが穂乃果の言うことをなんでもひとつ聞いてくれるんだよね?」ニコッ

にこ「く…」

穂乃果「にこちゃん?」

にこ「そ、そうよっ!!にこが負けたんですものっ!!」

にこ「ど、どんな命令でも聞いてあげるわよっ!!」

穂乃果「だいじょ~ぶ、そんなに大変なこと頼まないよ~」

にこ「に、にこぉ…」

37: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:17:35.44 ID:noaWZo3m0
にこ(うう…自分で設定しちゃったルールとはいえ…)

にこ(なんでもひとつ言うことを聞くなんて…)

にこ(いったい…穂乃果に何を言われるんだか…)アワアワ


穂乃果「ということで、にこちゃんっ!」

にこ「は、はひっ!?」ビクッ



穂乃果「今週末、穂乃果とデートしてくださいっ!!」


にこ「そ、そんなことっ!…………へ?」


穂乃果「なんでもひとつ聞いてくれるんだよね?」

にこ「へ?え?で…デート?」

穂乃果「うん!」

38: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:18:29.13 ID:noaWZo3m0
にこ「え?えっ?!な、なんで、にことデートしたいのっ!?」

穂乃果「えっと…説明しなきゃだめ?」

にこ「え、えっと…で、できれば聞かせてくれると…」

穂乃果「…うん、わかった!説明するね!」

にこ「え、ええ…」

39: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:19:25.48 ID:noaWZo3m0
穂乃果「えっとね…」

穂乃果「ポッキーゲームを始める時はね?バツゲームなににしようかな~?って悩んでたんだけど…」

穂乃果「2回目のポッキーゲームでにこちゃんとキスが終わった後にね?」

穂乃果「その…」


穂乃果「もっとにこちゃんとキスしてみたい…って」


にこ「え?」


穂乃果「そう思っちゃったの…///」

にこ「…」

40: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:19:54.87 ID:noaWZo3m0
穂乃果「あはは…おかしいよね…女の子同士なのに…」

にこ「…」

穂乃果「それでね?そもそもなんでキスしたいなんて思ったのかなぁ~って…」

穂乃果「穂乃果なりに考えてみたんだけど…」

穂乃果「少女マンガの主人公の女の子がそういうことを考えるのって…」

穂乃果「その相手に恋してる時だなぁ~って気づいちゃったの…」

にこ「穂乃果…」

41: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:20:40.10 ID:noaWZo3m0
穂乃果「だからね?その気持ちが本当かどうかを確かめたいから…」

穂乃果「にこちゃんとデートしてみたいって思ったから頼んでみたの!」

穂乃果「だから、バツゲームを使ってでも、にこちゃんにデートをお願いしたんだよ?」

穂乃果「なんでも1つ言うことを聞いてくれるってルールなんだから、たとえにこちゃんがイヤでも…」

にこ「に、にこだって…」

穂乃果「ふぇ?」


にこ「べ、べつにイヤってわけじゃないわよ…///」


穂乃果「に、にこちゃんっ!!」パァッ

43: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-32fk) 2015/11/11(水) 01:21:28.83 ID:noaWZo3m0
穂乃果「わーいっ!デート楽しみにしてるねっ!!」モギュー

にこ「なっ!?///」

にこ「あ、あんたの気持ちを確かめるのはデートの時でしょーがっ!!///」

穂乃果「それはそれだよっ!いまはうれしくてにこちゃんを抱きしめたいから抱きしめてるのっ!」モギュー

にこ「そ、そう///」

穂乃果「うんっ!!」ニコッ




にこ(あ、結果だけ見ると…)

にこ(ポッキーゲームで、にこの偉大さを穂乃果に再認識させる!っていう目的は達成…したのかしら?)

にこ(うう…たとえ成功したとしても、この結果は予想外過ぎよ…///)


~Fin.~

73: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:17:54.88 ID:6SC1b4V00
~一方、その頃の生徒会室~

海未「ど、どうしてこんなことになってしまったのです…」


ことり「わ~い♪私が穂乃果ちゃんと1番最初にポッキーゲームができるんだね♪」パァッ

花陽「わ、私がにこちゃんと一番にポッキーゲームをっ!」プルプル


希「だって…"穂乃果ちゃん&にこっちのファーストポッキーゲーム権争奪!5本勝負っ!!"を開催して…」

希「穂乃果ちゃんリーグはことりちゃんが、にこっちリーグは花陽ちゃんが優勝したからやん?」

海未「そ、それはそうですが…」

凛「凛はいろんなゲームをみんなでできたから楽しかったにゃっ!」

海未「り、凛が楽しんでくれたようでなによりです…」

凛「うんっ!!」

74: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:19:10.12 ID:6SC1b4V00
絵里「穂乃果リーグとにこリーグの両方に出たら、両方とも中途半端な順位で終わったわ…」ズーン

真姫「私も絵里と同じよ…」ズーン


えりまき「「それにしても、この結果…」」

------
○穂乃果リーグ結果
1位:ことり
2位:海未
3位:凛
4位:絵里
5位:真姫

○にこリーグ結果
1位:花陽
2位:希
3位:凛
4位:真姫
5位:絵里
------

えりまき「「同じ条件のはずなのに、どっちも3位に入ってる凛が憎いっ!!」」キッ

凛「…っ?!」ビクッ

75: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:20:02.24 ID:6SC1b4V00
凛「り、凛はせっかくだから、全部のゲームを楽しみたいって思ったから、いっしょうけんめいガンバっただけだよっ!?」アセアセ

絵里「そ、それなら…順位は私たちに譲ってくれてもいいんじゃないかしら?」

凛「認められないわぁ~」

絵里「…」

真姫「そ、そうよっ!!楽しめたならそれでいいでしょっ?!だから私たちに順位を…」

凛「オコトワリシマスッ」

真姫「…」


えりまき「「………」」グヌヌヌ

76: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:21:50.88 ID:6SC1b4V00
希「まあまあ…えりちと真姫ちゃんに比べれば、うちらは2番目にポッキーゲームができるんだからいいやん?」

海未「それでは駄目なのですっ!!」クワッ

希「う、海未ちゃん?」

海未「1番最初にポッキーゲームをやれるということはですよ?」

海未「途中で折らなければ、1番最初にくちびる同士のキスができるんですよっ!?」

海未「それがどういう意味か…希はわかってるんですかっ?!」クワッ

希「でも、ことりちゃんも花陽ちゃんも折ってしまえば問題ないやん?」

海未「花陽はともかく、ことりは確実に折らない気がするんです…」

希「あ~…そうかもしれへんね…」

海未「くっ…だからこそ一大事なのです…」

77: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:23:41.47 ID:6SC1b4V00
海未「そもそも…私も希もお互い4回戦目まで、ダントツで首位だったじゃないですかっ?!」

海未「それなのに、なんで…」

希「そこもちゃんとルール通りにやってたやん?」

希「参加者全員が各リーグで2種類ずつ勝負内容を記述した紙を用意する」

希「1回戦ごとに勝負内容を記述した紙をくじ感覚で引いて、出てきた内容でリーグ内で勝負を行う」

希「1人が圧倒的に有利になりそうな勝負内容である場合は、その当事者以外の全員が納得できるようハンデをつけることができる」

希「そのルールで勝負を進めていき、5回戦が終わった時点で一番勝ち点が多いものを優勝者とする」

希「なお5回戦目は逆転可能な要素を含めるため、リーグ内の全員でサイコロを振り、出た目の合計だけ倍にした勝ち点を獲得できる」

希「このルール通りみんなで勝負したはずやよ?」

海未「ええ…確かにそのルールは守られてました…」

希「それなら…」

海未「でもですよっ!」

希「?」

78: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:26:52.06 ID:6SC1b4V00
海未「なんで…」プルプル


海未「なんで5回戦目の勝負内容が…よりにもよって、調理器具の山手線ゲームなんですかっ!?」

希「うん、こっちの5回戦目は利き米対決やったね…」


希「でもルール通り…他のメンバーでハンデを考えて、ハンデ付きで勝負したやん?」

海未「ええ…確かにそのルールも守られてました…」

希「それなら…」


海未「他のメンバーが思いつく程度のハンデで、圧倒的に得意な勝負を引き当てた2人が止められると思ったのですかっ!?」


希「うん、ムリやったね…」


海未「うわあああああああっ!!」

79: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:27:57.12 ID:6SC1b4V00
海未「それに…5回戦の勝ち点25倍ってなんですか…4回戦までの得点はなんだったんですか…」

希「うん…こっちも30倍だったよ…」

海未「なんで、無駄に全員6を出してるんですっ?!」

希「いや…うちに言われても…」

海未「はっ!?そ、そうですよね…すいません…」シュン

希「まあ…海未ちゃんが怒りたい気持ちもわからんでもないけど…」

希「みんなズルなんてしないで、こうなったんやから納得しないとあかんよ?」

海未「はい…そうですよね…すいませんでした…」シュン

希「だから、ええって~」

80: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:28:39.87 ID:6SC1b4V00
ことり「ねえ、みんな!話し込んでないで早く部室行こう?」

花陽「そうです!にこちゃんも穂乃果ちゃんも部室で待ってるはずだし!」

ことり「もちろん、これから私たちとポッキーゲームをやるなんて予想はできてないだろうけどね♪」

花陽「えへへ…2人ともびっくりしちゃいそうだね?」

ことり「うん♪」


海未「そうですね…ここで話し合ってても何もなりませんし…」

希「そうやね~」

希「ほら、凛ちゃ~ん!それに、えりちも真姫ちゃんも行くよ?」


凛「よ~~~しっ!リードはまかせるにゃっ!!」


えりまき「「あっ!逃げたっ!!!」」

81: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:29:26.60 ID:6SC1b4V00
~時は少し戻って、部室~


穂乃果「あ、そうだ!」パッ

にこ(ようやく離してくれたわ…///)

にこ「え、えっと…どうしたのよ?」

穂乃果「ポッキーの日ならさ?もう1回くらいはポッキーゲームしとこうよっ!」

にこ「へ?」

穂乃果「ほっ、ほらっ!せっかくのポッキーの日なんだし、1回だけなんてもったいないと思うよっ!!」

にこ「………だめよ」

穂乃果「えっ?!なんでっ!?」ガーン

にこ「…どうせ、もう1回キスしたいからやりたいとか…そんな理由で言い始めたんでしょ?」

穂乃果「え゛っ?!ち、チガウヨ?」ダラダラ

にこ「………」ジトー

穂乃果「うう…そうです…もう1回にこちゃんとキスしてみたくて言い出しました…」シュン

82: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:30:35.79 ID:6SC1b4V00
にこ「はあ…まったく…そんなことだろうと思ったわよ…//」

穂乃果「うう…ごめんなさい…」シュン

にこ「…別に…そんなに悲しそうにあやまらなくてもいいわよ…」

穂乃果「あはは…そうだよね…ダメだよね…やっぱり、女の子同士だし…」

にこ「あ~…ごほんっ!!」

穂乃果「っ?!」

にこ「その…キスしたいなら…///」

穂乃果「ふぇ?」


にこ「き、キスしたいんだったら…ポッキーゲームに頼らずに素直に言いなさいっての…///」


穂乃果「!」


にこ「穂乃果が自分の気持ちを確かめたいって本気で思ってるのなら、そ、その…///」

にこ「に、にこだって…その…で、できる限り協力してあげるわよ…///」カァッ


穂乃果「えっと…///い、いまなんて?」

83: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:31:24.22 ID:6SC1b4V00
にこ「こ、こんな恥ずかしいこと…もう1度なんて言えないわよっ!!////」カァッ

にこ「さ、さっきのはにこの独り言っ!!」

にこ「聴こえなかったのなら、別に何も…」

穂乃果「っ!」パァッ

穂乃果「え、えっと…///そ、その…///」

穂乃果「…」スー

穂乃果「…」ハー

穂乃果(よしっ…)グッ


穂乃果「に、にこちゃん!ほ、穂乃果ともう1回キスしてください!」


にこ「………い、言っておくけど…」

穂乃果「え?」

にこ「ほ、穂乃果が気持ちを確かめたいっていうから手伝うだけだからねっ?//」

にこ「べ、別ににこが穂乃果とキスしたいわけじゃないからねっ!?///」

にこ「そ、それさえわかってるなら…その…今回だけ特別に許可してあげるわ…/////」


穂乃果「う、うん…うんっ!!」パァッ

84: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:31:58.12 ID:6SC1b4V00
穂乃果「そ、それじゃあ…い、いきます…」

にこ「…そのわりにはポッキーゲームをやった時と姿勢が変わってない気がするんだけど?」

穂乃果「ふぇっ?!」

穂乃果「え、え~っと…」


ギュッ


穂乃果「こ、これでいい?///」

ギュッ

にこ「わ、私だって詳しく知らないわよっ!!///」

にこ「で、でもまあ…いいとは思うわ…///」

穂乃果「う、うん…///」

85: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:32:31.97 ID:6SC1b4V00
穂乃果「え、え~っと…目をつぶった方がいいのかな?」

にこ「ん、そうね…」ツムリ

穂乃果「う、うん」ツムリ

にこ「あっ!ま、待って穂乃果っ!?」パチリ

穂乃果「ふぇ?///」パチリ

にこ「あんたが目を瞑ってからキスするとなんか変なとこにキスしそうだから、ちょっと近寄りつつ目を閉じた方がいいと思ったんだけど…」

穂乃果「に、にこちゃんの評価がヒドイっ?!」ガーン

にこ「わ、悪かったわね!///ほ、穂乃果がそのままでも大丈夫ならそのままやってもいいわよ…」

穂乃果「う~…で、でも…言われてみるとにこちゃんの言うとおりな気がするから、そうする…」

にこ「ん…//」

86: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:32:56.58 ID:6SC1b4V00
穂乃果「そ、それじゃあ…改めて…」ゴクリ

にこ「うん…///」メツムリ

穂乃果「…」ス-

穂乃果「…」メツムリ


にこ「んっ…」

穂乃果「ん…」


チュッ


にこ「…///」

穂乃果「…/////」

87: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:33:29.91 ID:6SC1b4V00
ガチャッ


ことり「穂乃果ちゃーん、ポッキーの日だしことりと一緒にポッキーゲームしよ♪」

花陽「に、にこちゃんっ!!わ、私と一緒にポッキーゲームをっ!」



穂乃果「…//」

チュッ

にこ「…///」



ことぱな「「……」」ポカーン

88: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:34:13.67 ID:6SC1b4V00
海未「ことり?どうしたのです?」チラッ

希「にこっちと穂乃果ちゃんどうしたん?」チラッ

凛「ん?どうしたの?」チラッ


うみのぞりん「「「………」」」ポカーン


絵里「なんでみんな部室に入らないの?」チラッ

真姫「ちょっとっ?!そんなところで固まれると私たちが入れないじゃない…」チラッ


えりまき「「……」」ポカーン



希「っ?!」

希「あ、あかん…」

ガチャッ

89: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:34:59.75 ID:6SC1b4V00
にこ「…ぷはっ///」

穂乃果「…ふぅ///」


にこ「…目を瞑ってたし、集中してたから気のせいかもしれないけど…」

にこ「さっき…部室のドア開かなかった?」

穂乃果「ふぇ?」クルッ

穂乃果「開いてないみたいだよ?」

にこ「そう?それならいんだけど…」

90: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:35:37.07 ID:6SC1b4V00
穂乃果「そ、それよりにこちゃん!///」

にこ「へ?なに?穂乃果?」

穂乃果「その…穂乃果とのキス…集中してくれたんだね…////」

にこ「なっ…/////」カァッ

にこ「ほ、穂乃果が自分の気持ちを確かめたいって言ったんでしょーがっ!!///」

にこ「そ、それなら…私だって真剣に答えてあげないと失礼というかなんというか…///」ゴニョゴニョ

穂乃果「にこちゃん…///」キュン

91: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:36:03.56 ID:6SC1b4V00
穂乃果「に、にこちゃんっ!!」

にこ「は、はいぃっ!?」ビクゥ


穂乃果「にこちゃんのおかげで今週末のデートで、私の気持ちがハッキリしそうだよっ!!」


にこ「へ?そ、そうなのっ!?」


穂乃果「うん!」

穂乃果「だから、にこちゃん!」

にこ「ふぇ?」

穂乃果「デート…すっごい楽しみにしてるからっ!!!」ウィンク

にこ「え、ええ…///」

92: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:37:09.82 ID:6SC1b4V00
~一方、その頃の生徒会室~

海未「ど、どうしてこんなことになってしまったのです………」ズーン


ことり「ほ、穂乃果ちゃんが…にこちゃんとキスを…////」

花陽「に、にこちゃんと穂乃果ちゃんが…キスを…////」


希「た、たぶん…穂乃果ちゃんとにこっちでポッキーゲームをやってたんじゃないかなっ!?」

希「ほ、ほらっ!たまたま両方折れずにハプニングでああなっちゃってたとか?」

海未「そ、そうだといいのですが…」

凛「…///」ポケー

海未「り、凛?」

凛「う、うんっ!!凛はラーメンが好きだよっ!?///」

海未「り、凛…凛には刺激が強すぎましたか…」

93: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:39:14.81 ID:6SC1b4V00
絵里「それにしても…」

絵里「穂乃果とにこのアレ…ポッキーゲームの結果だったのかしら?」

真姫「やったことがないからわからないわね…」

絵里「…じゃあ、やってみる?」

真姫「…そうね」


ことぱなのぞうみりん「「「「「っ!?」」」」」


絵里「それじゃあ…」パクッ

真姫「ええ…」パクッ

絵里「ひゅんひはひひ?」

真姫「ふぇふぇ…」


ことぱなのぞうみりん「「「「「っ!?っ!?」」」」」


絵里「…」ポリポリ

真姫「…」ポリポリ

94: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:39:49.65 ID:6SC1b4V00
ことぱな「「え、え~っと////」」

ことぱな「「…////」」

ことり「え、絵里ちゃんと真姫ちゃんでポッキーゲームはじめちゃったね…///」

花陽「う、うん…///」

ことり「でも…やってみないとわからないっていうのは一理あるかも?」

花陽「そ、それはそうかもしれないけど~…」


ことり「だから、花陽ちゃんっ!!」

花陽「は、はいっ!?」ビクッ


ことり「そ、その…わ、私たちもやってみる?」

花陽「ふぇっ!?///」


のぞうみりん「「「「「っ!?」」」」」

95: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:40:46.16 ID:6SC1b4V00
ことり「…ど、どう?///」

花陽「え、えっと…その…///」

ことり「…///」ジー

花陽「わ、わたしなんかでいいなら…///」

ことり「花陽ちゃんっ!」パァッ


のぞうみりん「「「っ!?」」」


ことり「それじゃ、やってみよ♪」パクッ

花陽「う、うん…///」パクッ

ことり「ひふひょ?///」

花陽「ふぁ、ふぁひ///」


ことり「…///」ポリポリ

花陽「…///」ポリポリ

96: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:41:44.08 ID:6SC1b4V00
のぞうみりん「「「………」」」


海未(ど、どうしてこんな展開にっ!?)

希(あかん…こんな展開になるなんて完全に予想外や…)


海未(しかも…いまのこの空気だと…)

希(うちらもポッキーゲームをやらないと気まずい空気に…)


海未(と、とりあえず残りのメンバーは…)チラッ

希(うん…ちょっと状況を整理してみよか…)チラッ


のぞうみりん「「「っ!」」」


海未(リリホワメンバーしか残ってないじゃないですかっ!?)ガーン

希(綺麗にリリホワメンバーのみ残ってるやんっ!!)ガーン


凛(なんで、海未ちゃんも希ちゃんも…同時に凛の方に目をあわせたんだろう?)ハテ

97: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:43:34.99 ID:6SC1b4V00
海未(お、落ち着くのです…園田海未…)

海未(私はただ…穂乃果とポッキーゲームがしたかっただけだったのに…)

海未(他のメンバーとポッキーゲームだなんて…そんなの無理ですっ!!///)

海未(し、しかし…このままの流れだと…)

海未(くっ…いったいどうすれば…)


希(うん…お、落ち着くんや…うち…)

希(もともとにこっちとポッキーゲーム争奪戦に参加したのも…)

希(にこっちと穂乃果ちゃん2人の意思に関係なく、その…キ、キスしちゃうなんて…///)

希(そんな事態にならないように監視とか妨害目的で参加しただけやし…)

希(だから、ポッキーゲームをやりたいわけじゃないんやけどなあ…)

希(…)

希(でも…このままの流れやと…)

希(海未ちゃんか凛ちゃんとポッキーゲームをやるハメに…)

希(………)


凛(…)

凛(…なんかみんな静かになっちゃったにゃ…)

凛(今日は部活中止なのかな?)

98: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:44:29.30 ID:6SC1b4V00
海未(か、仮にですよ?)

希(なんとか打開策を考えへんと…)


海未(このメンバーでポッキーゲームをはじめて、この場の空気にあわせるようにした場合…)

希(この空気の流れにゆだねちゃうとすると…残りのメンバーもポッキーゲームをはじめるという方法…)


海未(でも…そうすると…)

希(その方法は、確かにラクかもしれへん…でも…)



のぞうみ((リリホワメンバー2人でポッキーゲームをはじめたとしても、1人余ってしまいます(うやん)っ!!))

99: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ (ワッチョイ b0e0-/h7O) 2015/11/16(月) 00:46:09.21 ID:6SC1b4V00
海未(くっ…この状況…どうすれば最善なのかが全く見当がつきません…)

希(あかん…この状況…いったい、どうすれば…)


のぞうみりん「「「………」」」


凛(あ、このまま今日の部活が中止になるんだったら、あそこのラーメン屋にいってみようかなっ!?)



その後、結局リリホワメンバーはどういう行動に出たかという結末…
ならびに、ポッキーゲームを始めたメンバーの勝敗はどうなったかという結末…

これらについては、当事者であるメンバー以外に口外されることはなかったという…




終われ

引用元: にこ「今日ってなんの日だか知ってる?」 穂乃果「ふぇ?」